大人かわいい人って、どんな環境にあっても、もともとのかわいさを失ってない人なんじゃないかしら。信念みたいなもんかしらねぇ」
なるほど、信念ですか!かわいい、という言葉に踊らされて、本質的なところを忘れるところでした。
「自分を理解することも大切よ。まず、好きなものと似合うものは違うの。セルフイメージと、周囲に求められる自分のすりあわせができてないと。たまにいるでしょう、中身と外見がちぐはぐな人。あれはその典型ね」
確かに!前出の男性陣が言う「似合っていればいい」の答えはコレかもしれません!
ママが最後におっしゃった言葉が、心に突き刺さります。
「やっぱり、恋をしなきゃだめよ。
女が『かわいい女』でい続けるためにはね。数で勝負ってわけじゃないけど、恋愛を通じて人の心に触れる経験をたくさんするといいんじゃない?女としても人としても、涙の分だけ学ぶべきことがあるのよ」
女が『かわいい女』でい続けるために…か。日々の雑事に忙殺されて、うっかり忘れかけていたことでした。
そして、安易に「大人かわいい」って言葉を使ってましたが、年齢を重ねながらかわいさを維持していくのは、本当は結構ハードルの高いことなんじゃ…と思えてきました。