彼の行動から嘘を見破る方法!足先をパタパタする、アレをなめる…
【第2段階】マイクロジェスチャー
こちらは、ほんの一瞬だけ現れる身体のしぐさで「微表現」とも言われています。思考をつかさどる「大脳新皮質」によって嘘をついても、感情をつかさどる「大脳辺縁系」が正直な反応をしてしまうのです。
ドラマには、崎田博史(佐伯大地さん)が質問に対して首を横に振って否定するけれど、一瞬だけわずかにうなずくシーンがありました。「大脳辺縁系」によって無意識に正直な反応をしたのです。楯岡はそれを逃さず、嘘を言っていると見破ります。
【第3段階】なだめ行動
人は嘘をつく緊張感や不安を紛らわそうとして、自分の気持ちを「なだめる行為」を無意識に行います。崎田の場合は「唇をなめる」でした。
このような「なだめ行動」は無意識がゆえに、自然とパターン化されます。
ですが、それがたまたま発生したものなのか、特定の心理関係なく発生する個人のクセなのか、見極めが必要です。
マイクロジェスチャーは、専門の教育を受けた人でないと、とても見極められません。けれど、ノンバーバルコミュニケーションの知識があれば、素人でもある程度相手の心理状態に迫ることはできます。
今回は、嘘をつくときや後ろめたいものを抱えているとき、人はどんな行動をするのか、について解説しましょう。