役所広司を主演に、昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクションを『わが母の記』『駆込み女と駆込み男』の原田眞人監督が映画化した『日本のいちばん長い日』。この度、本作の最新予告編が公開された。本作は、太平洋戦争を終わらせるため、昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午までの1日を描く人間ドラマ。役所広司を始め、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努ら日本を代表する俳優陣が集結している。最新予告編では、戦争継続を主張する陸軍将校たち、終戦を望む天皇と陸軍の間で苦悩する阿南惟幾陸相(役所広司)を始め、「本土決戦となれば、桜はもう咲かないな…」と呟く首相鈴木貫太郎(山崎努)、戦争継続を望みクーデターを計画する畑中少佐(松坂桃李)、首相を支える迫水久常書記官長(堤真一)、そして国民を案じ戦争終結を望む昭和天皇(本木雅弘)の姿が次々と映し出される。その後も、劇伴の高まりとともにさらに緊迫感を増し、刻一刻と日本が破滅へ向かってゆく様子が描かれる。密室の閣議で繰り広げられる心理戦、ますます激しくなる連合軍の爆撃、蜂起する陸軍将校たち、そして下された天皇の“聖断”…。現在の日本を作りあげた史上最大の決断、戦争を終わらせるために戦った男たちの緊迫のドラマは、平和に想いを馳せる、夏の良作映画となりそうだ。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
2015年06月19日いよいよ本日公開となるキング牧師を主人公に描く初の映画『グローリー/明日への行進』。このほど、本作の主題歌であり、アカデミー賞主題歌賞を受賞したコモン&ジョン・レジェンドが歌う「Glory」のレコーディング風景を捉えた特別映像が公開となった。1965年3月7日、黒人の選挙権を求める525人が、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共にアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫きデモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧に、わずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし“血の日曜日事件”として全米のニュースに流れたその映像は、人種をまたぎ、全国の同士たちの心に火をつける。2週間後、再び抗議のデモ行進が計画される。日々増え続ける参加者数は2.5万人にまで膨れ上がり、やがてその行進は、米国大統領を巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく――。アメリカの公民権運動の中で最も重要な出来事である「セルマの大行進」を、マーティン・ルーサー・キング・Jr.=キング牧師を主人公に据えて描く『グローリー/明日への行進』。歴史を動かした瞬間を描く感動的な内容もさることながら、主題歌であるコモン&ジョン・レジェンドが歌う「Glory」にも大きな注目が集まっている。今回解禁された特別映像は、ジョン・レジェンドとコモンが楽曲について語る録音風景を捉えたものとなっている。映像の冒頭、ジョン・レジェンドによって本作に出演しているコモンの声がけが楽曲制作のきっかけとなったことが明かされ、タイトルが「Glory」になった経緯が語られる。コモンは、グラミー賞受賞のヒップホップアーティストであると共に、俳優として『アメリカン・ギャングスター』『ウォンテッド』などにも出演。ヒップホップグループ「ライムスター」の宇多丸氏が、TBSラジオ「ウィークエンドシャッフル」にてコモンを特集した際には、「ラッパーとしてのキャリアと俳優としてのキャリアと同時に上がっていくという偉業を達成している人」と評されている。本作でコモンは、キング牧師を支える活動家ジェイムズ・ベベル役を演じている。続く映像では、コモンが「ジョン・レジェンドは精力的で創造的があり、彼以上にふさわしい人間はいないと思ったんだ」と、ジョン・レジェンドに声をかけた理由を語る。ジョン・レジェンドは、グラミー賞9冠に輝く現代のR&B・ソウル界を牽引するアーティストのひとり。映像で彼は、「僕らは、伝説的で美しく素晴らしいこの映画にふさわしい音楽を作ろうとしたんだ」と語り、本楽曲でも力強い歌声を披露している。「この映画を観て、世界をより良く変えられるって気持ちをもって欲しい。この問題は現代でも続いてる。みんなで立ち向かうべきことなんだ。」と語るコモン。力強くも美しい名曲誕生の裏側を、この映像から覗いてみて。『グローリー/明日への行進』は6月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グローリー/明日への行進 2015年6月19日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 Pathe Productions Limited.All rights reserved.
2015年06月19日6月21日(日)に来る、父の日も直前。プレゼントがまだ!という方は、「お父さんがもらって嬉しいプレゼントランキングNo.1のネクタイ」(世界一キュートなネクタイ屋さんを目指す「giraffe(ジラフ)」調べ)を迷わず選べば間違いなさそうだ。ネクタイ選びをしたことのある女性なら感じたことがあるかもしれないが、男性のネクタイ選びは意外と難しい。スーツ×ワイシャツ×ネクタイのコーディネートは、女性が思っているよりも幅が広く、個性が表れるものなのだ。今年の父の日は敢えて、見慣れたお父さんのスーツ姿を一新すべくネクタイ選びに挑戦してみて。「giraffe(ジラフ)」では、MADE IN JAPANにこだわり、デザイン、企画、生産をすべて国内で行っている。色柄・素材・シルエットもさまざまで、リバーシブルで着用できるもの、大剣、小剣の色柄が異なるクレリックタイプなど、ビジネスシーンだけでなく、幅広いシーンで楽しめるネクタイをラインナップする。そのラインナップは実にユニーク。なんとプレゼントするお父さんの体温別にネクタイを用意している。たとえば、「ちょっと恥ずかしがり屋クールなお父さん」は、34度~36度。ブラックやグレーが基調となったシンプルだけど、びしっとスーツを着込んだビジネスシーンに映える一本を提案する。38度以上の「おしゃれ大好きアクティブなお父さん」には、ほかでは見つけられないような色柄・形が個性的な一本を用意しているので、ぜひチェックしてみてはいかが?「giraffe(ジラフ)」では、今月関西初出店したNU茶屋店と都内4店舗(代官山、二子玉川、新宿、丸の内)に加え、全国各地の百貨店や雑貨店にて、期間限定でPOPUPコーナーを設置している。父の日直前でも、「giraffe(ジラフ)」に行けば個性的であっと言わせるギフトが見つけられそうだ。(text:Miwa Ogata)
2015年06月19日ショコラの原料であるカカオ豆の産地にこだわりを見せるショコラブランドが近年急増している。産地の違いによる豆の個性や香り、味わいを愉しむことはショコラの愉しみ方のひとつにもなってきている。そんな中、世界的に有名なショコラティエである「ジャン=ポール・エヴァン」が、カカオ豆の産地別にマカロンを食べ比べするというユニークな商品を打ち出した。ショコラだけでなく、濃厚でしっとりとして素材の味わいを十二分に堪能できるマカロンに定評がある「ジャン=ポール・エヴァン」だが、今回発売となった産地別のカカオの風味の違いをマカロンで味わうことができる詰合せでは、マダガスカル産カカオ、ペルー産カカオ、サオトメ産カカオ、 ペルー ピウラ産カカオの香り、風味の違いを食べ比べすることができる。ちなみに、マダガスカル産はベリーの香りと酸味が特徴、ペルー産はエキゾチックな香りとフランボワーズのような酸味、サオトメ産はフルーティでナッティな香りとバランスのよい苦みと酸味、ペルー ピウラ産は軽やかな酸味とコクのある力強い味わい、フローラルな香りが愉しめるのだそう。商品のラインナップは、マカロンの4個入(1,167円)、8個入(2,333円)、12個入(3,500円)、16個入り(4,746円)、24個入り(6,889円)まで揃う。商品は、6月17日(水)~6月30日(火)の期間限定で「ジャン=ポール・エヴァン」店頭およびオンラインブティックで提供される。(text:Miwa Ogata)
2015年06月19日女優・杏が『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』の行定勲監督とタッグを組んだWEB限定ムービー第1弾「『澪』と過ごす母の日」篇に続き、第2弾となる「『澪』と過ごす七夕」篇が本日公開となった。“My First Mio”というテーマのもと、季節ごとのイベントに絡め、WEB限定ムービーを展開している同企画。第2弾となる本作では、織姫と彦星の伝説でお馴染みの「七夕」をテーマに、デザイン事務所に勤務するOL役の杏さんと、彼女がひそかに想いを寄せる会社の先輩役の青木崇高(『るろうに剣心 京都大火編』)の共演で、微笑ましくも愛おしい大人のラブストーリーを描いている。七夕の夜、気になる人と夜空の下で澪を飲みながら距離を縮めたい…そう思わせるような映像。会社の先輩と後輩という役どころを演じた杏さんと青木さんは、以前NHK大河ドラマで共演歴もある旧知の仲。行定監督の「距離感が近くて、とても良かった」との言葉通り、本番でも2人の息はぴったり。心のうちに抱えている恋心を、相手に分かってほしいような、分かってほしくないような、表情や仕草からは捉えにくい男女の微妙な機微を、見事に表現している。撮影で、杏さん自身「迫力があって楽しかった」と語るのが、屋上で笹を燃やすシーン。短冊や笹を燃やした煙が天まで届き、願いを叶えてくれるという七夕の風習を再現したものだが、当日は風が強い時間帯もあり、飛び散る火の粉から青木さんが杏さんを守るという場面も幾度となく見られたよう。美しい天の川の下、2人で静かに火を見つめている幻想的なお芝居から一転、思わぬオチが発覚するところでは、あまりにも楽しそうな掛け合いに、周りのスタッフもすっかり笑顔になったようだ。本作での「澪」の飲み方を「僕自身、すごく好きです」と語る行定監督。「なぜなら、彼女は自分の心が相手に悟られたと思った瞬間に『澪』を飲むわけですよね。その味はどんな味なのかなと思って。飲んだ瞬間、彼女があーって、ため息をついてホッとしたような顔をする。そういう風にしたところが、演出の上でこだわったポイントです」と撮影秘話を明かしてくれた。さらに撮影を終えた行定監督は、「長編ドラマだと、必ずクライマックスが訪れますが、映画で言うとクライマックスではなく、あくまでも積み重ねたシーンのひとつ。それが短編です。その積み重ねが一つのシーンのシークエンスでしかないはずなのに、そこにもクライマックスがちゃんとある」と本CMを手がけて、短編ならではの面白さにも気づけたと話す。「大人になると、七夕に短冊を書く機会は多くないと思います。今回ムービーを通じて、改めて、季節を感じ、願いをこめる素敵なイベントだなと思いました」と撮影をふり返る杏さん。物語の中では、短冊に現実的な願いを書き、青木さん演じる泰彦に茶化されるシーンもあるが、もし七夕に願いごとを書くなら?と聞かれると「時間がないので、どこか旅行に行きたいです。海や山へ犬達も一緒に連れていきたいですね」と素朴な願望を口にした。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日亀梨和也と深田恭子をキャストに迎え、「セカンドバージン」の大石静が脚本を手がけたドラマ「セカンド・ラブ」。大人の男女の深い愛をスキャンダラスかつ切なく激しく描いた本作のBlu-ray&DVDの発売が9月30日(水)に決定。80分以上に及ぶ、豪華特典映像が収められていることが分かった。才能と熱意がありながらも結果に結びつかず、崖っぷちに立たされているコンテンポラリーダンサー・平慶。年月と共に増していく閉塞感に苛まれながら、同僚教師と不倫関係を続ける年上の高校教師・西原結唯。そんな大人の男女が運命の出会いを果たし、捨て身の“激愛”に溺れていく――。ダンスによって、鍛え抜かれた亀梨さんの身体と、大人の色香がここ数年でぐっと増した深田さんの姿が注目をされ、第1話から過激なシーンが続出したことでも話題を呼んだ本ドラマ。今回、特典映像として決定したのが、撮りおろしキャストインタビューを交えたメイキング映像や制作発表記者会見ダイジェスト映像など。重要な第一話の出会いのシーンの舞台裏や、クランクイン前のダンスの練習風景、恋愛観にまつわるQ&Aなどが収められる予定だ。年下男子から発せられる“命令口調”に胸キュンする女子が続出した本作。危険な大人の恋、男と女のさらなる真実をどこまでも深く切なく、えぐるように描いた切なくスキャンダラスなストーリーだけでなく、特典映像から垣間見えるキャスト陣の素顔にも胸を高鳴らせてみてはいかがだろう。「セカンド・ラブ」は9月30日(水)セル・レンタル同時リリース。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日本日19日(金)、歌手・絢香と俳優・水嶋ヒロとの間にできた第一子が無事誕生したことが明らかとなった。2人のオフィシャルサイト上では「ご報告」と題し、絢香さんと水嶋さん連名のコメント文がアップされており、絢香さんのブログや水嶋さんのインスタグラムでは、親子3人の手が繋がれた写真が公開された。「私達の赤ちゃんが、無事産まれてきてくれたことをここにご報告させてください」という報告から始まる今回のコメント文では、「我が子の穏やかな寝顔を見る度、本当に嬉しくて仕方がありません。産まれてきてくれたその瞬間から、まるで神様にウィンクをされたかのような、そんな幸福で有難い気持ちに私達をさせてくれています」と、我が子誕生の喜びを綴っている。2009年、人気絶頂の中入籍を発表し、絢香さんはバセドウ病を患っていることも公表した2人だが、「これまで歩んできた道程が、出産を無事に終えることに繋がっていたのだと思うと、人生で経験してきた出来事や全ての出会いに感謝の気持ちでいっぱいです」と自身の人生をふり返るコメントも。最後は「未来をつくっていく1人として、神様からお預かりした大切な命だということを忘れずに、大事に育てていきます」という結んでいる。また、水嶋さんは自身のインスタグラムで「I’m a dad.」というコメントとともに、親子3人の手が写った写真を公開。絢香さんも自身の期間限定公式ブログにて同じ写真を投稿している。絢香さんと水嶋さんのSNSには、「無事に御出産おめでとうございます!これからも幸せな家庭を築いていって下さい」「この報告を見た瞬間…涙がこぼれました」と、出産報告を喜ぶ大勢のファンの声が集まっている。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日『極道大戦争』の三池崇史監督が、先日、最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のPRのため来日したジョージ・ミラー監督と夢の初対談を実施。オーストラリアからハリウッド映画の頂点まで昇りつめたミラー監督と、日本から世界に挑み続ける三池監督。互いにエンターテイメント性と作家性を併せ持ち、アクション映画への“原点回帰”となった2人の最新作は同日公開でもあることから、日米の“映画屋”のガチンコ対決が実現した。本年度の第56回カンヌ国際映画祭に、この最新作がそろって出品された2人。伝説のヴァイオレンス・アクションシリーズが30年ぶりに復活したミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、トム・ハーディを主演に迎え、文字通り全編にわたってノンストップでリアル・アクションが展開する超大作。一方、ヤクザ・ヴァンパイアの壮絶な戦いが繰り広げられる三池監督の『極道大戦争』は、監督デビューから4半世紀を経て原点となる“Vシネマ・スピリッツ”を、市原隼人主演で甦らせたアクション大作だ。共に超低予算アクション映画からキャリアをスタートさせた2人が、お互いの原点となるアクションにこだわり抜いた新作をメジャー大作として完成させたこの2作は、奇しくも、今週末6月20日(土)に同日公開される。「若いころにすごく影響を受けた」という『マッドマックス』シリーズ直撃世代の三池監督は、シリーズを作り上げたミラー監督に刺激を受けてきたそうで、「ミラーさんとお会いして話せるのがとても光栄。そんな繋がりが生まれるのが、映画の持つ力だと感じる」と言う。だが、対談の席に現れたミラー監督は、まず三池監督が手にしたマッドマックス仕様にカスタマイズされたカエルのぬいぐるみに興味津々。それは、『極道大戦争』に登場する“現代の怪物にして世界最強のテロリスト”と呼ばれる謎のキャラクター。ミラー監督から「なんて名前だ、コイツは?」と尋ねられた三池監督が、「“KAERUくん”です」と紹介すると、「ミスター・フロッグ!?ファンタスティック!!」と、すっかり気に入った様子。『ベイブ/都会に行く』『ハッピーフィート』などでキュートな子ブタやペンギンを主人公に映画を作ってきたミラー監督の「ミスター・フロッグのアイデアはどこから生まれたんだ?」という質問に、三池監督は「日本には“ゆるキャラ”というのがありまして…」と、KAERUくんの原点となった“ゆるキャラ”について説明を始める一幕もあった。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をすでに観たという三池監督は、「今回マックスを演じたトム・ハーディにしか出せない空気、カッコよさが出ているなと思いました。『座頭市』みたいな日本映画的美学を持っていて、それは監督やハーディの『マックスってなんだ?』という疑問への答えなんだと思います。ため息が漏れました」と絶賛を惜しまない。だが、続いて「実は僕もトム・ハーディと一緒に仕事をする予定だったんです…」と、三池監督から意外な告白が飛び出した。だが、クランクイン直前になってキャンセルになったことから、「それで、何かやろうと思って作ったのが『極道大戦争』なんです」と明かした。「そうか、どうりでミスター・フロッグがトム・ハーディに似てると思ったよ(笑)」と、ユーモアたっぷりに返して周囲を爆笑させるミラー監督。そして、アクション映画への原点回帰、同日公開という2作の共通点を聞かされると、「一緒じゃないか!」と、さらに頬を緩ませた。三池監督は、「新作の『マッドマックス』には痺れましたよ。こんなに面白い映画がキャリアを重ねても作れるものなんだなと思いました。普通は衰えていくものなんですけど、よりヤバくなってる」と興奮気味。「僕ら映画を作る人間からすると、『マッドマックス』を観てしまうと、世界中の映画人は“作れない理由”を状況のせいにできなくなったなと思いました。『作るか、作らないかだけ。それはアナタの問題だ』と、ミラーさんから突きつけられたような気がしたんです」と語った。すると、ミラー監督も「1週間前にスティーブン・スピルバーグから電話をもらって、いま、三池監督が言ったようなことを彼もすごく興奮しながら言ってたんだ。私もスピルバーグを始め、ロバート・ロドリゲスやJ・J・エイブラムスといったアメリカのフィルムメーカーからエネルギーをもらって、もっと映画を作りたいという気持ちになったからな」と明かしてくれた。『極道大戦争』の撮影では、「体は30代の頃のようにはいかない」と弱音を見せることもあった54歳の三池監督。だが、70歳で『マッドマックス』を作り上げたミラー監督を前に「言い訳できないなと思いましたね。やるか、やらないかだけですよ。言い訳を考えてるヒマがあったら、ローバジェットでもいいからもう1回、一から作れっていうことですよね。映画を作る人間に色んなことを教えてくれるのが『マッドマックス』です」と語る。映画との戦い方について熱い言葉が交わされた後、三池監督が「映画の中で、僕にもできる演出が一つだけありました」と告げる。「どこだい?」と興味深そうな顔で尋ねるミラー監督の前で、おもむろに頭の後ろに手をやり、劇中でマックスが顔に取り付けられた鉄仮面を外そうと、ヤスリで懸命に擦る仕草をやって見せる。「あのカシャカシャカシャってやつです」。「ハハハハ!!あれは最初から脚本にあった設定なんだが、マックスは自由になるために脱出しようとしているので、いつもああやってるのさ」とミラー監督。「ヤスリさえあれば、僕の映画でもできる(笑)。あれ以外は、とても自分には撮れませんが」と三池監督が謙遜すると、「三池監督ならほかのシーンも撮れるさ!」とミラー監督は力強く語った。また、それぞれが特別上映と監督週間での上映となったカンヌ映画祭では、三池監督が新作の撮影のため渡航できなかったことから、お詫びの思いをこめて着物姿で女装したカードが配られたが、それをミラー監督にもプレゼント。あ然としながらカードを見つめたミラー監督は、しばらくの沈黙の後、「とっても綺麗だよ」と優しく声をかけていた。長年のキャリアを重ねてきた映画監督同士が、映画を通じて送り合うエール。固い握手を交わして対談を終えた三池監督は、ミラー監督の印象を「KAERUくんのことを聞いてきたり、好奇心の塊みたいな人でした。そのエネルギーがすごいなと思いましたね。自然体でカッコいい人ですよ」と、さらなる刺激を受けた様子。これまでもハリウッドでの企画を検討してきた三池監督にとって、オーストラリアからハリウッドへと進出して成功をおさめ、そしていま再び新生『マッドマックス』を撮ったミラー監督の存在こそ、「狂気を感じますよ(笑)」。全く異なる土壌から生まれながら奇妙な縁を感じさせる2人の原点回帰。同日に公開される2本の映画は、世界で最もマッドなアクションが凝縮された映画の進化形となりそうだ。『極道大戦争』は6月20日(土)より全国にて公開。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月19日福士蒼汰が初の“月9”主演を務める「恋仲」。本田翼、野村周平、大原櫻子、山本美月、吉田羊、小林薫といった最旬キャストが勢揃いしている本作から、今回“男子学生が最も恋人にしたい”と人気の新川優愛が参戦することが明らかになった。三浦葵(福士蒼汰)は、富山出身の建築見習いで、心優しくもすぐに人に合わせてしまう優柔不断な青年。なんとなく上京して就職し、さえない日々を送っていた彼だが、高校の同窓生からきたメッセージが彼の運命を大きく変えることになる。かつての初恋の人・芹沢あかり(本田翼)との7年ぶりの再会。恋仲でありながら、その恋が叶うことはなかった二人…。だが、7年ぶりに二人を引き合わせたのはほかでもない、高校時代の親友・蒼井翔太(野村周平)だった――。出演が決定した新川さんは、「ミスマガジン2010」や「ミスセブンティーン2011」を受賞するやモデルとして第一線で活躍し、今月から「non-no」誌の専属モデルを務めることも決定。女優としても「GTO」(’12)や「水球ヤンキース」(’14)といった作品で存在感のある演技をみせ、映画『今日、恋をはじめます』(’12)や『アオハライド』(’14)などドラマ、映画に出演するなど若くして多彩な経歴の持ち主。新川さんが演じる沢田一葉は、東都医科大学附属病院に勤める、蒼井翔太(野村周平)の研修医仲間。誰もがふり返る美人で、成績優秀という才色兼備のお嬢様だ。翔太にほのかに思いを寄せるが、彼には芹沢あかり(本田翼)という恋人がいることを知り、いてもたってもいられなくなる…、という設定だ。「初めての役柄にわくわくすると同時に、少し不安も…」と語る新川さん。物語のキープレーヤーとして演じることについても「一葉自身もほのかな思いを抱く女性なので、片思いをしている女性特有の少しの出来事で舞い上がったり、落ち込んでしまったり、繊細な感情の揺れを表現していけたらと思います」と意気込みを語った。また、本作のサウンドトラックを、映画『家族X』『だいじょうぶ3組』今年大ヒットを飾った『ストロボ・エッジ』など、数多くの映画やドラマのサウンドトラックおよびCM音楽を手掛ける話題のシンガー・ソングライター・世武裕子が担当。制作について「『ストロボ・エッジ』に続き、今回も福士蒼汰さんが主演なので、何度か自分のサントラを意識した事もありました。サウンドトラックは作品と視聴者それぞれの時間軸を編んでゆく役割を持っているんだろうなぁと思いますし、そういう意味で、たったひとつのサウンドトラックになっていたらうれしいです」とコメントを寄せている。「恋仲」は7月より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日この夏、新アトラクションや新パレードなどが続々とスタートする東京ディズニーランド、そして東京ディズニーシーでは、6月24日(水)、スペシャルイベントである夏ディズニーの先陣を切るかたちで、「ディズニー七夕デイズ」を2週間の期間限定で今年も開催。そこでシネマカフェでは一足早く、スペシャルメニューやスペシャルグッズの数々をご紹介!東京ディズニーシーのレストラン櫻では、期間限定メニューの「スペシャルセット」を販売。この「スペシャルセット」は、ポークスペアリブ、鱧の湯引きなどの前菜から始まり、二色素麺、天麩羅、鮭と玉子とレタスのちらし丼、星型のナタデココをあしらったデザートまで、和洋折衷の味が楽しめる。また、昨年と同様、願い事を書いてウィッシングプレイスに飾ることができる、オリジナルの“ウィッシングカード(短冊)”も付いている。一方、東京ディズニーランドのれすとらん北齋でも大人気の「七夕膳」を今年も販売する。そして、東京ディズニーリゾートの「ディズニー七夕デイズ」では、スペシャルメニューのみならず、期間限定のグッズも見逃せない。注目はディズニーの仲間たちが願い事を書いたウィッシングカードをモチーフにした短冊型メモで、七夕グッズとしては今年初登場。そのほか、織姫と彦星に扮したミッキーマウスとミニーマウスが手をつないだペアぬいぐるみ、ペアぬいぐるみバッジのほか、グリーティングに登場する予定のプリンセスとプリンスをモチーフにした星座を施したミラーなど、約25種類のグッズを販売する予定だ。レストラン櫻「スペシャルセット」2,880円 【販売期間:6月24日(水)~7月7日(火)】「メモ」400円「ペアぬいぐるみ」4,500円「ペアぬいぐるみバッジ」2,800円「ミラー」1,000円<東京ディズニーランド「グランドエンポーリアム」、東京ディズニーシー「エンポーリオ」にて販売>【販売期間:6月24日(水)~7月7日(火)】※メニューやグッズは予告なく内容が変更、品切れの場合がございます。ご了承ください。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日“今、最も観たい四姉妹”、なのだそうです。人気漫画の映画化である『海街diary』で、鎌倉に暮らす香田家の四姉妹を演じているのが、綾瀬はるか(長女・幸)、長澤まさみ(次女・佳乃)、夏帆(三女・千佳)そして広瀬すず(腹違いの末妹・すず)。確かに、いまを時めく各世代の女優が揃い踏みといった感じです。自分たちを捨てて家を出た父の死をきっかけに合うことになった腹違いの妹と、3人の姉たちの生活を映し出した本作。是枝裕和監督が描く人間模様は切なくも力強く、大人たちに翻弄されながらも自分の心の声に従って道を歩もうとする娘たちの凛とした姿がとても印象的な秀作。鎌倉を舞台にした物語は、四季折々の自然の風景とともに、四姉妹の心の変化も、まるで自然の一部であるかのように静かに映し出していくのです。そんな作品で、物語にリアリティを与えているのが、4人の息の合ったやりとり。長女が妹たちを叱り、妹は姉たちに口答えをする。どこにでもありそうな、小さな口げんかが、彼女たちの関係性を見事に物語っているのですが、これを上手く作用させるには、4人の個性が際立っていなくてはダメ。そこで役に立っているのが、それぞれのファッションです。姉妹といえば、やはり長女はしっかり、妹は甘えん坊など、何となく特有の特徴があるもので、知人を「ああ、お姉さんタイプだね」とか「なるほど、妹っぽいね」とか、友達同士で互いをカテゴリー分けすることはよくあります。本作に登場する4人も、それぞれが納得の特徴を見せていて、それを反映したファッションも面白いのです。例えば、しっかり者だけれど、しっかりしすぎていて隙がない長女の幸は、いつもしっかり髪をまとめ、シャツやシンプルなカットソーなど遊びのない服を選んでいます。妹たちへの献身や真面目さ、内面の成熟とリンクする看護婦という職業にもしっくりくる、地味目の服装といった感じでしょうか。一方、自由奔放で大酒飲み、恋多き次女の佳乃は、夏ならショートパンツやタンクトップなどの露出多めのアイテムを好み、四季を通じて明るい色や柄ものをよく身に着けています。おしゃれが大好きで、もっとも流行に敏感な存在。いわゆる、一番いまどきの女性という感じでしょうか。つかみどころがない、男の趣味が謎だと称される三女の千佳は、アート系。エスニック調を好み、柄×柄、色×色のレイヤードスタイルが好き。くるくるにカールした髪にヘアバンドをつけていることも多く、ふわふわとした印象です。末妹のすずは、少年サッカーチームに参加する中学生。おしゃれにはまだ興味がないようで、学生らしい清潔感のあるスポーティな服が中心。腹違いの姉たちと暮らすまでの登場シーンでは、制服しか着ていませんでしたが、それは大人に合わせて自分を押し殺していたことの象徴だったのかもしれません。鎌倉に来て自分の色を持ち始めた彼女の変化は、服装そして表情の変化からも感じられるのです。このように性格を良く表した衣装が、彼女たちの言動に奥行を与え、言葉にならない彼女たちの感情まで察しやすくしてくれているよう。映像言語を熟知した是枝監督ならではの、ヴィジュアルセンスが光る作品。鎌倉の自然の美しさにも注目しつつ、季節ごとに変化する四姉妹のワードローブにも注目です。(text:June Makiguchi)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月19日昨年「R.Y.U.S.E.I.」でレコード大賞を獲得して以降、EDM界の天才DJ・Afrojackとのコラボ曲リリースや、TBS「音楽の日」に出演することが決定するなど、ますます勢いを増している「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」。そのパフォーマー・山下健二郎がこの度、集英社文庫「ナツイチ2015」キャンペーンのメインキャラクターに就任することが発表された。山下さんは、「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」(以下「三代目JSB」)にパフォーマーとして加入する以前から、「EXILE」のツアーにバックダンサーとして参加したり、「劇団EXILE」の一員として演劇活動するなど、その多才ぶりで幅広く活躍。新曲「Summer Madness」が「ANA」のTVCMに起用されるなど注目を集める同グループでダンサーとして活動しつつ、7月放送予定の唐沢寿明主演、麻生久美子、山本耕史ら豪華出演陣で贈る「ナポレオンの村」(TBS)にも出演することが決定しており、幅広い活躍に今後も期待が持てるパフォーマーだ。今回山下さんが抜擢された集英社文庫「ナツイチ」のメインキャラクターには、過去、広末涼子、玉木宏、佐藤隆太、蒼井優、岡田将生&山下リオ、多部未華子、武井咲、剛力彩芽ら、夏の爽やかさを感じさせる豪華俳優陣が起用。昨年は佐藤健が『るろうに剣心』の剣心役でそのビジュアルを飾り、大きな話題を呼んだ。山下さんの起用理由について担当者は「今回、山下健二郎さんにメインキャラクターにご就任いただければ、若い人々を中心に、より幅広い層に、読書の楽しさや喜びを伝え、本に触れる機会を増やしてもらえると確信し、お願いいたしました」とコメント。それを受けて「全国の書店にポスターや映像を流させて頂くと思いますが、山下健二郎としてまた違う一面を見て頂いて、そして、若者の読書離れがありますが、また改めて文庫本や本の素晴らしさを伝えられたらと思っています」と、山下さん本人も意気込みを語った。6月25日(木)から9月30日(水)まで開催されるこちらのキャンペーンに伴い、集英社文庫HP特設サイトには山下さんが出演する超短編映画などが公開予定。さらに山下さんの直筆サイン入り特大ポスター広告が抽選で当たるプレゼント企画も実施されるそうなので、ファンは要チェックだ。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日最近、巷で目にする機会の増えた「マッサマンカレー」。米国の情報サイト「CNNGo」の世界で最も美味しい食べ物(World’s 50 most delicious foods/2011年)で1位に選ばれたことから、昨年あたりから知名度上昇中のアップカミングなカレーのことだ。「アフタヌーンティー・ティールーム」の夏の新作プレートに、“マッサマンカレー”をアフタヌーンティー流にアレンジした新メニューが登場。6月25日(木)から全国の店舗(一部店舗を除く)で発売となる。“マッサマンカレー”は、もともとタイ南部のご当地カレーで、タマリンドという果実のコクのある酸味と、ココナッツミルクなどの甘み、ほどよい辛さがバランスよく融合したタイカレー。ネーミングの語源は「イスラム教の」という意味なんだそう。今回、「アフタヌーンティー・ティールーム」で提供する「チキンマッサマンカレーとフォカッチャのプレート」は、チキンベースのルーに、食感や味わいのアクセントとして茹でたピーナッツを加え、パプリカやズッキーニなどの夏野菜をトッピングしたマッサマンカレーとフォッカッチャのセットになっている。紅茶付きで1,400円。実は紅茶とも良く合うので、ぜひ「アフタヌーンティー・ティールーム」で試してみてはいかが?提供期間は、6月25日(木)~9月2日(水)。夏だけの美味しさをぜひ味わってみて。(text:Miwa Ogata)
2015年06月19日明石家さんまがゲストと軽妙なトークを繰り広げる人気番組「さんまのまんま」に、このほど、7月に舞台「マクベス」を控えた“最後の独身大物俳優”・佐々木蔵之介が出演。同じ関西人同士のさんまさんに、マル秘の結婚相談をしていることが分かった。この夏、2012年6月に初演されたスコットランド・ナショナル・シアター(NTS)版の演出家アンドリュー・ゴールドバーグを迎え、シェイクスピア4大悲劇の1つ「マクベス」に挑む佐々木さん。物語の舞台は、精神病院。登場人物は隔離病棟の1人の患者と、彼を見守る看護師と女医だけ。やがて、患者がたった1人で表現する「マクベス」を、観客は追体験することになる…。今回、佐々木さんは「さんまのまんま」に初登場。お土産に「お紅茶をお持ちしました」と、イギリスで購入したエリザベス女王御用達の紅茶を持参したのはいいのだが、2人とも入れ方が分からない。大の男2人があれこれ思案を繰り広げ、苦労して入れた本場の紅茶の、その味は?また、佐々木さんはオリジナル演出となる舞台について「出るのは、ほぼ僕だけ。1人で20役くらい演じるんです」と説明。稽古も、演出家のゴールドバーグとマンツーマンなのだという。それを聞いたさんまさんは「大変やなぁ」と感心しきり。ところが、佐々木さんは外国人の演出家との稽古は、逆に「テンションが上がる」と力説。さんまさんにも「経験してほしい」と言う。実はさんまさんも、目下、15年ぶりに再演される舞台「七人ぐらいの兵士」の稽古中。共演者は生瀬勝久や山西惇など、佐々木さんと親交がある俳優も多く出演している。その俳優仲間から聞いた、“さんまチーム”独特の稽古方法や、(舞台で)共演すると苦労する俳優の話でひとしきり盛り上がる2人。芝居の話となると、身振り手振りを交えて、つい熱くなってしまう佐々木さん。「まだ結婚してないんです。どうしましょう?」という佐々木さんの言葉に、さんまさんは結婚できそうにない原因を次々に指摘。その上、「結婚不適合者やねん」とまで断言された佐々木さんが、返したひと言には注目だ。さらに、佐々木さんの実家が日本酒の造り酒屋というのは有名な話だが、映画やテレビドラマで活躍するようになっても、父親から「早く実家を継げ」と言われ続けてきたという。そんな父親の態度が一変したという、佐々木さんが出演したある作品とは…?同じ関西人同士、仕事にアツい男同士でどんな会話が繰り広げられるのか、楽しみにしていて。【関西テレビ】「さんまのまんま」は6月20日(土)13時56分~放送。【フジテレビ】「さんまのまんま」は6月21日(日)13時~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」と、永井豪原作の「デビルマン」がコラボし、2015年10月、2週間限定のイベント上映を行う事が決定した。石ノ森章太郎のライフワーク、「サイボーグ009」は1964年に「少年キング」で連載開始されてから、各雑誌に30年以上も連載された。人間兵器として改造手術で生まれた009(ゼロゼロナイン)・島村ジョーをはじめとする9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが、世界の争いをなくすために戦う物語である。一方、1972年に週刊少年マガジンにて連載開始した永井豪による衝撃の漫画、「デビルマン」。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が襲い来るデーモンと戦うという物語を通して“人間とは?”という大きな問いを投げかけ、現在の漫画家やクリエイターに大きな影響を与えた作品である。少年漫画界不動の名作がまさかの激突という衝撃の本ニュース。監督には『サイボーグ 009 THE CYBORGSOLDIER』を手がけた川越淳監督が抜擢され、「ビーメディア」、「ガールズ&パンツァー」などで話題の「アクタス」が制作を担当。解禁されたビジュアルは、島村ジョーと不動明、それぞれを待ち構える激しい戦いを予感させる。デビルマン作者の永井氏からのコメントも寄せられている。「石ノ森章太郎先生のアシスタントをしていた時代に、私は『サイボーグ 009』の背景を描いていた。そしてこの度、私の“デビルマン”と“009” が戦い合うというアニメ企画が持ち込まれた。『キャラが水と油なのでは?』と、当初私は危惧したが、出来上がりを観てビックリ!!ややセンチメンタルでシックな“009”と、クール&ドライ&ハードな“デビルマン”が、それぞれのムードや持ち味を壊さず、思う存分ぶつかり合い、 見事な調和を見せるアニメになっていたのだ。これはもう、川越監督を 初めとするスタッフとキャストの皆様の努力に感謝するしかない。まだ 一話目しか観ていないが、『早く続きが観たい!』と興奮して叫んでいる私がいた」。原作者ですら続きを観たい唸らせる熱い作品となっている衝撃の本作。子どもの頃胸を熱くしたこの2作品の夢の共演に足を運び、「戦い」の世界に再び心を躍らせては?『サイボーグ009VSデビルマン』は、10月新宿バルト9ほか全国にて2週間限定上映。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日いよいよ8月5日(水)より公開となるシリーズ22年ぶりの新作『ジュラシック・ワールド』。このほど、日本語吹替え版キャストに、女優の松岡茉優が決定したことが明らかとなった。これまでに玉木宏を始め、木村佳乃、オリエンタルラジオの二人の参加が明らかとなっていた本作の日本語吹き替え版。今回決定した松岡さんが担当するのは、木村さんが声優を務めるパークの総責任者クレア(ダラス・ブライス・ハワード)の甥っ子で、兄のザック(ニック・ロビンソン)と共にパークへ遊びに来た、恐竜が大好きな11歳の少年・グレイ(タイ・シンプキンス)役。尚、松岡さんが声優に挑戦するのは今回が初となる。松岡さんが演じるグレイは、それまで本でしか見たことのなかった恐竜たちを目の前に、パーク内を隅々まで探検したくてたまらない好奇心旺盛な少年という役どころであり、どんな事にも積極的にチャレンジする松岡さんの姿が重なっていたことと、少し少年らしさを感じる松岡さんの声がグレイ役にぴったりだということから、今回の抜擢が決定したという。今回の声優初挑戦にあてて、松岡さんからコメントが届いている。<松岡茉優>「『ジュラシック・パーク』は私が生まれる前に作られた映画で、初めて見たのは小学校低学年の頃でした。何年も前の作品とは思えないほど恐竜の姿がリアルで、とても興奮したのを覚えています。声のお仕事が初めての私にとって、少年役というのももちろん未知の世界です。これまで少年役を演じられてきた女優の松たか子さんや蒼井優さんの作品を拝見して、喉の開き方や、少年役として意識すべきところを勉強し、全力でこの役をやってみたいなと思いました。『ジュラシック・パーク』を観たことのある方はもちろん、初めて観るよ!という子どもたちも、『ジュラシック・ワールド』に遊びに来てください」。世界中で興行収入記録を塗り替え大ヒットを記録している本作。迫力満点の内容もさることながら、日本語吹き替えキャストの熱演にも大いに期待がかかる。『ジュラシック・ワールド』は、8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年06月19日昨年放送されて大反響を巻き起こした、西島秀俊の人気ドラマを映画化する『劇場版MOZU』。灼熱のフィリピンでの決死のアクション、シリーズ全体の謎でもある巨悪“ダルマ”をビートたけしが演じることでも話題の本作だが、今度はGWに名古屋のド真ん中で、過激なカークラッシュ&銃撃シーンを撮影していたことが明らかになった。本作はドラマの最終話から半年後、妻の死の真実を知り、生きる気力を失っていた西島の演じる倉木が、同時に起きた2つの過激テロの犯人を追いながら、ついに事件の裏で暗躍していた“ダルマ”の正体を暴き出すストーリー。香川照之、真木よう子らのレギュラー陣に加え、松坂桃李、伊勢谷友介も驚くべき役で出演。ドラマからずっと観てきた人たちの頭の中で悶々としていたすべての“謎”が明かされるシリーズの最後に相応しい内容になっている。名古屋で大規模ロケが行われたのはGWの5月5日(実は前日の撮影が雨で順延になったのだが)。早朝から官庁街を完全封鎖して行われたのは、映画の導入部にあたる冒頭のアクション・シークエンスだ。段取りは前日、雨が降り出す前にすべて終わっている。天気もいい。スタッフがスピーディに準備を進め、気がつけば交差点の一角に倉木役の西島さんが立っている。撮影されたのはシーン22。ぼんやり歩いている倉木の前を黒塗りの要人車輌が通り過ぎていく。だが次の瞬間、軽トラがその車に突っ込むと、前後を走るワンボックスカーからテロリストたちが出てきて、SPをアッという間に射殺。そこで倉木が思わず飛び出し、外国人女性を警護しなから次々に倒すくだりである。ドラマに引き続きメガホンをとる羽住英一郎監督(『海猿』『暗殺教室』)が迅速にカット割りを決め、西島さんに動きをつけるといよいよカメラが回り出した。すると、西島さんの後方の角から前記の要人車輌が勢いよく飛び出し、走り抜けていく。が、その直後にガシャーン!思わず耳を塞ぐほどのクラッシュ音が静寂の官庁街に鳴り響き、黒塗りの高級車の右前方部分が粉々に。そこから芝居場に移り、バン、バン、バンという銃声&白煙とともにSP役の人たちが次々に倒される。休日の官庁街とは言え、名古屋のド真中で、まさかこんなに大がかりで過激なシーンが撮影されているとは誰も思うまい。だが、本当の見せ場はここから。車後部に要人を警護しながら身を隠した倉木を車の屋根の上からテロリストが狙う。が、それを察知した倉木が瞬時に回り込んだ前方から車に上がると、テロリストを投げ飛ばす。そして最後に拳銃で留めを刺すという、なんとも痛快なシーンである。だが、これを巨大クレーンなどを使い、カメラのアングルを変えながら何度も何度も繰り返するのだ。倉木役の西島さんは炎天下の中、10回以上本気で投げ飛ばしてしたから、肉体的にも限界に達していたに違いない。ところが、撮影を終えた彼は「大がかりな撮影でしたけど、車もスムーズにぶつかったし、すごく落ちついてできました」とひょうひょうとした顔をしている。聞けば、「フィリピンでは、コントロールできない混沌とした中でのアクションでしたからね。それはそれで面白かったけど」という。「でも、いま撮ったのはけっこう重要なシーンなんです。無気力だった倉木が、このバトルで元にグッと戻るわけですからね。ただ彼は腕力だけが強い男なので、格闘技をマスターしている強さではなく、多少乱暴に力づくで投げることを意識しました」。死と隣り合わせのアクションをやっているのに、その表情は穏やかで、楽しそうにも見える。「確かに、文字通り命がけの撮影ですけど、命懸けで撮影に臨める現場もそうそうないですからね(笑)。爆破や火も本物だし、フィリピンでも落ちたらアウトという5階でアクションをしたから本気で怖かったけど、けっこう試されているところもあるから、やらないわけにはいかない。ここでやらなきゃ、いつやるの?という気持ちで現場と向かい合っています」。公開時には、スクリーンで炸裂する西島秀俊の本気のアクションに手に汗握ること間違いなしだ!『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:Masato Isogai)
2015年06月19日特殊能力を持って生まれた少年少女の戦いを描いた『ストレイヤーズ・クロニクル』のジャパンプレミアが6月18日(木)に行われ、岡田将生と染谷将太が特殊能力を使った(!?)壁ドン、その名も“壁ドカン”に挑戦した。「いままで壁ドンなんて、やったことない」と大照れの岡田さん。それでも瀬々敬久監督よる熱心な演技指導によって、岡田さんと染谷さんの距離は徐々に縮まり、「愛してるよ」(岡田さん)、「僕も…」(染谷さん)とBLばりのセリフも飛び出した。ついに、岡田さんが染谷さんを追いつめ、壁ドンすると、見事に壁がドカンと崩れ落ち、女性ファンからは黄色い歓声!「初めての壁ドンの相手が染谷で良かった」(岡田さん)、「一生の思い出になりました」(染谷さん)とお互い、清々しい表情を浮かべていた。本多孝好の同名ベストセラー小説を原作に、能力者ゆえの葛藤や“仲間たち”との絆を描いたSFアクション。東京国際フォーラムで開催されたジャパンプレミアには岡田さん&染谷さん、瀬々監督に加えて、共演する白石隼也、清水尋也、鈴木伸之、柳俊太郎、瀬戸利樹が勢ぞろい。会場には約1,000人が駆けつけた。岡田さん、白石さん、清水さん、瀬戸さんは「希望を未来につなごうとする者たち」=チームスバルに属しており、「僕らは明るく仲良くやらせていただきました」(岡田さん)。同じチームの共演者同士で食事に行く機会もあったのだとか。一方、染谷さん、鈴木さん、柳さんは「絶望的な未来を破壊しようとする者たち」=チームアゲハのメンバーを演じ、「こちら側は特に会話はありませんでした。ふつふつと怒りを燃やすチームなので…。強いて言えば、ストイックでしたね」(染谷さん)と、チームスバルとは正反対の雰囲気だったようだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月18日吉永小百合と「嵐」の二宮和也が親子役で共演することで早くも注目を集めている、山田洋次監督の最新作『母と暮せば』。このほど、人気子役の本田望結が山田組に初参加することが明らかになった。1948年8月9日。長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二がひょっこり現れる。「母さんは諦めが悪いからなかなか出てこられなかったんだよ」。その日から、浩二は時々伸子の前に現れるようになる。二人はたくさんの話をするが、一番の関心は浩二の恋人・町子のことだった。「いつかあの子の幸せも考えなきゃね」。そんなふたりの時間は、奇妙だったけれど、楽しかった。その幸せは永遠に続くようにみえた――。作家・井上ひさしが広島を舞台に描いた『父と暮せば』と対になる作品として、終戦から70年を迎える今年、山田洋二監督が長崎を舞台に描く『母と暮せば』。山田監督初のファンタジー映画として注目が集まる本作は、既に母・伸子役を吉永小百合、息子の浩二役に二宮和也、浩二の恋人・町子役を黒木華、町子に心惹かれていく青年・黒田役に浅野忠信、伸子を心配し何かと世話を焼く“上海のおじさん”役に加藤健一が演じることが決定している。このほど発表となった追加キャストでは、伸子の家の隣に住む主婦・富江役に、山田監督作では『家族はつらいよ』に出演した、舞台や映画などで幅広く活躍する広岡由里子、小学校教師である町子の教え子で、戦地から帰らぬ父の安否を求める少女・民子役に、天才子役として数々のドラマ&CMに出演する本田望結が決定。ほかにも、民子が訪れる復員局の職員には、山田組常連となる小林稔侍、お墓参りで伸子と出会う年配の男役に、舞台版「父と暮せば」で主演を務める辻萬長、そして浩二の恩師・川上教授役に、『東京家族』『家族はつらいよ』でも主演を務めた橋爪功が配役。山田組おなじみの顔ぶれと初出演の豪華キャスト陣の共演が実現する。終戦70年を向かえ、戦争を扱った数多くの作品が公開される今年。巨匠・山田洋二が、豪華キャスト陣とどのような映画を届けてくれるのか、大いに期待がかかる。『母と暮せば』は12月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日「SMAP」の中居正広とTBSアナウンサー・安住伸一郎が司会を務める「音楽の日」が6月27日(土)に放送される。この度、第3弾出場者が明らかになった。「音楽・歌の力を結集して、日本中に元気を届けよう!」をコンセプトに、毎年夏TBSにて放送される「音楽の日」。5回目となる今年はTBS60周年を記念して、過去の音楽番組から貴重な映像も公開される。これまで、aiko、「いきものがかり」、きゃりーぱみゅぱみゅ、「SEKAI NO OWARI」、「Kis-My-Ft2」らの出演が決定していたが、今回の発表では「EXILE」、「三代目 J Soul Brothers」、「SKE48」、「Perfume」、西内まりや、さらにさだまさしや和田アキ子など大御所まで豪華な25組のアーティストが発表された。同日夜の「CDTVスペシャル!」には、板野友美、「氣志團」、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」らの出演が明らかに。「SEKAI NO OWARI」と「Perfume」は「音楽の日」に続けての出演となる。どんな変化を見せてくれるかに注目が集まりそうだ。「音楽の日」はTBSにて6月27日(土)14:00より放送。「CDTVスペシャル!」は23:45より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日佐藤浩市と樋口可南子演じる熟年夫婦の愛ときずなを描いた感動作『愛を積むひと』(朝原雄三監督)で、若手実力派の筆頭である野村周平と杉咲花が恋人役に挑んだ。日本を代表する先輩俳優と共演し、その“背中”を見つめた二人が受け取ったものとは?「長年、俳優として現場に立ち続けている浩市さんの“現場での居方”や、周囲への気の配り方はとても勉強になりました。若い頃の思い出話や、『それに比べて、いまはやりづらい世の中になった』なんてことも話してくださった。何より『お前ももっと自由になればいい』という言葉をいただき、胸に残っていますね」(野村さん)「樋口さんはすごく明るい方で、現場では常に笑い声が聞こえていました。周りを気づかい、現場をいい雰囲気にしてくださる姿に、すごいなと圧倒されました。私にも気さくに声をかけてくださり、難しい役柄に悩む私の緊張を解してくれました」(杉咲さん)映画の主人公は有意義な老後を求めて、北海道に移住した熟年夫婦の篤史(佐藤さん)と良子(樋口さん)。いざ新天地での生活が始まると、仕事人間だった篤史は時間を持て余すばかり。そんな夫を見かねて、良子は家の周りの石塀づくりを頼むが、ほどなくして心臓病が悪化し、帰らぬ人となってしまう…。野村さんと杉咲さんは、地元・北海道で生まれ育った中学時代の同級生で、恋人同士の徹と紗英を演じている。一見、若く初々しいカップルだが、胸の内に悩みや葛藤を抱えており、ふたりの存在は少なからず、夫婦の行く末に影響を与えることになる。杉咲さんは「正直、男女の距離感…みたいなものが分からなくて」と恋人役に戸惑いがあったのだとか。そんな杉咲さんに助け舟を出したのが、誰あろう野村さん!「私自身、人見知りで『どうしよう』と思っていたら、野村くんが話しかけてくれて嬉しかったですね。実は野村くんも、あまり自分から話しかけるタイプじゃないそうなので、気を使わせてしまったのかなって。あのときは、ありがとうございました!」(杉咲さん)一方、野村さんは「いやあ、そんな…」と思わず照れ笑い。「やっぱり、お互いに仲が良くないと、抱きしめたり、抱きしめられたりといったシーンは難しいし、ケンカだってやりづらい。まずは自分の“ありったけ”を見せて、自然に会話や食事をしようと。準備や打ち合わせという言葉はイヤですし、普通に接することを心がけていました」(野村さん)。徹と紗英の“恋の躍動”が、主人公の熟年夫婦との絶妙なコントラストを織りなす。物語の舞台となるのは、「日本で最も美しい村」連合第1号に認定された北海道美瑛町。雄大で色鮮やかな情景は、人々のドラマを映し出すキャンバスとなった。四季の移ろいに佇む姿を捉えるため、二人は定期的に現地に足を運び、撮影に臨んだ。出演作が途切れない売れっ子だけに、東京に戻れば、別の作品の撮影が控えているという状況だった。「僕はこの映画と並行して、『若者たち2014』というドラマに出演していました。こちらは毎日電車で通って、スタジオに閉じこもり、家に帰るともう深夜…そんな毎日でした。映画とドラマではペースも違うので、正直疲労はたまります。そんなとき、北海道に“戻る”と癒されましたね。オープンセットの解放感はもちろん、余計な情報も入ってこないし、陽が落ちれば撮影はおしまい。とても贅沢な思いをさせてもらいました」(野村さん)同時期に『トイレのピエタ』(松永大司監督)の撮影に臨んでいた杉咲さん。「撮影が終わっても、(同作で演じた)真衣という女の子を1か月くらい引きずっていて、どう自分を取り戻したらいいのかわからなくなっていたんです。でも、北海道に“戻る”と『あっ、私は大丈夫だ』って自然と思える自分がいて…」。無意識に“戻る”という言葉を選ぶ二人にとって、いかに北海道の大地が癒しになっていたか想像に難くない。そんな二人の目に、主人公である篤史と良子という夫婦像がどのように映っているのだろうか?「台本を読んだときから、とても愛があふれた物語だと思いました。うまく言葉にできませんが、あの夫婦の姿はとってもいいなって感じるんです。人はいろんな出会いを通して、変わっていく。でも、変わらない思いがある…。それは映画を通して、僕ら世代が受け継がなければいけない。ぜひ若い人にも見てもらって、夫婦愛はもちろん、恋愛や友情も含めて大切なものを考えてもらえれば嬉しいです」(野村さん)「オーディションの段階で台本を読み、『絶対に出演したい』と思った作品です。それはきっと、お互いを信じ合える夫婦像に、すごく惹かれたからなんです。良子さんは自分の死期が近いのに、それを篤史さんには伝えないですよね。『私がいなくても大丈夫』と信じなければ、絶対できないですよね。年齢的に夫婦の信頼関係は、想像できないことも多いですが、信じ切れる相手に出会える素晴らしさを感じます」(杉咲さん)。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年06月18日元「モーニング娘。」の辻希美が6月18日(木)、都内でスカパーの特別番組「日本アニメーション創業40周年記念!あなたの知らない世界名作劇場!!」のスタジオ収録後に会見した。一部週刊誌で“ブログトラブルで長男が退園”などと書きたてられた辻さんは「そんなことは全然ありません」と報道を否定しながら「言い返すのもあれなんで…。子どもが伸び伸びと過ごせているし、(新しい幼稚園に)馴染んで友だちも出来て、楽しめています」と報告した。また第1子妊娠を発表した元メンバー・後藤真希については「ごっちんがママになるのは想像がつく。子どもとか犬とか好きなので、優しいお母さんになりそう」と祝福。後藤さんからは、事務所に所属する元「モーニング娘。」メンバーによる“OG LINE”で報告を受けたそうで「そこでみんなが来て“おめでとう~”って止まらないLINEが続いていました」と嬉しそうに振り返った。ただ夫からのDV被害で渦中の元メンバー・加護亜依について「“OG LINE”には入っているの?」と聞かれると「会社にいる人たちのなので…」などと、加護さんがグループに含まれていない事を明かした。同番組は、今年で創立40周年を迎える「日本アニメーション」が生み出した「トム・ソーヤの冒険」「小公女セーラ」「母をたずねて三千里」などの「世界名作劇場」シリーズの人気と魅力に迫るバラエティ。司会の藤井隆のもと、辻さん、「おかずクラブ」、レイザーラモンRGが多角的な視点で愛される理由を探る。3人の子を持つ辻さんは「娘は昔のアニメが好きで、今日の収録で見たアニメの話を家に帰ったらしたいですね」とママの表情で感想を述べていた。特別番組「日本アニメーション創業40周年記念!あなたの知らない世界名作劇場!!」は7月4日(土)13時から放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日夭折の作家、伊藤計劃のオリジナル長編小説「虐殺器官」「ハーモニー」と、彼が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成した「屍者の帝国」の3作品を劇場アニメ化する「Project Itoh」。この度、「Project Itoh」の最新ポスターと、いままで多くが謎に包まれていた『屍者の帝国』の最新ビジュアルが解禁となった。『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く「ノイタミナムービー」第2弾として大きな注目を集める本プロジェクトは、公開に向けて徐々にその全貌が明らかになっており、最新ビジュアルやポスター解禁の度に注目を集め、また10月より3か月連続公開が決定するなど絶えず話題を呼んでいる。今回解禁となったのは、主人公ジョン・ワトソンと記録係の屍者フライデーの美麗イラストが目を引く『屍者の帝国』の最新ビジュアル。そして、3作品の世界観を1枚にまとめた「Project Itoh」の最新ポスターだ。こちらは同じ原作者でありながら異なる世界観をもつ3作品それぞれの魅力が表現された1枚に仕上がっている。また、6月20日(土)より、全国の映画館にてポスターやチラシが設置されるほか、最新特報映像の上映が決定。こちらの最新特報は、映画館上映に先駆けてWEB上にて公開された。こちらの映像には、今回初公開となる新たな本編シーンが満載。ナレーションを務めるのは、『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』にて主人公・常守朱役を演じ、「ノイタミナムービー」には馴染みの深い人気声優、花澤香菜。その澄んだ声色が美しく繊細な映像に相まって、物語の壮大さを予感させる。『虐殺器官』は10月公開、『ハーモニー』は11月公開、『屍者の帝国』は12月公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日全世界レベルのメガヒット作『アベンジャーズ』や『X-MEN』を生み出したマーベルの、原点ともいえるヒーロー・ユニット誕生の瞬間を描く『ファンタスティック・フォー』。このほど、『セッション』で日本でも知名度上昇中のマイルズ・テラーを始めとする、4人のメンバーのキャラクタービジュアルが解禁となった。ある日、国家機密の実験による事故がきっかけで、その肉体に信じがたい「変化(パワー)」を得た4人の若者たち。天才的な発明オタクのリード・リチャーズ(マイルズ・テラー)は、ゴムのような伸縮自在の強靭な体を持つMr.ファンタスティックへ。シャイな女性科学者スー・ストーム(ケイト・マーラ)は、透明化する体を持つインビジブル・ウーマンへ。暴走気味なスーの弟ジョニー・ストーム(マイケル ・B・ ジョーダン)は、瞬時に灼熱の炎へ変化させ、空を飛べる体を持つヒューマン・トーチへ。そして、タフで孤独なベン・グリム(ジェイミー・ベル)は、圧倒的怪力と鋼鉄のような頑丈な岩の体を持つザ・シングへ――。この能力にとまどい、悩みながらも、やがて自らの使命を受け止めた4人は、“ファンタスティック・フォー”として成長を遂げていく…。本作は、X-MENやアベンジャーズよりも前に、マーベルが最初に創り上げた伝説のヒーロー・ユニットが主人公。原作者スタン・リーも公認のアクション大作として、早くも世界中から関心を集めている。今回公表されたキャラクタービジュアルは、背景に何者かによって破壊された都市が描かれ、それぞれがパワーの一端を感じさせるもの。偶然、特殊能力を手にした4人の若者が、巨大な敵に立ち向かい、人類滅亡の危機を救うべく、“ファンタスティック・フォー”として立ち上がる瞬間を捉えており、平凡な若者だった彼らの決意に満ちた表情が印象的だ。彼らの友情や葛藤とともに、強敵との大スペクタクルの闘い、未体験規模のスケールのアクション、共感度満点のドラマが繰り広げられるという本作。新たなレジェンドとなる 、この“ファンタスティック・フォー”のビジュアルは、7月4日(土)に発売開始となるムビチケカードのビジュアルにも採用されるという。『ファンタスティック・フォー』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日「AKB48」の柏木由紀(NGT48兼任)と「HKT48」の指原莉乃の2人が6月18日(木)、アルバイト求人情報サイト「バイトル」の新CMの会見に出席した。今回の新CMは先日の総選挙の翌々日に撮影が行われており、総選挙でワンツーフィニッシュを飾った指原さん、柏木さんに、渡辺麻友、高橋みなみ、松井珠理奈、山本彩、宮脇咲良という総選挙の結果の上位7名――“新神7”のみが出演している。また、昨年に続いて、「バイトルの日」である8月10日(月)に8,100人のファンを招待してのライヴが開催されることになり、写真家のレスリー・キーによって撮影された新CMでもライヴの告知が行われている。CMの撮影について指原さんは「ムードがよかった。フワっとしてて楽しかったです。ウチ(=HK48T)から宮脇も入ってるし」と笑顔で述懐。一方で「顔がむくんでる。前々日(=総選挙の日)に泣いてるから。もうちょっとリンパを流しとけばよかった」とぼやき、笑いを誘っていた。“雨女”の称号を持つ柏木さんだが、この日も雨が降ったりやんだりの天気。報道陣からの指摘に「世間は梅雨なので。雨女でありつつ、梅雨だからじゃないでしょうか(笑)」と批判をかわす。また、CMにちなんで夏に向けてもしもバイトをするなら?という質問には、柏木さんは大好物だという「かき氷屋さん!」でのバイトを希望。「こないだも焼肉に行って、(かき氷が)食べたくなって店を移動した」というほど好きだそうで、今年もすでに「3~4回行ってる」とのこと。大好きなかき氷を「作ってみたいです!」と明かした。指原さんは「父が地元の祭りで焼鳥を焼いてるんですが、私が総選挙で初めて勝った頃から『指原の焼鳥』というのを前面に出してる(笑)。父と一緒にやってみたい」と語った。来年の総選挙で勝てば、歴代最多の3度目の戴冠となる指原さんだが「鬼が笑います、早い!」と語り「どうなってるか、誰が出るのかもわからないので、できれば」と言葉を濁す。今回、自身最高位の2位を獲得した柏木さんは「さっしーの壁の厚さを目の当たりにしたので頑張りたい!」と悲願の1位獲得に早くも意欲を見せていた。新CMは6月22日(月)よりオンエア開始。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日ロバート・ダウニー・Jr.が“闘う実業家”トニー・スタークで主演し、大ヒットとなった『アイアンマン』(’08)から早7年。その後、クリス・ヘムズワース主演の『マイティ・ソー』やクリス・エヴァンス主演の『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』を経て、2012年、最強チームが1つに結集した『アベンジャーズ』は、『アバター』『タイタニック』に次ぐ全世界興行収入ランキング歴代3位を記録、映画史に残る一大ムーブメントを巻き起こした。そして2015年、一連のマーベル作品の“第2の区切り”となる形で、続編に当たる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が現在、世界各国で公開されている。すでに全世界で13億4,910万ドル(約1.660億円)を突破、歴代ランキング5位に食い込んだ本作は、満を持して7月4日(金)より日本に上陸。前作に引き続き、監督・脚本を務めたジョス・ウェドンに、本作についてたっぷりと語ってもらった。まず、いずれも大人気シリーズとなったアイアンマンや、ソー、キャプテン・アメリカらスーパーヒーローたちが、再び結集する本作。前作と比べ、彼らにはどんな変化が見られていただろうか?「それぞれがより演じる役柄に入り込んでいる、といった感はありましたね。とりわけソーとキャプテン・アメリカは、前作を撮っている段階で、まだそれぞれシリーズの1作目が公開されていなかったので、観客の反応も含め、キャラクターに対してやや手探りの部分があったんです」と、ウェドン監督はふり返る。「その点、今回は、両シリーズと『アベンジャーズ』の大成功により、観客の間でキャラクターがすっかり定着した後ですから、キャストらも皆、前作の時以上に打ち解けた雰囲気で、まさしく“あ・うんの呼吸”といった感じでしたよ」と語る。キャストたちも、監督も「それぞれのキャラクターを完璧なまでに知り尽くしている」いまとなっては、セリフや演じ方について細かい説明や議論は不要だったらしい。「今回はみんな最初から何の迷いもないといった感じで、ありったけの熱意とエネルギーを注ぎ込み、それぞれ役になりきって見事な演技を見せてくれました。本当に素晴らしいですよ」と、監督は豪華キャスト陣を称え、ねぎらった。冒頭から怒涛のごとく展開する数分間のアクション・シーンだけでも、彼らの結束力が前作よりはるかに強まっていることを確認できる。そして、その一方で、戦いの場以外では“宅飲み”するなど、すっかり家族のように打ち解けている様子も伺える。本作では、そんな最強“ファミリー”に、特殊能力を持つ双子役でエリザベス・オルセンとアーロン・テイラー=ジョンソン、そしてウルトロン役としてジェイムス・スペイダーが加わった。「やはり最初は、3人ともかなりビクビクした様子でしたが(笑)、実力と存在感では他のキャストにまったく引けを取らないのはもちろん、俳優としても人間的にも、実際の年齢よりはるかに成熟していることに感心させられました。まぁジェームズに関しては、年相応と言うべきでしょうけどね(笑)」と監督。「アーロンとエリザベスは、先輩の大スターらを相手に演じるというだけでも、相当ナーバスになっていたようですが、その上、演じるキャラクターのパワーが“目に見える類のものではない”がゆえに、CG処理を加えて完成した映画を見るまで、自分たちのやっていることがどんな形で映像になるのか頭でイメージ出来ないので、大変だったと思います」。「でも、2人ともキャラクターの本質を完璧に捉え、見事に演じ切ってくれましたし、前作からのキャスト陣も、アベンジャーズの新たな仲間として加わるだけの実力を備えた若き2人を温かく迎え入れ、お互いへの敬意あふれる、とてもいい雰囲気の現場になりました」と明かした。とはいえ、本作では、とりわけスカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウや、ジェイミー・レナー演じるクリント・バートン/ホークアイなど、これまで描かれてこなかったキャラクターの過去や背景について、より深く掘り下げられ、見応えある群像ドラマとしての一面も注目されている。特に、監督が「他にはない特別な絆で結ばれている」と明かすのは、ヨハンソンのブラック・ウィドウとマーク・ラファロ演じるブルース・バナー/ハルクの関係だ。「とにかく相性が抜群。2人の最初のシーンを見た瞬間、思わず『サイコー!』って声を上げてしまったくらいだからね(笑)」と、2人の化学反応には自信を覗かせる。なぜ彼女とハルク?と意外に感じるファンもいるかもしれない。だが、「ナターシャがある種社会の“はぐれ者”として常に疎外感を抱えていること、また逆にブルースにとっては、世慣れているがゆえに、戸惑うことなくありのままの自分を受け入れてくれる、かつて愛した人とは正反対のタイプの女性だということを考えると、この2人が惹かれ合うのはごく自然なことだと思えたんです」と監督は力説する。また、予告編映像でも示されたように「実は家族持ちだった」というホークアイの“秘密”に関しては、「本作のテーマの1つを描く上で、核となる重要な展開として最初から考えていました」とも明かす。「ヒーローから1人の男へと立ち返った彼の姿を見たアベンジャーズの面々は、自分たちがいかに“普通の生活”からかけ離れてしまったかを悟ります。それによって、それぞれの孤独がいっそう引き立つ、というわけです」と、本作の根底にあるテーマに触れた。実は劇中では、ナターシャ・ロマノフの過去が壮絶なものであったことが、明らかにされている。ブラック・ウィドウも、ハルクも、そして演じるヨハンソンとラファロも人気者だけに、それぞれをメインに据えたスピンオフ作品のうわさも絶えないが…。ウェドン監督は、「スピンオフを作るかどうか私が決めるわけではないので、何とも言えませんが、ブラック・ウィドウやハルクが主役のスピンオフが誕生したあかつきには、真っ先に観に行くことだけは確かですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに煙に巻く。茶目っ気といえば、時に切なくドラマチックな展開が続く本作においては、ソーの武器「ムジョルニア」を“最強チーム”の誰が持ち上げられるかという、彼ららしい“お遊び”シーンなど、ソーの言動が一服の清涼剤のように思える場面がある。「ソーはキャラクターがキャラクターだけに、軽い口調でセリフを言わせるわけにはいかないという点も含めて、実は誰よりも書き辛いのですが、幸いクリス・ヘムズワースがいまやすっかり役に溶け込んでいるおかげで、『悪いんだけど、ここは思いきりバカっぽく演じてくれないかな?』なんてお願いしても、『よっしゃ、任せろ!』って喜んでやってくれる(笑)」。「どれだけマヌケでおバカなことをやってみせたとしても、外見からにじみ出る、神に相応しいあの威厳と風格が損なわれることはないと分かっているからこそ、彼本人も私も、思いきってユーモラスな側面を追求することができるんです」と、監督も太鼓判を押すほどに、ヘムズワース自身も“笑い”担当(?)であることを楽しんでいたようだ。さまざまな苦悩や葛藤を抱えながらも、仲間への思いをそれぞれ新たにする彼らにとって、今回脅威となるのは、アイアンマンが愛する彼らを失う“恐怖”ゆえに生み出した平和維持システム<ウルトロン計画>だ。もはや当初のころの“協調性のない”“独善的な”トニーではないだけに、彼の心情や行動には共感できるものがあるが…。「そもそもトニー・スタークという男は、何事においても中途半端が嫌いで、パーティーでバカ騒ぎをするにしても、愛する人たちと世界を救うにしても、とことんやらなきゃ気が済まない(笑)」と監督は言う。「私が思うに、彼の独善的なところはまだまだ健在で、ウルトロンはそんな彼に、“独りよがりの落とし穴”に気づくきっかけを与えることになるわけです。『自分ひとりでどうにかしようと躍起になる前に、自分こそが解決すべき問題の根源なのではないか、よく考えてみろ』ってね」。自らを責めながらも、闘いに身を投じていくトニー/アイアンマンを始めとするアベンジャーズたちに、日本版ポスターでは「愛を知る、全ての人類に捧ぐ」というコピーが添えられている。これには、「いいキャッチコピーですね!すごく気に入りました」と監督も納得の様子。「『アベンジャーズ』同様、今回も最大のテーマはズバリ“愛”ですし、私自身がウルトロンまで含め、本作に登場するすべてのキャラクターを心から愛するように、観客の皆さんにもそれぞれのキャラクターに共感しながら、この映画を通して“愛”について考えてもらえたら嬉しいですね」と、作品愛&キャラクター愛たっぷりのメッセージを贈る。あなたにとっての“愛”を、本作から見つめ直してみてほしい。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日シャーリーズ・セロンとショーン・ペンが婚約を解消した。「Us」誌で複数の関係者が破局の事実を認めている。先月開催の第68回カンヌ国際映画祭でシャーリーズが出演する『マッドマックス怒りのデス・ロード』が上映された際も一緒にレッド・カーペットに登場し、仲むつまじい様子を見せていた2人の突然の破局に、世間には驚きが広まっている。38歳のシャーリーズと54歳のショーン。年齢差はあるが、大人同士の落ち着いたおしどりカップルと見なされていた2人だが、「Hollywood Life」によると、シャーリーズはショーンのあまりの真面目さに息苦しさを感じていたようだ。ショーンはとてもシリアスな性格で、生活を楽しむことにもあまり興味がなく、シャーリーズはそんな彼を尊敬しつつも、そのライフスタイルに付き合い続けるのに疲れてしまったらしい。10年ほど前から知り合いだったシャーリーズとショーンは、2013年12月から交際が始まり、昨年12月に婚約したと報じられた。今年1月には、シャーリーズの息子で3歳のジャクソンくんとの養子縁組の法的手続きも行っている。かつては短気でトラブルが絶えず、銃を収集していたショーンは、シャーリーズとの交際をきっかけに所有していた銃を全て破棄。ジャクソンくんと仲よく遊ぶ優しい表情を見せたり、穏やかな人物になっていた。その一方で、婚約して以降、なかなか結婚へのもう一歩を踏み出さないまま、破局を迎えてしまった。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月18日アメリカ発の世界最大の動画配信サービスで、この秋より日本上陸を発表している「Netflix(ネットフリックス)」の日本戦略に関するプレゼンテーションが6月18日(木)に新設された青山のオフィスで開催された。会見には同社の日本法人代表のグレッグ・ピーターズ、大崎貴之氏(日本副社長)らが出席し、多くの報道陣が詰めかけた。Netflixは前日にフジテレビで行われた記者会見にて、フジテレビとのコラボレーションにより、同局の人気番組「テラスハウス」の新作、およびオリジナルドラマ「アンダーウェア(英題:Atlier)」をいち早く「Netflix」においてプレミア配信することを発表したばかり。この日は、システム面での日本のTV対応や今後のマーケット戦略について語られ、記者からの質問にも答えた。有料オンライン配信サービスの“黒船”とも言われ、今後、日本のコンテンツ業界や民放各局も対応を迫られると言われる「Netflix」。現時点では秋のサービス開始ということが発表されているが、この日も具体的な日程に関しては明言されず、視聴のための金額(米では画質によって7.99ドル、8.99ドル、11.99ドルの3段階)に関しても、あくまで「日本のマーケットに合わせた金額で検討する」とだけ発表された。一方で、システム面に関しては6年前より家電業界などと話を進めてきており、すでに今年2月に発売のTVのリモコンには「Netflix」のボタンが搭載されているなど、サービス開始に向け準備は万端のよう。「Netflix」の特徴、強味ともいえる、個人の視聴記録に合わせて好みの作品やジャンルをリコメンドする「おすすめ機能」は日本版でも装備されているという。ピーターズ社長は日本のマーケットについて「日本独自のローカルコンテンツが強い興味を持たれている市場」と分析する一方で「日本の多くの視聴者に、海外の素晴らしいコンテンツに触れていただくチャンスともとらえている」と語る。すでに日本では日本テレビ傘下の「Hulu」やドコモの「dTV」などが先行してサービスを開始しているが、この点に関しては「日本でのビデオ・オンデマンドはまだまだこれから。存在を知っていても使用してない人も多く、まだスタート地点にあると思っています」とこれから先行サービスに追いつくことは十分に可能だとの認識を示した。昨日、発表されたフジテレビとのコラボレーションのみならず、日本オリジナルコンテンツをどのように展開していくかも気になるが、大崎副社長は「粛々と進めている」と明かし「5年、10年、50年という長期間で考えているので、秋のローンチ時に合わせてではなく、長いスパンでグレートストーリーをパートナーと作って届けていくようにしたい」と長期的視野に立ったコンテンツ制作を掲げた。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日ドラマ「天皇の料理番」の佐藤健、『日本のいちばん長い日』の松坂桃李のみならず、イメチェンでカンヌを沸かせた『岸辺の旅』の浅野忠信、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』黒ひげ役でフサフサ髪を丸刈りにしたヒュー・ジャックマンなど、最近何かと話題の“坊主頭”のイケメン俳優たち。そんな中、岡田将生を始め、染谷将太、成海璃子、松岡茉優ら日本映画界の次世代を担う若手俳優が一挙に集結する話題の映画『ストレーヤーズ・クロニクル』にも、1人、イケメン“坊主系男子”が登場する。特殊能力を持った岡田さん演じる昴(スバル)を慕う高校生・隆二を演じ、本作が映画初出演となる“末っ子・坊主系男子”の瀬戸利樹に迫った。1990年代始め、全く違う方法で生み出された2組の特殊能力をもつ子どもたち。彼らは成長し、やがて成人しようとしていたが、異常発達した能力の代償として、「破綻」と呼ばれる精神崩壊の“宿命”を抱えていた。希望を信じた1組は、自分たちの能力を未来のために使おうとし、絶望に満ちたもう1組は、未来を破壊することを決意する…。そんな本作で、主演の岡田さんは視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達した“未来が見える男”・昴を演じる。彼を慕って「チームスバル」を形成するのが、聴覚が異常に発達した沙耶役の成海さん、痛覚がまひした超腕力&無痛の男・亘役の白石隼也、人間スーパーコンピューターともいえる超記憶力少年・良介役の清水尋也、そして、通常の人間の視力では全く見えないほどの高速度移動が可能な隆二役の瀬戸さんだ。瀬戸さんは、二宮和也、有村架純、福士蒼汰、山崎賢人ら出演のドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で連続ドラマ初出演を果たし、家入レオやSuzuのMusic Videoや単発ドラマに出演、本作が映画デビューとなる最注目の新鋭。彼が演じる隆二は、チームのマスコット的存在。能力を隠し、ごく普通の高校生として里親のもとで暮らしていたが、昴に再会。やがて彼とともに学(染谷さん)率いる「チームアゲハ」と“宿命”のバトルに巻き込まれていく役どころだ。無邪気でやんちゃな性格と、クシャッと笑う笑顔が、早くも女性たちの心を鷲掴みにしており、試写会後には「瀬戸くんカッコイイ!」という声が多数上がるほど。ちなみに、本作が映画初体験の瀬戸さんは、自分の撮影がない日も現場に足を運んでは見学する毎日を送り、時には雑用などのお手伝いをすることも。そんな彼をスタッフも可愛がり、現場ではすっかり愛されキャラに。4歳年下の清水さんとキャッキャと盛り上がり、岡田さんを始めとするキャストやスタッフをいつも和ませていたという。真のイケメン度合いが試される髪型ながら、どこか硬派な雰囲気がたまらない“坊主系男子”。これまでにも染谷さん、市原隼人、窪塚洋介、高良健吾、加瀬亮、安藤政信、伊勢谷友介なども披露してきているが、先輩たちに負けないくらい瀬戸さんの坊主も魅力的。まだ19歳という年齢で、あどけなさを残す顔立ちだからこそ、まさに甲子園球児のようなフレッシュさを醸し出している。本作でブレイクまちがいなしの“坊主系男子”に、ぜひ注目していて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月18日「嵐」の二宮和也が6月18日(木)、都内で行われた「JCB新ブランドメッセージ発表会」に出席した。新たなブランドメッセージ「世界にひとつ。あなたにひとつ。」にちなみ、「世界にひとつの存在ですか?やっぱり、嵐じゃないですか?」とグループ愛を語った。2010年からJCB ブランドキャラクターを務める二宮さん。前日の6月17日(水)には誕生日を迎えたばかりで、「メッセージも新しくなりましたし、気持ちも新たに頑張りたい」と抱負をコメント。発表会では、JCBらしさに通じる「おもてなし」を象徴すると言われるアンスリウムの植樹も行い、「こちらが押し付けるのではなく、お客様に気持ち良く楽しんでいただくことを目指している」と自身の“おもてなし論”を披露した。また、この日は6月27日(土)から全国で放送される新TV-CM「地球を歩く」篇のお披露目も。最新の撮影技術を活用し、二宮さんの歩くスピードに合わせ、周りの風景が京都からバルセロナ、ハワイへとシームレスに変化する様子をワンカットで撮影するというユニークな仕上がりで、本人も「ワンカットなので、セリフのタイミングを探りながら、現場のみんなで一緒に作っていく感覚が楽しかった」とご満悦だった。8年ぶりのブランドメッセージ刷新に合わせて、「JCBフラワーメッセージ」と題したイベントが6月27日(土)から29日(月)までの3日間、東京・銀座のソニースクエアで開催される。2,500株を超える花や植物でデザインされた幅約6メートルのフラワーモニュメントが展示され、二宮さんが植樹したアンスリウムも見ることができる。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日