聞き上手の極意!?美容職が大切にしている「相槌」のポイント
時には、相手の言葉を反復して「聞いている」ことを相手に実感してもらうことが大切。「とっても怖かったのよ」と言われたら「それは、とても怖かったですね」と必ず繰り返しましょう。とはいえ、何回も繰り返しをされるとしつこく感じます。「へー」や「なるほど」を5.6回使ったら繰り返し言葉を使うようにしましょう。「しっかり話しを聞いて貰えた」と好印象を持たれます。
■◇同じことを何回も言う人(エステティシャン/36歳)
年齢を重ねた方は、何回も同じお話しをされる方が多い傾向にあります。何度も同じ話しをされると「前も聞いたよ」とか「また同じ話しか」と思いがち。そして、そういった想いはついつい表情に出てしまいます。
そんな表情を目にすると「前も話したかな」と感じた本人は嫌な気持ちに。何度も同じ話しをされる方は、そのお話しが本人にとって「とても大切なこと」だからです。不満や愚痴だったとしても「どれだけ傷ついたか聞いて欲しい」想いが大きいということです。「大切なことを伝えたい」と思われる相手になったのだということを理解して、同じお話しでもしっかり聞いてあげることが、今後の関係に大きく関わってきます。■◇表情を変えるだけでいい(ネイリスト/28歳)