実は10年以上、離婚件数が減り続けてるって知ってた?増えてる説のウソを暴こう
などと書かれている。
いやいや、1970年代って…
もうすぐ2020年代に入るというのに…
■熟年離婚も減っている
他にも調べてみた。
思いついたところで熟年離婚。
家庭を顧みず、仕事人間だった夫が定年退職を機に妻から突然別れを告げられる…そういうの増えてそうじゃない?
…と思ったが、こちらも別に増えていない。
全体の離婚件数と同じく、ここ14年で減少している。
2002年45,536組が2016年には37,604組だそう。
というか、熟年離婚って結婚して20年以上経つ夫婦のことを言うらしい。
つまり、20歳で結婚して40歳で別れても熟年離婚。
そこからして、オレが思ってたのと違うのだけど…。
■3組に1組離婚しているかわからない
もう一つよく言われる、3組に1組離婚するという話だが、これについてはわからない。この数字は1年間の婚姻数を離婚数で割ったものだ。
1年間で3万組結婚して1万組離婚したから、3組に1組離婚していると。
よく考えたらおかしい。
仮に結婚適齢期の人が10万人、既婚者が100万人いたら、婚姻数が1万組に対して、離婚数は10万組となったりして、結婚した1組に10組は離婚するというわけのわからないことになる。