◇(2)正月のお祝い
正月のお祝い事も、初七日までは控えたいことに該当します。
しめ縄や門松などの正月飾りは、喪中には避けるという家庭も少なくありません。
また、縁起の良い料理や食材が入るおせち料理も控えられることがあります。
ちなみに、親戚で集まる場合は、派手な振る舞いを避け、故人を偲ぶ目的であれば問題はなでしょう。
お年玉も控えられることではありますが、孫や親せきの子に渡したい場合は「お小遣い」など、差しさわりのない名目であげると良いでしょう。
◇(3)神社への初詣
神社への初詣も初七日までは控えたいことの1つです。
特に神道では、死を穢れとしているため、喪に服している人が神社に入ることはよしとされていません。ただし、四十九日を過ぎれば神社へ参拝しても良いという考えの地域もあります。
どうしても初詣に行きたい場合は、忌中・喪中であっても初詣に行って良いとされているお寺で参拝するか、事前に神社に問い合わせてから足を運ぶようにするといいかもしれません。◇(4)紅白の水引の熨斗付きでお歳暮を贈る
お歳暮を贈ること自体は、初七日までしてはいけないことには含まれません。お世話になった方に贈るもので、お祝いの意味は込められていないためです。