恋愛情報『満開の桜は香りがしないのはなぜ?お花見で風流を楽しんで【恋占ニュース】』

2015年3月26日 10:15

満開の桜は香りがしないのはなぜ?お花見で風流を楽しんで【恋占ニュース】

満開の桜は香りがしないのはなぜ?お花見で風流を楽しんで【恋占ニュース】
暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
平安より行われてきたお花見で風流を楽しむ
冬に比べると、夕暮れが遅くなってきたのを感じる今日この頃。日中の陽射しはおだやかで心地よく、日は長くなり、いよいよ春本番!春といえば桜、そしてお花見ですよね。

桜は春を象徴する花として、古くから日本人に愛されてきたイメージがあります。ところが現存する日本最古の歌集『万葉集』では、梅は110首歌われていますが、対して桜は43首。梅のほうが人気だったのです。

それが、奈良時代から平安時代にかけて、花の主役は梅から桜へとうつっていきます。平安遷都の頃、都大路には桜と柳が交互に植えられ、春になると桜の花が平安の都を彩ったのです。
平安貴族の間では、桜花を愛でながら歌を詠む花見の宴が催され、のちの武家社会にも受け継がれていきました。一方、農村では春の農作業がはじまる前に、田の神様を迎える花見があり、ご馳走を食べたりお酒を飲んだりして過ごしました。また、桜の花の咲き具合で農作物の出来を占ったといわれています。

関連記事
新着まとめ
もっと見る
記事配信社一覧 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.