突然の破局は「大厄」のせい?結局「厄年」って何?恋愛トラブルの実例も
冒頭で書いたように、女性の大厄は33歳(数え年)ですが、これは簡単に書くと語呂合わせです。
「33」……つまり散々、惨々などのマイナスなイメージをアテて大厄と定義しているわけですね。ということは、そもそもたいした根拠もない数字ということになります。
実際そうかもしれません。厄年に不幸に見舞われた人たちの統計データなど、存在していないわけですから。今の時代は、そういったこともあって、まともに取り合う人がかなり少なくなったのも事実です。
ただ、大厄の年に厄払いをしなかった女性が、それなりの凶事に見舞われたというケースは、筆者もいくつか知っています。
■数えで33歳の女性の身に起きた不幸
このコラムを書くにあたって、個人的に大厄を迎えても厄払いをしなかった33歳以上の女性にリサーチしました。
その結果、聞くことができたエピソードをいくつか紹介します。
「一念発起してFX投資を始めたら、短期間でこれまでの貯蓄がほぼ消えた。マイナスになる前に手を引けたのが何よりの収穫だった」
「特に理由もなく、本当に自然消滅したという他ないほどの自然な流れで彼氏と別れた。これまで、ほとんど喧嘩したこともなかったのに」