■彼のことをいつも頭の片隅に
実はこのとき私がこう思ったのには、ちゃんとした伏線があります。
それ以前にも、彼は同じようなことで喜んでくれた(ように見えた)んですよね。
あるとき、私が仲がいい男友達と遊びに行きました。彼はそれを嫌がっていましたが、私はそこまでは制限される筋合いはないということで(もちろんそんなきつい言い方はしませんが)、彼をいさめて、お出かけしていました。
その男友達と歩いているときに、「あ、これ彼と食べたい!」みたいなすごくかわいいお菓子があったので、買っておいて、その帰り道に彼の家に行って、「これおみやげ。一緒に食べよ」って渡したわけです。
そういえばこのときも、いつもなら他の男子と会った後は不機嫌な彼が、すごくご機嫌だったんですよね。ひょっとしたら、他の男子と遊んでいる最中にもかかわらず「これ彼と食べるから、ふたり分買っていいってもいい?」とかその人に伝えていたりしたのを想像してくれて、安心&喜んでくれたのかなとか思ったりしました。
ほかのときにも、職場の飲み会に行った後にも、「めっちゃ彼氏(あなた)のこと聞かれて、ノロケまくっちゃった(笑)」とか話したら、私が飲み会に行くのが嫌いな彼も、「飲み会楽しかったんだ、よかったね」