語呂合わせから
豆まきは、語呂合わせが由来になっているという説も。
昔からの言い伝えに「毘沙門天のお告げに従い、人々が豆を炒って鬼の目に投げつけることで鬼を撃退した」というものがあります。そこから「魔の目(=鬼の目)」に豆を投げつけて「魔(ま)を滅(めっ)する」と考えられるようになったのだそうです。
■節分の豆まきの豆はどんな種類でもいい?
節分の豆まきに使う豆は大豆が一般的ですが、大豆なら何でも良いというわけではないようです。また、地域によっては他のものをまくこともあるのだとか。
ここからは、節分の豆まきに使う豆の種類について詳しく確認していきましょう。◇節分の豆は「炒った大豆」が一般的
節分の時にまく豆は、炒った大豆が一般的です。これには2つの理由があります。
☆(1)豆から芽が出てこないようにするため
1つ目は、豆から芽が出てこないようにするためです。
生の大豆を家の中にまき、拾いそびれた場合、後になって芽が出てしまうことがあります。昔は節分でまいた豆から芽が出るのは縁起が悪いこととされていたため、日数が経過しても芽が出ないように、あらかじめ火を通すようになったといわれています。