しかしその反面、大きなリスクを背負う可能性があるのです。
■○他人任せの幸せは、失うタイミングも自分で決められない
相手に丸投げしてリスクを背負う。この一番わかりやすい例は、やはりお金にまつわることでしょう。
自分は仕事が嫌いだから働きたくない、けれど贅沢な暮らしはしたい。そう考えたとき、一番手っ取り早い方法は「経済的に余裕のある男性と結婚すること」です。
そんな男性と結婚すれば、たしかにあらゆる面で苦労の少ない暮らしが手に入るかもしれません。欲しいものが全て手に入る環境を羨ましいと思うか、つまらないと思うかは、個人の自由です。
しかし、慣れとは怖いもので、月日がたてば楽しかった贅沢三昧もただの「日常」になります。
「経済的に余裕のある人と結婚すること」が目標だった場合、相手との相性までは意識していないため、その後に続く結婚生活は苦痛に満ちたものになるかもしれません。
欲しいものが手に入ればそれで幸せ!という考えももちろんあるでしょう。しかしこの場合、夫の収入が減る、離婚する等、今までの生活が維持できない状態になった時、唐突に「幸せではない状態」に陥ってしまうのです。例えば彼が病気になって働けなくなったら?これまでの生活を維持できないどころか、ふたりが生きていくために、あなたが彼を支えて頑張らないといけないシーンも生まれるでしょう。