2018年11月12日 08:00|ウーマンエキサイト

二次元や芸能人とは何が違う!? 「現実の男性」に恋をするには



「恋愛(自分から男性を好きになる)するにはどうすれば…」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

アラサーのトピ主さんは、これまで告白されて付き合ってみた彼氏は何人もいたものの、どの相手も好きになれず別れてきたという女性。「二次元や芸能人の男性は大大大好きで、胸が苦しいほど恋している人がたくさんいる」ものの、これまで自発的に男性を好きになった経験はゼロ。現実でも恋愛がしたい、男性に恋するってどうしたらいいのか……と問いかけています。

目次

・二次元や芸能人への恋が“ラク”な理由
・「誰かに好かれないことがあってもいい」と思えることが第一歩
・完璧を捨て、「自分の気持ち」を大切にしていこう

二次元や芸能人とは何が違う!? 「現実の男性」に恋をするには

©nanihta


二次元や芸能人への恋が“ラク”な理由

一方通行の恋は深く傷つくことの少ない、とてもラクな関係。二次元や芸能人の男性ならば「大大大好き」になれるのは、相手のほうは自分のことを見ていない気楽さがあるからとも推測できます。一方、「双方向に心を通わせていくということが分かりません」とのことですが、現実で双方向の幸せな恋愛関係を築くためには、時に勇気や努力、責任感や忍耐力なども必要になってきます。

どちらがいい悪い、ということは一切ありませんが、両方を同じ“恋愛”だと混同すると少し迷いが生じやすいかもしれません。
トピ主さんは「本来の性格を出せるような安心できる男性」に出会いたいとのことですし、架空または遠い世界の相手への恋については別物として楽しみながら、現実世界では「ドキドキよりも、安心できる相手を探していこう」と決めてみてもいいのかな? と思いました。

「誰かに好かれないことがあってもいい」と思えることが第一歩

さて、トピ主さんは普段、「人付き合いが苦手で、家族やごく親しい友人にしか本来の性格を出さず一生懸命明るい自分を演じている」とのこと。これまでの彼氏は“外面の私”を好きになったからか、キャラを勝手に決め付けられて居心地が悪く、また嫌な面ばかりが目について別れに至ってきた……とのこと。とはいえ、「男性嫌い」というわけではなく、仕事では尊敬する男性も仲良くできる男性もいるそうです。

恋をすれば、多くの人が”本来の自分”を出せなくなるもの。相手によく思われたくて不自然かつ挙動不審になってしまい、そのためにひどく思い悩む……なんてことも日常茶飯事です。ただトピ主さんの場合は、たいして好きではない男性に対しても“本来の自分”を出すことができない。おそらく「誰にも嫌われたくない」という気持ちが強いからではないかなと推測します。


「知り合った人に、好かれないことがあってもいい」と考えられないために過度に演じてしまうのであれば、恋愛に限らず、まずは日常生活でこの思い込みを少しでもなくしていくことが、トピ主さんが現実の男性に恋をするための第一歩ではないかと思いました。

何より、目の前の人物が「素の自分を見せても大丈夫な相手」かどうかは、一旦、演じない自分を見せてみないことには分かりません。素の自分を出して、それで嫌われることがあっても、「そういうこともあるよね」「残念だけど、縁がない相手なのだろう」とさらりと流すことに、少しずつ慣れていく訓練をしてみるのがおすすめです。

あわせて、「世の中には、家族や友人のように素の私を好いてくれる人もいるはず!」と前向きに信じ続けることも重要です。不安になるときは、「浅く広く100人に嫌われないでいるより、ひとりの誰かに深く愛されてみたい」「私を好きだと言ってくれる人たちに、好いてもらえたらいい!」と何度も自分に言い聞かせていきましょう。「本物を得るためには、時に偽物を捨てる勇気も必要」なんて捉えてみるのも一案です。

完璧を捨て、「自分の気持ち」を大切にしていこう

また、「相手にどう思われるか」ばかりを気にしていると、自発的な恋をするのも難しくなりやすいです。人間関係でもできるだけ”自分の気持ち”に焦点を当て、それを軽視しないでいきましょう。


自分の気持ちを重んじていれば、告白されても「私が相手を好きだ」と自覚できるまで交際を承諾しない姿勢も貫けるはず。まずは知人・友人としてよく知り合ってからにすれば、勝手な幻想を抱かれる機会も減るだろうと思います。

最後に補足ですが、過去の交際男性のアラを探したくなるのは、「恋愛がうまくいかない理由」をどうにか自分に納得させようとしているから、という可能性も考えられます。トピ主さんの中に「うまくいかない恋があってもいい」という前提がないために、一つひとつの恋の終わりに納得できる理由を付けたくなってしまうのかもしれません。

恋が終わることは“失敗”ではなく、かつ何があってもトピ主さんが素敵であることに変わりない、ということは覚えておいてくださいね。

多くの「恋愛」と「別れ」はセットですが、そこではかけがえのない思い出や成長が得られることもあり、またそれだからこそ、生涯を共にできる相手に出会える素晴らしさに気づけることもある。その前提のもと、「完璧でない自分も許容する強さ」と「本物の愛を手に入れる勇気」を持てるならば、きっとトピ主さんの恋模様にも変化が起きてくると思います。応援しています。

(外山ゆひら)

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