恋愛情報『西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第五十三目。』

2017年5月12日 12:00

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第五十三目。

マンチェスターで食べたものの中で一番美味しかったであろうカレーに舌鼓をうちつつ、話はフランス大統領選に。

最初は、ポピュリズムという言葉を隠れ蓑に差別を正当化する危険性など、何だか真面目な話をしていたのですが、マクロンの奥さんが24歳年上だと知ってびっくり。

もう政策とか信念とか、どうでもいいわ。

私、フランス人じゃないし。

「考えられない!私の国じゃ、もう私の年齢では女としての価値はないも同然だもの」と言うと「そっちのほうが考えられないよ。マユコは綺麗で優しくて頭が良くて、最高の女性じゃないか!」とオスカル。

その言葉、アドバルーンにして飛ばしていいですか?

てかアドバルーンって発想が年寄りだな。

ああ、フランス人と恋をするのも悪くないかなと思ったのですが、手掴みでナンを食べる私の目の前でナイフとフォークでナンを食べるオスカルを見て、やっぱり厳しいなとも思いました。


翌日、ロンドンへ向かう列車に乗る私を彼は駅まで見送りに来てくれました。改札の前で「僕の国のやり方で挨拶をしてもいい?」と言うオスカルに私は笑顔で頷きました。

両頬にチュッチュとキスをしてから「私、クララともマルコとも普通にビズ(フランス式の挨拶)

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