cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (2007/2207)
世界的ヒットを飛ばした『トップガン』を筆頭に数々の80年代映画の名作、さらに90年代に突入してからも『ミッション:インポッシブル』シリーズを始め、ハリウッドの第一線で大活躍、トップの座に君臨し続けるトム・クルーズ。最近では離婚沙汰でも何かと動向に注目が集まる彼だが、そんな彼が初めてミュージカルという新境地を開いた『ロック・オブ・エイジズ』が本日より公開となった。これまでアクションや硬派な役が多かった彼だけに、イメージを一新する同役に対する映画ファンの反応は!?シネマカフェでは、公開に先駆けて女性読者限定で試写会を開催した。読者の声を少しだけご紹介!80年代の大ヒットロック&ポップナンバーをベースに、夢と欲望が渦巻く黄金期のハリウッドで奮闘する男女の姿を描いた本作。まさにこの時代にスターとして誕生したトムが本作で演じるのは、“ロックの神”と呼ばれ、そのエロカッコよさで女性をたちまち失神させるカリスマ・ロックスター、ステイシー。ハードな特訓を重ねた生歌をステージ上で堂々と披露している。ずばり、このトム・クルーズの“ロック”姿についてどう思ったか?賛否両論が巻き起こるかと思いきや、9割の女性が絶賛の声を寄せており、「さすが!カリスマ性に説得力がありました」(20代・女性)、「すごい衣裳で度肝を抜かれましたが、難解で孤独なロック歌手を熱演していて良かったと思います」(30代・女性)、「絶頂期を少し過ぎた感じのロッカーを後姿で演じていました。うっとり!」(40代・女性)と世代に関係なく、好感触の傾向を見せた。50歳手前にしてなお変わらない男の色気が「セクシー!」という声や「意外と良かった」という声が多く見られた。一方で、もちろん「もう少し体が引き締まっていると良かったかも…」(20代・女性)、「すごいけどちょっと体格が良すぎる」(40代・女性)という女性ならではの辛口コメントも…。またトムを筆頭に、夢を追いかけるシェリー(ジュリアン・ハフ)とドリュー(ディエゴ・ボネータ)、ロック撲滅運動を掲げるパトリシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)など、ハリウッドはサンセット通りで生きる老若男女のキャラクターも魅力的な本作。劇中のキャラクターの中での人気を問うてみたところ、ステイシーが多くの票を得ていたが、実は彼を上回り、トップ票を得たのが新星ジュリアン・ハフが演じる主人公・シェリー。80年代ルックスに身を染めた彼女が見せる、圧倒的な歌唱力とダンスにすっかり魅了された人が多い中、「田舎から出てきて夢を追う姿は応援したくなる」、「娘のことと重なって感じられた」と、夢をひたむきに追いかける姿に親心を抱く年上女性も少なくなかったよう。シェリーと僅差でこちらも高い支持を集めていたのが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ扮する勝気な女性、パトリシアだ。「一番、喜怒哀楽が激しかった」、「ぶっ飛び具合が素敵!」と強烈な彼女の性格が、女性からは爽快に感じられたようだ。さらに、本作の最大の見どころである“ロック”について質問。8割の人が「気分が楽しいときにロックを聴きたくなる」と答える中、本作で流れる80年代音楽のシーンについて、「一度は耳にしたことがある80’sの様々な曲がアレンジされていてとても良かったです。すごく楽しめました」(10代・女性)、「L.A.に行きたくなった!大音量でもう一度観たいです!」(20代・女性)とライヴ感覚で楽しんだ人も大勢いれば、「70年代、80年代のロックはとても好き。この映画を観ながらとても懐かしくて、そして新鮮に聴けました」(50代・女性)と懐かしい思い出が蘇った人と、同じ音楽好きでも世代によって楽しみ方が微妙に異なるようだった。総じて、平均点は82点と高得点!中には「100満点!」と大絶賛のポイントをつけた人も。ライヴ感覚で楽しむのもよし、青春と挫折に共感するのもよし、それぞれの楽しみ方をぜひこの映画で見つけてみては?『ロック・オブ・エイジズ』は全国にて公開中。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月21日現在、『バイオハザードV:リトリビューション』が絶賛公開中のミラ・ジョヴォヴィッチに加え、ブレイク必至のヤングセレブ出演の注目作『カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~』の日本公開がこのたび決定した。学校一の尻軽女として知られる女子高生・ダニエル。ある日、校長室に呼ばれたダニエルは、問題児ばかりを集めた特別クラスに入れられることに。そして、初めて出された宿題で、友達のいないゲイのクラークとペアを組まされる。さらに、母親がボーイフレンドと結婚することが発覚し、それに猛反発したダニエルは、口論の末、母親のボーイフレンドの息子とも寝たことを告白。全てが嫌になったダニエルは、クラークを連れて会ったことのない実の父親を捜しにロサンゼルスまで旅立つことを決心する…。娘が過去の自分と同じ過ちを犯していることに胸を痛めつつ、娘と自分の幸せのために奮闘する母親をミラが熱演。さらにそのボーイフレンドに、『ファーゴ』でアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされたウィリアム・H・メイシーと脇を固める豪華キャストで贈る本作。中でも要注目は、主人公・ダニエルを演じるジュノー・テンプル!『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』、『ダークナイト ライジング』など立て続けに話題作に出演し、着実に女優としてのキャリアを積み上げてきたジュノー。ネクストセレブとしての呼び声高い彼女が、本作で着こなす80年代テイスト漂うポップなファッションは女子ならば必見!監督は、これが長編映画デビュー作となるエイブ・シルヴィア。この秋、切なくも甘酸っぱい青春ロードムービーが新たに誕生する!果たして、居場所が見つからない2人の旅のゆくえは?『カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~』は10月20日(土)よりシネマート六本木にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCバイオハザードV:リトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~ 2012年10月20日(土)よりシネマート六本木にて公開© 2011 by iDeal Partners Film Fund, LLC. All Rights Reserved.
2012年09月21日美味しそうなごはんやおしゃれなカフェ・スイーツを写真で紹介したり、心に残る風景、気になるものや言葉を写真で残したりと、携帯で手軽にきれいな写真を撮れるいま、それを日常の中の自己表現として活用している方は少なくないはず。現在、NHK BSプレミアムで放送中のトーク番組「写ねーる」は、そんな流行に反応した、写真とつぶやきで作るこだわり発見トーク番組。視聴者から寄せられた写真とつぶやきをもとに、MCを務めるモデルの冨永愛がゲストを迎え、女性ならではの目線でぶっちゃけトークを繰り広げるという内容で、大人の女性の支持を集めている。このほど、同番組がNHKの単独番組としては初のfacebookページをオープン!視聴者参加型という観点で、次なるステップを展開している。視聴者自身が自分なりの発見やこだわりを写真とコメントで紹介できるという、視聴者参加型であることから、親和性の高いfacebookとネット投稿がしやすい環境づくりができるという狙いで始まった今回の試み。番組の公式facebookページからの投稿作品が番組に反映されるだけでなく、放送時間中はタイムライン上で番組のコンテンツとリアルタイムに連動。視聴者は投稿作品や出演者について「コメント」や「いいね!」で参加が可能となる。さらに、放送時間外でも、継続して視聴者とMCの冨永さんと番組がソーシャルな会話を展開していく。トップモデルとして、働くママとして、飾らない魅力で女性から高い好感を集める冨永さんだが、彼女と直接繋がってトークできる場が、facebookページとして誕生した。この新たな試みについて、冨永さんも「人との繋がりがよりスピーディーに、簡単になりましたね。リアルタイムで繋がれる。自分が何に興味があって、いまなにをしているのか友達に分かりやすく伝えられる」と早速手ごたえを感じている様子。そんな中、9月22日(土・祝)には、同facebookページと連動した生放送の60分スペシャル番組が放送される。facebook上に「いいね!」やコメントを投稿すると、テレビ画面にあなたのコメントが表示され、冨永さんとの生トークに参加できる。今回のテーマは「子供コーデ」。ヒーローやお姫様のなりきりファッションや我が家のおしゃれ番長、ママのコーデに対して言われた子供からの衝撃の一言など、あるあるネタや微笑ましい写真が披露される。さらに、親子で楽しむ最新のオシャレコーデも紹介!ゲストは、冨永さんと名コンビを見せる土屋アンナと、今年3月に第一子を出産したばかりの新米ママ、ミキティこと藤本美貴。果たして、この3人からどんな子供コーデ話が飛び出すのか?中でも、スーパーモデルの一線で活躍し、ベストマザー賞受賞の冨永さんならではの子供コーデ術は特に気になるところ。冨永さんも「ゲストに来ていただいた方々がいま何を感じているのか、どう思っているのか、よく分かる番組ですし、視聴者の方々とボーダレスに繋がれるのが魅力ですね」と語る新感覚の番組「写ねーる」。生放送の60分スペシャルは、9月22日(土)22:00からBSプレミアムにて放送。気になる方は、いますぐ公式facebookをチェック!「写ねーる」生放送60分スペシャル9月22日(土)22:00~23:00BSプレミアムにて放送公式facebookページ:「写ねーる」毎週火曜23:15~23:45BSプレミアムにて放送【再放送】翌火曜12:30~13:00公式サイト:
2012年09月21日『希望の国』で新たな原発爆発が起こった日本の日常を描き出し、日本映画で唯一の快挙であるトロント国際映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞した園子温監督。このほど、堤真一を始め、國村隼、二階堂ふみら総勢6名を主演に迎えて贈る最新作『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?』の撮影に入っていることが明らかとなり、これに併せて、豪華キャスト陣からのコメントも到着した。「アクション映画を撮りたい!」という強い思いから、園監督自身の15年以上前のシナリオを見つけ出し、製作へと至った本作。ある理由から憎しみ合う、武藤と池上。武藤の娘で女優のミツコに、思わぬタイミングで恋をする池上。そして、ある事情から刑に服していた武藤の妻・しずえの出所祝いに、彼女の夢であったミツコの映画デビューをなんとか叶えたい武藤は、素人のくせに何を思ったかミツコ主演で映画を撮ることを思いつく。さらに、通りすがりの男や自主映画監督・平田を巻き込みながら、物語は予期せぬ方向へと転がっていく。武藤役の國村さんに、池上役の堤さん、さらに友近(妻・しずえ役)、長谷川博己(自主映画監督・平田役)、星野源(通りすがりの男役)と園監督作品には珍しい面々に加え、今年1月に公開された『ヒミズ』で主演を務めた二階堂ふみ(ミツコ役)を含めた総勢6名が主演という、流石は園子温と唸るしかない異例のキャスティング。さらに、アクションやバイオレン満載のコメディー作品になるようで、いよいよもって前代未聞。当の園監督は、本作について「このシナリオは15年ほど前に書いていたもので、それを“いまの僕”が共同脚本するような気持ちで加筆しました。『キル・ビル』っぽい、と言われることもあるけれど、先にシナリオは書いてたので、どこか似てたとしてもそれは偶然です(笑)。とにかく過激で、しかもいろんな要素がてんこ盛り。だからいろいろなジャンルの方にお声掛けさせていただきました」と語っている。そんな園監督と初タッグとなるキャスト陣は、「『ぜひ一緒にやってみたい!』と出演を決めました」という堤さんを始め、「即決でした!」と明かす國村さんに、「こんな映画のこんな役を演じてみたかった。まさに“待ち望んでいた役”。映画の神様ありがとう!」と感無量の長谷川さん、そして星野さんは「シナリオを読んでぶっ飛びました!毎日の撮影が本当に楽しくて、興奮しっぱなしです!」とそれぞれに喜びのコメントを寄せる。さらに、すでに撮影中とのことで再び園組への参加となった二階堂さんは「楽しくて、面白くて、激しい、竜巻の中にいるような現場です(笑)」と興奮気味に明かし、友近さんにいたっては「演者がもともと持っているものや持っていないものまでを最大限に引き出してくださる救世主みたいな方だとイメージしております。私も園監督によって化けさせていただけたらと思います」と、本作で“女優”友近としての更なる躍進を図っているよう。バイオレンス、アクション、ラブコメディと様々なエッセンスが交わり合ったジャンル分け不可能な本作。“奇才”園子温が見せる究極のエンタテインメントに、再び世界中から注目が集まりそうだ。『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?』はまもなくクランクアップを迎え、2013年の春に公開予定だという。■関連作品:地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell? 2013年3月、新宿バルト9ほか全国にて公開
2012年09月21日マット・デイモンとベン・アフレックが、南極探検家を描く新作『The Race to the North Pole』(原題)で再タッグを組むようだ。ワーナー・ブラザース製作の同作に、自らの映画製作会社パール・ストリートを通してプロデューサーとして参加する2人は、ピーター・グランツを監督に迎える模様だ。同作は、英国人のロバート・ファルコン・スコットとノルウェー人のロアール・アムンゼンの2人の探検家が、1900年代初頭に前人未踏だった南極を目指した実話が基となっている。ロバート役にはベンの弟ケイシー・アフレックが抜擢されている。さらにパール・ストリート社は、ボストンのギャング、ホワイティ・バルジャーの波乱の生涯を描く実録犯罪映画も手がけ、マットが主演し、ベンがメガホンを取る見込みだ。マットは新作『Promised Land』(原題)で製作、主演、脚本の3役を手がけており、一方のベンは監督と主演を担ったポリティカル・サスペンス作品『アルゴ』の公開を控えている。■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年09月21日ハリウッドでも活躍する女優のコン・リーが、『The Last Empress』(原題)で女帝・西太后を演じることが決定した。中国とアメリカの共同製作となる本作は、 中国清期の近代化を望んだ中国清朝の第11代皇帝・光緒帝やアメリカ人アドバイザーのコスタなどとの複雑な関係を交えた西太后の人生を描く作品だ。光緒帝の100日間に及ぶ改革は、後の残虐な革命の日々へと繋がってしまう――。本作を手がけるセブン・スターズ社のブルーノ・ウー氏は「この複雑な女帝を演じてもらうためには我々としてはコン・リーを真っ先に考えました。彼女はキャリアを通じて、様々な側面を持ったキャラクターの微妙なニュアンスを表現しつつ、多くの賞を受賞できるパワフルな演技もこなせると定評があります。コン・リーの世界的な知名度を考えると、我々は自信を持ってこの作品を世界中のみなさんにお届けすることができます」と抱負を語った。そんなリーは、現在日本でも公開中の『白雪姫と鏡の女王』のターセム・シン監督が手掛ける、マルコ・ポーロの映画化作品でもモンゴルの女帝を演じる見込みだ。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年09月21日全世界で大ヒットを記録した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手がけた巨匠ピーター・ジャクソン監督が、再びJ.R.R.トールキンの原作を完全映画化する『ホビット』シリーズ。今年7月に226日に渡る撮影が終了し、12月14日(金)に日本公開を予定している第1部『ホビット 思いがけない冒険』の待望の予告編が解禁となった。舞台は、フロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にする物語が3部構成で描かれる。ごく普通の生活から突然、14人目の旅の仲間として思いがけない冒険へ繰り出すこととなった主人公ビルボ・バギンズ。公開となった予告編では、ピーター・ジャクソン監督が共感を覚えるほど人間味にあふれた彼が、勇気・知恵・大きな信念を持ってヒーローへと成長していく姿、そしてゴラムと中つ国の運命を変えることになる指輪との出会いが描かれている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでおなじみのメンバー、イアン・マッケラン(ガンダルフ役)、ケイト・ブランシェット(ガラドリエル役)、アンディ・サーキス(ゴラム役)、ヒューゴ・ウィーヴィング(エルロンド役)も予告編に登場しており、特に若かりし日のガンダルフやゴラムの姿はシリーズファンのみならずとも必見!想像を絶する美しいニュージーランドの自然の中、大規模なロケ撮影を敢行した本作。明日(9月22日)は、『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公フロド・バギンズ、『ホビット』の主人公ビルボ・バギンズの誕生日ということで今週末はまさに“ホビットウィーク”!劇場版予告編は、9月29日(土)より全国の劇場で上映予定とのこと。ホビットに共感できる理由を「僕は家にいるのが好きな少年だった。僕はできることなら家で横になってくつろぐのが好きなんだ。そして僕はアドベンチャータイプじゃない。だからいつもホビットたちや、究極のホビット物語としてビルボ・バギンズのストーリーに共感できるんだ」と語るジャクソン監督。原作発刊75周年となる記念すべき日に解禁となった、ジャクソンからのサプライズプレゼントとも言える最新映像をひと足お先にチェックしてみて!『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年09月21日レディー・ガガが妊娠している可能性あると、ケリー・オズボーンが漏らした。恋人のテイラー・キニーと交際中で、最近明らかに太り気味のガガについて、ケリーは今回、英国の番組に出演した際に、ガガは最近自身のお腹回りを隠すような服装にしていると指摘している。「最近、お腹回りを隠すような感じだし、レディー・ガガは妊娠していると思うわ。私はそれにずっと気がついているの。それにガガのファッションスタイルも最近変わってきてるわ。妊娠してたら髪をブリーチすることはできないでしょ」。実際、ガガは来月ミラノでコンサートを行う予定で、その際にテイラーの家族とヴェネチアで会うことを計画しており、テイラーと結婚するための教会探しをするのではないかとも先日報道されている。ある関係者は英「The Sun」紙に、「ガガはヴェネチアに夢中のようですね。すごいロマンチックな街だと言っています。ガガはテイラーとたくさんの教会に訪れたいようです。彼女の結婚は恐らくイタリアでしょうね!ガガの家族や友人もイタリアに行きたいようです。だからちょうど良いと思ってるようです」と明かしていた。■関連作品:Machete Kills (原題)
2012年09月21日7月にトム・クルーズと離婚したケイティ・ホームズの愛娘・スリちゃんが、新しい生活になかなか馴染めずにいると語っていることが分かった。「Us Weekly」誌上でケイティの友人が明かしたもので、「両親の離婚はスリにとって受け入れるのは難しく、その影響が行動にも現れてます」と語った。ケイティは娘を甘やかすことなく、スリちゃんの望みを何でも叶えるようなことはしていない。「ケイティは“ノー”を言うこともありますが、自由だって与えています。トムが甘やかすのを見越しているのです」。確かにトムは離婚後、スリちゃんと面会するときはフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドでシンデレラ城に宿泊したり、ヘリコプターをチャーターしたり、と常に大盤振る舞いだ。離婚後初めて取材に応じた「Women’s Wear Daily」9月5日号で、ケイティは子育てについて「失敗を恐れなくなった」と語っている。お絵描きや工作を通じて娘と同じ目線に立とうと試みたこともあったが、必ずしも狙い通りの結果にはならなかった。「少なくとも努力はしたわ。そのことに意味があるのよ」と言う。今月になって、スリちゃんはニューヨークで小学校に入学。600ドルの「ジミー・チュウ」のハイヒールを履いていた彼女も、厳しい校則に従って、服装も変わった。しかし実は、ケイティは喜んでいるという。関係者は「ケイティは娘がもっと普通の子供らしくなるのを望んでいるのです」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月21日フランス映画ながら、日本での観客動員数が36万人を突破する大ヒットを記録している『最強のふたり』。先日、本作の監督を務めたオリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノが自身のtwitterを通して、2013年度のアカデミー賞外国語映画賞のフランス代表として本作が選出されたことを明らかにした。事故で車いす生活になった大富豪と彼の世話をすることになった黒人青年。生まれも育ちも全く異なる2人が衝突しながらも互いを受け入れ、友情を築いていく姿を描く。本国・フランスでは3人に1人が観たと言われ、各国の大統領なども関心を寄せる社会現象を巻き起こした本作。昨年の東京国際映画祭でサクラグランプリを受賞するなど、公開を前に日本でも大きな注目を集めていたが、公開を迎えてからもその勢いは衰えることなく、公開3週目に入っても全国興行収入ランキングでに3週連続TOP10入りを果たすなど、口コミでその良作ぶりは広まり続けている。さらに、北米でも本年度外国語映画No.1の動員数を誇り、世界各国で開催される映画祭ではすでに数多くの賞を総なめにしてきた『最強のふたり』。今年のアカデミー賞で作品賞ほか5部門を制したフランス映画『アーティスト』の再来を予感させる本作の快進撃に、再び世界が注目している。オスカーのノミネート作品発表は2013年1月10日(現地時間)、昨年に続くフランス映画旋風からまだまだ目が離せない。『最強のふたり』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。■関連作品:最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORPアーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm
2012年09月21日観る者のボルテージを最高潮に上げてくれる、最強のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。連続でお届けしているインタビュー第3弾に登場してくれたのは、時代を超えて共感させられる等身大の若者たちの夢、野望、そして愛を歌と演技で見事に体現した注目のハリウッド・スター、ジュリアン・ハフとディエゴ・ボネータ!本作でその才能を華々しく開花させた2人が、スクリーンを離れて見せる素顔とは?相性バッチリの2人に接近した。スターたるべき存在感と、何と言っても圧倒的な歌唱力とダンスの才能で観る者をパワフルに勇気づけてくれる2人。ディエゴにとっては本作が映画デビュー作となるが、抜擢された当初の気持ちは?ディエゴ:僕の反応がどうだったか?3日間偏頭痛がしたよ。タイレノール(頭痛薬)でそれを解消したんだ。アダム(・シャンクマン監督)が電話してきて「ディエゴ、ありがとう!君はずっとプレッシャーの中、とてもタフだったと思う。こういったことはうまくいくこともあるし、いかないこともある。でも今回はうまくいった。さあ荷作りして!」って言ったんだ。僕は彼を殺したい気持ちと、抱きしめたい気持ちを同時に感じたよ(笑)。オーディションは6週間かかったんだ。6週間行ったり来たりしながら、歌って演技をしたんだ。そして録音し、ジュリアンとオーディションした。彼女にはそのとき初めて会ったんだけど、その日のことはいまでも覚えている。赤いハイヒールを履いて、大きなブロンドヘアに大きなブルーの瞳を見て、僕は「ジュリアンと仕事をすることになるんだ」って感じたよ。ジュリアン:私は既に彼のオーディションもほかの人のオーディションも見ていたんだけど、アダムと話していたのを覚えている。「彼と相性を確認するためのオーディションをしたい。彼のルックスと実際に私と一緒の演技が同じように良いか確認するために」ってね。実際、彼がそのとき何を着ていたか覚えているわ。あなたは白のTシャツを着て、長いネックレスをしていてとてもクリーンだった。彼が去った後、演技をスクリーンで見て、私たちは「ワオ!彼には映画スターの素質がある!」ってなったの。「これで決まり」って感じだったわ。ディエゴ:僕はジュリアンと仕事ができた、地球で最もラッキーな人間だよ、本当に。現在、ジュリアンは24歳、ディエゴは21歳。2人にとってはリアルタイムでは知らないはずの80年代の音楽シーンやファッションの数々も、違和感なくマッチしている。実際、80年代のハリウッドにタイムスリップしてみての感想は?ディエゴ:僕が子供の頃、両親が聴いていたのは、80年代のバンドなんだ。U2、ポリス、クィーンといったね。だから8歳の頃、僕は友達に向かって、「フレディ・マーキュリーを聴いたことある?彼は歌がうまいんだ」って話していた。でも彼らは「フレディって誰?」って感じだった。そして、大人になるにつれてもっと80年代のバンドを聴くようになった。だからこの映画のオーディションをする前に、僕はこういった曲を全部知っていたんだ。ジュリアン:私もこのファッションは大好きだった。大きなヘアスタイルはね。最初はファラ・フォーセットみたいな髪型で、ちょっと可愛くてイノセントな感じなの。それから大きなカールのストリッパーのヘアになり、最後はロックスターのヘアで、もう少しストレートで前がはねた感じなの。でも衣裳は面白くて、着るのが好きだった。いまはたぶん着ないと思うけど。特にハイカットのビキニのボトムはね。あれは何にも隠していない(笑)。でも嫌じゃなかったわ。私は自分が80年代の姉みたいだと思ったの。だから彼女が私の姿を見たときはちょっと驚いていたわ(笑)。ジュリアンに至っては、今回ポールダンスにも挑戦。それは並大抵のハードワークではなかったようだ。ジュリアン:この映画のためにいろんなことをしたわ。それは自分のためにもやりたいことだったの。私たちは80年代にいるわけで、女性はもっと体型がカーブを帯びていたの。それでトレーナーともっと大きなお尻になるようにワークアウトしたわ。たくさんスクワットをしたり。ポールダンスは最高だったわ、本当に。ものすごくハードで美しいの。体を曲げるやり方はとてもエレガントで優雅。それからプロテインや野菜をたくさん摂るのが私は好きで仕事をしているときはそれを心がけていたけど、何よりも食べ物とワインは私の趣味。(撮影地)マイアミでは週末に出かけて、マイアミの素晴らしいレストランで素敵な夕食をとっていたわ。少女の頃からの夢を追いかけてエンターテインメントのメッカ、ハリウッドへとやって来るシェリーと、ロック・ミュージシャンを目指すドリュー。輝かしい世界を夢見、ときにゴールを見失いながらも羽ばたいていく姿は、本作で大抜擢されたジュリアンとディエゴの2人そのものと重なる。一方、ハリウッドのトップで走り続ける大先輩、トム・クルーズとの共演はどんなものだったのか?ディエゴ:僕は映画のためにギターを学ばないといけなかったんだけど、ある日トムが「一緒にジャム・セッションしたらすごく楽しいんじゃないか。もし一緒にギターを学んだら」って言ってくれて。それで僕らは同じ人からギターを学んでいたんだ。彼はギターのトレーニングのミスター・ミヤギ(『ベスト・キッド』に登場する空手の師匠)って感じだった。僕らは一緒に演奏したんだ。彼がすべてのソロを演奏し、僕はリズムを担当し「Every Rose Has Its Thorn」をジャムしたんだ。彼はとてもクールで、とても謙虚でね。彼は自分がしていることが大好きなんだ。現場での彼は毎日を彼にとって最初で最後の現場のように過ごしていたよ。ジュリアン:彼は最高よ、セクシーだし。(トムとディエゴではどちらが?)トムね。冗談よ(笑)。共に夢のスタートを切ったばかりの2人が、互いにスパークするのにも時間はかからなかったよう。2人のこの息ぴったりの関係はどこから生まれたのか?ディエゴ:その答えはとてもシンプルだね。みんなは彼女のような人と仕事がやれないからね。ジュリアン:私はいつも彼に檄を飛ばしていたわ。それは冗談だけど。私たちが出会ったことが素晴らしかったの。私たちが最初にマイアミに入って、一番最後にマイアミを出たの。私たちは撮影前に6週間もそこにいたの。だからお互いのことをとてもよく知るようになったわ。一緒に出かけたりしてね。彼には素晴らしい家族がいる。だからとても親しくなったわ。そんな彼らの“青春”のスポットである、ハリウッドのシンボル、ハリウッドサインでのシーンもぜひ注目してほしいところだが、実はこんなエピソードが。ディエゴ:映画の中でハリウッドサインのシークエンスの何がクレイジーか知っている?とても皮肉だったんだ。なぜなら僕らはフロリダの唯一の丘で撮影したんだけど、それは埋め立てたもので、本当に糞の山でのデートだったんだ。とてもロマンチックだった。なぜならとても強い匂いがしたからね。ジュリアン:糞のね。ディエゴ:それと蚊が至るところにいてね。僕らはそこで恋に落ちるフリをしていたんだ。だからそれは見事な演技だと言えるね(笑)。今後もディエゴはミュージシャンとして新アルバムを手がけ、ジュリアンはニコラス・スパークス原作の新作『Safe Haven』(原題)の公開を控えているなど、彼らの活躍への期待は無限大。夢に輝くパワフルな2人から、ぜひエネルギーチャージを!『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■vol.2:マリン・アッカーマン■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月20日『ザ・ファイター』の演技で第83回アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、ヒュー・ジャックマン主演の新作スリラー『Prisoners』(原題)に出演することになった。メリッサが今回出演を決めた本作は、小さな田舎町の大工の娘とその親友の2人の誘拐事件を軸にストーリーが展開する。警察の捜査では2人は発見されないため、父親自ら娘たちを探し出そうと決心するものの、大都会からやって来た担当刑事と対立していくというストーリーだ。同作は、『灼熱の魂』を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、アーロン・グジコウスキが脚本を執筆する予定。製作元のアルコン・エンターテイメント社は、来年秋にワーナー・ブラザースからの公開を目指して、来年から撮影を開始する予定だという。メリッサはデンゼル・ワシントンと共演するロバート・ゼメキス監督最新作『Flight』(原題)に出演しているほか、トム・クルーズ、モーガン・フリーマン出演のSFアクション大作『Oblivion』(原題) がクランクアップしたばかりだ。■関連作品:灼熱の魂 2011年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日映画『ハンガー・ゲーム』のジャパン・プレミアが9月20日(木)、都内劇場で開催され、日本語吹替え版のボイスキャストを務める「乃木坂46」の生田絵梨花に、同グループ不動のセンター・生駒里奈、キャプテンの桜井玲香が出席。さらに戦うヒロインたちを描いた映画にちなんで、女子サッカー日本代表“なでしこジャパン”のメンバーで、ロンドン五輪でも活躍した大野忍、近賀ゆかり(共にINAC神戸レオネッサ)が特別ゲストとして登場した。北米の独裁国家・パネムで、見せしめのイベントとして行われる、若い男女が最後の1人まで生き残りをかけて戦う“ハンガー・ゲーム”。強制的にこのゲームに参加させられた若者たちの命運を描き出す。映画にちなんで、乃木坂46では声優の座をかけた“サバイバル”オーディションを開催。過酷な戦いを勝ち抜いて、生田さんがヒロインのカットニスと行動を共にする少女・ルーの声優の座を手にした。生田さんは「ルーという重要な役をやらせていただけるのは光栄で嬉しかったです!」と満面の笑み。こうした映画の試写会の舞台挨拶に立つのも初めての経験だが、「ニュースで見ていたところに自分が立てて嬉しいです」と喜びを語った。ロンドン五輪の銀メダルを首から下げて登場した大野さんと近賀さんは、大勢の観客を前に「緊張してます」と口を揃える。数万の観客を前にして大きな試合に臨み、勝利を手にしてきたが「試合の方が楽ですね」(大野さん)と苦笑を浮かべていた。「厳しい戦いがあるし、11人しか出られないので先輩・後輩関係なくバチバチした戦いが毎日グラウンドである」と自らの“サバイバル”について明かす大野さん。映画の中で生き残りをかけて戦うヒロインたちに惹かれる部分も多かったようで、「全てに置いて好きですが、特に一生懸命なところが好きです」(大野さん)、「命を賭けて戦う姿がカッコよかった」(近賀さん)と共感を口にした。一方、乃木坂46でデビュー以来、センターの重圧を背負ってきた生駒さんは「先日、パルコ劇場で公演があったんですが毎日、(人気の)票数が出て順位が変わるんです。そういう状況は初めてで、キツかったし、悲しかった」と明かした。映画のキャラクターとなでしこメンバーの類似点を尋ねられると、大野さんは「主役はやっぱり澤(穂希)さん。ひとりで戦い抜いちゃうので。最後まで生き残るのは川澄(奈穂美)。賢いし、粘り強くてスタミナがある」と語った。大野さんも近賀さんも普段、休みの日には映画館に足を運ぶことが多いそう。もしもハリウッドの映画に出られるなら?と尋ねると「ジャッキー・チェンとカンフーしたい!」(大野さん)、「特殊メイクとかしてみたい」(近賀さん)と思い思いの答えが返ってきた。同じ問いに桜井さんが「スパイものが好きなので、アンジェリーナ・ジョリーと共演してみたい」と言えば、生駒さんは「アクションに挑戦してみたい」とニッコリ。生田さんは「おとぎ話ができたら嬉しい」と乙女の表情で夢を明かしていた。『ハンガー・ゲーム』は9月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日ケイティ・ペリーが、10月7日(現地時間)にロサンゼルスで行われるバラク・オバマ米大統領の資金調達コンサート「30デイズ・トゥ・ヴィクトリー」でパフォーマンスをすることが決まったようだ。11月に行われるアメリカ大統領選挙に向けて、ケイティはノキア・シアターで開催される同コンサートで現職のオバマ大統領の再選を支持するためにパフォーマンスを披露するという。ケイティ以外の出演アーティストも近日中に発表される模様で、チケットは40歳以下のオバマ大統領支持者は44ドル(約3,476円)、一般は250ドル(約1万9,756円)で発売されるようだ。同コンサートに続き、会場近くのレストランにて映画プロデューサーのジェフリー・カッツェンバーグがホストを務め、オバマ大統領が参加するディナー・パーティーも予定されており、こちらのチケットは2万5,000 ドル(約198万円)だという。
2012年09月20日今年で25回目を迎える東京国際映画祭(以下、TIFF)の記者会見が、9月20日(木)、東京・六本木で行われ、上映作品の選定に携わった代表の矢田部吉彦やチェアマンの依田巽らTIFF関係者に加え、今年のアンバサダーに就任した女優・前田敦子、コンペティション部門に出品することとなった映画監督・松江哲明が出席した。毎年、ハリウッドスターや著名な監督たちが国内外から数多く参加し、大きな盛り上がりを見せるアジア最大級の映画の祭典である本映画祭。この日、前田さんは「AKB48」を卒業し、アイドルではなく女優として登壇。「25回目の開催、本当におめでとうございます。今回、TIFFアンバサダーに選んで頂いて、とっても嬉しいです。でもとっても緊張しています」と、映画祭の“顔”となった胸の内を明かした。「本当に映画が大好きで、映画館に1人で行ったり、DVDを借りて家で見たりしてます。映画館に行ったら、隣にいるかも(笑)」と“会いに行ける女優”であると明かし報道陣を沸かせた。さらに、今後どんな“女優”になりたいかとMCに問われると、「いま、素敵なスタートラインに立たせて頂いていると思います。(人々に)求められる女優になりたいです」と意気込みを語った。今年は世界中から、映画祭史上最多となる1,332本もの中から選ばれた作品がコンペティション部門で上映される。昨年、同映画祭の「日本映画・ある視点部門」作品賞を受賞した『トーキョードリフター』の松江哲明監督は、今回『フラッシュバックメモリーズ 3D』でコンペティション部門への出品となったが「昨年からの流れがあって、コンペに出させて頂けたので、非常に嬉しいです」と感激を隠せない様子。そのほかにも、『きみに読む物語』などで知られるニック・カサヴェテス監督の新作『イエロー』など、例年以上にバラエティーに富んだラインナップ。この日の会見では、今年のオープニング作品に決定した『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』で製作総指揮を務めたジェームズ・キャメロン監督からのメッセージも上映。「『タイタニック』が映画祭で上映されてから15年。東京国際映画祭とは、『タイタニック』、『アバター』と長年深いご縁があります。きっと今回の作品もみなさんに夢中になってもらえるはずです」と自信をうかがわせるコメント。また、クロージング作品となるクリント・イーストウッド主演作『人生の特等席』や、特別オープニング作品としてオスカー受賞監督のリドリー・スコットが製作総指揮を務め、東日本大震災から1年たった2012年3月11日の日常の投稿映像を繋いで製作された映画『JAPAN IN A DAY』の上映に加え、この日新たに、生誕50周年となる『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』のフッテージ上映が行われることも発表された。さらに現在、国際情勢上での不和が取り沙汰されている中国や韓国などからも作品が出品されるとあって、報道陣からは政治的な事情が影響の質問が飛ぶなど国際映画祭ならではの会見となった。第25回東京国際映画祭期間:10月20日(土)~28日(日)まで場所:六本木ヒルズほか公式サイト:■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.JAPAN IN A DAY 2012年11月3日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2012 FUJI TELEVISION NETWORK, JAPAN IN A DAY FILMS LTD.
2012年09月20日日本でも大人気の犯罪捜査ドラマ「ホワイトカラー」の魅力を探るべく、ニューヨークの撮影現場に潜入!今回は、番組ファンにはおなじみとなっているセットの数々を見学させていただきました。「ホワイトカラー」の撮影が行われているのは、クイーンズにあるシルバーカップ・スタジオ。「SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ 」や「ゴシップガール」の撮影場所としても知られる有名スタジオです。ここには、ニールが居候をしている屋敷、ピーター&ニールが犯罪捜査にあたっての作戦を練るFBIオフィス、さらにはピーター&エリザベス夫妻が暮らす自宅などなど、ドラマ内で目にするセットの全てが揃っていました。最初に足を踏み入れたのは、モジーが入り浸っていることでもおなじみの(?)ニールの部屋。FBIの捜査に協力する代わりに自由の身となったニールの住まいです。FBIの用意した部屋をお気に召さず、豪邸持ちの未亡人と仲良しになって居候させてもらうことになったニールですが、その設定にも納得できるほど洗練された室内が素敵!一流を愛する彼らしい、センス抜群のインテリアです。プロダクション・デザイナーのスティーヴン・ベアトリスによると、「シーズン1当初はホワイトだった部屋の壁を、オフホワイトに塗り直したんだ。居候として住み始めたニールの好みが徐々に現れ、ダークな部分もある彼の内面が反映され出したということだね」とのこと。キャラクターの変化に合わせ、セットそのものをマイナーチェンジしていくのもプロダクション・デザイナーのお仕事です。ちなみに、ニールお気に入りのバルコニーもきちんとありましたが、一望できる摩天楼だけは写真を施した巨大カーテン。スタジオ撮影にはおなじみのアイテムですね…。次に見学したのは、ニールが入り浸っていることでもおなじみの(?)ピーター&エリザベス夫妻の自宅。リビング、キッチン、寝室など、朗らかな夫妻の雰囲気に合わせたほっこりインテリアに心地よさが表れています。スティーヴンによると、こちらのセットでもマイナーチェンジがあった様子。「パーティプランナーからキュレーターへ、働く女性としてステップアップしていくエリザベスの変化に合わせ、より上品なインテリアに変えていったんだ」と教えてくれました。そして最後に待っていたのは、モジーが寄り付かないことでもおなじみの(?)FBIオフィスです。ガラス張りがスタイリッシュなピーターの個室はもちろん、コンサルタントを務めるニールのデスクや指名手配写真の貼られた掲示板、さらにはエレベーターホール、取調室などなど。知的犯罪の数々に立ち向かうホワイトカラークライム・ユニットのフロアが、ドラマで目にした通りの配置でド~ンと構えてありました。しかも、撮影のしやすさも考慮されているだけになかなかの広さ。就職希望者が増えること必至?の素敵オフィスでした。ところで、スタジオの中には各キャラクターの衣装が詰まった衣装部屋も。ニール愛用のスーツも収められています。「『ホワイトカラー』に関わる前は、『アントラージュ★オレたちのハリウッド』の現場などで働いていたわ」という衣装担当、カレン・マレッキーによると、「これまでにニールが着たスーツは20~25着くらい。エピソードをまたいで同じものを着ることもあるから、数はさほど多くないの。最近着たもので一番高かったのは3,000ドルの『ドルチェ&ガッバーナ』かしらね。マット自身はカスタムメイドのスーツが大好きだから、マンハッタンの有名店『マイケル・アンドリューズ・ビスポーク』にお願いすることも多いわ。生地やフォルムを選び、望み通りの服を作ってもらうの」とのこと。そういえば、ロケ先で突撃したマット・ボマーが「物語の設定上、ニールの着る服はレトロなものが多いけど、本当のヴィンテージはウールで作られていることが多いから重くて暑い。カスタムメイドが一番だよ!」と言っていましたね…。ちなみに、衣装コンセプトは「一言で言うなら、ニールは“華やか”、ピーターは“知的”」だそう。セットから衣装まで、様々なこだわりが感じられる「ホワイトカラー」の現場でした。(text:Hikaru Watanabe)「ホワイトカラー」シーズン1~3全46話一挙放送!ミステリー専門チャンネル AXNミステリーにて放送シーズン1:10月13日(土)10:00~23:00【字幕版】シーズン2:10月20日(土)10:00~24:00【字幕版】シーズン3:10月27日(土)10:00~24:00【字幕版】公式サイト: 「ホワイトカラーシーズン3」DVDコレクターズBOX価格:13,440円(税込)発売中/レンタル中発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© PATRICK HARBRON© 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.■関連作品:ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2012年09月20日映画『のぼうの城』のジャパン・プレミアが9月20日(木)、都内で開催され、主演の野村萬斎を始め、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、佐藤浩市、犬童一心監督、樋口真嗣監督が揃って出席した。石田三成率いる豊臣方の2万の大軍を前に、でくのぼうの“のぼう様”こと成田長親の指揮の下、わずか500の兵で城を守りきった忍城の史実を映画化。東日本大震災の発生を受けて公開が延期となっていたが、ついに晴れのお披露目となった。萬斎さんはこの日を迎え「とにかく嬉しい」とニンマリ。(公開が)1年延びたこともあり、やっとみなさんにこの素晴らしい映画を観ていただけます」と感慨深げに語る。でくのぼう扱いされながらも民衆に愛され、飄々と“奇跡”を起こす長親について「どういう思考回路を持った男なのか全く書かれてないし、どう役作りしたものか?“大きな男”とあるけど僕は全然大きくないし、『困ったなぁ』と思った」と苦労を明かした。犬童&樋口両監督は鎧兜を被って登場。日本映画では異例のW監督となるが「現場に出てみると若干、戸惑うところもありましたが、妙にうまい具合に融合していった」と手応えを明かす。自身の演技は「7割ぐらいが馬上」だったが、「思う存分に馬に乗れました。この仕事を30年ほどやって来て、久しぶりに映画会社の小さなスクリーンで(完成した映画を)観て後悔した」とスケール、完成度に自信をのぞかせた。紅一点の榮倉さんは時代劇初挑戦。監督に勧められて参考に黒澤明の時代劇を事前に観たそうだが「壮大過ぎて、逆に緊張しました」と苦笑い。薙刀を華麗に使いこなし、自分よりも大きな山口さんを投げ飛ばすシーンのために武術も学び、さらに乗馬にも励んだそうだが「乗馬は好きで2か月くらい練習したんですが、(完成した映画では)カットされてました」とちょっぴり不満げ。犬童監督は「僕が切りました。編集してみたら映画のためにはない方が良いと思ったので…。でも乗馬のシーンは(ほかにも)ありますよ」と慌てて釈明していた。成宮さんは出演陣の中でも一番重い甲冑を着こんでのシーンが多くて苦労したよう。「3キロくらい痩せました。もっと動けるイメージだったんですが、重くて全然動けなかったです。当分、甲冑は着たくないです…」と苦笑を浮かべた。上地さんと山田さんは、石田三成&大谷吉継のコンビを演じたが「10年くらい前から何度か共演しているのでやりやすかった」と山田さんが言えば、上地さんは「一緒に誕生日を祝ったり、いつも2人だった」と笑顔で明かす。甲冑を着こむときも、上地さんはいつも山田さんに手伝ってもらっていたそうで「いつも『つけて』とお願いして、『いいかげん、覚えなよ』って怒られてました(笑)」と明かすなど仲の良い様子を見せていた。山口さんは佐藤さんと手柄を競うライバル関係にある役どころだったが、自身が佐藤さんに勝てるところは「これっぽっちもありません!尊敬してます」と恐縮しきり。逆に佐藤さんは「一度、プライベートでご家族にもお会いしたんですが、子供たちがぐっさんをいい目で見ていて、父として確実に責務を果たしてるんだな、負けてるなと思いました」と“父親”ぐっさんを称えていた。犬童監督は「自信満々の楽しめる娯楽作品を自分の手で作れて満足しています」と語り、樋口監督も「普通の映画の2倍の演出が入ってます」とW監督の効果をアピール。最後は萬斎さんの掛け声に合わせて、会場全体で「えいか、えいか、おー!」と劇中にも出てくる鬨の声を上げ作品を送り出した。『のぼうの城』は11月2日(金)より全国にて公開。■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年09月20日現在、大ヒット公開中の女子必見の話題作『映画 ひみつのアッコちゃん』。本作で主演を務めた綾瀬はるかを始め、共演の岡田将生などキャスト陣の素顔がたっぷりと収められた、メイキング映像がシネマカフェに到着した。これまで3度にわたってアニメ化された赤塚不二夫の人気漫画を初めて実写化。鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳のOLに変身した10歳のアッコちゃんが、倒産の危機にある化粧品会社を救うべく奮闘する姿を描く。誕生から50年、いつの時代も女子たちの乙女心を掴んできた「ひみつのアッコちゃん」。そんなステキな作品が原作とあって、撮影の舞台裏もかなり楽しそう!綾瀬さんや岡田さんが子供たちとジャンケンをしていたり、吹石一恵がおもちゃで一緒に遊んでいたりと和気あいあいとした撮影風景が映し出される。また別のロケ現場では、メイキング撮影担当のカメラマンから綾瀬さんがカメラを奪取!?少女版アッコちゃんを演じた吉田里琴ちゃんやスタッフを無邪気に追いかける素顔は、まさに好奇心旺盛な劇中のアッコちゃんそのまま。そんな無邪気すぎる綾瀬さんに、岡田さんが爆笑しながら「小学生か!」とツッコむなんとも微笑ましい一幕も。そのほかにも、婦人警官にサッカー選手、ナースにバレエダンサーと、本作の見どころの一つである綾瀬さんのキュートな変身姿も満載!さらに、アッコちゃんの決めゼリフ「ラミパス、ラミパス、ルルルルル~」に四苦八苦する姿まで、実に様々な“素”の顔を覗くことができるこちらの映像。さらに、『映画 ひみつのアッコちゃん』の公式サイトでは、ほかにも5本のメイキング映像が公開中とのこと。本作をもう劇場で観たという人も、まだ観れていない人も、『映画 ひみつのアッコちゃん』に秘められたひと味違った魅力がたくさん詰まったこちらの映像をチェックしてみて!『映画 ひみつのアッコちゃん』は全国にて公開中。公式サイト:※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年09月20日ナタリー・ポートマンが、女優業への本格復帰を遅らせようと考えているようだ。アカデミー主演女優賞を獲得した『ブラック・スワン』で知り合った振付師のベンジャミン・ミルピエと8月に結婚式を挙げたばかりのナタリーだが、昨年6月に息子・アレフくんを出産したこともあり、今後の映画出演を制限して家族と過ごす時間を増やすことを考えているという。『アーティスト』で2012年度アカデミー監督賞を受賞したミシェル・アザナヴィシウスが監督を務める予定の最新作『In The Garden Of Beasts』(原題)や、ウェスタン映画『Jane Got a Gun』(原題)など新作への出演が囁かれているものの、複数の関係者によれば、ナタリーの女優業への本格復帰は長引きそうだという。ある関係者は「Us Weekly」誌に「ナタリーは映画出演をかなり厳選していて、女優業に復帰するのはもう少し時間がかかりそうですね」と語り、続けて「ナタリーの目は家族ができてから輝いていますよ。赤ちゃんが生まれてからの彼女はかなり変わりましたね。ナタリーも夫のベンジャミンも、かなり満足げな様子です」と明かしている。
2012年09月20日リンジー・ローハンが19日未明(現地時間)、ニューヨーク市内でひき逃げの容疑で逮捕された。ゴシップサイト「People.com」によると、事故は19日未明にマンハッタンのチェルシー地区で発生したという。リンジーの運転していた黒のポルシェが、34歳のヒスパニック系の男性をはねた。直後に車から1人降り、車の損傷をチェックすると再び車内に戻り、車はそのままドリーム・ホテルへと向かったと警察は発表している。被害者の男性は病院に運ばれたが、怪我の程度は明らかにされていない。午前2時30分頃、リンジーはホテルから出て来たところを逮捕された。これまで何度も飲酒運転で逮捕歴のあるリンジーだが、「TMZ.com」によると、今回はアルコール絡みではなかったとのこと。また、リンジーは友人たちに、逮捕されるまで人をはねたことに気づかなかったと言い、事故直後に同乗者が車から降りたという事実もないと話している。被害男性に目立った外傷はないという報道もあり、リンジーは「ハメられた!」と友人たちに訴えているという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2012年09月20日25歳で出演した『グッバイ、レーニン!』で世界的にその名を知らしめ、以降『青い棘』(’05)、『サルバドールの朝』(’07)などセンセーショナルな役を演じ、ドイツを代表する演技派として活躍の場を広げてきたダニエル・ブリュール。ドイツ映画に欠かせない存在である彼が、ドイツ・サッカーの礎を築いたコンラート・コッホを演じた『コッホ先生と僕らの革命』が先週末より公開となった。実は大のサッカーファンというダニエル、時代に新しいスピリットを吹き込んだ父を演じてみて感じたこととは――?19世紀末、母校にドイツ語と古典語の教師として赴任したコッホは、スポーツ教育の一環としてサッカーを導入する。普仏戦争後、サッカーの母国・英国に対する反発感情が一気に高まっていた粛清モードの中、当然この新たなスポーツが快く迎え入れられることはなかった。だが、このスポーツの根幹にある“チームプレイ”が気運を変えていく。この偉大なるコッホのことを「全然知りませんでした。サッカーファンとして、彼のことを知らなかったことは少し恥ずかしかったです…」と語るダニエルだが、何が彼をこの役へと突き動かしたのか?「この映画は、実在する人物の歴史的な映画です。僕はそういう映画がすごく好きです。そして、実在する人物で一般的にあまり知られていない人物を演じるということはとてもエキサイティングなので、ぜひこの役をやりたいと思いました。彼はすごく共感できる人物で、すぐに好きになりました。19世紀末にパイオニアとしての役割を果たすということは、とても勇気のあること。当時のドイツは、保守的で古い体制に凝り固まっている時代ですから、新しいことを始めることはすごいことです。また、新しいスポーツだけを始めるのではなく、それまでの脅しをかける教育から子供たちが楽しめる授業をしようという教育者としての革命を試みました。自由でオープンで子供たちにとって良い教育を始めた人なんです」。「サッカーは素晴らしい発明」と言うほど、大のサッカー好きを明かすダニエル。その魅力は、語り出したら止まらない。「サッカーはヨーロッパでもアジアでも盛んで、“人を結ぶ力”がある。ヨーロッパ選手権があったときにも、スポーツバーなどテレビが置いてある飲食店で、作業員から社長までいろんな階層の人が一緒になって見るんです。また、サッカーは社会に対する不満を発散させる場になっているのがすごいところ。一週間に一回サッカーを見て発散させる機会をもつのですが、それがないともっと犯罪が増えているのではないでしょうか。若い頃は僕もサッカーをしていましたが、エゴイストの集団はいいチームになれないし、チームとしてまとまらないといけないと感じさせられますね。僕は、ベルリンにスペイン料理店を友達とオープンしたんですけど、そこでスペインリーグを全て見られるようにしました。僕がスペインリーグをドイツにもって来たんです(笑)。好きなチームはバルセロナ。バルセロナにいるときはいつも試合を見に行きますよ。バルセロナのスポンサーになっているビールメーカーのCMにも選手と一緒に出ています。なぜかっていうと、選手と一緒に出演できるから。それぐらいバルセロナが好きなんです。好きな選手は、リオネル・メッシ、ジェラール・ピケ…ほぼ全員!香川(真司)選手が入団しなかったのは残念でしたね」。自らの経験をもってサッカーに人を変える力があることを知っているダニエルだからこそ、この役に深い愛情と説得力を与えられたはず。“父”の真意を代弁する言葉にも力が入る。「サッカーを通して、コッホはどの子供たちにも自分の居場所はあるということを伝えられたと思うんです。さらに、サッカーを通じて欠点がある子でも強みがあるんだということ、サッカーによってクラスが一つになるというチームでの達成感。それまでのように誰かを仲間はずれにして、常に誰かがアウトサイダーがいる、そんなチームはまとまりません。コッホは子供たちに学校は楽しいということ、そして学ぶことの楽しさを教えられたと思います」。個の力を見出し、チームの結束力を高めていく。反発を恐れずに正面から子供たちとぶつかっていくコッホ先生はまさに教師の鏡と言えるが、誰にとっても(良かれ悪かれ)自身に影響を与えた教師は一人はいるはず。俳優・ダニエルにとってのそれは、俳優の道を開く存在となった。「ドイツ語と音楽を教えていた先生です。実は、その先生が演劇グループを勧めてくれたんです。10歳か11歳ぐらいのとき、その先生の勧めで朗読コンテストに出場し、優勝しました。その優勝がきっかけで、ラジオの朗読を始め、それが私にとって初めての仕事となりました。ラジオ朗読をすることで俳優としての情熱に目覚めたので、その先生がいなければ俳優になっていないかもしれません」。特集:『コッホ先生と僕らの革命』宣伝体験記■関連作品:コッホ先生と僕らの革命 2012年9月15日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2011 DEUTSCHFILM/CUCKOO CLOCK ENTERTAINMENT/SENATOR FILM PRODUKTION
2012年09月19日最高にキュートで、最高にロマンティックな現代版“白雪姫”の奮闘と成長、そして恋愛を描いた『白雪姫と鏡の女王』が先週末より公開スタート、女性たちを中心に連日大賑わいを見せている。白雪姫役に大抜擢された若きセレブ、リリー・コリンズのチャーミングな魅力が全面に出ている本作。そのエンドロールで流れる、彼女が持ち前の美声&ボリウッドダンスを披露する最高に楽しいミュージカルシーンがこのほど特別にフルスクリーン版となって公開された。誰もが知るプリンセス・ファンタジーをベースに、白雪姫と強欲な女王がイケメン王子をめぐり女のバトルを交わすさまが痛快でチャーミングな本作。公開劇場では、20代~60代の女性たちを中心に盛り上がりを見せ、女友達と連れ立っての来場やカップル・夫婦での来場、さらには女子親子ペアの姿もたくさん見かけられているそうで、映画クチコミサイト「CoCo」調べ(9月15日付)では、映画の満足度95%という高い数字を見せている。満足度の高いコメントの中でも特に多くの声が寄せられているのが、ボリウッド風のミュージカルシーンが観る者を楽しい気分にさせてくれるエンドロールシーン。監督のターセム・シンがインド出身とあって実現したこの画期的なエンディングだが、延べ200人ものエキストラにダンスを指導するほどの熱の入れよう。何と言っても目玉は、リリーの初の歌声の披露だが、ミュージシャンのフィル・コリンズを父にもつ彼女とあって、正真正銘の美声を堂々と披露しているのである。歌うのは、ニナ・ハートの60年代のポップソング「Love」。監督の熱望により撮影直前に使用許可が下りたこの楽曲で、ラストをこれ以上ないハッピーな形で締めくくっている。「この作品で成し遂げたかったことは、大勢の人々が楽しめるファミリー映画を作ることだった」と語るターセム監督。この映像からはそんな監督の想いがよく伝わってくる。実はこの最後のシーンについて、両親には秘密にしていたというリリーは「サプライズしようと思って。作品を観た後、2人は珍しくエモーショナルになっていたわ。彼らの娘として誇らしい作品になったと思っています」と来日時に語っていた。彼女が身に着けている色鮮やかなブルーのドレスは、本作が遺作となったファッションデザイナー、故・石岡瑛子によるもので、このドレスが本編で身に着けた衣裳の中で一番のお気に入りというリリー。「背中には大きなオレンジのリボンがついていて、そのリボンがこの作品を観て下さった観客のみなさんへの“プレゼント”という意味もあるんです。映画撮影中のメモリーや、エイコとのメモリーが詰まったドレスであり、この物語、この作品のテーマが全部表現されています」とこのシーンに込められた思いを明かす。さらに、このエンドロールシーンはたくさんの絶賛の声に応える形で、新バージョンのTVスポットとして今週後半からオンエアされることが決定!映画を観た方もまだという方もぜひ、この素敵なギフトで気分を楽しく盛り上げてみては?『白雪姫と鏡の女王』は9月14日(金)から丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらのミュージカルシーンは特設ページにてご覧いただけます。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年09月19日ベストセラー作家・高村薫のデビュー作にして、日本推理サスペンス大賞を受賞した最高峰のミステリー小説を、鬼才・井筒和幸監督の指揮の下、妻夫木聡、浅野忠信ら豪華キャストを迎えて実写映画化した『黄金を抱いて翔べ』。このたび、本作とカルチャー誌「BARFOUT!」がコラボレーションし、俳優の傍らカメラマンとしても活躍する永瀬正敏が主演の妻夫木さんを激写したスペシャル企画が実現!その貴重なメイキング写真がシネマカフェに到着した。過激派や犯罪者相手の調達屋として生計を立ててきた幸田はある日、大学時代の友人・北川から240億円の“金塊”強奪計画を持ちかけられる。最初は渋る幸田だったが、悩んだ挙句北川の計画に乗ることに。さらに、銀行システムエンジニアの野田や自称・工学部留学生で国家スパイという裏の顔を持つモモら4人の男が仲間に加わり、大阪の街を舞台に大胆不敵な奪取作戦が始まる――。本企画の実現に際し、自らビジュアルストーリーを作成するほどの熱の入れようだった永瀬さん。演技派俳優としての凛々しく、爽やかなイメージを持つ妻夫木さんを、絵画的な美しさを持った男性へとみるみるうちに変身させていくさまは、「さすが」のひと言に尽きる。編集部との打ち合わせを何度も重ねて撮影イメージやコンセプトを固めていき、セットや小物、照明の角度など細部にわたる微調整を自身で行うという徹底ぶりを見せた永瀬さん。撮影にあたり、イメージしたのは「失われた言葉」なのだそう。劇中で描かれる主人公・幸田(妻夫木さん)からインスピレーションを得て、「自分の前から姿を消した愛しい女と妄想の中で生きていた男の狂気を表現した」という。襟元が引き裂かれたように伸びた服から胸をはだけた妻夫木さんが、うつろな目で立ち尽くすポーズをとったメイキング写真からも、永瀬さんのその狙いは十二分にうかがえるはず。映画とはまたひと味違った世界感が漂う今回の特集では、妻夫木さんのロングインタビューも掲載。本作への意気込みや俳優という仕事への情熱などをたっぷりと語っている。俳優・妻夫木聡の素顔だけでなく、フォトグラファーとしての永瀬さんの姿も垣間見える本特集を見逃すのはもったいない!売り切れになる前に、ぜひ書店へ足を運んでみて。「BARFOUT!」10月号は全国書店にて発売中。『黄金を抱いて翔べ』は11月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開
2012年09月19日日本アカデミー賞で13部門制覇という大記録を打ち立てた『Shall we ダンス?』の周防正行監督とその妻の草刈民代、役所広司のトリオが16年ぶりに顔を揃える『終の信託』が完成。9月19日(水)に完成披露会見が都内で行われ、周防監督、草刈さん、役所さんに周防作品初参加となる大沢たかおが出席した。現役弁護士の朔立木の同名小説を映画化した本作。エリート女医と重度の喘息を抱えた男性患者の間に芽生えた深い絆を軸に終末医療、尊厳死と医師の責任といった社会的な問題を浮き彫りにしていく。劇中で重要な役割を果たすアリア「私のおとうさん」に乗せて、草刈さんと役所さんは腕を組んで登場。草刈さんにとっては長編劇映画への出演自体が『Shall we ダンス?』以来。当然、16年ぶりの役所さんとの共演に注目が集まるが「(役所さんは)前回はダンス教室の生徒で今回は患者さんでしたが、そこにその人がいる感じで16年ぶりとかそういうことを感じさせずにすんなりと芝居に入っていく感じでした」と明かす。一方、役所さんも「16年前は周防監督に呼ばれて、トップダンサーがちょっとお芝居をやってみましょうかという感じでしたが、今回はずっと女優でやっていくという気迫がありましたね」と述懐する。草刈さんは劇中、浅野忠信が演じる不倫相手の医師とのかなり大胆な濡れ場も披露しているが、“夫”周防監督はその点について「妻を裸にして大丈夫なのか?という意味でしたら、監督はそんなこと考えてない!ラブシーンをどう撮るかということの方が大問題で、“妻が裸でそこにいる”ことは問題じゃないです」とピシャリ。草刈さんも「私も特に(意識するところは)ないです。主人は私が踊っているところや稽古を以前から見てましたから、主人の前で演技することに抵抗はなく、自分のことだけ考えてました」と明かす。そんな2人の関係を役所さん、大沢さんら共演陣はどのように見ていたのか?役所さんは「変わらないですね。16年前に2人が結婚を前提にお付き合いされるようになった頃と変わってません」と証言。すかさず周防監督から「いつから結婚を前提に付き合うようになったか知らないでしょ!」とツッコミが入り、役所さんは「僕のカンでは…」と口ごもり、会場は笑いに包まれた。一方、周防組初参加となった大沢さんは「微妙に2人の間が緊迫する瞬間があって、僕は見て見ぬフリをしてお茶を飲みに行ったりしてました(笑)。結構、気を遣うんですよ。今日も草刈さんと役所さんが腕組んでいいのかな?と思ったり」と意外な小心なさまを見せて笑いを誘っていた。尊厳死をめぐる問題は、議員立法での法制化も議論されているが「大きな政治テーマですが、法律が一度できてしまうと、法に背かなければよいのか?ということになりがち。人間としていいのかダメなのか?法律以前に、人間としてどうなのかということが抜けてしまう。法律ができてすべてが丸く収まるわけではない。法律ができる過程できちんと話し合うことが大事。真剣な議論を望みます」と呼びかけた。映画にちなんで、自身の最期の迎え方についても質問が飛んだが、役所さんは「意識があるうちに卵かけご飯が食べたい(笑)。意識がなくなったら、家族や友人や仕事の仲間たちがベッドの横で『あんなことあった』なんて話してるのを聞きながら、『あれ?死んだんじゃないの?』となるのがいいかなと思います」と理想の“最期”を明かした。『終の信託』は10月27日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:終の信託 2012年10月27日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョンアイ・エヌ・ピー
2012年09月19日フィリップ・シーモア・ホフマンが、新作スーパーナチュラル・スリラー『Ezekiel Moss』(原題)の監督を務めることになった。同作の脚本はハリウッド業界人によって選ばれるブラックリスト(映画未製作の優秀脚本リスト)にランクインしたもので、死者と意思疎通を図ることができる流れ者と友人になる少年の姿を描いたスリラー作品だ。本作の製作を担当するマンダレイ・ピクチャーズ社のキャシー・シュルマン氏は、メガホンを握ることとなったフィリップを「現世代で最も素晴らしい才能の持ち主のひとり」と賞賛。「フィリップのような有能な人間の手によって、信仰とスーパーナチュラルがテーマのこのゴシックスリラー作品が手がけられるのを大変嬉しく思っています」と声明を発表している。フィリップは、本年度のヴェネチア国際映画祭に出品された『The Master』(原題)で優秀男優賞を受賞するなど、俳優として世界中から高い評価を受けているが、監督としては2010年製作の日本未公開作品『ジャック、舟に乗る』だけ。果たして、円熟したセンスは監督業でも発揮されるのか?■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開
2012年09月19日人間とは、何と思い込みの強い生き物なのでしょう。そんなこと、散々分かっていたはずなのに、映画『アフタースクール』を観たときに、つくづくそう感じたことをいまでもはっきり覚えています。“思い込む生き物”の特性を手玉に取るかのように、見事に楽しく観客を騙してくれたのは、内田けんじ監督。彼の新作が完成したと知り、「騙される感動をもう一度…」とばかりに、『鍵泥棒のメソッド』を観てきました。今回もスカッと爽快感のある面白さが全編に充満。「あぁ、楽しかった」とつくづく感じる作品となっていました。『アフタースクール』のようなトリックもあるにはありますが、今回一番興奮したのは、俳優・香川照之氏の豹変ぶり。「彼が素晴らしい俳優で、作品ごとに豹変するのは知っている。何を分かりきったことを」と思う方もいるかもしれません。でも、今回はいままで以上に凄い香川氏が観られます。本作品で彼は、血も涙もない伝説の殺し屋・コンドウを演じているのですが、コンドウは記憶を失い、ある男にアイデンティティーを盗まれて、売れないダメな俳優だと思い込む…という展開。もう、これを聞いただけで、“変”すぎてワクワクしませんか?物語は、売れない貧乏役者・桜井が銭湯に行くところから始まります。そこで彼は、羽振りの良さそうな男が石鹸を踏んで足を滑らし、転倒して頭を強打する場に居合わせるのです。そして、羽振りの良さそうな男が全裸のまま記憶を失ったと知るや、彼が持っていたロッカーの鍵と自分の鍵をすり替え、その男・コンドウになりすますのです。一方、桜井の持ち物を見て、自分が売れない貧乏役者・桜井だと信じようとするコンドウ。服装も、顔つきも、性格まですっかり変わってしまったコンドウは、桜井として記憶を取り戻そうと努力をするうちに、結婚相手を探し求める雑誌の編集長・香苗に出会い、心を通わせていきます。やがて、香苗から突然のプロポーズ。平凡な幸せを噛みしめていましたが、その最中、記憶が戻ってしまうのです。さて、コンドウ、桜井、香苗はどうなってしまうのか…。途中、本物の桜井とも絡みながら、生きるために、香苗の編集部でアルバイトをしたり、劇団の稽古を見学したり、演技論を勉強したりと奮闘を続けるコンドウですが、映画にエキストラとして出演すると妙に注目されてしまう…と本物の桜井以上に、俳優として成功しそうな予感があるのがまた面白い。売れない俳優役は堺雅人氏が演じていますが、ひょんなことから、一世一代の大芝居を打つことになったコンドウと桜井の様子がまた爆笑もの。桜井の大根演技ぶりを、演技論を極めたコンドウが指摘し、ダメ出しする様子にも笑いが堪えきれません。堺氏にしても、「この大根演技は演技だよね…あれ、それとも地なの?いやいや演技はお上手なはずだしな…」と観る者を煙に巻く始末。「この人たち、どこまで演技?」、「もしかして素なの?」と思うほどに怪演を披露する俳優陣に翻弄されっぱなしでした。本作では、『アフタースクール』ばりのおもしろいタネ明かしもあるにはあるのですが、今回つくづく感じたのは、映画とは壮大な“だまし絵”であるということ。俳優たちはあくまでも演技しているのだと知っていても、この物語はフィクションなのだと理解していても、この風景はセットなのだと分かっていても、素晴らしい作家の手にかかれば、観客は作りものからでも本物の感情を抱くことができるのです。『鍵泥棒のメソッド』は騙し合いを軸にした物語ですが、この作品を俯瞰で捉えてみれば、騙し合いのドラマと映画手法を使って、観客を楽しく操っている素敵なだまし絵ということに気づかされます。そもそも人は、手品やトリックアートが大好きですよね。見事に騙されると大喜びし、騙しの手法が緩いとガッカリ。もちろん、罪に問われるようなものは別ですが、騙されて喜ぶのは人間ぐらいのもの。変な生き物ですね。というわけで、ご自身が変な生き物であることを認識している読者のみなさま(映画好きはたいてい騙され好きですが)、鍵泥棒ならぬ、“心泥棒”のメソッドを知っている内田けんじ監督と、内田組のみなさんに、すっかり騙されてみようじゃありませんか。(text:June Makiguchi)■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年09月19日クリント・イーストウッドが俳優として4年ぶりにスクリーン復帰を果たした今秋の注目作『人生の特等席』。このほど、特別予告編がウェブ限定で解禁となり、クリントからの日本のファンに向けたビデオメッセージと感動の予告編が収められた貴重な映像がシネマカフェに到着した。メジャーリーグのスカウトマンとして長年活躍してきた昔気質で不器用な父・ガスと、彼との間にわだかまりを抱える娘・ミッキー。ガスの視力が衰えてしまったことをきっかけに父と娘はスカウトの旅に出るが、ミッキーは過去のある出来事をいまだ忘れられずにいた…。「もう積極的に役は探さない」と俳優業からの実質的な引退を宣言していたクリントの最新作にして、映画監督としての“弟子”ロバート・ロレンツ監督のデビュー作となる本作。今回、届いた映像は、ハリウッド映画界の生ける伝説・クリントから日本のためだけに寄せられた喜ばしいコメントで幕を開ける。予告編の冒頭はクリント・イーストウッド演じるガスが亡き妻の墓に語りかけるシーンが映し出され、重厚な家族のドラマが展開していくことをうかがわせる。さらに、不器用なガスとエイミー・アダムス演じる娘・ミッキーが抱える大きな溝、そして互いの葛藤を爽やかに映し出していく。今回演じたキャラクターをクリントはこう分析する。「ガスは、これまで私が演じてきたいろいろなキャラクターの要素をもっている。『ミリオンダラー・ベイビー』に似たとこがあるし、『グラン・トリノ』には多くの点で似ている。私は自分の年齢層のキャラクターを演じている限りはそこに変化を付けられるし、その性格付けはある程度自然に伴ってくるものだ」と、まさに彼の映画人生、そして彼が生きた82年間の人生を投影した役柄であることを明かしてくれた。家族のドラマを丁寧に描いた本作で、名優クリントは果たしてどんな演技を見せてくれるのか。そして、不器用な父と娘がたどり着く“人生の特等席”とは?『人生の特等席』は11月23日(金・祝)より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年09月19日人気海外ドラマ「glee/グリー」のレイチェル役でおなじみのリー・ミシェルが、フランスのコスメブランド「ロレアル」の新しい顔として抜擢された。リーは同ブランドの広告塔として今回起用され、その契約金は100万ドル(約1億2,800円)ともうわさされており、リーの出演する広告は今月末から全米で公開される予定。リーの以前には、エヴァ・ロンゴリア、ビヨンセ・ノウルズ、スカーレット・ヨハンソン、ジェニファー・ロペス、ジェシカ・アルバ、シェリル・コール、ペネロペ・クルスなど錚々たるスターたちが同ブランドの顔に起用されている。今回の広告モデルの起用も含め、その美貌にいつも注目が集まるリーだが以前、整形について「Allure」誌に語っている。「私が15歳だったとき、マネージャーが私に言ったの。『あなたのマネージャーになるなら、その鼻を何とかして』って。でも私の母は『バーブラ・ストライサンドは決して鼻を整形しなかったわ。だからあなたも整形なんてしちゃダメよ』って言ってくれたの」。さらにリーは、「glee/グリー」の共演者で恋人でもあるコリー・モンティスが、仕事場でもプライベートでも「インスパイア」してくれるために自信を保っていられるとも明かしている。「コリーと共演するのは大好きよ。彼って本当に私をインスパイアしてくれて、やる気を与えてくれるの。とにかく才能がある人なのよ!いま、私の人生の中でもとても幸せなときなの。だって自分っていう存在を説明しなくてもいいんだもの。ありのままの自分を誇りに思うわ」。■関連作品:glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.
2012年09月19日「AKB48」の29thシングルの選抜メンバーの座を争う「AKB48 29thシングル選抜じゃんけん大会」が9月18日(火)に日本武道館(東京・千代田区)で開催され、総勢86名の壮絶な戦いを勝ち抜いた島崎遥香がセンターポジションを獲得。前回覇者の篠田麻里子、柏木由紀、板野友美、横山由依、梅田彩佳らも選抜メンバー入りを果たした。じゃんけん大会に先駆けて行われたオープニングアクトでは28枚目のシングル曲「UZA」が観客の前で初めて披露され、大島優子と松井珠理奈がWセンターを務めることも明らかになった。熱気冷めやらぬままに山里亮太(南海キャンディーズ)を審判に迎え、過去最大規模の予備予選を勝ち抜いてきた姉妹メンバーを加えた86名による戦いがスタート。勝つか負けるかはまさに運次第だが、勝ち負け以外の大きな見どころと言えるのが各々が工夫を凝らした衣裳。「SKE48」の佐藤聖羅は水着、近野莉菜は胸元を強調したミリタリールックのセクシー路線で客席を沸かせたほか、宮城出身の岩田華怜は伊達政宗、市川美織は“フレッシュレモン”のキャッチコピーそのままレモンをちりばめたコスプレで登場。着物あり、女教師に女医、バイクスーツに悪魔や天使など思い思いの個性的な衣装に歓声が飛んだ。メンバーで唯一、全シングルで選抜メンバー入りを果たしてきた小嶋陽菜は1回戦、2回戦と順当に勝ち進んだが、あと1勝で選抜入りが決まる3回戦で梅田彩佳に苦杯をなめた。小嶋さんは「メチャクチャ悔しい!」と悔しさを露わにしつつ、主演ドラマ「メグたんって魔法つかえるの?」を引用し、「魔法でみんなの負けた記憶を消したい!」とパンチラを披露。客席からは大歓声が上がった。大島優子、高橋みなみも同じく3回戦で敗れ選抜入りはならず。クジ運に恵まれて初戦の2回戦は不戦勝で勝ち上がり、3回戦のたった1回勝てば選抜入りが決まる渡辺麻友は同じく選抜常連の板野と対戦となったが板野に軍配が上がった。そのほか篠田麻里子、柏木由紀、横山由依もベスト16入りでシングル選抜メンバーに入った。姉妹グループでは「NMB48」勢が2回戦で、「HKT48」勢は3回戦で姿を消したが、「SKE48」の木本花音と上野圭澄が見事、選抜メンバー入りで予備予選から勝ち抜いての“下克上”を果たした。決勝戦は2回戦から勝ち抜いてきた“ぱるる”こと島崎遥香と内田眞由美、篠田さんの前々回、前回覇者を撃破してきた書道4段でこの日も大きな筆を抱えた書道スタイルの衣裳の仁藤萌乃が激突。島崎さんが見事にセンターポジションの座を手に入れた。ぱるるコールの中、島崎さんは「いままでのじゃんけん大会で一番楽しかったです」と満面の笑み。総監督の高橋みなみは総評で「ぱるるは潜在能力は高いのに、スイッチの切り替えが苦手で“ポンコツ”呼ばわりされることもあったけど、これからはポンコツなんて言わせないと思います」と意外なダークホースの台頭を歓迎していた。終了後に選抜入りしたメンバー(※未成年を除く)と共に報道陣の取材に応じた島崎さん。「チョキを出し続けたのが良かったかな」と勝因をふり返った。センターを務める29枚目のシングルのタイトルや内容に話が及ぶと、「『下からぱるる』?秋元先生にもポンコツって呼ばれるのでそれが題名でもいいかも」と語ると、ほかのメンバーから一斉に「いやだよ!」と拒否されるなど早くも前途多難をうかがわせる。それでもマイペースな口調で「100万枚狙います!」と大台突破への意気込みを語っていた。■関連作品:シュガー・ラッシュ 2013年3月、全国にて2D/3D公開闇金ウシジマくん 2012年8月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年09月19日ファッションモデルのケイト・モスが、長編映画デビューを飾る可能性が出てきた。ケイトは友人であり映画プロダクションのオーナーでもあるジュード・ロウの元妻サディ・フロストに促されて女優業にも興味をもつようになったようで、ケイトが望めば数多くの役柄を手に入れることができる状況だという。サディは「私はブロンド・トゥ・ブラックという名前の映画製作会社を経営していて、ぜひともうちからケイトをスクリーンデビューさせたいと思っているの」、「押し付けはしないけど、ケイト向きの役がいくつかあるのよ。彼女が望むなら、私たちは喜んで役をあげるわ!」と語っている。英チャリティー団体「コミック・リリーフ」のTV番組で2009年にケイトと共演して以来、サディはケイトに女優業を勧めており、いまが「絶好のタイミング」だと考えていると「The Daily Telegraph」紙に話している。「私はケイトと一緒にいくつか演技をしたことがあるの。私たちは2009年の(チャリティーイベント)「レッド・ノーズ・デイ」で演技をしたとき、ケイトは本当にスクリーン映えしたのよ。だから私はいつも彼女に言っているの。『女優になるべきよ!』ってね。良い脚本が揃っていて、いまがケイトにとって絶好のタイミングだと思うわ」。そんなケイトは以前に、短編映画『Blackadder:Back & Forth』(現代)にイングランド女王とメイドのマリアン役として出演した経験があるほか、エルトン・ジョンやプライマル・スクリームのPVに出演したこともある。
2012年09月19日