2018年4月9日 21:30
好みじゃないけど、将来有望な男性に交際を申し込まれたら? #31
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、お嬢様育ちで商社勤務のアラサー女子。最近、自分に釣り合う優良物件男性との出会いがあったけれど、タイプではないとのこと。交際するべきか否か、佑雪さんのお答えは?
文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
【クラブ佑雪】vol. 31
「好みじゃないけど、将来有望な男性に交際を申し込まれたら?」
下から有名私立で裕福な環境で育ち、今は総合商社にいて、人生ずっと給料のいい男性に囲まれてきました。貧乏がいやというより、貧乏という想像すらできない状態に落ちることへの不安から、同じような環境で育った男性を求めてしまいます。社内には条件に合うひとがそれなりにいますが、社内はためらわれ、でも、そろそろ結婚を見据えていきたいと思っていた矢先、あまり好みではないながらも条件がぴったりの弁護士との出会いがあり、2回目の食事をした後に交際を申し込まれました。正直、食事中の会話もそんなに楽しくないですし、異性としての魅力も感じません。
ただ、礼儀正しく、一緒にいるところを友だちに見られてもいいという顔や身なりではありますし、勤めている弁護士事務所もトップクラスのところですし、ふとした会話の流れからお父さまがNYとパリに別邸をもっているということもわかりました。