2017年8月28日 12:00|ウーマンエキサイト

独身でも幸せ。「結婚や子供が幸せ」という発想を押し付けないで!

「結婚と子供が幸せって発想、押し付けないで」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

トピ主さんは、10人以上とデート経験はあるものの、交際経験はゼロだという30歳代の女性。周囲の既婚者や子供がいる人たちが、「求めてもないアドバイス」や「あたかも自分たちの方がレベルが上だというような話」をしてくることに不快感を覚えており、その対処法について尋ねています。

目次

・どうしたらストレスを溜めなくて済む?
・結婚や子育てで、人は「レベルアップ」するの?
・「今の私はこう」という柔らかなスタンスでもいい

独身でも幸せ。「結婚や子供が幸せ」という発想を押し付けないで!

© lev dolgachov - Fotolia.com


どうしたらストレスを溜めなくて済む?

(1)一度だけ、きっぱり意思表示をしてみる

「したい事をして気の合う人とその場限りの楽しい時間を過ごし、気楽に生活しています」「何の不自由も孤独感もなく幸せで、こっちのスタイルの方が向いていると思う」というトピ主さん。不快なアドバイスをしてくる人に対し、「お付き合いを選択しない私に、そんなアドバイスは意味がわかりません」と怒りを示しています。

そうであれば、一度だけでいいので、その気持ちをはっきり伝えてみるのもひとつ。言い方は和らげるにしろ、「申し訳ないけど、そういうアドバイスは私には必要ない、聞きたくないんだ」という意思を伝えれば、次回以降は言ってこなくなる確率が高くなると思います。

他人の発言をコントロールすることは不可能。
それでも、相手の言いたいことが自分の聞きたくないことであった場合、その事実を伝えて、不快な時間を減らす努力はできます。ビシっと言うのは抵抗があるかもしれませんが、後から長くしんどい気持ちを溜め込むくらいなら、思いきって言ってしまったほうが結果的にストレスを減らせ、関係を良好に保てることもあるでしょう。

(2)「別の話題」を積極的に投げていく

多様な生き方が増えてきた今の時代にしても、「恋愛や結婚などは、多くの人に共通して話せそうなテーマだから、つい話題にしてしまう」という人は意外に多いのではと思います。仕事の話は業界や環境が違えばわからないことも多いですし、趣味の話も、そうそうぴったりと合う人はいない。トピ主さんの周囲の方も、適当な話題を見つけられないために、つい恋愛や結婚のことを話題にしてしまうのかもしれません。

でも、もしそうであれば、「別の話題」があれば済むことです。聞きたくないアドバイスをされた時は、「そういう考え方もあるんだね〜」とさっと受け流し、「ところで、○○のことなんだけど」とこちらから別の話題を提供していく。恋愛や結婚の話題に興味がない、ということを“態度で”伝えていきましょう。


(3)「話題が見つからない相手」とは距離をとる

「別の話題ができない」「話題を探すのも苦痛」というような相手ならば、いっそできる限りの距離をとって接するのも一案です。相手が上司など気を遣う相手であっても、「プライベートのことなのだから、ストレスを抱えてまで真面目に聞く必要はない!」と心の耳栓はふさいでおきましょう。

結婚や子育てで、人は「レベルアップ」するの?

「お付き合いする、結婚する、子供を育てるっていうのは、人間としての精神レベルか何かのステップアップになるのですか?」と投げかけつつ、不快感を示しているトピ主さん。そういうときは、「この人は、結婚や子育てを体験しての“自分の感想”を言っているのだな〜」と自分と切り離して受け取るのがベストです。「へぇ、そうなんだね」を口癖にしてみましょう。

結婚や子育てによって、自分が成長した、人としてレベルアップした……と感じる人は、確かに少なくないようです。でも、成長やレベルアップの機会が世の中にそれだけしかないわけではありませんし、同じ経験をしても、学び取るものは千差万別。

何を言われても、「私は自分の人生経験のなかで成長していこう」と思っておけばいい。
「結婚や子育てをしなければ成長できない」なんて意見を押し付けてくる人がいたら、反論してもよし、無視しても聞き流してもよし、自分とは理解しあえない相手だと諦観(ていかん)してしまってもいいと思います。

「今の私はこう」という柔らかなスタンスでもいい

「私は人と親密な関係性が築けず、恋愛とか結婚とか向かないっぽいですよね?」と問いかけているトピ主さん。「向かない」と決めてしまった方が迷いが減って楽な側面はあるかもしれませんが、「これから先ずっとそうなのだ」と決めつけて自分を縛る必要もないのですね。「今の私には、とりあえず恋愛や結婚が必要ない」くらいの柔軟なスタンスでいるのもひとつです。

それを誰かに主張する必要もありません。でも、心の中では「今はこうだけど、そのうち誰かと生きてみたいという気持ちが芽生えてくるかもしれないしね」くらいの気持ちでいれば、立場や価値観が違う人に対しても、必要以上に鎧(よろい)を着なくて済み、自分がラクにいられることでしょう。

強い意見を押し付けてくる人には、同じくらい強い態度ではね返すのもひとつですし、「のれんに腕押し」なんて諺(ことわざ)にもあるように、こちら側が取り合わない姿勢でいれば、相手も張り合いがなくなり、そのうち意見の主張をやめてくるでしょう。

自分の生き方にしっかり自信を持っているトピ主さんですから、きっと上手に対処していけると思います。
負けずにいきましょう!
(外山ゆひら)

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