2017年10月13日 11:04
西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第六十四回目。
バットを持った男女の入店に一瞬顔を曇らせた店主でしたが、私たちをカウンターの隅に案内してくれました。
「ここ、うまいんですよ」と嬉しそうなY君の横でちゃんぽんをすする私。
確かに美味しい!しかし量が多い!
私が半分も食べ終わらぬうちにY君は完食。それを見た私は思わずうっとり。
もちろんY君の食いっぷりにではなく、自分の女子っぽさに。どこまでも自分大好き、西山繭子であります。
その旨をY君に話すと「いや、俺が食べるの早いだけなんで、うっとりしないでください」と全否定。なかなかやるわね。
そして完食の結果パンパンに膨れた腹でバッティング・センターに到着。
普通、男女で来た場合ってお互い順番に打ちつつ「や~ん、打てな~い」という甘い時間が流れるんだと思うのですが、私たちは同時に隣同士のブースへ。しかも私は右打ちでY君は左打ち。よってお互いに背を向けて黙々と打つという、まさに部活動の時間に突入したのでありました。
「西山さん、ホームラン打ったら俺とつきあって下さい!」とか言われるのかなと少しドキドキしていたのですが、私の背後でY君は「ああ、呼び込みすぎた」とつぶやいたりして完全に練習モード。