「友人がいない自分が駄目な人間に思えて苦しい」雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第26回
返答をしなければならない疑問形は、知らない人とやりとりをしたくない人にとっては負担になるので、例えばドラマの話題なら「初めまして!◯◯さんの話題なので思わず話しかけてしまいました。こういう役らしいですね。私も◯◯さん好きなのですごく楽しみです!」程度の軽さがいいのではないかと思われます。
基本的に、SNSで知らない人から話しかけられても、それは道端で知らない人から話しかけられるようなもの。無視されても「自分が悪い」んじゃなくて、「知らない人とは話したくない」人のほうが多数であると心に刻んでください。SNSに時間を割かないようにしている人も大勢いますから、そういう人にとって、会話は負担なのです。
でも、SNSで自分が好きなものについて発信していると、思わぬところでつながりができたり、普段の生活では知り合わないであろう友達と知り合えることもあります。あまり考えすぎず、人間関係の練習、友達を作る教習所に行くような感覚で、ツイッターを使ってみてください。
友達や、承認欲求の問題は、長い時間をかけて向き合っていかなくてはならないことが多いです。これらのことを考えるとき、自分につらくあたることが「向き合う」