cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1893/2212)
日本では知名度が低いものの、海外ではじわじわと注目され始めているカナダ出身23歳の若手俳優のデヴォン・ボスティック。確かな演技の実力もさることながら、そのイケメンなルックスが海外の女子たちの熱い視線を集めている。数多くのテレビドラマや映画に出演して着実に俳優としてのキャリアを積んでおり、2008年には出演作『Adoration』(原題)がトロント国際映画祭で賞を受賞している。日本で見られるデヴォンの出演作は残念ながらまだ多くはないが、映画『グレッグのダメ日記』シリーズでは主人公グレッグの兄ロドリック役で出演しており、日本でもDVDリリースされている。いつもは弟をいじめてばかりで意地悪だが、時折優しいところも見せる兄…という役柄を見事に演じているデヴォンが見られる。さらに嬉しいことに、新ドラマ「The 100/ハンドレッド」にはメインキャラクターの一人ジャスパー役として出演。同作は核戦争によって荒廃した未来の世界を舞台にしたサバイバルアクションで、本国ではシーズン2を更新している人気ドラマだ。黒い髪と目が魅力的なイケメン俳優のデヴォン・ボスティック、「The 100/ハンドレッド」の上陸で日本でも人気に火が付くだろう。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日ドラマ「清潭洞<チョンダムドン>アリス」、映画『殺人の告白』などで日本でも大人気の韓国俳優パク・シフが初主演した中国映画『君の香り』。その日本公開が初夏に決定し、新たな一面を見せるパク・シフの場面写真がシネマカフェに到着した。韓国人デザイナーのカン・インジュン(パク・シフ)は、何も言わずに出て行ってしまったガールフレンドを追いかけ、上海にやってくる。だが、そこで偶然出会った女性ジュリー(チェン・ラン)の足に怪我を負わせてしまい、一時的に彼女の生活をサポートすることに。最初は、上手くコミニュケーションがとれずにギクシャクしていたふたりだったが、次第に心が通い合うようになり…。中国最大のポータルサイト「新浪ドットコム」が実施した「最も見たい8月公開映画」(2014年7月時)アンケートにおいて、見事1位を獲得、韓流スターの主演映画としては異例の中国国内約3,800の劇場で上映された本作。主演のパク・シフが歌う主題歌も、中国最大の検索ポータルサイト「百度(バイドゥ)」の音楽ダウンロードチャートで1位に輝くなど、話題となった。兵役を終え、30歳近くでデビューしたパク・シフは、「家門の栄光」「イルジメ~一枝梅」でブレイクし、アラフォーキャリア女子の大逆転を描く「逆転の女王」、ワケありイケメン弁護士を演じた「検事プリンセス」、“朝鮮王朝版「ロミオとジュリエット」”といわれる「王女の男」など、人気ドラマに立て続けに出演。品のあるキュートなスマイルで“笑顔の貴公子”と呼ばれ、日本のみならずアジアで絶大な支持を得ている。名優チョン・ジェヨンと共演した映画『殺人の告白』(’13)では、冷徹な“美しすぎる”連続殺人犯を演じて映画デビュー。昨年末発表された動画配信サービス「dビデオ」の2014年韓国ドラマ視聴率ランキングでは、主演ドラマ「清潭洞アリス」が1位を獲得し、この1月には日本で待望のCDデビューを実現。日本語でレコーディングした「君を…」は発売初日にタワーレコードの全店総合シングルチャートで2位、オリコンデイリーCDシングルランキング3位にランクインするなど、その人気ぶりを示した。初の中国進出作品で、正統派ラブストーリーとなる本作では、チェン・ラン(『孔子の教え』)演じる偶然出会った女性と、言葉の壁を越えて恋に落ちていく“子犬系”男子を好演。また、本作には、巨匠チャン・イーモウ監督のエンターテインメント大作『HERO』、『LOVERS』で共同脚本・原案を務め、高倉健主演の日中合作『単騎、千里を走る。』でも原案を担当したワン・ビンが、共同プロデューサーとして名を連ねている。『君の香り』は初夏、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日1979年、当時無名だった俳優メル・ギブソンを主演に製作された第一作目が大ヒットし、公開から35年経ったいまもなお、ファンの熱い支持を集める『マッドマックス』シリーズ。最新作の日本公開日が6月25日(土)に決定し、併せて日本オリジナルの特報映像が解禁となった。人間性が崩壊している荒涼とした砂漠を舞台に、秩序をもたらすことができる可能性を持った二人の反逆者がいた。その一人であるマックスは、妻と子を亡くし、個々の安寧を求めて生きている。もう一人、フリオサは、この砂漠を通り越えた暁には、自分が生き延びる故郷を取り戻すことができるかもしれないと信じているのだった…。先日特報第一弾が公開された途端、瞬く間に再生数を伸ばした本作だが、今回解禁となったのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の強烈な世界観と激しいバトルを60秒間に凝縮したもの。「みんな狂っている」という言葉の通り、何者かに捕らえられた猿ぐつわ姿のマックス、装甲車に襲いかかる男、車列で起こる爆発、暴走、また爆発…息つく間もない激しい展開に思わず手に汗握ってしまう。“元祖”マックスことメル・ギブソンから主役の座を受けついたトム・ハーディーの熱演はもちろんのこと、女ロードウォーリアーズ・フィリオサを演じるシャーリーズ・セロン、白塗り&スキンヘッド姿が話題を呼んだ、謎の男ニュークス役のニコラス・ホルトら、個性あふれるキャスト達も、すっかりこの荒廃した世界の住人と化しており、その振り切れた演技はもはや誰だか分からない状況に。さらにBGMとして日本が生んだバイオレンス映画の傑作『バトル・ロワイヤル』でおなじみ、ヴェルディの「レクイエム」の一節がスペクタクル感を一層盛り上げ、“ハイパー・リアルアクション”と題される本編にふさわしい、完成度の高い映像となっている。希望も、法も、慈悲もない、あるのはマッド<狂気>だけ――とあるように伝説的な『マッドマックス』シリーズ最新作にして、映画史上最も過激なアクションをこちらからご覧あれ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日2月21日(土)、22日(日)、独自のオーダーメイドウェディングをプロデュースしてきたTRANSIT CREWが、昨年11月にオープンした同社が手掛ける初のフリースペース「She said YES!」で、約28のブランドが参加しての、オーダーメイドウエディングの展示イベント「The Praise! GUIDE TO MARRIAGE」を開催する。同イベントは、ウェディングを検討中のカップルや、ウェディングに興味がある人や報道関係者などを対象にしており、21日(土)は12時~20時、22日(日)は12時~18時にて、ショーやライブなどのエンターテイメントも交えながら、ほかにはないハイセンスでファッショナブルなウェディングイベントを披露する。会場のところどころには、モバイル・チャペルを建て、オリジナリティあふれる空間を演出し続けるSanta Flamingoと共に、「Natural」、「Funny」、「Classic」という3つのテーマ別に、モバイル・チャペル、ウェディングドレス、空間装飾、ギフトなどの展示を行う。いま、ウェディングシーンはエキサイティングでフリーになっている。既成概念に捉われることなく、クリエイティブな発想で築き上げる、人生においてもっともスペシャルなイベントのひとつ、ウェディングをあなたも体感してみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年02月19日世界中で圧倒的人気を誇るハリウッドのトップスター、ウィル・スミスが天才詐欺師に扮する主演最新作『フォーカス』。この度、ウィルとヒロインのマーゴット・ロビーがセクシーに絡み合うポスタービジュアルが公開された。ニッキー(ウィル・スミス)は、人の視線“フォーカス”を自由自在に操り、一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師。30人ものプロ詐欺師たちを束ね、稼業に励む毎日を送っていた。だが、ニッキーの一世一代の詐欺の現場に、数年前、ニッキーが犯罪のプロとして育てあげた女詐欺師・ジェス(マーゴット・ロビー)が現れ…。『フィリップ、きみを愛してる!』や『ラブ・アゲイン』などキレのある演出が光るグレン・フィカーラ&ジョン・レクアが監督を務める本作。監修にセクシーな詐欺の伝道師として、華麗なテクニックを見せつける“世界最高の天才スリ師”アポロ・ロビンス氏を起用している。人間行動学に基づいた“騙し”のテクニックとは、まさに“視線(フォーカス)”を盗むこと。人間の脳は複数の物事を同時に処理できず、相手の注意をそらすことで生まれたその隙に、彼らは“仕事”をするのだ。「詐欺のレベルが半端じゃない」と語るウィルは「こんなのは見たことがないと思う。映画の中盤に、この映画を象徴する特別なシーンがあるんだ。素晴らしい詐欺で、創造性に富み、芸術的だ。観客は騙されることを大いに楽しめるはずだ」と自身でも驚くほどの仕上がりになったよう。また、ウィルのセクシーな話術と手さばきを学ぶ女詐欺師には、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオの相手を務め、『Tarzan』(原題)のヒロイン、DCコミックの映画化『Suicide Squad』(原題)の人気悪役ジョーカーの恋人役に大抜擢されるなど、話題作の出演が続々と決定している最注目女優マーゴット・ロビー。その美貌で人々を惑わし、詐欺師の腕を上げていく。今回解禁されたポスターには、マーゴットがウィルの胸元に手を入れるセクシーなビジュアルだが、その2人は左側に視線を送っている。サングラスに隠れた彼らの目は本当に同じ方向を向いているのか…?“視線”の先のトリックを暴いてみて。『フォーカス』は5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日BSテレビ局Dlifeでスタートするバラエティ「ラジオな2人」の製作発表記者会見が2月19日(木)に東京都内スタジオで行われ、千鳥(大悟・ノブ)、ブラックマヨネーズ(吉田敬・小杉竜一)、オリエンタルラジオ(中田敦彦・藤森慎吾)、ハリセンボン(近藤春菜・箕輪はるか)、渡辺直美、ピース(綾部祐二・又吉直樹)が出席した。平日の夜の行動について聞かれた綾部さんは「全開で喋ったら番組降ろされる」とオブラードに包みつつも「ドライブしながら千葉や埼玉の国道沿いで“ラブ充電”出来るところがあって、そこでラブチャージする」と返答。そのお相手は複数だそうで、大悟さんから「機種で合わないのもあるやろ?」と聞かれるも「それが全部に対応できる。すべてのメーカーが合うんですよ」と自信満々だった。一方、“チャラ男”で一世を風靡した藤森さんは「家にいることが多いですね。遊ぶとかそういうことはない。今は真っ直ぐ家に帰る」と元TBSアナの田中みな実との交際も順調のようで「家でラブ充電ですよ」との大胆発言には、相方の中田さんも「誰もが分かる顔の女性きちゃったよ…」と絶句していた。続けて、クリスマスイヴに藤森さんの家を訪れたという大悟さんは「慎吾とあの人がサンタの格好をしていた」と報告しながら、「台所でケツくらいは触った」と下劣過ぎる告白。芸人たちから非難の声が上がる中、当の藤森さんは田中さんに“みんなのみな実”というキャッチコピーが付いていることから「本人が“みんなの”って言っていますから、仕方がない」と冷静に受け流していた。同番組は、吉本の人気芸人たちが月曜日から金曜日まで日替わりで登場するトークバラエティ。本物のラジオブースにセットを組んだスタジオでの赤裸々トークをはじめ、曜日別のコーナーのほか最新のディズニー情報などを紹介する。3月2日(月)23時よりスタート。レギュラー放送に先駆けて、2月23日(月)にはピースによるSP版を放送する。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日『96時間』シリーズの“無敵の父親”リーアム・ニーソンが、今度は史上最悪の猟奇殺人鬼との戦いに挑む心理サスペンス・ミステリー『誘拐の掟』(原題『A WALK AMONG THE TOMBSTONES』)が、5月30日(土)に公開決定。併せて、特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は1999年のニューヨーク、街では連続誘拐殺人事件が人々を震撼させていた。「妻を誘拐した犯人を探してほしい」という相談を持ちかけられたのは、引退した刑事マット・スカダー(リーアム・ニーソン)。だが、その誘拐犯は残忍で狡猾、交渉不可能な猟奇殺人鬼。身代金を奪い、人質を変わり果てた姿で返していた。そしていま、ひとりの少女が新たに誘拐され、絶体絶命の交渉にこの男が打って出る――。大ヒット作の『96時間』シリーズやジュリアン・ムーア共演の『フライト・ゲーム』など、アクション俳優のイメージが強いリーアムは、本作では、心に傷を負い、隠居生活を送っている元・スゴ腕刑事役に。頭脳戦でも超人的な精神力を発揮しながら、知恵と交渉テクニックを駆使し、史上最悪の猟奇殺人鬼との戦いに挑んでいく。共演には、「ダウントン・アビー」で人気急上昇、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』にも出演する英国男子ダン・スティーヴンス。スカダーの頼もしい小さき相棒に、人気オーディション番組「The X Factor USA」で大きな注目を集めたラッパーのアストロことブライアン・ブラッドリー。また、“美人すぎる人質”を演じたダニエル・ローズ・ラッセルは、本作でデビューした全世界注目のティーンエイジャーだ。原作はローレンス・ブロックの傑作ミステリー、「マット・スカダー」シリーズの中でも傑作といわれる10作目「獣たちの墓」。本作に登場する2人組の猟奇殺人鬼という設定は珍しいようで、犯罪心理学者の越智啓太教授も「猟奇殺人鬼は、その性質上、単独犯が多いのですが、実在した連続殺人鬼の2人組を連想させ、リアリティのある映画だと思います」と本作を評している。特報映像では、次々と女性たちが映し出され、凶悪性、異常性を感じさせる犯人像が浮かび上がっていく。「誘拐犯に告ぐ、殺したら殺す」と言うリーアム扮するスカダー。少女の命を懸け、どのような交渉が繰り広げられるのか。世界中を震撼させた『羊たちの沈黙』『ドラゴン・タトゥーの女』『プリズナーズ』に次ぐサイコ・サスペンスの誕生を、まずはこちらから目撃してみて。『誘拐の掟』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日トム・ハンクスを主演に迎えて贈る、『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』のダン・ブラウン原作による“ロバート・ラングドン”シリーズ第3弾『インフェルノ』の製作が正式に発表された。4月末に撮影が開始され、2016年の公開を目指すという。前2作合わせて全世界で12億ドルを稼ぎ出した本シリーズ。今回も主演のトムはもちろん、ロン・ハワードが監督を続投する。本作でトム扮するラングドン教授が対峙するのは、ダンテの長編叙事詩「神曲」<地獄篇>をめぐる世界滅亡へのカウントダウン。記憶喪失となり、フィレンツェの病院で目を覚ましたラングドン教授は、女医シエナ・ブルックスとともに美術史や宗教図像解釈学の知識を武器に、伝染病を世界に広めようとする陰謀を阻止すべく奔走するのだが…。また、製作発表と同時にヒロインを演じるキャストも明らかに。ラングドン教授とともに謎を追う美人女医・シエナ役には、『博士と彼女のセオリー』で本年度アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされているフェリシティ・ジョーンズが大抜擢。さらに『最強の二人』で一躍人気俳優となったオマール・シー、『ライフ・オブ・パイ』のイルファン・カーン、デンマークのテレビドラマ「コペンハーゲン 首相の決断」のシセ・バベット・クヌッセンという国際色豊かなキャスト陣の参加も発表された。ハワード監督は「この作品では、ロバート・ラングドンの絶対絶命の危機や、彼の前に立ちふさがる世界規模の脅威を際立たせるために、インターナショナルなキャストにしたかった。フェリシティ、イルファン、オマール、シセは全員が自国において、そしてアメリカでもすばらしい俳優として認められている。撮影開始が待ち遠しいよ」とコメントを寄せている。『インフェルノ』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日岩井俊二監督の最新作『花とアリス殺人事件』が公開されるのを前に2月18日(水)、「岩井俊二映画祭」が開催。ファン投票で岩井監督作の中から選ばれた『リリイ・シュシュのすべて』が上映され、監督と俳優の郭智博によるトークイベントが開催された。2004年に公開され、いまなお多くの支持を集める実写映画『花とアリス』。今回製作されたアニメーション映画『花とアリス殺人事件』はその前日譚で、花とアリスの2人の中学時代の出会いが描かれる。郭さんは実写版『花とアリス』で花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)が憧れる宮本先輩を演じており、今回のアニメでは学校教師役で声優にも挑戦。また『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビューを果たすなど岩井監督との繋がりが非常に深い俳優のひとりだ。郭さんは『リリイ・シュシュのすべて』について、「初めてだったので、思い出深いです。同年代がたくさん出ていて、楽しくて勉強にもなったし、お互いに刺激し合ってやってた」とふり返る。凄惨なイジメの描写などが公開時には論議を呼んだが、岩井監督は「公開直後に怒りやお叱りのメールが相次ぎました。『なんて映画を作ったんだ!』『こんなの作るべきではない』という声が多かった」と明かす。当時、もちろん岩井監督はイジメについてリサーチを行なっており「映画で再現できないほど深刻で過激なものも多かった。僕としてはもっとディープなものから緩和して作った作品。絵空事ではなく、そういう世界にいる子どもに寄り添う映画があってもいいと思い、納得してやってました」と気概を口にする。郭さんは『リリイ・シュシュのすべて』に続き、『花とアリス』で岩井作品に参加することになったが「杏ちゃんと優ちゃんに日々、イジられてました(笑)」と撮影をふり返る。岩井監督はその様子を「遠くから気の毒だなと思って見てました(笑)。10代の子たちのイジリは猫が猫じゃらしで遊んでいるようで、本人たちは楽しんでいるんだけど…」と懐かしそうに語った。この日はTwitterに寄せられたファンからの質問に2人が答えたが、複数の質問が寄せられたというのが『花とアリス』の結末――花とアリスに好意を寄せられた宮本先輩の“選択”について。これについて郭さんは「撮影当時、僕も疑問に思って監督に聞いたら『男ってそういう時、あるじゃん』と言われた(笑)」と明かす。岩井監督はそもそも「疑問に思ったこともなかった」とのことで、観客、郭さんが抱いた疑問に「そう考えるものなの?実体験をふり返ってヒヤッとした…」と語っていた。『花とアリス殺人事件』公開も近づいてきたが、岩井監督はまず『リリイ・シュシュのすべて』について「重たい内容ですが、どこかでこんな状況でも強く生きている若い子を描きたくて作った気がしてて、それはストレートに『花とアリス』に繋がってます。同じ世界に生きている頑張っている子たちを描いてます。(今回の)アニメもその同じ一直線上にあるので、そんなことを頭に置いて見ていただけたら」と呼びかけた。『花とアリス殺人事件』は2月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月19日多数の話題作を世に送り出し続ける鬼才・三池崇史の最新作『極道大戦争』。この度、主演の市原隼人を始めとした、オールキャストが“ガン飛ばす”迫力のあるビジュアルが到着した。「ヤクザVSヤクザヴァンパイアオールヤクザで贈る、極道エンターテイメント」と銘打たれた本作は、あの三池監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだという期待の一作。神浦玄洋(リリー・フランキー)はヤクザの組長だが、街の人々からの信頼も厚い大人物。影山亜喜良(市原隼人)は神浦に憧れて極道の世界に入り舎弟となったものの、自分の半端さと理想とはかけ離れたヤクザ社会にうんざりしていた。ある日神浦は刺客に命を狙われ、瀕死の状態となってしまう。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」と言い残し絶命する神浦。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた…。今回解禁となったティザービジュアルでは、鍛え上げられた美しい体を披露している市原さんを中心に、ヤクザヴァンパイアの宿命を背負った恋人の行く末を心配する杏子を演じた成海璃子、鬼の形相をしたヤクザの組長役のリリー・フランキー、姉御改めアニキ肌の若頭・高島礼子ほか、青柳翔、渋川清彦、ピエール瀧、でんでんらがこちらを睨んでいる。“みんなヤクザ”にふさわしく、全キャラクターがガンを飛ばしているというビジュアル…のはずなのだが、そこにはなぜか不似合いなカエルのキャラクターの姿が!同時に解禁されたもう一面のビジュアルに至っては、まさかの全面占有という前代未聞の状況なのだ。主役の市原さんを差し置いて目立っているこのカエル、実はキャスト発表の時点ですらまったく触れられていなかった謎の存在なのだが、ビジュアルには「ヤクザなんてだいきらいだ」と書かれており、よく見てみると「ヤクザの天敵KAERUくんです」という一言が添えられている。果たして、彼(彼女?)は主人公・影山の敵なのか?味方なのか?ヤクザヴァンパイアの宿命を背負い、覚醒していく影山の行く末とともに、その正体を見守りたい。『極道大戦争』は6月20日(土)TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日キャッチーなメロディーで日本でも大ヒットしたファレル・ウィリアムスのシングル「Happy」が絵本になるようだと伝えられている。「HollywoodLife.com」によると、ファレルは「Putnam Books」と4つの絵本の出版契約を結んだようだ。その筆頭となるのが言わずと知れた大ヒット曲の「Happy」で、現地で9月22日に発売予定だ。本には世界中の子どもたちが“ハッピー”であることを祝う写真が出てくるのだという。同曲のミュージック・ビデオでは幸せそうな様子で道を歩いたりダンスする人々がたくさん出演しているが、それと似たような作りになるのだろうか。ファレルは本の出版について「このコラボレーションのおかげで、子ども達との対話をフレッシュで新しいやり方で続けられます。我々はどちらも、子どもたちの好奇心をイマジネーションで満たすことに従事します」「『Happy』の世界的な成功にかしこまっていますが、特にこの曲の若いファンにそう感じています」とコメントした。出版社の代表は「これはアメリカの才能あるスターたちとの素晴らしいパートナーシップの始まりです」「ファレルは個性と自分自身であることについての大切なメッセージを発信しました。我々は彼がそれを若い世代と共有する手助けを出来ることを誇りに思っています」とコメントし、ほかのアーティストとのコラボの可能性も匂わせた。ヒット曲をもとにした子ども向け絵本という新しい試みだが、どのようなものが出来上がるのだろうか。絵本とはいえ大きなヒットとなる可能性も高い。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日14日(現地時間)に挙式したばかりのベネディクト・カンバーバッチだが、実は自分の名字が気に入らずに芸名をつけることを検討していたという。イギリスの「The Sun」紙によると、ベネディクトはロサンゼルスで『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のプロモーション中のインタビューで、以前に“ベネディクト・カールトン”という名前で活動しようと考えていたと語った。カールトンというのはベネディクトのミドルネームで、彼の祖父の名前でもある。ベネディクトに言わせると、“カンバーバッチ”は「風呂の中の放屁のような響き」で、「イギリスのアクセントだと、よりおかしい」そうだ。だが、エージェントは“カンバーバッチ”はいい名前だから、と思いとどまるように説得し、ベネディクト自身もいまは、そのアドバイスに従って正解だったと考えているという。確かに、“カールトン”よりもはるかにインパクトのある響きで、一度聞いたら忘れられない。まもなく発表の第87回アカデミー賞で主演男優賞候補となっているが、その名前が果たして呼ばれるか、22日(現地時間)の授賞式が待ち遠しいかぎりだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月19日WOWOWの連続ドラマW「天使のナイフ」に出演する小出恵介、倉科カナ、千葉雄大、藤本泉らが2月18日(水)に開催された制作発表会見に出席し、トークを繰り広げて会場を沸かせた。第51回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞した薬丸岳のミステリー小説を、「それでも、生きていく」などのドラマを手がけてきた永山耕三がメガホンを握り映像化。妻を少年に殺された主人公を通じて少年法の是非や更生、贖罪について問いかける。“更生”をテーマにした作品にちなんで、「人生でやり直したいと思うこと」「後悔していること」を問うと、倉科さんは「幼少期に幼稚園の昼寝の時間が大キライで金網をよじ登って家に帰っていた」という思い出を告白。本作で倉科さんは保育士を演じており「いま、すごく反省してます…(笑)」と語り笑いを誘う。千葉さんは、小学校の頃の“自習”にまつわる思い出を告白。当時、何を書いてもいい「自習ノート」というのがあったそうで、それを先生に提出していたそうだが、千葉さんは「恋愛漫画を描いてたんですが、見返してみるとそれが誰にも見せたくないようなもので…(苦笑)。先生はこれを見てどんな気持ちだったんだろう…?と思います」と恥ずかしそうに後悔を口にする。そして、小出さんが語ったのは高校時代の思い出。小出さんは慶応高校に進学したが、男子校ながらもかなり「モテる学校だった」とのこと。しかし、小出さんは体育会系の硬派なバスケ部に在籍し、その練習のために、女子高生との交流という意味で最も大事な「文化祭に行かせてもらえなかった…」と無念をにじませる。大学はそのまま慶応大学に進み、共学ではあったが「すぐにこの仕事を始めたので(女性との)交流がなかった。その辺のところをもう少し…」とモテるべき時期に女性と交流することが出来なかったことへの悔しさを口にしていた。そんな小出さんだが、その無念をはらすべく(?)この日は“両手に花”のモテ男気分を味わうことに!2月20日に31歳の誕生日を迎えるため、サプライズで誕生ケーキが運び込まれ、妻役を演じた藤本さん、そして倉科さんからケーキを食べさせてもらった。藤本さん、倉科さんの「アーン」という言葉に大きく口を開けてパクリとケーキをと頬ばり、顔にクリームを付けたまま「おいしいです!」とゴキゲンな笑みを浮かべていた。連続ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22:00~WOWOWにて放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での演技が話題となり、いま最もセクシーな俳優として多くの女性を虜にしている俳優・斎藤工が、4月スタートのフジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」(仮)で主演を務めることが分かった。民放の連ドラ出演は、同じ木曜10時枠で放送された「昼顔」以来、約半年ぶりとなる。本作は、大学病院を舞台に、医師それぞれが“秘密”を抱えながらも、出世争い・恋愛・不倫・三角関係など、さまざまな欲望が渦巻く中で生きていく医療ドラマと恋愛ドラマが融合した医療ラブストーリー。斎藤さんが演じるのは、利益と権威を第一とする大学病院の体制に反発する正義感の強い熱血外科医・守田春樹。365日・24時間、患者を救うことだけを考える心優しい性格だが、“恋より仕事”で仕事の忙しさから恋愛の仕方を忘れてしまっている。そんな中、外科医の先輩として登場するのが、近藤千鶴を演じる石田ゆり子だ。仕事に没頭するあまり婚期を逃した女医だが、彼女と出会い、春樹は徐々に惹かれていく。石田さんはフジテレビドラマには、「カエルの王女さま」以来3年ぶり。さらに医療系の連続ドラマは約12年ぶりの出演となる。斎藤さんとは初共演とのことで年下の斎藤さんと年上の石田さんとの“大人の恋愛”にも期待したいところ。そのほか、シングルマザーだが肉食女子の麻酔科医・河合奈々に相武紗季、春樹をライバル視し、恋愛では誰彼構わず手を出す、外科医・高橋宗太郎に平山浩行、不妊治療中の内科医・市川友子に板谷由夏、出世を目指してこびをうり、さまざまな女性にちょっかいを出す外科医・大根良太に三宅弘城、春樹の良き理解者で外科医の仁志祐介に伊原剛志、そして、売り上げ第一主義で、費用効率ばかりを考えているため、春樹と対立していく、大学病院の経営本部長・渡辺幹夫に生瀬勝久と錚々たるメンバーが揃った。フジテレビ連続ドラマでは初主演となる斎藤さんは、「いまはメディアも多くの選択肢にあふれた時代です。その多くの中の選択肢の一つとして木曜10時にこの作品を選んでいただけるよう、この座組みでの特色を色濃く打ち出して行きたいと思います」と真摯にコメント。共演者については「石田さんは、作品の中にいらっしゃるだけで周りの空気や湿度が変わる稀有な女優さん、清らかで知性にあふれた聡明な方の印象です。素晴らしい共演者のみなさんと丁寧に時を過ごし、丁寧に視聴者の方々に作品をお届けしたいです」と意気込みを語った。年上のヒロインを演じる石田さんは「私にとって12年ぶりの医療ドラマです。お医者様の役はそれだけで、気が引き締まる思いです。命をあずかる素晴らしい仕事につく人たちの、ラブストーリーでもあるということで、考えてみればラブストーリーもとても久しぶりだと気がつきました。 気を引き締めて、しっかり役を生きたいと思います」。ドラマや雑誌で肉体を披露する機会も多い斎藤さんだが、今回は白衣に身を包み“脱がない”という。それでもセクシーで魅力あふれる演技は健在とのことなので、本作でも女性たちの熱い視線を集めそうだ。「医師たちの恋愛事情」(仮)は4月より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日作家・夢枕獏の人気小説を映画化する『エヴェレスト 神々の山嶺』。日本映画史上初となるエヴェレストでの撮影に挑む本作の主演を、岡田准一が務めることが決定。すでに撮影準備は始まっており、3月よりネパールなど実際にエヴェレスト現地にて撮影を開始する予定だという。本作で岡田さんが演じることとなるのは、日本のエヴェレスト遠征チームに参加したカメラマン・深町誠。物語は、滑落事故で仲間を失い、登頂をやむなく中止せざるを得なくなったところから始まる。行き場を失い、ネパールの首都・カトマンズを彷徨っていると、骨董屋である古いカメラを発見する。それは、1924年6月8日、エヴェレスト登頂に挑みながらも行方不明となったイギリスの登山家ジョージ・マロニーのカメラと思われるものだった。マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうかという登攀(とうはん)史上最大の謎に魅せられた深町は、証拠となるカメラを追い、ひとりの男に辿り着くのだが…。その深町が行きあう、消息不明となっていた伝説のクライマー・羽生丈二役には、阿部寛が。さらに、羽生を慕っていた兄を雪山で失いながらも、彼の帰りを待ち続けている女性・岸涼子役には尾野真千子が抜擢された。岡田さんを含め、3人は本作が初共演となる。すでにそれぞれが山岳練習を積んでいるようで、全体で約4か月におよぶ撮影期間の中で、岡田さんたちも通称・エヴェレスト街道を高度順応しながら10日間かけて登り、高度6,000M付近での撮影を行う予定とのこと。岡田さんは今回の挑戦について、「原作の『神々の山嶺』は大好きな作品で、実際のエヴェレストでも撮影できるということを今から楽しみにしています。平山監督をはじめとするスタッフの皆様、初めて共演させていただく阿部さん、尾野さん、キャストの皆様ともに過酷な撮影を楽しみ、しっかり体験していきたいと思います」と意気込みを寄せている。俳優でありながら、アルピニストとしての能力も身に付けなければならないが、その世界最高峰の山に命懸けで挑むキャスト陣の今後に注目が集まりそうだ。『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日本年度アカデミー賞にて「作品賞」「主演男優賞」を含む6部門でノミネートされ注目を集めている、クリント・イーストウッド監督の最新作『アメリカン・スナイパー』。このほど、先日妊娠を発表した元プロテニスプレーヤー・杉山愛のコメントが到着。さらに本作の本編映像の一部が解禁となった。9.11以降のイラク戦争を舞台に、米軍史上最多160人を射殺した実在の狙撃手クリス・カイルの真実を描いた本作。自国の守るために、家族を守るために戦場に立ったひとりの男の苦悩と葛藤を、ブラッドリー・クーパーが体当たりで熱演している。先日を本作を鑑賞した杉山さんは、「観終わった後、言葉を失いました。特に印象的だったのは、妊婦の妻が戦地の夫と近況を微笑ましく話している矢先、夫が敵軍に襲われるシーン。自分ごとのように、彼女の悲しみが心に刺さりました。ただ戦争を描きつつも、心に残ったのはーー主人公の友を想う気持ち、そして妻や子どもたち、家族へのあふれる愛。壮大なストーリー。まさに今の映画。是非、女性たちにも観て欲しい」と賞賛。今回シネマカフェに到着したのは、まさにそんな“家族への愛”ゆえに関係が歪んでゆく主人公・クリスとその妻・タヤのワンシーン。イラク遠征から戻ってきたクリスに、タヤが涙ながらに訴えるが、再び戦場へ向かおうとするクリス。「お前たちを守るため」「国のために戦う」と伝えるが、タヤは「家庭はここ。でも子供たちに父親はいない。人間らしさを取り戻して」と語りかける。すでにクリスの心はここにあらず、視線は遥か彼方の戦場を見つめているかのよう。家族を守るためだったはずが、いつしか戦場はクリスにとって“生”を感じる場へと変化していったようだ。その後の劇中では、残酷な戦場と幸せな家庭の狭間で、クリスが精神的に徐々に病んでいく様、そして妻・タヤが大きな困難を乗り越えようと、必死に夫を支え続ける姿が描かれる。タヤを演じた女優シエナ・ミラーは、「この映画の核にあるのは、2人の人物が関わり合う人間ドラマ。タヤはクリスの苦しさを理解し、辛抱強く夫を支えようとしている。そういう2人を描いているからこそ、魅力的で感動的なストーリーになったの」とコメント。また、タヤ本人は「この物語は私たちの愛の物語。クリスと私と子供たちの。そして神、そして我が国の。軍務についた兄弟の物語であり、男の物語、女の物語でもあります。この映画は、赤と白と青(軍服)色の服を過去に着ていたアメリカの家族、軍人すべての物語」と語っている。戦争という狂気に飲み込まれながらも、懸命に抗う夫婦の絆を見届けてみて。『アメリカン・スナイパー』は2月21日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年02月18日WOWOWの連続ドラマW「天使のナイフ」の制作発表会見が2月18日(水)に行われ、主演の小出恵介を始め、倉科カナ、藤本泉、千葉雄大、ラサール石井、第51回江戸川乱歩賞に輝いた原作を手がけた作家の薬丸岳、そして永山耕三監督が出席した。「少年法」が抱える矛盾やその実態、真の更生など社会問題に鋭く切り込む本作。妻を少年たちに理不尽に殺された主人公・桧山は社会復帰後の少年たちの動向を調べようとするが、その矢先に3人の少年のひとりが殺される事件が起こり…。WOWOWのドラマ初出演にして主演を務めた小出さん。妻を殺された夫であり、ひとりで娘を育てる父親という難しい役どころだったが「父親役は初めてに近くて、法律もののサスペンスも初めてで、演じれば演じるほど重くなった。倫理や道徳に問いかけるものはそこから逃れられないと覚悟してやらせてもらいました」とふり返った。藤本さんは小出さんの妻を倉科さんはその親友を演じており、赤ちゃんとの共演もあったが、2人は小出さんの赤ちゃんの接し方にツッコミ。藤本さんは「あやすのが下手で赤ちゃんが泣いちゃって…。『ばあ』って言い方が怖い」と言えば、倉科さんは「小出さんは赤ちゃんを平たく抱くんですよ」と抱き方にダメ出し。小出さんが「女性はやはり、上手ですね。何かあるんでしょうかね…」と恐る恐る返すと、すぐさま倉科さんは「(小出さんは)極端に下手ですからね」とピシャリ。会場は笑いに包まれた。ちなみに女優陣2人は中学時代の同級生という役柄で、回想シーンでは15歳のピチピチの中学生を演じている!倉科さんは27歳での制服&体操着について「現場で、中学生に混ざってメンタル的に追い詰められ、体力的にもハーフパンツに素足で走らされて追い詰められました…」と苦笑い。藤本さんは「中学生のハーフパンツの短さが衝撃でした!こんな短いの履くの?って思いました(笑)」とふり返る。これに対し、小出さんは反撃とばかり「ブルマ履くかと思って期待してたらハーフパンツで悔しかった。年代的にブルマでしょ!」と怒り(?)をにじませながら本作の時代考証に異議を申し立て、会場は再び笑いに包まれた。ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22:00より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日Appleのスティーブ・ジョブズ、Facebookのマーク・ザッカーバーグらとも並ぶ、ネット界に激震を走らせたインターネット上で情報漏洩を意図的に行う内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジを描いた、映画『フィフス・エステート:世界から狙われた男』。本作で“カリスマ”と呼ばれたこの男を演じるのは、3月に公開を控える『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で第87回アカデミー賞「主演男優賞」の受賞も有力視されている俳優ベネディクト・カンバーバッチだ。本作は、アサンジと彼の魅力に囚われていった仲間たちが、自らの危険を冒しながらも“リーク(告発)”という武器のみで権力の不正に立ち向かう姿を実話に基づきながらスリリングに描き出していく。日本未公開というファンにとってはまさに幻の1本。ベネディクトが役作りや作品に対する思いを語った。ベネディクトは「彼の顔は覚えていたよ。とても印象的な人物だからね」とアサンジについて語り始める。「あらゆる大見出しで彼を目にしたことを思い出したよ。内部告発者を守るように作られたウェブサイトができたという事実の後に、秘密の扱い方における革命や、秘密の流布や秘密の価値がどうなるのかについて書かれた『ガーディアン』(※イギリスの大手新聞)やそのほかの主力紙の記事を夢中になって読んでいたよ」。本作の出演のオファーがきたときには「やります」と即答したというベネディクトだが、苦労する点もあったようだ。「この人物については身につけるべきものがたくさんあったんだ。体や声だけでなく、信念や、僕たちが語ろうとしている物語の意味も含めてね。降参して、事の重大さを真に理解せずにこの映画を自分が引き受けたのか、という事実を認めた方がよかったかも」と語る。まずは外見から手を付けたというベネディクトは、髪を伸ばしてブロンドに染め、彼の容姿から言動に至る細部までとことん研究したという。しかし、ベネディクトの意見が通らなかった部分もあったようで、「僕は真っ白に染めようと乗り気だったんだけど、その後の製作でそれについてちょっと論争があったので、これ(ブロンドカラー)は妥協案なんだ」と残念そうに明かす。さらに「ジュリアンのまゆ毛はとても薄い色だった。だから、僕の濃いゲジゲジまゆ毛を抜くのではなく脱色したんだ。それから、もう1つの要素は顔だ。僕はかなり顔が長いけれど、彼はもっとソフトでまるい感じなんだ。そこで、頬骨を砕くために何かできることはないかと思い、少しやってみて、プランパーと義歯を試し、僕がいましているものにたどりついたよ」と完成形になるまで、かなり試行錯誤した様子。最後にベネディクトは、本作から現代社会に生きる若者に向けて学んでほしいと訴えかけた。「ニュースを越え、自分だけの真実、その真実の中にある自分だけの価値観を探してほしい。そして、政治意識をもつこと。彼らの破局の結果がどうであれ、それによって全体的メッセージをぼやけさせないこと。それはこの組織で起こる良いことであり、自分自身で調べ、見る必要があるものなんだ。自力で見に行き、自力で見つけてもらいたいね」。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日現代の白黒無声映画『アーティスト』でアカデミー賞作品賞、監督賞ほか全5部門を受賞したミシェル・アザナヴィシウス監督が手掛ける『あの日の声を探して』。アザナヴィシウス監督の公私にわたるパートナーである『アーティスト』『ある過去の行方』のペレニス・ベジョと再タッグを組んだ本作から涙なしでは見られない予告編が公開された。1999年、ロシアに侵攻されるチェチェン。両親を目の前で殺され、声を失った9歳の少年ハジ。一人放浪する彼はEU職員キャロル(ペレニス・ベジョ)に拾われる。彼が伝えたかったこととは?生き別れた姉弟と再び会うことはできるのか…?アカデミー賞受賞によって比類なき才能を全世界に知られることになったミシェル・アザナヴィシウス監督が、1946年にアカデミー賞4部門ノミネートされたフレッド・ジンネマン監督の『山河遥かなり』から着想を得て製作した本作。今回公開された映像には、両親を目の前で殺されたショックで、声を発することができなくなってしまったハジ。不安そうな表情で赤ん坊の弟を抱く姿や、泣きながら両親の絵を描く姿に目を奪われる。ハジの何かを伝えるために言葉を発しようする姿は観る側に、“失う”という悲しみを容赦なく突き付ける。一方で、必至で生きようとするハジの姿にペレニス演じるキャロルも背中を押され、彼を“守ろう”という気持ちが芽生える様子が分かる。撮影は、全編手持ちカメラでチェチェンに隣接するグルジアでロケを敢行したという。ロケ中もセットはほとんど使わず、合成も使わないという徹底したリアルを追求し、衝撃的な映像の数々を残した。まずは、こちらの映像から演技未経験である10歳の少年の壮絶な演技とリアルな映像をご覧あれ。『あの日の声を探して』は4月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日松尾スズキ×松田龍平という『恋の門』以来のタッグが贈る映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』。松たか子、阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行ら豪華キャストにも期待が集まる本作だが、熱烈なファンも多い松尾ワールド全開の愉快でシュールな予告映像が到着した。元銀行員のタケ(松田龍平)はお金恐怖症。都会の生活で、現金に触るだけで失神してしまうという前代未聞の深刻な状態に陥った彼は、仕事を辞め “ジヌ(東北地方の方言でお金のこと)”を一銭も使わない生活を送るため、過疎化が小さな寒村“かむろば村”へやってくる。ところがそこで暮らす村人たちは、村長(阿部サダヲ)以下、ひと癖もふた癖もある、あまりにも濃く不思議な人々ばかり。なんとか村での生活に慣れたその頃、村に怪しい風体の男・多治見(松尾スズキ)がやってきて…。いがらしみきお原作の人気漫画「かむろば村へ」を俳優、演出家として活躍する鬼才・松尾スズキが映画化。主演を務めるのは、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、人気・実力ともに日本映画界を牽引する存在と言える松田龍平。今回到着した予告編では、お金恐怖症のタケがキャラクターの濃い村人たちに翻弄されながらも、自らの生き方をつかみとろうとする姿が独特のテンポで描かれおり、初解禁となった「OKAMOTO’S」の手掛ける主題歌「ZEROMAN」の疾走感がより一層映像を盛り上げる。90秒強の短い時間の中で、西田敏行、松たか子、二階堂ふみを始め、阿部サダヲ、村杉蝉之介、伊勢志摩、荒川良々、皆川猿時、片桐はいり、オクイシュージなど、個性派俳優たちが入れ代わり立ち代わり顔を見せる様はもう圧巻の一言!舞台・映像作品と幅広いフィールドでカルト的な人気を誇る松尾さんの手腕にぐいぐい引き込まれてしまう。果たしてタケは望みどおりの「なにも売らない、なにも買わない、ただ生きていく」生活を平和に送ることが出来るのか?田舎の現実を織り交ぜながらも、誰も見たことのないあたたかくてシュールな世界を描く本作。混迷する現代に放つ、ちょっと不思議なエンターテインメントとして必見の一本となりそうだ。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』は4月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日映画『駆込み女と駆出し男』の完成報告会見が2月18日(水)に開催され、劇中で“離縁調停人”を演じた大泉洋と樹木希林、“駆込み女”を演じた戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名に原田眞人監督が出席した。作家で戯曲家の井上ひさしの晩年の小説「東慶寺花だより」を原案に、原田監督が時代劇初挑戦。ワケありの男女たちと離婚調停人のやりとりを通じて、江戸時代の離婚事情をコミカルに描き出していく。速いテンポのセリフのやりとりが特徴的な本作だが、映画さながらにこの日の会見でも、大泉さんと樹木さんが見事な(?)掛け合いで会見場を沸かせる。まずは2人の共演について印象を尋ねると、樹木さんは「大泉さんとのやりとりで印象的なことはなかった」とバッサリ。これには大泉さんは慌てて「そんなことないでしょ!少しはあります」と抗議する。樹木さんは「大泉さんをはじめ、若い人たちは自分の力量以上の力を発揮していて感心しました」と共演陣の演技を称えるが、一方で、撮影以外の時間での共演陣との会話に関しては「今回は私的なところでの収穫は少なかった。ワイドショー的な部分で…」とあまり、共演陣のプライベートなどに関する秘密を得ることが出来なかったようで不満そう。大泉さんは、樹木さんから振られる話題が「確かにゴシップ的なことが多かった…」と苦笑交じりにふり返る。さらに大泉さんは「勉強になったのは、樹木さんが(撮影所から宿に)帰る時間さえも自分で決めていたこと」と語り、樹木さんが、その日の撮影の進み具合を勘案し、予定では自身の出演シーンが控えていても、そこまでたどり着かないと判断したら勝手に宿に帰っていたと暴露する。これについて樹木さんは「私は体が弱いので」と釈明するが、大泉さんは「逆に(スタッフから)『樹木さん、今日はもうお帰りになって大丈夫です』と言われる日もあったんですが『私、今日は宿に食事いらないって言ってきたから』と現場に残って食べていくこともあった」と明かし、会場は笑いに包まれた。この後も、大泉さんが話している途中で樹木さんがそれを遮って話し始め「僕が喋ってるじゃないですか!」と大泉さんがブチ切れるなど、2人のやりとりが何度も会場を沸かせた。最後に、映画にちなんで“離婚”について尋ねられると、樹木さんは「私が話すと長くなるので、大泉さんに」と都合よく大泉さんにバトンタッチ。大泉さんは「3歳の娘がいるので離婚は出来ません!」と切実な思いを吐露。樹木さんは、なんだかんだで再びマイクを握り「男と女は縁を結ぶのは簡単だけど切るのは難しい」としみじみと語っていた。『駆込み女と駆出し男』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日北海道の旭川市で開催された「2015 氷彫刻世界大会」において、東京ディズニーランドホテルの調理部に所属する井上仁さんと、ディズニーアンバサダーホテルの調理部に所属する湯山明祥さんが、作品名「海と共に」で団体最優秀賞(内閣総理大臣賞)を受賞した。「氷彫刻世界大会」は1988年より開催され、今年で27回目を数える。北海道旭川市で毎年2月に行われる「旭川冬まつり」中で実施され、日本国内で唯一の公式の国際大会だ。同大会では井上さんと湯山さんは団体戦に臨み、2月6日(金)の19時から2月8日(日)の11時まで氷彫刻の技術を共に競いあい、会場となった旭川平和通買物公園に22基の力作が並ぶなか、団体最優秀賞(内閣総理大臣賞)という栄誉ある賞に輝いた。また、井上さんの最優秀賞受賞は今回を含め、個人戦で3回、団体戦で2回、計5回目の受賞となる。受賞を受け、「今回の作品は、海の中で楽しく遊んでいる人魚を想像して制作しています。氷の透明な質感を活かしつつ、ボリュームや立体感のある作品に仕上げました」(井上)、「このような栄誉ある賞を受賞し大変光栄です。これからも、ディズニーホテルに訪れるゲストの皆様へ食の楽しみと美味しさを提供していきます」(湯山)と、それぞれコメントした。氏名:井上仁(いのうえ ひとし)、湯山明祥(ゆやま あきよし)年齢:39 歳(井上)、30 歳(湯山)所属:株式会社ミリアルリゾートホテルズ勤務先:東京ディズニーランドホテル ランドホテル調理部(井上)ディズニーアンバサダーホテル アンバサダー調理部(湯山)(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日『DIVE!』で様々な映画賞を受賞した気鋭の映画監督かつ、3人の子の父でもあるジェレミー・セイファートがメガホンを取ったドキュメンタリー作品『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』。いま最も関心の集まる“食”をテーマをした本作が4月25日(土)に公開されることが決定した。「どんな食べものを、家族で選択していくのか」――人として、子どもを持つ親として、家族の一員として…生きていくかぎり一生切り離すことのできない、人間と食の問題を描いた本作に登場するのは、映画監督ジェレミー・セイファートとその家族だ。映画監督であり、3人の子どもの父親であるジェレミー。種が大好きな長男の影響もあって「遺伝子組み換え生物=GMO」に興味を持つが、そもそも表示義務すらないアメリカでは、一般の消費者はその実情を知ることが出来ないという現実にぶち当たる。そんな現状に疑問を抱いたジェレミーは、家族と共に遺伝子組み換え食品の謎を解く旅にでる。遺伝子組み換え市場シェア90%を占めるモンサント本社や、ノルウェーにある種を保管する“種子銀行”の巨大な冷凍貯蔵庫、GM食品の長期給餌の実験を行ったフランスのセラリーニ教授など、世界各国への取材を重ねるうちに、徐々に明るみになっていく食産業の実態とは…。近年我々消費者にとっても関心の高いテーマでありながら、とっつきにくい印象も強い「遺伝子組み換え」問題。本作では、家族という身近な切り口から、今までわかりづらかった遺伝子組み換えの世界を分かりやすく描いている。安全性を気にするあまり、何を食べていいのか分からなくなったり、混乱したり、子どものために厳格に取り組みすぎて疲れてしまったり…ジェレミーとその家族が戸惑う姿には「あるある!」と共感してしまうこと間違いなし!本作は、遺伝子組み換え食品の真実を追うドキュメンタリーでありながら「どんな食べものを、家族で選択していくのか」という答えをみつけるまでの、家族の成長物語であり、GMOをめぐるロード・ムービー。「食の問題の理想と現実」という、普遍的であり難しくもあるテーマを追い求めるこの旅の最後に、ジェレミーの家族は何を悟り、何を選択していくのだろうか。本作をきっかけに、家族で “食”について見つめ直してみてはどうだろう。『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日南米、北米、アラスカ、モンゴル、極東シベリア、ヒマラヤ…数々の僻地を旅してきた「グレートジャーニー」シリーズで知られる探検家・関野吉晴が新たに企画した途方もない旅を追った、ドキュメンタリー映画『縄文号とパクール号の航海』が3月末より公開される。この大冒険を一足早く体験した、北野武や糸井重里らが本作にコメントを寄せている。“途方もない旅”という表現に嘘や偽りはないーーその内容とは「自然から素材を集めて鉄を作り、その鉄で舟を作り、エンジンを使わずに島影と星だけを頼りにインドネシアから日本まで来る」というもの。完成した舟の名は、丸木舟の「縄文号」と「パクール号」だ。しかし、作りあげた舟は逆風で進む事ができないという致命的な欠陥を抱え、進まない時は歩くよりも遅い…時には2日で20kmしか進まないのだ。劇中、苦笑まじりにクルーのひとりが漏らす「いや~、想定してなかったですね…」という言葉は、まごうことなく心から出た言葉だろう。そんな停滞に停滞を重ねる舟とともに、価値観も宗教も年齢もバラバラの10人のクルーたちが圧倒的な自然の力に翻弄され、喜び・怒り・哀しみを分かち合いながら進んでいく様を追っている。同乗した関野さんの教え子・前田次郎が「日本に帰って仕事に就けるわけでもないし…しんどかったですね」と心情を吐露するシーンは大いに頷ける。しかしこの旅は、奇しくも3.11の東日本大震災の大災害を経て、新たな意味を持ち始める。果たして、この旅の意味は何だったのか?北野監督は、本作について「今回は若者とインドネシア人漁師と手作りカヌーで大海原に挑戦。星を頼りに航海する、グレートジャーニー関野吉晴さんたちの姿に手に汗握り、最後は拍手を送り、脱帽した」と賛辞を送っている。その他にも、様々な著名人が本作に胸打たれたよう。■糸井重里(コピーライター)「関野さんは、読書しているような目で冒険をやってくれる。今度の旅は、海と人間に聴診器をあてているような顔だった」■田口ランディ(作家)「とっても不思議な映画です。3.11の震災をはさんで、冒険の記録ではなく、命のつながりの深淵へと入っていきます。人間の意識は大自然と響きあっているのかなあ。関野吉晴さんが始めた航海の意味が…3年を経てやっと明らかにされました。ぜひ、若い人たちに観てほしいです」■林家たい平(落語家)「我々は地球という太古の昔から変わらない舟に乗り合わせていて、そこからすべてを授かり、生かされている。喜怒哀楽の波に揺られながら。縄文号とパクール号はまさに小さな地球。そこで暮らす意味を我々に問いかけてくれる」■高野秀行(ノンフィクション作家)「関野さんは遊びの天才だ。手造りの丸木舟で、インドネシアの漁民の人たちと、はるばる日本まで航海するなんて少年の夢そのもの。俺もこんなことをしてみたい!…と、羨ましすぎて、平常心で観ていられなかった」■服部文祥(サバイバル登山家)「二艇が石垣島を前にしたとき、私はぞわぞわと感動し、泣きたくなった。作業効率も、航海の効率もめちゃくちゃ悪い。しかし、この旅に『効率』は意味をなさない。『馬鹿げたことを通して見えてくるものがある』という関野吉晴が見たものとは?ズルのないドでかい旅を見てほしい」■会田誠(美術家)「もともと古代人の航海についての興味で見たけれど、見終わったら関野氏が実践する超理想的な全人教育を、僕も一生徒として疑似体験させてもらったような…そんな映画でした」舟に乗った男たちがどんな旅に出たのか、その目で見届けほしい。<ドキュメンタリー映画『縄文号とパクール号の航海』公開日時>上映館:ポレポレ東中野3月28日(土)~4月10日(金) 12:30~/15:30~4月11日(土)~上映時間未定※3月28日(土)12:30~の回は、探検家・関野吉晴および、関係者舞台挨拶(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日東京・上野公園の国立科学博物館では3月14日(土)~6月14日(日)まで、南アメリカ・アマゾン川の自然を紹介する「大アマゾン展」を開催する。アマゾン川は世界一の流域面積を誇り、長さも世界一と言われている。今回、国立科学博物館はTBSテレビとともに現地を調査し、取材や撮影を行った。本展覧会ではその成果をもとにアマゾン川に生息する動物や植物の多様性を、化石やはく製、骨格標本や映像資料などを交えて紹介する。知っているようで、実はあまり知られていないアマゾンの多様な生態系を知ることができる、過去最大級の「アマゾン展」となる。アマゾンと聞いて、まず頭に思い浮かぶ景色は雄大なジャングルだ。本展では、アマゾンの森を体感できるジオラマを展開し、そこに生息する動植物を紹介する。そのほか、アマゾンの成り立ちの地球史的な背景とともに紹介しながら、約1億年前の南米に生息していた動植物の化石を揃えたり、南米に固有の哺乳類たちの姿や、カラフルで世界最大のインコ、コンゴウインコ、“ピンクイルカ”として知られるカワイルカなど、なかなかお目にかかれない生物の秘密にも迫る。本展の魅力を分かりやすく伝えるサポーターには、お魚の知識では誰にも負けないさかなクンが決定。さかなクンは本展に寄せて、「淡水魚、特にアマゾンのお魚は自分にとって未知な分野でギョざいます。この機会、フルパワーで挑ませて頂きます」とコメントしている。子供から大人まで楽しめる「大アマゾン展」。春先の週末にお出かけしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年02月18日日本の“フラ(ダンス)”ブームに火をつけた松雪泰子・主演の映画『フラガール』(’06)。この物語で描かれた、福島県いわき市湯本の大型レジャー施設・常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)で設立されたフラガールチームを始め、一般のフラ教室などの取材を通してフラの魅力を探るドキュメンタリー映画『Aloha mai ka Hula(仮題)』が制作中であることが明らかとなった。スパリゾートハワイアンズ創業50周年の記念すべき年となる、今年。日本のフラ人口は現在100万人とも言われ、なおも増加中。そのフラ人口の大半を占めるのは、30代~60代の女性たち。女性たちにとって、フラは仕事や子育てなどの日常から解放される貴重な時間なのだ。そんな人々を笑顔にさせるフラの魅力を探ってみたいという思いから、この企画はスタートしている。最初に、スパリゾートハワイアンズのフランダンスチームに密着取材したという本作の撮影部隊。総勢38名のダンサーたちの中には、映画『フラガール』を観てフラに憧れてダンサーになった者もいるそうだ。そんな彼女たちが、観客や3.11の大震災からの復興を応援してくれた人々への“感謝”を持って踊る新演目「BIG MAHALO!!(意味:大きな感謝)」のお披露目までの一部始終を追いながら、スパリゾートハワイアンズから引退していった元フラガールたちの人生も追いかけ、プロから引退してもなおフラに関わり続ける彼女たちの想いに迫っていく。これから各地の一般のフラ教室の取材が始まり、編集作業もすでにスタートし、完成は5月予定しているとのこと。映画に広がりを持たせるため、現在、サイバーエージェントがサービスを手がけるクラウドファンディング・プラットフォーム「Makuake」で制作に必要な資金を募るためのプロジェクトを実施中だ。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などの傑作を生み出してきた警察小説&人間ドラマの名手・横山秀夫が7年ぶりに世に放った衝撃作「64-ロクヨン-」を前編・後編の2部作で実写映画化されることが決定。さらに、佐藤浩市が主人公を務めることが明らかとなった。昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年ーー主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。刑事部と警務部の軋轢、未解決のロクヨンと新たな誘拐事件の関係、そして三上の一人娘の行方。驚愕の展開が次々と三上を襲う…。2012年度「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年度「このミステリーがすごい!」年間1位、2013年度「本屋大賞」第2位に輝き、過去のどの警察小説よりも警察、記者たちの葛藤・攻防がリアルに描かれ、瞬く間に文壇を席巻した「64-ロクヨン-」。映画化に挑むのは、『ヘヴンズ ストーリー』で「第61回ベルリン国際映画祭」国際批評家連盟賞を受賞するなど世界的にも評価され、『アントキノイノチ』や6月より公開となる『ストレイヤーズ・クロニクル』を手がけた鬼才・瀬々敬久。オファーを受ける前、原作を読んだ段階から出演を熱望していたという佐藤さん。『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』でもタッグを組んだ瀬々監督と、脚本製作段階からすでに“三上”という男の人物像とその演出法について意見を交わしていたという。「『クライマーズ・ハイ』のときもそうでしたが、『64』も原作を読んだときから大変な仕事になるという覚悟を決めなければ出来ない作品です。しかし自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品に出来るということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と気合十分。原作者・横山氏は、過去4作映画化されており、本作で第5作目。「64」には思入れがあったようで「何年も苦しんで執筆した作品なので、自分の分身のように感じる」と語る。また、2部作で映画化されることについては「知らされたときは本当に驚きました。嬉しい半面、『64』の文庫本を上下巻で出している身としては『冒険だな』とも。本では上巻、映画では前編の出来と質がまず問われますよね。恐いけれどもワクワクする。冒険のパートナーに『64』を選んでいただいたことに感謝しています」と喜びを語った。センセーショナルな事件を解決に導いていくだけではなく、主人公・三上が複雑な関係性の中で悩み、苦しみ、生きていく様を描いている本作。前編では加害者匿名報道を巡る、広報室と記者クラブの確執のその狭間で、三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では新たに発生した因縁の事件「ロクヨン」をなぞる誘拐事件に対し、かつては刑事として、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれるという。『64-ロクヨン-』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日映画配給会社「ギャガ」の2015年~2016年のラインナップ発表会が2月17日(火)に開催され、アカデミー賞候補からエンターテイメント超大作まで全27作品が発表されたが、その大半の25作品を洋画が占めた。昨年はアカデミー賞作品賞『それでも夜は明ける』を配給するなど、メジャー作品とは一線を画した洋画作品が映画ファンの支持を集めるが、今年もまもなく授賞式が行われるアカデミー賞ノミネート作品を数多く擁している。作品賞ノミネートの8作中、3作が同社配給となる。最も公開が早いのは第二次大戦中、ドイツ軍が誇る暗号機・エニグマによる暗号の解読で連合国軍の勝利に大きく寄与した英国人の天才数学者の人生を描いた『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』。人気海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチが主演男優賞にもノミネートされている。4月17日(金)公開の『セッション』は、名門音楽学校を舞台に繰り広げられるジャズドラマーと鬼教師の狂気を帯びたレッスンを描いたドラマ。作品賞に加え、J・K・シモンズが助演男優賞候補となるなど計5部門にノミネート。もう1作『SELMA』(原題)はマーティン・ルーサー・キングJr.牧師が率いたデモ行進がアメリカ世論を動かしていくさまを描いたドラマで、作品賞と主題歌賞にノミネートされている。ちなみにセルマは1965年3月7日に黒人有権者登録の妨害に抗議するために600人が立ち上がったアラバマ州の町の名前だ。オスカー関連以外では、2009年に日本でも「このミステリーがすごい!」海外編1位を獲得したミステリー小説を映画化した『CHILD 44』(原題)が夏に公開となる。リドリー・スコットが製作、トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマンらを迎え、スターリン体制下のソビエトで起こる子供を狙った連続殺人事件の恐るべき真相を描き出す。アルゼンチンで『アナと雪の女王』を抑えて年間No.1ヒットを記録した『WILD TALES』(原題)はペドロ・アルモドバルが製作を務めており、アカデミー賞外国語映画賞ノミネートを果たした。些細なことから人生の歯車を狂わせていく人々の姿をサスペンス、コメディ、バイオレンスを交えて描き出す。先の『SELMA』同様に歴史上の実在の人物や実際に起きた事件を基にした作品も多数。『SAINT LAURENT』(原題)は“モードの帝王”イブ・サン=ローランの愛と苦悩を描いたドラマでギャスパー・ウリエルが主演を務める。喜劇王チャップリンの遺体を盗み、身代金を要求するという奇想天外な事件を基にした『THE PRICE OF FAME』(原題)は7月公開。『WOMAN IN GOLD』(原題)はナチスに奪われたクリムトの名画を巡り、オーストリア政府に裁判を挑んだ女性の実話を描く。『LIFE』(原題)は、「LIFE」誌の若手カメラマンが偶然出会ったデビュー前の若手俳優ジェームズ・ディーンに魅せられ、彼が撮ったの1枚の写真が2人の運命を大きく変えていくさまを描いており、デイン・デハーン、ロバート・パティンソンが出演。「U2」やビョークに愛された伝説のロックフォトグラファー、アントン・コービンがメガホンを握る。“スパイダーマン”トビー・マグワイアが伝説のチェスプレイヤーで、日本でも信奉者の多いボビー・フィッシャーを演じる『PAWN SACRIFICE』(原題)は2016年公開。そして、実在の人物を描いた作品の中でもホットなテーマで注目を集めるのが、米政府の不正な個人情報取得を告発したCIAの情報工学者・スノーデンを描く『SNOWDEN』(原題)。オリバー・ストーンが監督を務め、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがタイトルロールを演じる。このほか、ハートウォーミングなアンサンブル作品として支持を集めそうなのが4世代の家族が集う恒例のクリスマスディナーで起こる騒動を描く『LET IT SNOW』(原題)。ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン、アマンダ・セイフライド、オリヴィア・ワイルドらがクセ者の家族の面々を演じる。名優イアン・マッケランが93歳となった名探偵シャーロック・ホームズを演じる『Mr. HOLMES』も楽しみな作品。とぎれとぎれの記憶を辿りつつ、辿り着いた真相とは?ちなみに本作には真田広之も出演しており、ホームズとどのように絡むのかも楽しみなところ。従来のギャガ配給作とは経路の異なる超大作が、神話のエジプトを舞台にした『GODS OF EGYPT』(原題)でジェラルド・バトラー、ジェフリー・ラッシュらが出演している。ショーン・ペンの久々の監督作『THE LAST FACE』(原題)はシャーリーズ・セロン、ハビエル・バルデム出演の愛のドラマ。アフリカの内戦地を舞台に恋に落ちる男女の姿を描く壮大な物語。これまでもアフリカを舞台に多くのラブストーリーが世に送り出されてきたが、ショーン・ペンがどのようなドラマを紡ぎ出すのか?注目が集まる。オスカーレースを争う良作に実話を基にした作品、エンターテイメント、超大作と多彩なラインナップの全27作品。洋画苦戦のいま、奮闘が期待される。<ギャガ2015年~2016年ラインナップ一覧>『妻への家路』『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』『セッション』『あの日の声を探して』『小さな世界はワンダーランド』『A MOST VIOLENT YEAR』『海街diary』<※邦画>『Child 44』『THE PRICE OFFAME』『WILD TALES』『NIGHTCRAWLER』『みんな!エスパーだよ!』<※邦画>『FATHERS ANDDAUGHTERS』『13 MINUTES』『Saint Laurent』『WOMAN IN GOLD』『プライドと偏見とゾンビ(仮題)』『LIFE』『SELMA』『LET IT SNOW』『QUEEN OF THE DESERT』『SEASONS』『PAWN SACRIFICE』『SNOWDEN』『Mr. HOLMES』『THE LAST FACE』『Gods OF EGYPT』(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日映画配給会社「ギャガ」の2015年~2016年のラインナップ発表会が2月17日(火)に開催され、全27作が発表されたが、是枝裕和監督による『海街diary』、この日、情報が解禁となった人気ドラマの劇場版となる『みんな!エスパーだよ!』と2作を邦画が占める。2013年、是枝裕和監督、福山雅治主演の『そして父になる』が同社配給で大ヒットを記録したが、同じく是枝監督が吉田秋生のマンガ大賞受賞の人気コミックを原作にした『海街diary』が6月13日(土)より公開となる。姉妹3人が暮らす鎌倉の家に引き取られることになった腹違いの末の妹。父への思いや葛藤を抱えながら、彼女たちが本当の“家族”になっていく1年を描いており、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じる。是枝監督にとっては『空気人形』以来の漫画原作の映画化となるが、現在も連載が続いている大人気作品をどのように映像として描いているのか?本作は、ギャガにとって初めて東宝との共同配給作品となり、宣伝をギャガが、劇場営業を東宝が担当しており、公開規模という点でもこれまでの是枝作品の中でも群を抜いたものになるのでは、と注目が集まる。そして邦画のもう1本はこの日、情報が解禁となった『みんな!エスパーだよ!』。園子音監督×染谷将太主演という、同社配給の『ヒミズ』コンビにより、2013年のギャラクシー賞受賞(月間賞、年間賞奨励賞)の人気ドラマの劇場版となる。『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる若杉公徳の同名漫画が原作で、ドラマでは園監督の故郷でもある愛知県の東三河を舞台に、超能力に目覚めた地味で平凡な高校生とエスパーたちの戦い(?)をエロを交えて描いた。ドラマは園監督の仕事の都合上、園監督のみならず入江悠など複数の監督が演出を担当しており、全話演出できなかったのが監督にとって心残りだったという。次々と話題作に出演し、若くして邦画を担う存在となっている染谷さんが、園監督との再タッグでどのような姿を見せてくれるのか楽しみだ。撮影は、東三河でこの春より行われる予定で9月公開の予定。なお、映画の公開を前に現在は休載中の原作漫画が3月16日(月)発売の「ヤングマガジン」(講談社)より再開となるほか、この春にはテレビ東京でスピンオフ特番「みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~」が放送される。全27作品中2作品と、多いとは言えない邦画作品だが、是枝監督、園監督という根強いファンを持つ監督であり、それぞれ原作漫画の愛読者、ドラマ視聴者の期待度も高い。昨年、同社配給の中島哲也監督『渇き。』がセンセーションを起こしたように、今年も邦画配給の台風の目となりうるか?『海街diary』は6月13日(土)より全国にて公開。『みんな!エスパーだよ!』は9月よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミス夫妻が、息子のジェイデンとモデルのカイリー・ジェンナーの破局を受けて、子どもたちにジェンナー家の姉妹との交流を禁じたようだ。スミス夫妻の息子・ジェイデンは16歳になるが、1歳上のカイリー・ジェンナーと3年前からデートを重ねていた。だが、ウィルとジェイダは以前からカイリーと彼女の姉・ケンダルにいい印象を持っておらず、息子の破局を機に、ジェイデンの妹で14歳のウィロウも含めてジェンナー姉妹との関わりを断つように命じたという。キム・カーダシアンの異父妹で、TVのリアリティ番組でも人気のジェンナー姉妹はジャスティン・ビーバーや「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズ、NBA選手のチャンドラー・パーソンズなど、恋のうわさが絶えない。その渦中に息子たちが巻き込まれ、リアリティ番組で面白おかしく扱われてはかなわないとスミス夫妻は考えている、と関係者はアメリカ版「OK!」誌に語っているのだ。昨年5月にイタリアで行なわれたキムとカニエ・ウエストの挙式にも出席するなど、家族ぐるみのつき合いをしてきたジェイデンは、両親の説得になかなか応じず、不満を募らせているそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月18日