ベビーカレンダーがお届けする新着記事一覧 (16/1287)
Kっぷさんの両親から「同棲や結婚を考えているのなら韓国籍から日本国籍に帰化してほしい」と条件をつけられたおとさん。彼とこれからも一緒にいたい気持ちが強かったおとさんは、出された条件を飲むことにしました。その後、無事に彼の両親から承諾をもらえたおとさんは同棲生活を始めるため、Kっぷさんと物件の下見に行くことになったのですが……? 本作は著者であるおとさんの実体験を描いたマンガです。※著者のおとさんからのお願い※パーソナルなお話になりますが、誰かを傷つけたり誰かを批判したりするお話ではありません。誹謗中傷や特定の誰かを否定するのは控えてくださいますようお願いします。 いつ言い出せば…!?週末の休み、部屋の内見に訪れたおとさんたち。ある物件を見てピンときた2人は、「ここがいい!」と即決して契約手続きを進めます。後日、2人は引っ越しをなんなく済ませ、ついに待ちに待った同棲がスタート! しかし、彼と一緒にごはんを食べていたとき、おとさんはふと「そういえば同棲の期限をしっかりと話し合ってなかった!」と思い出して……!? ついに、念願の同棲生活をスタートさせたおとさんたち。しかし、おとさんには「早めに同棲の期限を決めなければいつまで経っても結婚できないかも」という懸念がありました。 ただ、「一緒にごはんを食べているだけで新鮮やな」とうれしそうにしている彼に「同棲の期間はどうする?」「いつまでに結婚する!?」と無理やり話題を変えてまで迫るわけにもいかず……。おとさんはタイミングを見て話を切り出すことにしたのでした。 おとさんは当時、多くの友人から「同棲の期限を決めておかないとダラダラ過ごしちゃって結婚のタイミングを逃すよ」と言われていたのだとか。信頼できる友人たちからそう言われたら、余計に焦ってしまうかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おと
2024年06月17日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。さらに、妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されることに……。しかも、休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ったりささん。すると、本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことになります。ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変でしたが、ママ友にも助けられ、すこしずつ慣れてきました。でも、りささんの仕事への情熱を知ったことで、プロジェクトから外されてしまった悔しさを理解した夫は、余計につらくなってしまうのでした……。同僚が会議をしている間、夫はりさささんの作った企画書を眺めていました。普段どんな仕事をしているのか、どんな思いで仕事に取り組んでいるのか、その企画書を見て理解した夫は、たとえ発表時期に立ち会えなかったとしても、プロジェクトに復帰をさせてほしいと上司に直談判します。しかし、いい返事はもらえず……。プロジェクトへの復帰は叶いませんでした。一件落着…! プロジェクトへの復帰は叶いませんでしたが、上司は「あなたの努力や発想力は買っている」と言って、1枚の名刺を差し出してきました。そこには『ブランド開発部主任』の肩書きとともに、りささんの名前が書かれていたのです。上司いわく、復帰後は主任として迎える準備をしているとのこと。だからこそ、今の企画は自分たちを信じて託してほしいと言われました。 今は上司の言葉を素直に受け止めるべきだと思った夫は、言われたとおり今の企画は同僚に任せることにして、しっかり休んで元気な赤ちゃんを産んでくると笑顔で答えました。モヤモヤしていた気持ちもスッキリと晴れました。 思い入れのあるプロジェクトだったからこそ、自分が納得のいく形が終わりたいという気持ちがあったと思いますが、上司の想いを知れたことでスッキリと次に進めそうで安心しました。つらいなか、努力を続けてきたのが報われたことを知ったら、りささんも喜んでくれそうですね!著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年06月17日3つ子姉妹の日常の様子をご紹介!元気いっぱい3歳の3つ子姉妹♡ 次女ちゃんと三女ちゃんがケンカをしてしまったようで……。本日の仲良しペアは…!?元気いっぱい、3歳の三つ子姉妹。どうやら、次女と三女ちゃんがケンカをして、次女ちゃんが拗ねてしまったようですよ。 すると、長女ちゃんが次女ちゃんを抱きしめて、やさしく見つめ…… ほっぺを包み込んで…… チュッ♡拗ねていたはずの次女ちゃん、思わず「フフッ」と笑みがこぼれます。 お鼻やほっぺにもチュッチュ♡ 最後にはすっかり笑顔を取り戻しましたよ。相手の気持ちに寄り添い、やさしく慰めてくれる長女ちゃんの姿がとてもあたたかいですね。隣で元気いっぱい動き回る三女ちゃんの自由さもおもしろい♪ ママいわく「幼稚園では3人で仲良く遊んでいるらしいのですが、家ではケンカばかりです。日によって仲良しのペアが違います」とのこと。 たくさん遊んで、たくさんケンカして、たくさん仲直り♪これからの3人の成長がますます楽しみですね。 画像提供・協力/@mitsugoma0123さん
2024年06月17日私も娘もやさしい義母が大好きで、暇があれば義実家へ遊びに行っていました。ある日、義実家に義母の従妹のおばさんがやってきました。「あなたも孫がかわいくて仕方ないでしょう?」と義母に問いかけるおばさん。しかし、義母はおばさんに「全然そんなことないわ、普通よ!」と言い放ったのです。私は義母のひと言にショックを受けてしまい……。 「孫なんてかわいくない」やさしい義母からまさかのひと言私と義母は、実の母娘のように仲良しです。初孫となる娘のことも、目の中に入れても痛くないというくらいのかわいがりよう。私も娘もそんな義母のことが大好きで、頻繁に義実家で過ごしています。 ある日、義実家に遊びに行くと、義母の従妹のおばさんが遊びにきていました。義母にべったりくっつく娘の姿を見たおばさんは「孫がかわいくて仕方ないんじゃない?」と義母に問いかけます。すると義母は「全然そんなことないわ、普通よ!」と返答。想定外の義母の言葉にショックを受けた私は「友だちとの予定を忘れてました」とウソをつき、実家をあとに。「もしかして義母に甘えすぎていた? けれども、なぜ娘の前であんなことが言えるのだろう……」と複雑な気持ちになり、今まで通りに接することができず、ついつい義実家へ足が遠のいてしまいました。 そんなある日、義母から「最近顔を見せてくれないけれど……」と電話が。私は思い切って、あのひと言にショックを受けた……と義母に告白したのです。すると義母は「従妹の娘がなかなか妊娠できないのを知っていたから、素直にかわいいわよと言えなかったの。ごめんなさいね」と謝ってくれました。「そうだったのですね……」と真相を知れた私は胸のつかえがとれたことで、再び義母と元の良好な関係に。この先、モヤモヤする発言をされたとしても自分の中で抱え込まず、その発言の真意を聞くことが大切だと実感した出来事です。 作画/ひのっしー著者:鈴木千景スポーツ大好きな3歳の女の子のママ。公園で娘と遊ぶときはいつも全力投球! ストレス解消法は家族が寝たあとに、ひとりワインを飲みながら韓国ドラマを観ること。
2024年06月17日息子2人とエコさんの日常は、元夫のS太郎さんがエコさんの友人であるCちゃんと浮気をして一変しました。Cちゃんからは慰謝料をもらい、S太郎さんとも離婚。離婚を機にS太郎さんは家を出ていった……はずなのですが、「俺の慰謝料で生活が成り立ってるからいつきてもいいだろ」と離婚後も一難が。エコさんは、元夫が希望する日に子どもと面会できることを条件に鍵を返してもらうことに成功したのでした。そんな中、離婚の経緯を知る友人にこのことを打ち明けたエコさん。すると友人から「人生それでいいの?」「恋愛や再婚のことを考えろ」と言われてしまい……。 言いすぎじゃ?自身も離婚を経験している友人のWくん。 そんな彼から「ぶっちゃけバツありはモテる」「バツありは後がないと思われているから。必死なシングルマザーにつけ込むやつがいる」「だからモテても足元を見ているだけ。調子に乗るな」と忠告されて、「何でそこまで言われなきゃいけないの?」と爆発してしまったエコさんは……? 「離婚して傷心中にそこまで言わないで」と伝えたエコさんに、Wくんは「だからだよ。自己肯定感低いから、つけ込まれやすい・狙われやすい・引っ掛かりやすい!」と叱咤を続けます。 「お前は絶対自分を安売りするな!」と言われたエコさんは、その言葉を真剣に受け止めました。 誰かに癒されたい、なぐさめてほしい、支えてほしい……。それは離婚で傷ついた多くの人が感じる心情なのかもしれません。しかしそこを利用とする人がいるというのも悲しいながら事実なのでしょう。言い方はキツいかもしれませんが、Wくんは本当にエコさんのことを心配しているというのがわかりますね。 エコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年06月17日A美さんは高校の同級生のB太郎と大学で再会し、交際をスタート。社会人になっても交際を続けていましたが、A美さんは避妊に非協力的なB太郎に不満を抱いていました。あるとき、A美さんとの行為中にB太郎は避妊を失敗してしまいます。後日A美さんの妊娠が判明。仕事と育児の両立ができるか不安が残るA美さんでしたが、 B太郎からのプロポーズを受け入れ、2人は入籍することに。そんなある日、つわりに苦しめられていたA美さんは倒れてしまい、入院することに。好きな仕事も辞め、その後無事に娘を出産します。退院したその日に、さっそくA美さんを誘ったB太郎。A美さんは産後1カ月は、母体の健診もあるためしてはいけないことを伝えると……。ゴムをつけることに納得できないB太郎でしたが、A美さんから怒られて、渋々納得するのでした。産後1カ月が過ぎると… 産後1カ月が過ぎ、約束通りゴムを買ってきたB太郎。2人は産後初めての行為をしますが、A美さんは痛みを感じていました。そこでB太郎は、A美さんが痛いのはゴムのせいだと言いだします。 「ゴムのあるなしは関係ない!」「行為そのものに問題がある!」 A美さんは言い返しますが、娘が泣いて起きてしまったので、そこで話は中断。痛みの原因について思い悩むA美さんなのでした。 産後初めての行為を終えるも、A美さんは痛みを感じていました。A美さんが痛みを感じた時点で、B太郎は行為をやめる選択肢もあったはずです。しかし、快楽に任せてA美さんを我慢させてしまったB太郎……。どちらかが無理をしてまでするのは、果たして愛のある行為なのでしょうか?B太郎にはA美さんの体や気持ちを、もっと尊重してあげてほしいと願うばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年06月17日高校生のころ、イケメンで俳優活動をしている井場矢(いばや)先輩と運命的な出会いをした成瀬雪さん。卒業後に偶然再会した2人はデートを重ね、恋人のような関係になります。ところがある日、雪さんは彼の不穏な噂を友人から聞き、本人に確認したところ……。著者・岡田ももえさんの知人の体験談です。 関係者に悪事を知られた先輩は…雪さんの高校時代の友人によると、井場矢先輩は元カノと20万円の時計を割り勘で買うと約束したものの、当日に「お金を忘れた」と言って彼女に全額払わせたうえ、時計を預かったまま別れを告げたとのこと。 不信感を抱いた雪さんは、先輩に直接、噂の真偽を確認します。すると先輩は、友人たちと「誰が一番女の子に貢がせたか」というゲームをしており、雪さんと仲良くしていたのも、そのゲームのためだと暴露。 一方、先輩の本性を知った雪さんの親友「ちーちゃん」は仕返しとして、「先輩を所属事務所から追い出す」という計画を実行。先輩と直接対決をし、彼が暴言を吐く音声を録音します。そして、その音声をモデルの友人に渡し、その友人から井場矢先輩と同じ事務所の女優を経由して、事務所の関係者に聞いてもらった結果……。 雪さんはちーちゃんに感謝しながらも、「ごめんね……井場矢先輩に嫌なこと言われたよね」と謝罪します。しかし、ちーちゃんは、「なに言ってんのよ、親友でしょ」「気にすんな〜」と気にしていない様子で、雪さんはホッと安心。 そして数カ月後、先輩が所属していた事務所のホームページから、先輩のプロフィールが消えていたよう。こうして、2人の仕返しは無事に終わったのでした。 雪さんだけでなく、複数の女性の恋心を利用して遊んでいた井場矢先輩。今のところは女性が泣き寝入りするかたちで大きな事件には発展していませんが、いつトラブルになるかわかりません。事務所としては、そのようなタレントを置いておくことはできないと判断したのでしょうか。 岡田ももえさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年06月17日私は28歳の会社員。会社では最年少でプロジェクトリーダーを任され、やりがいのある仕事に精を出しています。一方、プライベートも絶好調! 付き合って5年になる彼とは婚約中で、毎日が幸せいっぱいだったのですが、想像もしなかった悲劇に襲われ……!? 婚約者と突然の別れ!?ある日のデートのことです。彼の様子がおかしかったので「何かあった?」と尋ねましたが、暗い顔でうつむいたまま。悩みがあるなら助けになりたいと話すと、彼はようやく重い口を開きました。 「実は、田舎の親のことで……」 彼は大学進学を機に上京し、そのまま東京で就職。両親とは疎遠と聞いていて、婚約はしたものの、私はまだ彼らに会ったことがありません。 「母親がやっかいな病気になっちゃってさ……。俺、田舎に帰らなくちゃいけない。これから介護が必要になるし、俺自身の再就職もまだわからない。お前に迷惑はかけられないから、別れるのが一番だと思う」と彼は言い出したのです。 「本当にごめん。俺、今までお前と一緒にいられて幸せだった!」 そう言い残して彼は立ち去ってしまいました。その後は連絡をしても返信がなく、音信不通に。彼の家にも行きましたが、すでに引っ越した後でした。 傷心旅行のハワイで…それから私は、何も手につかない日々を送りました。親友が親身になってなぐさめてくれなければ、寝食も忘れるほどの落ち込みよう。 しかし、このままではダメだと思い、私はハワイに住む兄に連絡します。「ハワイに傷心旅行に行きたい」と話すと、現地で旅行会社を経営している兄は、チケットなど迅速に手配してくれました。 ハワイに無事到着し、迎えに来てくれた兄と早速ビーチへ。美しい砂浜には大勢の人がいました。どうやら挙式をするカップルとその招待客たちで盛り上がっているようです。 幸せそうな新郎新婦が中央に立っていて、私は胸が痛くなったのですが……ん? あの花婿、見覚えがある。花嫁も? よく見るとそれは、田舎に帰ると私を振った元婚約者と、失恋をなぐさめてくれた親友だったのです! 私は何もかもが信じられない気持ちでした。そうこうする間にも式がスタート。司会者が2人の馴れ初めを話し始めたのですが、それによると2人の交際期間は1年あまり。つまり、元婚約者は私と付き合いながらも親友と浮気していたようです。 「アイツら、そろって人をコケにしやがって! 絶対許せ~~ん!」 これぞ本当のサプライズ!事態を兄に説明すると、彼はスマホを取り出して誰かに電話をかけました。すると、新郎新婦の側にいた式場のスタッフが私たちのところへ。兄は旅行会社を経営している関係で、この式場にも顔が利くよう。 「すまないけど、サプライズでスピーチをしてくれる方がいらっしゃったとご案内して」 兄はそう言ってスタッフに頼み込み、私の肩をポンとたたきました。 こうして私は突如スポットライトを浴びながら、めでたい式の中央へ。新郎新婦は、マイクを持った私を見て顔面蒼白です。 「本日はご結婚おめでとうございます!って、私はついさっき知ったのですが。新郎のご両親もご出席のようですが、お体はもう大丈夫ですか?」 私の言葉に元婚約者の両親は目をぱちくりさせています。 「私は彼から、親が大病で田舎に帰るから別れよう、とわずか数週間前に言われたので、とても心配しておりました。おまけに、婚約者に振られた私をなぐさめてくれた親友が、まさかその彼と結婚とは。こんなところで偶然会うなんて、やっぱり嘘をついていいことなんてありませんね」。 社内にも挙式の話が広がり…挙式はもちろん途中で中止。親族や友人に、親が病気だと嘘をついて婚約破棄をしたこと、2人で私を騙していたことがバレ、2人は総スカンです。海外挙式に大枚をはたいた挙句、白い目で見られながらすごすごと帰国していきました。 さらに元婚約者は、挙式に呼んだ同僚たちからこの話を社内で広められ、肩身の狭い思いをしているのだとか。彼女のほうも、共通の友だちはみんな私の味方になってくれたため、仲間内で孤立。 一方の私は、完全に立ち直りました! しばらく仕事に夢中になっていて、気付けばあれから数カ月。今度はもっと大きなプロジェクトのリーダーを任され、忙しくも充実した日々を過ごしています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月17日念願のマイホームを買って、新しい街に引っ越してきた私たち家族。娘もすぐに新しい幼稚園に馴染み、お友だちもできたようで安心しました。私にも少しずつママ友ができたのですが、クラスの中に1人、苦手な人がいます。彼女の名前はユキノさん。他のママからも煙たがられているようです。あまり近寄らずに過ごせたら良いのですが……。苦手な理由は、とにかく自慢が多いこと。それだけならまだしも、相手を下に見るような発言ばかりします。クセ強ママ友先日も「このワンピースいくらだと思う!? 30万よ! 庶民のあなたたちには買えないだろうけど、見るだけならタダだから見せてあげる~!」と、幼稚園の送迎には似つかわしくないワンピースを着て、自慢話が止まりません。 私が初めて登園した日も、私が持っていたバッグをジロジロ見ていました。私の夫は良いものを買って長く使う派なので、知らず知らずのうちに高級品を持たされていることがあります。そのバッグも老舗ブランドの高級品だったようで、ユキノさんは面白くなさそうな顔……。 何も言っていない私に対し「それくらいのバッグなら山ほど持っている」と吐き捨てて、どこかに行ってしまいました。 しかしユキノさんは単純な人で、黙って話を聞いてあげれば満足するよう。話を聞き流し、当たり障りなく過ごしていました。残念な誕生会引っ越しをして最初の娘の誕生日のこと。娘が「友だちを呼んで誕生日会をしたい」と言うので、幼稚園の友だちに声をかけることにしました。 しかし、いざみんなに声をかけると、どうやら同じ日にユキノさんの家でもお誕生日会が開催されるそうで、来られるお友だちがいません。こればかりは仕方がないので、新居のお披露目を兼ねて、前の幼稚園のお友だちに声をかけることにしました。娘も残念そうにしていましたが、久しぶりに会うお友だちのことを考えると、それはそれで楽しみなようです。 1本の電話で楽しい気分が台無し!そんなこんなで迎えた誕生日会当日。パーティーの最中にスマホに着信がありました。表示されているのはユキノさんの名前。おそるおそる出てみると、ご機嫌そうなユキノさんが1人で話し始めました。 「お友だち奪っちゃってごめんなさいね! 今ごろ、寂しいお誕生日会かしら?」「うちの子の誕生日は3カ月後だけど、皆に豪華なお誕生日会を体験させてあげたくて前倒しでやっちゃった!」てっきり誕生日が近いと思っていたユキノさんの娘でしたが、まさかの3カ月前倒し! これは私に対する嫌がらせに違いありません。 私が言葉をなくしていると「セレブアピールするなんて100年早い!」と笑います。高級ブランドのバッグを持っていただけで、ここまで恨まれるものでしょうか……。自慢ばかりのママ友が迎えた結末私が黙っているのといいことに、ユキノさんは言いたい放題! だんだんと気分が乗ってきたのか声も大きくなり、誕生日会に参加していたママの耳にも届いたようです。 まさか誕生日会を3カ月も前倒したとは、誰も思っていません。みんな「先約優先」と私の誘いを断ったようですが、ユキノさんの話を聞き、私への嫌がらせだと知ったら話は違います。 口々に「帰る」と言い始め、お誕生日会はおひらきに。この件で、付き合いを考え直すママが続出し、ユキノさんの相手をする人はいなくなってしまいました。その後、ママ友たちの計らいで、娘の誕生日会が仕切り直しで開催され、私たち親子の気持ちもすっかり晴れました! 素敵なママたちと巡り会えて、本当によかったです。 素敵なものを買ったとき、誰かに見せたくなる気持ちはわかります。しかし、行き過ぎるとただの自慢。聞かされているほうはいい気分ではありません。相手の気持ちも考えて、接していきたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月17日タケオの妻・アザミは、明るい笑顔と真面目な性格がすてきな女性でした。しかし産後のアザミは精神的に不安定で、親友・リンの言いなり……。医師に診てもらった結果、アザミにはうつ病の診断がくだり、「(アザミに)反論や否定をすると、最悪のことも起こり得る」と説明を受けました。そんな中、アザミはマイホーム購入のために家計管理をしたいと言い始めます。アザミは資産運用チャンネル「マネゾウさん」の動画に影響され、お金の勉強をしていたのです。タケオは不安ながらも、仕方なく任せることに……。 アザミはマネゾウさんにどっぷりハマっているよう。そんなある日、マネゾウさんはリンの婚約者だという衝撃の事実が判明! 久しぶりに会うリンはまるで別人で、トゲトゲしい物言いはなくなり、これまでの失言について謝罪したのです。妻が涙の謝罪をしたワケとは… お金を失い泣いているのかと思いきや、マネゾウさんの命を心配していたアザミ。 無断で大金を貸そうとしたのはもちろん、アザミが取り乱した理由が想像を超えていたタケオは、驚愕したのでした。 「銀行の組み戻し」とは、振り込み手続き完了後、内容に誤りがある場合や振込を取り消したい場合に、振込依頼人から振込受取人へ振り込まれた資金を返却してもらう手続きのことを言います。 振込先金融機関を通じて、振込受取人に(返金の)同意を得る必要があるため、時間がかかること、また同意を得られない場合には返金されないことがあります。 とはいえ、誤入金は法律上不当利得にあたり、返金の義務があります。返金の同意を得られない場合、誤入金した振込依頼人は返還請求訴訟という民事訴訟で返金してもらえるようにするのが一般的だそうです。 しかし、返金してもらう金額が少ないと訴訟にかかる費用が返金額を超えることもあり、諦めて泣き寝入りする人もいるよう……。 夫婦の信頼関係が崩れてしまわないか、心配ですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ミント
2024年06月17日職場に出会いがないため、マッチングサービスを始めたサナさん。そこで知り合った、広告代理店勤務のユウタさんと実際に会うことになりました。 仕事の話ユウタさんが予約をしてくれた、おしゃれなレストランで食事をすることになったサナさん。注文した料理が運ばれてくるまで他愛もない会話をしていたのですが、「どういうお仕事をされているんですか?」と聞いた瞬間、ユウタさんの表情が曇ってしまって……。 どこか答えたくなさそうな様子で、「俺の仕事はーー」と話し始めるユウタさん。しかし、ちょうどそのタイミングで、「お待たせしました」と店員さんが飲み物を運んできたため、仕事の話は聞けずじまいとなりました。 それからは、仕事以外の話題で盛り上がり、ユウタさんとの初デートは楽しく過ぎていったそうです。サナさんがデートを楽しめたようで何よりですが、これから仲を深めていくためにも相手の仕事の話は聞いておきたいものですね。 著者:ライター ShareStory
2024年06月17日わが家は子どもが6人。人数が多いとケガや病気で病院にお世話になることも多いわが家ですが、そんな中での超マイベースな長男の小学3年生のときの話です。 けっこう痛くない…?その日もいつもどおり小学校から帰ってきた長男ですが、何やら腕を気にしている様子でした。話を聞くと、体育の跳び箱のときに手の付き方が悪く、跳べはしたものの痛めたとのこと。見た目は何ともなっておらず、恐らく打撲だと思い、湿布を貼りました。 されど次の日にも痛みがとれない様子。でも本人に聞いても「痛いけど大丈夫」と言うので、変わらず湿布でまる2日間いつもどおり過ごしました。しかし、3日目でなんとなく腫れているような気がして、子どもを病院に連れていくことにしました。 診察の結果、骨折していると告げられました。親子ともにまさか骨折しているだなんて思ってもいなかったので、診断結果にびっくり。骨折って結構痛いはず……! そんな中で3日間も学校生活を送っていたわが子の我慢強さというか何というか、親としても申し訳なく、びっくりな体験でした。 あとから、あのとき実は結構痛かったと話してくれた長男。自分のことはなかなか判断が難しいというか、長男自身も病院にもあまり行きたくないんだろうということも踏まえて、子どもがケガをしたときは、親がもっと慎重になって子どもの話だけでなく、状態や様子もしっかり観察し、なるべく早く病院へ連れて行こうと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/マキノ 著者:めぐめぐ子子ども6人を育てる母。趣味は読書。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月17日外出先で4歳の娘とトイレに立ち寄ったときのこと。デパートの女子トイレは並んでいる人が多く、混雑していました。娘と一緒に自分も用を足してしまおうと、順番が回ってくるとすぐに個室に入りました。実況中継だけはやめて!まず娘を先に用を足させ、子どもを個室内で待たせつつ自分もすぐにスタンバイ。 しかし、その日は生理中。暑い日で汗をかいていたこともあり、ナプキンを取り替えようとすると、自分でもわかるくらい蒸れたような嫌なにおいがしました。ササっとナプキンを替えようとしていると、娘が「なんか臭い!!」とひと言。あぁごめん……と思いながら、無言でナプキンを替えていたら、今度は娘が「ママ、血が出ているよ! けがしたの? 大丈夫?」と、大声で聞いてきます。 「あぁ……臭いのも血が出ているのも実況中継されているよ……」と、私は一気に脱力。恥ずかしさのあまり、個室に引きこもりたくなりました。 ◇◇◇ 混雑していたので意を決して娘と個室から出ると、案の定、外は順番を待つ長い列ができていました。しかし、並んでいる人たちは「何も聞いていませんよ」とばかりに、スマホをいじったり気にしていない風を装ってくれたり……。自意識過剰かもしれませんが、「スルーする」という優しさもあるのだと思いました。 作画/まげよ著者:木村はちこ30代、都内で4歳の娘と夫の3人で暮らすアラフォーの母。
2024年06月17日わが家は年に1度、義実家へ帰省します。車で片道5時間かかるのですが、子どもたちは帰省時に集まってくれる年の近いいとこたちと一緒に遊べることをとても楽しみにしています。しかしある年の帰省中、思いもよらぬことが起こったのです……。 Aちゃんの異変帰省中のある日、義実家にわが家の子どもたちと義姉の子どもたち2人が集まり、楽しく遊んでいました。途中、義姉は用事で外出しました。義母が用意してくれたおやつをみんなで食べていたとき、5歳の姪っ子のAちゃんが、「喉が痒い」と私に訴えてきました。 私は義母に相談し、Aちゃんにうがいをさせてみましたが改善されず。戸惑っているうちに、今度はAちゃんのまぶたがどんどん腫れていき、ついには咳も出始めたのです。もしかしてアレルギー?と義母と話していたとき、Aちゃんのお母さんである義姉が戻ってきました。 私と義母は慌てて経緯を説明。やはりアレルギーを疑った義姉にAちゃんが口に入れた物を伝えると、キウィが怪しいと言うのです。 救急車を呼ぶ事態に!実は、Aちゃんは以前キウィを食べて顔が赤くなった経験があり、もう食べないでねと義姉はAちゃんに伝えたことがあるそうです。でもAちゃんは忘れていて、義母もそのことを知らずにキウイを食べさせてしまったのでした。 義姉が小児救急に電話すると、アナフィラキシーショックが疑わしいとのこと。すぐに救急車が手配されましたが、Aちゃんは到着した救急隊員の姿に怯え、泣きながら搬送されていったのでした。 楽しかった帰省が一時騒然となりましたが、幸いAちゃんはアナフィラキシーショックの中でも軽症で、すぐに帰宅できたと義姉から連絡がありました。みんなで心底ほっとしましたが、私は初めてアナフィラキシーショックを目の当たりにし、アレルギーの怖さを改めて認識。以後家族以外に食べ物をあげるときは、必ずアレルギーはないか聞くようにしています。 ◇◇◇ 小児科の医師によると、アナフィラキシーショックは特定の物質によって起こる重度のアレルギー反応のことだそう。食物以外にも薬やハチ毒などでおきることもあるそうです。アナフィラキシーショックの結果、血圧低下、呼吸困難、意識障害などのショック症状に進行することもあり、点滴や薬物治療が必要なので緊急受診が必要とのこと。子どもを人に預けるときは、必ず子どものアレルギー情報を伝えておくことが大切ですね。またもしわが子にアレルギーの疑いが診られたら、アレルギー専門の医師に相談し、検査や除去食などを医師の判断のもとでおこなうと安心ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:濱田よし監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月17日保育士の中田馨さんが、保育園への持ち物についていろいろ教えてくれました。特に梅雨時期は衣類も乾きにくくなり注意が必要に……。ママも忙しいけれど、しっかりチェックしておく必要ありかも!?こんにちは! 保育士の中田馨です。新年度に入り2カ月が過ぎ、新しい生活やクラスの雰囲気にも慣れてきたころだと思います。 今回は保育園に持っていく荷物で、再度確認してほしいことや、梅雨時期に気をつけておきたい子どもの持ち物についてお話しします。 生乾きのまま持って行ってない?梅雨時期の悩みは「洗濯物が乾かない」ではないでしょうか。わが家は乾燥機がないので、この時期は特に洗濯物が乾ききらず、朝に子どもの服や靴をドライヤーで乾かして……! という経験を今もすることがあります。 私の保育園でも「きっと乾かなかったんだな」という衣類、タオルを持って来られる方がいます。私も働く母親なので、夕方に洗濯して干して次の日に持って行く物は特に、洗濯が大変なことはわかります。 しかし、衛生面や匂いのことも配慮していただけるとありがたいです。生乾きとわかったら、私の保育園では干しなおします。においが気になったら使わずにお返しすることも。保育園側のそういった手間もできれば省きたいところです。 古くなっていない?特に、タオルやガーゼ類、スタイ、肌着などで多いかな? と思うのが、タオル類の黒ずみです。どうしても使っているうちにだんだんと色が黒っぽくなってきますよね。毎日使うものなので、見慣れてしまい「こんなものか」と思いがちなこれらの肌着やタオル類。 サイズアウトしたものは成長に伴うものなので定期的に大きなサイズへの買い替えをお願いしやすいのですが、保育士側から「タオルが古いので替えてください」とは、なかなか言いづらいものです。肌触りも変わってくるので、ぜひ見直しをお願いします。 私も子どもたちに持たせるハンカチを定期的に買い替えていますが、新しいハンカチと並べてみると「わ! こんなに古くなっていたんだ!」とびっくりします。 破れていない?衣服が破れていないか? をみてみましょう。子どもの動きはとっても活発です。親が想像もつかない動きをするので、服が破れることはよくあることです。 わが家の息子も「またひざ小僧破いてきて!」という時期がありました。中学生になり入学して3日で制服のひざ小僧を破いてきたときはトホホ……でしたね。 そんな子どもですので、多少の破れは気にしなくてもよいのですが、大幅に破れているとその部分が引っかかり怪我につながることもあります。買い替えてもらうことももちろんよいのですが、破れた部分に布やアップリケを付けてもらうでももちろん構いません。 買い替えたときは名前の記入を忘れずに!衣服やタオルなどの見直しをして、足りないものを買い替えてもらったときに忘れがちなのは「名前書き」です。 保育園は同じ年齢の子どもの集まりですので、サイズや服の雰囲気などがどうしても似てきます。お返しする衣服やタオルを他のお子さんと間違えないように配慮していますが、保育士も人間ですので入れ間違えることがあります。 たいていは「別の子のものが入ってました」と持ってきてくださりますが、困ってしまうのは行方が分からなくなったときです。 名前が書いてあれば「〇〇ちゃんのこういう特徴の服がお手元にありませんか?」と依頼して見つかりやすいのですが、名前がないとそれが難しくなることも。もらい物の衣服で別の子の名前が入ったものも同様です。少しの手間をかけていただけると、保育士が助かります。 保育園での生活を、安全に清潔にスムーズに過ごすためにも再度見直してもらえると助かります。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。
2024年06月17日家族でドライブに行った日、帰り道で渋滞にはまってしまい夕食を食べるのが遅くなってしまいました。やっと夕食を食べられる、とファミレスに入ったのですが、向かいの席に座っていた年配の女性客に目をつけられてしまったのです……。 今日は外食3歳と1歳の娘を育児中です。先日、夫と娘たちと家族でドライブに行ったのですが、帰り道で渋滞にはまってしまいました。普段外出したときは18時から19時くらいに夕食を食べているのですが、そのときはバイパスを走行していたので道中に飲食店などはなく……。やっと市街地に出てファミレスに入った時刻は、20時を超えていました。 年配の女性客が…普段よりも夕食が遅れてしまい、娘たちもおなかがペコペコ。2人とも車の中で寝ていたのでお店ではパッチリと目が覚めて、ロボットの配膳マシンやお子様セットのおまけのガチャガチャでテンションが上がっていました。 配膳されてきた時刻は21時近くでしたが、子どもたちは機嫌がよかったので安心していました。そんな中、通路を挟んで向かいの席から感じる視線……。60代から70代位の女性2人が、こちらを見ていることに気づきました。「こんな小さい子どもが、夜遅くにご飯を食べているなんて……」とボソッと言うのが聞こえてきました。 その日は休日で私たちの他にも親子連れが何組かいたので、私たちのことを話している訳ではなかったかもしれません。それでもこちらを見ながら話をしていたので、いい気はしませんでした。 皆、何かしらの理由があってその時間に夕食を食べているのだと思います。向かいに座っていた女性客は普通に話をしていただけだと思いますが、当事者が聞こえるようなところではそういう話は控えてほしいなと思いました。自分もふいに誰かを傷つけたりしないよう、発言には気を付けようと思った出来事でした。イラスト/はたこ著者:堀川京香
2024年06月17日年中の息子と2歳の娘が通う保育園。送迎時の先生方は、私たち親子に気がついていると思うのですが、あいさつをしてくれません。私は毎日寂しさとモヤモヤを感じていました。さらに、先生たちは悪口まで言い始めて……? あいさつを無視される…息子と娘が通う保育園の入り口には先生方のオフィスが横にあり、いつも扉が開いています。送迎時に、オフィスにいる2~3人の先生たちに向かって私は必ず「おはようございます」「おつかれさまでした」などのあいさつをするのですが、先生たちは誰もあいさつを返してくれません。もしかしたら気づいていないだけかもしれませんが、その対応にさみしさを感じてしまいます。しかし、先生たちも忙しいんだろうなと思ってあまり気にしないようにしていました。 そんなある日、お迎えの帰りにオフィスに向かっていつものように「今日もありがとうございました」とあいさつをしましたが、その日もやはり先生たちからの返事はありません。それどころか、その場にいない娘の担任の先生への悪口で2~3人の先生たちが盛り上がっていたのです。「あの先生って、仕事トロくて困るよね~」「保護者からちょっとクレーム入っただけで泣いちゃってさぁ」と言いたい放題。いつもお世話になっている先生の悪口を耳にして、私は嫌な気持ちに……。息子も「何のお話しているのかな」と私に聞いてきて、誰のことも悪く伝えたくないため「なんだろうね~」としか返せませんでした。とはいえ、相手はあいさつも無視してくるような先生たち。この場で私の意見を言っても、聞いてくれるかは疑問です。そこで、私は玄関に置いてある園への意見箱に「送迎時にあいさつがなく親子で寂しい思いをしている。先生方も忙しいのはわかるが、他の先生のできていないところを話しているのを聞くと不安になる」と紙に書いて入れました。 するとそれから数日後、送迎時に先生方からあいさつをしてくれるように。また、以前のように先生同士で会話をしていて、送迎時にスルーされることもなくなったのです。意見箱の意見は園長先生がすべて目を通しているそうなので、先生方に注意をしてくれたかもしれません。意見箱に投書することは告げ口のようで気が引けていましたが、状況が改善されたことで、私は気持ちがスッキリ。どんな形であれ、思っていることを伝えることは大切だなと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:井島りほ
2024年06月17日私が中学1年生だったある日、家族で外食に行きました。食事が終わり、退店しようというタイミングでしたが、椅子から立とうとしない母。不思議に思った私が「どうしたの?」とたずねると……!? 緊急事態が!家族で外食を楽しんで帰ろうというタイミングで、「あっ」とつぶやき、椅子から動かなくなった母。私が「どうしたの?」とたずねると、「急に生理がきたみたいで……。経血漏れしてスカートが汚れてるの」と母がうつむきながら答えました。 今の私であれば冷静に対応できると思いますが、当時中学1年生で初潮を迎えたばかりだった私は、生理の知識があまりなかったということもあり、大パニックに……! 母を助けるために…「生理は急にくることもある」ということをこのとき初めて知ったのです。私は、驚きつつも「こんなときはどうしたらいいの? 何か買ってこようか?」と母に聞きました。すると「お母さんはここで待っているから、昼用のナプキンと暗い色のスカートを買ってきてほしい」とお願いされました。 最初は父が買いに行こうとしましたが、「ナプキンの種類がわからない」と断念し、父は母に付き添うことに。代わりに、私がひとりでナプキンとスカートを買いに行くことにしました。 幸いにも、ショッピングモールの中で外食していたため、ナプキンとスカートを手軽に入手できる環境でした。当時の私は、自分で生理用品を買ったことがなかったためとても不安だったものの、困っている母を助けるために勇気を出して出発したのです。 ピンチを乗り越えてまずはじめにドラッグストアでナプキンを買うことにしました。生理用品売り場にやってきた私は、ナプキンの種類の多さに圧倒されて混乱……。母には昼用ナプキンを頼まれていたのですが、どれを選んだらいいかわからなくなってしまい、「とりあえず大きいほうがよさそう!」という理由で夜用ナプキンを購入しました。 その後、洋服屋さんでスカートも無事に購入できてひと安心。父と母が待つレストランに急いで戻りました。母は、私が買ってきた夜用のナプキンの大きさにすこし驚いていましたが、レストランのトイレでこそっと着替えて、なんとかピンチを乗り越えることができたのです。 購入するナプキンのサイズを間違えてしまったものの、その日の帰り道は父と母にたくさん褒めてもらいました。そして、椅子は汚れていなかったのでひと安心。両親に肯定されたことで自信がつき「生理のことで困っている人がいたら、助けてあげたいな」と思うきっかけになりました。 著者/ごとうゆきイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年06月17日長男が通う小学校で初めて役員をしたきのこと。私はくじ引きで委員長になってしまいました。初めての役員だし頑張ろうと思ったのですが、最初の集まりで心が折れてしまった出来事です。 私って必要!?疑問だった一年間リーダーシップをとるのは大の苦手ですが、初めての役員なので頑張ろうと思っていました。ですが、副委員長2人と私で集まった日のこと。副委員長2人はすでに何度か役員の経験があるようで、私から一年間の流れや全体の集まりで話す内容を提案しても、「前はこうだった」や「それはいらない」など、すべてスルー。冷たい言い方にやる気も失せてしまいました。結局、私の意見はほぼ通らず。副委員長2人が私より年上だったこともあり、提案を否定されると「そうですね」などと流れにまかせていました。こんな感じなら私は別にいなくてもいいのでは?と思いつつ……、1年間過ごしました。この経験から、アドバイスをするときは相手の意見も受け入れながら言おうと思った次第です。 ◇ ◇ ◇ 頭ごなしに否定されると、何事もやる気がなくなりますよね。役員の経験がないからこその斬新なアイデアもでるはずなので、よりよい組織にするためにも聞く姿勢は大切にしたいですね。 イラスト/さくら著者:山野咲奈
2024年06月17日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)が頻繁になってきたので、肛門科に行きたいと言いだした義母。しかし、その日はちょうど午前中に大学病院の予約を入れていたため、まる子さんは行くなら午後になると説明しました。すると「こんな状態で午後までいられない」と渋る義母。まる子さんひとりで大学病院へ薬を取りに行き、急いで帰ってくれば午前中のうちに肛門科に行けると言いだします。しかし、それはかなり無理がある話だと説明すると、義姉に電話で愚痴る始末。結局、肛門科の受診を午後にすることで落ち着きましたが、朝から大騒ぎになりました。家事を済ませ、病院に行く準備が整ったところで、義母から診察券と保険証、そして予約票を預かりましたが……。予約票に書かれていた日付はまさかの1週間前。なぜか、義母から間違えたことを責められるまる子さんでしたが、とにかく時間がないのでそのまま肛門科へ向かうことにしました。診察の結果、直腸脱は手術か様子見しかないと言われ、すぐには決められないのでしばらく考えることに。 私はプロじゃない! 「腸を戻す→安静にする」の繰り返しでほぼ寝たきり状態。 夫が帰って来てから、肛門科での話をすると、義母と手術について相談してくれたのですが……。 これが一生続くのはさすがに無理! 食後は吐きそうになるので、やるなら食前に……。 電話で呼び出されると、思わず「拒否」を押したくなる衝動が……。 仕事が終わる時間に合わせて義母から電話がかかってきました。今日は仕事帰りに買い物をして帰る予定だったので、義姉に腸のしまい方の説明もしたのですが……。 私はプロではないですし、改めて買い物に出掛ける気分にもならなかったので、急いで買い物をして帰りました。 ※アノ子=義姉 義姉もフォローしてくれます。 義父ががんの手術後、一時的に術後せん妄(意識の混乱)を起こしていたのを認知症だと勘違いしているようで……。義母は相変わらず気が進まない様子。 たしかに、義父はせん妄が激しく大変でしたが、息子にだけは驚くほどやさしい顔を見せていました。不思議。 肛門科の受診を終えて帰宅すると、すぐにまた呼び出し。容赦なく出てくる直腸脱に、もうお手上げです……。夫が帰宅してから、肛門科での話をしたところ、すぐに義母と手術について話しに行ってくれました。しかし、しばらくすると「どうするのか聞いても、答えが返ってこない」と言って戻ってきました。 こんな状態でも義母が手術を拒否するなら、私も今後は腸を戻すことはしないと言うつもりです。2時間おきに強烈なにおいと嫌な感覚を味わうなんて、私のほうがおかしくなりそうなので……。 翌日は、朝から仕事だったので、代わりに来てくれる義姉に直腸脱のケアについて紙に書いて出掛けました。しかし、仕事が終わるころに「また腸が出たから、急いで帰ってきてやって」と義母から呼び出し。義姉に紙を見ながらやってもらうように言っても「あなたプロなんだから」と謎の回答が返ってきました。プロ? 何の?? そして、家に帰り義姉も交えて話し合いをしましたが、手術をきっかけに認知症になるのが怖いと話す義母の説得は、簡単ではなさそうです。 --------------仕事の時間は、まる子さんが義母に振り回されない貴重な時間のはずなのに、帰り道で呼び出しがかかるようになると、仕事中でも義母のことが気になってしまいそうです。今以上に直腸脱の頻度が上がるようなら、介護をする人のためにも手術を受けることを考えてほしいですよね。寝たきりになってしまう前に、状況が良い方向に向かってくれますように……! ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年06月17日2歳の娘・ひぃちゃんと夫と暮らすおなかさんは、第2子妊娠中。妊娠中期まで順調な日々を過ごしていたのですが、2020年の冬・妊娠後期になり、医師から子宮頸管が短いと指摘されてしまいます。第1子妊娠中にも指摘があったので大丈夫だと思っていたのですが、なんと緊急入院することに……!?2020年冬、妊娠後期を迎えたおなかさんは、ある日の妊婦健診で子宮頸管が短めのためできるだけ安静にと指摘を受けます。しかし、第1子妊娠中にも指摘され無事出産していることから、「今回も大丈夫でしょ」と考えるのでした。 健診から5日後、隣町まで徒歩で往復した帰宅後におなかの張りが気になるように。翌日、胃の痛みを感じながら出社すると、お昼ころに痛みが増し病院を受診します。すると「今日このまま入院になります」と言われてしまうのでした。 突然の絶対安静に生活に… 突然の入院宣言に、赤ちゃんのこと、娘・ひぃちゃんの生活、仕事は……?とパニックになるおなかさん。不安な中、医師から子宮頸管が短く、入院しなければならないレベルだと説明を受けます。 そして、おなかの張りを調べるため別室へ移動します。結果、おなかの張りに問題はなく、安心するおなかさん。その後、必要な検査を終え、入院生活がスタート。 病室で待機していると、医師から張り止めの飲み薬を手渡され、トイレ以外は極力動かないよう告げられます。1人目とはまったく違う状況、突然の安静生活に不安に襲われるのでした。◇◇◇ 突然の入院、絶対安静に不安を隠せないおなかさん。想定外の緊急入院に戸惑うのも無理はありません。ひとりで悩まず、娘さんのこと、職場への手続きなどは夫や家族にサポートしてもらうと良いですね。ママが不安になると、おなかの赤ちゃんも心配してしまうかもしれません。入院中は、心と体を休めてゆったりとした気持ちで過ごしてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※NSTノンストレステストの略で、胎児心拍数モニタリングと言われる検査の1つ。お母さんやおなかの中の赤ちゃんに負荷をかけることなく、赤ちゃんの状態やおなかの張り有無を診断できます。NSTは「異常とは言えない」、「異常がある」で評価します。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター おなか
2024年06月17日今から6年前、咲花(しょうか)さんは第一子・はる君を出産。初めての育児に奮闘しますが、思うようにいかないことの連続。咲花さんの情緒は不安定になり……。自分自身を追い詰めていく咲花さん。子育ての不安は増すばかりで……。 息子を可愛いと思えない!? ※閃輝暗点…せんきあんてん ※偏頭痛→片頭痛 思い描いていた育児と違う……。はる君のことをかわいいと思えなくなっていった咲花さん。 母親にそのことを伝えると、「はる君が1番可愛いかよ!だから大丈夫」と咲花さんに代わって、はる君に大きな愛情を注いでくれたのでした。 慣れない育児に奮闘する中、体調も悪くなるとつらいですよね。わが子をかわいいと思えなくなるほど、咲花さんの心はいっぱいいっぱいの状態になっていました。 このようなとき、自分のことをわかってくれる人が近くにいると心強いですよね。咲花さんが心身ともに元気になるといいですね。>>次の話 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2024年06月17日ミカさんは夫と1歳の娘のナナちゃんと3人暮らし。ある日、自宅のドアの前に届いていた荷物を片付けようとしたミカさんですが、先に家に入ったナナちゃんが玄関の鍵を中から閉めてしまい、締め出されてしまったのです。鍵も携帯電話も家の中で、頭を抱えるミカさんでしたが、家から少し離れたところに住人を発見! 泣きじゃくるナナちゃんを家に残してきていて焦っているナナさんは、なりふり構わず泥だらけになりながら助けを求めに行きます。無事に携帯電話を借りられたミカさんは、実家の母に連絡し合鍵を持ってきてもらえることになりました。家の中でひとりぼっちで待っているナナちゃんが心配で、急いで家に戻るミカさんです。 走って家に戻ると… ミカさんが玄関の前に着くと、離れる前に聞こえていたナナちゃんの泣き声が聞こえません。「倒れてたらどうしよう!」と窓から家の中をのぞいてみると、ナナちゃんはクッションの上で寝ており、ミカさんは一安心。すると、実家から合鍵を持って母親が到着します。ようやく家の中に入ることができ、娘の無事に安堵するミカさんでした。 ◇ ◇ ◇ 家の中だといっても、子どもをひとり置いて行くのは心配でたまらなかったはずですよね。今回は車ですぐの距離にある実家に合鍵を預けていたこと、さらに実家の電話番号をミカさんが覚えていたことや近隣住人が近くで作業していたことなど、偶然が重なり大事には至りませんでした。 しかし、助けてくれる人もいなかったらどうするのが正解なのか……。判断に迷ってしまうかもしれないですね。 備えあれば憂なし。みなさんも、「もしわが子に家から閉め出されて、家に入る手段がなかったら」と想像して、対策を考えてみてくださいね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター みぃ子
2024年06月17日潔癖症の夫と2021年生まれの息子との間で翻弄されるアラサー母・たちさんが、家族との日常を描くエッセイマンガ。潔癖夫の楽しくも不思議な行動や、おもしろ育児エピソードをご紹介!最近はコンビニのごっこ遊びがブームとなっている息子。この日も「かーちゃんはおきゃくさんね!」と言うと、コンビニごっこが始まりました。早速、商品を入れたかごを店員さんに差し出すのですが、店員さんは怪訝そうな顔をして……!? 店員さんの自由な発言に、お客さん役のママは驚いて…!? 「あれ!?肉まんがないよ!?」 レジかごを見た瞬間、不満そうに口にした息子。 「肉まんは買ってないです……」 「なんで?肉まんも買いな」 なぜかたちさんに肉まんを推してきました。 合計金額を伝えると、たちさんはリンゴジュースがまだ清算されていないことに気付きます。 そのことを指摘すると、息子の態度が急変! 「なんで?リンゴジュースじゃなくて牛乳にしな!!」 そう言うと、牛乳パックの底をカリカリ。 「ジャアッ。早くおさえて!!こぼれるっ」 よくわからない店員の態度に、たちさんは戸惑いを隠し切れずにいたのでした。 肉まんを「買いな」と推して来たかと思えば、リンゴジュースではなく牛乳を買うよう強制したりと、息子くんの接客が自由過ぎておもしろいですね。現実社会ではなかなか存在しないであろう謎のコンビニ。一度体験してみたいです(笑)。 著者:マンガ家・イラストレーター たち
2024年06月17日一度目の結婚では、長男が生後9カ月のときに夫と死別。当時、私は26歳で夫は38歳でした。突然の事故死に悲嘆に暮れる毎日でしたが、小さな息子の存在が私を奮い立たせ支えてくれました。そして現在、シングルマザーを経て再婚をし、幸いにも娘に恵まれ楽しい毎日を送ることができています。そこで今回は、夫を亡くしてから再婚までの道のりについてお話しさせていただきます。 子どもが生後9カ月で訪れた、突然の別れいつも通りに出社した夫が、ある日二度と帰ってくることはありませんでした。交通事故でした。私は悲しみに打ちひしがれ、「これからどうしたら……」と呆然と立ち尽くすことしかできませんでした。 そんななか、当時生後9カ月の息子はニコニコと私に笑いかけ、おなかが空けば泣き、眠たければぐずり、日常を思い出させてくれる大事な存在でした。 「私がしっかりしなきゃ!」と、それからは気持ちを切り替え、息子に寂しい思いや悲しい思いをさせないようにとシングルマザーで頑張っていこうと決意したのです。 ささいなことにありがたみを感じる息子のお風呂は、夫がいつも入れてくれていました。私ひとりでは慣れるまでが大変で、そのたびに涙が出てしまいました。 もっと「ありがとう」って言えばよかった……。ちょっと物を取ってもらう、雑だけど掃除をしてくれる、ささいなことが本当にありがたく感じました。 しばらくして就職をしたのですが、天国の夫が見守ってくれていたのでしょう、私の状況に理解のある会社に勤めることができ、息子もすんなりと保育園に慣れてくれました。息子がお誕生日を迎えるごとに「こんなに大きくなったよ」と報告するのが誇らしかったです。 「パパがほしい」と書かれたお手紙息子が5歳のクリスマス。サンタさんへのお手紙を一生懸命書いていました。寝静まったあと、そっと見てみると「パパがほしいです」と覚えたてのつたない字で書いてありました。 息子は、パパがいるお友だちをうらやましく思っていたのです。シングルマザーでやっていこうと決めていた私は、息子に申し訳ない気持ちになってしまいました……。 しかし、なんとその後、同じ職場で現在の夫との出会いがあったのです。子どもがいるので、中途半端な気持ちでお付き合いすることはできないと伝えて、「結婚を前提に」と慎重にお付き合いを始めたのでした。 少しずつ家族に自分で「パパが欲しい」と思っていたとはいえ、やはり子ども心に複雑な気持ちもあったようです。普段は聞き分けの良い息子も、彼を前にすると急に不機嫌になったり、わがままを言ってみたり、悩まされることが多々ありました。私も後ろめたさを感じてしまったり……。 「いきなり家族にはなれないよ。亡くなったご主人にも勝てないよ」という言葉とともに、私たちを見守ってくれた現夫。その温かくやさしい想いがうれしくて、次第に私も「彼と家族になりたい」という気持ちが強くなっていったのでした。 息子の姓が変わることに抵抗があったので、息子が小学校へ上がるタイミングで入籍しました。ほどなくして娘を授かり、お兄さんとなった息子。現在、小学3年生になっていっそうお兄さんらしくなった息子は、「お父さん! サッカーしよう!」といつの間にか「お父さん」と呼び、最近では何やら私に内緒の男同士の話もあるようです。何の変哲もない日常が愛おしく感じます。 作画/はたこ著者:倉田りこ一男一女の母。社会福祉士として児童養護施設での勤務経験がある。一度目の結婚で夫と死別、現在は再婚しステップファミリー。自身の体験を中心に執筆中。
2024年06月17日新しい職場で仲良くなったA子さん。同い年の子どもがいるためママ友としても親しくなりました。しかし、子育ての相談をすると「うわー。毒親っぽい」と笑われてしまいます。言い返しても響いていない様子で……? 「親に問題があるんじゃない?」同世代ということもあり、A子さんとはすぐに意気投合。当時、息子はイヤイヤ期で、「お着替えしない!」と毎朝泣くので、パジャマで登園する日もありました。息子の対応に悩んでいた私は、A子さんに「息子の着替えが大変で……。無理矢理服を脱がせることもあるの。どうしたらいいかな……」と相談してみることに。するとA子さんは「うわー。毒親っぽい」とニヤニヤ笑います。ママ友のA子さんなら、私の悩みに共感してくれるはずだと思い込んでいましたが、まさかの反応に私はビックリ……。 言葉を失っていると、A子さんは続けて「うちの母がさ、泣いたり暴れたりするタイプの子は、親に問題があるって言ってたよ。やっぱり、子どもには穏やかに接しないと、かわいそうっていうか〜」と得意顔で言ってきます。話に聞くとA子さんの息子は、大人しい性格で普段からあまりかんしゃくを起こすこともないそうです。とはいえあまりの言い方に、私はイラッ! 職場の同僚でもあるA子さんと喧嘩をしたくない気持ちもあったので「毒親って私のこと? 息子のことで一生懸命なだけなんだけど、おかしいことなのかな?」とやんわり怒りを伝えてみましたが、A子さんは「うちのママが聞いたら、『過干渉よ!』って怒りそう」と笑っており、私の思いは通じていないように感じました。私は「そうかもね」とさっさと話を切り上げて、今後は子どもの相談をしないことに。A子さんとは、職場の仲間としては良い関係を続けています。 子どもの特性は一人ひとり違うもの。A子さんから、毒親だと言われてかなりモヤモヤしましたが、育児の価値観がママ同士で食い違うこともあるのだと思い直しました。「ママ友ではなく、職場の同僚」と割り切って付き合うことで、気持ちを切り替えられた出来事です。 作画/yoichigo著者:桂ゆかり
2024年06月16日私は34歳の専業主婦。夫と小学3年生の娘と3人で仲良く暮らしています。娘はとにかくオシャレが大好きで、明日の授業参観日にはどの服を着ていくか悩んでいます♪翌日私が早めに教室に着くと、娘が派手なメイクにブランド服を着た、友達のママ・A子に話しかけられていて……。授業参観で、娘が友達のママに……「あら、その服地味ね。どこで買ったの?」とA子。「おばあちゃんが作ってくれたの!」と娘が答えると、「今どき手作りの服!? 貧乏丸出し!」と悪口を言っているではありませんか! 私は慌てて「ちょっと、今のはどういう意味ですか!?」と口を挟みました。 娘の服を作ってくれている義母の正体に衝撃!「娘さんの服、ひどくないです? 私は子どもには着たいものを着せてあげたいって思っているの」と、お姫様のようなワンピースを着ているA子の娘の服を見せびらかしてきます。 私が言い返そうとすると、「大丈夫よママ。この子は優秀な子だし、この服のことをわかっているママもいるわ」と娘。 すると、「これ高級ブランドの服ですよね! 大好きだけど、高くて手が出せなくて……。こんなシックなデザインの子ども服もあるの?」と他のママが話しかけてきてくれました。実は、私の義母はこのブランドの社長兼デザイナー。娘の服は、義母が愛する孫のためにわざわざ作ってくれているのです。自分から言ったことはありませんが、私はとてもお金持ち。衝撃の事実を知ったA子が「何よ! 私のだって高級ブランドなんだから!」と怒鳴り始めました。 娘が母親を説得その途端、A子の娘が「ねぇお母さん、もうやめよう」とA子をたしなめます。「誰かを悲しませたり困らせたりしたら、謝らないといけないんだよ?」と落ち着いた声で伝えます。 黙ってうつむいていたA子は、「ごめんなさい……」と謝罪。母親失格だと落ち込むA子に「この子はいつもお母さんのことを私に自慢しているの。見栄っ張りだけど本当は頑張り屋で、家では優しくて料理じょうずなお母さんだって」と娘が伝えます。 その言葉に、A子は大泣きです。 義母に子どもたちの服を作ってもらうことに実は、A子は貧しい家で育ったため、お金持ちに嫁いでから見栄を張って頑張っていたそうです。きちんと謝罪して反省したA子を許すことにした私たち。A子親子を家に招いて、義母に服を作ってもらうことにしました。 見栄を張ることもなくなって、好きだったシックな装いでナチュラルメイクになったA子。今では親子で温泉旅行に行く仲になりましたよ。 人は見た目ではありません。周りの目ばかり気にしすぎて、背伸びをしていると疲れてしまいますよね。子どもたちのおかげで、大切なことに気づけたA子。友情がこれからもずっと続きますように。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月16日中古住宅を購入し、義両親と同居することを決めた私たち夫婦。家を決めるときには、広さや住みやすさを求め、義両親と一緒に内見に行きました。最終的に購入した家は、義父が「ここ!」と決めた家。ところが、実際一緒に住み始めてみると……。協力すれば大丈夫!?長男と長女が小学生になり、アパートも手狭になってきたので家の購入を検討しだしました。長男である夫は「いつか両親と同居するなら、父が定年退職する前で、元気で楽しい思い出も作れる今のうちに同居しよう」と2世帯で住める家を探すことに。 新築の二世帯住宅は予算的に難しかったため、中古物件を探しました。義両親も一緒に家を内見し、ちょうど2世帯でも十分な広さがあり、住みやすそうな家を不動産屋に紹介してもらうことができました。 ただ、広さがある分、固定資産税がやや高めだったので私はちゅうちょしていたのです。しかし、義父がその家を気に入り、義母も「お父さんもまだ働くし、お金は協力するから、どうにかなるでしょう」と言うので、購入することにしました。 住み始めてみると…その後、夫と義父の名義でローンを組み、二世帯住宅を購入。義母と私は始めのうちに生活費のことを2人で話し合いました。すると、義母から「2人でこれだけ出すから」と言われた金額は食費だけ。家のローンと光熱費は夫の口座からの引き落としだったため、そこを折半という話は出てきませんでした。 しかし、実際に同居生活が始まると、光熱費のかかり方が私たち世帯だけのときとまったく違ったのです。同居し始めて8カ月で次女を出産し、産休・育休に入った私は収入が減り、夫も転職して手取りが少なくなっていました。 その状況を知ったうえでも義母はお構いなしで、光熱費は変わらず使い放題。さらに、同居後、義父に病気がわかり入退院を繰り返すことになると「今月はお父さんが入院していたから1人分ね」と生活費を減らされることに。義母には何度か生活費の相談をしましたが、そこを補填してくれることはありませんでした。 それから3年の同居生活を経て、夫は義両親に「お金の問題だけでなく、価値観の違い、両親の勝手さにもう限界だ」と話し、別居することになったのです。義両親はもともと住んでいた実家を残していたため、そこに戻りました。 家を購入する前にはお金のことも「協力するから大丈夫!」と私を安心させた義母。フタを開けると、「家にかかるお金は息子(夫)が払うもので、自分たちは払わない」という考えでした。夫は、自分の家族を守るために義両親に話をしてくれました。今では夫と2人で自営業を始め、家のローン完済に向け協力しています。 イラスト/ミロチ著者:松田みさと
2024年06月16日主人公のはるかさんは夫・優太さんと息子の3人家族。やさしい義父と少しクセのある義母と同居しています。夫とともにケーキとパンのお店『かぐら』の2号店を経営しながら、充実した日々を送っていました。ある日、赤ちゃんを連れた義姉が突然帰ってきて、はるかさん家族の居住スペースで同居することになってしまいます。仕事が見つかるまでの間、義姉ははるかさんたちの居住スペースにある空き部屋へ住むことになりました。 しかし、はるかさん一家は義姉の赤ちゃんの夜泣きや問題行動に悩まされます。 たまらず夫が義姉に、義父母の部屋に移るよう伝えたところ、すんなりと了承。 ところが、その代わりに「明日から、日中はこの子を優太たちに預けるからよろしく~♡」言い出して……!? 義姉の言い分とは…!? はるかさん夫婦も自分の息子を保育園に預け、日中働いているのに、生後2カ月の赤ちゃんの世話を押し付けられそうになり、はるかさんは一時預かりや認可外保育園について説明しました。 しかし、義姉は手続きの手間や金銭的な負担を理由に、なんとかはるかさん夫婦に赤ちゃんを預かってもらおうと諦めません。さらに義母が「認可外なんてダメよ!」と保育園に預けることを否定します。 義姉と口をそろえてはるかさんを説得する義母を見かねた優太さんは、たまらず「そこまで言うなら、母さんたちで預かったらいいんじゃない?」と物申したのでした。 小さな赤ちゃんがいるなかでの就職活動は、身近な人のサポートが必要不可欠です。シングルマザーのため夫の手を借りられず金銭的にも厳しい義姉は、非常に難しい状況にあるといえるでしょう。 義父母やはるかさん夫婦はみな働いているため、どちらか一方が日中ずっと預かることは難しいかもしれません。義姉の傲慢な態度も気になります。 だれかひとりに押しつけるのではなく、全員で協力してサポートできるよう話し合えるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター あおば
2024年06月16日私は34歳の専業主婦です。夫とは10年前に結婚し、夫と義母、小学生の娘との4人暮らしです。私たちは深い愛で結ばれていると思っていました。 固い絆で結ばれた家族結婚してすぐに義父が倒れ、会社の社長をしていた義父の代わりに夫が社長に就任。私は義母と一緒に、3人で必死に会社を経営し、なんとか軌道に乗せることができました。 10年経った今、様々な困難を乗り越えてきた義母と私は固い絆で結ばれています。義母も年をとり、引退を考え始めていて、私は義母が元気なうちに工場を立て直し、早くラクをさせてあげたいと思っていました。 夫の裏切りそんなある日、夫から話があると言われました。聞いてみると、「再婚相手が家に来るから離婚してほしいんだ」とのこと。寝耳に水だった私はとても驚きました。 不倫相手は、接待の席で出会った若い女性だそう。これからの経営について聞いてみても、夫は「最近会社は安定しているし、お前がいなくても大丈夫でしょ! 母さんもまだまだ仕事できるし!」と無責任な発言ばかり。 挙句の果てには「やっぱり嫁は若い方が良いじゃん?」と嬉しそうに言ってきました。しかも不倫相手が今月末に引っ越してくるので、すぐに家を出ていけと言うのです。 義母の冷たい態度義母に相談すると、「息子から話は聞いたわ。あなたの居場所はないから、早く引っ越してね」と冷たく言われ、涙が止まりませんでした。私は自分と娘の荷物をまとめ、家を出て行きました。 しかし義母には、ある考えがありました。翌日、夫から「お前、母さんはどこに行ったか知ってるか!? 工場のことをお願いしようと思っていたのにどこにもいないんだ!」と電話がありました。 実はそのとき、義母は私と一緒にいたのです。義母は、若い女に夢中になり妻と孫を裏切った息子と縁を切ることを決断。自分名義になっていた会社や家の土地をすべて売却することにしたのです。私も早く家を出ないと巻き込まれてしまうと思ったため、義母はあえて私を冷たく突き放したのでした。 会社も家も従業員も一気に失うことになった夫。その後、何度も私と義母に謝罪していましたが、許すはずがありません。 新たな始まり自分のことばかり考えてわがままに生きていると、いつかは痛い目を見るのかもしれませんね。私はこれからも義母と娘の成長を見守りつつ、良い関係を築いていけたらいいなと思っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月16日