cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (2024/2206)
女優の剛力彩芽が7月16日(月・祝)、都内のスタジオで3D超大作『プロメテウス』日本語吹き替え版のアフレコを行った。初めて実写映画の吹き替えに挑み、ハリウッド作品に初参加する剛力さんは“人類の起源”の秘密に迫る科学者、エリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)の声を務め「私より年上という設定ですし、大人の女性を演じようと意識した。新しい私を見てもらえれば」とアピールしていた。人類史上最大の謎“人類の起源”を解き明かすヒントを古代遺跡で発見し、宇宙船・プロメテウス号に乗って未知の惑星を訪れた科学チームの想像を絶する運命を描き出す。メガホンをとるのは『エイリアン』、『グラディエーター』で知られる稀代のビジュアリスト、リドリー・スコット監督。無限の想像力と最新の映像技術を融合させた、圧巻の本編に「衝撃の連続で『とにかく観てほしい』としか言えない。言葉では説明できないです」と剛力さんも興奮気味だ。実写作品の吹き替えという初チャレンジには、「ただセリフを読むのではなく、間合いの秒数を覚えつつ感情も込めてなくてはいけない。とても難しい作業で、本当に声優さんって大変なんだなって実感しました」。それでも「吸収することが多かったし、お芝居の楽しさと奥深さを改めて知りましたね」と手応えを感じている様子だった。アフレコ中に、剛力さんが絶叫するシーンでスタジオの機材が故障してしまうハプニングもあったのだとか。「最初は『すぐ直るから』って雰囲気でしたが、だんだんスタッフさんの顔色が変わってきて…。結局、すぐには直らず、別のスタジオに移動したんです」(剛力さん)。本格的なハリウッド進出にも大いに関心があるそうで「大好きなアン・ハサウェイさんと共演できれば。でもその前に、英語の準備をしないといけないですね」と抱負を語っていた。『プロメテウス』は8月24日(金)より全国にて公開。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年07月17日ケイティ・ホームズが愛娘・スリちゃんを、かつてレディ・ガガも通っていたニューヨークのカトリック系の名門学校に入学させるようだ。トム・クルーズとの協議離婚が先週明らかになったケイティは、トムの信奉するサイエントロジーから離れ、結婚前と同じカトリック教徒に戻ったと言われているが、今秋からスリちゃんをニューヨークの「Convent of the Sacred Heart School」に入学させるつもりだという。毎週木曜は必ずミサへ出席しなければならず、厳しいカリキュラムと年間3万8,000ドルという高額な授業料で知られる名門女子校で、過去の在籍者にはレディ・ガガのほかにパリス・ヒルトンやキャロライン・ケネディ、女優のジョーダナ・ブリュースターらがいる。「Los Angeles Times」紙は、これまでホームスクールで教育を受けていたスリちゃんが9月6日(現地時間)から学校に通い始める予定だと報じているが、英国の「Daily Mail」紙によると、同校の受付はスリちゃんの入学について否定しているそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年07月17日“現代版ロビンソン・クルーソー”と評された椎名誠の小説を映画化した『ぱいかじ南海作戦』が7月14日(土)に初日を迎え、都内劇場にて行われた舞台挨拶に主演の阿部サダヲを始め、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希、細川徹監督が登壇し、爆笑トークを繰り広げた。失業と離婚を同時に迎え南の島に旅行で訪れた男・佐々木(阿部さん)が、ホームレスに騙され持ち物を全て奪われたことをきっかけに、バックパッカーのオッコチ(永山さん)に関西弁の女子2人組アパ&キミ(貫地谷さん&佐々木さん)らとの島での共同生活を始めるという奇妙な冒険物語。阿部さんは登壇早々、「朝からず~っともう2時間くらいほぼ僕が(映画に)出てて、すみません(笑)。お腹いっぱいでしょう?」と、恐縮ぎみに挨拶。本作の撮影は沖縄・西表島で行われ、阿部さんは海辺での全裸シーンにも臨んだが、「ホントにふわ~っとした、いい撮影現場でしたね。同じヌードになるにしても、気持ちよく脱げました!脱ぎごたえが違う(笑)」と満足げにふり返った。永山さんは阿部さんと行った魚の追い込み漁のシーンが思い出深いものとなったようだが「ホントに長く(カメラを)回していて、ずっとやっている間に面白くなってきてしまって、海に潜って誤魔化したりして大変でした」と島での思い出を語った。一方、南の島が舞台ということで、貫地谷さんと佐々木さんの女優陣は日焼け対策が大変だったそう。「頑張って対策をしてたつもりだったんですけど、結構焼けましたね」という貫地谷さんの言葉に佐々木さんも「うん、もう帰ったら真っ黒でした」と乗っかるも、貫地谷さんと監督からすかさず「いや、それは嘘でしょ(笑)!」とツッコまれていた。これには「うそでした…(笑)」と素直に認める佐々木さん、姐御・貫地谷しほりに「希ちゃんはそういうところがあるんですよ」とたしなめられる一幕も。ちなみに、意外にも(?)阿部さんは美肌パックに勤しんでいたとの暴露も。本作には「一歩踏み出せば、人生は変えられる」というメッセージが込められているが、ハイテンションな雰囲気から一転、「俳優になる前はずっとボ~っとしてましたけど、一歩踏み出して役者になって、主演で出させていただいてありがたいです」と、真面目なトーンで話す阿部さん。ただ奇しくも同日に沢尻エリカ主演の『ヘルタースケルター』や森山未來主演の『苦役列車』などの強豪作が公開を迎えたことを意識しているのか、「今日はほかにもいろいろやってるんでしょ?そういう中でこういう作品を選んでもらってホント嬉しいです」と恐縮モードに。MCから今後挑戦したいことを聞かれると、沢尻さんを意識して「別に…」と即答し、客席を大いに沸かせた。これに火が付いたのか、細田監督も最後の挨拶では「『ヘルタースケルター』に対抗し、阿部さんに全裸になっていただきまして、そして『苦役列車』に対抗して森山未來にちょっと似ている僕が監督を務めました(笑)。よろしくお願いします!」と熱烈アピール。さらに負けじと阿部さんが「この夏、話題作がいっぱいありますけど、こういう『アベンジャーズ』もあるぞってことをみなさんに伝えてもらえれば」と、最後まで強豪作を意識してのアプローチで、爆笑を巻き起こしていた。『ぱいかじ南海作戦』は新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:ぱいかじ南海作戦 2012年7月14日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会
2012年07月16日ディズニー/ピクサーの最新アニメーション映画『メリダとおそろしの森』の日本語吹替え版で声優を務める大島優子(AKB48)が7月15日(日)、東京・浅草の今戸神社で行われれたヒット祈願に出席。演じたメリダさながらの弓の腕前を披露した。中世スコットランドの王国を舞台に、勇敢な王女・メリダが家族と王国を守るべく戦う姿を描く。大島さんはこの日だけで東京と大阪、さらに福岡の3都市を巡り各都市でヒットを祈願することに。まずは出発の地となる東京で祈祷を行なった。祈願を終え、おとぎ話から抜け出たような衣裳で登場した大島さん。「スコットランドが舞台なのに日本の神社で祈祷って不思議な気持ちですね(笑)。みんなに愛されますようにとお祈りして来ました」と報告した。弓は初挑戦ながら「ヒットさせたいです。自信はあります」と不敵な笑み。そしていよいよ本番。応援ゲストのヒットガールズとして来場した千葉県立流山おおたかの森高校アーチェリー部の寺田栞奈さんと太田彩子さんの矢が的を射たのに続いて、大島さんが重さ3キロもあるアーチェリーを巧みに操り放った矢は見事に的の真ん中へ!大島さんは「初めてやるのっていいですね!楽しい!ホッとしました」と喜びを爆発させた。報道陣から男性のハートを射止めたい?との質問も飛んだがこちらは「まだまだ大丈夫です」とサラリとかわしていた。『メリダとおそろしの森』は7月21日より公開。■関連作品:メリダとおそろしの森 2012年7月21日より全国にて公開© Disney/Pixar All Rights Reserved.
2012年07月16日映画『苦役列車』が7月14日(土)に公開を迎え、主演の森山未來を始め、高良健吾、前田敦子(AKB48)、マキタスポーツ、山下敦弘監督、そして原作者の西村賢太が上映後の舞台挨拶に登壇した。芥川賞を受賞し話題を呼んだ西村さんの私小説を映画化。風呂トイレ共同の3畳間で暮らし、日雇いで収入を得る北町貫太(森山さん)の青春を生々しく描き出す。森山さんは「昨日の夜中に腹痛で身動きが取れなくなった」と告白。幸い大事には至らず、無事に舞台挨拶に出席することができたが「まさかの体調不良による初日舞台挨拶欠席かと思った」と、同日公開の『ヘルタースケルター』主演の沢尻エリカ(※沢尻さんは初日舞台挨拶に出席)を意識するかのようなきわどい発言で笑いを誘った。これで闘争本能に火がついた(?)マキタスポーツが負けじと「『海猿』よりも『ヘルタースケルター』よりもこちらを選んでいただいてありがとうございます」、「未來くんは全身整形をしたり、舞台挨拶をすっぽかさない」など過激な発言を連発し会場を沸かせた。劇中、貫多が下北沢に住む地方出身者をボロボロにこき下ろすシーンがあるが、高良さんは「僕は下北が好きでよく行くので、未來さんに言われて行きづらくなりました。『田舎モンが!』と言われながらイタかったです」と苦笑交じりに明かした。また、貫太の魅力について前田さんは「森山さんを好きなのか、貫多を好きなのか分からないけど…好きです!」と大胆に愛を告白!これには森山さんも「みたいです(笑)」と何とも照れくさそうな表情を浮かべていた。マキタスポーツも前田さんにメロメロのようで「その目で見られると何もできない。こっちが過呼吸を起こしそうになる」とまたも奔放な発言で客席をざわつかせたが、前田さん本人は爆笑していた。舞台挨拶の最後に原作者の西村さんが登場。これまで西村さんはインタビューや雑誌の取材などことあるごとに映画を酷評していたが、この日は毒舌は封印。「小説書きとして終わりかけていたときに書いた作品で思い入れがあります。(登場人物たちの)妙なしぶとさ、図々しさに共感していただければ」と作品をアピールした。『苦役列車』は全国にて公開中。■関連作品:苦役列車 2012年7月14日より全国にて公開© 2012「苦役列車」製作委員会
2012年07月14日沢尻エリカの5年ぶりの主演映画として注目を浴びる『ヘルタースケルター』が7月14日(土)に公開を迎え、都内劇場で行われた舞台挨拶で、これまで体調不良によりプロモーション活動を欠席していた沢尻さんが復帰。共演の大森南朋、綾野剛、窪塚洋介、哀川翔、蜷川実花監督と共に登壇し、ファンへの感謝の気持ちや作品に込めた思いを語った。人気漫画家・岡崎京子の漫画を原作に、全身整形によって手に入れた美貌で芸能界のトップの座にのぼりつめたモデル・りりこの破滅的な人生を描き出す。沢尻さんは撮影後に体調を崩し、映画の公開に先立って先日行われたジャパン・プレミアも欠席。この日の登壇は、かつて「別に…」発言で物議をかもした『クローズド・ノート』の初日以来、5年ぶりの舞台挨拶となった。会場には70社を超える報道陣が駆けつけ、ショートカットの金髪にひまわりの絵柄のワンピース姿の沢尻さんが登場すると、フラッシュの嵐を浴びせた。温かい拍手と「おかえり」という歓声に迎えられて、沢尻さんは「ありがとうございます。超緊張してる」と戸惑いつつ、気を取り直して「今日は来てくれてありがとうございます。5年ぶりの主演映画でこうしてここでみんなと会えて嬉しいです」と感謝の思いと喜びを口にした。蜷川監督は「7年前からやりたくてやりたくて…やっと初日を迎えることができました」と万感の思い。あまりのカメラマンの多さとフラッシュの凄まじさに「この場に立つと(劇中でりりこが行なう)記者会見のシーンとリンクしますね」と語った。沢尻さんも監督の言葉にうなずき「自分自身もリアルに会見をすることがあるので(笑)、シンクロするところがありました。というか、りりこの全部にシンクロしていた」と文字通り役になりきっていたことを明かした。沢尻さんの恋人役を演じた窪塚さんは、りりこ役を「そのときの自分でガッチリ勝負しないと通用しない役」と語り、「撮影中もエリカに『すごいな。よく受けたな。素晴らしいな』と言ってました」と明かす。哀川さんは沢尻さんとの初対面が撮影場所のラブホテルのエレベーターだったそうで、「お互いにバスローブで『どうも初めまして』って言ってた」と述懐。沢尻さんも「いきなり気まずかったですね」と苦笑交じりにふり返った。人間の欲望を赤裸々に描いた本作にちなんで、登壇陣には「いま一番手に入れたいものは?」という質問が投げかけられたが、沢尻さんは「透明人間になりたい。見えなくなるくらいになりたい」と常に自身の一挙手一投足を追いかける報道陣への皮肉とも取れる意味深な回答。蜷川監督は「このスピードでモノを作っていける気合い」、大森さんは「どんなに飲んでも壊れない肝臓」、綾野さんは「これから出会うであろう新しい役」、窪塚さんは「仮免なので免許(笑)」、そして哀川さんは「300ヤード飛ぶドライバーか、いつでも300ヤード飛ばせる肉体かな?」とそれぞれユニークな答えで会場を沸かせていた。最後に沢尻さんは「この作品とりりこという役は真剣に向き合い、魂を削って作りました」とその強い思いを激白。会場は大きな拍手に包まれた。『ヘルタースケルター』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月14日本年度ベルリン国際映画祭での上映、アメリカの大規模な映像祭典「SXSW」での上映を経て、“ナチスが月からやって来る映画”として海外メディアを始めネット上で大きな盛り上がりを見せているSFムービー『アイアン・スカイ』がこの夏、日本上陸を果たす。「月の裏側にナチスが潜伏していた」という荒唐無稽な仮説を打ち立てるアクの強い本作がこのほど、キューピー人形と異色のコラボレーションを実現!その奇跡のコラボ画像がこのほど独占入手、さらに“ナチス崇拝”を掲げる強烈なヒロインを演じるドイツ出身の新進ビューティ、ユリア・ディーツェからの“ぶっ飛んだ”コメントが到着した。第2次世界大戦後、完全敗北したと思われたナチス・第三帝国の一部のエリートは連合軍の追跡を逃れ、密かに月へと逃亡していた。そして月の裏側に秘密基地を作り、復讐の機会をうかがっていた。70年の歳月をかけて軍備を強化し、2018年、UFOの大群を率いて地球を侵略しに訪れるのだが…。既に公開を迎えたヨーロッパを始め、本国フィンランドでは大ヒット中の『ハンガー・ゲーム』を抑え、さらに同日公開となった『タイタニック 3D』の約2倍の差をつけて堂々の第1位に輝く偉業を達成した本作。その製作費は世界中の映画ファンからカンパ(約1億円)でまかなったという脅威の逸話と相まって、世界各地で話題を呼んでいる。題材からしてブラックな笑いが想像できるが、中でも強烈なインパクトを放っているのが、主人公・レナーテのナチスのプロパガンダへの心酔ぶり。今回誕生したオリジナルキューピー人形は、彼女をモチーフに秘密裏に作られたようだ。ナチスの紋章が刻まれた軍服ファッションに身を包んでおり、可愛い笑顔も心なしか険しい表情にも見えなくもない?一方、劇中で彼女を見事に演じているのがドイツの新星、ユリア・ディーツェ。本人曰く「SF映画には全く興味がなかった」と言うが、「私たちドイツ人なら、どうしても後ろめたく感じたり、真剣にとらえ過ぎたりしてしまう題材よね。でもフィンランド人(監督)は全く違うユーモアのセンスを持っていて、本当にイッちゃってるの!最初に渡された脚本では、レナーテ(ユリアが演じた役)はレズビアンっていう設定だったのよ!『オーケー、私は“月にいるレズのナチ”なのね、面白そうじゃない!』って思ったわ(笑)」と本作の突飛な切り口に魅了されたよう。そう語ることができるユリア自身も充分に肝の座った“ぶっ飛んだ”女優とも思えるが…。本作でメガホンを握ったほぼ無名の新鋭ティモ・ヴオレンソラ監督は、この作品を徹底的にユーモアに富んだものにするべくユリアを始め、出演者には全て真顔で演じるように指示を出したという。「僕たちは全員、とても真剣にキャラクターを捉えていたんだ。その方がドラマ性も盛り上がるし、同時にもっと面白く見えるんだ。中心となる3人のキャラクターの雰囲気やリズムやスタイルをよりユニークなものにするために、メインキャストの3人とは何度も試行錯誤を重ねたんだ。自分で言うのもなんだけど、かなりうまくいったと思うよ」。ちなみに、『アイアン・スカイ』版キューピーをどこで入手できるの?という方に情報。こちらをゲットするには「プロパガンダチームに入隊し、任務を遂行せよ!」と銘打たれたキャンペーンに参加し、出題されるプロパガンダ(宣伝)活動を達成しなければならない。ぜひ、あなたもレナーテのようにプロパガンダに挑戦してみる?『アイアン・スカイ』は9月28日(土)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。『アイアン・スカイ』公式サイトwww.iron-sky.jp■関連作品:アイアン・スカイ 9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures
2012年07月13日トビー・マグワイアが、『JUNO/ジュノ』や『ヤング≒アダルト』で知られるジェイソン・ライトマン監督最新作『Labor Day』原題)に出演することが決定した。ジョイス・メイナードの同名小説の映画化となる本作にはすでに、ケイト・ウィンスレット、ジョシュ・ブローリン、ガトリン・グリフィスらの出演が決定している。本作は、ケイトとガトリン演じるストレスを抱えたシングル・マザーのアデルとヘンリー親子がある日、ジョシュ扮する脱獄囚・フランクと知り合うというストーリー。アデル親子にかくまわれながらも、5日間に及ぶ労働者の日(レイバー・デイ)を通してフランクがヘンリーに大切な人生の教訓を教えていく。トビーはナレーションも担当するほか、成長したヘンリー役を演じる予定で、本作は今月にもマサチューセッツでクランクイン予定だ。『スパイダーマン』シリーズ以来、俳優業よりもプロデューサーとして活躍を見せていたトビーだが、今後はレオナルド・ディカプリオ主演作『The Great Gatsby』(原題)を始め、アン・リー監督作品『Life Of Pi』(原題)や『The Details』(原題)など出演作が目白押しで、俳優業に本腰を入れるようだ。■関連作品:JUNO/ジュノ 2008年6月14日よりシャンテ シネほか全国にて公開© 2007 Twentieth Century FoxThe Great Gatsby (原題) 2013年、全国にて公開ヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.
2012年07月13日極彩色の世界で美貌のヒロインがもがき、嘆き、それでも負けない強さで疾走する。しかし、その美しさが虚構の産物だとしたら?そもそも美しさとは何なのか…?岡崎京子のベストセラーコミックを沢尻エリカ主演で映画化した『ヘルタースケルター』では、全身整形を施したトップスター、りりこの心の旅が展開する。一見すると、狂気と絶望が目まぐるしく絡み合う不毛な旅。だが、そこには監督・蜷川実花の愛情と優しさがあった。「真ん中」に立っていることの自負と孤独美しさを讃えられながら、そのメンテナンスに神経を尖らせる主人公・りりこ。世界的フォトグラファーとしてファッション業界に身を置く蜷川監督にとって、彼女は「“こういう子っているよね”という存在」だという。「原作に描かれているりりこ自体、私にはちっともモンスターキャラクターに見えなかったんです。映画化にあたってはりりこが現在の彼女に至った背景を書き加えるプランもありましたが、それは拒否しました。何か大変な思いをしたからじゃなくたって、女性がりりこのようになり得る世界に私たちは生きている。試写の段階でファッション業界の友人にも作品を観てもらったんですけど、モデルの子の中には暗い顔をして帰っていく人もいました(笑)。人前に立って消費される者にとっては、ドキュメンタリーを観ている感覚すらあったようです」。とは言え、りりこが立っているのはまさに業界の頂点。美に翻弄される者としての普遍的な共感を呼ぶ反面、彼女にはトップスターの自負があり、“共感”などという生ぬるい感情を蹴散らす気迫すらある。「業種は違いますけど、矢面に立って最前線でやっているのは私自身も同じ。主演のエリカがあれだけの歓声と罵声を浴びながら何年も女優を続けていることに対し、共感できる思いを抱いたのも大きかったです。エリカの方がもちろん圧倒的に認知度は高いですけど、真ん中に立っている孤独さみたいなものは言葉にしなくても分かり合えるところがありました。だからこそ、そうある人間としての覚悟もきちんと描きたかったんです」。スターとして生きるりりこ、彼女に振り回される女性マネージャー、彼女の地位を脅かす新進モデル…。交錯する人間模様を彩るのは、蜷川監督ならではの色づかいが視覚と脳を刺激するビジュアル世界だ。「ビジュアルが美しいのはマストだと思っていました。とは言え、前作の『さくらん』もそうだったんですけど、美術的なことは得意で自信がある分、意外と後回しにする傾向にありました。それよりもまず、“脚本だ!キャスティングだ!演出だ!”って。最終的には、それぞれの登場人物が使う携帯からりりこの部屋にある化粧品のメーカーまで、細かい部分まで結構うるさく言っていたんじゃないかな…。美術的なことに関しては、やっぱり自ら動いている部分も多い気がします。最初にスクラップブックみたいなものを作ってスタッフに渡すんですが、そういった画作りは難なく見えてきます。“夕飯はハンバーグにしようかな”なんて思いつくのと同じくらいの感覚で」。男性を撮るなら、女子向け『クローズZERO』に?タイトルの挙がった初監督作の『さくらん』でも、本作『ヘルタースケルター』でも、着目しているのは女性の世界。「“女性の世界を描きたい!”なんて頑なに思っているわけではないんですけど、その方がきっと得意なのかなとは思っています」と自己分析する。「女性キャストにはリアリティを求めますが、男性キャストには夢の男を演じてほしい癖(へき)があって、夢の男たちがいっぱい出てくる楽しいエンタメみたいな映画なら撮りたいんですけどね。楽しそうでしょう(笑)?でも、ちゃんと心情を描いていくとなると、やっぱり同性じゃないと分かりきれないものはある気はする。監督をしているうちにシンクロしていくものもどこかあって、主人公と同じような気分になったりもするんですよ。だから、男性が主人公の映画となると、ひたすらイイ男が出てくる女の子向け『クローズZERO』とか…。そういうのがいいですよね。それを観て、女の子たちはハフ~ッと喜ぶ。撮影現場も楽しそうだし(笑)」。“女の子向け『クローズZERO』”の何とも女性に優しく甘美な響き…。もちろん、りりこを見つめる眼差しを含め、女性に優しい蜷川監督のスタンスは『ヘルタースケルター』の中でも存分に感じられる。「(りりこの通う美容整形外科を調査する)検事役の大森南朋さんなんて、そもそも女性漫画から生まれたキャラクターである上に、私のこじれた乙女度を足してしまったので(笑)。さぞやりづらかったとは思うんですけど、役の背景云々よりも、この場でこう輝いてほしいというキャラクターを演じるために腹をくくってくれていました。でも、逆に考えると、ボンドガール然り、男性が主人公の映画にはそういったヒロインも多いですからね。今回はあくまでもりりこの物語なので、男性に対しては“カッコよくいてくれ!以上!”のスタンスでいました。その結果、南朋さんの台詞に痺れる女性が続出していました。かなり夢を乗っけましたので…。逆に、綾野剛くんが演じたキャラクター(りりこのマネージャーの恋人)には、ダメ男が好きな私の経験が反映されています(笑)。家でゲームをしている感じとか…。うん、ダメそうでいいですよね」。母・アーティストとしてのワークバランスプライベートでは一児の母。「4歳の息子に向かって、『今日はハンバーグにチーズ乗せる?』なんて言ってるお母さんが撮った映画に見えないかな?」と不敵に微笑む姿がたまらなく素敵だ。「普段は息子と遊んでばかりですね。息子のことが好き過ぎて超イチャイチャしているので、周りからはバカップルと言われています。子育てをして、仕事をして…、注ぎ込む対象は2つが限界かなと感じているので、オトコはいいやと思っています(笑)。ただ、子供がいるとすごく楽しいし、本当に幸せな反面、時間の全部を自分に使っていたときとはやっぱり勝手が違いますよね。そういった状況に対する少しのストレスみたいなものを上手く溜め込んで起爆剤にするのがいまの私のやり方。やっぱり満たされ過ぎていると、物を作る時にうまくいかなかったりするのも事実ではあるんです。『お母さんになって作品が柔らかくなったね』なんて言われるのも嫌ですし、今後も自分なりの方法を探りながら、バランスよく振り切っていきたいです」。(text:Hikaru Watanabe)© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月13日チャニング・テイタムが、新作伝記映画で伝説のスタントマン、イーヴル・クニーヴルを演じることになりそうだ。車をたくさん並べてバイクで飛び越えるなど、決死のスタントで有名なイーヴルの生涯を描いた作品への出演交渉中のチャニングは、自身の映画製作会社アイアン・ホース・エンターテインメントのビジネスパートナーで、同作の脚本も担当するリード・キャロリンと共にプロデュースする見込みだという。また先日、人気官能小説「Fifty Shades of Grey」(原題)の映画化を手掛けることが決まったばかりの『ソーシャル・ネットワーク』のプロデューサーコンビ、マイケル・デ・ルカとデイナ・ブルネッティが、コロンビア・ピクチャーズの下で本作のプロデュースも担当することが決定している。イーヴルが映画で描かれるのはこれが初めてではなく、1971年にジョージ・ハミルトン主演で『イーヴル・クニーヴル』が、1977年にもイーヴル本人が主演を務めた『ビバ・ニーベル』の2本が製作されており、マックG監督が2004年に『ピュア・イーヴル』と呼ばれる伝記作品を手掛けているとうわさされていたが、その後製作は頓挫している。今回チャニングが出演する見込みの本作は、スチュワート・バーカーが2008年に出版した「Life of Evel」に基づいて作られる予定。そんなチャニングは今後、実在したオリンピック金メダリストで世界チャンピオンのレスラー、デーブ・シュルツを描いた『Foxcatcher』(原題)の撮影に参加するなど、肉体派俳優としての活躍が見られそうだ。■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
2012年07月13日花の4人組として華流ドラマブームの先駆けとなった「F4」、ハリウッドでも活躍するトップスター、ジェイ・チョウや金城武などなど、ドラマから映画、ミュージックシーンで世界へ躍進する数多くのスターを生み出してきた台湾。現在では日本、そしてお隣・韓国との親密な関係で互いのエンタメ要素が活発に行き来し、多作のドラマがここ日本のファンを魅了している。その中でいま、熱い視線を浴びているのがマイク・ハー。最新主演作「晴れのち女神が微笑んで」を引っさげ来日した彼に直撃!「晴れのちボクらは恋をする」に「スターな彼」「悪魔で候」など、ひっきりなしに主演作が続いているマイク。その端整な顔立ちと澄ましたオーラから、デキるが少し厄介(?)な男がハマリ役の彼だが、本作でもこれまでの役に負けず劣らず難アリな孤高の天才ミュージシャンという役どころが違和感なくハマっている。「僕はあまり音楽が得意ではないので、この役のオファーが来たときは迷いましたね。でも受ける以上は本物らしく演技をしないといけないので、ピアノやギターの練習はしました。ギターは指の動きが重要なので、本物のミュージシャンのように弾くのは大変でした。『悪魔で候』でもギターを弾くシーンはあったのですが、いま思うと下手くそですよね(笑)。それを覆すためにも本当にギターが弾けるんだと、実際にギターを弾く人から見ても不自然でないように頑張りました」。劇中の歌の披露に加えて、今回マイクは挿入曲にも挑戦している。「(ヒロインの)メイラーのために捧げる一曲で、ドラマのため、僕のためにプロデュースいただいた曲です。スタジオはなじみがないので最初は大変でした。イヤホンから流れてくる歌につられて上手く歌えなかったり、先生のボーカルやキーに合わせて歌うのが難しかったです。歌手の方は大変だなと思いましたね」。そんな孤高のミュージシャン・イーリエの前に現われるのが、実兄・イーフォンの婚約者・メイラー。台湾のスウィート教祖、シンディ・ワン扮するこのメイラーというヒロインがまた、優しくてフィアンセの夢まで叶えてしまう万能すぎる女性で、イーリエと丁々発止のやり取りを見せるのだが、パワフルな彼女の姿に冷酷な男の心も溶け始め…。「メイラーは理想の女性、夢のような存在じゃないですか。現実の世界の中に、これほど完璧な人は存在しませんよね。彼女は常に人のために一生懸命だけど、自分のことはあまり考えていない。それは素晴らしいけど、付き合うのは難しいかもしれないですね。もし、メイラーのような女性がガールフレンドだったら素晴らしいですね(笑)!彼女のようなガールフレンドがいたら、自分は進んで主夫をやります。でも(フィアンセの)イーフォンみたいに浮気はしませんよ」。台湾ではキスシーンが多いことから“キスしたい唇No.1”俳優として人気を集めるマイク。もちろん、本作でもその十八番を堪能できるが、それに加えて男泣きにも胸きゅんさせられるはず。「ワケがあってメイラーと別れざるを得なくなり、彼女に嘘をついて突き放すシーンがあるのですが、出て行った後も僕がずっと泣き崩れるというシーン。杭州で撮影した最後のシーンで、これが無事に終われば台湾に帰れる、しかも夜中の1時か2時の長回しの撮影の中で、ちゃんと上手く泣けるかプレッシャーを感じながら撮影に臨んだのですが、メイラーが出て行った後もずっと泣いていたくらい感動したシーンでした。テイクが終わった後も涙が止まらなくて、みんなに見せるのが恥ずかしいから外に出たら、普段はクールな監督もそこでこっそりと泣いてたんです。それは互いに気持ちが通じ合った瞬間でしたね」。現在28歳。女子が願望する王道の恋愛ドラマを制覇してきた彼だが、自身が尊敬し、理想とする俳優は?「小さい頃からトニー・レオンさんの作品を観て育ったので、大変尊敬する俳優の一人です。『ラスト、コーション』みたいなハードな役が来たら?もしそのようなオファーが来たら…しばらく考えさせてもらうかもしれません(笑)。でも僕がトニー・レオンのようにいろんな役を挑戦した時点で、いままでにやったことのない役が来たら、それは受け入れるかもしれませんね」。さらに、チャレンジしてみたいジャンルは意外にも「アクション」だというマイク。「僕の出演しているドラマでは、車を飛び越えるシーンがよくあるのですが、それは監督からの指示ではなくて自分の方からやりたいと言ってやらせてもらってるんです。アクション映画も大好きで、『ミッション:インポッシブル』や『007』…本当にたくさん観ているのですが、『ワイルド・スピード』もお気に入りです。いつかジャッキー・チェンみたいに格好良いアクションにチャレンジしてみたいですね」。アジアを代表する先輩俳優、トニー・レオン、ジャッキー・チェンのいるステージを目指して走る!マイク・ハーの大躍進に期待。「晴れのち女神が微笑んでDVD-BOX1」価格:5,250円(税込)発売中「晴れのち女神が微笑んでDVD-BOX2」価格:5,250円(税込)発売日:8月3日(金)「晴れのち女神が微笑んでDVD-BOX3」価格:7,875円(税込)発売日:9月7日(金)※購入者対象ポストカードプレゼント発売元・販売元:アミューズソフト© 2011 GTV. All Rights Reserved.提供:アジア・リパブリック5周年■関連作品:晴れのち女神が微笑んで [海外TVドラマ]
2012年07月13日独特の視点から男女、親子、友達、はたまた無関係な人々まで様々な人間模様を巧みに描き出す群像劇のマエストロ・行定勲監督の最新作『つやのよる』。先日、主演の阿部寛を始め、行定作品史上最も豪華かつ最大規模となる22人の主要キャスト陣が名を連ねている本作の撮影現場に潜入!女の業がぶつかり合う壮絶バトルに遭遇した。数々の男たちと不貞を重ねる一人の女性・艶と、その夫・松生春二を始め、彼女を巡る周りの人々の愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛とそれぞれのドラマが展開していく群像劇。艶の夫・春二を演じる阿部さんに加え、このほどこの奔放な艶という一人の女性に困惑させられる6人の女性を演じる豪華女優陣の名が発表に!小泉今日子を始め野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶと、大物女優から人気若手女優までバラエティに富んだキャスティングが目を引く。今回潜入したのは、女のプライドが火花を散らす世にも恐ろしき修羅場のシーン。艶の従兄で彼女にとって最初の男である小説家・石田行彦の妻・環希を演じる小泉今日子と、行彦の愛人・伝馬愛子を演じる荻野目慶子が真っ向から対決するというシーンである。行定監督も「理想通りの豪華なキャスティングとなって最高です」と頬を緩ませながら、この2人については「映画の歴史を考えても面白かった!」とその配役にニヤリと含みのある笑みを浮かべる。納得がいくまでテイクを重ねる“こだわりの人”として知られる行定監督だが、そのうわさに嘘偽りがないことが確認できた。小泉さんと荻野目さんが現場に入るまでに、幾度にもわたりテスト撮影が行われ、150人ものエキストラたちへの演技指導、カメラワークの確認と本番を前に疲弊してしまうのでは…と思うほどの綿密さ。1時間半ものテスト撮影を経てようやく登場した小泉さんと荻野目さんは2人共に穏やかな表情を浮かべていたが、これから修羅場を繰り広げるとあって、その臨戦態勢のオーラに現場の空気は一瞬にしてピンっと張り詰めたものに変わった。2人が鉢合わせするのは、行彦が執筆した「つややかな獣」の授賞式パーティの場。着物姿で一見慎ましやかに見える環希と、本作の原作者・井上荒野自ら「異様な衣裳」という全身純白の愛子が対決を迎える。2人は互いに面識はないものの、その存在は知っており、互いに快く思っていないという泥沼の関係が空気からひしひしと伝わってくる。そして監督からの「スタート!」の合図。会場で挨拶を交わしながらもその裏側に毒を潜ませ言い争いを始める2人は、次第にヒートアップしていくのだが、愛子の口から明かされるのは、行彦が真に愛するのはどちらでもなく“艶”であること。「行彦に犯されてるのよ!しょっちゅう犯されてるのよ!艶の代わりに」と豹変する愛子をよそに、「少々、狂ってらっしゃる」としたり顔の環希。ついに限界を迎えた2人は、手に持った赤ワインを服に、顔に掛け合うまでに…。その赤ワインが血のようにも見えるおぞましいほどの女の業のぶつかり合いが交わされた。そこへ監督の「カット!」の声がかかり一瞬の静寂の後、拍手が沸き起こり、会場は糸が切れたように和やかな雰囲気に。行定監督もニヤリと満足気な表情を浮かべていた。その後、このシーンを監督は「『イケーッ!』と思いながら見てました(笑)」と楽しげに明かしてくれた。また、当の小泉さんも「不倫相手との対決シーンは楽しかった」といい、作品について「まさに大人のアンサンブル!こういう作品って日本にはあまりないような気がします。そして力強いキャスティング。これが面白くないわけありません!」と強くアピールした。はてさて、この修羅場の行く末は?まだ明かされていない豪華キャストの面々に期待しつつ、新たな続報を待ちたい。『つやのよる』は2013年新春、全国にて公開。■関連作品:つやのよる 2013年新春、全国にて公開
2012年07月13日ペネロペ・クルスが、第2子を妊娠したようだ。夫のハビエル・バルデムとの間に現在生後17か月の息子・レオナルドくんがいるペネロペだが、スペインのTV番組「エスペホ・プブリコ」の報道によって、今回の妊娠が明らかとなった。ペネロペとマドリードで共に働いているある関係者によると、ペネロペは現在妊娠3か月目なのだそうだ。そんなペネロペは、母親になって以来心配することが少なくなったと語っており、「もはや自分自身がナンバーワンという立場でなくなると、エゴも少なくなるのよね。周囲の人たちが自分をどう思っているかや、気に入られているかっていうような、以前は大事だって信じてきたことでも、大して重要なことじゃないって分かるものなのよ」。一方でペネロペは、一児の母になることから来る様々な困難から常に疲れを感じるようにもなっていると英版「HELLO!」誌に語っている。「もし『休んでいるか?』って聞かれれば、『ノー!』って答えるわ。だって四六時中疲れているもの。それでも幸せかって?もちろんよ。とても落ち着いているし、集中できて調子がいいのよ。母親になって私の全てが変わったわ。子どもができることは、女性にとって世界観が変わる出来事だから、一番素晴らしいことだし、人生の美しいプロセスなのよ」。
2012年07月13日先日のジャパン・プレミア、原作漫画の再始動&新作アニメの放送開始と、日本のみならず海外にまでその情報が飛び火し、公開に向けて日に日に熱量が増してきている映画『るろうに剣心』。このほど、本作で蒼井優演じる悲しい過去に苦悩する妖艶なる女医・高荷恵(たかにめぐみ)にフォーカスした最新の本編映像&ポスターがシネマカフェに到着!幕末に“人斬り抜刀斎”として怖れられていた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤健)は明治維新を境に「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をしていた。神谷道場の師範代を務める薫(武井咲)ら様々な人々との出会いを通して、自ら生きる道を切り開く姿が描かれる。剣心の仲間(?)となる高荷恵は、医者の名門一家に生まれながら幕末という時代に家族全員を食い殺された悲しき過去をもつ女。その麗しい美貌とは裏腹に、「生きるため」に香川照之扮する金と権力の亡者・武田観柳と結託し、医術の知識を活かして新型アヘン“蜘蛛の巣”を精製する。後戻りのできない罪だと知りながら…。今回解禁となったポスターにもあるように、「愛なんか、愛なんか」という言葉はまさに高荷恵の裏切り、裏切られ続けた人生そのものを表す。武井さん扮するヒロイン・神谷薫とは正反対の色濃い影を背負うキャラクターである。今回解禁となった映像からも、それは一目瞭然。これまで見たことのない眼力全開の蒼井さん演じる恵の、低く悲しい独白から始まるこの映像。武田観柳との関係を「利用し合っただけ」と言い放ち、強烈なインパクトで幕を引く。果たして、この女…剣心たちの仲間になりえるのか?どちらとも言い切れないグレーなキャラクターだけに目が離せないキーパーソンとなりそう。今回解禁となった本作に登場するキャラクターの最新映像&ポスターは高荷恵に加えて、緋村剣心、神谷薫、斉藤一、相楽左之助、鵜堂刃衛、武田観柳の全7種が一斉解禁!それぞれに付けられたキャッチコピーにぜひご注目を。詳しくは『るろうに剣心』公式サイトでチェック!『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『るろうに剣心』公式サイト■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年07月13日映画『かぞくのくに』のジャパン・プレミア試写会が7月12日(木)に都内で開催され、ヤン・ヨンヒ監督を始め、主演の安藤サクラに井浦新(ARATA改め)、この日のイベントのために来日したヤン・イクチュンが舞台挨拶に登壇した。また、本作のモントリオール国際映画祭への出品、韓国での劇場公開が正式に決定したことも発表された。ヨンヒ監督の実体験を基に製作された本作。かつての帰国事業で北朝鮮へと渡り、25年ぶりに日本へ一時帰国を果たした兄(井浦さん)と日本で暮らしてきた妹(安藤さん)。国家という巨大で理不尽な力により、離れ離れにならなくてはならなかった家族の姿を丁寧に、そして力強く描き出す。潤沢な予算もなく、決して明るいとは言えない政治的・歴史的な問題を孕んだ作品とあって、お客さんへのお披露目までこぎつけたことに一同は万感の思い。監督自身をモデルにした主人公を演じた安藤さんは「監督の思いに応えようと必死になってて…。監督がどうにかして伝えようと思っていた作品で、それがこうしてお披露目できて、今日が特別な日であることを実感してます」と言葉を絞り出した。井浦さんも真夏の15日間の撮影をふり返り「監督の思いをひしひしと受けながら、いい意味で監督の想像を裏切り、どう飛び越えていけるかと監督と戦い続けた15日間でした。ヨンヒ組という一つの組が、間違いなく家族になった日々だったと思います」と言葉に力を込める。主演・監督を務めた『息もできない』が日本でも話題を呼んだイクチュンさんは、本作で描かれる北朝鮮を巡る様々な問題について「私たち韓国人にとっても悩むべき歴史です。この映画が、美しい世界を作るためにみなさんと一緒に悩むきっかけになったら嬉しい」と思いを訴えた。帰国事業で実際に北朝鮮に渡った監督の3人の兄と日本に残った監督の体験に基づいてはいるが、監督は「私の実体験を超える作品になったと思います。というのは、兄と私の間にはどうしても遠慮があるんです。(安藤さんと井浦さんの)2人の演技を見て、もっとガツンと言い合いたいのに感情を押し殺している部分があったのかな?と思い知らされました」と2人の演技に称賛を送った。この日は映画上映後の舞台挨拶となったが、井浦さんは「この4人が揃うことはなかなかないので、聞きたいことや感想などがあればぜひ手を挙げて」と観客に呼びかけ。予定の時間を大幅に超え客席を巻き込んだトークセッションとなり、熱いやり取りが繰り広げられた。安藤さんは締めの挨拶で、監督が過去の2作のドキュメンタリー映画(『ディア・ピョンヤン』、『愛しのソナ』)で北朝鮮から入国禁止措置を受けていることに触れ、「さらにこの作品を作るのってすごい覚悟ですよね?監督の中でこの作品を作ることで何が変わったんですか?」と監督に質問。現在も家族が北朝鮮で生活をしている監督は「家族の話を撮れば撮るほど家族に会えなくなっているという矛盾があるんですが…」と複雑な思いを明かし、「正直、不安だし家族に申し訳ない気持ちもあるし(3作目の本作を撮ったことで)もっと心配になっています」と悲痛な思いを吐露。その上で「家族を守るためにもこの映画を通じて世界中のいろんな人にうちの家族を知ってもらえたら。“オフィシャル問題児”になる覚悟でいます。だからぜひこの映画をいろんな人に観てほしい。写真の人(=額入りの写真で飾られている北朝鮮の最高指導者)にも観てほしい!」と本作が世界中に広まることで少しでも状況が変化していくことへの期待を口にし、客席からは大きな拍手が沸き起こった。『かぞくのくに』は8月4日(土)より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開。■関連作品:かぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.
2012年07月13日愛くるしい“モンスター”たちの大活躍を描き世界中の子供から大人までに愛される、数あるディズニー/ピクサー作品の中でも続編への希望の声が絶えない『モンスターズ・インク』。その待望の新作であり、何と名コンビ、サリーとマイクの“学生時代”にさかのぼる『モンスターズ・ユニバーシティ』が来年夏にいよいよ公開となる。早くも到着した本作の最新予告編映像に大興奮!人間の子供の悲鳴をエネルギー源とするモンスターシティでエネルギーを集める会社“モンスターズ・インク”で働く、サリーとマイクのモンスターズコンビ。子供部屋のクローゼットから現われて、子供たちを驚かし悲鳴を集めることを生業とする彼らだが、ある日会社内に迷い込んだ人間の女の子“ブー”との遭遇に大慌て!モンスターに“有害”とされている人間の子供とサリーとマイク、3人の心のふれあいを描いた前作は、日本の興行収入95億円という爆発的ヒットを記録し、『トイ・ストーリー』に続きディズニー/ピクサーの名を不動のものにした。前作『モンスターズ・インク』から10余年、待望の新作となる『モンスターズ・ユニバーシティ』では、抜群のコンビネーションを見せる一番の怖がらせ屋で毛むくじゃらの心優しきモンスター、サリーとツッコミ役の一つ目のモンスター、マイクの禁断(?)の学生時代が明かされる。大学の寮らしきところではしゃぐ若き日のモンスターたちの姿がこちらの予告編で初めてお目見えとなったが、なぜかマイクの全身は鏡でキラキラ。寝ている間にサリーがイタズラで彼をミラーボールにしてしまったのだ。「大学サイコー」という垂れ幕まで用意して大盛り上がりのモンスターたちだが、果たして彼らの学生生活って…?名コンビの誕生秘話の全貌が気になるばかり!『モンスターズ・ユニバーシティ』は2013年夏、全国にて2D・3D同時公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:モンスターズ・ユニバーシティ 2013年夏、全国にて公開© Disney/Pixar.All Rights Reserves.
2012年07月13日ジョニー・デップがアメリカのFox TVで放映されているアニメ・シリーズ「Family Guy」(原題)に、カメオ出演することが明らかになった。「Family Guy」は、ロードアイランド州の架空の町に暮らす一家を主人公に、ゴシップから政治や宗教まで幅広くネタにする過激なブラック・ユーモアが売りのアニメシリーズ。ジョニーは、盟友のティム・バートンとの出会いの一作『シザーハンズ』(’90)で演じたエドワード役で登場する。番組の製作総指揮を務めるマーク・ヘントマンは「Entertainment Weekly」誌の取材に「収録のためブースに入った彼は、エドワードの声色をやるのはカメラの前で演じたとき以来だ、と話していました。でも、我々が『シザーハンズ』の映像を流すと、すぐに勘を取り戻せたようです。彼は素晴らしかった。私のオフィスの女性たちが群がるのにも、じっと耐えてくれましたしね」。ジョニーが登場するのは9月30日(現地時間)から始まる新シリーズだが、放映日は未定だという。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:シザーハンズ 1991年7月より公開
2012年07月13日「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞した三浦しをんの2012年本屋大賞第1位に輝いたベストセラー小説「舟を編む」(光文社刊)が、『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など人々の悲喜こもごもをユーモラスに描く俊英、石井裕也監督指揮のもと実写映画化されることが決定!その主要キャストに松田龍平、宮﨑あおいの実力派コンビが抜擢されたことが明らかとなった。いま最も新刊が望まれる作家のひとり、三浦しをんのベストセラー小説を原作にもつ本作は、辞書という“舟”を編集する=“編む”ある出版社の編集部を題材にした物語。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たちの姿、そして馬締が下宿の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。社内では“変人”として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える才能を買われ、辞書編集部を率いることになる主人公・馬締を演じるのは、『まほろ駅前多田便利軒』に続いての三浦しをん作品出演となる松田龍平。その彼が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘で板前見習いの林香具矢を宮﨑あおいが演じる。宮﨑さんは石井組初参加となるが、「とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることができるよう頑張ります!」と気合十分。松田さんも「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役がいまから楽しみです」とこれから始まる撮影に向けて期待に胸膨らませる。「15年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間たちの姿に感動しました」と語る石井監督は、主演の松田さんと同い年の若き俊英。「一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか?答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています。登場人物たちの静かなる情熱がスクリーンから滲み出るような、そんな映画を作りたいと思います」と作品への意気込みを口にしている。人と人との思いをつなぐ“言葉”というものを整理し、意味を示し、もっともふさわしい形で使えるようにするもの――「辞書」。果たして本作で描かれる「辞書の世界」は、どのように映像化され、そしてどんな物語を“編む”のだろうか?さらなる続報を待ちたい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会
2012年07月13日大人気海外ドラマ「ゴシップガール」の放送がこのたび、オンデマンド型チャンネル「ワーナーTV」で開始されることを記念して7月12日(木)、都内某所に本作のファン100名が集結!モデルでタレントの小森純と同じくモデルのLie(ライ)も来場し、ファッションや恋愛など本作にまつわる赤裸々なトークを繰り広げた。アメリカで2007年に放送が開始され、ニューヨーク・マンハッタンのハイソな高校生たちの恋や友情をおしゃれに描き、瞬く間に世界中で人気を呼んだ本作。ブレイク・ライブリーを始めとする若手スターが本作を通じてブレイクを果たした。この日はドラマの中で繰り広げられるセレブパーティのようなムードを演出。100名の招待客もみな「ゴシップガール」を意識したきらびやかなファッションで来場し、セリーナ(ブレイク・ライブリー)やチャック(エド・ウェストウィック)の気分でパーティを楽しんだ。小森さんもLieさんも筋金入りの「ゴシップガール」ファン。小森さんは「私はもう結婚してるけど、昔の恋愛の感じを思い出しますね。共感しつつ懐かしい気持ちです」と劇中で繰り広げられる恋愛模様について語る。Lieさんは何と言っても高校生とは思えないようなゴージャスな生活の印象が強いようで「高校生がこんな恋愛してるのか?って感じで夢がありますよね。うらやましくて見入っちゃいます」とその魅力を語った。Lieさんのお気に入り男子は、オレ様キャラのチャック。「シーズン1、2でチャラチャラしててどうしようもないけど、実はさびしがり屋なところがある」とどうにもほっとけない様子。一方の小森さんは「男性は苦手なタイプが多かったです。特に苦手なのがダン。うちのダンナに似てるとこがあって…」と苦笑い。司会者から詳細について突っ込まれるも、「ダンナもいろいろありましたよ。まあここでは止めときましょう」とかわしていた。また、集まったファンとの質疑応答で小森さんとLieさんが憧れる人を尋ねられると、小森さんは「市原隼人さん!純粋で硬派な感じがマジで好き。パーフェクトです」と恋する乙女の表情でウットリ。Lieさんは「憧れる人はいないんですが、最近かっこいいと思ったのは長谷川理恵さん。あの時期にあの状況で…衝撃的ですごい。マジかっこいいと思いました」と女性としての共感を寄せていた。また素敵な男性と巡り合う秘訣を問われると、小森さんは自然体を強調。「自然のままあるがまま。普通に生活してれば絶対に出会います」と言いつつ、「男は怖いんで気をつけてください!」と警告することも忘れなかった。さらに話題がゴシップ(うわさ話)に及ぶと、Lieさんは「大好きです」とニヤリ。小森さんは「最近は、飲み会の誘いを断ったり、(ヒールのない)フラットシューズを履いてただけで『小森妊娠5か月?』とか言われる。早ぇーよ!」と怒りを爆発させ笑いを誘っていた。「ゴシップガール」は「ワーナーTV」にて、7月15日(日)より配信開始。公式サイト:■関連作品:ゴシップガール [海外TVドラマ]TM & © Warner Bros. Entertainment Inc
2012年07月12日アーノルド・シュワルツェネッガーの息子でイケメン俳優として注目されるパトリック・シュワルツェネッガーが、新作でテイラー・ロートナーと共演することになった。先日のアメリカ独立記念日に、テイラー・スウィフトと“ロマンチックな”ひと時を過ごしたと報じられたばかりのパトリックだが、2010年のアダム・サンドラー主演作『アダルトボーイズ青春白書』の続編となる『Grown Ups 2』(原題)で、テイラー・スウィフトの元カレであり『トワイライト』シリーズでもおなじみのロートナーと共演することになったのは何かの縁?『アダルトボーイズ青春白書』は、再会した学生時代の親友同士をアダムのほかケヴィン・ジェームズ、クリス・ロックら豪華キャストが演じたコメディ。同続編は今月6日(現地時間)から米・マサチューセッツ州にて撮影をスタートさせており、パトリックとロートナーの2人は撮影セットで既に顔合わせを済ませているようだ。自身の撮影初日となった8日に、パトリックは「すごい仲間たちと『Grown Ups 2』の撮影初日を迎えたんだ…、このキャストの一員になれて本当に幸せだよ」とツイートしている。『Grown Ups 2』(原題)は来年、全米公開予定。
2012年07月12日カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞歴をもつイタリアの巨匠ナンニ・モレッティ監督の最新作『ローマ法王の休日』が7月21日(土)より公開となる。ローマ法王の逃亡劇というユーモラスで斬新な映画の題材とは裏腹に、このほどモレッティ監督がご年配の枢機卿たちに叱咤を飛ばす、緊迫感漂う貴重なメイキング映像がシネマカフェだけに到着!ローマ法王の死去という一大事を受け、新法王選出のためヴァチカンに集められた各国の枢機卿たち。選挙のゆくえを真剣に見守りながら、全員が心の中で「どうか私が選ばれませんように…」と祈りを捧げていたが、そんな願いも虚しく新法王に選ばれたのは、誰も予想だにしていなかったダークホース、メルヴィル。大勢の信者たちの前で演説をするという大仕事を控え、あまりのプレッシャーに耐えかねた彼は、何とローマの街に逃亡を図る!“イタリアのウディ・アレン”と称される、癖のある人柄と作風、そしてナイスミドルな風貌で世界中に多くのファンをもつモレッティ監督。その作品はユーモアに富み、最後には温かい感動を生み出す良質なものばかりだが、その分演出のこだわりもハンパではない。今回届いたのは、問題の新たな法王が選ばれる、本作の一番の肝となるシーン。ピッコリを始め真っ赤なミトラ(聖職者が被る帽子)とポンチョを羽織った年配俳優たちが静かに並ぶ中、モレッティ監督の叫び声だけがスタジオにこだましている。イタリアが誇る大御所俳優ミシェル・ピッコリ(御年86歳)を始め、年配のベテラン俳優たちに一切臆することなく、まるで舞台演出のように大勢の役者たちを鼓舞していく監督。自身も俳優であり、本作でも法王の精神科医という役柄で出演しているが、実際に役者と同じ動きをしながら、システィーナ礼拝堂に見立てたセットの隅々まで行き渡るように叫び続ける姿は、映画監督というよりは軍隊を指揮しているかのようだ。モレッティ監督はピッコリについて、「この映画の成功の鍵は、彼のキャスティングにあったと言っても過言ではない」と話す。「存在感、演技力は言うまでもないが、彼の素晴らしいところは、大ベテラン名優にして、柔軟であり、すぐに私たちのやり方に合わせてくれてたことだ」と賞賛を惜しまない。一方、当のピッコリは「過酷な撮影だった…。長年やってきた私が、もう俳優という仕事を辞めてしまおうかと思ったくらいだ」とすっかり心を折られ、ローマ法王と同様に気弱に…?“生ける伝説”とまで言われる名優の俳優生命を絶たんとした、モレッティ監督の迫力の演出は、映画ファン垂涎ものの貴重な映像となっている。ぜひこちらの映像で、映画の舞台裏をぜひ覗いてみて。『ローマ法王の休日』は7月21日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ローマ法王の休日 2012年7月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開
2012年07月12日BSチャンネル「Dlife」で放送される海外ドラマ「私はラブ・リーガル」の主演女優ブルック・エリオットが初来日し、7月12日(木)に都内で行われたイベントに、女性お笑い芸人のシルクと共に出席した。モデル志望の高慢な美女・デビーは事故で死に肉体を失うが、見た目はサエない弁護士のジェーンの体に乗り移り、新たな人生を歩むことになる。これまで外見が全てだった彼女だが、弁護士として働く中で人生における大切なことに気づいていくことに…。この日は“オトナ女子会”と銘打って、抽選で選ばれた女性客も招待されており、彼女たちの歓声に迎えられてブルックは満面の笑みを浮かべて登場。初めての日本となるが「ボーイフレンドも一緒なの。(築地の)魚市場や野球を見に行く予定もあるのよ」と日本を満喫しているよう。人生をリセットすることになったデビー(=ジェーン)の姿を通じて本当の美とは何かを問いかける本作。ブルックは「2つのメッセージがある」と語る。「ひとつは内面の美しさや優しさ、思いやりといったものが本当の美しさとして必ず伝わるものだということ。2つ目は『美とはこうあるべき』という感じで語られることが多いけど、決して一つの形で決まってはいない。違いこそが美しさだということです」と語りかけた。自他ともに求める“吉本の美容番長”であるシルクさんは、“内面の美しさ”の重要性を訴えるブルックの言葉に激しく同意。「日本の男性は外見ばかり見る。話をして『素敵ですね』と言ってくれる人が少な過ぎる!」と自分に恋人がいないことの責任を、日本男児たちに転嫁して女性客から喝采を浴びていた。「Dlife」ではこれからシーズン1がスタートするが、本国アメリカではこの6月よりすでにシーズン4が放送中。シルクさんはジェーンの恋の行方が気になってしょうがない様子だが、ブルックは「それは言えないわね。『シーズン4』ではぶっ飛ぶわよ!」と思わせぶりに語り期待をあおっていた。「私はラブ・リーガル」は7月24日(火)よりBSチャンネル「Dlife」にて放送開始。■関連作品:私はラブ・リーガル[海外ドラマ]© 2009 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved. © Dlife
2012年07月12日あのおもちゃの世界が再びスクリーンに戻ってくる!ディズニー/ピクサー映画のファンにとって毎回楽しみである、本編と同時上映されるショートムービー。7月21日(土)から公開される最新作『メリダとおそろしの森』と同時上映される『トイ・ストーリー』のスピンオフ作品『ニセものバズがやって来た』ではそのタイトル通り、“ニセもの”しかもミニサイズのバズが華々しくデビュー!しかも、この新たなおもちゃの世界を開花させたアンガス・マクレーン監督は、世界に13人しかいないプロレゴビルダーの1人という異色の肩書きの持ち主というから話を聞かずにはいられない。ミニバズの誕生秘話からあの宿敵との関係まで、7分間のおもちゃの世界の裏側を大研究!舞台は“おまけ”のおもちゃの世界1997年から『トイ・ストーリー』シリーズを始め『ウォーリー』など歴代ディズニー/ピクサー作品のアニメーターとして携わってきたマクレーン監督。『トイ・ストーリー3』では名バイプレイヤー、ケン(バービーの恋人)を担当している。そんな監督が今回新たな題材として選んだのは、ファーストフード店のキッズミールのおもちゃ。「『トイ・ストーリー』の物語というのは1つの題材にフォーカスを当てて決めてきたんだけど、僕は元々ファーストフードで貰えるおもちゃが好きで、ほかの人にもこの題材は共感してもらえるんじゃないかと思ったんだ。そこを掘り下げて、おもちゃの主観から描いてみたら面白いんじゃないかと。遊んでもらえてもすごく期間が短い、それに遊んでもらえない立場にもいる彼らの日常を描こうと思ったんだ」。バズと帝王・ザーグが仲良しに!?今回の主人公“ミニ”バズはキッズミールのおまけのサンプル。カウンターでは帝王・ザーグと一緒に並んでいるのだが、宿敵であるはずが友好的な関係にいるのが可笑しくてたまらない。「たしかに関係が逆転しているんだよね。でも、もしかしたらミニバズとミニザーグはお互いが敵対関係というのを知らなかったかもしれない。たまたま同じケースに陳列されて『えっと、お名前は…?』みたいな感じだったんじゃないかなと(笑)。それでふたりは友達同士になるんだけど、ミニバズの方は自分のことで頭がいっぱいで、外で起きている楽しいチャンスを逃してしまってるんじゃないかと、自分が持ってないものばかりに目を向けているんだ」。おもちゃの世界の「居場所」って?そんなミニバズは店を訪れた“本物”のバズに成り代わってお家へ、店に取り残されてしまったバズは、捨てられたおまけのおもちゃたちの“グループセラピー”(率いるのは「glee」スー先生役でおなじみ、ジェーン・リンチ扮するネプチュラ!)に参加する羽目に。ご主人に愛されているおもちゃと捨てられたおもちゃ。これまでシリーズを通して描かれてきたおもちゃたちの悲喜こもごもがここに詰まっている。「まさにその差というのを見てもらう、感じてもらうところにストーリーのポイントがあるんだ。バズは体のサイズもミニバズと全然違うし、おもちゃとして生きてきた経験も全然違う。でもミニバズもグループセラピーのコミュニティと言える仲間も自分にはいたんだと、それが彼にとっての日常なんだと気づく。どんな状況に置かれても自分のコミュニティや仲間、居場所を見つけようというのを伝えたかったんです」。アニメーション&レゴに通ずる「限界」の中の創造おもちゃの世界に途切れなく愛を注ぐ監督。ところで、レゴビルダーとしても活躍する監督のお仕事に興味を抱かずにいられないのだが、アニメとレゴに通ずる面白みというのは何なのだろうか?「アニメーションの仕事は、一つのアイディア、コンセプトというのを時間軸やパフォーマンス、台詞と動きを通して形にしていく。レゴの場合は、ピース1つを手に取っただけで何か感じるものがあるんだ。あとアニメーションはどちらかというと一つの感覚を伝えるけど、レゴの場合は既にそこにあるものだからいっぺんに伝えられるという違いがあるよね。レゴは触れられる、というところが好きなんだ。それともう一つ。アニメもレゴも動きやデザインに“限界”がある。そういう限界の中でいかにアートを創るかというのが面白いんだ」。“限界”の中で創造することの醍醐味。それは本作のような短編づくりにおいても通ずるもの。「おもしろかったね。時間が限られている中で、なるべくたくさんのキャラクターを登場させて一回しか映らないものも入れて(笑)、詰め込んだんだ。そのことで世界観を大きく見せたんだ。短編だとそんなにキャラクターを出せないよね、という普通の考え方に逆らうのが楽しくて、今回のようにたくさんのキャラクターを作ったんだ。あと、短編の場合はふざけてふざけてふざけて、最後に締めるということができるから楽しいよね」。アンバランスなニセものバズが誕生したワケ先ほどのアニメとレゴの話に、「両方ともシンプルに簡素化していくことが面白いんだ。いい例がハローキティ。すごくシンプルだけど、スーパー魅力的だよね」と付け加える監督。今回誕生したミニバズには、そのこだわりがギュギュッと込められている。「実は、ピクサーの数あるキャラクターの中でもバズを描くのが一番好きなんだけど、彼がもし小さかったら元々ファニーなキャラクターをもっとユーモアあるキャラクターにするには彼の特徴を誇張したいと思ってたんだ。例えば体に対してヘルメットがものすごく大きいとか、あとおまけのおもちゃだから小さくて膝が曲がらない。それでどうやって描こうかと考えたときに、子供がよく履いているホイール付きのスニーカー、普段からあれは危ないと思ってたんだけど(笑)、あれみたいにしようと思いついたんだ。『トイ・ストーリー』で担当したケンも腕が曲がらないからぎくしゃくしている。でも観てて違和感がないよね?“ケンだからそうだよな”と、キャラクターの心情にまで入っていけるんだ。そういう“Moment of truth(真実の瞬間)”、真実に根ざすことは大切にしているよ」。ちなみに、本作で監督は監督業にとどまらず、先述のグループセラピーの中で1人4役の声優もこなしているだが、どのキャラクターかよーく聴いてみて。まだまだ、この物語の続きが観てみたいのですが…?「正直、この先の展開は考えていないんだけど、みんなが支持してくれたらぜひ考えたいね!」■関連作品:メリダとおそろしの森 2012年7月21日より全国にて公開© Disney/Pixar All Rights Reserved.
2012年07月12日今年で4回目を迎える「プラチナ・ミューズ・アワード」が7月12日(木)に都内ホテルで開催され、女優の木村佳乃が受賞。特製のプラチナ・ジュエリーを贈呈された。プラチナ・ジュエリーの国際広報機関である「プラチナ・ギルド・インターナショナル」(日本代表:ハンキンソン尚子)と女性向け雑誌「Domani(ドマーニ)」(小学館刊)のコラボレーションによりプラチナのように輝き続けるワーキングウーマンを称えるために創設されたこちらのアワード。過去には米倉涼子、滝川クリステル、中谷美紀など錚々たる面々が受賞してきた。木村さんは昨秋、夫・東山紀之との第1子となる娘を出産したばかりだが、5月に放送が始まったNHKドラマ「はつ恋」、つい先日スタートした連続ドラマ「息もできない夏」(フジテレビ)など今年に入って次々と新たな作品に出演。本格的に仕事復帰を果たした。木村さんの凛とした佇まい、内面からにじみ出る気品、温かい人柄は“プラチナ・ミューズ”にふさわしいということで今回の受賞が決定した。木村さんは黒のフォーマルなドレスで登場。ハンキンソン代表より特製のプラチナだけで作られたジュエリーを首に掛けられると、「女性としてこういう賞をいただけるのは本当に嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。これまでもプラチナ・ジュエリーに親しんできたという木村さん。「今日はジュエリーが引き立つような黒いフォーマルなドレスですが、普段は白いシャツやGパンといったカジュアルな服装に合わせることもあります」と明かす。木村さんにとってプラチナのような輝きを持つ女性とは?という問いに「自分に正直で思いやりがある女性は素敵で輝いてると思います」とうなづき、その一番身近な見本として「自分を産んでくれた母は尊敬しているし、大好きで憧れを持っています」と母の存在の大きさを語った。時の流れに左右されない永遠の輝きこそがプラチナの魅力と言われるが、木村さんは「私も祖母からもらったプラチナ・ジュエリーを持っています。良いものは不変ですね」とニッコリ。さらに「祖母から母、私、そしてこれから娘へと受け継いでいけたら」と“母”の顔で語っていた。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年07月12日全米で大流行となっている官能小説「Fifty Shades of Grey」(原題)が、『ソーシャル・ネットワーク』の制作チームによって映画化されることが決定した。3月にユニバーサル・ピクチャーズが500万ドル(約3億9,600万円)で同人気小説の映画化権を獲得したのを受け、『ソーシャル・ネットワーク』を手掛けたマイケル・デ・ルカとデイナ・ブルネッティの2人がプロデューサーを務め、E・L・ジェームズの同小説を映画化することが決定。ユニバーサル・ピクチャーズとフォーカス・フィーチャーズは共同声明で「『Fifty Shades of Grey』は、本質的には複雑なラブ・ストーリーであり、映画化するためにはデリケートで洗練された作業が必要です。マイケルとデイナは製作パートナーとしては最適で、2人をチームに迎えることができて嬉しいです」とコメントを残した。原作は、大学を出たばかりのアナスタシア・スティールと、億万長者のクリスチャン・グレイとが織り成すSM的様相を帯びた屈折した恋愛関係を描いている。先日には、「アメリカンサイコ」の著者ブレット・イーストン・エリスが本作の脚本を手掛けたいとアピールしており、監督には10月27日(土)に日本公開予定の『危険なメソッド』のデヴィッド・クローネンバーグの名を適任者に挙げている。ブレットは自身のツイッターで「『Fifty Shades of Grey』の脚本を手掛けたいんだ…」、「本気だよ。クリスチャン・グレイとアナは映画のキャラクターとしては素晴らしいからね」などとツイートしたものの、後に削除されている。アナスタシア役にはスカーレット・ヨハンソンとクリステン・スチュワートが候補に挙がっており、一方のクリスチャン役には、ライアン・ゴズリング、クリス・パイン、イアン・サマーホルダーなどの名が挙げられているものの、本作のキャストはまだ未定である。■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
2012年07月12日海外ドラマのスターたちに直撃するインタビュー・シリーズの第5弾。今回は日本でも大人気のアクション・コメディ「CHUCK/チャック」の主人公・チャック役でおなじみ、ザッカリー・リーヴァイに話を聞きました。2007年に全米放送が始まった「CHUCK/チャック」で、家電量販店の店員から一転、スパイ活動を余儀なくされるオタク青年を演じたザッカリー。そんなチャックを演じることは、「楽しいことばかり」だったそうです。「チャックと僕自身にはそもそも共通点が多い。僕たちのどちらもオタク気質で、コミックもメカもゲームも大好き。だから、チャックという役にはすごく入り込みやすいんだ。その一方、自分の人生にはあり得ないことを演じるのも楽しいね。カーチェイスをしたり、銃撃戦をしたり、とびっきりの美女とキスしたり…(笑)。ジェームズ・ボンドでもない限りできないことをし尽くせる環境は、僕にとって理想的なものだったよ」。と、自らオタクを名乗るザッカリー。ただし、彼自身はバイクや車に目がないワイルド系だとの情報も…。「そうなんだ!僕はバイクに乗ったり、スカイダイビングやカーレース、バンジージャンプを楽しむのが大好き。アクティブなことに目がない“アドレナリン・ジャンキー”なんだよね。だから、ドラマの中で挑戦したスタントも楽しくてやりがいのあるものばかりだった。その一方、僕はいわゆるオタクのジャンルに入る趣味にも情熱を注いでいる。アドレナリン・ジャンキーとオタク道は両立できるものさ。オタクと言うとメガネをかけていたり、人付き合いが下手な印象があるけど、僕はオタクのステレオタイプをぶち壊したいと思っているんだ」。トホホなチャックも可愛らしいけど、頼もしいザッカリー自身も素敵。チャックを演じたことで、“オタク系セクシー男優”の評価を獲得したことについては「グレイト!“アリガトウ”の一言に尽きるね」だそうです。そんなザッカリーから、チャックに向けて恋愛のアドバイスがあるとか?「チャックと(美人スパイの)サラの関係にはちょっとだけイライラさせられることもあるね。チャックはもう少し自信を持っているかのように振る舞った方がいいと思う。彼は“ああすればよかった”“こうすればよかった”とブツブツ言う性格で(笑)、それがチャックらしさでもあるから仕方のないことなんだけど…。僕だったら彼みたいにはしないと思う。もうちょっと率直に、自分の気持ちや考えを相手に伝えるよ」。そんな中、チャックがスパイとして成長し、精悍さを増していくのもドラマの見どころ。シリーズ当初はクリクリの巻き毛がキュートだったチャックが中盤で髪を切り、男らしくなったのも気になりましたが…。「あれは僕を含むみんなのアイディア。オーディションでチャック役に決まった当初は『髪を切らないでくれ』と製作陣に言われたんだ。そんなことを言われたのは初めてだったから、ものすごく驚いたよ。でも、知っての通り、チャックはどんどん自信がつき、スパイ活動に対しても人生に対しても積極的になっていく。そんな彼の変化や成長を表現するには、髪の毛を短くするのが手っ取り早くて分かりやすい方法の1つだと思えたんだ。そもそも僕は切りたかったし、短い方が便利なんだよね。アクションシーンを撮った後も、髪が短いとすぐにセットし直せる。長いときはヘアスタイリングに倍の時間がかかっていたよ(笑)」。話は尽きませんが、ここからはインタビュー後編で。ザッカリー自身のことをクローズアップしていきたいと思います。彼の好きな映画は?ドラマは?そして、「CHUCK/チャック」終了時にゲットした小道具とは…?(text:Hikaru Watanabe)「CHUCK/チャック <サード・シーズン>コンプリート・ボックス 」[DVD]価格:15,000円(税込)「CHUCK/チャック <サード・シーズン>コンプリート・ボックス 」[Blu-ray]価格:17,000円(税込)発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売中公式サイト:© 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:CHUCK/チャック [海外TVドラマ]TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.
2012年07月12日映画『スマーフ』の声優や昨年大ヒットした『ニューイヤーズ・イブ』などで知られる女優のソフィア・ベルガラが婚約したようだ。お相手はイケメン実業家のニック・ローブ。メキシコでソフィアの40歳の誕生日を祝った際に婚約したと「Us Weekly」誌が伝えている。ソフィアとニックは2年以上の交際を経てのゴールインとなったが、その道はかなり険しかったよう。今年5月に立て続けにケンカし破局したのち、先月には復縁。ある関係者は「2人はクレイジーな関係なんです。くっついたり離れたりを繰り返しているんですから。でもそのたびにケンカもラブラブ度も強くなっていくんですよ(笑)」と語っている。今月10日(現地時間)に40歳を迎えたソフィアは、ここ数日メキシコのリゾート地で親しい家族や友人らを含む90人の人々と過ごしており、9日には左の薬指にダイヤの指輪をはめている姿が目撃されている。ソフィアは1991年にジョー・ゴンザレスと結婚しているが、2年後の1993年には離婚。さらに今年3月には、ニックとの間に子供をもつ準備ができておらず、あらゆる選択肢を考慮して「自分の卵子を冷凍保存するかもしれないわ」とも語っていた。■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.
2012年07月12日“闇金”という社会のタブーを通して人間が陥る穴を描いた映画『闇金ウシジマくん』でヒロイン・鈴木未來を演じる大島優子(「AKB48」)が、7月12日(木)より開幕中の北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ!」にて輝く若い才能に与えられる「Cut Above Award for Outstanding Debut」を受賞することが決定した。10日(ト)で5(ゴ)割という法外な利息でカネを貸し付ける闇金業者・丑嶋(ウシジマ)の元に救いを求めにやってくる債務者たちの姿を通じて人々の欲望、社会の歪みを巧みに描き出す本作。大島さんは安易なバイトで泥沼にハマるフリーター・未來役で、どこにでもいる平凡な女の子の日常と非日常を見事に体現している。今年で第6回を迎える「JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ!」では、過去には『愛のむきだし』や『ゆれる』などの日本映画が上映され、藤原竜也や荻上直子監督ら日本映画界を代表する俳優や監督が数多く出席してきた、まさに“旬な日本映画”が集結する映画祭。今回、大島さんの受賞が決定した「Cut Above Award for Outstanding Debut」は、映画人としての能力をより深く見出すため、俳優・女優だけではなく、監督、プロデューサーの中から一際輝く若い才能に与えられるもの。大島さんは“汚れ役”とも言える今回の役柄を演じる上で苦労も多かったようで「(未來は)光と闇を彷徨う難しいキャラクターで、演じる上で悩んだことも多かったですが、女優として賞をいただいたこともなかったですし、遠く離れたニューヨークの映画祭で評価をいただいたと聞いて、とても光栄に思っています!」と喜びもひとしお。ここ最近では内田けんじ監督作『鍵泥棒のメソッド』が第15回上海国際映画祭にて脚本賞を受賞、同映画祭にて森山未來主演作『苦役列車』も喝采を浴びるなど、日本映画の海外での評価が目覚しい。そんな中での大島さんの今回の快挙は、海外での日本映画への期待や注目をさらに高めてくれそうだ。『闇金ウシジマくん』は8月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:闇金ウシジマくん 2012年8月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会
2012年07月12日髪をバッサリと切ったり衣裳を大きく変えることで作品ごとにガラリと印象を変えてしまう俳優は数多くいるが、貫地谷しほりはそうしたタイプとはひと味違う。過去の出演作を見れば分かるが、多少の髪型の変化くらいはあっても大きく見た目が変化することはなく、パッと見でどの作品なのかが分からないくらいだ。その実、演じている役柄は強気の姉御肌からおっとりした美人、ちょっぴり抜けたヒロインまで多種多様。外見ではなくオーラによって存在感を醸し出す何とも不思議なタイプの女優である。そんな彼女の最新作『ぱいかじ南海作戦』で演じているのは“はっちゃけた”という表現がふさわしいハイテンションの関西弁ガール。都会の喧騒を離れての南の島での撮影のことから、女優として進むべき道まで率直な思いを語ってもらった。南の島でのキャンプに女子が飛び込み!職を失い、妻とも別れた中年男が南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く本作。椎名誠による原作小説では主人公の一人称で島の情景やそこで起こる様々な事件が事細かに描写されるが、最初に脚本を読んだとき、貫地谷さんは「どんな映画になるのか全く予想できなかった」と明かす。彼女が演じたアパは、友人のキミ(佐々木希)と共に島を訪れ、主人公の佐々木(阿部サダヲ)とオッコチ(永山絢斗)と浜辺で共同生活を送ることになるが、役のイメージも演じていく中で当初に抱いていたものとは全く違ったものになっていったという。「最初、アパはハジケた感じというよりもドスの効いた感じの関西人をイメージしてたんです。そうしたら細川(徹)監督に『男だけでキャンプ生活を送ってる中に女の子が飛び込んできたという雰囲気を出したいので、キャピキャピした感じで』と言われました。撮影しながらどんどん自分が思ってたものと離れていくので、正直どうしていいか分からなくなっていったんですが、そのうち“ええいっ、もうやってやれ!”って感じになって(笑)。キャラの濃い方々の中でワイワイやってました。改めて完成した映画を観たときは『こんな映画だったのか!』って感動しましたよ」。撮影はまず阿部さんがクランクイン。そこに永山さんが加わり、さらに貫地谷さんと佐々木さんが入っていくというほぼ物語の流れに沿った形で進行していった。東京から南の島(西表島)へと渡り、撮影に加わったときの心境は?「佐々木希ちゃんとは以前、ドラマで一緒になったことがあったので、安心してました。だからわりと緊張感を抱かずにすんなりと入れたんですが、むしろ阿部さんと永山くんの方が、突然の女子来訪にどうしていいか分からないって感じだったと思います(笑)。しかも、のぞみん(=佐々木さん)が阿部さんの大ファンだっていうことが途中で発覚して。阿部さんはなぜかマジ照れで“おいおい、おっちゃん(笑)!”って思いつつも、うらやましかったりしましたね」。冒頭でも述べたように、作品ごとに全く違うキャラクターを作り上げてしまうところが貫地谷さんの魅力。誤解を恐れずに言えば“貫地谷しほり”を感じさせず、まず何より役柄として存在感を発揮しているのだ。そんなこちらの言葉に貫地谷さんはほんの一瞬、複雑そうな表情を見せる。「そう言っていただけるのは嬉しい反面、少し前まで悩みでもあったんです。私は存在感が薄いんじゃないかって(苦笑)。でもあるとき、道で役名で呼ばれたことがあって、それがすごく嬉しかったんです。もちろん、私の名前で呼んでもらっても嬉しいんですが、役名で呼んでもらえる、役として見てもらえるって幸せなことなんだなと感じました」。素の「貫地谷しほり」を出していくこと素の自分は「メチャクチャなお調子者」だという。「悲壮感がある役のときに素の貫地谷しほりが頭をよぎったら終わりだなと思うくらい」と苦笑する。「少し前まで、バラエティ番組に出るときもあまりしゃべらずに自分を出さないようにしてたんです。素の貫地谷しほりがどういう人かというイメージを持たれると、観る人が素直に入れないんじゃないかと思って。そのとき、共演者の松重豊さんに『いい加減にその仮面取れよ』って言われて(笑)、それからしゃべるようになったんですが、当時はそれぐらいシビアに考えてたんです。でも、そもそも観る人にそんなことを感じさせるようなレベルの芝居をしてることが問題なんだって思うようになって、いまは自分を納得させながらやってます」。2007年にはNHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」のヒロイン役を務め、その後も映画にドラマ、舞台とキャリアを積んできた。単発ドラマも含め、今年だけでも出演作は10近くにおよぶが、役に臨む姿勢など「自分の中で確実に変化を感じている」とも。「どうすれば伝えられるか?最近は自分の役を好きになることが一番早い、それが一番大事だなと感じてます。これまでは自分の気持ちの中で理解できない行動を脚本で読んだとき、心の中で引っ掛かりを感じながら演じてたんですね。だから最終的に胸を張って『やりきった!』と言えない瞬間があって…。でも観る人は本当に頭がいいんです。私に迷いがあったときは反応もそれなりだし、大好きだと感じながら演じると反響も大きい。自分が入り込まないと観る人は付いてきてくれないということを如実に感じながら、どんな異端児のキャラクターでも好きになれる部分をまず探すようにしています」。演じながら悩むことも多い。「選択肢を自分でいっぱい作ってしまい、“ああかな?こうかな?でもこうもできるな”って。キリがないんですが…。監督に相談して『うーん、悩むなぁ』なんて言われちゃうと、一緒に悩んじゃって決まらないんですよ」。苦笑を浮かべてそう語るが、その顔はどこか楽しげだ。悩み、もがきつつ作品の中に溶けてゆく。この不思議な存在感から目が離せない。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:ぱいかじ南海作戦 2012年7月14日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会
2012年07月12日9日(現地時間)にトム・クルーズと協議離婚が成立したケイティ・ホームズが、離婚を決意するまでの間、トムの元妻のニコール・キッドマンからアドバイスを受けていたと「UsMagazine.com」が報じている。「彼女たちは数週間ほど前から話し合っていました」と関係者が証言している。ニコールは1990年にトムと結婚し、2001年、ケイティと同じ33歳のときに離婚している。「ニコールは協力的でした。自分も同じ経験をしたから、ケイティも頑張るようにと励ましていました」。実はケイティとニコールは、ケイティが2006年にトムと結婚したときから、ニコールとトムの養子で現在19歳のイザベラと17歳のコナーを介してつき合いがあり、「(ニコールは)ずっとケイティの友人だったのです」と証言者は明かす。ケイティは使い捨て携帯電話を使用して、トムや彼の周囲の人々に気づかれないように離婚申請の準備を行っていたそうだが、同時にニコールとも連絡をとっていたようだ。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年07月12日