2015年10月11日 11:45
クレオパトラは鉛で避妊…!? 女性を守るあのアイテムの歴史【恋占ニュース】
手術や服薬などで体に負担をかけない面とコンビニでも買える手軽さ、性病の予防にもなることが、高支持率の要因だと思われます。
コンドームの歴史は意外と浅く、1565年にイタリアの解剖学者ファロピウスが性病予防の目的でリネンでできた鞘を使用した、との記録が残っています。
以降はヨーロッパを中心に、牛や羊などの腸膜を使ったものが主流に。なんかウィンナーみたい…。っていうのはちょっと露骨すぎでしょうか。
日本では、江戸時代に魚の浮袋を使ったコンドームのようなものがあったとか。効果は不明だし、使用感もなんだか心配…。
現在のようなゴム製のものの原型ができたのは1800年代後半で、明治時代には日本製が登場します。
はじめは遊興目的だったそうですが、その後、改良が重ねられました。
避妊目的として実際に広く使われるようになったのは、第二次世界大戦後の爆発的な人口増加を受けてのことなんですって。
≪コンドームいろいろ≫
コンドームの素材と言えばゴム(ラテックス)が一般的ですが、ここ十数年はゴム以外の素材を使ったものも次々に発売されています。ポリウレタンやイソプレンラバーなどで作られたコンドームは、その使用感の良さとゴムアレルギーの人も安心して使えることから良く売れているのだとか。