「SLOW MADE IN JAPAN」をコンセプトにリネンをメインとした天然素材で仕立てたアイテムを展開するファッションブランド「nest Robe(ネストローブ)」。2024春夏のシーズンテーマは、「packing fun!」。“シアサッカーコンビ”のキャミブラウス・シャツ・ワンピースの計3型がラインナップします。素材には、洋服を作る際に廃棄されてしまう「裁断くず(=生地の切れ端)」を再生した「UpcycleLino(アップサイクルリノ)」の綿麻素材を使用しています。この素材に、清涼感のあるラミーのシアサッカー素材(※1)をドッキングしたものが、今回リリースしたシリーズです。※ 1:シアサッカーとは夏向けの衣類に使用されることが多く、生地の特徴は、凸凹した表面でサラサラとした肌触りです。そのため肌との接地面が少なく清涼感や通気性に優れています。■ULシアサッカーコンビキャミブラウス2万2000円(税別)定番のUpcycleLino素材をトップに、裾パーツにシアサッカー素材をコンビで使用したキャミブラウスです。華奢なショルダーストラップから裾にかけて広がる軽やかなフレアラインは可愛さもあり、また綿とラミーで表現されたシャドーチェックと合わさり上品で大人っぽい雰囲気も感じます。肩紐は後ろで絞ると丈の調整が可能です。シンプルコーデのポイントにおすすめの一着です。■ULシアサッカーコンビシャツ2万5000円(税別)前身頃と袖部分に透け感のあるシアサッカーの素材を使用、衿や後ろ身頃は定番のUpcycleLino素材を使用しています。上品なシャドーチェックはデザインポイントになりつつも無地見えするので、どんなアイテムとも合わせやすいです。シンプルながらも素材にこだわる事で一味違うシャツに仕上がりました。■ULシアサッカーコンビワンピース3万2000円(税別)袖が無いタイプのデザインで、インナーにブラウスやニットを着たり、またジャケットとも重ね着がしやすいサイズ感です。フロント部分はくるみボタンが並ぶラウンドネック、バックはVネックデザインと衿元にゆとりのあるデザインで、前後2wayで着用も可能。■リリースの詳細nest Robe/CONFECT各店舗、オンラインショップにて、随時発売予定。●ショップリスト:●SPECIAL PAGE:●“UpcycleLino” OFFICIAL PAGE:■nest Robe(ネストローブ)(お問い合わせ先)株式会社 ネキストTEL 03-5772-1881
2024年05月06日トローヴ(TROVE)の和装ライン「和ROBE(ワローブ)」は、2021年冬の新作アイテムを2021年12月上旬に発売する。ウールやフリースの羽織アウターなど冬の新作2021年冬の限定アイテムとして、ウールやフリースなど暖かみのある素材を使った羽織コートや、ウールの袴、和装のパターンで仕立てたシャツなどがラインナップ。「スーパー110’s」や尾州産ウールの羽織和ROBEの定番・羽織型コートは、軽く滑らかな肌触りが魅力の上質なウール「スーパー110’s」を採用したモデルや、洗いをかけ表情豊かに仕上げた尾州産ウールポリエステルレーヨンを用いたモデルが登場する。生地を二重にして仕立てる事で、防風性、防寒性、保温性を備えたアウターに仕立てている。それぞれ、同素材の袴パンツも展開されるのでセットアップでの着用が可能だ。高機能フリースの新型羽織アウター定番型に加えて、新型の羽織アウターも展開。ポーラテック社の高機能フリースを採用し、保温性抜群ながら軽く通気性にも優れた1着に。服地の端にはパイピングを施すことで、アウトドアテイストのエッセンスを加えている。従来の羽織アウターよりも分量感のあるシルエットながら軽やかな着用感のため、カーディガン感覚でさっと羽織ることができる。冬シーズン初の鯉口シャツまた、和ROBE定番「鯉口シャツ」が冬シーズン初登場。しっかりとした質感となめらかさを併せ持つ超長綿ピマコットンの高密度ツイル素材を採用し、冬のインナーとしてはもちろんのこと、ノーカラーシャツとして1枚でも着られるアイテムに仕上げている。この他、着物のデザインを踏襲したウエストイージー仕様のラップパンツや、ウール混ポンチ素材で仕立てた“襦袢ネック”のワイドスウェット、日本の伝統的ボトムスである“股引”をイメージしたイージーパンツなどを販売。ウエストゴムをあしらったイージータイプの袴パンツも揃う。【詳細】和ROBE 2021年冬限定アイテム発売時期:2021年12月上旬展開店舗:トローヴ ショップ(東京都渋谷区神南1-9-10)アイテム例:・羽織型コート 35,200円・ウール袴 28,600円・フリース羽織 44,000円・鯉口シャツ 18,700円・着物パンツ 19,800円・イージー袴 26,400円【問い合わせ先】トローヴ ショップTEL:03-3476-0787営業時間:13:00~19:00(水曜定休)
2021年10月28日株式会社ネクトリーが運営する、メンズアパレルブランド 和ROBE(ワローブ)の最新コレクションを公開しました。2021冬の和ROBE 12月上旬一斉発売予定羽織・袴の新素材を筆頭に、ポーラテックフリースを使用した羽織型コートが新登場。12月上旬発売予定、トローヴ公式オンラインにて先行予約を開催中。URL: 当コレクションは、トローヴ直営店のみの限定展開となります。●和ROBEについて2014年夏より始動した、TROVEの別ライン。古来より普段着として親しまれた和装を、現代でもより身近な物として生活に取り入れたい。そんな想いから生まれたブランドです。ブランド名は和服の和とROBE(長くゆったりした衣服)を合わせた造語です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月28日桜の木を使用したキャンドルスタンドとは?「WOODEN CANDLESTAND ─ Lovedleftovers─」とは、産業廃材となった桜の木を使用した「パスザバトン」のオリジナルキャンドルスタンドです。商品名にある“LovedLeftovers”とは、洋服や靴やバッグ、多くのものが製造されていく中で、残ってしまった生地や革などの素材を利用した「PASS THE BATON」のオリジナルデザインシリーズのこと。 今回発売するキャンドルスタンドは、中目黒に店舗を構えるフラワーショップ「nest(ネスト)」が桜の開花時期に東京都内の商業施設でディスプレイした桜の木を使用し、「PASS THE BATON」のオリジナルプロダクトとしてリメイクしました。 太さや曲がり方もすべて違う1点もの。ひとつひとつ丁寧に彫り上げられています。 デザインはジュエリーブランド「PROOF OF GUILD(プルーフオブギルド)」によるものです。培った技術と経験を活かしたジュエリー製作の他、異分野の作り手とともに様々なプロダクトを手がけているブランドです。 さり気なく「PASS THE BATON」の刻印が入っています。キャンドルスタンドには、国産の蜜蝋を100%使用したロウソクが1本ついてきます。 ひとつひとつデザイナーの手で彫り上げられたすべて手づくりの1点もの、様々なサイズの廃材よりその太さや曲がりを計算して削り出すことはとても難易度が高く、希少なプロダクトとして生まれ変わりました。 それぞれ1点ものなのでサイズは異なります。価格はLL 18,000円/ L 15,000円/ M 12,000円/ S 9,000円/ SS 7,500円(すべて税抜き)。自分好みのものを見つけるという、宝探しのような楽しみもありますね。 「パスザバトン丸の内店」のみでの限定販売なので、気になる方は早めに足を運んで!1年間頑張った自分へのご褒美にもおすすめ。また、男女問わず好まれるデザインなのでプレゼントにも喜ばれるアイテムです。 PASS THE BATON MARUNOUCHI ■場所:PASS THE BATON MARUNOUCHI東京都千代田区丸の内 2-6-1 Marunouchi BRICK SQUARE内■TEL:03-6269-9555■営業時間:月~土 11:00~21:00、日祝 11:00~20:00*詳しくは、HPをご覧ください→ : Mikiko Akiyama(marmelo)
2018年12月28日うるおいのあるひとときをシェアするブランドイーコマース事業を展開する株式会社Lifeit(ライフイット)は、ルイボスティーなどを販売する「natu&robe(ナチュアンドローブ)」のオンラインサイトを11月末にオープンした。「natu&robe」は、「手軽に」「楽しく」「ヘルシー」をキーワードとしており、働く女性の“手軽にヘルシーなものをとり入れたい”というニーズに応えるサービスを提供する。ルイボスティーは、ビタミン・ミネラルなどの栄養素を含んでおり、紅茶のような風味豊かな香りと味わいを持つお茶である。カフェインを含まず、タンニンの濃度も低いため、妊娠中の女性や乳幼児でも安心して飲むことができる。さまざまなフレーバーのルイボスティーを提供主力商品のルイボスティーは、プレミアムオーガニックの他、葉酸入り、オレンジ、レモン、ローズヒップ、カモミール、ジンジャーなど、さまざまなフレーバーやブレンドの商品を提供する。好みのルイボスティーが選べる『選べるルイボスティー3種セット』や『選べるルイボスティー2缶ギフトボックスセット』などは、初心者でもフレーバーやブレンドの違いを楽しむことができる。商品のパッケージは、さまざまなスタイルのインテリアに馴染むシンプルでスタイリッシュなデザインであり、インスタ映えするアイテムとして人気が高い。同ブランドでは、ルイボスティーのほかに、ティーポット・ケトル・ボトル・カップなどの雑貨も販売する。また、体の調子を整えるお菓子として、ドライフルーツやナッツ類も取り扱う。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース※natu&robe(ナチュアンドローブ)楽天店
2018年12月09日サフィランリネンパフスリーブワンピース ¥25,000、コットンベルベット×リネンジャケット¥30,000、ハット(凹凸) ¥17,000、ストール(GIERRE)¥16,000、ブレスレット¥56,000、シューズ(SANDERS)¥48,000/nest Robe 秋冬のための麻素材「起毛ラミーリネン」のワンピースリネンの起毛した素材を作ることは至難の技。麻が得意な『nest Robe』ならではの秋冬のリネンです。ラミーリネンの平織り素材を起毛させ、キャンバス地のようなざっくりとした表面感と、ぬくもりあるソフトな肌ざわりに。ニュアンスある染色も絶妙です。デザインは衿や肩、袖口にギャザーをあしらいました。ふんわり丸みのあるシルエットが女性らしくてかわいい。中にニットを着られるサイズ感で、真冬のレイヤードスタイルも楽しめます。またボタンを開けてアウター感覚ではおることもできるから、秋・冬・春と3シーズン活躍します。写真のモカと黒の2色展開です。 ラミーリネン起毛パフ袖ワンピース ¥27,000/nest Robe ウール混で暖かな「リネンウールツイル」のベストタテ糸にリネン、ヨコ糸にウールを使って丁寧に織ったこだわりの素材。ベルベットのリボンがフェミニンなアクセントで、前後どちらでも着られる2WAY仕様です。裏地までリネンツイルを使った贅沢な仕立て。見えないところまで『nest Robe』らしさが詰まった一枚です。写真のグレーとオリーブの2色展開です。リネンウールツイルベスト ¥19,000/nest Robe フランス老舗サフィラン社の糸を使用した「リネンカツラギ」ワンピース 世界最高峰と言われるフランスの『サフィラン社』は、200年以上の歴史を持つ老舗リネンメーカー。サフィラン社で紡いだリネンの糸を国内で織り上げた『nest Robe』オリジナルのリネンカツラギ素材です。やや厚みのあるリネン素材で、秋冬シーズンにもぴったり。中にタートルニットやタイツを合わせたコーディネートもおすすめです。袖のドロストのディテールがポイントで、キュッと絞ってパフスリーブにして着こなしてもかわいい。写真のブラックと、マスタード、ネイビーの3色展開です。 サフィランリネンパフスリーブワンピース ¥25,000/nest Robe 一生ものとして大切に着たい『nest Robe』のリネンアイテム 『nest Robe』のアイテムは、着るほどに肌になじむリネンの特性を生かして、シルエットも体になじむようにこだわって仕立てているそう。そして、長く愛用して欲しいといの想いから、修理(有料)も受け付けているそうです。少し値は張るけれど、長く着られることを考えたらそれ以上の価値があり!一生ものとして手をかけて大切に着られる一枚を、ぜひ『nest Robe』で見つけてください。 text:宮崎寛子
2018年11月29日トローヴ(TROVE)の和装ライン「和ROBE(ワローブ)」より、2018年春の新作アイテムが登場。2018年3月16日(金)より先行予約を開始し、4月より発売する。今回発売される新作の中には、ブランド初となるユニセックスアイテムが2型登場。丈を短く設定した軽やかな半纏「HANTEN ASYU」は、ライトオンスのコットンリネンデニム素材を使用したカジュアルさが魅力。前立てから伸びる生地を1周させて縛ったり、下に垂らしたり、様々な着こなしを楽しめる。中仕切りがないスカート型の袴「HAKAMA ANDON」とセットアップで着用することもできる。その他、リネンベースの清涼感のある生地を使用した羽織型スプリングコートや袴、リネンコットン素材の“鯉口”ハーフスリーブシャツ、鹿の子素材のカットソーなど、和装スタイルにはもちろん、日々のコーディネートにも取り入れられるアイテムが揃う。【詳細】和ROBE 2018年春の新作アイテム発売時期:2018年4月※2018年3月16日(金)より、オンラインで先行予約受付■アイテム例・HAORI25,000円+税・HAKAMA23,000円+税・HANTEN ASYU20,000円+税・HAKAMA ANDON23,000円+税・NAGA-KOIKUCHI18,000円+税・JIJI TEE9,000円+税【問い合わせ先】TROVE SHOP(東京都渋谷区神南1-9-10)TEL:03-3476-0787
2018年03月18日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第32回目になりました。前回はROBE初の紙媒体、ROBE タブロイド issue.0 のお話でした。今回は先日行われた東京の若手ブランドによる販売会&ショー、TOKYO FANTASHIONについて。東京でキラリ輝くデザイナー集団 Creators Tokyo先週土曜日に有楽町の東京国際フォーラムで行われたイベントTOKYO FANTASHIONに行ってきました。このイベントは東京都、株式会社東京国際フォーラム、TOKYO FANTASHION実行委員会が主催する、若手ブランドの育成と発信を目的とした販売会です。ここに出展することができるのは、Creators Tokyoに参加しているブランドのみ。誰でも参加できるかというと、そんなことはないのです。テキスタイル産地とコラボレーションした Creators Tokyoブランド 17AWアイテムの展示も(上)HELMAPH & RODITUS(下)5-knot...Creators TokyoはTOKYO 新人デザイナーファッション大賞 受賞デザイナーによるチームのこと。繊維ファッション産学協議会、東京都、東京ファッション・ビジネス活性化実行委員会により2011年スタートしました。TOKYO 新人デザイナーファッション大賞では世界で活躍するポテンシャルのあるデザイナーの発掘、ビジネス支援が目的とされ、入賞には高いハードルがあるので、Creators Tokyo参加ブランド= TOKYO FANTASHIONに出展しているブランドは星の数ほどあるブランドの中でも選び抜かれたホープなのです。会いに行けるデザイナーCreators Tokyo参加ブランドは最長3年間に渡って、海外を含む合同展示会や販売の支援、商品企画のディレクション、産地とのコラボレーション、プレスルームの開設、経営・法律相談といったビジネス面での支援を受けることができます。TOKYO FANTASHIONもそのうちのひとつ。第6回となる今回は、前回よりも広いホールで計16ブランドによる販売会が行われました。各ブランドはそれぞれ小さなスペースながらも過去のアーカイブやサンプル、新作などをたっぷり取り揃え販売。サンプルは70、80%オフのものもあったり、かなりお得にデザイナーズブランドの洋服を手に入れることができる貴重な機会でした。今まではあまりイベント告知がされていなかったこともあり、混雑と呼べる混み具合はなかったのですが、今回は寒い雨が降っていたのにもかかわらず多くの人が訪れていました。ファッション好きの学生や比較的若い方が多く、印象的だったのは普段はなかなか会うことのできないデザイナーさんと緊張気味に話す方や、熱心に服を観察している学生らしき方など。中には以前からファンだったけどどこで買えるかわからなかった、ようやく実物を見ることができたという方もいました。私も買い物をする時にかなり悩むのが、「欲しいものがあるのに買える場所がない」ということ。特に今はネットで情報をたやすく集められる時代。好きなブランドをインスタで発掘することが簡単になった一方で、買える場所がないというフラストレーションがどんどん溜まっていくのです(笑)始まって間もない小さなブランドは資金力も無く、卸先もなかなか見つからない。ECをやるには人員が足りない、ITがそもそもニガテ、など色々な問題があります。当たり前ですが、いくらインスタグラムを頑張ったところで売る場がないと売れません。(でも売れないと売る場が作れないという無限ループ。)ファッションブランドの支援は様々な形で行われていますが、単純だけど売る場所を提供するという支援が意外に重要なのではないかな、と今回のイベントで思いました。来場者が服を手に取る瞬間のキラキラした瞳が、触れ合えることの喜びを物語っていたからです。see HERE, buy THERE!?イベントではMIDDLA、No, No, Yes!、ユキヒーロープロレスによるショーも開催。会場に設置されたランウェイをモデルが歩くという、言ってみれば普通のショーなのですが、異なるのは「買える」ということ。しばらくファッション業界の話題をさらっているSee now, Buy nowの形式です。ユキヒーロープロレスMIDLLAここでのショーは、販売会をすぐ隣でやっているという利点を生かし、スタイリングにその場で買えるアイテムを組み込んでいました。ショーを見たお客さんはそのままブランドのブースに行き、実物を近くでチェックすることもできます。ハンガーに吊るされているだけではあまりピンとこなかった服でも、着用シーンを一度見てしまえばイメージがつきやすく「着たら可愛い!」と思ってつい見に戻ってしまう、なんてこともあります。MIDDLAで面白かったのが、See now, Buy nowをもじってsee HERE, buy THEREとうたっていたこと。ショーは会場で販売しているものに加え、伊勢丹新宿、日本橋三越 (5/15〜23 )、松屋銀座 (5/31〜6/5 )で行われるポップアップストアで販売される17 SSのアイテムを中心に演出しています。どうも“buy now”だと語感が強すぎて衝動買いのイメージがあるので、「ここでみて、そこで買ってね」という言い方はブランドからの優しさを感じました。SNSでもしっかり露出していて、見てから買える期間が長いのも良いですね。実際に見て触って買える機会がいかに重要か、売り上げを見ないとなんとも言えないかもしれませんが、「ショー凄かったね」「あのブランドめっちゃいい」という声を盗み聞きできたという事実は、少なくともこうしたリアルイベントがブランドの認知に繋がっているのだということ。そしてその見て触れた体験が、お客さんの日常に落としこまれるかはブランドのクリエーションだったりPRの力量によるのですが、まずはその体験ができる場所を提供してほしいというのが、いち消費者の願いでもあります。偉そうなことを書いてしまいましたが、素敵なブランドは有名無名に関わらず多くの人に着て欲しいので、ちょっとばかり大口叩かせてください。text. Azu Satoh
2017年05月17日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第31回目になりました。前回はAmazon Fashion Week TOKYOで感じた東京ファッションの勢いの話。今回はROBEで初めて取り組んだ紙媒体、ROBE タブロイド issue.0 のお話です。ウェブを飛び出し紙媒体への挑戦始まりは昨年9月。ROBEパリコレ取材のため、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施することになった頃でしょうか。(参考記事:「パリコレ取材のために始めたクラウドファンディングの話」)たまたま社外の繋がりに恵まれ、タブロイドを作ってみないか、という話になったのです。ちょうどパリに行って素材も集まるし、会社の広報資料やクラウドファンディングのリターンにもなるから作ってみようかな、という軽い気持ちで始めました。私は学生時代、ファッションフリーパーパーを作るサークルに所属していました。当時は一応編集局員として活動していましたが、実際にやっていたのは企画立案からカメラマン、誌面デザインまで、本来の編集業務を越えた何でも屋さん的な役割。今思えば、すべての作業がROBEに繋がっているのですが(笑)今回はスタイラー株式会社 ROBE 編集部 編集長として、責任を持って企画させていただきました。リズミカルなカルチャーコラム洒脱なレディ論を担当するmidoriにスケジュール管理・編集補助、プロップスタイリングを担当するaisaに誌面デザイン・製作を担当してもらい、私一人ではできなかった、世界で初めての(!)タブロイド版ROBEが完成したのです。印刷を担当していただいた朝日新聞メディアラボ様にも大変お世話になりました...!気になる内容、続きは紙でさて、内容の説明をちょこっと。せっかく大きく作っていただけるので、表紙は広げてポスターとしても飾れるデザインにしました。折った状態だと“BE THE LADY, crossing the border=越境レディになる”という小細工も。片面はROだけになるので「なんだこれ?」と思って開いてもらおうという魂胆もあります(笑)冒頭の企画ではパリコレトレンドスナップ最前線を掲載。「パリコレで目撃!今すぐ取り入れたい2016秋冬トレンド」としてウェブで公開した記事を再編集して素敵な誌面に落とし込んでもらいました。ウェブにはできない大胆なデザインに仕上がっているので、ぜひ現物をチェックしていただきたい!issue.0ではコレクションのネタをメインにしたので、東京/パリのコレクション事情を比較した話も。パリコレで単身取材を行っていたインフルエンサーの中川友里さんに日本を代表するファッショニスタとして独占インタビューを実施。ファッション誌やジャーナリストとは違った視点で東京ファッションを盛り上げよう、世界へ発信していこうとする彼女の情熱・ファッションへの愛は、キラキラふわふわした単なるインフルエンサーでは全くありません。こちらも必見。前回のコラムでも述べたように、東京のファッションも越境しながら次第に盛り上がりを見せています。issue.0ではパリコレ取材直後に行われたAmazon Fashion Week TOKYO 2017 SSの妄想イラストコーデも掲載しました。こちらは「【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返る」としてウェブで掲載した記事を再編集しています。20代 私たちにとってのファッションとは?今回の目玉企画、ぜひ、ぜひとも読んでいただきたいのがteam.ROBEによる座談会企画「20代 私たちにとってのファッションとは?」です。azu、midori、aisaの3人で2時間ほど熱く語り合った座談会を凝縮して一面に収めています。裏話をすると、普段ウェブで文章を書いているためスペースや文字制限などをあまり気にしなかったので、編集にかなり苦労しました。友人の校閲ガールにも協力していただき、なんとかまとまったのです。紙の難しさをここで改めて知る...と同時に、ある種の緊張感と、届ける人々の属性の違いによる文章の書き分けの大切さを学ぶことができました。ここではウェブで検索に引っかかったら若干困るようなことなども語っています。紙で印刷されてしまったら絶対的な証拠として残ってしまうからこそ、敢えて言ってしまえ、という開き直りのような(笑)数年後に読み返しても、この時代は確かにこんなことが話題になっていたよね、と発見のある内容だと自負しています。気になる設置箇所はこちら。なんと東京から福岡まで、幅広い地域に設置していただいています。それぞれ数十部ずつしかないので、早い者勝ち...!編集部にあるのもあと少しなので、欲しい方はぜひお早めに!座談会文末にも書きましたが、ただただファッションを素直に楽しんでいただきたい一心で微力ながら発信をしています。これからもウェブマガジンはもちろん、紙媒体や、もしかしたらリアルイベントなどで発信を続けていくので、どうかお付き合いください。それでは素敵なGWを。暇つぶしにROBEの記事でも読んでくださいませ!設置箇所東京恵比寿 Coutulife下北沢 本屋B&B東小金井 Only Free Paper表参道 COMMUNE246 みどり荘(MIDORI.so)長野まつもと市民芸術館名古屋ヘアサロン Hair Geselle岡山MUJI BOOKS 岡山ロッツ店福岡ライフスタイルショップ C&MILLStext. Azu Satoh
2017年05月03日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。お久しぶりの気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第22回目になりました。前回はコレクションシステムの変化の話。今回は先日行われたパリコレ取材の1日をご紹介!山あり、谷あり、涙ありのパリコレ追っかけ日記をお届けします。9月27日から10月5日まで開催されたParis Fashion Week 2017SSでは来年の春夏のトレンドを左右するコレクションが次々と発表されました。主要ブランドはみなさんチェック済みですか?私は会場外をひたすら巡っていたのでちっとも確認していません笑前回3月に行われたパリコレでは、主にランウェイ外の会場で見かけたリアルトレンドを小物編、服編1、服編2でお届けしました。これが結構人気でして、じゃあぜひこの9月も!ということでクラウドファンディングの力をお借りしてパリへと飛び立ったわけです。今回も主に会場外スナップを行っていたのですが、いくつかのブランドではショーを見させていただき、展示会にもいかせていただきました。その様子は主にROBEツイッター(@robetokyo)、インスタグラム(@robetokyo #ROBEパリコレ隊 )にて公開しているのでご覧くださいませ〜!朝は10時のショーからパリコレの朝は早い。9日間ぶっ通しで朝の10時から遅い時は夜の21時まで、1時間刻みでショーが開催されています。これは開始時間なのですが、交通渋滞やスナップ合戦でゲストが揃わないことがよく(というか100%)あるので、基本的にショーは10分から長い時は40分ほど遅れることも。私たちスナップ隊は来場者のスナップを撮ることが目的なので開始時間の30分前には会場に到着しなければいけません。宿泊先から会場までの移動時間は大体20分前後、もろもろの準備を考えたら毎朝8時には起きる必要があります。(あれ、普通?)それでも毎日元気にGO!スナップ隊が休める時間はショー中のせいぜい15分だけなので、一息つけるのは少しの間のみ。ショーが終われば会場から一斉に出てくるゲストを見逃さないようにまた全身を使って写真を撮りに走るのです。しかしここで粘って会場に残っても次の会場に間に合わなくなるだけなので、いい頃合いを見計らってまたメトロで移動。これが大変足にきます。パリのメトロにはバリアフリーという概念はないので、とにかく階段の上り下りが激しい。一日7、8会場、9日間続けていると嫌でも太ももがたくましくなります。ショーはSNS勝負ランウェイ外ばかりにいるわけではありません。いくつかのブランドのショーを拝見させていただいたりもします。ROBEではまだまだ撮影などを沢山できるわけではないので(やりたい!ご一緒してくださる方募集!)ショーを見てSNSで発信することしかできませんが、それでも可能性を感じてご招待してくださるブランド様には感謝しかありません。なので個人のSNSでも発信しまくっています。ショーのゲストは世界中からやってきたバイヤーや編集者、スタイリストやインフルエンサーなど。もちろん座席数が限られているので、見たいと思ってもすべてのショーが見られるわけではありません。今回お邪魔させていただいたのは前回に引き続き日本のブランドANREALAGE、注目の若手WANDA NYLON、パリジェンヌといえばのagnès b.などでした。ファッションショーのレポートの方法は媒体によってそれぞれ工夫していると思いますが、個人的にはインスタグラムの新機能であるストーリー機能が良いかなと思っています。サクッと撮ってパパッと投稿、慣れればワンルックごとに動画を投稿できるので視聴者もストレスなくルックを見ることができます。前回の記事でも例としてあげたように、Eva Chenなどデジタルに強い発信者の投稿を追っていれば、どんなに忙しいファッションウィークでもキールックをサラッと確認することができるので、いちいちVOGUE RUNWAYを見て確認する必要はありません。Snapchatと同じ様に24時間で消えてしまうのですが自分で投稿した動画は保存できるので、あげたら即保存、編集して通常投稿もできます。来週のAmazon Fashion Week Tokyoでは私もEva並みに投稿できるよう挑戦してみますので、ぜひインスタグラムのフォローお願いします!→@robetokyo鮮やかなカラーパレット鮮明なプリントと。ストレートなシルエットが洗練されたパリジェンヌスタイルを作り出してます。パジャマシャツにロングガウンの組み合わせ気になります❤️ストーリーでも動画配信中☝️ #agnesbfashionshow #agnesb #アニエスベー #ファッションショー #fashionshow #defile #runway #pfw #pfw17ss #pfw2017 #parisfashionweek #パリコレ #ROBEパリコレ隊 #robetokyo #robe #越境レディ #fashion #mode #tokyoROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 4 4:08午前 PDT初めての展示会へ!ショーが終わるとすぐ翌日から展示会(海外ではReSeeと呼ばれます)がスタート。ショーでは見せきれなかったアイテムやコマーシャルライン(ショー映えのする服ではなく、実際に店頭に並ぶ着やすいもの)や見えづらかったアクセサリーなどもたっぷりと手にとって見ることができます。日本では展示会はよく行くのですが(それでも新しいブランドに行く時はど緊張します)パリコレ期間中に展示会に行くのは初めてでした。恐る恐る向かったのは、日本でも大人気のACNE STUDIOSのショールーム。ショーが終わってすでに数日経って来場客も落ち着いたそうで、さっきまでの緊張が一気にゆるむほど落ち着いた空間でした。じっくりと最新コレクションやブランドの話を聞き、どういう風にこの服を着ようか、伝えようか、と妄想を膨らましていきます。右側に並ぶのがショーで披露した春夏のコンセプトがつまった服たち。現代のネット社会にもはや国境なんて存在しない。国境を越えてそれぞれの文化を尊重しよう、という大きなメッセージが軽やかに表現されたコレクションでした。スカーフが繋ぎ合わされたワンピースやトライバルな柄のポンチョ、和装を思わせるデニムのアウターなど、一つのコレクションに多様な要素が盛り込まれています。毎コレクションテーマに合わせて作るという花瓶などの小物やオーガニックのケータリングなど、元はクリエイティブ集団として発足したACNEというブランドの世界観を空間全てを使って表現していました。隣で海外バイヤーさんが真剣に選んでいる横で、春夏の個人的買い物リストを考えていたことはここだけの秘密です。ショールームは光が差し込むモダンな空間。毎シーズンテーマに合わせて作るというこだわりの小物、そしてオーガニックのケータリングも見所なんだとか。 拘りとホスピタリティに感動???? #acnestudios #acne #resee #pfw #pfw17ss #pfw2017 #parisfashionweek #パリコレ #ROBEパリコレ隊 #robetokyo #robe #越境レディ #fashion #mode #tokyoROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 4 10:30午後 PDT癒しはワン!朝から晩まで、パリ中を行ったり来たりしてクタクタの私を癒してくれたのは、パリのあまーいスイーツと美味しいカクテル、そしてパリのワンちゃん達!CHANELの会場に同伴していたセレブ犬からムッシュとSHIBA犬、パパラッチ隊にひっついて回るフレンチりぼんのわんちゃんまで、見かければついついパシャり。動物達はいつだって癒しですね。気づけば9日間の総歩行距離は100km以上。フルマラソン2回分歩いたと考えたら鳥肌が立ちました。それでも歩いて回った分、素敵な出会いが必ずあるのがパリコレという世界。これからスナップトレンドなど配信していくので9日間の成果をお楽しみに!Text : Azu Satoh
2017年01月26日2016年2月1日に産声をあげてから早10ヶ月。日頃からROBEをご愛読いただきありがとうございます。今日初めてお目にかかった皆様、はじめまして、ファッションを自由に楽しむ “越境レディ” のためのメディアROBEです!2016年もとうとう最終日。最後はゆるりと、今年更新した記事をランキング形式で振り返っていきましょう!第5位 香港に行くなら必読!『香港で見たファッション。週末弾丸トリップの話 《水曜のケセラセラ》』編集長による水曜連載コラムがランクイン。6月に訪れた香港で感じたファッションの違いや行くべきセレクトショップの案内など、ファッション好きが香港旅行に行く前には必ず読んでおきたい記事です。第4位 パリでファッションを学ぶということ『【 Interview -ファッション業界で働く- 】 パリ・服飾学生 Natsuko Takato』デザイナーを目指しパリで服飾学校に通っているNatsukoさんにインタビュー。パリと日本で学ぶことの違いや実際の授業内容、将来の展望まで、日本ではなかなか聞けない貴重な内容が盛りだくさん。現在は卒業し、世界的に有名なコレクションブランドで働いているそう!第3位 2016年春夏トレンドはコレだ!『パリコレで目撃!今すぐ取り入れたい2016春夏トレンドPart2.洋服編②』ROBEが始まってすぐの3月に行ったパリコレ取材でキャッチしたリアルトレンド。まだまだ見かける切りっぱなしデニムもこのころ一気に火がついたよう。第2位 ブランドを立ち上げたパワフルな女子大生に突撃!『ルワンダ発でエシカルファッションに新たな風を。女子大生が立ち上げたファッションブランド「Alizeti」の挑戦』早稲田大学在学中にファッションブランド「Alizeti」を立ち上げた根津朋子さんのストーリー。SNSでのシェア率の高さが彼女の話題性、注目度の高さを物語っていました。第1位 NEXTトレンドを予測!『そろそろガウチョやめませんか?今気になるのはやんちゃ丈冒険パンツ!』トレンド真っ只中だったガウチョパンツ。流行を越境すべく新たなスタイルとして提案した「やんちゃ丈パンツ」のイラストコーデが本年のNo.1に輝きました!きっと来年の春夏はこのワードを見かけない日はないはず?2016年の人気記事、記憶に残っていたものはありましたでしょうか?一年間ご覧いただきありがとうございました。更新頻度はバラバラながらも、ここまで継続できたのは皆様のご支援のおかげです!2017年も様々な角度からファッションを自由に楽しむことができる情報、発見や驚きが隠された記事を発信していきます。引き続き暖かなワンクリックをいただけると、PCの向こう側でホロリと涙を流します。来年も越境レディを目指して一緒に駆け巡りましょう!Bonnes fêtes de fin d’année! Team ROBE
2016年12月24日