2018年3月18日 17:00
彼はあなたの手料理に「レストラン級」を期待してるわけじゃないですよ
彼のためにスーパーに行って、彼のために野菜を選びながら、ちょっとだけ、「いつか同棲したり結婚したりしたらこんな感じに毎日買い物するのかなぁ」なんて考えたりしてしまう自分。
キッチンに立って、テレビを観ながら待ってる彼に「お願いだからあんまり期待しないで・・・・・・」と思いながら慣れない包丁片手にレシピを懸命になぞる瞬間。
この、まさに全部が「彼」のために費やされた私たち時間と、その間に私たちが巡らした彼に関する思考、そして、それらの源になった彼に対する愛情。
料理を作ろうって決めてから、それが完成するまでに彼のために過ごした「私たちの物語」を料理という形でプレゼントしてあげるのが、まさに私たちが彼から期待されているものなんであって、「料理の味」というクオリティーそのもの”だけ”を求められているレストランとは、そこが全く真逆です。
だから、「おいしいと思ってくれるかなぁ」なんて不安に思いながら食べる必要はありませんよね。自分なりに一生懸命に作ったという時点で、彼としては十分に満足なんですから。あとはひたすら、「味はまあまあだけど、とにかくよく頑張ったぞ」と心の中で自分を褒めてあげながら、楽しく彼と会話しながら召し上がるだけです。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)
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