2018年9月7日 11:00
「結婚しよ」より「だいちゅきだバーカ」と伝える彼女がかわいいのは何故?
でも、それだけじゃなくて、「結婚」というフレーズの持つ破壊力の大きさも原因になってる。私はたしかにそう思うんです。
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「結婚」には、恋から目を覚ますとても強い力があります。結婚は恋のゴール地点であるように見えて、ロマンティックでおとぎの国の夢物語のように思えて、実は、この世でトップクラスに大きくて強い「現実」です。好きな女子といるとき、男子はみんな夢見心地ですが、「結婚」という現実を突き付けられると、まるで二度寝の気持ちよさをうとうとと楽しんでいるときに冷水を浴びせられたかのような勢いでシラフになってしまう。恋しているときには夢見ていたい。男子は意外とロマンチストです。現実に向き合うのは、夢を十分に楽しんで「そろそろ起きてもいいかもな」と思い始めるようになってからやっとのお話です。
■■「だいちゅきだバーカ」とか、何の中身もなくていい
だから、「好き」という気持ちを伝えるときには、「結婚」とか、あるいはこれと同じような現実の力を備えた「同棲」といった言葉を使うんじゃなくて、「めっちゃ好き」とか「だいちゅき」とか、そういう「好き」以外に何の意味もないような、空っぽなメッセージを使ってみてほしいと思います。