ナウシカは風の時代を象徴していた?鏡リュウジらが「グレートコンジャンクション」を語る
地のサインから風のサインに移る特別なタイミングだったんですね。
他にもクリスマスツリーの一番上にある「ベツレヘムの星」は木星と土星が重なり合っていた姿だった説、17世紀の占星術家ウィリアム・リリーが予言していた“風の時代”の様相など、マニアックな話題も!
◎ナウシカは風の時代を象徴していた?
今回のグレートコンジャンクションを読み解くにあたり、SUGARさんはまず、1980年代初頭に起きたグレートコンジャンクションについて語りました。
占星術的には200年ごとに起こるミューテーションですが、1980年のグレートコンジャンクションは、天秤座(風のサイン)で起こったそう。つまり、私たちは既に“プレ”風の時代を経験していると言います(当時生まれていない人も、ご両親世代の体験から影響を受けているはず)。
そのとき、何が起きていたのでしょうか。SUGARさんが持ち出したのは、当時公開された映画『風の谷のナウシカ』です。40年経っても色あせないこの作品には、実は、今始まったばかりの風の時代のモチーフがたくさんちりばめられているとのこと。
風を切り裂いて進むのではなく、メーヴェ(ナウシカの飛行機)