6/29「星の王子さまの日」に“愛”を考える!なぜ人は好きなのに傷つけ合うの?
どうしようもなく傷つけ合ってしまうのに、お互いを求めずにはいられなかったようで…。
彼が最後に送った手紙にはこう記されています。
「無事に戦争から生還できたら、『星の王子さま』の続編を書こう。タイトルは『星の王女さま』。君はもう、トゲのあるバラではないだろう。いつも星の王子さまを待つ、夢の王女さまとなるだろう」(岩波書店『サン=テグジュペリ伝説の愛』より)
けれども、この約束は果たされることはありませんでした。
■好きなのに傷つけ合うのはなぜ?
サン=テグジュペリとコンスエロもそうですが、どうして私たちは愛する人を傷つけてしまうのでしょうか…?似たような経験がある、という女性たちに聞いてみました。
「何をされたら相手が一番悲しむかを知ってるので、イラつくことがあると、ついそれをやっちゃうんです」(29歳/営業)
「遠慮なく本音をぶつけても、許される気がして…」(27歳/会社員)
「この人なら受けとめてくれるって甘えがあるので。
だからこそ、感情の抑制が効かなくなります」(30歳/美容関係)
少々のことではこの関係は破綻しない、と安心している。彼は自分のすべてを受け入れてくれるはず…。