2度のアカデミー賞に輝くダスティン・ホフマンを主演に、声変わりするまでの“天使の歌声”を持つ少年合唱団を描く映画『BOYCHOIR』が、『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』として日本公開されることが決定、併せてポスタービジュアルが解禁となった。複雑な家庭環境に育ち、問題児だった少年ステット(ギャレット・ウェアリング)は、実はたぐいまれなる美声の持ち主。そんな彼が、突然のある出来事をきっかけに名門少年合唱団へ入学する。そこで少年たちの育成を任されているのは、厳しい指導で知られているカーヴェル(ダスティン・ホフマン)。彼は若いころに才能を否定され、指導者の道に入った過去があり、才能がありながらも無駄にしているステットに対して、特に厳しく接していた。楽譜も読めず、同級生たちからのいじめに遭いながらも、カーヴェルの導きにより、次第に“歌う”ことに魅了されていくステット。そんなとき、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが、彼に与えられる――。本作は、声変わりするまで短い期間だけ実現する少年合唱団で、ひとりぼっちの少年が厳しい指導者と出会い、運命を切り開いていく姿を描き上げる物語。『レッド・バイオリン』でアカデミー賞「作曲賞」を受賞、日本から役所広司や中谷美紀、芦名星らが出演した『シルク』で注目を集めたフランソワ・ジラールがメガホンをとる。オペラや舞台劇の演出家としても知られ、2008~2010年まで「シルク・ドゥ・ソレイユ」の初の東京常設公演「ZED」の脚本と演出を担当するなど、これまでに100以上の国際的な賞を受賞してきたジラール監督は、「ほとんど何も知らされずにこの脚本を受け取った」と、ベン・リプリーのオリジナル脚本を得て企画に着手したときをふり返る。「読み始めた僕は本当に感動したんだ。感情豊で音楽家でもある脚本家によって書かれた、真実にあふれ、多くの層が積み重なった脚本だった。彼が音楽家であることが重要だった。音楽と言葉を調和させるのはとても難しいことだからだ。だがベン・リプリーはその二つを見事に織り合わせていた」。そして、そんな本作に、数々の賞に輝く豪華役者陣が息を吹き込んだ。頑固で厳しいベテラン教師で、衰え知らずの合唱団団長カーヴェルには、『クレイマー、クレイマー』『レインマン』で2度のオスカーを手にした名優ダスティン・ホフマン。厳格でありながらも、愛にあふれた指導者らしさがポスタービジュアルからも見て取れる。天才的な歌声を持つ少年ステットを演じるのは、ギャレット・ウェアリング。テキサス出身の12歳で、本作が長編映画デビュー。繊細な感受性を持つ天才が、人とのふれあいでたくましく成長していく姿を瑞々しく演じている。そのほか、アカデミー賞受賞の名女優キャシー・ベイツ、同賞3度ノミネートを誇るデブラ・ウィンガー、エミー賞に2度輝いたエディ・イザード、『ビューティフル・マインド』のジョシュ・ルーカスに、大人気TVシリーズ「glee/グリー」アーティ役のケヴィン・マクへイルらが出演。合唱団員はエキサイティングな新人俳優たちが演じ、盛り上げる。若いころ音楽を学んだダスティンの自伝的映画ともいえる本作。少年合唱団とその指導者の感動ストーリーはもちろん、本格的な音楽をこの1本で味うことができそうだ。『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』は9月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日全世界累計発行部数5,000万部を超える超人気コミック「進撃の巨人」。この度、アニメ『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』が6月27日(土)より、実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇が8月1日(土)、9月19日(土)より公開されるのを記念して、実写映画版と劇場アニメのWキャスト&W監督によるインタビューが実現。エレン役を務める三浦春馬と、声優・梶裕貴、そしてミカサ役を務める水原希子と声優・石川由依の対談模様の一部が解禁された。原作は、「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の諫山創による同名漫画。2013年にはアニメ第1期が放送され、その完成度の高い映像で話題を集めた。2016年にはアニメ第2期の放送が予定されており、その人気と勢いは留まるところを知らない。そして、満を持して発表された実写化では、主演の三浦さんを始め、水原さん、石原さとみ、本郷奏多、長谷川博己、ピエール瀧、監督は樋口真嗣という豪華スタッフ&キャスト陣が集結し、全世界大注目の本作の世界を描き出す。今回、アニメ版と実写版で“「進撃の巨人」ワールド”に携わったキャスト陣の夢の対談が実現。前述したエレン役、ミカサ役のWキャストに加え、アルミン役・本郷さんと声優・井上麻里奈、ハンジ役・石原さんと声優・朴ロ美、さらに、樋口監督と荒木哲郎監督(劇場アニメ監督)という超大型対談が続々と登場。そのインタビューの内容の一部がこの度明らかとなった。主演を務める三浦さんと梶さんの“Wエレン・スペシャルインタビュー”では、互いの撮影秘話について語った。――三浦さんは原作だけでなく、テレビアニメも全話ご覧になっているんですよね。三浦さん:演技の参考にと、テレビアニメ版を何回も観ていました。最初は「参考にするシーンだけ…」と思っていても、面白くて観続けちゃうんですよ。梶さん:そういっていただけると、出演者として本当に嬉しいです!僕も実写映画版を観させていただいたんですが、迫りくる巨人の姿を見て、実写映画ならではの不気味さを感じました。撮影は相当大変だったんじゃないですか?三浦さん:一番キツかったのは砂ぼこりでしたね。撮影のときは、小さな発砲スチロールや砂を巨大な扇風機のような機械で飛ばしてほこりを表現しているんですが、それが顔にばしばし当たるんです。――梶さんも劇場アニメの収録では、ご苦労されたのでは?梶さん:テレビシリーズの収録で僕が苦労したのは、喉のケアでした。テレビアニメのアフレコは、1話あたり通常3~5時間くらいかかるんですが、エレンは叫んでいるセリフが多いので、声帯への負担も大きく、喉のメンテナンスが大事だと痛感しました。三浦さん:梶さんは、なぜ声優の道を進もうと思われたんですか?梶さん:小学生の頃は「将来の夢のために頑張る」ことが好きで、3日ごとに夢が変わったりしてました(笑)。その後、「声優という職業は、努力すれば何事も全て自分の力になる」という言葉を知って目指し始めたのがきっかけです。三浦さん:「頑張っていることが全部、自分の力になる」というのは素敵ですね。またミカサ役の2人は、実写映画撮影時に石川さんから水原さんへエールを送ったという間柄だそう。ここではそれぞれの作品の印象について改めて明かした。――劇場アニメと実写映画版をご覧になった印象はいかがでしたか?石川さん:ミカサとか、エレンとか、キャラクターの名前は原作と共通しながらも、実写映画版らしいお話になっていて。テレビアニメにもあったシーンが盛り込まれていたりして、原作やテレビアニメを知っている人も、あらためて楽しめそうだなって思いました。水原さん:ありがとうございます(笑)。私は撮影前にテレビアニメを観たときは、「これをどうやって映像化するんだろう?」っていう不安がすごくて(笑)。――劇場アニメのミカサに対しては、どんな印象を抱かれましたか?水原さん:ミカサって口数が多くないですから、ちょっとした一言に表現されるものが多くて、私も演じてて難しさを実感しました。石川さん:確かにミカサって感情の起伏がそんなにないんですが、その中に色々な気持ちが込められているんですよね。水原さん:実写映画のミカサは、抱えているものが違うんですよね。でも原作のミステリアスな雰囲気はそのまま伝えたかったので、そこをリンクさせることを色々考えました。ファン必見のスペシャルインタビューの全貌は、6月23日発売の「ViVi」8月号を皮切りに、「週刊少年マガジン」「なかよし」「FRaU」「VOCE」など講談社18誌で順次掲載とのこと。アニメ『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は6月27日(土)より公開。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日(土)より、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月18日ニコール・キッドマンが、女性の映画関係者に贈られるクリスタル・アワード授賞式の壇上で、親友のナオミ・ワッツとのキスを披露した。ニコールは16日(現地時間)、カリフォルニア州センチュリー・シティで開催された「ウィメン・イン・フィルムズ 2015 クリスタル+ルーシー・アワード」で、クリスタル(エクセレンス・イン・フィルム)賞を受賞した。受賞スピーチでこれまでのキャリアをふり返ったニコールは、オーストラリアで活動していた若き日に、ジェーン・カンピオンの監督する映画への出演を断ったことを後悔していると語った。オファーを蹴った理由は、その役がシャワーキャップを被らなければならなかったこと、そして女性にキスする設定だったことだという。そこまで話すと、ニコールはバッグの中から花柄のシャワーキャップを取り出して被ると、「会場にいる女性にキスします」と宣言。すると、プレゼンターとして一緒にステージに立っていたナオミもキャップを取り出して被り、2人はしっかりと抱き合って互いの唇にキス。場内は歓声に包まれた。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月18日トム・クルーズが主演する超人気シリーズの最新作『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』から、日本だけに特別許可された最新予告映像が解禁!地上約1,500m、上昇する飛行機での前人未踏アクションが話題を呼んだばかりのトムが、今度は驚愕の潜水アクションシーンに挑戦。さらに、<サムライ・ギタリスト>のMIYAVIによるテーマソングもお披露目されていることが分かった。『ミッション:インポッシブル』は、これまで製作された過去4作品の全世界興収が約22億ドル(約2,640億円)を超える、空前の大ヒットシリーズ。その最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、トム主演の『アウトロー』(監督・脚本)、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(脚本)でタッグを組んできたクリストファー・マッカリーがメガホンを取る。本作では、地上約1,524m、時速400kmの軍用飛行機にしがみつき空中で繰り広げられる前人未到のアクションが早くも話題を呼んでいるが、今回新たに分かったのは、トム自身による驚愕の潜水アクション。この潜水シーンは、トム演じるイーサン・ハント率いるIMFの敵で、謎の無国籍スパイ組織「シンジケート」を潰すための重要な作戦の1つ。トムは撮影のために数週間もかけ、プロの水中パフォーマンストレーナーから呼吸トレーニングを学んだという。それだけあって、本シーンについては、「ずいぶん前から、クリストファー・マッカリー監督とともにスリル満点の潜水シーンをノーカットで撮影したいと考えていたから、とても面白かったよ。6分から6分半の間、息を止めてトレーニングをしたけど、とてもハードだった」とふり返っている。映像ではそのほかにも、トム自身による軍用飛行機での超絶アクションはもちろん、モロッコでの迫力あるバイクチェイス、壮絶なカーアクションなどが次々と発生。ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)らお馴染みのメンバーも登場し、IMF解体を叫ぶCIA長官(アレック・ボールドウィン)の姿も。また、美しいイエローのドレスをまとった謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)のウィーン・オペラハウスでのアクションも、見せ場の1つとなっている。さらに注目すべきは、この最新予告編はトムが日本だけに特別に許可したものであること。世界を舞台に活躍し、アンジェリーナ・ジョリー監督作『UNBROKEN』(原題)でも話題を呼んだ<サムライ・ギタリスト>MIYAVIが手がける「Mission: Impossible Theme」が使用されている。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日2003年フジテレビドラマ「ビギナー」でデビューし、その後『着信アリ2』『わが母の記』など映画、CM、ドラマと幅広いジャンルで活躍をしている女優・ミムラによる初のエッセイ集「文集」が、7月4日(土)に発売されることが明らかとなった。ミムラさんがしたためてきた書評、エッセイ、公式サイトの文章に、これまで出演作について自身の想いを初めて語った100ページを超える書下ろしエッセイを新たに加えた本書。ひと月で200冊の本を読むこともある“本の虫”ミムラさんらしく、ユニークな視点と丁寧な描写で綴られた文書が読者の興味をそそるものとなっている。内容も短編エッセイ97話&全376ページと、読み応え充分!第1章から第6章は、家族や友人との触れ合い、日々の生活の中で感じたこと、好きなコト・モノなど、ミムラさんの実像が垣間見れるエピソードが並び、ついつい最後まで読み進めてしまう内容。第7章の書き下ろしページは、演技未経験にもかかわらずいきなり月9のヒロインに抜擢された衝撃のデビューの裏話から、休業と復帰を経て、どのような女優へと成長してきたのか、またこれまでの12年間の出演作品をふり返り、当時の苦悩や葛藤、それぞれの作品にどのように取り組んできたかなど、女優・ミムラの赤裸々な告白が綴られる。内容はもちろん、カバーから表紙デザインまで、愛読家のミムラさんならではの熱意と視点で作り上げられた一冊。ユニークな視点と豊かな表現力で綴られるミムラさんの文章にあなたも触れてみてはいかが。エッセイ集「文集」は7月4日(土)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日見た目20歳なのに、心は70歳のおばあちゃん!?日本でも大ヒットを記録した韓国映画『怪しい彼女』を“中国版”として新しく生まれ変わらせ、本国で70億円を突破するという大記録を打ち立てた『20歳よ、もう一度』が6月19日(金)より公開されます。毒舌、おせっかい、パワフルすぎて嫁をイビリ(?)過労入院させてしまうほど元気なおばあちゃんモンジュン。家族会議で老人ホームに入れられると知った彼女は、一人写真館へ。悲しみの中「一番綺麗だった頃」を思い撮影を終えたとき…なんと20歳の美しかった頃の自分の姿になっていた!ここから20歳の頃に「やりたくてもできなかったこと」、「叶えたい歌手の夢のため」、乙女ばあちゃんのパワフルステージがめくるめく展開されていくのです!ストーリー的には韓国版とも重なる点が多々あるので見比べて楽しむのも1つのポイント。今回の中国版でハッとするのは、「70歳おばあちゃん」と「20歳乙女」の女優達がとてもよく似ていること。背丈はもちろん、口元、特に笑ったときにできる“えくぼ”もおそろいで、キャスティング力に脱帽です。20歳のテレサを演じたヤン・ズーシャンは、以前、美的アジアでもご紹介したヴィッキー・チャオ監督デビュー作『So young~過ぎ去りし青春に捧ぐ~』で、恋に猪突猛進しちゃう元気な女の子を演じていましたが、今回も初々しい可憐な魅力をふりまきながらも、“心は70歳”と人生経験豊富な貫禄もしっかり漂わせていますよ。個人的に、『So Young』のときにすごく“吉高由里子さん”に似ているなぁと思ったのですが、今回は全盛期の“松浦亜弥さん”のようなアイドル感も漂っていて、そんなことを思いながら見るのも面白いかもしれません。ちょっとレトロな衣装や、ヘアスタイル、舞台美術なども楽しくチェックできます。また、“イケメン枠”俳優もちゃんと揃ってますよ!韓国版ではおばあちゃん子の孫役に「B1A4」のジニョンが演じていましたが、今回の中国版には「EXO」の元メンバーのルハンが熱演。クリクリしたつぶらな瞳で“おばあちゃん子全開”の表情や、バンドシーンなんかは見てるこちらも孫を見るようでデレデレしちゃいます。彼らをスカウトする音楽プロデューサーも韓国版ではイ・ジヌクが、中国版では「台北に降る雪」のチェン・ボーリンが務めています。この2人、なんとなく似ているなぁと思うのは私だけでしょうか?中国版では韓国版の雰囲気、テイストをちゃんとリスペクトしながらも、きっちり独自性を出している所も見どころです。特に家族問題、老人問題についてはファンタジー・ラブロマンスながらも、しんみりと考えさせられちゃうかもしれません。笑って、ハッピーになりながら、それでいてさらっと大切なテーマを掬いあげちゃう…中国版も韓国版もそういう所、上手だなぁ~と思います。老若男女、誰が見ても文句なく楽しめる本作。「日本版」も実現しないかなぁ~と願ってみたりして。「70歳の心を持つ、20歳の乙女」役を日本の女優さんだったら誰がいいかなぁ~なんて思いながら鑑賞するのも面白いかもしれませんよ!(text:Tomomi Kimura)■関連作品:20歳よ、もう一度 2015年6月12日よりTOHOシネマズ新宿にて先行公開 6月19日 (金) 全国にて公開(C) 2015 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
2015年06月17日モデルでタレントのマギーが6月17日(水)、映画『マッドマックス怒りのデス・ロード』の試写会に登壇。女性の視点で映画の魅力について語った。ジョージ・ミラー監督×主演メル・ギブソンのコンビで世界的ヒットを記録し、のちの多くの作品に影響を与えてきた人気シリーズの新章でトム・ハーディを主演に迎えた本作。全てを失ったマックスが、強く美しい女戦士・フュリオーサたちとの出会いをきっかけに立ち上がり、砂漠の支配者・ジョーとの戦いに挑むさまを大迫力で描き出す。マギーさんは、映画の中でロージー・ハンティントン=ホワイトリーが演じるスプレンディドが着ていた布きれ1枚のシンプルな衣装をイメージした白い薄いワンピース姿で登場。映画について「(見終わって)立ち上がれないくらい、しびれました。2時間ずっとドキドキしっぱなしでずっとジェットコースターで落ちているようだった」と興奮気味に感想を口にする。特に風や振動、匂いや水を使った演出付きの「4DX」で鑑賞しており「風も来るし、イスは動くし水が飛んできたり…揺れたり震えたり、バイブみたいなのがお尻の下や背中に来るんです!」と説明し、これから「4DX」で鑑賞する観客に「風にお気を付けください!」と呼びかけた。映画の中に登場する3人の男たち――主人公・マックス、ニコラス・ホルトが演じる、かつては武装集団「ウォーボーイズ」の一員だったが、マックスの協力者となるニュークス、そしてマックスの前に立ちはだかる最強の敵・イモータン・ジョーの中で、恋人にするなら?という質問には、マギーさんは「そもそも3択にジョーが入ってるのが意味わかんない(笑)!断然マックスです。勇敢でカッコいい!寡黙であんまりしゃべんないけど、たまに見せる優しさにキュンとなる」とうっとりとした表情で語った。また、男たちだけでなく強く美しい女たちも本作の見どころ。シャーリーズ・セロンは自ら本作のために丸刈りにすることを申し出たというが、マギーさんは「もし、映画のオファーが来て、丸刈りになってくれと言われたら?」と問われると「主演ならします」と宣言。「演技は全く経験がないので怖いですが、仕事でしてほしいと言われたらしますよ、いい作品にしたいので」と語る。さらには「私は弟と顔が似てて、男顔なので大丈夫かも。人生一度きりなので、1回はしてみたい!」と以外にもノリノリで、女優業についても「中途半端な気持ちではしたくないけどチャンスがあればやってみたい」と挑戦する意欲を見せた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月17日オープニング週末3日間の興行成績が全世界合計で5億超えの大ヒットを記録した『ジュラシック・ワールド』より、新たに場面写真が解禁となった。スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ジュラシック・パーク』シリーズ20年ぶりの新作となる『ジュラシック・ワールド』。これまでのシリーズでは描かれなかったテーマパークがいよいよオープンした物語が描かれる本作は、スピルバーグから太鼓判を押された新鋭コリン・トレボロウの手腕にも大きな注目が集まっている。このほど、本作より新たな場面写真が解禁に!クリス・プラット演じるヴェロキラプトルの調教師オーウェンをはじめ、ダラス・ブライス・ハワード演じるパークの総責任者クレア、パークに遊びに来たグレイ(タイ・シンプキンス)、ザック(ニック・ロビンソン)ら主要キャラクター4人が何かにおびえている姿など、迫力の本編を窺える写真ばかりだ。ほかにも、遺伝子操作によって生み出された新種の恐竜「インドミナス・レックス」を映し出した写真や、オーウェンがラプトルを手懐けている様子、恐竜と併走することができる人気アトラクションの「ジャイロスフィア」も見て取れる。さらに、『ジュラシック・パーク』でも恐竜の遺伝子を研究していたドクター・ウー(B・D・ウォン)や、「ジュラシック・ワールド」及び、テーマパークの所在地、イスラ・ヌブラル島を有するマスラニ社のCEOであるマスラニ(イルファン・カーン)といったパーク関係者の姿が映し出された写真も公開。登場人物が、どのように物語を展開させるのか想像がかきたてられる。22年前に公開され、世界に衝撃を与えた『ジュラシック・パーク』。3D映画全盛を迎えた現在、いったいどんな新しい映像体験が繰り広げられるのか、この場面写真からその世界をのぞいてみて。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年06月17日前代未聞の“セイウチ・ホラー・エンターテイメント”として話題の『Mr.タスク』に出演するハーレイ・ジョエル・オスメントのニコニコ生放送への出演が決定したことが明らかになった。ポッドキャストを運営するウォレス・ブライトン(ジャスティン・ロング)は視聴率を伸ばしたいがため、ネタになる人取材でカナダを訪れる。とあるバーに立ち寄ったとき、航海の話を聞いて欲しいという老人がいることを知り、彼の家を訪ねることに。老人はハワード・ハウと名乗り、そこで手厚いおもてなしを受けるウォレス。ハワードが体験した壮絶な航海の話を聞きながら紅茶に手を伸ばすが、それには睡眠薬が含まれており、たちまち気を失ってしまう。目が覚めると足の感覚がなく、パニックになるウォレス。そこでハワードは「これから君はセイウチになるんだ。“Mr.タスク(キバさん)”」と告げる。連絡が途絶えたウォレスを心配して友人のテディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と恋人のアリー(ジェネシス・ロドリゲス)はとある人物の力を借りつつ、彼の追跡を始める――。「人間」と「セイウチ」のありえないコラボレーションが話題の本作だが、『シックス・センス』『A.I.』で子役として一世を風靡したハーレイが出演することでも大きな注目を集めている。本作のプロモーションとしてハーレイの11年ぶりの来日が先日報じられたが、このほど6月25日(木)放送のニコニコ生放送への出演も決定!ハリウッドの話題や『シックス・センス』を含むいままでの経歴の裏話、そしてまさかの出演が報じられたジョニー・デップとの共演エピソードなどが披露される予定。さらに、視聴者からの質問に答えるQ&Aコーナーの実施も予定され、日本のファンとの交流を楽しみにしているそう。儚げな少年から激変した“ハーレイくん”が果たして何を語るのか、さらなる注目が集まりそうだ。ハーレイ・ジョエル・オスメント出演のニコニコ生放送は6月25日(木)19時より放送。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mr.タスク 7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開(C) 2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.
2015年06月17日「ドラマの影響で、セクシー俳優っていう説明書きが加わったことは自分でも認識しています。僕としては、世間のイメージを楽しんでいる。風が吹いているといっても、芸人さんの一発ギャグと似た感覚かなと思っています。そろそろ賞味期限が近づいているな、て」昨年、不倫を描いたドラマ「昼顔」で日本中の女性をとりこにした俳優・斎藤工は、いまの自分が置かれている状況を謙遜でも自嘲でもなく、あくまでフラットな視点で見つめている。そんな斎藤さんが「自分の名刺代わりになる作品。イメージとは反した“本質”を捉えてもらった気がする」と胸を張るのが、最新主演作『虎影』。遊び心満載のアクション作品で“忍者”を演じたと聞けば、混乱する女性ファンも少なからずいるかもしれない。斎藤さんが演じる主人公・虎影は、かつて「忍びの世界で最強」と名を馳せた伝説的な忍者。6年前に抜け忍となり、愛する家族とともに平穏な暮らしを送っていたが、宝のありかを示す巻物をめぐる陰謀に巻き込まれ、再び刀を抜くことに…。国内外でコアな支持を集め、実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める西村喜廣監督のメガホン作。長年の親交があり、斎藤さんが「オファーを断る理由がない」と全幅の信頼を寄せる存在だ。原作ものが幅を利かせる現在の映画界にあって、完全オリジナルで勝負した本作は「もちろん、バジェット(製作費)も限られていた」(斎藤さん)。それでも「西村監督が、持ち前の好奇心とクリエイティビティを駆使して、しかも忍者というフィルターで世界に勝負をかけるんですから、いち映画ファンとしてもワクワクしますよ」と声を弾ませる。ピュアな瞳の輝きは、紛れもない映画少年!「虎影は西村さん自身の姿だなって思います。監督も父親であり、子どもを育てながら、作品をつくり続けている。例えば、ピンチに立たされた虎影が、『どうしよう~』と絶叫しながら野原を全力疾走する。お客さんにはコミカルに見えるシーンですけど、父親としてはとても実直な行為なんです。何より虎影が放つ“土っぽさ”を、斎藤工という俳優からしっかり見出してくれる。だからこそ西村監督は、常に信頼できる存在です」(斎藤さん)。派手なプロモーションが仕掛けられない代わりに、「もう、主演兼宣伝担当と思ってもらって構いません!」と宣伝にも意欲的に取り組んでいる斎藤さん。「最近ファンになった方に、劇場に足を運んでもらって、西村さんの才能をひとりでも多くの人とシェアしたいんです。『虎影』は公開が終わっても、付き合い続けたい作品。だからこそ、俳優として、宣伝も含めた映画の新しいあり方を模索していきます」と強い覚悟を示す。ともすれば、『虎影』のような強烈な個性を放つオリジナル作品を、単なる「ジャンルムービー」と扱いがちな現在の日本映画。俳優界きってのシネフィルでもある斎藤さんには、どう見えているのだろうか?「決して不遇の時代とは思っていません。西村さんをはじめ、塚本晋也監督、是枝裕和監督、西川美和監督、河瀬直美監督、園子温監督といったエネルギッシュな監督が世界で勝負し、若いクリエーターの指針になっていますから」(斎藤さん)。数本のショートフィルムを手がけ、制作業にも意欲を見せる斎藤さん。「意識しているのは『何をテーマに、誰に届けるか』ということ。いま、海外のとあるニュースをもとに、遺品からその持ち主の人生を描くというプロットを温めています」と次回作の構想を明かしてくれた。常に映画に新たな可能性を見出そうとする姿勢こそが、斎藤さんの“本質”であり、その結晶が『虎影』だ。俳優・斎藤工を深く理解する上で、非常に重要な作品なのだ。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年06月17日フジテレビは6月17日(水)に行われた会見で、この秋より日本の市場に参入する米の世界最大のインターネット動画配信サービス「Netflix」向けに人気番組「テラスハウス」の新作とドラマ「アンダーウエア」(英題:Atelier)を制作/供給することを発表した。この日、フジテレビにて記者会見が行われ、フジテレビの大多亮常務取締役とNetflixのグレッグ・ピーターズ代表取締役社長が出席した。Netflixは50か国で展開し、6,200万人もの利用者数を誇る有料の動画配信ネットワーク。低額の月額定額制を導入し米を中心に爆発的に利用者数を増やしてきた。すでに、この秋より日本でのサービスを開始することが発表されているが、日本での開始に合わせてフジテレビとの共同制作による2作品が独占プレミア配信(先行)されることになる。「テラスハウス」は海辺のシェアハウスで男女が共同生活を送るさまを記録した、台本なしのリアリティショートして2012年から2014年にかけて放送され、10代、20代を中心に高い人気を誇った。今年2月には劇場版『テラスハウス クロージング・ドア』が公開され、観客動員数100万人超、興行収入12億円という、この種の映画としては異例の大ヒットを記録し、ファンからは続編を望む声が上がっていた。新作は「TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING」(仮)として、新たなメンバーを募集し、新たなシェアハウスで展開される予定。なお本日より世界中を対象に、新たな入居者の募集も開始された。大多常務は「Netflix」とのコラボレーションについて「オリジナルコンテンツを作れないか?という申し出をいただいて、フジテレビからも提案させていただいた」と説明。そして「コンテンツに対する愛情が深いこと。ターゲットが10打、20代の若い層であり、フジが得意とするターゲットを重なること」をコラボを受け入れた理由として語った。ピーターズ社長はフジテレビについて「素晴らしいコンテンツクリエイターであり、多くの視聴者を抱えており、加えてTVの未来へのビジョンを持ち、革新的なことをやろうとするチャレンジ精神を持っている」とパートナーとして選んだ理由を明かした。その上で「テラスハウス」の新作を共同で制作・配信することについて「我々にとって新しいジャンル。非常に熱いファンがいるということが魅力であり、世界に配信する大きなチャンスであり可能性を秘めている」と日本のみならず、世界配信を念頭に置いていることも明かした。大多常務も同番組がYouTubeで2億回を超える再生回数を誇り、Yahoo!の2013年の検索ワードとしても「あまちゃん」「半沢直樹」に次ぐ3位だった点に触れ「ネットとの親和性が高い」と強調。番組は「Netflix」で先行プレミア配信されたのち、フジテレビの地上波、BS、CSで放送されるほか、同局の有料ネット配信サービスで番組ごとに課金される「フジテレビオンデマンド」でも配信される予定だという。また、もう一つのオリジナル連続ドラマ「アンダーウェア」は下着業界に就職したヒロインが成長していくさまを描く作品で、こちらも今秋の配信開始が予定されている。ピーターズ社長は、有料チャンネルが当たり前の欧米と比べ、無料放送が圧倒的な割合を占める日本でのビジネスの勝算について尋ねられ「(無料の)TVと同じ充実したコンテンツを送り届けることが重要。素晴らしいコンテンツを見たい人は、そこにお金を払うという確信を持っている」と自信をのぞかせる。大多常務によると、製作費は従来の地上波ドラマと同等とのことで、作品の著作権はフジテレビに帰属する。今回のコラボレーションによるネット配信がTV離れを加速させるのでは?という声には「社内にも懸念の声はある」と認めつつ「柔軟性を持ったコンテンツを作っていかなくては廃れる一方。こういうことをやっていかないと(TV離れは)さらに加速すると思います」と語った。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日先日、公開日が1日前倒しになり復活が待ちきれないといった声も上がる『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにターミネーターとしてシリーズに“戻ってくる”ことでも話題だが、この度、同じくターミネーターを演じてきた人気声優・玄田哲章も吹き替え声優として12年ぶりに“戻ってくる”ことが発表された。未来の運命を握る一人の女性サラ・コナー(エミリア・クラーク)とT-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、人類滅亡の「審判の日」を阻止するべく、人工知能“ジェニシス”の反乱を食い止めようとする。だが、人類の未来に立ちはだかる、人間でも機械でもない史上最強の新型ターミネーターの正体とは?彼らは“未来を取り戻す”ことができるのか――?本作でT-800ターミネーターを演じる声優の玄田さんは、1985年公開『ターミネーター』から同役を担当、以来、『ターミネーター2』(’91)、『ターミネーター3』(’03)とシリーズを通して続投し、シュワルツェネッガーとともに30年演じ続けてきたおなじみの声優だ。いまでは、シュワルツェネッガー本人公認とされている。玄田さんは、実は『コナン・ザ・グレート』(’82)でシュワルツェネッガーの吹き替え版声優を初めて務めており、それ以外にも、数々のハリウッド俳優の吹き替えや、多くのアニメ作品の声優を担当。最近では『トランスフォーマー』シリーズのオプティマス・プライム司令官などで人気を博し、声優界でも存在感を放つ実力派だ。今回のシリーズ復帰について玄田さんは、「本当に興奮しました。一緒に作品を作り、一緒に成長してきた同志だと思っています。30年も演じ続けてきた今では、すーっとT-800ターミネーターの中に入っていけるようになったほど」と喜びもひとしおの様子。最新作については「皆さんを必ず満足させることが出来る仕上がりになっています。とにかく終始驚きの連続!そして想像もつかない結末が待っている。絶対に裏切らないので、是非、劇場へ足を運んで頂きたい」と熱烈にアピールするコメントを寄せた。また、シュワルツェネッガーが、2013年12月2日の『大脱出』以来1年7か月ぶり、『ターミネーター』シリーズとしては2003年7月2日の『ターミネーター3』以来12年ぶり、通算16回目の来日を果たすことにも触れ、「“シュワルツェネッガーといえば玄田哲章”になるよう頑張ってきました」「もし本人に会えたら、たくさん聞きたいことがありますね。でも、興奮し過ぎて全部忘れてしまうかもしれない(笑)」と誰よりも彼の来日を待ち望んでいるようだった。玄田さん以外にも、本作の吹き替え版には豪華声優陣がキャスティング。人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー役を、「24TWENTY FOUR」のジャック・バウワー役や「名探偵コナン」の毛利小五郎役で有名な小山力也が担当。小山さんは、かつてテレビ東京版の『ターミネーター』は、マイケル・ビーン演じるカイル・リースの吹き替えを担当したことも。ジョン・コナーの母であり人類最後の希望であるサラ・コナー役には、アニメ「ハヤテのごとく!」春風千桜役や、数々の洋画、海外ドラマで吹き替えを担当する藤村歩。そして未来の鍵を握る人類抵抗軍の戦士カイル・リース役を、数々のアニメでメインキャラクターを務め、『トワイライト』シリーズなどでテイラー・ロートナーの吹き替えを多く演じる細谷佳正がそれぞれ務める。実力派声優陣が演じる日本語吹き替え版でも、本作の盛り上がりを感じてみて。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月17日7月4日の日本公開を前に、すでに世界中で大ヒットとなっている『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。このほど、本作から新しくアベンジャーズに仲間入りしたスカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンの初来日が決定!前作『アベンジャーズ』で世界的成功をおさめた監督のジョス・ウェドン、プロデューサーでマーベル・スタジオのプレジデント、ケヴィン・ファイギとそろって、日本で本作をPRすることになった。アイアンマンこと“戦う実業家“トニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.を筆頭に、スカーレット・ヨハンソン、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロら豪華キャストによる“最強チーム”が引き続き出演し、人類滅亡の危機を前に愛のための闘いに挑む本作。6月15日時点での全世界興行収入は、※13億5,497万ドル(約1,625億円)に到達し、歴代記録5位にランクイン(前作『アベンジャーズ』は3位)。いまだ勢いの止まらない本作の記録更新に注目が集まっている(※BOX OFFICE MOJO調べ、1ドル=120円換算)。日本公開を目前に控え、4月のワールド・プレミアで米倉涼子との2ショットも披露したエリザベス・オルセンが初来日、ジョス・ウェドン監督とケヴィン・ファイギは約2年10か月ぶりの来日を果たすことになった。エリザベス・オルセンといえば、あのファッション界のリーダー“オルセン姉妹”の末妹。彼女もまた幼少のころから映画やプロモーション・ビデオに出演し、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で鮮烈に本格デビュー、一躍世界から脚光を浴びた。近年では、パク・チャヌクの伝説的韓国映画をスパイク・リー監督がリメイクした『オールド・ボーイ』、アーロン・テイラー=ジョンソンと夫婦役で共演した『GODZILLA ゴジラ』など幅広い役を演じ、今後期待の新鋭女優として注目を集めている。彼女が本作で演じるのは、アーロン演じるクイックシルバーと“特殊能力を持つ謎の双子”という役どころ。心理操作によって相手に封印した過去やおぞましい幻覚を見せ、精神を混乱させる力を持ち、その力でアベンジャーズを窮地に追い込むことになる。また、この双子は過去のある出来事がきっかけで、アイアンマンことトニー・スタークを強く憎んでいるという背景があり、彼女らがアベンジャーズに仲間入りしていく過程も見どころの1つとなっている。アベンジャーズで紅一点だったスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウに加え、新たな女性キャラクターとして参戦するスカーレット・ウィッチは、アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカなど錚々たる男性キャラクターたちにも負けない強さと覚悟、そして美しさで、活躍を見せてくれるはずだ。エリザベス・オルセンと監督、プロデューサーは日本のファンに本作の魅力を伝えるべく、プレミアイベントに出席する予定という。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2015年06月17日マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパー、シェール、「ワム!」、「デュラン・デュラン」など、超大物アーティストたちの80年代のメガヒット曲を、フレッシュなキャストが歌いあげるミュージカル映画『踊るアイラブユー♪』。このほど、登場人物たちが「ライク・ア・バージン」のマドンナや、ホイットニー、ティナ・ターナーなどのコスプレで女子会に興じる場面写真が解禁となった。本作は、イタリアのリゾート地を舞台に、80’sの世界的メガヒット曲に乗せ、姉と同じ人を好きになってしまった妹とその彼との“王道”三角関係を描き出すラブ・ミュージカル。イタリア版『マンマ・ミーア!』とも評され、グラミー賞ノミネートの英国の人気シンガー、レオナ・ルイスも映画初出演を果たしている。届いた場面写真は、主人公テイラーの元彼ラフと姉マディの結婚前夜、独身最後の女子会にあたる、いわゆる“バチェロレッテ・パーティー”の様子だ。写真中央には、マディ役のアナベラ・スコーリーが、全世界で2,100万枚を売り上げ、マドンナをスターダムに押し上げた名曲「ライク・ア・バージン」のコスプレを披露。金髪&レースたっぷりの過激なミニウェディング風ドレスは、当時の女性たちに衝撃と憧れを与えた。そんなマドンナ率いる女子会には、ホイットニー、マイケル・ジャクソンらをコスプレした登場人物が大集合!中央左側にいるのは、メガヒット曲「ラ・イスラ・ボニータ」のころのマドンナを思わせる妹テイラー役のハンナ・アータートン。金髪カールに黒のポーラーハットと黒のビスチェはマニッシュ&セクシーで、まさに気分はマドンナ。中央右奥には、映画『マドンナのスーザンを探して』をイメージしたような親友役のコメディエンヌ、ケイティ・ブランドもチラリ。さらにその左には、ロックの女王、ティナ・ターナー風の金髪ロックヘアに80年代大流行したGジャンでコスプレ。右から2番目にいるレオナ・ルイスは永遠の歌姫ホイットニーをイメージしたコスプレで、まさに80年代の超ビックアーティストたちが夢の共演を果たす1シーンとなっている。さらに、この豪華コスプレシーンでは、シンディ・ローパーのスーパーヒット・デビュー曲「ハイスクールはダンステリア(Girls Just Want To Have Fun)」まで流れてしまうという心憎い徹底ぶり。監督を始めとする製作陣の80’s音楽へのリスペクトと愛情に浸れる名シーンを、スクリーンでも楽しみにしていて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月17日“ただ歩く”ことで歴史を大きく動かしたキング牧師の生き様と、アメリカの激動の姿を描く『グローリー/明日への行進』。今回、本編シーンやメイキング映像、当時の行進の映像を交えながら、プロデューサー&出演者でもあるオプラ・ウィンフリーや、本作で数々の賞を受賞した主演のデヴィッド・オイェロウォ、エヴァ・デュヴァネイ監督らが語る特別映像を、シネマカフェが独占入手した。1965年3月7日、黒人の選挙権を求める525人が、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共にアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫き、デモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧にわずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし、“血の日曜日事件”として全米のニュースに流れたその映像は、人種をまたぎ、全国の同志たちの心に火をつける。2週間後、再び抗議のデモ行進がセルマで計画される。日々増え続ける参加者数は2.5万人にまで膨れ上がり、やがてその行進は、米国大統領を巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく――。“血の日曜日事件”から50年、今年の3月7日にはバラク・オバマ米大統領が式典のためセルマに訪れ、劇中にあるようにエドマンド・ペタス橋を行進し「我々の行進はまだ終わっていない」とスピーチした。オバマ大統領も言及する通り、人種問題はいまなお続くアメリカの大きな社会問題の一つ。キング牧師の号令のもと非暴力で歴史を動かした、先人の覚悟と悲しみ、怒りなどは、劇中で熱演を見せるキング牧師役のデヴィッド・オイェロウォからも感じ取れる。特別映像では、エドマンド・ペタス橋での行進の本編映像やメイキング、そして当時の実際の映像を交えながら、オイェロウォほか、第72回ゴールデン・グローブ賞「監督賞」ノミネートのエヴァ・デュヴァネイ監督、本作のプロデューサーを務め、影響力あるテレビ司会者として知られるオプラ・ウィンフリーらもコメントを寄せている。この映像からも、当時を忠実に表現していることが伺え、私たちもまたキング牧師の意志を継いでいくことの大切さを実感する本作。まずは、“世界を動かした”行進の様子を、こちらからご覧あれ。『グローリー/明日への行進』は6月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グローリー/明日への行進 2015年6月19日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 Pathe Productions Limited.All rights reserved.
2015年06月17日昨年開催時には10万人以上が訪れた「川越氷川神社 縁むすび風鈴」が、今年も7月4日(土)から8月31日(月)まで開催される。懐かしい日本のたたずまいが身近に感じられる場所として、「小江戸」「蔵の街」と呼ばれ観光客で賑わう埼玉県川越市。その川越の総鎮守として1500年もの歴史をもつ氷川神社は、かねてより“縁結びの神様”として信仰を集めている。「川越氷川神社 縁むすび風鈴」は、天の川に恋の願いが届くように、また夜の神社でひとときの涼を楽しむことができる行事として昨年より開催。今年も神社境内にてさまざまな催しが行われる。色とりどりな江戸風鈴が設置された「画結び風鈴回廊」「風鈴小路」をはじめ、境内の小川に天の川をイメージした映像「天ノ川ノ、願イゴト」を投影する「御神水」エリアや、竹毬の影と光で和やかに演出した「竹毬風鈴オブジェ」など、境内にさまざまな演出が施される。さらに、舞台「舞殿」での奉納演奏が実施されるほか、隣接する「むすびcafe」での期間限定スイーツの販売や、普段は結婚披露宴が行われている“桐の間”が、特別ランチ・ディナーのために開放されるなど、「食」の楽しみも充実している。都内からは小一時間ほどで到着する川越市。夏のちょっとしたお出かけ先として、ぜひチェックしてみて。「川越氷川神社 縁むすび風鈴」は、7月4日(土)から8月31日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日『ハリー・ポッター』シリーズでもお馴染みの英国の名優アラン・リックマンが、『愛を読むひと』でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞したケイト・ウィンスレットを迎え、監督を務めた映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』(原題:A LITTLE CHAOS)。このほど10月10日(土)の日本公開が決定し、併せて、ポスタービジュアルと予告映像が解禁となった。舞台は、1682年のフランス。栄華を極めるフランス王朝に君臨する国王ルイ14世(アラン・リックマン)は、ヴェルサイユ宮殿の増改築を計画していた。庭園を設計するのは、国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(マティアス・スーナールツ)。彼と共に「舞踏の間」の建設を任されたのは、稀有な才能を持つ女性庭師、サビーヌ(ケイト・ウィンスレット)だった。伝統と秩序を重んじるル・ノートルと、田園地方の庭園でひとり生きてきた自由なサビーヌ。初めは対立していた2人だが、苦楽を共にする中で、互いに魅かれあうようになり…。歴史上もっとも華やかで、最高にドラマティックな伝説に包まれているヴェルサイユ宮殿。その世界一有名な宮殿庭園の誕生の裏側で、稀有な才能を持つケイト演じるヒロイン・サビーヌが庭師として成長を遂げ、困難を乗り越えていく物語。同時に、『君と歩く世界』のマティアス・スーナールツが扮する実在の宮廷庭師アンドレ・ル・ノートルとの、秘められたロマンスを育む姿も描かれている。撮影当時、第3子を妊娠中だったケイトは、どんな困難にも立ち向かう力強い女性庭師を体当たりで演じ切っている。今回解禁されたポスタービジュアルで寄り添う2人の姿は、まるで一枚の絵画のよう。また、予告編は、サビーヌの庭師としてのゆるぎない才能を感じさせながらも、ひとりの女性としてル・ノートルへ恋心を抱いていく様子が伝わってくる、見応えたっぷりの映像となっている。また、本作では豪華絢爛な衣裳や建築も見逃せないのはもちろんのこと、名優アラン・リックマンが監督・共同脚本を務めている。自らも“太陽王”ルイ14世役として出演するリックマンが、その偉大なキャリアを持って映し出す、ひとりの女性庭師の愛と勇気の物語を、まずはこちらからご覧あれ。『ヴェルサイユの宮廷庭師』は10月10日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日J・K・ローリング原作の『ハリー・ポッター』シリーズ。世界を熱狂させた本作のスピンオフ作品となる『Fantastic Beasts and Where to Find Them』(原題)に、先日『博士と彼女のセオリー』で米アカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインが主演を務めることが発表されたが、このほどヒロイン役が決定!『インヒアレント・ヴァイス』に出演したキャサリン・ウォーターストンがエディと共演することとなった。キャサリンは今回ティナ(正式名ポーペンテイナ)という重要な役を演じるという。この魔女は、ローリング著「ハリー・ポッター」シリーズの人気キャラクターたちとは異なり、アメリカで魔力をふるっている。彼女は、幻獣を探して記録する旅の道中でニューヨークに立ち寄り、エディ扮する魔法生物学者ニュート・スキャマンダーと出会うのだ。ニュートはのちにホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」を著すことになる。今年後半には、ダニー・ボイル監督の伝記映画『Steve Jobs』(原題)の公開が控えているキャサリン。過去の出演作には、数々の賞を受けているHBOのTVシリーズ「ボードウォーク・エンパイア欲望の街」のシーズン3~4(’12~13)を始め、映画『フィクサー』(’07)、『ウッドストックがやってくる!』(’09)、『ラブストーリーズエリナーの愛情』『ラブストーリーズコナーの涙』(’13)などに出演してきた実力派女優だ。ワーナー・ブラザース国際製作部のグレッグ・シルバーマンは「キャサリン・ウォーターストンは、弊社の『インヒアレント・ヴァイス』で才能を開花させて批評家筋、観客の両方から高い評価を受けた、いままさに注目のスターです。弊社の2016年ラインナップでもっとも期待される1本であるこの『Fantastic Beasts and Where to Find Them』で、再び彼女をワーナー・ファミリーに迎えることができ、我々も大変喜んでいます」とコメントしている。映画版『ハリー・ポッター』シリーズ後半4作を手掛けたデイビッド・イエーツ監督が手掛ける本作。製作は『ハリー・ポッター』シリーズ全8作品を手がけたデイビッド・ヘイマンを始め、J.K.ローリング、同シリーズ7作品で脚本を担当したスティーブ・クローブス、そして、同シリーズの後半4作品で製作総指揮を手がけたライオネル・ウィグラムが務める。本作は3D上映、IMAXシアターでの上映を予定しており、2016年11月18日(現地時間)より世界各地で順次公開。日本での公開は2016年を予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日今年のカンヌ国際映画祭で、世界中の映画ジャーナリストから多くの注目を集めた特別招待作品『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。特に人々を魅了したのが、「ディオール(Dior)」の黄色いロングドレスに身を包み、恋人ショーン・ペンのエスコートでレッドカーペットに現れたシャーリーズ・セロンだ。トム・ハーディが演じたマックスと“対等の強さ”を求められたという、彼女が演じる女戦士フュリオサにフィーチャーした特別映像が到着した。水や石油、あらゆる資源が尽きかけた世界で、資源を独占し、砂漠を支配するイモータン・ジョー。彼が率いる容赦なき追っ手たちが迫る中、マックスと対峙することになるのが、シャーリーズ・セロンが圧倒的な存在感で体現する“反逆の女戦士”フュリオサだ。首に刻まれたドクロの烙印、スカルをあしらったハンドルでフュリオサが乗るのは、威圧的で難攻不落、まるで要塞のような立派な戦闘車ウォー・リグ。6輪駆動の18輪車。V8エンジンを装備するこの車両には、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーに囚われた女たち(ワイブス)が密かに乗り込んでいる。届いた特別映像では、ウォー・リグに迫るジョーの追っ手の車に向かってハンドルを切って蹴散らす瞬間で幕を開ける。ジョージ・ミラー監督に求められたのは、「マックスと対等の強さ。全力で戦うことができて、生き延びられる人物」だったとシャーリーズが語り始める。マックスとフュリオサが初めて出会う格闘のシーン、車から落ちそうになるマックスの足を片手で捕まえる迫力満点のシーンがインサートされ、「フュリオサは究極の女戦士よ」という彼女の言葉通り、運転中の車から半身を乗り出してライフルを放つ場面まで続いていく。フィリオサは「幼いときに拉致され、結果的に支配者に使える身になった」と監督は説明。「彼女はそれまで壮絶な苦痛と恐怖を味わってきた」と語るのはトム・ハーディだ。だが「彼女はまだ希望を捨てていない」と監督は続け、シャーリーズも「彼女は立ち上がり、反逆者となる」と言う。「荒廃した世界を飛びだそうとする。運んでいるのは人間で、女なんだ」と監督。そして、シャーリーズは「支配者は過去に彼女を深く傷つけた。(だから)彼女は支配者の大事なものを奪った。彼から大事なものを奪われたから」と語る。「フュリオサは女たちを解放しようとして、その中で壮大な戦いを引きおこす。この最後の賭けで、生きる意味を見い出したい」のだと監督も言葉を続ける。「希望を見つけたい」と言うフュリオサに、マックスが「何のために」と問い掛けるが、フュリオサがどう応じるのかには注目。囚われた女性たちを守るため、そして何よりも自分自身のために闘うフュリオサは、男も女も惚れる“MAX”のカッコよさ。まずは、この映像から彼女の姿を確かめてみて。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月17日ジョニー・デップが、先日亡くなったイギリスの名優、クリストファー・リーへの追悼コメントを発表した。7日(現地時間)に93歳で亡くなった名優とジョニーは1999年、ティム・バートン監督の『スリーピー・ホロウ』で初めて共演。その後も『ティム・バートンのコープス・ブライド』『チャーリーとチョコレート工場』(共に2005年)、『アリス・イン・ワンダーランド』(’10)そして『ダークシャドウ』(’12)とバートン監督作で共演している。ジョニーは「サー・クリストファー・リーは素晴らしい人でした。とても優しく寛大で、温かく、魅力的な人でした。完ぺきな紳士です。彼は芸術と人生、双方のインスピレーションでした。僕たちは一緒に時間を過ごし、僕は彼の輝かしさの近くに迎え入れられる名誉と幸運を得ました。彼の友情を、これからもずっと僕の心の中で大切にしていきます」と綴る。「彼は、彼と同種の人間の最後の人でした。稀な見本です。魔法にかけるようであり、威厳があり、その賢明さと同じくらい高貴で勇ましかった。素晴らしい精神と美しい心と意志の強さは、後に続く世代に受け継がれていくでしょう。永久に続く尊敬と愛、称賛と感謝を大切な友人に、彼の家族と彼が愛した女性、ギッテに捧げます」。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月17日『エデンより彼方に』などで数々の賞に輝き、『メイズ・ランナー』でもキーパーソンを演じたパトリシア・クラークソンと、『ガンジー』から『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』まで第一線で活躍するベン・キングズレー。2人のベテランが共演を果たした2014年トロント国際映画際「観客賞」次点作品が、『しあわせへのまわり道』として日本で公開されることが決まった。ニューヨークの売れっ子書評家ウェンディ(パトリシア・クラークソン)の順風満帆の人生は、突如崩壊した。長年連れ添った夫が結婚生活を見切り、浮気相手のもとへ去ってしまったのだ。どん底の悲しみの中で“車を運転できない”現実に直面したウェンディは、インド人タクシー運転手ダルワーン(ベン・キングズレー)のレッスンを受けることに。伝統を重んじる堅物だが、人種も宗教も文化も正反対のダルワーンとの出会いは、ウェンディの心の針路を変え、未来に踏み出す勇気を与えることに…。『エデンより彼方に』『エイプリルの七面鳥』、『カイロ・タイム~異邦人~』などで知られる名女優パトリシア・クラークソンが、「ニューヨーカー」誌に掲載されたエッセイにほれ込んで映画化に漕ぎ着けたという本作。夫が浮気相手のもとへ去り、悲しみのどん底で人生の分岐点に立たされたヒロインが、傷つきながらもありのままの自分と向き合い、新たな人生へと再出発する姿をユーモラスに映し出す。彼女のドライブレッスンの相手を務めるのは、大ベテランのベン・キングズレー。酸いも甘いも経験してきた大人の女性の本音と、小粋なユーモアにあふれたハートフルな物語を描き出すのは、『エレジー』でも2人と組んだ、『死ぬまでにしたい10のこと』『あなたになら言える秘密のこと』のスペインの女流監督イサベル・コイシェ。まわり道の末、人生の再出発を決める大人の物語は、夏の終わりに爽やかな感動を与えてくれそうだ。『しあわせへのまわり道』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日2011年4月からフジテレビ・ノイタミナ枠にてTVアニメが放送され、「大人も泣けるアニメ」と大反響を呼び、2013年に公開された劇場版は興行収入10億円を突破する記録を打ち立てた大人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」。物語の舞台・秩父市に“聖地巡礼”と称してファンが集まるなど社会現象を巻き起こした本作の実写化が決定!スペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」と題して今年中のゴールデン枠での放送が決まった。舞台は秩父。活発なリーダー的存在である宿海仁太(あだ名=じんたん)、笑顔を絶やさない柔和な本間芽衣子(あだ名=めんま)、怜悧な秀才タイプ、松雪集(あだ名=ゆきあつ)、引っ込み思案な安城鳴子(あだ名=あなる)、しっかり者のまとめ役、鶴見知利子(あだ名=つるこ)、無邪気な皆の弟分、久川鉄道(あだ名=ぽっぽ)の6人は大の仲良しグループで、いつもつるんで遊んでいた。グループ名は「超平和バスターズ」。じんたんの考案で、「何でも平和にするグループ」という意味だ。しかし、めんまの事故死により、6人の絆は決裂してしまう…。それから7年後。高校に入学したものの、家に引きこもってしまったじんたんの前に、少し成長しためんまの幽霊が現れた。めんまは、生きているときにかなえられなかった“ある願い”が心残りで現れたというが、どんな願いなのかは思い出せないという。めんまの願いをかなえるため、再び集まった「超平和バスターズ」の6人。あの日を境にバラバラになってしまった「超平和バスターズ」は、失われた笑顔を取り戻すことができるのだろうか。そして“めんま”の願いとは一体何なのか――。日本の夏の原風景的な秩父を背景に、幼なじみの幽霊が現れるというファンタジーでありながら、誰しもが共感できる少年少女たちの友情と恋が描かれる本作。めんまの願いを探すミステリー的要素や、登場人物たちの秘められた思いが絡み合うシーンが物語に深みを与え、一瞬も飽きさせないエンターテインメント作品に仕上がっており、「あの花」の略称で親しまれ、いまだに根強い人気を誇る。そんな大人気作品の実写化には次世代を担う豪華若手キャストが集結。引きこもりで、心に忘れられない傷を持つ主人公“じんたん”を演じるのは、本作がテレビドラマ初主演となる村上虹郎。2014年に公開された河瀬直美監督作品『2つ目の窓』でデビューを飾り、JR東日本のCM「JR SKISKI」では恋にたどたどしい純朴な青年を演じるなど、そのピュアな存在感と芝居が絶賛されている。今回の初ドラマ主演について「これまで出演させていただいた映画と(ドラマ)の違いを知り、そこで主演をやらせていただくことは本当にありがたいことで、真摯にやりたい」喜びのコメント。さらに、大人気作品の実写化について「アニメを100%表現するのは難しいですが、この現場では、僕も含め、それぞれが自分から役に近づくということをしていて、人間がいることで、アニメとは違う味が出せると思います。ファンの方もアニメを知らない方も、気持ちよく見られる作品にしたいな、と思いますのでご期待ください」と意気込みを語った。そして、ヒロインで幽霊の“めんま”を演じるのは浜辺美波。沢口靖子や長澤まさみらを輩出してきた東宝「シンデレラ」オーディションの第7回でニュージェネレーション賞を受賞しデビューして以来、現在放送中のNHK「まれ」や、『エイプリルフールズ』などに出演。愛くるしいキャラクターで大人気のキャラクターを演じるにあたり、「たとえば、なるべく軽やかに見えるように歩いたり走ったりしています。また、“めんま”は憎めないキャラクターなので、“じんたん”を、からかったりするお芝居では、“じんたん”とお話ができることが純粋にうれしい、という表情と口調でからっかたり。そういうことの積み重ねで“めんま”というキャラクターを作っていければ、と思います」と、役作りについて明かした。秀才タイプで地元一番の進学校に通う“ゆきあつ”を演じるのは志尊淳。今回がフジテレビ系ドラマ初出演であるが、「烈車戦隊トッキュウジャー」では主演を、7月からスタートのTBS「表参道高校合唱部!」のレギュラー出演が控えるなど、ネクストブレイク必至の若手俳優のひとりだ。志尊さん演じる眉目秀麗で怜悧な“ゆきあつ”に胸をときめかせる視聴者も続出するだろう。引っ込み思案な少女だったが高校生デビューでギャルとなった“あなる”を演じるのは松井愛莉。「GTO」「地獄先生ぬ~べ~」と立て続けて話題作に出演し、大ヒット中の映画『ビリギャル』では主人公の親友のギャルを熱演。本作でもギャル役だが、どのように演じるのか期待がかかる。しっかり者で、いまは“ゆきあつ”と同じ進学校に通う“つるこ”を演じるのは飯豊まりえ。フジテレビ系「あすなろ三三七拍子」、「信長協奏曲」、日本テレビ系「学校のカイダン」、TBS系「アルジャーノンに花束を」と4クール続けてドラマに出演する実力派。さらに情報番組「めざましテレビ」の「イマドキガール」を務めるなど、お茶の間での人気も高い。最後に、昔は皆の弟分で、今は高校に行かず、世界中を旅している“ぽっぽ”を演じるのは高畑裕太。女優・高畑淳子を母に持つ高畑さんは、「まれ」などに出演中。なお、本作がフジテレビ系ドラマ初出演となる。バラエティー番組では独特のキャラクターが笑いを誘い、多方面での活躍が期待されている。無邪気で明るい“ぽっぽ”は、まさに高畑さんにとってハマリ役となるに違いない。今回の実写化について、アニメでの原作脚本を務めた岡田麿里は「実写作品的な内容を、アニメでしかできない表現で描いてみたい…と考えて生まれたのが『あの花』でした。それが、まさかのドラマ化。感動&動揺しつつも、スタッフの皆さまの手による、ドラマでしかできない表現で描かれた、新しい『あの花』を楽しみにしています!」と期待を寄せた。フレッシュな若手俳優陣を迎えた本作は、既にクランクイン済みで、撮影は全編を通じて、ほぼ秩父ロケを敢行するとのこと。現在、秩父の観光課含め、街全体の応援を受け撮影は快調に進んでいるという。若い人だけでなく、幅広い世代のファンが何度観ても涙してしまうという「あの花」。今年、スペシャルドラマとして実写化される本作でも、思い切り涙し、爽やかな感動を味わってみてほしい。スペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は全国フジテレビ系にて今年、ゴールデン枠にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日映画『あん』の3夜連続のトークイベントが6月16日(火)に最終日を迎え、河瀬直美監督と、監督と親交の深いシンガポール出身の写真家レスリー・キーが登壇。作品およびアーティスト論について熱く語り合った。ドリアン助川の小説を映画化した本作。街のどら焼き屋を舞台に、あん作りの名人だが、かつてハンセン病を患ったことで偏見にさらされる老女・徳江、雇われ店長の千太郎、女子中学生のワカナらの交流を通じて生きる意味や命について問いかける。全国77館という小規模公開ながらも連日、立ち見が続出し、ぴあ映画満足度でもNo.1を獲得するなど好調な興行を維持してきた本作。すでに観客動員数は20万人を突破した。6月15日(日)より3夜連続のトークイベントが河瀬監督によって企画され、一夜目は斎藤工、2夜目は浅野忠信、そしてこの日は、本作のカンヌ国際映画祭への出品にも同行したレスリーが来場した。河瀬監督はまず、映画を見終えたばかりの観客に対して「徳江さんが最後に遺したメッセージに尽きます。『見なければ何もない(=見ようとしなければ、存在しないことになってしまう)』というシンプルな哲学です。夢や希望もあった方がいいけど、“何か”になれなかったとしても大丈夫、私たちが見る世界はこんなに素晴らしいと言ってる」と作品に込めた思いを語りかける。この日の客席には、レスリーと河瀬監督がかつて通った「ビジュアルアーツ専門学校」(旧大阪写真専門学校)のアーティスト志望の若者たちの姿も多く見られたが河瀬監督は、カンヌのレッドカーペットで「ヨウジヤマモト」のドレスを着用したが、彼がクリエイターを目指す人に対して語った「この服を作るために死ねますか?」という言葉に言及。「ハサミひとつと命を引き替えにする情熱を持って作っているかということだと思う」と語り、さらにレスリーが監督に送ったという「直美のためなら死ねる」というメッセージを紹介。レスリーは「最愛のモノに出合って、そのくらい思えたら生きる意味がある」とそのメッセージの意味を説明し、河瀬監督も「私自身、正直なところ、それくらいの気持ちで向き合ってる。映画撮るために命を懸けてるし、『自分よりもここにあるもの(=作品)の方が大事』とスタッフに言える。それくらいのものに出会えるって幸せだと思います」と持論を口にした。だが、現代社会では「そうした気持ちが薄くなっている。別のモノでも大丈夫、という人が多い」とも。かつて映画祭で一緒に審査員を務めたスピルバーグが口にした「ハングリー」という言葉に触れ「スピルバーグでさえ、富と名声を掴んだあの人でさえいまでもそう言っている」と常に何かを追い求める情熱の重要性を熱く説いた。レスリーはローティーンの頃にシンガポールで松任谷由実の曲を聴いて感動し、10年間お金を貯めて来日し、写真学校に通った。自身、小さい頃の写真を持っておらず「妹の写真を撮りたかった。妹を子供時代の写真のない大人にさせたくなかった」と写真という道を選んだ理由を明かす。河瀬監督はこのレスリーのモチベーションに深くうなずく「私は、“瞬間”を失いたくなくて、映像という“動く画”を選んだ。当時、現像に出して上がってきた映像を見て、それを撮っていた時の自分がよみがえって『タイムマシンだ』と思った。記憶はそれぞれの人の中でバラバラだけど、写真や映像は記録なので変わらない。でもその記録が記憶と結びつく瞬間があるんです。この映画を見て、徳江を母と思う人もいればおばあちゃんと重ねる人もいるし、千太郎を自分だと思う人もいる。記憶と記録が結びつくことが原点。どうしても残したいという思いがあるから、絵画や壁画、映画がある。そこには人の『心』が必ずある。何が重要って『心』です!」と自らの創作の姿勢と重ね合わせつつ語り、客席は2人の言葉に静かに耳を傾けていた。『あん』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日北川景子が主演を務め、身体を張った本格アクションを披露することでも話題の、7月9日(木)よりフジテレビにてスタートする連続ドラマ・木曜劇場「探偵の探偵」のポスタービジュアルが、このほど解禁となった。「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1,000万部以上の売上を誇る松岡圭祐の原作小説シリーズを映像化する本作。このほど完成したポスタービジュアルでは、北川さん演じる亡き妹のため命がけで探偵を追う探偵・紗崎玲奈の四つの感情やシチュエーションを表現している。「傷」「涙」「怒」「濡」を表す四つのビジュアルには、それぞれ「私は、死ねない」「もう誰も、失わない。」「ないわ。許す理由なんて。」「絶望に、打たれても。」という印象的なキャッチが添えられている。それぞれのビジュアルにおいて、切なさや悲しみ、復讐に燃える意志を感じさせる北川さんの凛々しい表情が、強烈な印象を残す仕上がりになっている。「傷」では、過酷な状況に傷を負いながらも、凛々しくどこか切なく笑みをたたえる姿を表現。「涙」では妹を失った悲しみ、「怒」では妹の死の原因を作った悪徳探偵を許さないという思い、そして最後の「濡」では雨に打たれるシーンが多いドラマの世界観と、絶望の中で生き続ける切なさを表現しているという。今回のポスタービジュアルについて、プロデューサーの渡辺恒也氏は「悪徳探偵を追い続ける中でさまざまな危機にさらされる主人公、玲奈の過酷な運命を四つの異なるシチュエーションで表現することによって、作品の中心にいる紗崎玲奈のヒロイズムを立体的に表すポスターになったと思います。ポスター全体のトーンは本格サスペンスというドラマの世界観を表現しつつも、四変化に共通する北川さんの美しさを感じられる仕上がりになりました」と語っている。また、北川さんも「ドラマの世界観に合った、かっこいい仕上がりにとても満足しています。役の心情になって撮影するのはとても新鮮でした。たくさんの方に見ていただきたいです」とコメントしている。北川さんの“四変化”が披露された本ポスタービジュアルは、6月下旬以降都内各所に掲示予定。放送開始に向けて、大きな話題を呼びそうだ。「探偵の探偵」は、7月9日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日夢を追い続ける男。なんだかかっこいい響きですね。少年のような心を忘れず、大人になってもやりたいことを諦めず、頑張り続けるなんて素敵。ですが、35歳にして売れない俳優、二人の子どもの面倒を見ながらも、オーディションを受けては落ち続ける日々を送っているとしたら。妻が会社でのセクハラに我慢しながらも、一家の大黒柱として夫を支えなくてはならないとしたらどうでしょう。妻の立場としては、かっこいいだけではすみそうもありませんね。『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』の主人公エイダンはまさにそんな男。何年も前にフケ用シャンプーのCMに出演して以来無職。理解ある妻も、さすがにそろそろ現実を見てくれたらな…と思っています。子どもたちがユダヤ系私立学校に通っているのも、孫をユダヤ教徒に育てたい父親が安くない授業料を払ってくれているおかげ。ところが、ガンにかかってしまった父親から、新しい治療の費用がかさむため、もう授業料は払えないと告げられてしまうのです。そんな、いろいろな意味で一大事を迎えたエイダンは、いつまでも夢見がちな少年のままではいられないことに初めて気が付きます(遅すぎますが…)。そして、父を通して死に直面し、人生をリアルに感じ始め、これまで自分が避けてきた大人の役割について意識しはじめるのです。自分の周囲は勘違いだらけだったことにも。一家のために水道局で楽しく働いていると思っていた妻サラが、実は同僚のセクハラでつらい思いをしていたこと。夢のない自分は支える側であるだけなのかと妻が疑問に感じていたこと。親の期待を一身に担いながらも、父と合わず家族と疎遠になったオタクの弟を、兄として何とかしなければならないということ、などなど。目覚めたエイダンは、果たして大人として、本当の意味で成長できるのでしょうか。そんなテーマで描かれる作品の中には、彼の子どもっぽい“今”を暗示するものがいっぱい。例えば、荒れた自宅の庭。自由と無責任は紙一重ですが、家庭を築いたものの責任を持たないエイダンそのもの。人任せの生活費もそう。娘と息子とは仲は良いものの、その関係はまるで友達のようなのも。子どもの進学費用にとお金を貯めている瓶の中には、彼が“汚い言葉”を口にしたために払わされた罰金が詰まっています。でも、大人に目覚めたエイダンは、それを使って子どもたちと共に、人生を感じ始める冒険に出るのです。まさに、変化の兆しということなのでしょう。その変化を示すエピソードの中でも、私のお気に入りがウィッグの話。敬虔なユダヤ教信者で、ユダヤの伝統“シェイテル”(結婚したら、夫以外の男性を惹きつけないように髪をそって、一生ウィッグをつけて暮らすというもの)に憧れている娘とのやりとり。年頃の娘のように派手な服を着たがらず、地味な服を好む娘が、勝手な親に振り回されるのにイライラし、髪の毛を剃ってしまうのですが、彼女にウィッグを買ってあげるのです。それまでは、子どもに対してかなりいいかげんな行動を取り、妻に怒られたり、呆れられたりしてばかり。でも、ウィッグを娘に「好きなものを。うんと個性的なものをな」と自由に選ばせる行為は友人としてのそれではなく、親である自分が傷つけた娘の心を受け入れ、なんとかしたいと思ったことを感じさせます。娘は、かなり個性的なウィッグを選ぶのですが、子どもの自由な行動に責任を持ってやるのは親として当然のこと。そんな覚悟を、子どもに買ってあげるウィッグひとつに、感じさせているのです。大人になれば、自由な行動には自分で責任を取らなければなりません。ならば、責任を持ちながらも、自分らしく生きるにはどうしたらいいのか。きっとそれが、彼が導き出す結論に表れているのでしょう。目を閉じ、耳を塞いできたリアリティが、一気に体になだれ込んでくる時、自分自身に、そして人生にどんなことが起こるのか。意味ある人生を送ろうとしても、大人になったらもっと確信に満ちていると思っていたのに、まだまだ人生に確信が持てない大人にこそおすすめしたい作品です。(text:June Makiguchi)
2015年06月16日7月17日(金)よりTBSにてスタートする金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」の撮影が、東京近郊にてスタートした。合唱が大好きな女子高生・香川真琴(芳根京子)が廃部寸前の合奏部を立て直し、歌の力でミラクルを起こすという青春ストーリーの本ドラマ。合唱部の生徒役には、1,000人のオーディションから選抜された「次世代のスターたち」をキャスティング。さらに合唱部顧問の音楽教師役には、ミュージカル「ファントム」出演や現在上演中の「エリザベート」トート役で活躍するほか、最近では大ヒットを記録している映画『シンデレラ』の日本語版声優としても話題となっている城田優が出演する。この日の撮影は、ドラマの主な舞台となる東京近郊の学校内で実施。一足先に香川県の小豆島でのクランクインした芳根さんに続き、この春まで人気雑誌「Seventeen」のモデルを務め、ドラマ、映画、CMと活躍の場を広げている森川葵、『神さまの言うとおり』で迫真の演技を見せた萩原みのり、ニューヨーク・フェスティバル2015スペシャルドラマ部門で、GOLD WORLD MEDAL金賞を受賞した「東京が戦場になった日」(NHK)に主演でその演技力を高く評価された泉澤祐希など、表参道高校合唱部の生徒役たちが続々とクランクイン。これからの日本のドラマ界を担うネクストジェネレーションたちが、初々しさ溢れるロケに挑んだ。また、6月11日(木)に22歳の誕生日を迎えた泉澤さんと、6月17日(水)に20歳の誕生日を迎える森川さんをキャスト・スタッフがサプライズで祝う一幕も。ケーキのろうそくの火を2人同時に吹き消し、抱負を求められた泉澤さんは「とにかく合唱を頑張ります!」と気合十分のコメント。20代初めてのドラマ主演となる森川も「20歳になるのでお酒も飲めます(笑)。ドラマの撮影も頑張ります!」と大きな声で挨拶し、撮影現場は和やかなムードに包まれた。一方、1,000人のオーディションから主役に抜擢された芳根さんは、制服を着ての撮影はこの日が始めてとあって、喜びを露わにした。「みんなでおそろいの制服を着るとすごく可愛くて、4か月間とても楽しく過ごせそうです!撮影が行われている学校もとても綺麗なので田舎から出てきた真琴としては圧倒されていますが、とにかくのびのびと生活したいです!」とコメントして周囲を笑わせ、早くもムードメーカーぶりを発揮していた。金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」7月17日(金)22時~よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日俳優の生田斗真が6月16日(火)、都内で行われた主演作『予告犯』のヒット御礼イベントに共演する濱田岳とともに出席。“予告”にちなみ、個性豊かな占い師3人が、生田さん&濱田さんの金運・恋愛運・仕事運を占った。果たして、その結果は?この日登場したのは、西洋タロット占い師のさくらさん、愛の伝道師・JUNO(ゆの)さん、特大水晶を駆使するパフォーマンス占い師・登仙(とうせん)さんというパンチが効いた占い師軍団。まず、さくらさんが、濱田さんの金運を「近年の努力が実を結び、今年花が開いた。来年からは収穫が始まる」と占い、具体的には「ヨーロッパやアジア圏からお仕事が入ってきて、金運が急上昇」なのだとか。これには濱田さんも「金運いいって、マネージャー!」と喜んでいた。続いて、 JUNOさんが生田さんの手相から、「いまどき珍しいくらい、きれいな恋愛線、結婚線を持っている。女性に対しても誠実」と恋愛運を鑑定。ただし、「晩婚の傾向がある」そうで、「ここ5年は仕事に没頭したほうがいい。実はお見合い派かも」。それでも、理想の結婚ができそうな“予告”に、生田さん本人はご満悦だった。最後に、この日一番のインパクトを放つ登仙さんが二人の仕事運をチェック。いきなり、濱田さんに対し「右脳と左脳のバランスが崩れている」と言い放ち、頭部を揺さぶる荒療法!さらに生田さんの将来について、「これまではシリアスな役が多かったかもしれないが、今後はロマンチックな恋愛ものもいいと思う。キスシーンもあるよ。ブチュッと!」と語り、生田さんは大照れ。「海外からミュージカルのオファーも来るから、歌の勉強をしたほうがいい」とも占い、ファンから「おお!」と期待を寄せる声が上がった。映画はネット動画上に突如降臨した“シンブンシ”を率いるゲイツ(生田さん)と、濱田さん演じるその仲間たちが、警察や法律では罰せられない人間たちへの制裁を“予告”し、実行していく姿を描いたサスペンス。今秋からは台湾での公開も決まっており、「日本映画が海外で評価されるのはうれしい」(生田さん)、「海外で舞台挨拶やりたいですねえ」(濱田さん)と話していた。『予告犯』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月16日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ジュラシック・パーク』の迫力を遥かに超える壮大なスケールで、新たな世界を作り上げたシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』。6月12日(現地時間)に公開を迎えた本作の、オープニング週末3日間の興行成績が全世界合計で5億超えを記録し、この大ヒットを受けて日本でも急遽公開初日を8月5日(水)に前倒しすることが明らかとなった。主演に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一躍知名度を上げたクリス・プラットと、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードが名を連ねる本作。オープニング週末3日間の興行成績は、5億1,180万ドルという驚異的な数字を樹立し、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(’11)の4億8,320万ドルを抜いて堂々の1位を記録した。世界オープニング週末成績の5億ドル突破は、これまでの映画史上初となる驚異的な数字で、アメリカ国内においても12日~14日の週末3日間で公開された映画作品の全体興収のうち、なんと77%が本作の興収という断トツの数字を叩き出しており、今後もさらなるヒットが見込まれている。世界で上映されている劇場の約半分が3D方式で上映されるほか、天井から床までの大画面でのIMAX上映も、本作を大迫力の臨場感で体験したい観客たちの高い集客力に繋がる結果に!観客の男女比はほぼ5:5で、さらに年代別でみると25歳以下が39%いることから、いわゆる“ジュラシック”世代とも言える30代40代のみならず、これまでのシリーズをリアルタイムでは見ていない若者層も足を劇場に運んでいることが伺える。またこの大ヒットを受け、日本でも急遽公開日を8月5日(水)に早めることが決定!すでに公開を迎えたイギリス、フランス、韓国、中国などに続き、8月に公開を控えた日本でも早くも大きな期待が寄せられている。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年06月16日チョ・インソン×コン・ヒョジンの2大トップスターの初共演や、いま最も勢いのある人気K-POPグループ「EXO」のD.Oが本作でドラマデビューを飾ったことで話題の大人のためのヒーリング・ラブコメ「大丈夫、愛だ」。8月5日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVDの特典には主要キャストのインタビュー映像を収録。さらにこの度、急遽D.Oの日本独占インタビュー映像が収録されることが決定した。チ・ヘス(コン・ヒョジン)は、さまざまな問題を抱えた患者と向き合う精神科医。男顔負けの手腕で慌ただしい日々を送りながら、自身も異性と関係を持つことを怖がる“恋愛恐怖症”を克服しようとしていた。ある日、テレビのトークショーに出演することになったヘスは、イケメン作家のチャン・ジェヨル(チョ・インソン)と出会う。精神科医をバカにした物言いに反感を覚えるヘスだったが、ジェヨルは素っ気ない態度のヘスに興味津々。彼女が住むシェアハウスに越してきて、積極的なアプローチを仕掛けてくる――。「その冬、風が吹く」の演出家キム・ギュテと脚本家ノ・ヒギョンの黄金コンビが贈る本作は、心の病というシリアスなテーマを取り上げながらも、軽快かつロマンティック、それでいて切なく心に沁みる物語が描かれ、“2014SBS演技大賞”ほか数々の授賞式で絶賛の嵐を獲得した。またキャスト陣には、主演2人に加え、「EXO」のD.Oが物語の鍵を握る高校生役でドラマ初出演し、チョ・インソンの兄役には『息もできない』の監督・俳優として世界の映画祭で脚光を浴びたヤン・イクチュンが出演するなど、豪華俳優陣の共演でも注目を集めた。そんな本作のBlu-ray&DVDの特典には、チョ・インソン、コン・ヒョジンら豪華主要キャストのインタビューを収録。さらに、急遽、D.Oの日本向けインタビューが実現!どのインタビューも日本のファンに向けた完全オリジナルムービーとなっており、ほかでは聞けない豪華な内容だ。今回のD.Oのインタビュー映像では、本作で「2014 APAN STAR AWARDS新人賞」を受賞した感想や演技に対する熱い想い、日本のファンに対するメッセージなどが語られるなど、超貴重なファン必見の映像に仕上がっている。D.Oの日本向けインタビュー映像は、9月2日(水)リリースのBlu-ray&DVD SET2に収録される予定だ。「大丈夫、愛だ」は8月5日(水)よりBlu-ray&DVD SET1、9月2日(水)よりBlu-ray&DVD SET2が発売。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日現在『駆込み女と駆出し男』が公開中の原田眞人監督最新作『日本のいちばん長い日』のポスタービジュアルが、このほど解禁となった。1945年4月、鈴木貫太郎内閣が発足。そして7月、連合国からのポツダム宣言の受諾を迫られるも連日連夜におよぶ議論は紛糾。広島と長崎に原爆が投下され、戦況が絶望的となった中、「降伏か、本土決戦か―」“日本史上、最大の決断”を迫られた“日本のいちばん長い日”に、秒刻みで変わっていった、日本の運命とはー?昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクションを、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田監督が映画化する『日本のいちばん長い日』。戦後70周年となる今年、太平洋戦争終戦の舞台裏で、日本の未来を信じ、今日の平和の礎を築くため身を挺し闘った人々が描き出される。ベテランから若手俳優まで、今の日本映画界を代表するキャストの競演が実現した本作。このほど完成したポスタービジュアルにおいては、役所広司演じる阿南惟幾陸相をはじめ、山崎努演じる鈴木貫太郎首相、本木雅弘演じる昭和天皇のほか、明晰な頭脳で首相をサポートする迫水久常内閣書記官長(堤真一)、降伏に反対し、徹底抗戦を果たすためクーデターを画策する畑中少佐(松坂桃李)らの決意に満ちた表情が映しだされ、ただならぬ緊張感を感じさせるビジュアルに仕上がっている。さらにもうひとつのビジュアルにおいては、陽の光が届かぬ密室にて、連合国から突きつけられたポツダム宣言を受諾するか否か、日本の未来が託された“日本史上、最大の決断”が行われる御前会議の様子が描かれている。本ポスタービジュアルは、原田監督が自らデザインを監修。“戦争を終わらせるために闘った男たち”の決意に満ちた力強い表情が映しだされ、本作が相当な力作であることが窺える。まずは本ポスターから公開への期待を膨らませてみてはいかがだろう。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
2015年06月16日