2017年7月7日 11:00
西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第五十七回目。
なんですから、素晴らしいことこの上ない。
もちろんしつこく付き纏われたらイヤですけど、こんな風に挨拶をされて不快になる女性なんていないと思うんです。
例え相手がハゲたおじさんでも私は嬉しいです。
同じマユコでも「この、ハゲ~っ!」なんて叫びません。
一番驚いたのは、ホテルでエレベーターに乗る時のことでした。
目の前でチンと開いたエレベーターにはイタリア人家族が乗っていました。
お父さん、お母さん、よちよち歩きの妹ちゃん。
「ボンジョルノ」と笑顔で挨拶を交わしつつ彼らが降りるのを待っていると、最後に出てきたお兄ちゃんが私のために扉を押さえてくれたのです。
お兄ちゃんは歳の頃10歳。
私が「グラッツェ」と言って乗り込むと、お兄ちゃんは「プレゴ!」とウィンクをして去っていきました。
イタリアの教育、どうなんってんだよ!どうやったら、そんな男の子に育つんだよ!
甥っ子3人を持つ私としては、彼らにはとにもかくにも女の子に優しい男性になって欲しいです。
というわけでイタリア式教育方法を姉に推進したところ「じゃあ、とりあえずサイゼリヤに連れて行って」とのことでした。
ミラノ風ドリアを食べて優しくなるなら安いものだ。
サイゼリヤはイタリア男への近道です!
家事は実家に任せて働く“マウントママ友”。他のママさんに…「まだ仕事してないの?」⇒他人の心を折る【NG言動】とは