弱った彼への対処で恋のライバルに勝つ方法〜『アオハライド』〔伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第15回〕【恋占ニュース】
心理カウンセリングでは、「相手への共感」がまずは心を開かせ、距離を縮めることにつながると考えるのだけど、双葉のライバルである唯(高畑充希)は、洸と同じような境遇で、一緒に悲しみを背負ってる、というある意味最強の相手!
でも大丈夫!「共感」と言っても、彼の「悲しい気持ち」に同調してばかりいては、いつまでも感傷に浸ってしまい、新しい一歩を踏み出すことの妨げに!
これでは彼も、その女性と付き合っても恋愛が楽しいものとは想像できないはず。
恋愛に大切なのは、あくまでも「この人と一緒に居たら心地いいかも」という感情。
だからこそ、楽しい気持ちを共有するのが大事なんです。
双葉のように、いつも彼ににこにこ接して「笑顔の印象づけ」を。
悲しい気持ちの彼に共鳴し過ぎたり、無理に悩みを聞き出したり、大袈裟に励ますのもダメ!
あくまでも、彼が話したい時に聞き、「うん、うん」と“適度な相づち”を打って最後に「大変だったんだね」と、彼の気持ちを“認める”言葉を。そして、彼を気分転換ができそうなところへ誘ったり、美味しいものを食べに行こう!と提案したり。
立場が反対でも同じ。彼に「共感」され、「俺が居なきゃダメだ」