どのくらいの年収になっているか、わかってきます。
もちろん、「だいたいわかること」が、夫婦における共通の目標となって、それなりに愛のある穏やかな生活が続きます。
でも、それだけでは物足りないから、浮気をするわけです。ほとんど満ち足りたような生活をして、なにが物足りないのか?浮気をするひとは欲張りなのか?ただの淫乱なのか?
そうではなくて、生活に楽しさがないから、浮気をするわけです。未来がほぼ確定したら、あとはよほどのことがない限り、あたしの人生はこの範囲で収まるなと思う、すると未来が限定的に思えてきて、楽しいことをしたいと思う。それが、それなりに社会的地位があるひとがおこなう浮気のメカニズムです。
浮気を推奨するわけではありませんが、そういう恋愛は、やる意味がある。楽しい未来を創造(想像)できるから、やる意味がある。
なぜか?ひとは希望がないと生きていけないからです。■今なにができるかがすべて
なにかの本に書いていましたが、ある刑務所では、砂の山をすぐ隣に移すという作業をするそうです。
隣の山にすべての砂を移し終えたら、今度はそれをもとに戻す。これを延々と繰り返すそうです。当然、生きる希望がなくなっていくので、精神的にすごく追いつめられるそうです。