満開の桜は香りがしないのはなぜ?お花見で風流を楽しんで【恋占ニュース】
その作用は、解熱や解毒、抗菌など。塩漬けにした桜の花を湯呑に入れて、熱湯を注いだ「桜茶」は、婚礼などのおめでたい席でよく出される飲み物ですが、二日酔いや頭痛にもよいとされています。ほのかな塩味と桜の風味が楽しめて、和菓子との相性もなかなか。春のおもてなしティーとしてお客様にだすのもオススメ。湯呑の中でふんわりと開いた桜を眺めるのも、お花見とは違う趣です。
桜の花が開くのは、年に一度しかありません。その貴重なひとときが今年もめぐってきています。花を愛で、ときに香りを味わって。
美しく贅沢な時間を楽しみましょう。
景山えりか(かげやまえりか)暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰
旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。
著書:『自然とつながる暮らしかた空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。
ウェブサイト:http://www.cosmic-life.net
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