妊娠しづらい「安全日」はある?性にまつわる噂の真相
そのため基礎体温の低い期間の最終日が排卵日と予測できるでしょう。
しかし、これは完全に予測できるものではありません。
生理周期はストレスによって変動し、月毎に変わります。それに伴い、排卵のタイミングも変動するからです。
とくに生理不順な人は、排卵日も不規則になりやすいでしょう。
結論。安全日はない!
はじめに述べたように、妊娠しづらい日を「安全日」と呼ぶことがあります。
しかし実際には、絶対に妊娠しない日は存在しません。
それは上記のとおり、排卵日を完全に予測することはできないからです。排卵日は妊娠するリスクが高いですが、排卵のタイミングがずれることがあります。
またクイズで学んだとおり、精子の寿命は72時間と比較的長いです。
そのため性交渉の際には排卵していなかったとしても、そのあとに排卵するリスクがあります。
「安全日」という概念は信じず、しっかり避妊をすることが大切でしょう。
ライター
草案
助産師:MellowingCokeめい
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※イラスト:性教育いらすと/ちり
(MOREDOOR編集部)