2017年3月25日 10:15
「彼を変えるために自分を変える」は不正解?アドラー心理学に学ぶ、信頼関係を築くコツ
ことはできないと説いているんです。
自分を変えるのは、あくまで自分のためでしかない。つまり、自分が必要だと思えないと自分を変えることなどできないのです。
■自分のために自分を変える
頼りないと感じる要素があるのに、それをなかったことにして関係を続けるのは自分に「嘘」をつくことになります。
このような「嘘」をつき続けることは「前進」ではありません。
でも、もし頼りないと感じる自分の「人を見る目」が非常に狭いものだったら?
「人を見る目」を豊かにすることで、自分が考えていた「頼りがい」の認識そのものを変えることができたら、それは「前進」といえるでしょう。
デートのとき、いつもなんだかんだ頼りない彼。
だけど、職場では率先してバリバリ働く責任感あふれる大人かもしれない。
自分が見えている「相手」は、氷山の一角にすぎないのです。
彼には、あなたの知らない「引き出し」があるはず。
その引き出しのどこかに「頼れる大人の一面」を見つけることができるかもしれません。
この人は、確かに頼りないところがある。
でも○○なときには、きちんと引っ張ってくれる人。
そんな風にあなたの認識が変わることで、相手を受け入れやすくなるでしょう。