では「別れたいのに別れられない時の心理」に陥らないためにはどうすればよいでしょうか?
まず、別れを切り出す側が先延ばししてしまう理由のひとつに、お互いが傷つかない完璧な別れ方を探していることが挙げられます。
誰でも一度は好きになった人との別れは辛いものです。できることなら、どちらも傷つかず、きれいに別れたいと思うのも当然かもしれません。しかし、その考えがあなたの足を引っ張ります。完璧な終わらせ方にしなければならないと考えていると、なかなか自分にOKをあげることができず、行動を起こすことをためらってしまいます。そんな時は、今の自分でもできることを探してみましょう。
例えば、相手と距離をとったり、冷たくしてみたり。別れを切り出せない人は、少しずつでも別れに対して一歩踏み出しつつある自分を評価してあげることが大事です。
そうすることで、自分の気持ちもより整理され、次の行動を起こしやすくなります。実は苦手な仕事を先延ばしにするときも、同じ心理が働いています。苦手な仕事とは、進める途中で自己否定感を感じやすい仕事ということです。苦手な仕事に取り組まなければいけない時は、嫌な気持ちになることが予測できます。