明治時代までは法律で日数が定められていましたが、現在はライフスタイルの多様化から各自の判断に委ねられています。
地域や家系によって異なるものの、基本的には故人との関係性によって期間が変わることが多いでしょう。以下はあくまでも目安として参考にしてください。
*【喪中の期間】
・配偶者、両親、義父母、子ども:12カ月
・祖父母、孫、兄弟、姉妹:3~6カ月*
■喪中にやってはいけないこと
身内が亡くなり喪中に入っている期間は、基本的にお祝い事などは控えるべきとされています。では、具体的にはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか?
ここからは、喪中にやってはいけないといわれていることを紹介していきます。
◇(1)年賀状は出さない
年賀状は、新年を祝う年始の挨拶として親しい人に送るものです。そのため、喪中の期間に年賀状を出すのは控えましょう。
とはいえ、お世話になっている人に全く連絡しないのも失礼にあたるため、前もって知らせておくのが丁寧な対応です。
年賀状の代わりに喪中はがきを送る場合は、相手が新年の準備を始める前に伝わるよう、12月上旬頃までに投函を済ませるようにしましょう。