しかし、中には生前に故人が待ち望んでいたということもあるでしょう。その場合は、四十九日法要が終わってから執り行うケースもあるのだとか。
ただし、喪中は遺族の気持ちを落ち着かせている期間であるため、身内の状況や心情を考慮した上で日取りなどを決めていきましょう。
◇(6)お祝いの席や祝賀会等の参加はできるだけ控える
喪中の期間は、結婚式などのお祝いの席や祝賀会、式典への参加は避けるのが無難。しかし、最近では「参加者や主催者が気にしなければ出席してもいい」としている場合も多いようです。
ただし、周囲に気を使わせてしまうこともあるかもしれません。そのため、自身の気持ちだけでなく、他の遺族や主催者と相談して決めることが大切です。
◇(7)旅行や飲み会などは控える
喪中の期間は、旅行などのレジャーや飲み会への参加はなるべく控えた方がいいでしょう。理由としては、喪に服している間は娯楽を慎むべきという考えがあるためです。
とはいえ、昨今では許容されるようになってきました。そのため、身内を亡くした人を癒やしてあげたいと、誰かから旅行や飲み会などに誘われた場合、少人数の行動かつ心のケアになるのであれば、前向きに検討してみてもいいかもしれません。