2017年9月28日 11:00
―あのコの恋愛事情― #恋した相手はチャラ男の極み 編
「そのときは本心だった」なんてうまいこと言って。チャラ男との恋は、うまくいっても傷つくことはみんなわかっているのに、好きな気持ちがある間は、どうしても期待してしまう。自分と恋愛したら変わってくれるんじゃないか?とか。
そして思い出してしまう、あの日の優しい囁きを。笑いをこらえながら話す私に「笑い事じゃないですよ!」なんて息まきながらアキさんが言う。
「そうなんですよ、あの日のあの彼を思い出して信じたくなるんですよ。」
でもね、それ、幻想ですから。例えその瞬間は本気だったとしても、現実は「今」だけ。囁いてくれたその瞬間も、熱く抱きしめられた瞬間も「過去」。
チャラ男が今もその気持ちを持っているなら、今日だって抱きしめにきてくれるはずなんですよ!
■◇おわりに
「恋心が少しでもある相手なら、今、抱きしめにきてくれるはずなんです。せめて、明日とか今週中とか。抱きしめてくれたのも囁いてくれたのも過去なら、チャラ男はもう次へいっちゃってるんですよ。諦めがつかない気持ちは”アレはなんだったの?!”ていう消化不良だけで、そんなに深い恋心じゃないですよ。気のせいってことにしましょ!」
勢いよくアキさんへ問いかけてみる。