待望の初来日を果たしたユアン・マクレガーが9月5日(水)、都内で行われた主演最新作『プーと大人になった僕』のジャパンプレミアに出席し、吹き替え声優を務めた俳優・堺雅人と対面。二人は主人公である“大人になった”クリストファー・ロビンを演じている。■待ってました!ユアンの初来日にファン大興奮若きオビ=ワン・ケノービを演じた『スター・ウォーズ』シリーズ、青春映画の金字塔『トレインスポッティング』、大ヒットしたミュージカル『ムーラン・ルージュ』など数々の名作に出演してきたユアンだが、意外にもプロモーション来日は初めて。それだけに、日本のファンを前にしたユアンは「日本にやって来るのが夢だった。しかも、大好きなプーと一緒だなんてね」と喜びを爆発させた。もちろん、会場に駆け付けたファンもユアンの初来日に大興奮!その熱気に応えるように、ユアンはサインや写真撮影など、丁寧にファンサービスをこなしていた。本作については「大切な時間の過ごし方を学んだ」とふり返り、「愛する人との時間を、いかにすばらしいものにするか。すべては自分次第なんだ」と語った。■堺雅人、幼稚園のお芝居で演じたのは“森の小鹿”実写映画の吹き替えを初めて担当した堺さんは「アフレコ中は、ユアンさんと一体化して過ごそうと思っていたので、今日こうしてお会いできて、うれしいです。初対面ですけど、すっごくいい人だとわかるし、一緒に遊んだら楽しそう」と少年時代のクリストファー・ロビンのように、瞳を輝かせた。一方、ユアンは「今後、堺さんの出演作が英語圏で公開されるときは、僕が吹き替えを担当するよ」と名乗り出て、すっかり意気投合していた。映画の内容にちなんで、幼少期の“夢”が話題にあがると、ユアンは「9歳の頃から、役者になりたいと思っていた。だから、それが実現した僕は、とってもラッキーなんだ」と誇らしげ。対する堺さんは「まさか俳優になるとは思っていなかった」といい、「幼稚園のお芝居で『白雪姫』をやったとき、僕は森の小鹿役だったんです」と告白。「もともと、クリストファー・ロビンと同じで、自分の世界に入るのは好きだったので、俳優業とそう遠くなくて不思議ですね」と夢談義を交わしていた。■『プーと大人になった僕』は、こんなお話…「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしたプーと大親友のクリストファー・ロビン。時は流れ、大人になったクリストファー・ロビンは、ロンドンに暮らし、家庭も顧みない仕事人間になっていた。そんな彼の前に、プーが現れると、奇跡の再会から新たな冒険が幕を開けた。思い出の“100エーカーの森”で待っていたものとは?ディズニーが初めて「くまのプーさん」を初めて実写化した。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年09月05日エマ・ストーン出演最新作『THE FAVOURITE(原題)』が、批評家から絶賛を受け、第75回ヴェネチア国際映画祭で早くも各賞の最有力として注目されていることが分かった。■ヴェネチア国際映画祭にて各賞の最有力にあがる現在開催中のヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門の1作として、現地時間8月30日(木)、注目のエマ・ストーン出演最新作『THE FAVOURITE(原題)』のワールドプレミア上映が行われ、当日から解禁になった映画評では、現時点で批評を掲載した16のメディアが全て絶賛するという異例の高評価。さらにRotten Tomatoes(ロッテントマト)では100%フレッシュをたたき出している(9月3日時点)。ほかにも星取りで軒並み5つ星(5点満点)、A評価を連発する中、早くも作品賞、監督賞、主演・助演女優賞はもちろん、脚本賞、撮影賞、コスチュームデザイン、美術での賞レースのトップランナーとして注目を集めている。監督を務めたのは『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の鬼才、ヨルゴス・ランティモス。出演には『ラ・ラ・ランド』や、最新作『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』で実在のテニス選手を演じたエマ・ストーン。オスカー女優で監督の過去作にも出演したレイチェル・ワイズ。ゴールデン・グローブ賞に輝く名女優オリヴィア・コールマンなど、ランティモス監督が信頼を寄せる実力派3女優に加え、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィンといった、フレッシュな美形英国俳優たちが脇を固めている。■ヨルゴス・ランティモス監督とは?ギリシャの監督であるヨルゴス・ランティモスは、両親によって完全に外界から遮断された家庭環境で育てられた少女2人を描いた『籠の中の乙女』や、パートナーのいない人間はホテルに連れていかれ、期間内にパートナーを見つけられないと動物に変えられてしまうという『ロブスター』など、シュールかつ怪しげな世界観を描いてきた。どの作品にも共通して不可解かつ独特のルールが存在し、そのルールに翻弄される主人公も魅力のひとつ。中でも『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』では、コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガンを迎え、1人の医師がある少年を自宅に招き入れたことをきっかけに、息子と娘が突如歩けなくなったり、目から血を流したりと、全く理解できない現象に襲われる物語を描いた。一見ホラーの側面を持ちながら、「これはコメディだ」と語る監督の本作は、カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞。それだけに、本作『THE FAVOURITE(原題)』でも、歴史ものの側面をもちながら、どれだけランティモス・ワールドが展開されるのか、ファンならずとも目が離せない。3人の女性が巻き起こすパワー・ゲームがどのように描かれるのか、引き続き注目したい。『THE FAVOURITE(原題)』は2019年2月公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年09月05日今年20周年を迎えた米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」が、「第31回東京国際映画祭」との提携企画として、東京都写真美術館とアンダーズ東京の2会場で“秋の上映会”を開催。本日9月5日よりWEBサイトがオープンし、事前予約がスタートしている。本イベントでは、6つの上映プログラムが用意されており、「SSFF & ASIA 2018」グランプリ受賞作品を含む約40作品を無料上映。加えて、スペシャルイベントも行われる。以下、6つの上映プログラムと作品の一部を紹介。■受賞プログラム6月に開催された「SSFF & ASIA 2018」の受賞作品をセレクト上映する「受賞プログラム」は、3つに分けて上映。SSFF & ASIA 2018 グランプリ(ジョージ・ルーカスアワード)、アジアインターナショナル部門優秀賞(東京都知事賞)受賞作品『カトンプールでの最後の日』をはじめ、Cinematic Tokyo部門優秀賞(東京都知事賞)受賞作品『東京彗星』、CGアニメーション部門 優秀賞作品『コトリのさえずり』など、全14作品を上映する。■秋のアニバーサリープログラム過去20年で上映された作品の中から、映画祭スタッフが特別セレクトした作品を上映する「秋のアニバーサリープログラム」は、2つに分けて行われる。『パディントン』『007』シリーズのベン・ウィショー主演の『ファミリー・ハピネス』が日本初上映されるほか、東京の魅力を発信するために製作され、忽那汐里や千葉真一らも出演した『シェイクスピア・イン・トーキョー』、今年8月に亡くなった津川雅彦さんが主演する三宅伸行監督作『サイレン』。村上春樹の短編小説を、キルスティン・ダンストやブライアン・ジェラティを迎え映像化した『パン屋再襲撃』、人気女優・有村架純が「SSFF & ASIA 2014」でベストアクトレスアワードを受賞した『平穏な日々、奇蹟の陽』などが上映される。■秋のBRANDED SHORTSプログラム企業がブランディングを目的として製作したブランデッドムービーを特集する「秋のBRANDED SHORTSプログラム」では、「Apple」のブランデッドムービー『Three Minutes』や、玉城ティナが出演する「講談社」のブランデッドムービー『玉城ティナは夢想する』、村上虹郎と神野三鈴が出演する『夢の背中』などを上映する。■目玉は『カメラを止めるな!』監督のトークイベント!今年の目玉となるのが、東京都内の劇場2館で6月より公開され、上映館が200館を突破するなど快進撃を続ける話題の映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督によるトークイベント。ショートフィルム作品も多数手掛ける上田監督。今回イベントでは、『カメラを止めるな!』の大ヒットに至るまでの経緯や製作におけるマインドセット、予算や脚本についてなどを徹底解説。一体なぜ、そんなにも多くの人の心を捉えるのか…ファン必見のトークイベントだ。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018 秋の上映会」は10月5日(金)~8日(月・祝)東京都写真美術館にて、10月9日(火)~12日(金)アンダーズ 東京にて開催。■ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018 -秋の上映会- 概要会場:東京都写真美術館 10月5日(金)~8日(月・祝)アンダーズ 東京 10月9日(火)~12日(金)主催:ショートショート フィルムフェスティバル アジア実行委員会共催:東京都後援:J-WAVEウェブサイト:チケット:無料(cinemacafe.net)■関連作品:カメラを止めるな! 2018年6月23日より全国にて公開©ENBUゼミナール
2018年09月05日ヘンリー・カヴィルがNetflixのオリジナルドラマ「The Witcher」(原題)の主演に決定した。「Variety」誌によると、このドラマはポーランド出身のアンドレイ・サプコフスキ著の、日本では「ウィッチャー」シリーズとして発売されているファンタジー小説をベースに製作。「ウィッチャー」とは、魔物退治の専門家の呼び名で、ヘンリーは主役のウィッチャー、「リヴィアのゲラルト」を演じる。ストーリーは「孤高の魔物ハンターであるゲラルトは、時に魔物よりも邪悪な面を見せる人々の世界で、自分の居場所を探そうとしていた。しかし、運命に突き動かされたゲラルトは、魔女、危険な秘密を抱える王女とともに、危険さが増す大陸を旅することに…」という内容だそうだ。世界で愛されてきた「ウィッチャー」はマンガ化やゲーム化もされ、ゲームの「ウィッチャー3ワイルドハント」は日本でも人気を集めた。ヘンリーがテレビ界にカムバックするのは久々だ。2010年「THE TUDORS~背徳の王冠」への出演を最後に、これまでは『マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『ジャスティス・リーグ』のDC映画や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などの大作映画に出演し、知名度を上げてきた。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年09月05日明石家さんまがMCを務め、強烈キャラクター評論家軍団とパネラーたちがサイエンスな爆笑トークを繰り広げる「ホンマでっか!?TV」。その9月5日(水)今夜放送回に土屋太鳳と芳根京子がゲスト出演する。朝ドラ「まれ」のヒロインとしてブレイクすると、『orange -オレンジ-』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。『青空エール』『PとJK』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などで主演、ヒロイン役に起用され、放送中のドラマ「チア☆ダン」も好調な土屋さん。一方、朝ドラ「べっぴんさん」でヒロインでブレイク。人気アニメの実写化作品『心が叫びたがってるんだ。』のヒロイン役やドラマ「小さな巨人」などへの出演を経て、今年に入りドラマ「海月姫」や放送中の「高嶺の花」などで一躍注目の存在となった芳根さん。2人を迎えた今夜の放送。「ホンマでっか!?密着人間性診断」コーナーでは土屋さんと芳根さんの1日に密着。百戦錬磨の個性派評論家軍団がその密着映像を徹底分析。「あなたのコンプレックス実は長所!?」コーナーでは「脚が短い女性は男性にモテる!?」というホンマでっか!?な情報について評論家軍団に話を聞く。「脚が長くなりたい」「脚が短いのがコンプレックス」だと思っている視聴者は必見!土屋さんと芳根さんのW主演で贈る『累-かさね-』は松浦だるまが放つ“美醜”をテーマにした同名コミックの実写化作品。土屋さんと芳根さんが「淵累/丹沢ニナ」を1人2役=2人1役という形で演じるほか、累とニナが共に思いを寄せる新進気鋭の舞台演出家・烏合に「関ジャニ∞」横山裕。累の母で伝説の大女優・透世に檀れい。累とニナを引き合わせる物語の鍵を握る謎の男・羽生田に浅野忠信といったキャスト。伝説の女優を母に持ち、天才的な演技力を持って生まれながらも自らの醜い容貌を恨み続けて生きてきた淵累と、美貌を持ちながら花開かずにいる舞台女優・丹沢ニナの2人が互いの足りない部分を埋めるように導かれ出逢う…という物語。映画『累-かさね-』は9月7日(金)より全国東宝系にて公開。「ホンマでっか!?TV」は9月5日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:累-かさね- 2018年9月7日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018映画「累」製作委員会 ⓒ 松浦だるま/講談社
2018年09月05日若きころのダンブルドア先生を人気俳優のジュード・ロウが演じることでも話題の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。7月に公開された予告映像では、あのホグワーツ魔法魔術学校はもちろん授業を受ける若きニュートも登場し、『ハリー・ポッター』シリーズとの関連が至るところに散りばめられ、ファンたちを喜ばせている。いまや主要キャストの3人をはじめ、『ハリポタ』出身俳優たちは軒並み“アラサー”となり、それぞれの場所で活躍を続けている。今回はシリーズを機にブレイクした俳優たちも含め、『ハリポタ』俳優の“今昔”に注目した。ダニエル・ラドクリフ/ハリー多彩な役柄でイメージ払拭!1989年7月23日、英・ロンドン生まれ。英国の大作家チャールズ・ディケンズ原作のTV映画「デビッド・コパーフィールド」(’99)でコパーフィールドの少年時代を演じ、“ミネルバ・マクゴナガル”先生ことマギー・スミスとも共演して俳優デビュー。2001年、J・K・ローリングの世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの映画化にあたり、3,000人以上の中から主人公“ハリー・ポッター”に大抜擢、2011年の最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで全8作で同役を演じ切った。ロンドンのウエスト・エンドに続いてNY・ブロードウェイでも上演された舞台「エクウス」(2007年初演)が高い評価を得るなど、舞台での活動も積極的。同作では一糸まとわぬ姿を披露したことも大きな話題となり、“バーノンおじさん”として知られた故リチャード・グリフィスと共演した。映画では、ダンブルドア先生の弟“アバーフォース”ことキーラン・ハインズと共演したゴシック・ホラー『ウーマン・イン・ブラック亡霊の館』(’12)ほか、ひと夏の青春ストーリー『ディセンバー・ボーイズ』(’07)、スティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルの長編小説を映画化した『ホーンズ容疑者と告白の角』(’13)、詩人アレン・ギンズバーグに扮したデイン・デハーン共演作『キル・ユア・ダーリン』(’13)、ジェームズ・マカヴォイと共演した『ヴィクター・フランケンシュタイン』(’15)など幅広いジャンルに挑んできたダニエル。ゾーイ・カザン、アダム・ドライバーら共演の『もしも君に恋したら。』(’13)では、劇場未公開なのがもったいないくらい、キュートな“草食系男子”ぶりを披露した。「科学がマジックに勝つ」と衝撃宣言した『グランド・ イリュージョン 見破られたトリック』では初めての“悪役”、ポール・ダノとの名バディぶりを披露した『スイス・アーミー・マン』では“死体役”を演じたことも。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の映画公開前には、「僕は10年間ジーンズとジップ付きジャケットだったのに、彼はあんなに素敵なコートを着ている」と、新たな主人公ニュート・スキャマンダーを務めるエディ・レッドメインに“嫉妬”していることも伝えられた。この魔法シリーズから離れてすでに8年以上たつが、“『ファンタビ』にハリーが登場する”ことを願うファンも少なくない。ルパート・グリント/ロンTVドラマ版「スナッチ」では製作総指揮も1988年、英・ハートフォードシャー生まれ。8月24日に30歳になったルパート。幼少から児童劇団などの舞台に立ち、ロン(ロナルド)・ウィーズリー役に選ばれたシリーズ1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』(’01)で俳優デビューする。以後、『死の秘宝』2部作までロン役を演じた。2006年、イギリスを代表する映画誌「Empire」誌よりシリーズを通じた好演が認められ、ダニエル、エマ・ワトソンとともに特別功労賞を受賞している。今シリーズのほかには、コメディ『サンダーパンツ』(’02)ほか、“母・ウィーズリー夫人”役としてお馴染みのジュリー・ウォルターズと共演した『Driving Lessons』(原題/’06)に出演。フランス映画をリメイクした『ターゲット』(’10)では、小悪魔な詐欺師(エミリー・ブラント)に恋をした殺し屋(ビル・ナイ)と偶然出会い、彼らのドタバタに巻き込まれる一般人トニー役がハマった。ビル・ナイは『死の秘宝 PART1』で新魔法大臣“ルーファス・スクリムジョール”を演じている。ブロードウェイデビューした舞台「It’s Only a Play」では、役作りとはいえ、その“激変ぶり”にファンは騒然!人気シンガーソングライター、エド・シーランとも間違えられることもしばしば。そんなルパートも作品を選びながら映画、TV、舞台と幅広く活躍している印象で、2013年にはシャイア・ラブーフ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マッツ・ミケルセンら豪華共演の『バレット・オブ・ラヴ』(劇場未公開)、2015年には『ファンタビ』で闇バーを経営するゴブリン“ナーラク”ことロン・パールマン共演の『ムーン・ウォーカーズ』に出演。また、主演とエグゼクティブ・プロデューサーも務めるTVシリーズ「スナッチ」はガイ・リッチー監督による映画版とはまた違った世界観で描かれ、好評を博している様子だ。エマ・ワトソン/ハーマイオニーフェミニストとしても時代を牽引1990年4月15日、仏・パリ生まれ、英・オックスフォードで育つ。日本でも2017年NO.1の大ヒットとなったディズニー実写版『美女と野獣』が記憶に新しいエマもまた、オーディションで『ハリー・ポッターと賢者の石』(’01)のハーマイオニー・グレンジャー役を勝ち取り俳優デビュー。『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(’04)、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(’05)では米・放送映画批評家協会賞(クリティクス・チョイス・アワード)に2年連続ノミネートされ、最終章『死の秘宝』2部作(’11)まで出演した。“バーノンおじさん”リチャード・グリフィス共演のBBCのTV映画「バレエ・シューズ」(’07)に主演したほか、主に映画で活躍。新時代の青春映画の金字塔『ウォールフラワー』(’12)ではエズラ・ミラー、ローガン・ラーマンと好演を見せ、セレブばかりを狙ったティーン窃盗団を基にしたソフィア・コッポラ監督『ブリングリング』(’13)、ダーレン・アロノフスキー監督×ラッセル・クロウ主演作『ノア約束の舟』(’14)、ナチス残党の秘密施設から恋人を“奪還”する『コロニア』(’15)などでもイメージ払拭を狙い、女優としての成長を見せつけた。『マリリン7日間の恋』(’11)では“ニュート”ことエディ、『ハリポタ』史上最も残念な先生“ギルデロイ・ロックハート”ことケネス・ブラナーと共演。悪魔崇拝者による事件を描いたイーサン・ホークとのサスペンス『リグレッション』(’15)が9月15日(土)より、ようやく日本公開に。“リーマス・ルーピン”としてお馴染みデヴィッド・シューリスと共演している。 名門ブラウン大学を卒業し、英文学博士号を取得。近年ではフェミニスト活動家としても知られ、2015年には米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出。英世論調査会社「YouGov」が毎年実施している「世界で最も尊敬される女性ランキング」では今年、女優としては第1位のアンジェリーナ・ジョリーとともに第6位にランクイン。「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の原作ファンで、同作100冊をパリの街に隠し回るイベントを行ったことも話題となった。マシュー・ルイス/ネビル“キャラ変”が最も激しい!?1989年6月27日、英・ヨークシャー州生まれ。ドジっ子な同級生から勇敢で友情に厚く、頼りになる仲間に成長したネビル・ロングボトムを『ハリポタ』シリーズ全8作で演じたマシュー。5歳から児童劇団に所属し、地元で行われた公開オーディションでネビル役を獲得した。2016年、「東京コミコン」の記念すべき第1回のゲストとして来日を果たしている。BBCのTVシリーズでアフガニスタンで活躍する爆発物処理班の精鋭たち(?)を描いた戦場コメディ「ブルーストーン42爆発物処理班」(’13~15)にレギュラー出演(Huluにて配信中)し、切り裂きジャックを追った実在の刑事をモデルにした「リッパー・ストリート」シーズン4、5にも参加。映画『世界一キライなあなたに』(’16)では主人公(エミリア・クラーク)の体を鍛えることにしか目がない“彼氏”を演じており、ルックスの変動は最も激しいといえそう。(text:Reiko Uehara)
2018年09月05日12月に開業予定の映画館「アップリンク吉祥寺パルコ(通称:アップリンク吉祥寺)」が、本日9月5日より「PLAN GO」にてクラウドファンディングの実施を開始した。「アップリンク吉祥寺」は、2005年より渋谷にて劇場を構える「アップリンク」が、吉祥寺パルコ地下2階にて新たに5スクリーン、計300席の規模でオープンさせるミニシアターコンプレックス。今回クラウドファンディングのリターン(特典)には、ぬQ、小島こたお(あヴぁんだんど)+友沢ミミヨ親子、河村康輔、根本敬と、アップリンクゆかりのアーティストによるオリジナルコラボグッズをはじめ、現在入手困難なお宝商品を厳選した「セレクトグッズ」、いましか開講できない映画館作りをリアルタイムで学ぶ4日間限定ワークショップへの参加権などが用意されている。また、支援者全員には「アップリンク吉祥寺」オープンと同時に開始する新会員システム「アップリンク会員」としての特典が得られる(1年間有効)。支援コースは全25コース、目標金額は25,000,000円。集まった支援金は、こだわりの映画館作りのための設備投資に利用されるという。なお、クラウドファンディング実施期間は、10月31日(水)までとなっている。■クラウドファンディング実施概要プラットフォーム:クラウドファンディングサービス「PLAN GO」期間:9/5(水)~10/31(水)支援コース数:全25コース(法人向けを除く全コースに「アップリンク会員」(1年有効)付き)目標金額:25,000,000円(cinemacafe.net)
2018年09月05日薬物依存症を克服するためリハビリ中のデミ・ロヴァートが、ハリウッドの自宅を約10億5000万円(約950万ドル)で売り出し中だということが明らかになった。「TMZ.com」などが報じた。この家は、デミが2016年9月に約9億2000万円(830万ドル)で購入し、7月に薬物の過剰摂取で危うく命を落としかけた場所でもある。不動産会社「Zillow」のホームページに掲載されている物件情報によれば、デミの家はベッドルームが4部屋、バスルームが6つあり、総面積は約517平米。7台分の駐車スペースもあるという。バー、プール、暖炉、シアタールームなども完備で、テラスからは「サンセット・ストリップ」と呼ばれるエリアを一望できる。このような大豪邸に住んでいたデミだったが、ここではあまり良い思い出には恵まれなかったのかもしれない。購入後からわずか半年後の2017年1月、豪雨により裏山が土砂崩れを起こし、デミ宅の私道まで土砂が流れ込むという災難に見舞われた。今回の売却に当たり、この件についてはすでに整備がなされ、安全が保障されているとのこと。さらに、先月、デミが入院していた病院からリハビリ施設に直行したというニュースが報じられると、泥棒軍団が侵入を試みて逮捕されるという事件もあった。関係者によれば、現在リハビリ中のデミはポジティブさを取り戻し、曲作りに燃えているという。(Hiromi Kaku)
2018年09月05日中居正広が司会を務める「ナカイの窓」。9月5日(水)の放送では「アニメ」をテーマに、『メアリと魔女の花』の米林宏昌監督、大人気の声優・梶裕貴やアニソンアーティストのMay’nら豪華ゲストと円卓トークなどで盛り上がる。今回は代々木アニメーション学院でアニメーション業界のスペシャリストたちとの円卓トークを展開。ゲストの米林監督は、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『ゲド戦記』などに参加、『借りぐらしのアリエッティ』で長編初監督を務めると2作目の『思い出のマーニー』が第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネート。その後スタジオポノックを設立し『メアリと魔女の花』をヒットさせた米林監督は作品に込めた思いを告白。スタジオ一同驚愕の宮崎駿監督のスゴい話も。さらに米林監督率いるスタジオポノックのアニメーション製作現場潜入も見どころだ。大ヒットとなった「進撃の巨人」シリーズの主人公・エレン・イェーガー役をはじめ「イナズマイレブン」シリーズや「青の祓魔師」など数々の人気作に出演、自身名義でCDもリリースするなど超人気声優の梶さんは、そのスケジュールを公開するほか、大人気キャラクターの名ゼリフも披露。「マクロスF」の歌唱キャストや主題歌で大人気となり、その後も50曲以上のアニメ・ゲームの主題歌や映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』などのテーマ曲も担当してきたMay’nさんは、知られざる日本のアニメソング事情をトーク、中居も衝撃を受けたアニソン業界の真実とは!?さらに『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などで知られる細田守監督の右腕、映画プロデューサーの齋藤優一郎が細田監督作品の製作裏話を明かすほか、大人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」を題材に中居さんとゲストMCのバカリズムがアフレコに挑戦する。スタジオポノックの最新作『ちいさな英雄ーカニとタマゴと透明人間ー』は現在大ヒット公開中。同作はポノックの新プロジェクト「ポノック短編劇場」の第1弾で、“英雄たち”をテーマにした米林監督の手掛けた作品を含む3つの短編で構成されている。「ナカイの窓」は9月5日(木)23:59~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:ちいさな英雄ーカニとタマゴと透明人間ー 2018年8月24日より全国にて公開(C)2018 STUDIO PONOC
2018年09月05日フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで開催中の日本人ゲストにも人気のキャラクターダイニング「ミッキーのバックヤード・バーベキュー(Mickey’s Backyard BBQ)」が年内で終了と話題になっている。この「ミッキーのバックヤード・バーベキュー」は、ミッキーと仲間たちのにぎやかなステージや、ゲストとのダンスタイムを楽しみながら、バーベキュービュッフェを満喫するというもの。スタート前やショーの途中にグリーティングのチャンスがあり、ここでしか会えないコスチュームを着ているキャラクターとのグリーティングが世界中のファンに人気だった。登場キャラクターはミッキーマウス、ミニーマウス、グーフィー、チップ&デールで、食事タイプはバーベキュー料理(ビュッフェ形式)。開催季節、曜日、時間帯(ディナーのみ)、要予約という参加上の制約が少なくない上に、ディズニー・フォート・ウィルダネス・リゾート(フォート・ウィルダネス・パビリオン)というロケーション事情もありつつも、ゲストには好評。現在、2019年以降の予約システムが公式サイト上に表示されず、公式アナウンスはないものの、「終了では?」の声が広がっている。その一方、ディズニー・ウィルダネス・ロッジにて、新たなキャラクターダイニングがスタートすると、公式パークブログ上などで発表があった。この「Storybook Dining at Artist Point with Snow White」という新キャラダイは、白雪姫や七人のこびとなどが登場するもので、コース料理もいただくという本格的なもの。ポイントは「immersive character dinner」とあるように“ストーリー没入型”のコンセプトで、この点、広義のディズニー情報を扱う「dpost.jp」を運営するITジャーナリストの宮田健氏によれば、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおける任天堂新エリアの起工式でも『Immersive』(=没入)というキーワードが多用されていました。おそらくテーマパークにおけるいまのトレンドは、ストーリーに入り込む、ということなのではないかと思います。キャラクターグリーティングでこの言葉が出てきたことには、とても期待しています」と分析。また、過去数回にわたって東京ディズニーランドホテルの宴会場にて実施していた、いわゆる“目隠しダイニング”のように、「東京ディズニーリゾートでのチャレンジと同様に、近頃ない方向性がここで見られるかもしれない。USパークにしては注目すべき動き」と、宮田氏は補足した。上記新キャラダイのスタートは、今冬を予定。公式パークブログなどで、予約開始日などのアナウンスがあるというが、「ミッキーのバックヤード・バーベキュー」の今後の継続か終了かの動向も含めて、注視したい。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2018年09月05日「第23回釜山映画祭」に出品される作品がこのほど発表。日本からは、池松壮亮主演の『斬、』や柳楽優弥主演『夜明け』。ほかにも『止められるか、俺たちを』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』『愛しのアイリーン』などが選ばれた。■『斬、』(11月24日公開)池松壮亮×蒼井優共演の時代劇世界中に多くのファンを持つ塚本晋也が、戦争の恐怖をあぶり出した『野火』を経て、さらに時代を遡り初の時代劇に挑んだ完全オリジナル作品『斬、』。江戸時代末期、江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る衝撃作だ。文武両道で才気あふれる浪人を池松壮亮、浪人の隣人である農家の娘を蒼井優と、今作で2人共初めて塚本作品へ参加する。劇中で見せる、2人のぶつかり合うような演技合戦は必見。ガラ・プレゼンテーション部門に正式出品今回本作は、毎年世界の厳選された4~6作品が上映され、過去に日本からは、是枝裕和監督『三度目の殺人』、新海誠監督『君の名は。』が出品された、ガラ・プレゼンテーション部門に正式出品が決定。塚本作品が、この最も話題のフィルムメーカーの最新作を紹介し、芸術性と功績を称えるガラ・プレゼンテーション部門への出品は初めてとなる。塚本晋也監督コメント釜山映画祭は、映画祭が始まった年から呼んでいただき、お客さんのあまりの熱狂ぶりに感動しました。毎回心にあたたかいお土産を持ち帰らせていただきます。このたびも釜山のお客さんとお会いできるのが今からとても楽しみです。そしてこの映画が皆さんの心にどう映るのかが楽しみです。ヴェネチア、トロント、釜山と、『斬、』にとって大切な三本柱を立てることができました。とてもよいスタートがきれたと思っています――塚本晋也■『夜明け』(2019年1月18日公開)是枝裕和・西川美和監督の愛弟子が監督デビュー是枝裕和と西川美和監督が立ち上げた制作者集団「分福」が満を持して送り出す新人監督、広瀬奈々子のデビュー作『夜明け』。ある秘密を抱えて逃れてきた青年と、彼を偶然助けることとなった見ず知らずの初老の男・哲郎の物語を描く、広瀬監督のオリジナル作品だ。ある秘密を抱えて逃れてきた青年を柳楽優弥が、初老の男・哲郎役を小林薫が演じ、映画初共演を果たす。コンペティション(ニューカレンツ部門)に出品そんな本作が、本映画祭のコンペティション(ニューカレンツ部門)に出品が決定。是枝監督のもとで監督助手を務めてきた愛弟子のデビュー作に、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭・史上最年少で主演男優賞を受賞した柳楽さんが主演する、まさに“運命の映画”といえる本作。公式上映には柳楽さんと広瀬監督の参加も予定されている。柳楽優弥コメント映画祭に参加出来る事がとても嬉しいです。以前参加した際に、釜山国際映画祭はとても活気に溢れた映画祭という印象を受けたので、今回も参加出来る事をとても楽しみにしております。広瀬監督の作品が多くの方に届いたらいいなと思います。広瀬奈々子監督コメント昨年、釜山国際映画祭のAPMという場で映画の企画をプレゼンする機会があり、街全体に帯びる映画への情熱と、他国の映画人への懐の深さを感じ、またここに戻ってくることを一年間目標にしてきました。素晴らしい映画祭でデビュー作を上映できることを心から嬉しく思っています。言葉にできないものを言葉にしないまま描くことに挑戦した本作を、韓国、アジアの方々にどのように受け取ってもらえるかとても楽しみです。今ここでしか味わうことのできない様々な景色や言葉に触れ、たくさん吸収してきたいと思います。■『止められるか、俺たちを』(10月13日公開)白石和彌監督×門脇麦×井浦新2012年に逝去した故・若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションによる、映画製作再始動第1弾『止められるか、俺たちを』。1969年、若松プロダクションの門を叩いた少女の目を通して、若松孝二と共に映画、政治、青春が駆け抜けていった一瞬の時を描く。主演の門脇麦が、若松プロダクション助監督・吉積めぐみ役を、監督に若松プロダクション出身の白石監督を迎え、そして若松孝二役は、『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』『キャタピラー』『海燕ホテル・ブルー』、そして監督の遺作となった『千年の愉楽』などに出演してきた若松組常連の井浦新が務める。アジア映画の窓へ出品決定そして今回本映画祭にて、「アジア映画の窓」(A Window on Asian Cinema)出品決定。さらに、アジア映画の成長を支援しアジアの若い映画監督の発掘にその生涯を捧げて亡くなったキム・ジソクを敬い、2017年の第22回釜山国際映画祭から新設された賞「キム・ジソク賞」へのノミネートも決定した。白石和彌監督コメント若松監督が生前最後に参加した釜山映画祭でプレミア上映できる事、心から嬉しく思います。釜山映画祭は私自身も毎作品呼んで頂いているとても重要な映画祭です。しかも昨年から創設されたキム・ジソク賞にノミネートとのことで大変驚いています。デビュー作の「ロストパラダイス・イン・トーキョー」で初めて釜山映画祭に参加して、ジソクさんにお酒をたくさん飲ませて頂いた事、昨日のように覚えています。いろんな思いが過りますが、みんなで釜山映画祭の参加を楽しんできます。釜山には若松監督の手形もあるので、仲間たちと触りに行きます。■『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(11月16日公開)実体験を基にしたコミックエッセイの映画化歌川たいじが実体験をもとに書き綴ったコミックエッセイを、『すーちゃんまいちゃんさわ子さん』の御法川修監督が映画化した『母さんがどんなに僕を嫌いでも』。主人公・タイジを太賀、母・光子を吉田羊が演じ、親からも友達からも愛されたことがない青年が、壮絶な過去を乗り越えて、自分を拒絶してきた母の愛をつかみ取るまでの奇跡の実話が描かれる。アジア映画の窓部門へ出品決定『止められるか、俺たちを』と同様、本作も「アジア映画の窓」部門への出品&上映が決定。吉田さん、御法川監督が舞台挨拶を行う予定となっており、吉田さんにとって釜山映画祭への参加は今回が初、御法川監督にとっても初の釜山映画祭への作品出品となる。御法川修監督コメント原作を初めて手にした日から5年。作りたい気持ちと、作らねばならないという気持ちが重なる題材に巡り合うことは稀なことです。本作の企画は、自分とプロデューサーの個人的な情熱だけを頼りに始まりました。最初は行き先の不安な船出でした。やがて太賀さんと吉田羊さんが企画に光を与えてくれ、映画化実現への鼓動が大きくなりました。長い月日を重ねて完成した映画が、釜山国際映画祭でお披露目されることになり、込み上げる気持ちを抑えられません。本作で描かれる母と子の物語が、アジアの玄関口から世界中へと羽ばたいてくれることを期待します。■『愛しのアイリーン』(9月14日公開)主演・安田顕×吉田恵輔監督『さんかく』で映画界の注目を集め、『ヒメアノ~ル』『犬猿』なども手掛けた吉田恵輔監督の最新作『愛しのアイリーン』。本作は、監督が“どんな映画よりも最も影響を受けた作品”と公言する、新井英樹の伝説の漫画の映画化。嫁不足の農村に暮らす非モテの40代男と、貧しく若いフィリピン女性の国際結婚を軸に、夫婦、親子、家族における壮絶な愛の形をダイナミックに描ききった異色のラブストーリーだ。安田顕が主人公の42歳ダメ男・岩男役、物語のもう一人の主人公といえる少女アイリーン役には、フィリピンの新星ナッツ・シトイが抜擢された。アジア映画の窓部門へ出品決定そして本作もまた、『止められるか、俺たちを』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』同様、「アジア映画の窓」部門への出品決定した。コメント到着!今回の釜山国際映画祭への正式出品決定を受けて、安田さんは「この映画が多くの方の目に届く機会ができて、嬉しいです。この作品に込められたテーマ、熱量が、アジア含め、海外の方々がどのように感じるか、とても楽しみです」と喜びと期待を語る。一方、吉田監督は「20年前、塚本晋也監督のスタッフとして訪れた、生まれて初めての映画祭。まさか自分が監督となり再び訪れることになるとは。こんなに嬉しい事はないです。皆様に感謝!!」と現在の心境を明かしている。■『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』(11月30日公開)有村架純と國村隼W主演『RAILWAYS』シリーズの最新作日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を清々しく描く『RAILWAYS』シリーズの最新作『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』。本作は、鹿児島県~熊本県を結ぶ<肥薩おれんじ鉄道>を舞台に、愛する人を失った血の繋がらない3世代3人の、“ふぞろい”な家族の再出発を描いた作品。有村架純と國村隼がW主演を務める。アジア映画の窓部門へ出品決定『止められるか、俺たちを』などと同様、本作も「アジア映画の窓」部門へ出品されることが決定。加えて、國村さんがアジアの精鋭新人監督のコンペ部門である「New Currents」部門の審査員にも決定。韓国では2016年に公開され700万人を超える動員を記録し、カンヌ映画祭でも上映され反響を得た『哭声/コクソン』。この演技により、韓国の最も権威ある映画賞・青龍映画賞で男優助演賞と一般投票で選ばれる人気スター賞の2部門に輝いたことがきっかけで、映画祭たっての希望により実現したという。國村隼コメント『哭声/コクソン』という作品は私にとって初めての韓国映画でした。ナ・ホンジン監督のイメージをどのくらい形に出来たのか未だにわかりませんが、多くの韓国の方々に支持して頂いた驚きと嬉しさは今も忘れることは出来ません。そしてそのご縁もあってでしょうか、今年の釜山国際映画祭に審査員としてお招き頂きました。たいへんな重責に躊躇する気持ちも大きかったのですが、これもご縁とお引き受けする事になりました。また、もうひとつ嬉しい事に、私の最新作『かぞくいろ』も招待作品として決定し、各国の皆さんにお披露目出来る事をとても光栄に思っています。釜山映画祭に集う人たちとお目にかかるのを、今から楽しみにしています。吉田康弘監督コメント憧れの釜山国際映画祭に参加できてとても嬉しいです。作品の中で提示した『かぞくのかたち』は、韓国の皆様にも共感してもらえるのではないかと密かに期待しております。アジアの映画ファンの皆様と一緒に作品を観ることが今からとても楽しみです。■「Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41」大竹しのぶの初短編映画大竹しのぶが主演を務める短編映画「Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41」。東京の回転寿司店えお舞台に、大竹さん演じる母と篠田諒演じる息子の会話と沈黙、そこに流れる微妙な想いのやりとりを描く作品だ。監督・撮影・脚本は、学生時代に監督として「Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41」をはじめ3本の短編映画を制作、複数の国際映画祭に出品。「GU」のTVCMや「LOFT」のWebムービーなどの撮影も担当している新鋭・奥山大史が手掛けた。短編コンペティション部門へ出品決定奥山監督は先日、第66回サン・セバスチャン国際映画祭にて、初長編監督作品『僕はイエス様が嫌い』が日本人としては史上最年少での正式出品が決まったことで話題になったが、本映画祭では短編コンペティション部門に正式出品作品として招待されることが決定した。大竹しのぶコメントこのような作品に仕上がるとは、夢にも思いませんでした。妙な身体と顔のバランス、目の動き、顔の角度、細やかな計算によって見えてくるリアリティーに驚かされました。撮影は、まるで映画のようにワンカット長回しのようなこともあれば、細かく何度もやり直したり。それが終わったかと思うと、今度はインスタントカメラで何百枚もの撮影…。目の動きや口を「あえいおう」と開けたり、角度を変えて何度も何度も撮りました。一体これから何が生まれるのだろうと、全く想像がつきませんでした。映画では、ワンカット、ワンカットに想いを込めるといいますが、この作品の場合、1コマ、1コマに想いがこもっているので、凄い力を持っていると思います。人間というのは、複雑です。悲しく、淋しく、恐いものであるけれど、そこには必ず愛があるのだろうと思うのです。出演させていただいて、こちらが勉強になりました。奥山監督のその才能が海外の映画祭で認められたこと、大変嬉しく思います。監督独自の世界観で、また撮れる日が来ることを楽しみにしております。その時はまた、呼んで頂けたら嬉しいです。奥山大史監督コメント釜山国際映画祭に監督作を出品させていただけること、とても嬉しいです。この映画では、新しい技術を使いながらも、懐かしさをも出したかったので「写ルンです」で約3000枚撮影し、それを素材にアニメーションにしました。釜山の方々には、新しさと懐かしさを同時に楽しんでいただけたら嬉しいです。「第23回釜山映画祭」は10月4日(木)~13日(土)の期間で開催。(cinemacafe.net)■関連作品:母さんがどんなに僕を嫌いでも 2018年11月16日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほか全国にて公開Ⓒ2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会夜明け 2019年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Ⓒ2019「夜明け」製作委員会止められるか、俺たちを 2018年10月13日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開©2018若松プロダクション
2018年09月05日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが、兄弟役で共演を果たす感動作『それだけが、僕の世界』から、待望の日本版予告が公開となった。■ベテラン×新鋭が見せる、演技の化学反応!イ・ビョンホン演じる、母に捨てられ拳だけを信じてきた元プロボクサーの兄。そしてパク・ジョンミンが演じる、母だけを信じて生きる、サヴァン症候群の弟。それぞれの世界だけで生きてきた兄弟が、思いがけない出会いを経て、徐々に心を通わせていくストーリー。主人公・ジョハを演じるのは、作品ごとに毎回違うジャンルとキャラクターで魅了し、『マスター』や、NETFLIXオリジナル作品「ミスター・サンシャイン」での熱演も記憶に新しいイ・ビョンホン。韓国版「ひとつ屋根の下」とも言われる大ヒットドラマ「Happy Together」以来の不器用な男を演じ、寡黙で粗暴、そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れる元プロボクサーを熱演している。一方、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ弟という難役に挑んだのは、韓国映画界が最も注目するパク・ジョンミン。『空と風と星の詩人~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯~』などで、徹底した役作りには定評があり、"次世代の演技の神“とも称されるほど。そして2人の母親役には、韓国のバラエティ番組「ユン食堂」出演で話題となった実力派女優ユン・ヨジョンが扮する。■感動必須の予告編をチェック!この度公開となった日本版予告では、イ・ビョンホンが自分を捨てた母との偶然の再会し、サヴァン症候群の弟との出会いに戸惑いながらも、少しずつ心を通わせていく、不器用な兄の姿を繊細に演じている。そんな彼が家族の愛に飢えていた、心のうちを吐き出す場面は胸に迫るものがある。イ・ビョンホンは「『それだけが、僕の世界』での演技が僕の根本なのではないかと思うほど、楽しく撮影した」と撮影をふり返る。これまで『悪魔を見た』などでは、目を覆いたくなるほど残忍な復讐を成し遂げる役など、ジャンルを選ばない彼だけに説得力のあるコメント。続けて「何の計算もなしにカメラが回った瞬間にとにかく自分を役に預けて演技をした」と言い、彼にとって自然体で演じることができた作品ということもうかがえる。弟役のパク・ジョンミンは、撮影3か月前からピアノを猛特訓。作中で演奏している高度なクラシック曲の数々は、吹き替えなしで演奏している。そんな彼の姿にも注目だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年09月05日来月10月に開催される「京都国際映画祭2018」において、9月3日によしもと祇園花月にて、開催概要発表会見が行われた。「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎ、“映画もアートもその他もぜんぶ”をテーマに行われる「京都国際映画祭」。5年目を迎える本映画祭今年のキャッチコピーは「京都上映中。」。名作を生み出してきた京都の街全体で、映画のある幸福をたくさんの人たちと共有したい、という思いが込められている。昨年に引き続き、世界文化遺産である西本願寺の重要文化財、南能舞台にてレッドカーペット・オープニングセレモニーを行うことも決定し、多数のゲストを迎えること、「牧野省三賞」、「三船敏郎賞」の授賞式が行われることも併せて発表された。■充実の「映画部門」企画「映画部門」では奥山和由京都国際映画祭総合プロデューサーが「こういう映画祭は大きくなるほど軸がずれていく怖さもある、5回という区切りの中で原点を振り返ってみていきたい」と映画部門の大テーマは原点復帰になるとコメント。まず、テレビ局と吉本興業による共同制作プロジェクト「TV DIRECTOR’S MOVIE」からは、「ガンバレルーヤ」よしこ主演の『Bの戦場』、宮川大輔出演の『サクらんぼの恋』含む7作品。「サイレント・クラシック映画」では、高橋寿康監督の新たに発見された『照る日曇る日』、時代劇の基礎を築いた名監督の一人、伊藤大輔監督の幻の作品『明治元年』などの名作を。一人の人、一つのテーマにスポットをあてる「特集上映」では、「深作欣二監督特集vol.1」、「宮川一夫特集」「京の映画」「特別上映」といったテーマでの上映。「映画祭連携企画」では、京都で行われている様々な映画祭・映画イベントが手を組み、作品の紹介上映を実施。そして、昨年新設された「アニメーション」では、従来のアニメーションだけでなく、コマ撮りという特殊な手法にも注目し、様々な作品の上映と関連イベントを行う予定だ。■中島貞夫監督が描く時代劇がワールドプレミア上映!さらに、「特別招待作品」として、京都を代表する巨匠・中島貞夫監督の59年に及ぶ映画人生の集大成となる、20年ぶりの長編最新作『多十郎殉愛記』のワールドプレミア上映も決定。14日(日)によしもと祇園花月でクロージング作品として上映される。この日流れた映像では、本作で主演する高良健吾のコメントも登場。高良さんは1か月ほど京都に入り込んで徹底的に勉強し、切られ役は吉本の若手から20人ほどを抜擢して、3週間徹底的に訓練したという本作。高良さんは「この映画はいまの時代劇の技術的な限界に挑戦するというよりは、役者の限界、体力、肉体の限界に挑戦した時代劇になっている」と作品を説明し、「みんなでこだわって作った、それが映っていると思う、とても自信があるので見ていただけるとうれしい」とアピールしていた。■『Bの戦場』大野拓朗も登場さらにこの日、「TV DIRECTOR’S MOVIE」で上映される『Bの戦場』から、大野拓朗がゲスト登場。主演のよしこさんについて「だんだん可愛く見えてしまうのを楽しんで見ていただきたい」と笑顔を見せ、沖縄でも大好評だったとのことで、「京都でももっと盛り上げていけたら」とアピールしていた。■映画だけじゃないアートにも注目ほかにも、「夢あるなぁ」をテーマに展開される「アート部門」では、今年から新たな会場になった「元淳風小学校」、「岡崎公園・ロームシアター京都 ロームスクエア」、「図書館」などで様々な展示が行われる。「京都国際映画祭2018」は10月11日(木)~14日(日)まで開催。(cinemacafe.net)
2018年09月05日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開を記念して、小道具を手掛ける造形美術監督のピエール・ボハナの来日が決定。ピエールの来日に併せて、全国7都市でファンイベントも開催する。■「小道具の魔術師」と称されるピエール・ボハナとは?ピエール・ボハナは、ロンドンを拠点に活躍する造形美術監督。図案作成と船大工の見習いとしてキャリアをスタートさせると、その後はボウテル社(BOWTELL)という会社がきっかけで、映画製作とも関わりをもつことに。いまでは『ハリー・ポッター』魔法シリーズで、魔法の世界へと誘う魔法の杖をはじめ、空飛ぶほうき「ニンバス2000」や、クイディッチの試合で使用された「スニッチ」など、シリーズ全作の小道具を手掛けており、『ファンタビ』でも魔法の杖や、主人公ニュートのトランクなど数々の小道具制作を担当している。『ハリポタ』や『ファンタビ』シリーズのみならず、『ダークナイト』『ジャスティス・リーグ』などのアメコミ作品、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で監督を務めたアルフォンソ・キュアロン監督作品『ゼロ・グラビティ』、ディズニー映画『美女と野獣』、そして『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』など、近年のハリウッド超大作の小道具を全て手掛けている大ベテランだ。■7都市で来日イベントも開催!そんな小道具の魔術師、ピエール・ボハナが、10月上旬、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のプロモーション以来、約2年ぶりに来日することが決定。同時に東京、札幌、仙台、福岡、広島、大阪、名古屋の全国7都市にてファンイベントも開催され、ピエールがこの来日で新しい魔法の世界を一足先に見せてくれる。さらに公開記念として、前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の試写会も同時に開催。前作を大きなスクリーンで再び観られるチャンスだ。『ファンタビ』最新作では、ホグワーツやダンブルドア先生が登場するなど、よりファンの期待を煽る内容となっている。最新作を前に、前作をもう1度チェックしてみて。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) J.K. Rowling
2018年09月05日米倉涼子が弁護士資格を剥奪されたスキャンダラスな元弁護士を演じる連続ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」。この度、米倉涼子のライバル弁護士として菜々緒が出演していることが分かった。本作は、米倉さん演じる弁護士資格を剥奪された小鳥遊翔子が、ペーパー弁護士の大学教授に法律事務所を開かせた上に、もっともらしい嘘八百を並べて“ワケありの弁護士やパラリーガル”をスカウト。まさに悪魔のような傍若無人ぶりで彼らをこき使い、どんなに不利な訴訟でも“V”ictory=勝利を手にするため突き進んでいく、新感覚のリーガルドラマだ。■米倉涼子とは3度目の共演今回出演が明らかになった菜々緒さんは、翔子をライバル視する大手法律事務所の野心家弁護士・白鳥美奈子を演じる。米倉さんとの共演は、菜々緒さんがゲスト出演した「ドクターX~外科医・大門未知子~」第3シリーズの第9話(2014年)、そして翌年放送のドラマスペシャル「家政婦は見た!」に続いて3度目となる。本作では仕事ではもちろん、翔子の元カレとも噂されるエリート弁護士・海崎勇人(向井理)をめぐっても、強烈な敵対心をむき出す役どころ。菜々緒さんは「A LIFE~愛しき人~」で顧問弁護士を演じた経験があるが、法廷に立つ弁護士役は今回が初めて。緊張を隠せない様子ではあるが「実際に立てるなんてうれしいですね!とにかく未知の世界なので、イメージトレーニングをしたり、法廷でのやりとりが不自然にならないようセリフを自分の中に落とし込むといった準備を重ねて、撮影に臨みたいです」とコメント。演じる美奈子に対しては「デキる女性というイメージ。まずは見た目から役作りをしつつ、視聴者の皆さんにもこういう女性の役がピッタリだと思っていただけるよう、私自身も努力を惜しまず頑張りたいです」と意気込む姿も見られた。■30歳目前!「役者としても女性としても少しずつ前進したい」菜々緒さんは、本作の撮影期間中である今年10月28日に、30歳の誕生日を迎える。そんな菜々緒さんにとって米倉さんは心強い存在だそうで、「米倉さんも強い女性を演じられることがすごく多いので、お芝居を見ているとすごく勉強になります。今回も米倉さんの背中を見ながら、どんどん成長していきたいです。このドラマの撮影中に30代へ突入しますし(笑)、米倉さんにアドバイスを頂きながら、役者としても女性としても少しずつ前進したいなって思います」とコメントしている。今回はどんなバトルを繰り広げるのか!?米倉さんと菜々緒さんの対決もお楽しみに。「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」は10月より毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年09月05日傲慢なエリート弁護士とその日暮らしの天才フリーターがバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、織田裕二主演の痛快エンターテインメント弁護士ドラマ「SUITS/スーツ」。10月から放送スタートする本作に、この度若手女優・今田美桜が出演することが決定した。今田さんは、『デメキン』やAbemaTVのドラマ「#声だけ天使」、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」に出演。また、「花のち晴れ~花男 Next Season~」では“C5”のメンバー・真矢愛莉として出演し大きな注目を集め、劇中で見せる独特のヘアスタイルも話題となった。本作で今田さんが演じるのは、学生時代から大貴(中島裕翔/「Hey! Say! JUMP」)を様々トラブルに巻き込んできた悪友・谷元遊星の妹・谷元砂里。兄の遊星とは真逆の性格で正義感が強く、中学時代から大貴のことを意識し始め、兄の悪事の片棒を担がされる大貴を心配し、兄をたしなめることも…。また大貴にとっては、経歴詐称をして弁護士になった秘密を打ち明けることができる唯一の存在で、そのこともあって2人の関係は次第に近づいていくことに。大人気海外ドラマ「SUITS」を原作にした本作。砂里は原作「SUITS」では、ヴァネッサ・レイが演じたジェニー・グリフィスがモデルであり、ジェニーはマイク(日本版では大貴)の悪友トレヴァー(日本版では遊星)の恋人という設定だが、今回は設定を変更し本作オリジナルのキャラクターとなっている。演じるキャラクターについて今田さんは、「正義感の強い女性だと思っています。兄の遊星が、中島さん演じる大貴を悪事に巻き込んでしまうのですが、そのことをやめてほしいと願っているようなかわいらしさも持ち合わせています」と説明し、正義感が強いと思ったことはないという今田さんは、「砂里とは少し違うかもしれません(笑)」とコメント。また、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」に続き、早くも2回目の月9枠出演となった今田さん。「まさか1年後にまた“月9ドラマ”に出演させて頂けるなんて思っていなかったので、本当にうれしいです」と喜び、「1年前の“民衆の敵”では天真らんまんな役柄でしたが、今回の“SUITS/スーツ”では正義感の強いしっかりした女性を演じさせて頂きますので、その違いを見せることができたらいいなと思っています」と話している。「SUITS/スーツ」は10月8日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2018年09月05日綾瀬はるか演じるバリバリのキャリアウーマンの主人公が母親になろうと奔走する10年間を描く「義母と娘のブルース」の第8話が9月4日放送。今回は佐藤健演じる麦田章のベーカリー再生の物語が描かれ、佐藤さんの演技に「天才」など絶賛の声が相次いでいる。本作は桜沢鈴による義母と娘の愛と成長を描いた名作4コマ漫画をドラマ化。綾瀬さんが演じるバリバリのキャリアウーマンの主人公・岩木亜希子が娘を持つ男性・宮本良一からプロポーズされ結婚するのだが、良一はスキルス胃ガンに侵されていて亜希子に娘・みゆきを託したのだった。亜希子は畑違いの家事や育児に一生懸命に奔走し母親になろうとする。6話からは10年後が舞台となり、高3となったみゆきのために働く姿を見せようと亜希子が寂れたベーカリーに就職、再生のために奮闘するという展開に。高3となったみゆき役で上白石萌歌が、ベーカリー麦田の店長・麦田章を佐藤さんが、みゆきの幼なじみで成長してみゆきの前に現れた大樹を井之脇海がそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。一度は客足が伸びたベーカリー麦田だが再び客足が遠のき、亜希子はいったん閉店してリニューアルオープンすることを提案。ママ友たちを集め意見交換会を開き“先代の味の復活”をコンセプトにリニューアルしようとするが、みゆきは「それじゃつまらない」と納得いかない様子。亜希子は麦田の父から秘伝のレシピを教えてもらおうとするのだが、その過程で「自分が世界一美味いと思うパンを作れ」という麦田の父の助言と、みゆきからの提案なども踏まえ路線変更。麦田もやる気を出し耳までおいしい食パンなど新たなメニューを開発。みゆきも隠れていたビジネスセンスを発揮、“自分のやりたいこと”の意味を考えだす…というストーリー。今回はベーカリー麦田の“再生回”ということで佐藤さんの演技に注目する視聴者が多数。朝ドラ「半分、青い。」で演じている律と麦田を対比して「全然違いすぎてやばい(^o^)=佐藤さんの演技力がやばい」「佐藤健普通に天才だよね」「やっぱり演技うまいんだよなあ。繊細だよなあ」「佐藤健の演技の差の作り方が凄すぎ」などという声が多数SNSに投稿されているほか、「佐藤健が厨房に立つと、天皇の料理番を思い出してしまう」という反応も寄せられていた。(笠緒)
2018年09月05日35周年の東京ディズニーリゾートでは、11月8日(木)~12月25日(火)の48日間、冬のスペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催するが、東京ディズニーシーでは、初のフードプログラム「テイスト・オブ・クリスマス」を開催。フードが主軸の新企画に注目が集まりそうだ。「テイスト・オブ・クリスマス」は、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアで展開する新プログラム。「ニューヨークの住人たちが準備をした“食事の前にお酒や軽食と共に会話を楽しむ贅沢な時間”」がテーマで、ニューヨークエリアの各店舗ではクリスマスの特別な飾り付けを実施。冬の季節ならではのホットアルコールドリンクや、お酒にぴったりのメニューなども販売になるようで、新たなテーマでホリデーを祝う。海外パークでは、「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の「エプコット」が、秋になると恒例の「エプコット・インターナショナル・フード&ワイン・フェスティバル」を開催。ここではニューヨークだけでなく、世界各国の料理と極上のワインを味わえ、23回目となる今年は、8月30日~11月12日と過去最長の75日間に渡って開催予定だ。TDS「テイスト・オブ・クリスマス」は海外パークと同規模のものではなさそうだが、似たようなテーマのプログラムは歓迎したい。また、東京ディズニーシーでは、クリスマスを感じることができるメニューが登場する。「カフェ・ポルトフィーノ」では、ツリーをイメージしたパスタ、クリスマスらしい色合いのあたたかなスープ、プレゼントボックスをイメージしたデザートの、スペシャルセットの提供も始まる。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの両パークでも、クリスマス定番メニューであるチョコレート味チュロスや、りんごを使ったホットドリンクを今年も販売。スペシャルメニューは11月1日(木)に先行販売。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年09月04日第90回アカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされた、ジアド・ドゥエイリ監督作『判決、ふたつの希望』が現在公開中。8月31日に日本公開したばかりの本作だが、すでに都内で満席の大ヒットを記録し、公開劇場は全国わずか4館だったが、現状、50館で拡大上映が決定し、大きな賑わいを見せている。◆世界中の映画ファンが絶賛! 監督自身の実体験を基にした映画クエンティン・タランティーノ監督のアシスタント・カメラマンという経歴を持つドゥエイリ監督が手掛ける本作は、ふたりの男性の間に起きた些細な口論が、ある侮辱的な言動をきっかけに裁判沙汰となり、国家を揺るがす騒乱にまで発展する――というストーリー。監督自身の“実体験”を基に作り上げた物語だ。本作は宗派や信条の違いを超え、レバノン国内で爆発的な大ヒットを記録。第90回アカデミー賞では、レバノン史上初となる外国語映画賞ノミネートの快挙を成し遂げ、さらに第74回ヴェネチア国際映画祭では、主演俳優のひとり、カメル・エル=バシャが最優秀男優賞を受賞。米有名映画レビューサイトロッテン・トマトでは満足度90%の高評価を獲得(※6月14日時点)と、世界中の映画ファンから圧倒的な支持を集める話題作となっている。◆日本でも好スタート! 都内で満席も続々先月末に日本公開を迎えた本作。公開週末がサービスディに重なったこともあり、メイン館であるTOHOシネマズシャンテでは、早朝に1回上映回を増やす対応をとったが、それを含む計5回が早くから完売し、東京・大阪2館の土日で計9回の完売が続出。またオープニング成績は、土日2日間(全国4館)では、動員数:3,036人、興行収入:3,589,700円。公開3日間では動員数:3,864人、興行収入:4,627,600円を記録した。◆女性からも支持! 満足度1位にも上映後の満足度も非常に高く、Twitterでは「静かな良作」「あまりにも傑作すぎて震えてる…」「笑えて泣けて考えさせられる作品だった」「まさに希望を持てるのでこれは傑作」「素敵な映画だった」「今年のベスト級!」「今年一番」と高評価。また、国内最大規模の映画レビューサイト「coco」では、映画レビュアー満足度は100%、ポジティブ(好評価)指数96%と高い数値を示し、「coco」ユーザーも「ドラマティックな要素も盛り込まれた良作」「譲り合いや助け合いについて学ぶ傑作」「いまに訴えるものがある」と絶賛する声が多数寄せられている。宗教や民族などが深く関わる本作とあって、すでに本作を観賞した人たちからは「パレスチナ人とレバノンの関係を少し勉強して行った方が楽しめるかも」と、予備知識を入れてみた方が良いという投稿や、「パレスチナ問題ってこういう一面もあるのか。あまり報道されないので、知る機会を得た」と、改めて他国の情勢に触れる機会も作った本作。“法廷もの”ながら、鑑賞者の男女比は半々と意外にも女性客の動員も多く、内、年齢層は高めではあるものの20代からシニアまで幅広い。また単独、夫婦、友人同士、団体など形態が多様なのも特徴的で、女性からも支持されるのは、そんなドラマとしての評価の高さがしっかり伝わっていたからなのかもしれない。◆ラストに待つのは感動…?一方、複雑で難しいばかりかと思えば、「笑えて泣けて考えさせられる作品」「社会派作品だけど重すぎずテンポもいいから暗い気分にはならなかった」「歴史的な重いテーマを扱いながらエンタメとしても面白い」「俳優さんたちもすごいよかった…」といった投稿も。また、「政治的に描くだけでなくエンタメ映画としてパッケージした手腕が最高。最後は清々しさまで感じるラストは天才かよ、と。オススメ!」「こんなラストだったらいいのになあという所に上手い事着地するので気持ちいい」と、特にラストシーンを絶賛する声が多く寄せられ、観終わった後も反芻したくなる人が続出している。わずか全国4館スタートから、拡大上映も決定した本作。『タクシー運転手 約束は海を越えて』や『カメラを止めるな!』などと同様、良質な口コミが今後もより幅広い映画ファンに拡がっていくだろう。『判決、ふたつの希望』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:判決、ふたつの希望 2018年8月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2017 TESSALIT PRODUCTIONS–ROUGE INTERNATIONAL–EZEKIEL FILMS–SCOPE PICTURES–DOURI FILMS
2018年09月04日8月29日から9月8日まで開催中のヴェネチア国際映画祭に、世界各国から映画人が集結。金獅子賞の行方も気になるところだが、今回は映画祭中盤の現時点でSNSやメディアで話題になった奇抜&不思議なファッションをご紹介!まずはリメイク版『サスペリア』で映画音楽家デビューを果たしたレディオヘッドのトム・ヨーク。正装でキメる俳優陣の中、ブルーのグラデーションが鮮やかなスーツに足元はサンダル、髪型はマンバンとカジュアルないで立ちで登場。「ワーストドレッサー」の称号を与えるメディアもあれば、「クレイジーだけどトムだからこその着こなしだ!」と褒めるメディアも。続いては同じくリメイク版『サスペリア』のクロエ・グレース・モレッツ。レッドカーペットで「Miu Miu」の衣装を選ぶことが多いクロエは、今回も「Miu Miu Resort 2019」のポロシャツとワイドパンツをチョイス。しかしポロシャツのサイズが合っておらず窮屈そうで、ワイドパンツの裾についているファーが「まるでイエティ(雪男)みたい」と不評だった。最後は審査員の1人、ナオミ・ワッツ。ピンクの「Armani Prive」のドレスは「Mirror」紙などのメディアが「ベストドレッサー」と称える一方、ツイッターでは「ナオミがふせん紙に埋もれてる」との声が上がっている。(Hiromi Kaku)
2018年09月04日“美醜”をテーマにした、松浦だるまによる累計発行部数230万部突破の衝撃のコミックを、『ストロベリーナイト』の佐藤祐市監督が実写化する『累-かさね-』。この度、本作から土屋太鳳の圧巻のダンスシーンの一部が公開された。キスした相手の顔を奪える、不思議な口紅を使って顔を入れ替える主人公、“醜い”累(かさね)と“美しき”ニナ。土屋さんと芳根京子、朝ドラ女優の2人が鬼気迫る演技で「1人2役=2人1役」という難役に挑戦している。スイスで行われた「第18回:ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」では、観客賞を受賞したほか、続々と海外の映画祭から呼ばれており、女の劣等感や嫉妬心が渦巻く“欲望ドロドロバトル”は、世界中から高い注目を集めている。また、公開に先立ち行われた完成披露試写会&公開直前イベントでの試写では、観客から「凄かったとしか言えない程の衝撃」「原作の先生がゴリ押しする理由が分かった」といった声が寄せられ、早くも注目を集めている。さらに、本作で特に話題となっているのが、劇中劇「サロメ」で見せる土屋さんのダンスシーン。今回到着した映像では、その「サロメ」の中でのダンス、「七つのヴェールの踊り」の本編映像の一部とダンス練習を行っているメイキング映像をミックスさせた特別バージョンを公開。世界的歌手・シーアのMVへの参加や、2016年大晦日の「NHK紅白歌合戦」、放送中のドラマ「チア☆ダン」など、これまでも度々注目されている土屋さんのダンス。今回はこれまでとはまた違い、いままで見せたことのない“妖艶な舞”を披露し、狂気と妖しさを帯びた表情を見せる。そして今回のダンスの振付も、2007年に日本人男性ダンサーとして初めてシルク・ドゥ・ソレイユに起用され、有名アーティストへのダンス指導や振付も行っている世界的ダンサー・辻本知彦が担当、シーアのMV、紅白歌合戦に続き、これで土屋さんと3度目のタッグとなった。「まずは努力家なところですよね。で、2つめに女優としての表現力」と土屋さんの魅力を語る辻本氏。また、「腰が柔らかくて、背中の粗利が美しい。あと指先ですね。西洋と東洋の両方の美しさを感じさせる手を持っています。顔の表情の出し方もきれいで、せつなくて魅力的だなと思います。そこは今回の振付でも活かすようにしました」とコメント。「今回の土屋さんは、もちろん少し緊張があったでしょうが、お客さんが客席に入っても変なプレッシャーを感じてなかったと思います。そこに彼女の成長を感じましたし、お客さんの反応も良かった気がします」と撮影の様子を明かし、「今後も機会があれば、また何か一緒にやりたいですね。いつまでも応援してます」と次なるタッグにも意欲を示している。土屋太鳳が劇中で見せる圧巻のダンスシーンをお見逃しなく。『累-かさね-』は9月7日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:累-かさね- 2018年9月7日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018映画「累」製作委員会 ⓒ 松浦だるま/講談社
2018年09月04日先月、ディズニーのCEOアラン・ホルンがマーベルとの会議で、3作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以下、『GotG』)の監督にジェームズ・ガンを再雇用しない方針を明らかにした。この件について、ガン監督が解雇されてから一貫して擁護に徹し、「再雇用しないなら『GotG』シリーズにはもう出演しない」と言っていたドラックス役のデイヴ・バウティスタが反応を見せた。イギリスの司会者ジョナサン・ロスがホストを務めるトークショーに出演したデイヴが、改めて『GotG3』(仮題)への出演拒否をにおわせる発言をしたのだ。ジョナサンに「『GotG』の3作目には出ないかもしれないんだって?」と聞かれたデイヴは、「ちょっと問題があってね…これはほろ苦い会話になるな…いや、“苦い苦い”会話か。だって、彼ら(ディズニー)がジェームズ・ガン監督にしたことに対して、俺はすごく不満なんだ」と語り出した。「映画は延期になってる。無期限にね。正直に言うと、ディズニーと仕事をしたいかどうかわからない」と感情をさらけ出した。ジョナサンはディズニーという巨大企業を恐れず発言するデイヴに「ハリウッドでは珍しいんじゃない?」と指摘。デイヴが「俺は思った通りのことを声高に叫んできた。自分は典型的なハリウッドの人間じゃないから」と言うと、会場から大きな拍手がわき上がった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2018年09月04日ヒロミと後藤輝基の2人が総勢50名を超えるガヤ芸人たちと、ゲストを笑いとともに掘り下げる「ウチのガヤがすみません!」。9月4日(火)今夜放送回に中条あやみと佐野勇斗がゲスト出演する。「ミスセブンティーン」に選ばれたことから「Seventeen」モデルとして同世代を中心に支持を集め、『劇場版 零~ゼロ~』で映画初出演にして初主演、その後も同じく「Seventeen」出身の広瀬すずらと共演した映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』が大きな話題を呼んだほか昨年秋公開の『覆面系ノイズ』ではバンドのボーカル役を演じ、劇中のバンドとして実際にメジャーデビューも果たすなど、多才な面もみせる中条さん。ダンスユニット「M!LK」のメンバーとしてデビュー、俳優としても一昨年秋に放送された「砂の塔~知りすぎた隣人」で演じた繊細で多感な高校生役で大きな注目を集めると、今年に入り「トドメの接吻」『ちはやふる -結び-』『羊と鋼の森』『青夏きみに恋した30日』と立て続けに出演作が放送、公開されている佐野さん。9月14日(金)より全国にて公開される『3D彼女リアルガール』で共演する2人が、今夜ガヤ芸人たちとお笑いに挑戦。ガヤ芸人たちから電流ビリビリ、足つぼ縄跳び、トカゲの恐怖などリアクション芸を伝授されるほか、今回は「24時間テレビ」でも大活躍だったみやぞんが久々に登場、特技の身長当て&即興ソングを披露してくれる。映画『3D彼女リアルガール』は、中条さん演じる派手でツンツンして男グセも悪い“リア充完璧超絶美少女”五十嵐色葉と、佐野さん演じるリア充とは程遠くアニメやゲームのバーチャルの世界に没頭する“オタク高校生”つっつんこと筒井光、この“美女とオタク”のありえない純愛の行方を描く爆笑純愛コメディ映画。筒井と意気投合する後輩・綾戸に『ハルチカ』や「義母と娘のブルース」の上白石萌歌、色葉と筒井の恋を邪魔する“金髪チャラ男”高梨ミツヤに清水尋也、ミツヤを目当てに色葉と筒井へ大接近する石野ありさに恒松祐里、筒井のオタク仲間で“猫耳男子”の伊東にゆうたろうというフレッシュなキャストが脇を固める。『3D彼女リアルガール』は9月14日(金)より全国にて公開。「ウチのガヤがすみません!」は9月4日(火)23時59分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:3D彼女リアルガール 2018年9月14日より全国にて公開ⓒ 2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ⓒ 那波マオ/講談社
2018年09月04日小池徹平・三浦春馬の強力タッグにより実現するブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が、2019年4月16日(火)から~5月28日(火)まで、東京・大阪にて再演する。この度、本作のオールキャストの全貌が明らかとなった。■2016年に公演した本作が、パワーアップして帰ってきた!16年に初演となった本作は、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞(ビリー・ポーター:ローラ役)、オリジナル楽曲賞(シンディ・ローパー)、振付賞(ジェリー・ミッチェル)、編曲賞、音響デザイン賞の6部門を受賞したブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」を原作としている。そして日本では、音楽・演出・振付はブロードウェイ版をそのまま反映させ、主演に小池さん、三浦さんを迎え、連日チケットは即日完売となる人気を博した。さらに小池さんは、チャーリー・プライス役で第42回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞。三浦さんは、ローラ役で第24回読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞するなど、日本版も負けず劣らずのクオリティを誇っている。■オールキャスト公開!初演に引き続き、本作の主演を飾るのは小池さん・三浦さんの強力タッグ。経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役を小池さん、ドラァグクイーンのローラ役を三浦さんが演じる。共演者も前作から引き続き出演するキャストが多数。靴工場で働く従業員のローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任ドン役を勝矢が、工場長ジョージ役をひのあらたと、それぞれがパワーアップし再集結した。さらに、ほか全キャストも一挙発表され、飯野めぐみ、白木美貴子、施鐘泰(JONTE)が出演。エンジェルスのメンバーには穴沢裕介、森 雄基、風間由次郎、森川次朗、遠山裕介、浅川文也、佐久間雄生が揃い、ほかにも藤浦功一、佐々木誠、高原紳輔、中村百花、丹羽麻由美、舩山智香子、清水隆伍、加藤潤一が、歌に踊りと様々なエンターテインメントで観客を魅了し、見たこともない世界へ引き込む。■ストーリーイギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先に父親が急死、工場を継ぐことになる。チャーリーは、実は工場が経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れていた。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。パワーアップした彼らの歌やダンスで再び日本を興奮の渦に巻き込む本作をぜひチェックして。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」東京公演は2019年4月16日(火)~5月12日(日)東急シアターオーブにて、大阪公演は2019年5月19日(日)~5月28日(火)オリックス劇場にて公演。(text:cinemacafe.net)
2018年09月04日キャストが全てアジア系のラブ・コメディー映画『クレイジー・リッチ!』が全米で3週連続第1位を達成、総興行収入は1億ドルを突破という大ヒットを記録して大変な話題を呼んでいる。TVで人気のコメディー俳優たちが数人出演しているとはいえ、これといった大スターが出演しているわけでもなく、あらすじを聞いても取り分けユニークというものでもない。なぜここまでのヒットとなっているのか?ベストセラー小説の映画化ではあるが、「ハリー・ポッター」のようなレベルではないし、本が売れたというだけでは大ヒットの切り札にはならない。『クレイジー・リッチ!』ほどのヒットは、様々な要素がピッタリと揃った時にしか生まれない。重要要素その1:絶妙なタイミングジョン・M・チュー監督は、映画学科で有名なUSC(私立南カリフォルニア大学)出身。在学中から秀でた監督の才を発揮して製作したショート作品がスピルバーグ監督の目にとまる。卒業後間もなく有名エージェントに引き抜かれて、下ずみ生活も経験せずに大手スタジオで映画監督の仕事につく。これだけ聞けば夢のようなキャリアである。だが監督した作品はどれも批評的も興行的にも冴えず、2015年に監督した劇場用映画はあまりの不評で2週間にして映画館から姿を消すという、監督にとっては屈辱的な思いを味わった。だがチューは、その時点でふと立ち止まって考えたと言う。ちょうどその頃ハリウッドでは、「アカデミー賞は白人主義だ。#OscarsSoWhite」という個人のツイートがきっかけで白人優位のハリウッドがまざまざと明らかになり社会問題にまで発展した。チュー監督はアメリカで生まれ育ったとは言え、「自分もアジア人だと言うのに、社会の人種不平等に知らぬうちに加担してしまっているのではないか?」と自問自答し始めたと「scmp Style Magazine」に語っている。そんな時期にたまたま紹介された脚本が、ベストセラー『クレイジー・リッチ!』を脚本化したものだった。読んだ瞬間、「これだ!」と思ったという。監督の意思とタイミングが絶妙の融合を果たして、『クレイジー・リッチ!』の企画が動き始めたのだ。重要要素その2:スター誕生!ニック役ヘンリー・ゴールディング『クレイジー・リッチ!』の製作総指揮を担当するプロデューサーに、チュー監督は自分がどれだけこの作品にピッタリかを必死で説明したと言う。そしてめでたく採用されたあと、監督の才能の半分はこれで決まると言われているキャスティングが始まった。最も重要なのは言わずもがな、主演女優と男優探しだ。映画のヒロインであるレイチェル役は、TVの人気シットコム『フレッシュ・オフ・ザボート』のコンスタンス・ウーで、全米では見覚えのある顔だ。だが、コンスタンスの恋人役を演じるイケメンはいったい何者か?名前はヘンリー・ゴールディング。劇中、アジアで屈指の大富豪ファミリーの御曹司ニック・ヤングを好演している。生まれも育ちもマレーシアのヘンリー。爽やかでかつカリスマ性が光るイケメンだが、本作以前の演技経験はゼロに等しいというから驚き。マレーシアのTVで旅行番組のホストを務めていたヘンリーに、たまたま『クレイジー・リッチ!』の製作会社で会計事務をしていた友人が、「あなたにピッタリの映画オーディションがあるから受けるべきよ」と声を掛けた。だが驚くなかれヘンリー自身は、「ニック役には、プロでもっと立派な俳優が相応しい」と、数回にわたってオーディションの誘いを却下する。だが執拗にチュー監督自らに説得されて重い腰を上げた。そして結果はご覧のとおり。彼の自然な演技は天性としか言いようがなく、プロで長くやってきているコンスタンスを喰ってしまっているといっても過言ではない。ヘンリーは前途洋々で、すでに次回作のサスペンス映画『シンプル・フェイヴァー(原題)/A Simple Favor』の公開が待機している。重要要素その3:周囲を固めるソリッドな俳優たち『クレイジー・リッチ』を見た人に感想を聞くと、「ミシェル・ヨーがアクション抜きなのにいい味出してた」あるいは「オークワフィナ最高!」と答える人が多い。アクション映画に馴染みがない方々は、本作で主人公レイチェルにつらく当たるニックの母親を演じていたミシェル・ヨーが香港アクション映画の女王だったことを知らない人も多いだろう。あのジャッキー・チェンやチョー・ユンファなどと肩を並べて悪者をなぎ倒していったアクション・スターで、大ヒット作『グリーン・デスティニー』にも出演していた。本作では脇役だが彼女の存在感は大きい。そして劇中、最高に笑わせてくれるのが、レイチェルの親友ペイクリンを演じる金髪頭のオークワフィナ(金髪はカツラだそうだ。)、そしてオリヴァー役のニコ・サントスである。殆ど無名に近いがこれから注目されるであろう才能を放っている。そして、映画『ハングオーバー!』シリーズのミスター・チャウ役でお馴染みのケン・チョンも相変わらず笑いを取るのがうまい。重要要素その4:不変のストーリー性と劇場公開の大切さストリーミング・サービスのNetflixは、映画をも上回る勢いと言われているが結局はTV扱いとされており、劇場公開される映画のレベルには追いつかない部分がまだある。公開前から勢いが付いていた『クレイジー・リッチ!』には、すでにNetflixが目をつけており、大金で買取を申し出ていた。お金だけの問題なら、チュー監督もそこで二つ返事でオーケーしただろう。だが、監督は正真正銘の話題作りに欠かせないのは劇場公開における大ヒットだということを確信していた。わかりやすく言えば、Netflixで話題になっても最高賞はエミー賞(TV大賞)、劇場公開で話題となればアカデミー賞(映画大賞)も夢ではない、という最終的な違いである。結局は大金を蹴って、敢えてコストのかかるギャンブルだった劇場公開に賭けたチュー監督と関係者の勝利となった。もうひとつ忘れてはいけないヒット重要要素だが、それは普遍性のあるストーリー内容だ。ハリウッドのスーパー・ヒーロー映画に食傷気味の映画ファンが増えている。『クレイジー・リッチ!』の大ヒットをきっかけに、様々なエンタメ・サイトが、「特撮や派手なアクションなどのギミックがなくてもエンジョイできる、80年代に全盛期だったラブコメのような映画を大衆は欲している」、と語るコラムが目につくようになった。王子様と恋に落ちた身分違いの娘が王子の母親や友人知人たちから虐められても蔑まれてもメゲずに、結局は王子との夢の恋を手に入れる…。世界のどこで誰が見ても、そして誰が演じても、笑えて感動できるわかりやすく気分の良いおとぎ話だ。演じているのがアジア系だろうとラテン系だろうと、誰にでも共感できるストーリー、これがヒットにつながる。これに素晴らしい演出と俳優がつけば、世界的ヒット映画の方程式完成というわけである。興味深いのは、得てして日本人以外のアジア人俳優に対して変に斜に構える人たちのいる日本で、果たしてこの大ヒットの方程式が通じるかということだ。『クレイジー・リッチ!』が日本で大ヒットするか否か?興味津々なところだ。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)■関連作品:クレイジー・リッチ! 2018年9月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT
2018年09月04日明石家さんまが司会を務める「踊る!さんま御殿!!」の2時間スペシャルが9月4日(火)今夜オンエア。今回も「King&Prince」平野紫耀ら豪華ゲストを招いて「この秋アツい芸能人」と「食にこだわる有名人 VS ノットグルメ」という2大テーマでお届けする。2015年に誕生、その後「Mr.KING」と「Mr.Prince」の2つのグループとして各々が切磋琢磨し再び集結。今年5月に「シンデレラガール」でCDデビューすると爆発的ヒットを記録。今年の音楽シーンの台風の目となった「King&Prince」。そのメンバーとして活動しながら俳優としてもこの春公開の『honey』やデビュー曲「シンデレラガール」が主題歌となった「花のち晴れ」に主演、一躍注目の的となった平野さん。そんな平野さんは「この秋アツい芸能人」ブロックに出演。さんまさんは平野さんと「声が似ている」と言われて以来、番組でもモノマネを披露するなどかなり意識している様子で今回の初対面に異様なハイテンション。番組では平野さん出演ドラマの名ゼリフの数々をさんまさんが、平野さんもさんまさんの出演ドラマのセリフをお互い披露し、2人の声が似ているのか確かめる展開に。果たして2人の声は似ているのか!?そのほか、新婚の女優・浅野ゆう子が番組初登場。さんまさんと“新婚トーク”を繰り広げるほか、立川志らくは視聴者からの様々な反応に頭を抱えるという“毒舌”ならではの悩みを。また11月にはパパになる陣内智則は現在の心境などを語る。もう1つの「食にこだわる有名人 VS ノットグルメ」ブロックでは「乃木坂46」秋元真夏と80年代アイドル・松本伊代が“一触即発”になるほか、「ロバート」馬場裕之、「メイプル超合金」カズレーザー、「アンジャッシュ」渡部らグルメにこだわりを持った芸人たちも入り乱れたグルメトークバトルが繰り広げられる。アーティストとしても俳優としても今後の展開に期待が集まる平野さんだが、11月9日(金)には主演最新作となる『ういらぶ。』が公開となる。平野さんのほか桜井日奈子、玉城ティナ、磯村勇斗、伊藤健太郎、桜田ひよりらフレッシュなキャストが集結して、星森ゆきもによるコミック「ういらぶ。-初々しい恋のおはなしー」を映画化する。「踊る踊る!さんま御殿!! 超話題バカ売れ芸能人 秋のグルメ大豊作祭り」は9月4日(火)19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:ういらぶ。 2018年11月9日より全国にて公開(C)2018『ういらぶ。』製作委員会(C)星森ゆきも/小学館
2018年09月04日いま、佳境を迎えているTBS日曜劇場「この世界の片隅に」。人気漫画を原作にしながらドラマオリジナルの要素も光る同作で、ひと際注目を集めているのが原作、アニメにも登場する遊女・白木リンを演じている二階堂ふみ。彼女が演じる“リンさん”は、登場したときからその艶っぽさでSNSを賑わせており、「アニメを超えた」との声も上がっているほど。7年前、16歳にして園子温監督『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭の新人俳優賞“マルチェロ・マストロヤンニ賞”を染谷将太とともに受賞し、映画界の新星として一躍名を馳せた二階堂さん。映画や写真などへの深い造詣やその知性も魅力であり、今月21日にようやく(!?)24歳となる彼女の、唯一無二の妖艶さに迫った。血まみれ、泥まみれが似合う!?鬼才監督に次々抜擢1994年9月21日生まれ、沖縄県出身の二階堂さん。12歳のとき、沖縄発のフリーペーパー「沖縄美少女図鑑」のグラビアが事務所の目にとまり、スカウトされる。その当時、「将来は女優になりたい」と語った映像がNHK「あさイチ」で紹介された際には「天使か」と話題となった。「ニコラ」専属モデルとして活動し、2007年の連続ドラマ「受験の神様」(日本テレビ系)の端役で女優デビュー。役所広司の初監督作品『ガマの油』(’09)で、交通事故で昏睡状態となる主人公の息子(瑛太)の恋人役にオーディションから選ばれて映画デビューを果たし、まず注目される。はつらつとした健康的な笑顔が、本作抜擢の決め手だったという。今年の大河ドラマ「西郷どん」で共演した鈴木亮平が「感性の化け物」と表現するように、二階堂さんはこれまで、鬼才と呼ばれる監督たちのさまざまなジャンルの作品に起用され、“少々クセのある”役柄を演じてきた。入江悠監督『劇場版神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』、岩田ユキ監督・山田孝之主演『指輪をはめたい』に出演した2011年は、映画初主演で周囲とのギャップに悩みながらプロ棋士を目指す女子高校生を演じた前者でTAMA映画祭・最優秀新進女優賞、高崎映画祭・最優秀助演女優賞を獲得。そして、園監督の『ヒミズ』、三池崇史監督『悪の教典』(’12)、瀧本智行監督『脳男』(’13)、深田晃司監督『ほとりの朔子』 (’14)、中島哲也監督『渇き。』(’14)、山下敦弘監督『味園ユニバース』(’15)などに相次いで出演し、『ヒミズ』『悪の教典』により第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。さらに、2015年にはエランドール賞にも選ばれる。園監督とは『地獄でなぜ悪い』で再タッグを組み、國村隼、長谷川博己、星野源、堤真一らを巻き込みながら“血まみれ”になったかと思えば、入江監督との再タッグ作『日々ロック』では主人公(野村周平)に大きな影響を与えるトップアイドルを超絶キュートに演じた。タナダユキ監督の『四十九日のレシピ』(’13)で演じた不思議な少女・イモ役は、伊吹有喜による原作小説では“自信のなさを化粧や衣装で武装する”ガングロ少女だったが、映画では二階堂さんのアイデアも盛り込みながらロリータファッションを愛する少女に変更され、作品のよいスパイスとなってブルーリボン賞最優秀助演女優賞など各賞を獲得した。最近ではバラエティでも活躍!幅広い活躍を見せるTVドラマでは満島ひかりの妹役を演じた坂本裕二脚本の「Woman」(’13)に起用されたことなどで、さらにファン層を拡大させていく。また、バレエの経験もある二階堂さんは、2014年の「ゆず」の楽曲「守ってあげたい」のMVでバレリーナを熱演したことも注目された。その一方で、多忙により大学受験を断念、浪人の道を選んだ末に慶應義塾大学総合政策学部にAO入試で合格し、努力家の一面を垣間見せた。もちろん映画界でも躍進は続き、特に『ふきげんな過去』(’16)では憧れの小泉今日子と“親子”共演。言われてみれば、狂気にも似た“熱さ”や覆い隠せぬ知性など、どこか似ているような気がする2人。同作の初日舞台挨拶では、共演の夢が実現し「幸せです!同じ空気、空間の中にずっといたいと思える方で、勉強させていただきました」と喜びいっぱいに語る姿が印象的だった。さらに、バカリズム原案・脚本の「住住」(’17)では、バカリズムと「オードリー」若林と二階堂さんが“実は同じマンションの同じ階に住んでいる”という設定の新感覚ドラマに挑戦。2016年1月からは“知名度アップ”のために「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!」のレギュラーメンバーにも。2017年11月23日放送分まで約2年間務めあげるも、何度も自腹を切っており、意外と勝負事には弱いのかも!?こうしたバラエティ分野での活躍により、演技派の若手女優にグッと親近感が増したのは確かだ。今年は、NHK大河ドラマ「西郷どん」で演じた愛加那(とぅま)役でも注目されたばかり。大河とは縁が深く、2012年の「平清盛」では平徳子役で後半にレギュラー出演、2014年の「軍師官兵衛」では豊臣秀吉(竹中直人)の側室・茶々/淀の壮絶な最期までを演じ切っている。「西郷どん」で演じた愛加那とは、西郷吉之助(隆盛)が奄美大島に流された際に出会い、“島妻(あんご)”となる女性。西郷役の鈴木さんのブログによれば、2人は「客人の前でも愛加那さんを膝に乗せて、周りを赤面させるほど」ラブラブだったといわれ、「愛加那の持つエネルギーと、二階堂さんのエネルギーが合わさって、すごく魅力的な女性になっていると思いますし、この女性なら西郷さんを変えていっただろうなと思わせる愛加那像になっています」と記されたように、生命力にあふれた情熱的な女性像は見事に二階堂さんに重なった。10代でこの色気!浅野忠信と禁断の愛『私の男』第13回ニューヨーク・アジア映画祭でライジングスター・アワードに輝き、日本アカデミー賞優秀主演女優賞など、絶賛を受けた『私の男』(’14)。直木賞作家・桜庭一樹によるベストセラー小説を『夏の終り』『武曲 MUKOKU』などの熊切和嘉監督が映画化。演じたのは、「15歳で原作と出会った時から運命の役」と語るほど思い入れの強い、主人公の“震災孤児”腐野花。二階堂さんが18歳になるのを待ってからクランクインしたそうで、その齢からは想像もつかないほど“父”浅野忠信と濃厚な濡れ場に挑んだ。また、スタントや特撮などの手を借りず、実際にオホーツク海の流氷の中に3度も飛び込んだことも話題に。当時のシネマカフェのインタビューでは、「あれが実はお湯で、流氷に見せかけた発泡スチロールで、CGを加えたものだったら違うものになっていたと思いますし、役者がどんなに技に磨きをかけても伝わらない臨場感、ピリピリした感じがあると思います」と明かし、「私は自分で出来る限りのことはしたいんです」とその“女優魂”を語っている。戦時下、“年上の男”を求める…『この国の空』終戦70年を記念して製作された『この国の空』(’15)で演じたのは、「この世界の片隅に」と同様、戦時下を生きる女性で、度重なる空襲に怯える中、“このまま自分は男性と結ばれることなく、死んでいくのだろうか”との思いを募らせる19歳のヒロイン・里子。『地獄でなぜ悪い』で共演した長谷川さんが妻子を疎開させた隣家の年上の男を演じており、「ふみちゃんはすっかり大人っぽくなっていて…」と完成披露試写会でドギマギしながら(?)語る姿も。脚本家・荒井晴彦の約18年ぶりの監督作であり、二階堂さんは「美しい言葉がたくさんあったので、それを映像の中で生かしたいなと思って。成瀬(巳喜男)監督、小津(安二郎)監督の作品を参考に、日本語が美しく聞き取れるセリフまわしを意識しました」と、真摯な取り組みをインタビューで語っていた。大杉漣との濃密な愛『蜜のあわれ』今年2月に急逝した大杉漣が、原作者の室生犀星自身を想起させる老作家を、二階堂さんが自分のことを「あたい」と呼ぶ“金魚”を演じた石井岳龍監督『蜜のあわれ』(’16)。本作の幻想的な世界観にハマることのできる現代女優はそうそうおらず、二階堂さんが演じた小悪魔的でコケティッシュ、生意気だけれど無邪気な“金魚”の赤子は絶賛された。高校時代に原作を読んでおり、映画化の際には出演を熱望していたというだけあり、キュートにお尻を突き出す姿が印象的な“金魚ダンス”や、艶やかな裸体を惜しげもなく披露。「自分の財産になりました」という大杉さんとの共演については、「俳優部の先輩として背中を見ていて、私はちゃんと受け継いでいかないといけないなと思いました。その姿を現場で見ることができました」とも明かしている。吉沢亮がベタぼめする“引力”『リバーズ・エッジ』『オオカミ少女と黒王子』(廣木隆一監督)でも共演している、ともに“1994年生まれ”の吉沢亮と90年代を代表する岡崎京子の伝説的コミックに挑んだ『リバーズ・エッジ』(’18)も、代表作の1つとなった。「90年代はドラッグやセックス、暴力だったのが、現代ではSNSになったりして、はけ口の幅が拡がったりとか方向性が変わっただけ」と吉沢さんが語るように、劇中で描かれる二階堂さん演じる若草ハルナと彼氏(上杉柊平)とのセックスは実に不毛。だが、二階堂さんは全裸もいとわず、体当たりで挑戦してみせた。シネマカフェのインタビューでは、吉沢さんについて「天才っているんだな」「この人が女の子でなくてよかった」と独特の言い回しで絶賛する傍ら、吉沢さんからは「(演技が)ただうまいだけでなく、気がついたら、相手を役としてその場にいさせてくれるんです」と語られる二階堂さん。共演者を作品の世界観に否応なしに引きずりこんでしまう“引力”は、彼女の絶対的な才能といえるだろう。「二階堂ふみのための役」の声も…「この世界の片隅に」そうした二階堂さんが持つ圧倒的な“引力”は、「この世界の片隅に」のリン役でもいかんなく発揮されている。アニメでは触れられていなかった、すず(松本穂香)との幼少期からの因縁めいた関わりも、その後に背負った遊女としての運命も、周作(松坂桃李)との切ない過去も、その佇まいや目線、表情から細部まで体現し、観る者を吸引してやまない。そんなリンとすずが奇妙な形ながらも育んでいった友情は、同作の1つの柱でもある。前回放送の第7話では、呉での激しい爆撃の後「二葉館のリンさんを探してください」とすずが周作に懇願し、周作が複雑な面持ちを見せるシーンもあった。リンの艶っぽさのみならず、その人生の儚さや哀しみまでも同時に演じられる唯一無二の存在である二階堂さん。オリジナル要素も多いドラマでは、“今後”も出番が来ることを待ち望んでいるファンは多いはずだ。photo @hamadahideaki #この世界の片隅に #tbs #松本穂香 #松坂桃李 #二階堂ふみ #濱田英明 #リンさん #日常 #普通の幸せ日曜劇場「この世界の片隅に」第8話9/9よる9時【公式】さん(@konoseka_tbs)がシェアした投稿 - 2018年 8月月2日午前1時58分PDT(text:Reiko Uehara)■関連作品:リバーズ・エッジ 2018年2月16日より全国東宝系にて公開© 2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会
2018年09月04日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児、越後長岡藩家老・河井継之助を描いた作品「峠」が、役所広司主演で映画化されることが決定。併せて、豪華キャストも発表となった。■ストーリー徳川慶喜による大政奉還も奏上され、260年余りに及んだ江戸時代が終焉を迎えた幕末。そんな動乱の時代に、幕府にも官軍にも属さず、小藩・越後長岡藩の中立・独立を目指した男、河井継之介。彼の壮大な信念は、混沌を迎えた日本を変えることができるのか?藩の運命を賭けて混乱期を生きた“最後のサムライ”と、彼を支え続けた妻との深い愛情。そしてリーダーとしての彼を信じ、運命を共にしようとする男たちの熱い絆。リーダー不在が謳われるこの時代にこそ、必要とされる“知られざる偉人”の全てを、圧倒的な迫力と共に描く、大型時代劇が誕生する!■司馬遼太郎の名作を初の映像化!司馬遼太郎が手掛けた「峠」は、これまでフォーカスされることがほとんどなかった越後長岡藩家老を描いた超大作。150年も前に壮大な野心を藩の運命に賭して、幕末の動乱期を生き、最後には武士として、新政府軍に対抗する道を選んだ英雄の悲劇は、1966年~68年まで「毎日新聞」にて連載され、1968年に新潮社より初版刊行。多数重版され、その累計発行部数はなんと284万部を超える大ベストセラーとなっている。彼の生涯を通して、改めて「サムライ」=日本人の生き方、リーダーとしてのあるべき姿を問う超大作を『峠 最後のサムライ』のタイトルで初の映像化。■「黒澤組」の系譜を継ぐ名匠と豪華キャストが集結!本作の監督・脚本を務めるのは、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、初監督作品『雨あがる』で第24回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか、計8部門で最優秀賞を受賞した経歴を持つ小泉堯史。デジタル撮影が全盛の中、本作ではこれまでの小泉作品と同様、フィルムでの撮影を敢行し、黒澤組ゆかりのスタッフも集結。2018年に没後20年となる黒澤監督の系譜を継ぐ、新たな名作を送り出す。主演を務めるのは、『蜩ノ記』に続き2本目の小泉監督作品となる役所さん。『日本のいちばん長い日』『関ケ原』など、歴史映画での演技に定評があるだけに、実力ゆえに一介の武士から越後長岡藩の筆頭家老に抜擢される、“知られざる偉人”河井継之助を演じる姿に注目が集まる。そんな継之助をいかなるときも信じ、支え続けた妻おすがには、『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、『告白』『夢売るふたり』ではこれまでのイメージを覆す役にも挑んだ松たか子が演じる。継之助を最後まで想い続けた、その夫婦愛も本作の見どころのひとつ。また、継之助の父・代右衛門は『羊の木』の田中泯、母・お貞には香川京子が扮し、継之助の良き相談相手となる小山良運に『空飛ぶタイヤ』の佐々木蔵之介、良運の息子、正太郎には坂東龍汰が抜擢。従者の松蔵には『海辺の生と死』の永山絢斗、なじみの娘、むつに『累-かさね-』の芳根京子、継之助と生死を共にする川島億次郎に榎木孝明、側近の花輪求馬に渡辺大といった顔ぶれも。さらに、幕府軍松平定敬に『検察側の罪人』の矢島健一、継之助に戦争の虚しさを思い知らせる老人に山本學、月泉和尚には井川比佐志。徳川家最後の将軍となった徳川慶喜に『寝ても覚めても』の東出昌大、敵対する官軍の岩村精一郎には吉岡秀隆。そして、継之助を重用した前藩主・牧野忠恭(雪堂)には、日本映画界・演劇界における長年の功績により文化勲章など数々の賞を受賞、『雨上がる』以来の小泉組参加となる仲代達矢が演じるなど、黒澤監督作品常連の演技派俳優から、新進気鋭の若手キャストまで、錚々たるメンバーが名を連ねた。■主要キャスト&監督からのコメントも到着!役所広司/河井継之助役美しい映画を求め続ける小泉監督作品に再度参加できることはこの上ない幸運です。世界中で知られている「サムライ」という美的人間の代表でもある河井継之助を背筋を伸ばし、気持ちを引きしめて撮影に臨みたいと思います。松たか子/おすが役出演させていただけること、大変光栄に思っています。継之助さんの夢の邪魔をせぬよう、役所さんの足を引っ張らぬよう、、、先輩方から学べることに感謝しながらつとめさせていただきます。仲代達矢/牧野忠恭(雪堂)役時代劇の中ではよく信長や信玄がもてはやされますが、私はタヌキオヤジと言われながら二百五十年余の日本の平和を築いた家康の方が本来の侍の様な気がしています。今回の作品でもそうした侍の在り方が問われるでしょう。小泉堯史監督司馬遼太郎さんは「峠」のあと書きに記している。「幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思う」私もこの映画において侍とはなにか、捉えてみたい。自然に、爽やかに、そして美しく。『峠 最後のサムライ』は2020年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年09月04日沢口靖子主演の人気ドラマ「科捜研の女」が、10月からseason18が放送スタート。この度これに先駆け、10月14日(日)に「科捜研の女スペシャル」が日曜プライム枠にて放送されることが決定した。京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、ひと癖もふた癖もある研究員たちが事件の真相解明に挑む姿を描く「科捜研の女」。3月までseason17が放送されており、10月からはseason18がスタートする。今回放送が決定した2時間スペシャルでは、“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーをお届け。舞台となるのは、京都の豪華ホテルで行われる謎解きイベント。殺人事件の捜査のため、イベントに潜入するマリコと亜美(山本ひかる)だが、現実の事件のみならずイベントで出題されるミステリーまでも解かざるを得ない状況に追い込まれる…。中でも注目なのが、season2~4までプロファイラーとして、マリコの良き相談相手として登場していた武藤要の登場だ。武藤を演じていたのは、いまは京都府警捜査一課の土門警部補を演じている内藤剛志。season5で土門刑事としてレギュラー出演するようになってからは、武藤が登場することは無かったため、今回約15年ぶりの登場となり、一人二役に挑戦する。ほかにも、娘を何者かに誘拐され、犯人の要求に応える形で謎解きイベントに参加する土居垣光成役に宅間孝行。事件捜査の舞台となるホテルの謎解きイベントを進行する近藤太一役に小堺一機。そして、『カメラを止めるな!』でヒロインを演じる秋山ゆずきも、事件捜査の舞台となるホテルのイベント担当・久井絵里として出演する。主演の沢口さんは、今回出演するゲストたちについて「大変魅力的な方々」と言い、見どころに関しては「ある事件の捜査のために、『謎ときイベント』に参加することになったマリコですが、そこで新たな事件に遭遇してしまいます。イベント会場から戻れないまま、科捜研メンバーや、風丘先生、土門刑事の助けを借りて、科学で事件の真相を解き明かしていくのですが、マリコが大ピンチに陥ります!最新の科学捜査テクニック『レーザーマイクロフォン』も登場します」とアピールしている。なお、season16からスタートした「衝撃的なマリコのワンカット」ももちろん登場。ストーリーの進行に合わせた何気ないシーンの中で、マリコが披露する一瞬の“衝撃”も見逃し注意だ。■「科捜研の女スペシャル」あらすじ無職の男・片瀬卓治の他殺体が自室で発見された。被害者の上着のポケットからホテルの謎解きイベントのチケットが見つかったが、チケットにはエナジードリンクの成分が付着…。捜査により、被害者は殺害される直前に近くのコンビニでイベントのチケットを2枚発券し、その際にエナジードリンクをこぼしていたことがわかった。ただし、見つかったチケットは1枚だけ。もう1枚は犯人が持ち去ったのか…!?そのチケットにもエナジードリンクの成分が付着していると睨んだマリコは、その持ち主を探す為に亜美と謎解きイベントが行われるホテルへと向かう――。日曜プライム「科捜研の女スペシャル」は10月14日(日)21時~テレビ朝日にて放送。「科捜研の女 season18」は10月18日(木)20時~テレビ朝日にて放送開始。(cinemacafe.net)
2018年09月03日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは3日(月)、台風21号の接近・通過の事態を考慮した上で9月4日(火)のパーク営業を中止すると発表した。非常に強い台風21号の接近・通過にともない、9月4日(火)は、近畿圏の公共交通機関の運行休止がすでに発表されている。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは「ゲストの皆様、クルー(従業員)、施設の安全を鑑み、9月4日のパーク営業を終日休止することを決定いたしました」とのこと。9月4日に利用の入場チケットの返金については、販売チャネルごとの対応方法を公式WEBサイトにて案内しているとのこと。なお、秋の恒例シーズナル・イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」は、9月7日(金)~のスタートとなるので台風21号による影響はなさそうな模様だ。画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTM & (C) Universal Studios.All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2018年09月03日