2023年11月14日 19:00
「建設的な話し合い」って何? 意外と知らない言葉の意味
◇「建設的な話し合い」の対義語は?
「建設的」の対義語は「破壊的(はかいてき)」であり、物事を壊すような様子を表します。しかし、「破壊的な話し合い」と使うのは現実的ではありません。
「建設的な話し合い」の対義語としては、否定の意味を持つ「非」を付けた「非建設的な話し合い」の方が適していると言えるでしょう。
また、何の実りもない話し合いという意味で、「不毛な話し合い」という表現もしばしば使われます。
▶次のページでは、「建設的な話し合い」の正しい使い方を例文と共に紹介します。
■「建設的な話し合い」の正しい使い方(例文付)
「建設的な話し合い」という表現は、それが「必要」か、あるいは「できた」かのいずれかの文脈で使われることが多いです。
ここでは、それぞれの文脈での具体的な使い方を、例文を交えて詳しく確認していきましょう。
◇(1)「建設的な話し合い」が必要な場面
建設的な話し合いは、現状を変えるために前向きに行われる話し合いです。それは裏を返せば、現状に何かしらの課題や問題点があるということなので、多くの場合「それが必要である」という文脈で使われます。
以下の例文で、具体的な使用イメージを把握しておきましょう。