洋の東西を問わず、昔から世界中で「結ぶ」というかたちのおまじないや魔術が知られています。基本的に一本の紐の結び目が人と人との絆を象徴し、中国でも太古のアメリカでも、このような紐飾りを縁起物や魔除け、魔術の道具として用いてきました。一般的にはミサンガやのし袋の紐飾りがそうですね。密教や呪術で指を結び合わせる行為もその一つと言えるかもしれません。
もしもお守りとしてアクセサリーを身につけるとしたら、カッティングされたものよりも一本の紐を用いたもの、結び目を象徴するようなデザインのものを選ぶといいかもしれません。
(梶原まさゆめ/ハウコレ)