社内不倫で一気にのし上がりました…憂さ晴らしで部下に八つ当たりする32歳女性が辿った「哀しすぎる結末」【前編】
それに苛立った私は『デザインのセンスがないわね』『あなたこの仕事辞めた方がいいんじゃない?』と彼女を目の敵にすることに。彩花さんにわざと冷たく当たることで、ストレスを解消していました」
職場でイライラしたことがきっかけで、若菜さんは不倫に走ってしまったのでしょうか?
「いえ、私が不倫を始めたのはだいぶ前の話です。でも、今回のことで不満が蓄積されて、鬱憤晴らしで社長である拓真さんとの不倫にのめり込んでいったと言えますね。
入社したての頃、彼に『俺とカラダの関係を持たないか? その分出世は約束する』と誘われて…当時から結婚願望もなかったし、仕事のできる女性になりたかった私はその言葉を受け入れることに。社内不倫のおかげで今の私の立場があるというわけです」
若菜さんの不倫は長年誰にもバレなかったと言います。
「社長と毎週末高級ホテルに泊っていました。周りに不倫が知られぬようホテル内のレストランで食事をしたり、バーでお酒を飲んだり…。
その後、夜になればベッドでカラダを重ねることに。
拓真さんが妻子持ちだとは知っていたものの、二人の間で彼の家庭の話はほとんどしていなくて。
私も『今が良ければいい』と考えていたので、彼の家族にあまり興味がわかず。