「結婚の迷い」について知りたいことや今話題の「結婚の迷い」についての記事をチェック! (1/6)
高収入男性との交際に心躍る女性も多いのではないでしょうか。しかし「結婚」となると、彼ら独特の悩みや迷いが存在するようです。今回は「高収入男性が結婚を躊躇する心理」を深掘りしていきます。スペックを愛されているという疑念高収入男性には、豊かな財産や社会的地位の影響力がつきまといます。自分が真に愛されているのか、スペックだけを見られているのか…。こういった疑念が、常に彼らの頭を悩ませているのです。内面を愛してほしいという願いが複雑な形で表れるのでしょう。金銭面での依存が怖い高収入男性の経済的な安定は、一見すると魅力的な特徴です。しかしその結果として、パートナーからの金銭面での依存が生じたとき…。責任の重さや圧迫感を感じてしまうことがあります。それこそが、結婚に踏み切ることへの躊躇に繋がるのかもしれません。理想の出会いを見極めている高収入な彼らは、常に多くの出会いの選択肢を持っています。だからこそ、理想の出会いへの期待値が高くなり…。結婚への一歩を踏み出す気持ちを鈍らせることがあります。よりいいパートナーシップを望んでいる表れかもしれません。高収入男性が描く理想高収入男性が望むのは、彼自身を受け入れてくれるパートナーです。理解と尊重の基に築かれた関係性があれば、結婚にも肯定的になることでしょう。結婚するにあたって、その真実を見極めることが大切なのかもしれません。(Grapps編集部)
2024年11月25日大事なのは言葉より行動…?男性が本命とする結婚前の準備結婚を意識し始めると、何を準備したらいいのか迷いがちです。実際の結婚生活となると、想像していたよりもさまざまなことに直面するものです。そこで、後悔しないための結婚前の準備ポイントを紹介します。写真は幸せな宝物一緒に過ごした時間の写真は、結婚式のスライドショーやアルバム作成の際に役立ち、そして何より幸せな思い出になります。撮影は、普段のデートや旅行はもちろん、特別なイベントごとでも忘れずに。後々、これらの写真が素敵な思い出として、2人の結びつきを強くしてくれるはずです。貯金は2人で協力して貯金は結婚を意識し始めたらできるだけ早い段階で始めるべきです。とくに、共同の口座での貯金は、未来に対する共通の目標を持つことができ、結婚生活にも前向きな影響を与えます。将来の子育てや住宅購入を見据えて、早めの準備が大切です。価値観を合わせる大切さ結婚後、生活が始まってみると、思わぬ価値観の違いに直面することがあります。結婚前に家族について、子どもの教育について、あらゆるシミュレーションをしておくことで、後の衝突を避け、スムーズな船出を期待できます。経験者のアドバイスは黄金結婚した先輩からのアドバイスは、とても貴重です。実体験に基づいた話は、想像以上に参考になるもの。独身時代にやっておくべきこと、結婚生活で意識すべきことなど、先輩たちの経験から学び、自分たちの生活に活かしていきましょう。結婚前にさまざまな準備をしておくことで、結婚生活がさらに充実したものになります。今紹介したポイントをぜひ参考にして、幸せな結婚生活を目指してください。(愛カツ編集部)
2024年07月31日アメリカのニューヨーク州で路上をうろついていた犬が保護されました。動物保護施設『アニマル・ケア・センター・オブ・NYC』(以下、NYCACC)は、その大型犬をホセくんと名付けます。体重が約61kgという大きな体でとても大人しい性格のホセくんを、施設のスタッフは『優しい巨人』と呼び、TikTokで紹介しました。するとその動画が偶然、ホセくんの飼い主であるメッカさんの目に留まったのです。ホセくんの名前はメッカ・ジュニアくんといい、1週間前に行方不明になったのだとか。愛犬が盗まれたと思ったメッカさんは、迷い犬のチラシを配り、ニューヨークの町中をしらみつぶしに探していたそうです。『大人しい』と思われていた犬が?メッカさんはすぐに『NYCACC』に連絡をして、保護されているのが自分の犬だと伝えました。翌朝、メッカさんは施設にメッカ・ジュニアくんを迎えにやってきます。迷い犬の飼い主が名乗り出た場合、施設ではその人物が本物の飼い主かどうかの確認作業をしなければなりません。ところが、今回はメッカ・ジュニアくんがメッカさんの愛犬だということが瞬時に分かったそう。そんな彼らの再会の瞬間がこちらです。@nycacc We are so excited to share the reunification story of Mecca (@only1kingmecca) and Mecca Jr. It is wonderful to possess social media as a tool to help owners find their beloved fur companions when they are lost. Thank you @tiktok for helping a father find his lost fur son! Visit nycacc.app to browse hundreds of adorable NYC adoptables. Photos by @tischmanpets #nyc #nycacc #boroughbred #lostdogfound #happytail #hopecore #nycdogs #nationaladoptashelterpetday #adoptashelterpetday #adoptashelterpet ♬ The Kite Live by Luisa Marion - Luisa Marionメッカ・ジュニアくんはメッカさんを見たとたん、それまでの大人しくてよそよそしい態度から、元気いっぱいのやんちゃな犬に一変!メッカさんに何度も抱きついて、再会を喜んでいました。この動画を見た人からは130万件の『いいね』と祝福の声が寄せられています。・パパを見たメッカ・ジュニアのリアクションが涙を誘う。・犬?この子は彼の息子でしょ!・自分の犬に自分の名前をつけて『ジュニア』と付け加える男性は、地球上でもっとも献身的な犬の父親だ。『NYCACC』は「犬がその人のものであることがこれほど明確な場合は、確認の手続きは単なる形式的なもので済むでしょう」とつづっています。犬は飼い主の名前をいうことはできません。しかし、こんなに分かりやすい態度を見れば、彼らが家族であることは一目瞭然ですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月29日皆さんは、思わぬトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は「迷い犬の最低な飼い主」にまつわる物語とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。迷い犬を飼い主に返そうとすると…道で弱った迷い犬を保護した主人公。すぐ警察に届け出を出しましたが、飼い主はなかなか現れませんでした。ある日、近所の人が迷い犬の飼い主に心当たりがあると教えてくれたのです。そして近所の人立ち合いのもと、飼い主と会うことになったのですが…。迷い犬を見て「新しい子を買ったから、その子はいらないのよ」と言い出した飼い主。近所の人が飼い主としての義務を説いても、迷い犬の受け取りを拒否したのです。出典:エトラちゃんは見た!無責任すぎる飼い主に絶句し、迷い犬を引き取ろうと決心した主人公。その直後、飼い主は大喜びで「50万円でいいわ!」と言ってきました。お金を要求されてしまい、思わず唖然とする主人公でしたが…。横で聞いていた近所の人が「…わかりました」と、最低な提案をあえて了承したのです。後日、飼い主とは再び話し合いをすることになったのですが…。飼い主は50万円を支払わなければ、迷い犬を保健所に連れていくと言い出したのです。するとそこに、飼い主の母親が「人として恥ずかしくないのかい!?」と現れたのでした。読者から募集した犬をあげると言われ、大金を要求されたときの対処法○納得するまで話し合う飼い主としての責任を果たさず、今まで買っていた犬を飼うことを拒否するとはあんまりです。大金を要求されることも違和感があるため、納得するまで飼い主と話し合います。(40代/女性)○弁護士や動物愛護団体からアドバイスをもらう飼っていたペットの世話を投げ出し、金銭を要求されるとは衝撃的です。自力での解決が難しいときは、弁護士や動物愛護団体からアドバイスをもらうといいでしょう。(30代/女性)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。
2024年03月04日今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。迷い犬を保護主人公はある日の帰り道、迷い犬を保護しました。そして警察に届出をし、飼い主が見つかるまでの間、主人公の家で飼うことに。飼い主に届くようにとネットの掲示板にも書き込みをしました。するとその翌日、ある家族が「迷い犬を迎えにきた」と家を訪ねてきますが…。掲示板に住所を載せていなかった主人公は「どうして家まで犬を引き取りにこれたのだろう」と違和感を覚えます。そして犬を渡すのを躊躇し、家族を問い詰めると…。怒鳴り声をあげ…出典:エトラちゃんは見た!家族は「うちの犬返せ!」と怒鳴り、主人公を泥棒扱いしました。この態度に不信感を抱いた主人公は、家族にあることを依頼します。ここでクイズ飼い主かどうか判断するために依頼したこととは?ヒント!犬の飼い主なら、簡単にできることです。飼い主である証拠を出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「血統書などの証明できるものを見せること」でした。違和感を覚えた主人公は「飼い主の証拠を見せてほしい」とお願いします。証拠を見せられない家族はそれでもなお「自分たちの犬だ」と騒ぎたて…。騒ぎを聞きつけた近隣住民に通報されてしまうのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月17日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。迷い犬を保護彼氏と同棲をしていた主人公。そんなある日の帰り道、迷い犬を保護しました。警察に届け、飼い主が見つかるまでの間、主人公の家で飼うことに決めます。飼い主に届くようにと、町のペット掲示板にも書き込みをしました。すると、その翌日「うちの犬がお世話になりました」と見知らぬ家族がやってきます。家族の子どもから「うちの犬を返して!」と言われ、返そうとした主人公ですが…。違和感が…出典:エトラちゃんは見た!飼い主が訪ねてきたにもかかわらず、犬は喜ぶしぐさを見せません。そのとき主人公は「あれ…?」と、迷い犬を迎えにきた家族に違和感を覚えました。ここでクイズ主人公が違和感を抱いた理由は?ヒント!町のペット掲示板に「迷い犬」の書き込みはしましたが…。住所は載せていない出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「掲示板に住所などは一切載せておらず、どうして自宅がわかったのか不思議だったから」でした。なぜ住所がわかったのか聞いてみた主人公。すると、飼い主だと名乗る家族はつじつまが合わない理由を言い始めます。怪しんだ主人公がさらに問い詰めると、急に男性が声を荒げたのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月04日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。迷い犬を保護彼氏との同棲を始めるために引っ越しをした主人公。そんなある日の帰り道、迷い犬を保護しました。警察に届け、飼い主が見つかるまでの間、主人公の家で飼うことに決めます。飼い主に届くようにと、町のペット掲示板にも書き込みをしました。するとその翌日…。見知らぬ家族が…出典:エトラちゃんは見た!「うちの犬がお世話になりました」と見知らぬ家族がやってきました。しかし主人公は、飼い主だと名乗る家族に違和感を覚えます。ここでクイズ迷い犬を引き取りに来た家族の違和感とは?ヒント!掲示板に「迷い犬」の書き込みはしましたが…。住所は載せていない出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「どこにも住所を載せていないのに訪ねてきたから」でした。飼い主が訪ねてきたにもかかわらず、犬は喜ぶしぐさを見せません。そのとき「…ん?」と掲示板に住所を載せていなかったこと気づいた主人公。犬を渡すのを躊躇し家族を問い詰めると、家族は「いいから返せよ!」と怒鳴り主人公を泥棒扱いしました。そんな家族に迷い犬を渡すわけにはいかないと困る主人公。するとそこに救世主が現れ、一件落着することになるのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年01月19日今回は、LINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。結婚間近に浮気した女性同僚の女性と浮気をしていた主人公の夫。しかもその女性は、主人公の後輩と結婚間近だったのです。それを知った主人公は、後輩と一緒に女性宅に乗り込むことに。女性宅には夫もいたため、後輩にも浮気をしていることがバレてしまいます。女性は主人公に後輩との仲を取り持つようお願いしますが…。許せない主人公は「結婚前に既婚者を連れこむなんて」と女性を叱りつけます。女性を叱る出典:Youtube「Lineドラマ」すると女性は「気の迷いで」と訴えてきました。続けて女性が話す「夫を奪った理由」に主人公は衝撃を受けます。ここでクイズ浮気相手が主人公の夫を奪った理由とは?ヒント!結婚間近の女性とは思えない理由に、主人公は呆れてしまいました。夫を奪った理由出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「仕事ができない同僚(主人公の夫)が幸せそうに主人公の話をしていて、魔が差したから」でした。あまりに身勝手な理由に主人公は呆れ返ります。そして「あなたもこれから幸せな奥さんになるはずだったのにね」と伝えたのです。結婚が台無しになりそうな女性は必死で主人公に助けを求めますが…。同情の余地はなく「今さら遅い」と切り捨てる主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年01月08日皆さんは、犬を拾った経験はありますか?今回は「迷子の犬」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!迷い犬ある日、帰宅中に迷子の犬を見つけた主人公。放っておけず、保護することにしました。交番に届けを出し、飼い主が見つかるまでは自宅で預かることに。その後、ネットのペット掲示板に犬を保護していることを書き込むと…。翌日、飼い主を名乗る家族が自宅にやってきたのです。しかし主人公は住所を載せていなかったため、なぜここがわかったのかと違和感を覚えます。主人公が「写真などの証拠はありますか…?」と聞いても「うちの犬を返して!」と怒るばかりで話になりません。泥棒扱い出典:エトラちゃんは見た!しまいには「証拠なんてないわよ!」と証拠を見せることを拒否した家族。主人公を泥棒扱いして、玄関前で大騒ぎしますが…。騒ぎを聞きつけた隣人に警察を呼ばれ、その場から逃げようとしたのでした。読者の感想飼い主のフリをして犬を売ろうとしたなんてひどすぎます。主人公が異変に気づいたおかげで、犬が家族に引き渡されずに済んで安心しました。(30代/女性)証拠を見せてほしいと伝えると、拒否するなんて怪しすぎますね…。主人公がそのまま家族に渡していたらと思うと、ゾッとしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年12月22日皆さんは、思わぬトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は「迷い犬を迎えに来た家族」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!迷い犬彼氏と同棲を始めた主人公は、ある日仕事からの帰り道、迷い犬を拾いました。警察へ届け出をしたりネットの掲示板に情報を載せたりすると、飼い主だと名乗る家族が主人公宅に現れたのです。しかし迷い犬は、お迎えにあまり喜んでいない様子…。さらに、掲示板には住所などの情報は一切載せていなかったのに、なぜか主人公宅がわかった家族に違和感を覚えた主人公。主人公と彼氏は「飼い主である証拠を見せていただけませんか?ペットショップでの売買契約書か血統書か、もしくはご家族で撮った写真でもなんでもいいです」と訴えると…。証拠は…出典:エトラちゃんは見た!飼い主家族は証拠を持っていないようで「とっとと返しなさいよ!」と怒り出します。すると、言い争う声を聞いたお隣さんが出てきて…。「今、警察呼びましたからね。本当に飼い主ならそれで白黒はっきりするでしょう?」と言ってくれたのです。「警察」という言葉を聞き、家族は青ざめるのでした。読者の感想証拠を提示できない家族は怪しいですね。拾い犬が飼い主のところに無事に戻れたらいいなと思います。(30代/女性)主人公が違和感を覚えて、しっかり対応してくれてよかったです。助けてくれたお隣さんの言動にもスカッとしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年12月07日アメリカのカンザス州にある動物保護施設『ヘルピング・ハンズ・ヒューメイン・ソサエティ』。この施設に1匹の迷い犬が預けられました。そのオス犬はとても怖がりで、施設のスタッフにもまったく懐かなかったそう。犬はかなりひどいケガをしていましたが、誰も犬に近付くことができず、スタッフは途方に暮れていたといいます。ところが数日後、なんとか犬の体をスキャンすることができて、マイクロチップが付いていることを発見。チップの情報から飼い主がいることが分かったのです!犬の名前はパンダくんといい、なんと飼い主さんは隣のコロラド州に住んでいました。さらに驚いたことに、パンダくんは2021年に行方不明になり、家族が捜索願を出していたのです。2年間も探し続けていた愛犬が、遠く離れた場所で見つかったことに、飼い主さんは大喜び。長時間車を走らせてパンダくんを迎えにきて、ついに愛犬と再会できました。飼い主さんに会えたパンダくんの表情はとっても嬉しそう!スタッフが近付けなかった犬には見えません。実はパンダくんは英語ではなく、スペイン語でしつけをされていたのだとか。そのため、英語を話すスタッフの言葉が理解できなかったようです。飼い主さんの匂いを嗅ぎ、慣れ親しんだスペイン語を聞いたとたん、パンダくんは大興奮し始めたのだそう!一瞬で、施設に来てからの数日間とは別の犬のように明るい性格になったといいます。『ヘルピング・ハンズ・ヒューメイン・ソサエティ』のFacebookの投稿には「おかえりパンダ!」「最高の結末だ」「ブルテリアは飼い主に忠実な犬だよね」など喜びの声が上がりました。行方不明だった2年間、パンダくんがどこにいたのか、またどうやってコロラド州からカンザス州までやってきたのかは謎だということです。しかし、ケガをしていたとはいえ、生きて飼い主さんと再会できたことは何より喜ばしいことでしょう。失った2年間の分まで、これからパンダくんと家族が幸せな時間を重ねていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月13日アルゼンチンのブエノスアイレスに住むカミラ・カストルディさんが、自宅の近くを歩いていた時のことです。彼女は、電柱に貼られた迷い猫のポスターに目を留めます。ポスターには、オレンジ色と白色の毛をした猫の写真とともに、『猫のルイスがいなくなりました』と記されていました。そして、カミラさんがその下のほうを見ると…何が起きたのかは、こちらをご覧ください。El otro día encontré un gato perdido y lo devolví a sus dueños, el chabon estaba abajo de su cartel de perdido. pic.twitter.com/aarteiSRo0 — Castoldi. (@camilacastoldi_) February 16, 2022 …ルイスがいた!!自分を探すポスターの真下でくつろいでいたルイス。カミラさんが「ルイス!」と呼ぶと、お腹を見せて甘え始めます。なんというマイペースっぷり!彼女がすぐに連絡すると、駆け付けた飼い主は大喜びだったそうです。この動画には19万件の『いいね』が集まり、たくさんの喜びの声が寄せられています。・なんていいニュースだ!そのポスターをパレルモのいたるところで見たよ!・あなたが足元を見てくれてよかった!・この猫は、自分のポスターだって分かっていたんじゃないかな。ルイスは4日間も行方不明だったのだとか。飼い主は、さぞかし心配していたことでしょう。後日、カミラさんの元には、飼い主から元気そうなルイスの写真が送られてきました。Ahora su dueña me manda fotos de Luis pic.twitter.com/6PQcMmjbB8 — Castoldi. (@camilacastoldi_) February 16, 2022 迷子の猫を探すポスターを見かけたら、真下にその猫がいるなんて、奇跡的な偶然でしょう。ルイスが、自分を探すポスターだと知っていたのかどうかは分かりませんが、カミラさんにあっさりと見つけてもらえてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月28日道で首輪をつけた犬が1匹で歩いていたら、「迷子になったのかな」と思うでしょう。アメリカのカリフォルニア州に住むアリソンさんも、住宅街の歩道にいた白い犬を見て心配になったそうです。ウェブメディア『The Dodo』によると、その犬は少し離れた場所から、彼女のことをじっと見つめていたのだとか。アリソンさんのほうへ、ゆっくりと近付いてきた犬。その時、犬のそばに立ててある大きな看板が彼女の目に飛び込んできました。 View this post on Instagram A post shared by Harper (@littleharpergurl) 私はハーパーです。ここに住んでいます。道に迷ったフリをするので、立ち止まってなでてね。 View this post on Instagram A post shared by Harper (@littleharpergurl) この犬の名前はハーパーといい、迷い犬のフリをして道行く人になでてもらおうとしていたのです!アリソンさんは看板を見て思わず笑ってしまい、ハーパーにだまされてあげました。その場に座って25分間ほど、ハーパーをなでたり、お腹をさすってあげたりしたといいます。 View this post on Instagram A post shared by Harper (@littleharpergurl) 元保護犬のハーパーはとても人懐っこくて、なでてもらうのが大好きなのだそう。家の前を通りかかった人たちにかわいがってもらいたいので、常に家の外にいたがるのだとか。そこでこの看板を作ったところ、みんなが立ち止まって、ハーパーをなでてくれるようになったといいます。 View this post on Instagram A post shared by Harper (@littleharpergurl) ハーパーのことを知った人たちからは、「かわいすぎる」「毎日なでなでしてあげたい」「この子になら喜んで騙されるよ」などの声が寄せられています。なおハーパーが外にいる時は、念のため常に飼い主が玄関先で見守っているそうです。こんなに愛らしい犬に出くわしたら、迷い犬のフリだと知っていても、無視して通りすぎるなんてできそうにありませんね![文・構成/grape編集部]
2021年10月01日5匹の元保護猫と暮らしているブランディ・シュミットさん。中でもロンという名前のオス猫は、特に彼女のことが大好きなのだそう。家にいる時は、まるで彼女の影のごとく、行く先々にくっついてくるといいます。 View this post on Instagram A post shared by MyCatDoesMeth (@mycatdoesmeth) 『迷い猫』として載っていたのは?ウェブメディア『The Dodo』によると、ロンは昼間は気ままに外へ出かけていくのが好きなのだそう。毎日必ず家に帰ってくるため、ブランディさんもロンが昼間にどこで何をしているのかは特に心配していませんでした。ところがある日、彼女は友人から受け取ったメールを見てびっくりします。送られてきたのは行方不明のペットを探すFacebook投稿のスクリーンショット。どなたかこの猫を探していませんか?この猫は毎日のように我が家にやってきます。とても人懐っこいです。そんなメッセージとともに写真に写っていたのは、ロンだったのです! View this post on Instagram A post shared by MyCatDoesMeth (@mycatdoesmeth) 愛猫が『迷い猫』として載っているのを見たブランディさんは大笑い!ロンの写真を投稿したのは、彼女の家のすぐ近くに住む女性でした。こうしてブランディさんは、ロンの『もうひとつの家族』である女性に連絡をしたところ、その女性も大笑いだったそうです。 View this post on Instagram A post shared by MyCatDoesMeth (@mycatdoesmeth) 近所に住む家族が「これからもロンがいつ来ても歓迎しますよ」といってくれたことから、ブランディさんは今後もロンを自由に遊びに行かせることにしたそうです。ブランディさんは最近、ロンの健康のためにダイエットをさせていたのだとか。もしかするとロンは、近所の家に行けばおやつをもらえるということもあって頻繁に遊びに行っていたのかもしれません。昼と夜、それぞれの家族から、しれっとごはんやおやつをもらっていたロン。これからも2つの家族に愛されながら、自由気ままに生きていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年07月19日私は25歳のときに、2年ほど付き合った彼からプロポーズされ、婚約しました。片思いをしていて、大好きだった彼との婚約。それなのに、なぜか私は結婚に前向きになれなくて……。「結婚ってなんだろう」って日々悩み続けました。 片思いの彼に思いが届き、お付き合い2年でプロポーズ23歳のとき、バイト先のバーの常連さんに片思いしていました。大学卒業と同時にバイトを辞めなければならず、思いきってバレンタインデーの日に「好きです」と書いた手紙を添えて告白。思いは届いて、彼と付き合うことになりました。彼とは2年ほど付き合い、半同棲をしていたなか、私が仕事の都合で海外に2年ほど行く可能性が出てきたところで、彼からプロポーズ! 婚約しました。彼はとにかくカッコよく、ものすごく好きで、喧嘩なんて一度もしたことがありませんでした。「この人と結婚するんだろうな」と当たり前に思っていました。でも婚約したところで、なんだか結婚に前のめりになれない自分がいたのです。 彼が好き。でも同期の男性から好意を寄せられ…その理由は、婚約した彼とは別に、23歳のときから私に好意を寄せてくれる会社の同期の存在でした。同期の彼とは同じ部署で、毎日受注数やテレアポ数を競う戦友のような存在。喧嘩もたくさんしました。週末には同期の仲間で遊ぶこともあり、そこから仕事以外でも仲良くなったのですが、お互いにお付き合いしている人がいたのです。しかし、あるとき、同期の彼から「好きだ」と告白されました。私はお互いの彼氏彼女の存在を理由に断ったのですが、彼女と別れてまで何度も「好き」と伝えてくれる彼。私は「友達としては私も好き。でも彼氏と別れる気はないよ」と言い続けたのですが、彼はずっと私のことを好きでいてくれたようでした。このころから私は、「婚約者の彼のことが大好きだ」とゆるぎなく思いつつも、同時に「結婚ってなんだろう。愛ってなんだろう」って毎日考えるようになりました。「誰が好きか」は言うまでもありませんが、「誰といる自分が好きなのか」、「誰といるのが自分らしくいられるのか」も大事なことだと思ったのです。 「誰といる自分が好きなのか」考え抜いた結果…「誰といる自分が好きなのか」、「誰といるのが自分らしくいられるのか」――。 この問いかけと真剣に向き合ったとき、婚約者の前ではなぜだか気を使って言えないことや、言葉がのどに詰まるような感覚を覚える自分に気づきました。そして、同期の彼とは喧嘩もするけど、素直でいられる自分、そして同期の彼といるときの自分のほうが好きかも……と思うようになってきました。彼氏という存在であれば、婚約者とは楽しくいられたと思います。ただ、生涯をともにして一緒に家族をつくっていく結婚となると、自分が素直になれない相手とは、ゆくゆくお互いが苦しくなるのではと思い至ったのです。 こうして考えに考え抜いた結果、婚約者と別れて、私は同期の彼と付き合うことになり、その後結婚。息子も誕生しました。 一度は別の人と婚約までした私ですが、今でも私は、今の夫と結婚してよかった!と思います。彼のことはもちろん大好きですが、彼といるときの自分は、一番自然体でいられると感じられて好きなのです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 文/ましだゆかさん
2021年06月22日いまの彼氏とそろそろ結婚したいけど、大丈夫かな?と迷いがある人や、これから結婚前提で彼氏をみつけたいと思っている人も多いと思います。結婚について考えるとき、どんな男性と結婚すれば幸せになれるのか気になりますよね。そこで今回は、「結婚してもうまくいく男性」の特徴を3つお伝えします。■ 1.まず自分でやろうとするどんなことでも、まずは自分でやろうとする男性は頼もしいですよね。結婚生活をはじめると、楽になることもある反面、「負担が増えた」と感じることもあります。なかでも「自分のことすら自分でやらない男性」に対して、多くの女性がストレスを感じるよう。その点で自分のことは自分でやってくれる男性なら、責任感や自立心が強く、結婚後も家事や育児を「自分のこと」として率先して行動してくれるでしょう。このような男性は、たとえトラブルが起きても妻まかせで逃げることなく、きちんと対処してくれそうです。■ 2.周りの人を大切にしている結婚前から周囲の人への感謝を大切にしている男性は、結婚相手の女性に対してもそうしてくれるでしょう。しかし、逆ならどうでしょうか?なかには身内や後輩など、身近な人に冷たく接している男性もいます。そんな男性は、いまはあなたに優しくしていても結婚して「身内」になると、やがて冷酷さが表面にでてくるということもめずらしくありません。結婚前であるいま、彼がまわりの人にどのように接しているかを観察することは、幸せな結婚生活のためにたいせつなことのひとつです。■ 3.距離感がちょうど良い距離感が心地よいということは、長く一緒に生活するうえでとても重要なことです。干渉しすぎず、かといってほったらかしにするわけでもないバランスのよい距離感は、男女ともに心がやすらぐもの。その辺のバランスがよくないと、どちらか、またはお互いに窮屈さを感じたり、あるいは寂しさを感じたりして不満がたまります。心地よいと感じる距離感は人それぞれ微妙に違いますが、いま付き合っている彼氏とあなたが心地よいと感じているならば、それを保ちつづけることで結婚後もうまくいくでしょう。■ 結婚前にチェックして離婚も増えている世のなかだからこそ「どのような男性と結婚すればうまくいくのか」は結婚前にしっかりと考えておきたいポイントです。いま彼氏がいる人も、婚活をしている人も、理想の結婚生活や男性像とあわせて、このような視点にも注目してくださいね。(かりん/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月15日市民の安全を守るためにあらゆる任務を行っている警察官たち。彼らは人間だけでなく、動物のために働くこともあります。ある日、ドイツの警察署に「迷い犬を見つけたので保護してほしい」という連絡が入りました。電話をしてきたのはサイクリングをしていた人たちで、州道を歩いている1匹の犬と出くわしたのだそう。「おそらく飼い主が探しているのではないか」と心配した人たちはその犬を捕まえて、警察を呼んだのです。警察官に『捕まった』犬の表情が話題に通報を受けた警察官はすぐに現場に向かい、その犬を安全に保護しました。そして犬をパトカーに乗せたのですが、その時に撮った写真が予想外の反響を呼んだのです。それがこちらです!Polizei Neustadt an der Aisch bringt entlaufenen Hund im Streifenwagen zurück zu seinem Besitzer. Blick des Hundes unbezahlbar...Posted by Polizei Mittelfranken on Tuesday, November 10, 2020Polizei Neustadt an der Aisch bringt entlaufenen Hund im Streifenwagen zurück zu seinem Besitzer. Blick des Hundes unbezahlbar...Posted by Polizei Mittelfranken on Tuesday, November 10, 2020あの…僕、逮捕されたんでしょうか?笑顔の警察官たちに対して、明らかにバツが悪そうな犬の表情!この写真を見た人たちは爆笑!コメントがたくさん寄せられています。・この顔、最高!大笑いしちゃった。・「えーと、僕ちょっと外が見たかっただけなんですけど、刑務所行きなんでしょうか?」・「やばい、警察に捕まっちゃったよ…」って顔してる!投稿によると、警察官たちが周辺の住宅を訪ねて回った結果、この犬の飼い主が無事見つかったということです。犬はつい勝手に家を出て遊びに行ってしまったようですが、交通量の多い道路をうろついていたら身の危険もあったかもしれません。最初に犬を見つけた人たちと、保護して飼い主を探しに行った警察官には称賛の声が上がっています。警察に『捕まった』直後の犬の表情は笑えますが、優しい人たちのおかげで無事に家へ帰ることができてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月18日「子供ができなければ結婚しないと言われました」と題する男性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。知人の紹介で知り合った38歳の男性と、交際2ヶ月になる35歳のトピ主さん。結婚に向けてブライダルチェックを受けよう、という彼の意見には賛同したものの、事前に「あなたが不妊でも結婚したい気持ちは変わらない」と伝えたところ、彼は同じように答えてくれなかったそう。その日から心が晴れない、と心境をつづっています。「自分の思い描く人生をかなえるために結婚」と考える人もいる彼は最初から「俺も結婚したい。というより、子供が欲しい」「子供ができなければ結婚したくない」と、明確に自分の考えを表明していたそうですね。その後の話し合いでは「君だから結婚したいと思った」「誰でもいいなんて思ったことはない」と謝罪の弁を述べたものの、「子供ができなければ結婚しない」という発言の撤回はなかった……とのこと。彼が結婚目的で相手を探していたとすれば、こうした考えはそう簡単に変わらない可能性も。オブラートに包むことない発言に違和感とショックを覚えたとのことですが、現状では「子どもが欲しいから→結婚」という考えは揺るぎない彼の本音と受け取ったほうが賢明な気がします。「もうお互い30代後半だから時間的余裕もない」といった発言を見る限り、トピ主さんが望むような「愛情が育つ時間を経てから考えよう」といった悠長な心づもりもないように感じました。実際、彼のほうが交際や結婚に前のめりだそうですね。後の投稿には「自分も相手も不妊ではないだろう」とどこかで根拠のない自信があったのかも……という記述も見られますが、これも的確な分析だと感じます。彼は子どもができない可能性を想定していない、あるいは「考えたくない」ために無言の返答になったのでは。検査結果の裏付けがあれば、子どもを持つ望みがかなわない可能性は考えず、勢いで結婚を決めてしまいたい!というムードなのかなと推測します。「将来、子どもを授かる」と100%保証された結婚はない絶対に「血の繋がった子どもに恵まれる結婚」がしたいならば、「子どもができてから結婚する」以外に、100%それをかなえる道はありません。トピ主さんが危惧しているように、双方とも身体的に問題がなくても子供に恵まれない可能性はゼロではないでしょうが、彼は「ひさしぶりに『結婚したらお互いに素晴らしい人生が歩めそう』と感じた人」とのこと。特別な存在だと感じているならば、今回のような状況では「うまくいく可能性に賭けて結婚してみる」のも、ひとつの選択肢ではあるかと思います。もしかしたらトピ主さんは、「もしもの可能性」を見ようとしない彼の態度からも、不安を覚えているのかもしれませんね。彼にとって自分は「彼の子供を産んでくれるから価値がある」のであって、そうでなければ要らない存在だと暗に伝えられた気がした……という記述からも、「産む体」として見られることへの不快感や失望感、そして「人格を尊重してほしい」という強い意思を感じます。似た者同士でも、「結婚」に求めるものが同じとは限らないトピ主さんは今の生活に満足しており、マンションを購入して独身のまま人生を送る準備もしているとか。結婚する人生も、母になる人生も、ひとりで好きな仕事を突き詰めていく人生も、どれを選んでも最後に「これでよかった」と思えると思う、そうなるように努力していきたい――といった宣言も見られます。つまりは、「必ずしも世間一般的な結婚をして母親になりたいわけではなく、この先の人生を分かち合えるパートナーに出会えたら結婚したい」というのが、トピ主さんの希望なのではないでしょうか。そうであれば、彼のスタンスとはかなり違うようにも感じます。投稿には、トピ主さんが彼に感じる魅力として「仕事へのスタンスが同じ」「自立している」などが挙げられていますが、彼は結婚相手に対してはそういった共通点よりも、女性として母親として期待するものがあるのかもしれません。長い目で先々を考えており、「人生の同志」が欲しいトピ主さんと、一日でも早く「自分たちの子どもを育める相手」が欲しい彼。この違いに折り合いがつかなければ、結婚しても違和感や衝突はずっと続くと思います。“子どもありきの結婚”がどうしても解せないならば、結婚自体を考え直すことも必要かもしれません。誰しも、自分の思い描く人生像はあります。しかしそれをチームとしてかなえようとするならば、最初から同じ目標を持つ相手と組むほうが衝突は少ないでしょう。気持ちの繋がりでチームになる場合は、各自の「譲れないもの」の違いが致命的でないか、そして時には与えられた運命や相手の希望に「譲る」こともできる柔軟さがあるかどうかが、関係維持には最も重要になってきます。これはどんな人間関係にも共通することですが、今後の交際や話し合いの中で、そのあたりが明確になれば、結論も見えてくるように思いました。応援しています。(外山ゆひら)
2020年06月22日「実家が好きで結婚したい気持ちが出てきません」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。ひとりっ子で実家暮らしだという、30歳のトピ主さん。母親がお見合い話を持ってきたそうですが、結婚の意欲が湧かず、親やペットと離れることをためらってしまうそうです。お見合い相手に会う前からとても憂鬱になっている……とのことで、今後についての助言を求めています。「変化」は怖くて当然。だけど、必ず学びやプラス面もある投稿には、「このお見合いを逃したら一生独身かもしれない」「親はどうしたって自分より早く死ぬ」「子供も欲しいから早く結婚した方がいいと自覚はあります」という記述も。結婚をすること自体には、トピ主さんも納得していることがうかがえます。しかしながら現状では前向きになれず、「親に依存している事」に自覚がある、という自己分析も。自分を守ってくれる存在や好きなものに囲まれ、幸せに居心地よく暮らしている今の環境を変えたくない……という心境なのだろうと想像します。居心地のいい環境にいるのに、わざわざ見ず知らずの男性と結婚するなんて、確かに「怖いこと」ですよね。結婚によって、窮屈で居心地の悪い環境や不幸せな状況になってしまう可能性もゼロではない。いわんや今回のようにお相手の人間性もわからない中では、「気が進まない」「結婚が怖い」と感じるのは当然だと思います。しかし、変化には必ず、何かしらのプラス面や学びもあります。今とはまた違う種類の楽しさや幸せを感じられる可能性もありますし、伴侶となるお相手、子どもの存在や義家族、新しい知り合いなど、ご両親以外にも“好きな人”が増えるかもしれません。もちろん、人間関係や子育ての苦労が増える可能性もありますが、「物事の良い面を見よう」という意識を持ち、「新しい挑戦を楽しもう、変化に“賭けて”みよう」という気持ちを持つことが、一歩を踏み出す大きな助けになると思います。何より、今はまだお相手に会ってもいない状態。お見合いには、「良い結婚ができそうな相性かどうか、お互いに見極めるための機会だ」「『会ってみて自分がどう感じるか』を大切にしよう」といった意識で臨んでみてはいかがでしょうか。相手に対して気に入る部分があれば、結婚に対しても大なり小なり、前向きな気持ちが芽生えてくるでしょうし、その方にピンとこなくても、「ではどんな人がいいのか」という自分の希望が今より明確になってくると思います。家族の「支え」は、バトンタッチする時期が来るからトピ主さんにとって、ご両親の存在はとても大きいようですね。「子離れの安心感をあげよう」「孫の顔を見せてあげたい」なんて気持ちをモチベーションにお見合いや婚活を頑張ってみるのもひとつですが、親の望むように生きる……という生き方には、少々危うい部分があるのも事実です。どんなに気丈な人でも、老いていくなかでは気弱になったり、判断力が鈍ったり、覇気を失ったりする場面も出てきます。トピ主さんのご両親も、高校時代、病気になった娘を助けてくれたような「頼もしい親」で永遠にあり続けてくれるわけではない。気力や体力が弱ってくれば、今度は大人になった自分のほうが両親を支える……という場面も出てくることでしょう。そのときに自分自身や自分たち夫婦で物事を判断したり、行動したりできるようになっていないと、家族全体が支えを失った不安定な状態になってしまう可能性もあります。「大切な親のことも一緒に考えてくれる、頼もしいパートナーを探そう」なんて気持ちを結婚のモチベーションにしてみるのも一案です。「渋々、結婚する」以外の選択肢も。自分の望む人生を考えてみようあるいは、自分自身に目を向け、「大好きな親の支えにも将来なれるような生活力・精神力を身につけよう」と努力してみる道もあります。もしお見合い相手に会ってみても結婚に前向きになれないようであれば、そういった選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。一緒になりたいと思えるパートナーを自分で探してみる道もありますし、あるいは、結婚の有無に関わらず「自立する」という道もあります。ひとり暮らしをしてみる、仕事で一人前になるなど、精神・生活ともに自立した状態になると、親との関係性や結婚に対する意識にも自然に変化が生まれてくることでしょう。そうして外の世界を見てみることで、「実家以外でも自分で居心地のいい場所を作れる」といった人生への自信や、「自分の家族を持ってみたい」という意欲が芽生える可能性もありますし、逆に「私はやっぱり実家が好き、ここで親の面倒を見ていこう」と決意をすることもあるかもしれません。結婚は相手あってのことではありますが、「どういう人生を歩むか」は自分自身で決められる部分も多分にあります。どの道を選んでも、その選択なりの大変さはあるでしょうが、どんな大変さなら自分は乗り越えられそうか、長い目で見て自分がどんな人生を送りたいか……について、この機会にじっくり考えてみるのも一案です。「結婚して実家を出る」「実家にいる」「ひとり暮らしをしてみる」など、考えられる選択肢のプラス面とマイナス面を紙に書き出し、比較検討してみるのもおすすめです。そうすることで、現状や先々のことを冷静に捉えられ、自分の気持ちもクリアになってくることが期待できます。「私はこうしよう」という自分の意志を持って、前向きな決断ができるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2020年06月15日「結婚はしたいけど、人と住むのはストレス。」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。恋人がいるものの、現在は「仕事だけで精一杯」というトピ主さん。自分の時間を使って人のために家事をしたくない、しかし「一緒に住むとなると適当にできない」思いもあり、結婚後はその負担がストレスになりそうだと予想しているそうです。さらに「同じ空間に人がいるのが辛い」という感覚もあり、子どもも欲しくないものの、結婚はしたい……と葛藤する思いをつづっています。「完璧な妻」の価値観そのものを再検証してみようトピ主さんが結婚したい理由として、後の投稿では「専業主婦や金目的でなくても、これから生きていくのに一緒に居られるパートナーが欲しい」「結婚していないと社会的に信頼・信用がない人物だと思われる気がする」といった内容が挙げられています。加えて、事実婚やパートナーという関係は望まない、とのこと。社会一般的な形としての結婚や、精神的満足を得られる関係性が欲しい、という思いは強くあるようですね。一方、人と住むのが嫌なのは、「わざわざ家事を頑張らなきゃいけないことが苦痛」「心からリラックス出来ない」「素をみせるとなると、多分、彼氏が萎えると思います」といった理由が記述されています。ここから推測できるのは、「素の自分を見せたら異性に好かれない」というトピ主さんの強い思い込みです。外では多少意識的に“男性に好かれる自分”を演じている部分もあり、家の中では素の自分を解き放っている……そんな状態なのかもしれません。また、世間や親・祖父母世代からの刷り込みなどで、「完璧な家事をしないと妻として失格」といった強迫観念も知らず知らず持ってしまっている可能性も感じました。しかし、共働きを含めた多様な価値観も広がっている今、「完璧な妻」の価値観に従って生きていくことが、本当に自分にとって最良なのかどうか。できるだけ思い込みを外し、客観的な情報も得ながら一度検証し直してみることをおすすめします。素の自分を見せられる=「家族」になれる相手かもトピ主さんは普段ズボラで、「料理も見た目気にしないスタイル」だし、タオルにシワが付いていても気にしない……とのこと。しかし多くの家庭人からすれば、そんなの当たり前!という感覚ではないでしょうか。家事を扱う記事・雑誌などにも、「時短・手抜き・ラクチン」といったキーワードが溢れかえっていますよね。それに実際のところ、「完璧な家事をすれば、居心地のいい家庭を作れる」とは限りません。世の中には、女性が完璧な家事をしていても冷め切ってしまう夫婦もいれば、ズボラな家事をしていても、あるいは男性側が家事の多くを担っていても、円満な夫婦もいます。もちろん個人差はありますが、多少散らかっていても、パートナーがのびのびと幸せを感じながら過ごしている家のほうが居心地いい……と感じる人も、決して少数ではないと思います。投稿には「彼の為に頑張る(ハート)みたいな気持ちになる人と出会うまで、いい人を探した方が良いでしょうか?」という問いかけもされていますが、トピ主さんに必要なのは、むしろ真逆の方向への努力ではないでしょうか。「家族には素をみせられる」とのこと。結婚=家族になることだと考えれば、「恋人の前で素の自分を出せるようになる」あるいは「適当な家事も含めて許容しあえる相手を探す」ことが、トピ主さんが幸せな結婚をするためのベストな選択のように思います。「妻となる女性には仕事も家事も完璧にしてほしい」といった価値観を持つ男性を選ばないことも肝心です。素の自分を見せた場合、「2、3年経つと女として見れないと言われると思う」という記述もありますが、数年で男女の恋愛感情が落ち着くのは、生殖本能による自然の摂理。そういうものと理解した上で、お互いに裸や下着でウロウロしないなどの線引きをする、普段は仕事や家事でバタバタしていても、時々はおしゃれをして外デートをするなど「関係性にメリハリを付ける」工夫によって、男女としての関係を保っていくことも不可能ではないと思います。「苦手を補いあえる」関係性を目指してみよう子どもの有無や結婚後の暮らしのイメージは、人によって大きく異なります。今の彼と結婚を考えるような真剣交際を続けているのならば、一度話しあう必要はあるでしょう。お互いの希望を開示しあい、この先どうするかを考えてみる、そんな時期に来ているのかもしれませんね。「完璧な自分でなくても大丈夫」という気持ちを育てるには、何よりもまずトピ主さん自身が「完璧じゃない私でもイイ感じ、自分が好き」という肯定感を獲得していくことが必要です。トピ主さんの大事な友人や家族は、“何かができるからトピ主さんを好き”なわけではない……という事実をたくさん思い知ってみるのも有効です。それに案外、人は「何かをしてくれる」相手よりも、「自分が何かをしてあげたい」と思う相手に惹かれることも多いものです。無論、何もかも依存するようでは相手も潰れてしまいますが、結婚は共同生活。「苦手なところ、できないところは補いあおう」という姿勢をお互いに持てるならば、家事も含めて、協力しながらうまくやっていける可能性は十分にあると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2020年06月08日俳優の生田斗真(35)と女優の清野菜名(25)が5日、ジャニーズ事務所を通じて、結婚したことを発表した。生田斗真と清野菜名2人は連名で「私共、生田斗真と清野菜名はこのたび結婚致しました事をご報告させて頂きます」と報告。「世界中が大変な状況になり、このような時に結婚をすべきか迷いもございましたが、お互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え、より一層俳優業に邁進して参りたいと決意致しました」と結婚を決意した思いを明かした。続けて、「未だ未熟な二人ではございますが、今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます」と呼びかけ、「新型コロナウイルスの感染拡大が1日でも早く終息する事を、心よりお祈り申し上げます」と結んだ。2人は、2015年に放送されたTBS系ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』で共演した。
2020年06月05日「結婚に重要なのは?愛?お金?」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。半年間交際している男性がいる28歳のトピ主さん。彼は2歳年上の大手企業勤務で、収入も安定しているそうです。一方で、2歳年下の男性Aさんにも惹かれており、最近はAさんといるほうが素の自分でいられ、「楽しい愛しいと思うように」。しかしAさんは中小企業勤務で低収入のため、将来のこと(収入や年齢面)を考えると、交際中の彼との別れにも踏み切れない……と迷いをつづっています。愛とお金、どちらも求めたくなるのが人の常だけど……投稿によれば、今の彼には「安定を求めるばかり」で、「金銭面を除けばAさんと一緒になりたい」とのこと。愛情での結婚を選ぶならばAさん、金銭的な安心を求めての結婚ならば今の彼、という二択で悩んでいるようですね。まず、「金銭的な安心感」を求めて結婚をすれば、返ってくるものは基本的に「金銭的な安心感」になります。本当にそれでいい、と思えるかどうかは検討してみるといいでしょう。そこに迷いがあると、のちに「やっぱり愛情も欲しい」と思うようになり、結婚生活が続かなかったり、別の相手に求めたりする人もいます。同様に、「愛情を優先して結婚したけれど、やっぱり金銭的な安心感も欲しい」とのちのち悩み始めるケースもあります。ないものねだりは人の常ですが、できるだけ後悔を少なくするためには、“自分にとっての優先順位”をとことん考え、「私はこういう理由でこちらを選んだんだ」と根拠をもって決断することが重要かと思います。さりながら、愛とお金のどちらかを選んだら、もう片方は“絶対に”手に入らない……ということでもありません。愛情を優先した結婚でも、「共働きを続ける」「収入を上げる目標を持って仕事に臨む」「浪費しないライフスタイルを作る」などの努力で、多少なりとも金銭的な安心感を高めることは可能です。同じく、金銭的な安心感を優先した結婚でも、お互いが誠実に向き合って日々を積み重ねるなかで、愛情や絆が育まれていく可能性はゼロではありません。どちらも双方の努力が必要ですが、トピ主さんにとって「自分でも稼ぐ努力や節約の努力」と「恋愛感情がなくとも、決めた相手に誠実に向き合う努力」のどちらが難しそうか……といった点も熟考してみると良さそうです。人生においては「愛情」の比重が重い人もいれば、「自分がしたい生活」への比重が重い人もいますので、自分が真に求めるものを見極めていきましょう。性格は一般論や比較ではなく、「自分との相性」で見ていこう後の投稿には、そのほかの懸念点もつづられています。今の彼には「お金に対して頑固」「やってもらって当然という態度」「ありがとうやごめんをあまり言わない」といった性格傾向があり、この人と長く住んでいけるのか……と気になり始めているとか。一方、Aさんにはそのような不満を持ったことはない、とのこと。今の彼に不満が出てきたのは、「Aさんという比較対象が出てきたこと」も大きな理由と推測できます。比較対象がいると人を判断しやすくなりますが、元来、人間性や性格に“絶対的な良し悪し”はありません。たとえば、「素直さ」は裏を返せば「騙されやすさ」にもなるし、「お金に対して寛容なこと」を「ルーズさ」と捉える人もいる。受け取り手の状況や立場によって、印象が180度変わることはしばしばです。今はAさんとの違いが目に付くのかもしれませんが、彼の人間性を冷静に判断したいならば、「自分と彼の性格相性」についてしっかり見つめてみることが肝要です。「Aさんと比べてどうか」でも「世間一般的に良いとされる性格かどうか」でもなく、「自分自身がその性格の彼と一緒にいて居心地がいいか、好きな自分でいられるかどうか」をフラットな目で探ってみましょう。「意見を伝えられ、協調を図れる相手かどうか」も重要なポイントどちらの男性を選ぶにしても、トピ主さん側としては「自分の意見や不満はきちんと伝える」という姿勢を心がけることをお勧めします。投稿内には、今の彼のお金の支払い方や管理方法に関する不満がつづられていますが、思うことがあるならば、一度きちんと主張してみることで変化が起きるかもしれません。こちらの意見も尊重してくれる姿勢が見えれば、彼の印象も変わってくるでしょうし、逆に頑なに主張を曲げないならば「この人との将来は厳しい」とも決断しやすくなるかと思います。相性がいいと感じているAさんとの生活でも、一緒に暮らせば、いずれ何かしらの衝突や不満は生まれる可能性が大。そうしたときに、「のびのびと思いを伝えることができ、お互いに折り合えるポイントを見つけて協調できるかどうか」は、結婚の幸福度に大きく影響してきます。愛やお金といったことだけではなく、「相手の意見にも耳を傾け、一緒にやっていこうとする姿勢がある人物かどうか」「自分を偽る必要がなく、能動的に向き合える相手かどうか」といった点も判断材料に含めて考えてみると、より後悔のない決断ができるようにも感じました。応援しています。(外山ゆひら)
2020年05月18日「彼氏の実家のノリについていけません」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。35歳の男性と交際しているトピ主さんは、彼の実家のノリが理解できないことに悩んでいます。毎日のようにグループLINEで些細なことを報告しあい、大人になっても全員の誕生日を祝いあう彼の家族。実家の冷蔵庫など、彼が「結構高いものを買い与えていること」も気になっているそうです。「正直馴染める自信があまりなく、理解に苦しんでしまいそう」と心境をつづり、「私がドライすぎですか?」と読者に問いかけています。「ドライな性格だから馴染めない」ではない可能性も?今回の投稿を読んでまず感じたのは、トピ主さんの中には、結婚前ながら既に「彼の実家 VS 自分」という対立感情があり、それが交流の障害となっている可能性です。「私より実家にお金を使ってる気がして」という記述や、お姉さんの誕生日会の日、彼が自分との食事を優先してくれた……といった記述からも、その心理が読み取れます。多くの人から聞かれる普遍的な心理ではありますが、金銭的にも時間的にも「家族より恋人を大事にすべきだ、してくれたら嬉しい」という思いがあるようですね。ご自身のことを「ドライすぎるのでは」と分析されていますが、“ドライな人”とは一般的に冷静で「人は人」と考える、他人に関心が薄い人のことを指します。トピ主さんは恋人への独占欲や嫉妬心を強く感じているという点で、悪い意味ではなく、そこまでドライな性格ではないように感じました。おそらく、感情は人並みに豊かにあるものの、それを行動や態度であまり表現しない家族で育った……ということなのでしょう。彼の家族のように頻繁には連絡を取らないし、皆で誕生日を祝うのも「せいぜい小学校高学年くらいまでだった」とのこと。二人の家族は「コミュニケーションの量」「イベントや行事の重要度」という2点で違いがあると推測できます。「違いを面白がる」姿勢が持てると、円満な関係を保ちやすい結婚は違う家族で育った者同士がするものなので、そのような“両家の常識やルールの違い”で悩む人は決して少なくありません。できるだけ近しい価値観を持った家族同士だと馴染みやすい側面はありますが、それでも何かしらの違いはあり、戸惑ったり、馴染めないと感じたりする場面がない人のほうが少数と言えるでしょう。「どうしても、この家族とは違いが大きすぎる」と感じるならば、彼と別れ、別の男性を探すのもひとつです。しかし、今の彼と円満にやっていきたい気持ちがあるならば、「違いを見つけて煙たがる」のではなく、一度「違いを面白がる」姿勢を試してみてはいかがでしょうか。そのためには「家族なんて、そもそも違って当然」という前提に立ち、ちょっぴり客観的になって“観察”しつつ、好奇心をもって楽しんでみることです。「へぇ、この家はこういうときに、こうするんだな」といった姿勢ですね。時々会う程度の義家族ならば、そのような姿勢を心がけることで、付かず離れず、憎み合わない関係を保つことができるでしょう。どうしても付き合いきれないと思うことには、「この部分は遠慮しよう」と線引きをすればいい。「この家族とはやっていけない」という最終判断をするのは、一度、前向きな気持ちで関わってみてからでも遅くはないと思います。「違う」からこそ惹かれあい、助け合える側面もそれに、可能性としてではありますが、「自分と違う家族のなかで育った彼」だからこそ、トピ主さんは魅力を感じた……という側面もゼロではないようにも思います。「無理しなくていいよ」と言っても、自分との時間を作ってくれる。そのような彼の姿勢は、感情表現が豊かな家族で育ったからこその賜物かもしれませんよね。加えて、いずれ子どもを授かることがあれば、家族を大事にして、積極的に関わろうとする彼や彼の家族の姿勢に、助けられる場面もあるかもしれません。金銭面についても、彼は自分の物や趣味に散財しているわけではないですし、自分も家族になると考えれば、「家族のために惜しみなくお金を使える」という姿勢をポジティブに見ることもできるのではないでしょうか。もちろん、彼の家族の側から嫌味を言われたり、邪険にされたりすれば嫌って当然だと思います。ただ今のところ、そういったことはない模様。一番重要なのは「彼本人と、人生を一緒にやっていけそうだ」と思えるかどうかですが、それが満たされているならば、彼の家族とも“それなりにやっていく方法”を探ってみても損はないと思います。完璧に「馴染む」必要はない、別に嫌いじゃない程度を保っておくだけで十分だ……などと考えてみるのもおすすめです。応援しています。(外山ゆひら)
2020年04月20日「他人に冷たい彼氏 どう思いますか」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。20歳代後半のトピ主さんには、3年間交際している30歳代前半の彼氏がいます。彼はトピ主さんに対しては優しいそうですが、他人にとても冷たく、「人として理解できない」と思う瞬間もあるそうです。良いところもたくさんあるものの、結婚を考えると「本当にこの人でいいのか?」と思ってしまい、「別れるべきか、信じて貫くか」と悩んでいます。どんなに“良さそう”な相手でも、自分の違和感は無視しないで投稿には、彼の嫌なところや理解できないと思う言動が具体的に挙げられています。キャッチやホストの人、しつこいアパレル店員などを毛嫌いし、陰で見下した言い方をする、太っている人を嫌う、職場の後輩にすごく冷たい……等々。他人の顔色を気にせず、言い分を通すところはトピ主さんも“一面尊敬”しているものの、「(もう少しマシな)言い方があるのでは」と思ってしまうそうです。一方で、トピ主さんに対しては優しい彼。疲れていても毎日連絡をくれ、待たせても失敗しても怒らない。喧嘩も少ないし、仲直りもスムーズ。親も大事にしているし、友達にもまあ優しい。家事や料理も得意な上、イケメンだけど浮気しないなど、理想的な恋人とも言えそうな面も挙げられています。「完璧な人はいない」という一文もありますが、まさにそのとおり。ただし「何を長所・美徳と感じるか」は、人によって180度違う場合もあります。はたから見て“結婚に良さそうな男性”でも、トピ主さんがそう感じられない部分があるならば、それがすべて。別れまで考えるということは、それなりに大きな違和感を持っているのだろうと推測します。それを無視して結婚を決めてしまうと、「恋人としては好き」だった彼のことが、いつか恋のムードが落ち着いた頃「人として嫌い」になってしまう可能性も。自分と一緒にいたり、子どもができたりすれば、いずれ他人にも優しくなるのではないか……といった期待も持たないのがベターです。現時点で、この性質の彼を“トピ主さんが”受け入れられるかどうかが、決断の決め手になってくるでしょう。極端な「能力主義」の人に多い、共感力や想像力の欠如彼の冷たさをトピ主さんが不安に思うのは、実はそちらが彼の「本質」ではないかと感じているからかもしれません。自分に優しいのは恋心や愛情があるからで、本質は冷たい人間なのではないか。もし愛情が薄らげば、自分にも同じ態度を取ってくるのではないか――。他人を外見や職業だけで断罪したり、他人に敬意を払わない言動をしたりするのは、「能力主義」の人に多い特徴です。彼は精一杯話題を振ってくる新入社員に対して「仲良くなろうなんてしてないでさっさと仕事して」などと言うそうですね。人付き合いよりも競争や成功を重んじており、自己管理や努力ができない人間を好まないのでしょう。推測ではありますが、彼は外見や育った環境に恵まれ、能力や努力にも自信があり、真につらい状況に陥った経験が少ないために、他人の痛みをあまり学ばずにきたのかもしれません。一方、能力が高くても、極端な能力主義ではない人もいます。「能力だけが人の価値のすべてではなく、自分にはない良さや強みを持った人もいる」と心得ているため、他人を無用に見下すことはしない。もしかしたら彼はそうした謙虚さに少々欠けており、「他人の気持ちが分からないところ」や「自分の物差しでしか世の中を測れないところ」が、トピ主さんは気になっているのかもしれませんね。「結婚のイメージ」は、育った家庭からの影響が大きい「自分はこんな結婚生活をするだろう」というイメージは、育った家庭から大きな影響を受けます。そのため将来の結婚相手について尋ねると、多くの人は自分の親に似たタイプを挙げたり、逆に反面教師として親と真逆のタイプを挙げたりします。トピ主さんは結婚を考える時期になり、彼の性格が気になってきた、とのこと。もしかしたら、自分が無意識に描いていた結婚相手と彼のタイプが違うことに気づき、悩み始めたのではないでしょうか。そうであれば、「どんな相手なら自分は幸せな家庭を築けそうか」を考えてみることも、決断のヒントになるでしょう。結婚相手を考える場合、おそらく読者のなかには、今回の彼のように「身内に優しい」「浮気をしない」「料理や家事が得意」なことが最重要と考える人もいるでしょう。他人の弱さを否定する人は自分の弱さも嫌いますので、彼は生活面で自分を律することができるタイプと推測できます。トピ主さんが「トラブルを起こさない相手」「身内重視の結婚」を望むならば、彼はそれなりに適した相手という印象も受けます。一方で、「人として尊敬できる相手」「周りからも祝福される、安心できる結婚」を望むならば、彼が最適とは言えないかもしれません。能力がそれほど高くなくても、倫理観や道徳心を持った尊敬できる男性がいい、周囲の人に優しく、好かれる人物のほうが安心して一緒にいられる……と思うならば、別の相手を探したほうが、幸せな結婚となるように思います。結婚してみて分かることもあるでしょうが、決断に迷う際は急がないのがベター。さまざまな観点からじっくりと考えてみてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2020年04月06日「彼女とケンカしてしまい別れそうです。」と題する男性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは30歳。交際1年が経つ頃から、26歳の恋人に何度かプロポーズをもちかけられていたそうです。しかし先日、喧嘩の流れでつい「結婚の話題が重かった」と言ってしまったところ、彼女はひどく落ち込み、別れを切り出してきたとか。トピ主さんは彼女の大切さに気づき、今からプロポーズをしようと思うが不安です……と読者に助言を求めています。コミュニケーションから「逃げた」ことが最大の原因かも交際1年の記念日、彼女は遠回しにではなく、はっきりと「プロポーズしてくれると思ってた」「プロポーズして」と伝えてきたとか。かなり勇気を出したのでしょうね。「年齢的にも出来るだけ早くがいい」と言い、泣き出すこともあったといいます。何度ぶつかっても明言しないトピ主さんの様子に、不安をつのらせていたのでしょう。そこへ来て「重かった」と言われたことで、ぷつんと気持ちの糸が切れてしまったのだろうと推測します。交際1年目の記念日の際に、「彼女とのコミュニケーションから逃げたこと」が、今回の別れの決断につながった最大の原因だと思います。些細なことに思えるかもしれませんが、真正面から向き合おうとした彼女に対し、トピ主さんは逃げてしまった。今すぐにプロポーズができないにしても、「彼女と結婚するつもりがあるかどうか」「なぜ今じゃだめなのか」等々、できるかぎりの返事をしようとする姿勢があれば、彼女の受け取り方は違っていたかもしれません。彼女もそれまでは曇りなく幸せな未来を描けていたのでしょうが、トピ主さんが「コミュニケーションから逃げた」ことにより、自分と同じ考えではないのか、大切な存在だとは思われていないのか……といった疑心暗鬼が膨らみ、この交際の未来に希望を抱けなくなっていったのかもしれません。多くの女性は「感情」と向き合っている時間が長い個人差は大いにありますが、一般的に女性は自他の「感情」に関心が強く、日々向き合っている時間も長いです。カップル間で何かがあって少しでも気持ちが濁ると、女性はその状態を放置できず、時間を費やして悩みがちです。しかしながら、男性は「いざ」とならないと気持ちに向き合わない傾向が強く、そもそも「感情」に興味が薄い人も少なくない。女性の感情には毎回絶対に向き合うべき、ということではないのですが、男性がついつい女性が出す重要なサインを見落としたり、真剣な話が面倒で無視をしたりしているうちに、女性側の気持ちが冷めていってしまう……というケースは非常に多く見受けます。さらに、そうした時期に女性の近くに“自分の望む未来”を描けそうな別の男性が現れると、そちらに気持ちを移してしまうことも。トピ主さんに未練はあったとしても、今の彼女がすでに別れの意思を固めてしまっていて、しかも別の男性に出会っているとしたら、挽回はなかなか難しいかもしれません。しかしながら、今回の喧嘩は偶然の出来事の様子。「ケンカするまではほんとに仲がよくて、楽しく過ごせていたと思う」とのことですし、ポジティブに見るならば、彼女も多少の不安は抱えていたものの、別れることまでは考えていなかった……という推測もできます。もしそうであれば、ここから真摯に結婚や彼女の気持ちに向き合っていくことで、挽回できる可能性も大。復縁できた場合は、「相手がコミュニケーションを取ろうとしたときに、曖昧に逃げない姿勢」をしっかり心がけていくといいと思います。「自分が望む結婚の時期や形」についても、話し合ってみようただし、「別れを撤回してもらいたいから」という動機だけで感情的に動くことには、少し注意も必要。トピ主さんがのちのち冷静になったときに、「やっぱり結婚はまだ早かったかも」などと後悔してしまう可能性もあるからです。投稿には、「自分のタイミングでプロポーズするつもりだった」「結婚に必要なお金だの用意も充分だとは思えず、困惑していた」といった記述も見られます。彼女と話せる機会が持てたら、まずは「プロポーズしたい」という言葉から逃げたこと、そして「重かった」という発言について、謝罪をすることは必須です。ただし、そこからは必要以上に彼女のご機嫌取りをするのではなく、これまでなぜプロポーズができなかったのか=自分から言いたかった、金銭面に不安があった、それでもあなたと結婚したい気持ちは固まっていた……等々、自分が思っていたこともきちんと伝えてみましょう。今の時点で何より確認したいのは、お互いに「結婚はこの相手としたい」という気持ちがあるかどうか、ですよね? その確認ができたら、そこから具体的にお互いが望む結婚の時期や形について、話し合ってみるといいと思います。結婚生活を始めるための準備期間が不十分だと思うならば、「今年中に籍を入れよう」等、時期を区切った約束をしてみてはどうでしょうか。無論、今回のことで「彼女を絶対に離したくない」と気づけたならば、あまり先々には延ばしすぎないほうがいいようには感じます。二人の関係が「雨降って地固まる」となるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2020年02月10日「結婚する覚悟が持てません」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。33歳のトピ主さんは先日、交際1年半になる男性からプロポーズを受けましたが、「申し訳ないことに結婚する覚悟が決められずにいる」とのこと。自分の収入は十分にあり、結婚願望も出産願望もないため、「健康な限りは一人で不自由なく、むしろ充実して生きていける」と思っているそうです。“結婚不適合”な考えの自分が結婚してうまくやっていけるのか、もし結婚しない選択をした場合、いずれ後悔する瞬間もあるだろうか……と問いかけています。 「自由を謳歌した満足感」が勝れば、後悔は少ない可能性も投稿には、トピ主さんが結婚をためらう理由も謙虚につづられています。自由な行動に制限が出てくる、家事の負担が女性に多く乗るのは納得がいかない、子どもを生んだら生活が変わるのが嫌……等々。「結婚した後の不安ばかりが脳裏をよぎる」という記述も見られます。「結婚に必要性や魅力を感じられないまま今日まできた」「海外旅行が好きで、自由に行ける気楽さも私にとってはかけがえのないもの」といった記述を見る限り、現状のところ、トピ主さんの気持ちは「結婚をしない選択」に傾いているようにお見受けしました。一方で、「40歳、50歳、と歳を重ねていく中で、『やっぱり結婚しておけばよかった』と後悔するのではないか」という心配もある――。迷いがある以上、どちらの選択をしても、いずれ「後悔を覚える瞬間」が訪れる可能性は高いでしょう。しかし、瞬間的に頭によぎる程度の後悔であれば問題はない、という見方もできます。後悔を覚える瞬間以上に、「やっぱり結婚してよかった」「あのとき、結婚しなくてよかった」と思える機会が多くあるかどうか……がポイントになってくるでしょう。仮に結婚しない選択をしたとして、「30代、40代を自由に謳歌できた満足感」が十分に得られていれば、40歳、50歳となった折、毎日落ち込むほどの深刻な後悔とはなりにくい、という見込みもできます。健康問題や家族の状況変化などでいずれ自由が効かなくなるまで、それこそ“後悔のないよう”思いきり好きなことを満喫しておけば、「自分の意思で、思うまま自由に生きたことへの満足感」が、「結婚をしなかった後悔」を越えない可能性も十分にあると推測します。「自分たちらしい結婚ができるかどうか」も、検討してみよう「一度も結婚しない人生でも構わない」と思えているかどうか……について再考してみるのもおすすめです。もしそこまでの覚悟はできておらず、「自分が結婚したいと思ったときに相手がいないかもしれない」という不安を覚えるのであれば、結婚のチャンスが訪れている今、周りの先輩たちが勧めるように、「一回してみる」のも良案だと思います。ただ投稿には、そもそも結婚願望や出産願望がない、という記述も。一生ひとりの人生でも平気だと思えているならば、今回のチャンスに焦る必要はないかもしれませんね。結婚は双方が「したい」と思ったときがベストタイミング、という考え方もできます。トピ主さんにとって、それが「今」でないならば、かつ、結婚しない人生にも不安を覚えていないならば、今回のチャンスを見送っても、後悔は少ないかもしれません。ただ、もしも今、彼と生きていく毎日に居心地の良さを覚えているならば、「結婚をあまり特別視せず、自分たちらしい結婚の形を模索する」という選択肢もあります。「彼を失いたくない」と思えるならば、それも立派な”結婚を決意する理由”になりえるでしょう。家事負担や生活の自由度については、事前にしっかり話し合うことで理解を得られるかもしれません。「家事は平等にしたい」「生活をあまり変えたくない」「ひとり旅にも行きたい」などと正直に伝えて、「そういう結婚でも良ければ、前向きに考えたい」と伝えてみるのも一案です。彼が家事をするタイプなのか、女性の自由を認められる考えの持ち主なのかどうかは、今までの交際から見えている部分もあるのでは? もしかしたら、「彼はそういう男性ではない(=性別役割分業の結婚の形を望んでいる)」と薄々感じているからこそ躊躇っているのかもしれませんが、そのあたりの価値観も含めて話し合ってみてはいかがでしょうか。「安心できる居場所」を欲したときが、結婚のタイミングかも!?男女問わず、「帰る場所を確保した上で、ちょっぴり自由も欲しい」という人は少なくありませんが、投稿を読む限り、トピ主さんはそうではなく、心から自由を好むタイプという印象も受けました。精神的に安心できる場所が欲しい、自分を無条件に受け入れてくれる相手がそばにいてほしい……といった願望は今のところない様子。いずれそうした気持ちが芽生えてきたときや、「多少の自由を失っても、一緒にいたい」と思える相手が現れるときが、結婚の最適なタイミングかもしれませんね。いずれにせよ、「誰かの意見ではなく、自分自身で決めること」「選んだ先の人生を、充実させられるよう努力すること」ができるならば、どちらを選んでも、後悔の少ない決断になると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2020年02月03日「自由に生きさせた娘が連れてきた彼氏は自由業」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。適齢期の娘がいるトピ主さん。連れてきた恋人がフリーランサーだったため、「結婚を考えているんだったら、積極的には賛成できない」「もっと安定した、堅実な職業の人がいいんじゃない?」と言うと、娘さんに「私には好きに自由に生きろと言っておいて、私の相手には逆のことを言うの?」と反論されてしまったそうです。わが子に望む生き方と、その相手に望む生き方は、一致すべきなのか……と読者に問いかけています。「職業しか分からない段階」で、急いで判断しなくていいのかも子どもの結婚相手に安定した仕事に就いている人物を望むのは、古今東西、多くの親となった人たちの「愛する我が子に苦労をさけたくないから」という偽らざる心理だと思います。収入が突然、激減するような可能性が低い相手のほうが、親としては安心して子どもを送り出せる、ということなのでしょう。とはいえ、堅実な相手なら子どもが幸せになれるのか……と言えば、そうではない例も多々あることは、トピ主さんも十分ご存知かと思います。ただ現状では、大切な我が子を預ける相手の情報が「職業」くらいしかないから、ついそれだけで判断してしまう……という側面はあるのかなと思います。ということで、まずは職業のことは一旦、ひとつの情報として脇に置いて、「娘が選んだ彼の良さを見つけてみよう」という姿勢で、定期的に交流の機会を持ってみるのも一案です。そのなかで、意外な彼の良さや頼もしさを発見できるかもしれないし、逆に職業以外に不安な点を見つけてしまう可能性もあるでしょう。しばらくフラットな目線で彼のことを知る期間を設けてから判断しても、遅くはないかもしれません。「子どもの成長を信じて注視する」のも、親にできるサポートそもそも相手を問わず、結婚の行く末は誰にも保証できません。結婚前はどんなに愛情深く、頼もしく我が子に寄り添っているように見えた相手でも、愛が冷めれば想像以上に冷淡に、卑怯な態度で接する人間に変貌することもある。結局どんな相手との結婚でも、我が子がすると決めたならば、親は子どもたちを信じて見守ることしかできない、とも言えます。しかし万が一、夫婦間で問題が起きたとしても、それを乗り越えていく子どもたちの力を信じ、応援し続けてあげるのも、親にできるサポートかもしれません。結婚も就職もそうですが、自分たちの助けの手が出せないような場所に子どもを送り出す日が来るのは、自然な流れ。助言はいくらでもしていいと思いますが、判断力やリスク回避能力、そして世の中を生き抜いていく力などが身に付き、「我が子も大人として成長してきたな」と感じられている部分があるならば、その後の様子や動向は注視しつつも、まずは委ねてみる……という寄り添い方もあることは、頭の隅に留めておいてもいいかもしれませんね。理論で語れない親の心理。「気持ちの言葉」で話してみようちなみにトピ主さんの夫は、彼のことを「組織に頼らず自力で生きているなんて、かっこいいじゃないか」「大賛成」と仰っているとか。たしかに、ひと口に自由業といっても色々な人がおり、組織に守られていないからこそ堅実に仕事に励んでいる人もいます。個人として色々な取引先の信頼を得て仕事を成り立たせているならば、変化の激しい現代を生き抜く力がある人物、という可能性もあるでしょう。もちろん、そうでない可能性も同等にあります。そういったことはトピ主さんも頭ではわかっているものの、家族内で孤立した気分になり、「私だけが間違っているの?」という気持ちで投稿されたのかもしれません。「わが子に望む生き方と、その相手に望む生き方は、一致すべきなのでしょうか」とのことですが、投稿全体がかなり理詰めで議論をされている様子も印象に残りました。ですが実際のところ、子どもの結婚を反対する心理に、弁論できるほどの理路整然とした根拠などないケースのほうが多いのではないでしょうか。「なんとなく不安だから」「同じ女性として、好ましくないタイプだと感じるから」「自分と同じ苦労をしてほしくないから」等々、感情面から子どもの結婚を反対しているケースは珍しくありません。理論で戦おうとするほど、お子さんからも理詰めの反論をされるだけで、平行線になってしまう可能性も。まずは「ただ心配なのよ。彼をよく知らないしね」といった“気持ちの言葉”で伝えてみてはいかがでしょうか。そうすれば、「じゃあ知り合う時間をつくるから」と娘さんも彼も、トピ主さんの理解を得るための努力をし始めるかもしれません。それに昔は「女性は結婚相手次第で幸せが決まる」などと言われていましたが、今は女性も自分の幸せを選べる時代。お互いに「結婚は2人で作っていくもの」という意識があり、協力体制が取れる相手かどうかのほうが、実は“幸せな結婚”の重要な要素となるかもしれません。そういったポイントを、カップルとしての2人の様子や関係性をしばらく見た上で、判断してみるのも一案です。以上、色々と挙げてきましたが、今後の出方を考える一助になれば幸いです。(外山ゆひら)
2020年01月13日「彼氏の見た目好きになれない」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。交際半年になる29歳の恋人がいる、26歳のトピ主さん。彼は優しく、大切にもしてくれる「とても素敵な人」だそうですが、「見た目が全くタイプではない」のだとか。友人や母親からの評価も気になっており、「胸を張って、自慢の彼氏だと言えるようになりたい」がどうしたらいいか……と読者に問いかけています。「尊重できない彼」といて、お互い幸せになれる?彼は交際後7キロも痩せたり、ファッションや髪型を変えたりとかなり努力してくれているそうですが、「身長が低く、顔もソース顔で、おでこもM字にハゲてきている」とのこと。トピ主さんは「一緒に話していて楽しい」「好きだと感じるときもある」ものの、「見た目が気になってしまって、冷たく当たってしまう」「街中を歩くのが少し恥ずかしいな」と感じてしまうこともあるそうです。カップルや夫婦の中にも、「相手の容姿がタイプでない」という人は沢山いますが、「そんなことが気にならないくらい相手のことが好き」だと感じている人もいれば、あるいは心の中で整理が付いていて「容姿は〇〇だけど、でも相手のここが最高に素敵」だと肯定的に話す人もいます。「彼の魅力は、私がわかっているからいい」「自分の相手は彼以外は考えられない」という結論をちゃんと持っているのですね。しかしトピ主さんの投稿には、「優しくて大切にしてくれる、でもタイプではない」と否定的に終わっている文章がいくつも見られます。まずは綺麗事を抜きにして、「これは生理的な感覚(好み)だから仕方ない」と開き直ってみませんか。罪悪感に苛まれたところで、彼の容姿に納得がいっていないのは事実。「私も人のことをどうこう言える容姿でないのは重々承知している」とのことですが、どこかで「自分と彼は釣り合わない」という気持ちもあるのかもしれませんね。その上で考えてみてほしいのは、「尊重できない気持ちを抱えたまま彼と結婚して、彼も私も幸せになれるのだろうか」という点。彼の容姿について、トピ主さんの心の中で折り合いをつけなければ、このまま付き合っていても永遠に曇りのない幸せは感じられないかもしれません。一度「タイプの男性」と関わってみるのも一案荒療治ですが、一度トピ主さんのタイプだという「身長が高く、塩顔」な男性と仲良くなってみるのも手だと思います。恋人がいる立場なので深入りはしないとしても、そういう男性と少し恋愛的に関わってみることで、何かしら見えてくることがあるはずです。もしかしたら容姿がタイプで、しかも優しくて大切にしてくれる男性がいるかもしれないし、容姿がタイプでも、トピ主さんが喜ぶような優しさや幸せをくれない相手もいるかもしれない。あるいはタイプだからと舞い上がりすぎて、対等な立場が築けず自分がつらい思いをするかもしれない……等々、いろいろな可能性があるでしょう。いずれにせよ、容姿のよさがどれほど交際に大事なものなのか、そういう男性と自分はうまく関係を築けるのか、一度体験してみなければ迷いは消えないようにも思います。そうすることで、今の彼の良さや二人でいられる幸せに改めて気づけたり、心の整理を付けられたりする可能性はあるでしょう。「他の男性と関わるのは、彼に悪い」と思うかもしれませんが、今のように陰で彼の容姿を悪く言い続けるよりは良いのでは。どうしても気になるなら、彼に正直に「気持ちに迷いがある」と言って少し距離を置いてから、別の男性を見てみるのも一案です。「周りの目」に対する重要度は、年齢とともに下がりやすい投稿には、学生時代の友人たちの評判や、自分の母親に「あんまりイケテないね~」と言われたことも引っかかっている……という記述も。他人からの目を過剰に気にするのは、思春期〜20歳代の人に特に多い傾向です。ですが年齢を重ねると、徐々に「いかに周りから見た目のいいパートナーがいるか」よりも、「自分たちがいかに幸せに暮らしているか」のほうが重要になりやすいのも事実です。加えて、結婚などをすると親や友人とは自然に距離ができることもあり、周りの評判は今ほど気にならなくなってくる可能性もあるでしょう。とはいえ、他人の目を気にするかは個人差も大きく、“周りの目”を最重視して結婚相手を選ぶ人がいないわけではありません。「自分の人生には何が一番、必要なのか」を今一度じっくりと考えてみましょう。「パートナーの評判は、私の生きる張り合いになる!」というくらいこだわりがあるならば、あるいは「優しさより、評判がいいパートナーがいるほうが私は幸せだ」と思うならば、許容できる容姿の男性を選んだほうがトピ主さんは幸せを感じられるかもしれません。まさか彼に整形してもらうわけにはいかないでしょうし、「現状」を選ぶならば自分側の捉え方や考え方を変えるしかない。どうしても納得できないならば、別の選択肢(別れて別の男性を選ぶ)に進むしかない――。究極的には、この2軸で考えてみるのもおすすめです。迷いが晴れる結論が出るといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年11月18日「未婚者は自己責任という上司」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。既婚で子持ちの上司が、職場の飲み会で「結婚につながらないような恋愛に時間を割いているのは自己責任だ」と言っているのを聞いて、モヤモヤしている……という未婚のトピ主さん。こんな上司の言葉をどう感じますか? と読者に意見を求めています。自己責任と主張するのは、今の自分が“順調”だからかも!?「自己責任」という言葉は、最近いろいろなところで耳にします。価値観の話なので万人に共通する正解はないのですが、今回の上司の言葉から、「世の中には恋愛や結婚を、自己責任だと捉えている人がいる」ということは分かりましたよね。一方で、トピ主さんのように「自己責任以外の要素も関係しているのではないか」と捉える人がいることも分かります。両者の違いを少し考えてましょう。その上司は「少なくとも社会人の恋愛は、結婚に至るためにするもの」という認識を持っている様子。おそらく結婚して子どもを持った自分の生き方や努力に自信があり、順調だと感じられているからこそ、「今は恋愛してるけど、まだ結婚はわからない、一生独身の可能性もあるし……」と発言した同僚を否定するようなことを言ったのだろうと推測できます。一方、トピ主さんは、結婚は相手のあることだし、自己責任というのは本人の過失みたいでキツい言葉だ、環境や相手に左右されるケースだってある……と感じたわけですね。確かに、片方がどんなに結婚する気で恋愛をしていても、相手の気が変わることもあるし、家族に反対されて破談になるケースもあれば、世の中や仕事の状況でタイミングを逸してしまうこともある。トピ主さんや同僚の方は、自分や他人の例から鑑みて「結婚は必ずしも自分の思いどおりにはなるものではない」と考えるようになったのかもしれませんね。となれば、上司はそうした人たちの気持ちや状況が“わからない”だけなのかもしれません。どうにもならない恋愛の状況や感情を経験したことがないか、「惚れた腫れたより、意志や世間体のほうが大事だ」と考えているのか、あるいは「自分を受け入れてくれて、結婚したがっている相手を見つけてパッとすればいいじゃないか」といったシンプルな捉え方をしているのかもしれません。色々な人の気持ちを考慮できる人物ならば、「たしかに結婚は縁だよね、タイミングもあるし」くらいに、やんわりと返したかもしれません。トピ主さんが、上司に対して「冷たさを感じた」のはその部分なのでしょう。上司という立場にある人なら、自分と違う状況にある人の気持ちを慮れるやさしさを持っていてほしかった……というガッカリ感もあったのかもしれませんね。「自分以外の立場にある人」の気持ちを慮るのは、意外と難しいのちの投稿で、トピ主さんは「(上司から)独身のままで人生を送るのは結果良くないと言われている気がしてしまい」モヤモヤしたのかも、といった自己分析もつづっています。推察どおり、おそらく上司は「未婚の人生は良くない」と思っているのでしょう。自分は結婚して幸せだからこそ、屈託なく「皆もそうすればいいのに」と思っているのかもしれないし、社会通念的に「それがあるべき姿だ」という価値観を持っているのかもしれない。自分の価値観こそが正しいと信じており、「未婚の人生を送っている人(送るかもしれない人)を理解するつもりがない」という可能性もあるでしょう。さりながら「自分と違う立場にある人を慮ること」は、実は誰にとっても結構難しいことです。結婚してみないと分からない既婚者の悩みもあるだろうし、上司である人の気持ちも上司になってみなければ分からない、とはよく聞きます。ポジティブな見方をするならば、その上司なりに、同僚の出世や将来を考えて言ったのかもしれないし、「実らない恋愛をしていないで、幸せになってほしい」という愛情があったのかもしれない……等々。そんなふうに捉えてみれば、トピ主さんのモヤモヤも少し軽減するのではないでしょうか。「人のふり見て我がふり直せ」な教訓としていこう無論、ただただ“自分のいる狭い世界”しか見えていないために、自分の価値観をまるで世論のように押し付けてくるような人もいます。そういう人に出会ったときは、「自分はああならないようにしよう」と、ひそかに教訓とさせてもらうのがベストかもしれませんね。「万物不変」なんて言葉もあるとおり、世の中や人生には“絶対に変わらないもの”など何ひとつありません。恋愛や結婚に限らずですが、自分の周囲で起こるすべての変化を自己責任だと捉えていたら、しんどくてつらくて生きていけないような局面もあるでしょう。できる努力はサボらないとしても、「人生には本人だけでコントロールしえない部分もある、運・不運もある」などと鷹揚に受け止められる、自分にも他人に優しい心は持っておきたいものですね。自分が望んだ状況にあるときに、そうではない人や異なる価値観の人を見て、「努力不足」「自己責任だ」と批判するのか、それとも静かに自分に訪れた幸運に感謝をするのか――。学ぶべきことが多いトピックだなと思いました。応援しています。
2019年11月04日交際中の男性に転職と結婚について相談すべきかどうか悩んでいる女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「一生結婚できないかもしれないので自分で食べていけるだけのお給料をもらえる仕事に就きたい」との考えから、現在転職を検討しています。しかし本心では「彼と結婚し、(今の)事務職を続けて共働きをする」のが理想のため、結婚の可能性の有無を彼に相談したい気持ちがあるとか。プレッシャーや重荷にはなりたくないが、どう聞けばいいのか……と読者にアドバイスを求めています。「結婚への道」は千差万別で、自分だけでは選べない彼は社会人2年目。交際期間もまだ8か月とのことで、「正直そこまで結婚についても考えられないだろうし重荷になると思うと余計に相談しづらい」とのこと。彼に尋ねて「結婚する気はない」と言われるのも怖いし、する気がないと言われても別れたくない、彼が大好き……といった記述も見られます。結婚に至るまでの経緯や状況は千差万別。残念ながら、万人に共通する法則はありません。今回の件も例えばですが、下記のようなあらゆる可能性が推測できるでしょう。――「不十分な収入だから養って」という雰囲気を醸し出すことで、彼はトピ主さんとの結婚を望まなくなるかもしれない――収入が不十分な状態でいたほうが、切羽詰まってトピ主さんに勢いが付き、結婚に漕ぎつけるかもしれない――転職して十分な収入を得られるようになったほうが、彼も安心して結婚を決断するかもしれない――トピ主さんが県外や忙しい仕事に転職をすれば、それが原因で彼と別れることになるかもしれないいずれにしても、トピ主さんが望む将来(不十分な収入の現職のまま結婚)を叶えられるかどうかは、彼の性格や価値観、そしてトピ主さんへの想いの深さも関係してくるでしょう。「結婚をするかどうか」「結婚後どんな生活をするのか」は絶対にひとりでは決められない、ということでもあります。「今は何をすべき時期なのか」を考えてみようつまり、本気で結婚を考えているのであれば、怖くても彼と直接、話し合ってみるほかありません。思いきってぶつけてみれば、今の時点での彼の答えは聞けることでしょう。しかしトピ主さんは、「(結婚を決めるには)交際期間がまだ十分でないのでは」とも感じているのですよね。確かに、結婚を決断するには二人の関係が熟しているか、もしくはお互いが人としてそれなりに成熟しているか、どちらかの要素が必要なように思います。もし二人がまだ結婚話をする段階に来ていないと思うならば、「年齢的に少しでも早くしたほういい」と感じている転職のほうを、まずは優先してみるといいようにも思いました。その場合、彼には「近々、転職をしようと思う」とだけ相談してみるのもひとつ。仮に彼のほうから結婚に絡めた意見が出てくるようであれば、それを加味して転職先を考えるのもいいでしょう。今回、結婚の話が出なかったとしても、「いざ結婚の時期が来たら、そのときにベストなライフスタイルに変えよう」「結婚前にできるだけ貯金を増やしておこう」等々の心づもりをしておくと、転職活動にも前向きに励めるのではないでしょうか。彼の考えを知った上で決断したいのであれば、「将来どんな家庭を持ちたいと思っているのか」「働く女性やパートナーをどのように捉えているのか」等々の話題を持ちかけてみて、彼の価値観を探ってみるのも一案です。「自分がどんな人生を送りたいか」の視点も忘れずにトピ主さんが「結婚するなら(収入が不十分な)事務職のままでいい」と考える理由は、家事や子育てをする将来も考えてのことだろうと推測します。ただ“一人前の仕事”というのは、人生を選択する自由や人生の意義、誇り、人との豊かな出会いなどを与えてくれることも期待できるものです。「一人前に稼げる女性を目指すかどうか」は、ぜひそうしたことも加味した上で長い目で考えてみてくださいね。彼の意見を参考にしたとしても、「どういう自分でいたいか、どういう人生を送りたいか」は、最終的にはトピ主さん自身しか決断できないことですから。それにトピ主さんには、「転職も結婚もかなえる」という道だってあるわけです。転職をして一人前の収入を得よう!と頑張るトピ主さんのことを、彼は誇りに思い、そういう自立心のある相手とならば人生を共にやっていけそうだ、と結婚に前向きになるかもしれない。お互いにフルで共働きとなれば、将来的に家事分担など現実的な問題も出てくるでしょうが、社会全体がこの問題をどうにか乗り越えようと変化している時代。「女性が一人前に稼げる仕事をする=結婚しにくくなる、結婚生活をうまくやれない」という図式に、自分たちを画一的に当てはめる必要はないようにも思います。先入観や固定観念にとらわれず、まずは自分の人生設計とそのために必要なお金についてしっかり考えてみましょう。その上で「二人の人生設計も話し合いたい」と決心できたときに、彼にも話を持ちかけてみるのがベストな気がしました。応援しています。(外山ゆひら)
2019年10月14日