というもので、上記の筆跡とは異なります。連綿型の字を書く人は、情緒的で世話好きな人が多いです。
◇(2)右下がりの文字を書く人は「あまのじゃく」
筆跡心理学は、日本ではまだ歴史の浅い学問であり、基本的に右利きの筆跡を対象としています。そして、右利きの8~9割は、右上がりの文字を書く傾向があります。
そんな中、数少ない右下がりの文字を書く人は、あまのじゃくな批評家タイプ。人と違う意見を持ちやすく、他人と意見が食い違った場合に相手のことを「間違っている」と強く非難する傾向があります。
もし同僚の中に右下がり筆跡の人がいる場合、会議がうまく進まなかったり、なかなか意見がまとまらなかったりするかもしれません。
ただしこのタイプは、ブレストの時など多くのアイデアが必要な時に、斬新な案を出してくれる可能性があります。
もし反論されても「面倒くさいな」と思わずに、その人の斬新な視点で参考にできるところがないか探してみると良いでしょう。なおこの右下がり筆跡は、学者や評論家といった肩書きの人にも見られやすい傾向も。あえて一般的ではない、斬新な考え方が必要な職業に適した筆跡なのかもしれません。
ちなみに右上がり筆跡の人は、ルールを重んじ団体行動が得意なタイプ。