cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (2070/2204)
昨日開幕した第24回東京国際映画祭にて、10月23日(日)、特別招待作品『指輪をはめたい』が上映され、主演の山田孝之と岩田ユキ監督による舞台挨拶が行われた。頭を打ち記憶をなくしてしまった主人公・輝彦(山田さん)の前に現れた全くタイプの異なる3人の女性たち。果たして、自分は誰を愛していたのか?独身男子のなくした記憶をたどる一風変わった恋愛遍路が描かれる。公開前の一般客への作品のお披露目はこれが初めて。山田さんは、満員の客席を見渡し「僕がこの映画の脚本を読んでおもしろいと思ったように、この映画を世の男性に呈示していきたいと思っていたので、今日も意外に男性が多くて嬉しいです」と喜びを語った。映画では女性たちに翻弄されぱなしの山田さんだが、司会者が「本当の恋愛って何だろうと考えさせられる映画ですよね」と振ると、山田さんは「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問で切り返し、会場の笑いを誘った。昨日のグリーンカーペットでも仲良く一緒に歩いた岩田監督との間にはゆるやかな空気が流れるが、撮影現場では「2人ともたどたどしい者同士なので、ジワーッとした感じでしたね」と明かす監督。山田さんも「岩田監督のこの雰囲気に呑みこまれて、スケジュールはハードでしたが、ふわっと輝彦になることができました。元々天然ボケっぽく物事を深く考えない役なので、気合を入れずボケーッとしてました。睡眠時間も短かったので、自然にボケーッとなってました」と語り、岩田監督の現場の居心地の良さを語った。最後に、岩田監督は映画について「この作品の主人公はモテる男で、3股をクールにしている男なので、(原作から)映画をつくる上で彼に共感しないといけなかったですが、私が思う映画とは一人ぼっちの人のためにあるもの。冴えない人が共感できるものを作りたい、という思いは最後までブレませんでした」と語り、胸を張って自信作を送り出した。第24回東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催中。『指輪をはめたい』は11月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd■関連記事:【TIFFレポート】小栗旬「毎日、逃げ出したいと思ってた」と監督経験を述懐【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待北川&芦田が声優で競演『マジック・ツリーハウス』鑑賞券を10組20名様プレゼント
2011年10月23日3D超大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を引っさげ来日したミラ・ジョヴォヴィッチが10月23日(日)、東京・六本木のライブスペース「ニコファーレ」で来日記者会見を行った。会見には夫でメガホンをとるポール・W.S・アンダーソン監督、主人公・ダルタニアンを演じるローガン・ラーマン、共演のガブリエラ・ワイルドが出席。親日家で知られるミラは「日本に来ていつも感じるのは“もてなし”の心の素晴らしさ。常に私のイマジネーションを駆り立ててくれる」と“3.11”以後初となる来日に感慨ひとしおだった。古典活劇としてこれまで幾度となく映像化された「三銃士」に、新たな現代的解釈を加えて、スタイリッシュなアクション・アドベンチャーに仕上げた本作。ミラは欲望のままに行動し、男たちを翻弄する女二重スパイ・ミレディを演じ「悪女かもしれないけど、やりたいことを見据えて、ベストの自分でいようと願う気持ちはきっと共感できるはず。確かに、ミレディは物を盗んだり、人をだましたり、ときには誰かを殺すこともあるけどね」と不敵な笑み。その小悪魔的な空気は、バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)がだまされてしまうのも納得!?それでも「美の秘けつは?」との質問が飛ぶと、「撮影前はとにかくストイックに、体力作りとトレーニングに明け暮れる。特に今回のアクションは、いままでで一番チャレンジングだったわ。オフはその分、リラックスしているし。やっぱり努力あるのみ、ってことね」と日本女子に伝授してくれた。ミラとは公私ともに良きパートナーシップを発揮するアンダーソン監督は、「3Dに関しては『バイオハザードIV アフターライフ』で経験済みだったから、今回は効率よくスピーディな撮影ができた。役者たちには3Dのことは気にせず、思いっきり演じてほしかったしね」。見どころは飛行船同士が空中で繰り広げるバトルシーンだと言い、「日本のアニメが大好きなんだ。今回は『宇宙戦艦ヤマト』が宇宙を航行するシーンに大いにインスパイアされているんだ」とマニアックな素顔も披露。するとミラも「私も日本のアニメは好きよ。お姫様のような衣裳でアクションしてるけど、少なからず影響を受けているはず」と息ぴったりだ。会見には日本語吹き替え版でダルタニアン役を務める溝端淳平がスペシャルゲストとして登場し、「一度見たら忘れない顔ね」(ミラ)、「続編のダルタニアン役は君にしようか」(アンダーソン監督)と2人からハリウッド進出の“お墨付き”をもらっていた。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼントチャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?
2011年10月23日今年の東京国際映画祭で日本から唯一、コンペティション部門に出品されている『キツツキと雨』の公式会見が10月23日(日)に行われ、主演の役所広司に小栗旬、監督の沖田修一が出席した。『南極料理人』が多くの支持を集めた沖田監督の最新作で、ある村にクルーを率いてホラー映画の撮影に訪れた気弱な映画監督と村の武骨なきこりの交流をユーモアたっぷりに描き出す。映画の撮影現場を描いた作品だが、小栗さんは昨年の『シュアリー・サムデイ』で、役所さんは一昨年の『ガマの油』で共に監督デビューを果たしている。監督としての経験が本作でどのように活かされたかと尋ねられ「(自身の作品は)幸一(小栗さん)のクルーよりはまだ予算のある映画でしたが…(笑)」と役所さん。「いろんな現場を見てきたけど、(本作の)スタッフや俳優はかなりリアルに描かれていると思います。『こういうスタッフやキャストいるなぁ』と楽しんでました。現場の裏をよく知っているので、役に立ったことはたくさんあると思います」と笑顔で語った。一方の小栗さんは「映画の中で幸一が一度、逃げ出そうとするシーンがありますが、ああいう気持ちは毎日感じてました(苦笑)。『明日、雨降ればいいのに』とか『逃げ出せないかな』と自分も感じていたのを思い出しました」と自らの役どころに強く共感できたよう。沖田監督は独特のユーモアの発想の源を聞かれて「僕自身もよく分からないですが…」と苦笑しつつ「必死で生きている人たちの物語を作っていくと、自然に人間の持っているおかしみが脚本に乗っていくのかな。それを俳優さんたちが楽しんで演じてくださることでユーモアが生まれるのではないかと思います」と分析した。小栗さんはそんな沖田監督について「『特に何かダメってわけじゃないんですが、もう1回いいですか』とおっしゃることがありました(笑)。きっと監督にしか分からない微妙なズレがあるんだろうと役所さんとも話してました。どうしたら『これはいい』というところに行くのか?と思いつつ、何を変えるでもなくもう1回やってました」と不思議な沖田ワールドを語った。東京国際映画祭は10月30日(日)までの日程で六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『キツツキと雨』は2012年2月11日(土・祝)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待北川&芦田が声優で競演『マジック・ツリーハウス』鑑賞券を10組20名様プレゼント
2011年10月23日10月22日(土)、今年で24回目を迎えるアジア最大級の映画の祭典、東京国際映画祭が東京・六本木ヒルズにて開幕し、各上映作品の俳優陣や監督らが国内外から駆けつけ、グリーンカーペットに華を添えた。午前中はあいにくの雨天によりグリーンカーペットイベントの実施が危ぶまれたが、開始時間近くになると空は一気に晴れ模様に。オープニング上映作品『1911』を引っさげ、先陣を切って登場したジャッキー・チェンは、「約束したとおり、僕が来たら雨がやみましたね。ここを離れてしまうのが心配です」とジョークを交えながらの挨拶。3月11日の震災以来となる日本での映画祭の開幕を迎え「来日して一番嬉しかったことは、日本のみなさんの笑顔を見られたこと」と満面の笑みを見せた。昨日の会見に続いて、この日は日本語吹替えを務めた江角マキコと中川翔子がそれぞれ和服と白のミニワンピ姿で共に登場したが、「声だけとはいえ、ジャッキーの妻を演じられて光栄でした」(江角さん)、「喋るだけで魂が出てきそう」(中川さん)と、偉大なるスターとの共演の喜びを語った。グリーンカーペットイベントでの最大の見どころと言えば、国内外の女優たちの美しいドレスファッションは外せない。今年は、女性らしさを引き立たせる透け感のあるレースやシフォンをあしらったドレスが目立ったが、中でもその長身スタイルを生かしていたのは、『アントキノイノチ』の榮倉奈々。黒のレースが美しいドレスでシックな雰囲気に仕上げていてとてもお似合いだった。また、今年人気が高かったのは白や黄色、ピンクなど春のような明るい色のドレス。ウエディングドレスのような長いベールが美しいドレスから、へそ出しのシースルーがセクシーなものまで、同じ白でも異なるデザインで全く違う印象を与え、見る者を魅了していた。中でも目を引いたのが、審査員を務める中国一の美貌を誇る、ファン・ビンビン。個性的なビビッドカラーのドレスがお気に入りな彼女が今回選んだのは、胸元は白とゴールドが輝き、腰からロングのピンクスカートがふんわりと広がるドレス。その美貌にファンも大興奮の様子だった。個性的といえば、日本からも『ハラがコレなんで』の仲里依紗が肩を出した鮮やかな赤のドレスを着こなし、強いインパクトを残した。共演のベテラン俳優、石橋凌にエスコートされ、ますます大人の女度がぐんとアップ!さらに、日本の作品からは『アントキノイノチ』の岡田将生と先述の榮倉さん、『キツツキと雨』の小栗旬と臼田あさ美、『麒麟の翼〜劇場版・新参者』の阿部寛と黒木メイサなどの美男美女のショットが見られたが、この人は美女スケーターたちに囲まれ、登場!『指輪をはめたい』の主演・山田孝之はタキシードをビシっと決め、沿道のファンからのサイン攻撃にじっくりと時間をかけて応じるなど、ファンサービスに余念がなかった。黄色い歓声に交じり、ひときわ視線を集めていたのは、引っ張りだこの人気子役・芦田愛菜(『マジック・ツリーハウス』)。昨年は笑福亭鶴瓶にエスコートされていた愛菜ちゃんだったが、今年は着ぐるみたちを引き連れて堂々と一人で闊歩し、愛くるしい笑顔を振りまいていた。さらに、大勢のSPを引き連れて登場したのは、野田佳彦内閣総理大臣。経済産業大臣・枝野幸男と仲良く登場するも、「『三銃士』のキャスト陣と歩けると聞いていたのですが…」と本音をポロリ?そして、一際大きくなった歓声の中、グリーンカーペットのラストを飾ったのは、震災後初のハリウッドスター来日として注目を集めていた、ミラ・ジョヴォヴィッチを始めとする『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』チーム!元モデルの抜群のスタイルで黒のトップレスドレスを見事に着こなし、夫のポール・W・S・アンダーソン監督と仲良く登場したミラ。「日本は国・文化ともに大好きです。3.11後にこうして来ることができて本当に嬉しいです」と喜びを語り、映画祭の幕開けを祝った。第24回東京国際映画祭は10月30日(日)までの9日間にわたり、六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:マジック・ツリーハウス 2012年1月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© メアリー・ポープ・オズボーン/「マジック・ツリーハウス」製作委員会麒麟の翼〜劇場版・新参者〜 2012年1月、全国東宝系にて公開© 2012映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)」製作委員会ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltdキツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.1911 2011年11月5日より丸の内TOEI ほか全国にて公開2011 JACKIE & JJ PRODUCTIONS LTD. All Rights Reserved.第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:中川翔子“神”ジャッキー・チェンにお願い「不老不死でいて!」“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?
2011年10月22日『かもめ食堂』、『めがね』など心温まる映画を世に送り出してきた製作チームによる最新映画『東京オアシス』が10月22日(土)に公開。主演の小林聡美を始め加瀬亮、黒木華、原田知世、松本佳奈監督、中村佳代監督が都内で行われた舞台挨拶に出席した。深夜の国道で、小さな映画館で、動物園のツチブタの柵の前で。東京をさすらう女優のトウコが様々な出会いを通じて自らの生き方を取り戻していくさまを描きだす。小林さんと加瀬さんは劇中、深夜にエア・バレーボールに興じ、回転レシーブやAクイック、Bクイックなどを華麗に(?)披露している。このシーンのためにわざわざバレー特訓日まで設けられたそうだが、加瀬さんは「(撮影は)あっさり終わりましたよ。(特訓の)必要なかったですね」と苦笑い。小林さんは「加瀬くんはものすごく真剣でしたよ。回転レシーブ、久々に見ました。“東洋の魔女”以来ですね」と語り、加瀬さんから「全然、分かりませんけど…」と突っ込まれていた。この一連のシリーズ初出演となる原田さんは「いい経験をさせてもらいました」とニッコリ。原田さんの出演シーンの舞台は映画館で、営業後の深夜の映画館で撮影が行われたが「夜の9時ごろに集合で終わったころには空が明るくなっていました」と懐かしそうに撮影をふり返った。映画初出演でこの日が人生初の初日舞台挨拶となった黒木さん。映画の中で小林さんと語り合う、姫路の動物園にいる“ツチブタ”という不思議な動物について「いつか見に行きたい」と語ったが、松本監督から、実は上野動物園にもいることを明かされると「見に行きます」と笑顔を見せた。最後の締めの挨拶を任された小林さんは「加瀬くんが全然、しゃべってない!」と交代を要求。加瀬さんが「いやいや、(小林さんが)主演ですから」と辞退すると、憤然とした面持ちで加瀬さんの足を踏みつつ「今日は(雨で)街全体がオアシスっぽくなってるんじゃないですか?」とキレイにまとめ、会場は温かい笑いと拍手に包まれた。『東京オアシス』は全国にて公開中。■関連作品:東京オアシス 2011年10月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開© 2011オアシス計画■関連記事:小林聡美×加瀬亮×原田知世インタビューそれぞれが胸に秘める“オアシス”の意味小林聡美、加瀬亮と4回目の共演で「夫婦漫才ができそう」小林聡美、加瀬亮らが静かに優しく語る『東京オアシス』予告編が解禁『東京オアシス』撮影クランクアップ3つのエピソードが生み出す、3つの空気感『めがね』チーム新作『東京オアシス』飼育係の物語を公式サイトで展開
2011年10月22日映画『スマグラー おまえの未来を運べ』が10月22日(土)に公開初日を迎え、主演の妻夫木聡を始め永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤政信、阿部力、我修院達也、石井克人監督が都内で行われた舞台挨拶に登壇した。「闇金ウシジマくん」で知られる人気漫画家・真鍋昌平の初期の作品を映画化した本作。借金を背負って闇の運送屋の一員として働くことになった青年が、やくざやチャイニーズ・マフィアも絡んだ抗争に巻き込まれていくさまを描く。この日は初回上映前の舞台挨拶ということで朝9時半からスタート。妻夫木さんは「初日ってこんなに早いものでしたっけ?何かどんどん早くなってますね」とボヤきつつも劇場に足を運んだ観客への感謝を述べた。石井監督は自らの作品であるにもかかわらず「前半は面白いので…」と中途半端に作品をアピール。妻夫木さんから「全部面白いでしょ!」としっかりとツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。劇中、闇の運送屋やマフィアなど危険な生業に手を染める者たちが続々登場するが、これまで危険な仕事を経験したことは?と尋ねられた永瀬さんは「若い頃、アジアを回っていろんな国の映画に参加していた頃、警官だと思ってた人が実はゲリラで、一緒に車に乗ってる監督がマグナム(銃)を抱えていたということがありました」と驚きのエピソードを披露。一方、安藤さんは「小学生の頃に車にはねられて…」と語り、すかさず妻夫木さんから「それ、危険な目に遭ったというよりもうはねられてるじゃん(笑)!」と突っ込まれていた。また、女性陣2人に劇中の登場人物の男たちの誰とならパートナーを組みたいか?と尋ねると、松雪さんは「冷静で仕事もキッチリしてる」と永瀬さん演じる運送屋のリーダーのジョーを選択。これには永瀬さんも「嬉しいです」とガッツポーズを見せた。満島さんが選んだのは、運送屋のメンバーのひとりで我修院さん演じるジジイ。「ふざけてても温かい心を持ってる人がパートナーだったらいいなと思います」と笑顔を見せた。妻夫木さんはこれから映画を観る観客を前に「気に入ってもらえると思う!」と自信のコメント。「来週は三谷組の作品(『ステキな金縛り』)があるので、今週がっつり取っとかないと」と猛アピールし、会場は笑いに包まれた。『スマグラー おまえの未来を運べ』は全国にて公開中。■関連作品:ステキな金縛り 2011年10月29日より全国東宝系にて公開© 2011フジテレビ 東宝スマグラーおまえの未来を運べ 2011年10月22日より全国にて公開© 真鍋昌平・講談社/2011「スマグラーおまえの未来を運べ」製作委員会■関連記事:安藤政信インタビュー10代20代を経ていま、感じる「生の感覚」高額の運送バイトの実態は…『スマグラー』手ぬぐいを5名様にプレゼント「三谷幸喜映画祭」に深津絵里、綾瀬はるか、妻夫木、佐藤浩市ら14名がズラリ鈴木えみ、人生初ゴスロリ衣裳に「上がりました!」三谷幸喜が贈る、“笑えて泣ける”『ステキな金縛り』試写会に20組40名様ご招待
2011年10月22日ハリウッド随一のスターとして、女性ファンを中心にカリスマ的な人気を集めるジョニー・デップ。そんな彼が“カメレオン”役としてユニークな西部ヒーロー劇を繰り広げるアニメーション映画『ランゴ』が10月22日(土)よりいよいよ公開となる。これに先駆けて、シネマカフェでは自称ジョニー・デップファンの読者たちを集めて試写会を開催。ジョニー愛を誓うファンたちの目に、本作でのジョニーの活躍はどのように映ったのか?気になるアンケート結果を発表!試写会への応募時には、ジョニー愛を計るべくこれまで観た彼の出演作の本数を問うたところ、10本以上と答える人が大多数で、「最も好きなジョニー・デップ作品」には、3位に『チャーリーとチョコレート工場』、2位に『シザーハンズ』、そして大差をつけて1位に『パイレーツ・オブ・カリビアン』と、カメレオン俳優と呼ばれる所以となった、ジョニーの代表的“キャラクター”作を支持する声が集中した。さて、そんな中、キャストの動きや表情をそのまま投影させるエモーショナル・キャプチャーによって生まれた、ジョニーの新たなるキャラクター、カメレオンのランゴに対して受けた率直な感想は?ずばり「ランゴにジョニー・デップの面影を感じたか?」という質問には、8割以上の人が「はい」と回答。「ランゴの動きがジョニーそのもので、カメレオンなのにジョニーを見ているようでした」(30代・女性)、「最初から最後までジョニー・デップにしか見えません!面白いだけではなく、最後には感動もあって良かった!」(20代・女性)と、ジョニーとランゴを錯覚(?)する声が多く寄せられた。さらに、本作は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフチームが手がけているということで、随所に本作に通ずる演出がなされているのも見どころの一つだが、ジョニーの最も代表的なハマリ役、ジャック・スパロウとランゴの共通する魅力が?こちらでは9割以上が「ある」と答え、具体的には「いい加減でお調子者だけど、最後はキメるところ」、「ウソつきで、ズルくて、でも憎めない感じなところ」、「何だかんだで正義感が強いところ」、「何も考えていないようで、実は誰よりも仲間や友達を大切に思っている」という、カリスマ的で人間味あふれるヒーロー像に好感度大な声が続出。一方で、「一匹狼で、実は孤独」という、一匹のカメレオンとはいえ、ランゴの見せる“ギャップ”に惚れ込んだ女子もちらほら。惚れこむ、と言えばもちろん冒険だけでなく、ヒーローにお決まりのロマンスも見どころの本作。アイラ・フィッシャー演じる気の強いカメレオン・マメータとの関係にもご注目。物語を彩るキュートなキャラクターやポップな世界観を見ただけでは子供やファミリー向けの映画というイメージをもっている方も多いと察するが、実際にはランゴの冒険を通じて、そして結末には大人に向けられたメッセージが数多く込められている。「自分自身も私は誰なんだろうと少し考えさせられました」(30代・女性)、「自分の人生の主役は自分であり、望んだ自分になれるかもと思いました」(30代・女性)、「へなちょこでも人の温かさを知っていて守りたいと強い気持ちを持っていれば強くなれると思いました」(20代・女性)と、自身とランゴを重ねて心動かされた人が多かったようだ。ジョニーファンはもちろん、これまでアニメーション映画を敬遠してきた方も本作の“人間味あふれる”魅力を楽しんでみては?『ランゴ』は10月22日(土)より全国にて公開。■関連作品:ランゴ 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 Paramount Pictures. All Rights Reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『パイレーツ・オブ・カリビアン』オリジナルダイアリーを5名様にプレゼントジョニデ、大ピンチでトイレに逃げ隠れ!?『ランゴ』本編映像を先行解禁自分探しの旅へ!『ランゴ』サボテンコップ5名様プレゼントジョニー・デップファン集合!シネマカフェ独占『ランゴ』試写会に40組80名様をご招待【ハリウッドより愛をこめて】アメリカ経済危機も、映画市場はシリーズ作品で好調!?
2011年10月21日鬱蒼とした森林が続く、アメリカ・ミズーリ州の山村を舞台に、家族を守るため厳しい環境の中で奮闘する一人の少女の“生”を力強く描き、本年度のオスカーに名を連ねた傑作『ウィンターズ・ボーン』。女性ならではの繊細さと力強さでもって、少女の現実を見事にとらえたデブラ・グラニック監督に話を聞いた。本作を通して彼女が描きたかったものとは?また、主演を見事に遂げたジェニファー・ローレンスに、彼女は何を託したのか?便利なものに囲まれた現代日本での生活からはとても想像しがたい、17歳の少女・リーが置かれた苛酷すぎる生活環境と、それでも生き抜く彼女の不屈の魂が観る者に希望と共に衝撃を与える本作。原作となったD・ウッドレルの小説との衝撃の出会いを監督はこうふり返る。「幸運にも私は本を読む機会をもらったのですが、3ページ目から引きこまれてしまいました。その物語がとても気に入って、『この少女(リー)がどうなってしまうんだろう』ということに興味をひかれました。どうしてこんなに力強いんだろう、と。どうして負けそうになったり、ギブアップしそうになりながらも頑張れるのだろうかという、彼女自身の魅力に惹かれたわけです。私は“ファイター=闘う人間”、何らかの正義に向かって闘う人たち、またその力がどこから来るのかというところに大きな魅力を感じるわけです。そのまま一気に本を読んで、製作のパートナーに『今夜中に読んでほしい』とお願いしたら、彼女もとても強い反応を覚えていて。すぐにこの映画を撮りたいということを打診しました」。そこから、いままでのアメリカ映画では描かれていない場所を描きたいという思いが募り、すぐにミズーリ州に飛び、そこに実在する女性たちを始め、家や学校など徹底したリサーチを行ったという監督。何よりも「その場所で実際に見たものをどう感じるか」という事を大切にした。そして、それは主人公・リーを演じたジェニファー・ローレンスとの共同作業においてもブレなかった。「自分が彼女に何かを伝えるよりも、実際に同じ場所で時間を過ごしてもらい、彼女自身が想像力を駆使して、理解して、どう感じたかということが一番大事だと思いました。だから、彼女はミズーリ州の隣のケンタッキー出身なのですが、故郷に帰っておいで、と。美しい方言がある場所に戻ることを提案しました。そして、実際に物語が繰り広げられる場所に来て、いろんなことを学んでほしいということも伝えました。ジェニファー自身、興味を持ってこのキャラクターを気に入ってくれたので、『じゃあ自分ならどうするのか?小さな家を脅かされる状況に陥った場合どうするのか?そのリスクにどう立ち向かうのか?』ということを彼女自身が感じていたことがとても大事だったわけです」。不本意な生活環境や人間関係というものは誰しも生きていく中で少なからず経験するものだが、本作では17歳のリーがそことどう折り合いをつけ、大人の世界へと踏み出していくのかが観る者に共感を与える。奇しくもリーと同じ17歳という年齢は、本作以外にもこれまでに様々な映画で題材として描かれてきたが、監督自身、この「17歳」という年齢について思うことはあるのだろうか?「15歳から16歳、17歳…における人生というのは、とても生々しいものだと思うんです。それは、極めて力を必要とする世代でもあって、自分が教えられてきたものが通じなかったりするような環境に追い込まれたりするものなんです。正しいことをするべきだと教えられたにも関わらず、多くの大人がそれを出来ていない、していないという状況に直面するわけです。それに対して、今度は反応しなければいけないわけですが、同時に『助けたい』という気持ちも残るのです。それは映画の環境においても同じで、17歳において(薬物中毒の)叔父や父親、母親ら大人たちを見たときに、そういう気持ちが生まれる。しかし、自分で問題が解決できないということも分からない年齢でもある。分からないことに対して立ち向かっていかなければならない、何かをやろうとする気持ちを考えると、本当に激しい体験をする時間だと思います」。映画づくりを学んできた若き日々から、どの国の映画でも「人生を生きるために何が必要か。幸せを得るためには何をすればいいのかとか、そういう日常から来るもの」を描く映画に強い影響を受けてきたという監督。「普通の生活を描く」ということをテーマに掲げる彼女に、今後の映画づくりについて聞いてみた。「1年ほど作業しているドキュメンタリーが一つあって、もう一つは脚本段階で、もうちょっと強くしたいという気持ちで作っているものがあります。あと、ボルティモアを舞台にした映画もあります。元々は産業都市だったのですが、いまのアメリカにおいてはあまり魅力的でないと言われているような都市なんですけど、そういった場所においてもおもしろい物語があるということでそれを描いていきたい、自分が伝えていきたいと思っています」。特集『ウィンターズ・ボーン』■関連作品:ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.■関連記事:アンダーグラウンドからオスカーへ隠れた名優ジョン・ホークスが語る「男」少女から大人の世界へ。映画人が「17歳」を愛するワケ、いま注目したい「17歳」オスカー候補最後の一作に秘められた希望『ウィンターズ・ボーン』が描く「現実」【シネマモード】映画で覗いてみる、アメリカの「いま」誰もが心を揺さぶられる感動作『ウィンターズ・ボーン』試写会に5組10名様ご招待
2011年10月21日言わずと知れたSF界の巨匠スティーブン・スピルバーグと、『アイアンマン』シリーズのジョン・ファブローというヒットメーカーのタッグによる、人気グラフィック・ノベルを映画化した『カウボーイ&エイリアン』。本作で主人公の“カウボーイ”を演じる、6代目ジェームズ・ボンドとして人気を集めるイギリス人俳優のダニエル・クレイグが本作の見どころ、共演者たちについて語ったインタビュー映像がシネマカフェに到着した!19世紀のアメリカ・アリゾナ州を舞台に、全ての記憶をなくしたひとりの男(ダニエル・クレイグ)が自分の過去を探すために辿りついた砂漠の町で、突然現れた未知の生命体との激しい戦いを繰り広げていくアクション大作。本作への出演を決めた理由を、ダニエルは「台本を読んでみて、いい意味で驚いた。ユニークなタイトルだけど、内容は真面目で正統派の西部劇なんだ」と、この何とも奇想天外な設定とは対照的なストーリーの本質に魅せられたよう。さらに、6代目ボンドを演じてきた彼に、今回演じた役の感想を聞いてみると「全く違う役柄を演じられるのは、とてもラッキーだよ」と語り、続けて「1870年代にはボンド・カーはなかっただろうからね」とジョークを飛ばし上機嫌に。そして、本作でダニエル扮する主人公が迷い込んだ砂漠の町・アブソリューションの独裁者、ダラーハイドを演じたハリソン・フォードとの共演については「彼との共演は楽しかった。彼は演技に対して熱心だから、すぐに通じ合うことができて親しくなれたよ」と先輩俳優の役作りへの姿勢を熱っぽく語っている。子供の頃から毎日オモチャの銃を振り回し、“カウボーイごっこ”に興じていたというダニエルは、「苦労なんてなかった」と語るほど憧れのカウボーイを演じられたことに終始ご満悦の様子。しかし、ジョークを飛ばしているときでさえクールな表情を崩さないのは、さすがは紳士・淑女が住まう英国出身の俳優。そんなダニエルからは、砂にまみれながらエイリアンと死闘を繰り広げる姿はあまり想像できないが、ジェームズ・ボンドさながらのダンディでスマートなアクションを見せてくれるはず!まずは、こちらの映像で涼しい顔でジョークを飛ばすお茶目なダニエルを楽しんでみては?『カウボーイ&エイリアン』は10月22日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:カウボーイ&エイリアン 2011年10月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?SF超大作『カウボーイ&エイリアン』ブロガー限定試写会に30組60名様をご招待ハリソン・フォード、スイスのロカルノ国際映画祭で金豹功労賞『カウボーイ&エイリアン』プレミア上映に、ハリソン・フォード夫妻ほか出席ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ、ニューヨーク州で電撃挙式
2011年10月21日人気アクションスターのジャッキー・チェンが自身出演100作目にあたる超大作『1911』を携え、今年初めての来日!10月21日(金)、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を行った。会見には本作の日本語ボイスキャストを務める中川翔子が、バラ100本を手に登場。以前からジャッキーの大ファンと公言する中川さんは、“神”的存在とのご対面に「生まれてきて、今日が一番幸せ。生きてて良かった!」と喜び大爆発。本作は「ジャッキーさんの生きた証が100個刻まれた瞬間」だと断言し、「地球、宇宙、人類にとって大いなる財産。同じ時代に生きる目撃者になれるなんて、こんな嬉しいことはない。これからも不老不死でいてください」と熱烈な“お願い”をする場面もあった。実は中川さん、10年ほど前、母親と香港を旅行中に偶然ジャッキーと遭遇。嬉しさのあまりに号泣すると、ジャッキーは2人に食事をごちそうしてくれたのだとか。「その出来事があったからこそ、今日まで生きてこられた。他人に無償の愛を与えられる秘訣は何なんですか?」と中川さん。ジャッキーは「幼い頃貧しかったが、いろんな人のお世話になりました。そのとき、『いつかは自分が他人を助けよう』と心に誓ったんです」と語った。そんなジャッキーの思いは映画『1911』にも込められている。100年前、中国近代化の礎となった「辛亥革命」の知られざる事実をダイナミックに描く作品で「この革命がなければ、今の中国はありません。多くの名もなき犠牲者のドラマをきちんと映画化することで、若い人たちに歴史を伝えられたら、これほど意義深いことはありません」。つまり、若くして革命に命を散らした当時の若者たちへの敬意と感謝が作品のベースになっているのだ。それだけに「ぜひこの作品を観て、他人に与えることの尊さを知ってほしい。今の時代、何かを得ようと考える若者が多いですからね」とアピールにも熱がこもる。一方、自身が演じた革命軍司令官の黄興(中国革命の父である孫文の右腕)について「乗馬が好きな点は似ている。ただ、僕と違って彼は文学に長けていた。それに僕の方が背が高くてハンサムだしね」と場を盛り上げることも忘れない。3月11日の東日本大震災にも心を痛めていると言い「ずっと心配していましたが、こうして実際に日本の地を踏むと、回復ぶりを知ることができてうれしい。やっぱり日本人の精神力はすごいですね。その精神力があれば必ず復興できると信じています。(日本語で)ニホン、ガンバッテ」とエールを送ってくれた。『1911』は11月5日(土)より丸の内TOEIほか全国にて公開。■関連作品:1911 2011年11月5日より丸の内TOEI ほか全国にて公開2011 JACKIE & JJ PRODUCTIONS LTD. All Rights Reserved.■関連記事:ジャッキー・チェン出演映画100本目!『1911』試写会に20組40名様ご招待東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成
2011年10月21日世界的大ヒットとなった『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのプロローグにあたる物語を描いた作品として二部作で公開されることになり、注目を集める『ホビット 思いがけない冒険』、『ホビット ゆきて帰りし物語』。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに出演していた俳優陣が多く参加しているが、そのうちのひとりでイアン・マッケランが演じる人気キャラクターのガンダルフの最新ビジュアルが解禁!その役柄、そして物語の概要についても少しずつ明らかになってきた。指輪をめぐる大冒険を三部作で描いた『ロード・オブ・ザ・リング』の前章にあたる、小さなホビット族のビルボ・バギンズの冒険の旅を描いたこの『ホビット』シリーズ。ビルボの旅の目的は、ドラゴンに支配され失われてしまったエレボールのドワーフ王国を再建することにあったが、旅の過程で様々な出会いを果たし、めくるめく冒険を繰り広げる。そこでビルボは、自身の人生を永遠に変えてしまうクリーチャー、“ゴラム”に出会ってしまう。ゴラムと言えば『ロード・オブ・ザ・リング』でもおなじみのキャラクターだが、ビルボは彼と一緒に過ごす時間の中で己の持つ意外な狡猾さや勇気を発見する。さらに、ゴラムが“いとしいしと”と呼ぶリングを手に入れるが、そのことが中つ国(ミドルアース)の運命の全てを巻き込む『ロード・オブ・ザ・リング』の冒険へとへとつながっていくことになるのだ。マッケラン演じるガンダルフは『ロード・オブ・ザ・リング』でも賢く剣術にも長けた優秀な魔法使いであり、“師”のような存在として主人公・フロドら一行を導く。“白のガンダルフ”と呼ばれる、真っ白な髪と衣裳の印象が強いが、本作で登場する際は灰色のローブをまとい“灰色のガンダルフ”の異名で呼ばれており、ビルボを未知の冒険へと誘う、欠かすことのできない役どころとなっている。今回、解禁となった画像ではガンダルフらしからぬ(?)疲れてやさぐれたような様子で大木にもたれかかっている姿が…。手には杖と本のようなものを持ち、思案に明け暮れているようにも見えるがいったい何を考えているのか…?映画は現在もニュージーランドで撮影中だが、ガンダルフ同様にガラドリエル役のケイト・ブランシェット、ゴラム役のアンディ・サーキス、そしてフロド役のイライジャ・ウッドも『ロード・オブ・ザ・リング』に続いて出演。この懐かしい顔ぶれがまたひとつのシーンで登場し、会話を交わすことがあるのかも気になるところだ。このたび後編の『ホビット ゆきて帰りし物語』の公開日も2013年12月13日(金)に決定。まだまだ完成は先のこととなるが、今後、少しずつ明らかになる物語や登場人物の詳細などから目が離せない!『ホビット 思いがけない冒険』は2012年12月14日(金)より、『ホビット ゆきて帰りし物語』は2013年12月13日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ホビット ゆきて帰りし物語 2013年12月、全国にて公開ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:イアン・マッケラン、創業300年を誇る文豪縁のパブのオーナーに「ホビット」2部作邦題決定!イライジャ・ウッド&K・ブランシェットらも再登場
2011年10月21日先日より公開中の3D時代劇『一命』。本作で市川海老蔵演じる主人公・津雲半四郎の娘婿であり、劇中で描かれる“事件”のきっかけを作ることになる千々岩求女(もとめ)を演じた瑛太のインタビュー映像と、撮影現場での様子を捉えた貴重なメイキング映像が到着した。井伊家の庭先での切腹を願い出る浪人・半四郎の姿を通じて、武士として生きることの不条理、残酷さを鮮烈に描き出す本作。半四郎の行動の裏には、井伊家と求女との間に起こった悲劇があった――。求女は妻の美穂(満島ひかり)や生まれたばかりの赤ん坊を何より大切に考える男。面目やプライドなどをかなぐり捨てても家族を守るためにある決断と行動に出るが、それが思わぬ悲劇を生むことになる。瑛太さん自身、結婚し第一子も生まれ新しい家族を手に入れたばかり。求女について「武士という身分を捨ててまで家族を守りたいというのは、僕自身にもある思い」と共感を明かすと共に「改めて、家族を大事にしなきゃと思えたり、こうして当たり前に生活できることがすごく幸せなんだなと感じてもらえたら嬉しい」と役に込めた思いを語る。到着したメイキング映像には息子役の赤ん坊を抱っこする瑛太さんの姿も。すっかり“パパ”の顔つきで、満面の笑みを浮かべて慣れた様子で赤ん坊をあやしている。さらに、求女の最大の見せ場である白装束をまとっての切腹シーンに関して、瑛太さんは「映画全体を通してずっと緊張感があったけど、あのシーンを撮っているときはキャラクター(求女)同様に血迷ったというか、客観的に見ている自分がいなくなった」と述懐する。「これにて腹を切らせていただく――」とまさに鬼気迫る表情で申し出る求女。普段の瑛太さんのクールなイメージとはまた違った表情を見せてくれるが、あの熱のこもった演技はまさに求女になりきった中で生み出されたもののよう。「不思議な時間がありました」と感慨深げにそのときをふり返った。偶然ではあるが、瑛太さんのみならず海老蔵さん、満島さんという主要キャスト3人はいずれもここ最近、結婚や子供の誕生で新たな家族に恵まれており、家族への愛を強く描き出す本作にまさにピッタリだったと言えるのかも。己を捨てても大切な人を守ろうとする男の全身からあふれる“愛”を感じてほしい。『一命』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:満島ひかり、撮影現場で海老蔵と新婚生活について語り合う『一命』市川海老蔵×三池崇史監督映画×歌舞伎の才が生み出した「侍」三池監督&満島ひかりが赤ちゃんを前にしての海老蔵の素顔を暴露!海老蔵、ファンに謝罪「新たな気持ちでの精進」誓うと共に家族への思い語るキャスト&監督登壇『一命』舞台挨拶付き完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年10月21日マット・デイモンが長編映画監督デビューすることが決まった。「Hollywood Reporter」「Variety」などの業界誌によると、ジョン・クラジンスキー(『恋するベーカリー』)との共同脚本による法律ドラマでタイトルは未定。小さな街にやって来たセールスマン役で主演も務める。14年前に幼なじみで親友のベン・アフレックと脚本を執筆、主演した『グッド・ウィル・ハンティング』でオスカー脚本賞を受賞しているが、ひと足先に『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『ザ・タウン』で監督として活躍を始めたベンに触発されたらしく、最近は監督業に意欲を示していた。マットとジョンは共演経験はないが、同じボストン出身。ジョンの原案を、彼の主演作『お家をさがそう』の共同脚本のデイヴ・エガーズと練り、マットに話を持ちかけ、共同執筆に至った。ジョンの製作会社「Sanday Night Production」のもと、マット、マットの製作パートナーを長年務めるクリス・ムーアがプロデューサーに名を列ねる。スティーヴン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、11月12日(土)より日本公開される『コンテイジョン』のスティーヴン・ソダーバーグ監督など、巨匠、名匠の作品に数多く出演し、撮影現場で多くを学んできたマットがどんな作品を生み出すのか、期待が高まる。(text:Yuki Tominaga)© Media Punch/AFLO■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年10月21日まもなく開幕する第24回東京国際映画祭に特別招待作品として出品される『ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』の主演アレクサンダー・フェーリングが来日し、10月20日(木)に都内で行われた本作の試写会の舞台挨拶に登壇。ゲストとして、10月10日にハワイで挙式したばかりの小倉優子も来場し、恋愛トークを繰り広げた。詩人になることを夢見る青年・ゲーテはある日、美しい女性・シャルロッテと激しい恋に落ちる。だが、彼女には婚約者がいた。打ちひしがれたゲーテは思いの丈を筆に込め、ある物語を完成させるのだが…。名作「若きウェルテルの悩み」の誕生の裏にあった叶わぬ恋を描き出す。本国ドイツで次々と話題作に出演するほか『イングロリアス・バスターズ』などのワールドワイドな作品にも参加し、国際的にも注目を集めるアレクサンダーは今回が初来日。「日本語が分からないので『ロスト・イン・トランスレーション』を地で行ってますが、日本食などを楽しんでます」と笑顔で挨拶。ドイツでは知らぬ者のいない文豪の若き日を演じるに当たり「とにかくドイツでは、ゲーテについてみんな一定のイメージを持っています。それを壊すことなく、彼も若き日には悩んだり恋に落ちたりしたんだというところを演じたかった」と語った。続いて登場した小倉さんは、アレクサンダーを見るなり「顔小さくてスタイル良くてかっこいい。ブルーの瞳が素敵です」と本人を目の前にしてそのイケメンぶりを大絶賛。アレクサンダーは「アリガトウ。小倉さんはお若くて新婚ホヤホヤと聞いてますが、これまでにお会いした女性の中でも一番美しい方です」とニッコリ。映画について小倉さんが「目がハートになります。想いが強いところが素敵。女性はやはりいっぱい想われている方が幸せですね」とうっとりした表情で語ると、アレクサンダーから「男性も愛してほしいものですよ」と注文が。小倉さんからはトックリとお猪口のセットがアレクサンダーにプレゼントされたが、お返しとして彼からは花束が手渡され、さらに小倉さんの手にキスも!小倉さんは「ドキドキしました。ダンナさん以外とキスするなんて一生ないと思ってました。いっぱい汗かいちゃった」と嬉しそうに笑った。イケメン俳優からのキスに報道陣から「ダンナさんはどう思う?」と尋ねられると「悲しんじゃうと思うので明日はTVはつけません」と小倉さん。先日のハワイでの挙式については「バージンロードを歩くとき、いろんな思いが込み上げてきた」とふり返り「(夫は)優しいです」と報告。毎朝、朝食にパンを手作りしていることなどを明かした。子供については「できたらいつでもほしい。2人か3人産みたいので早めに」と満面の笑みで語っていた。『ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』は10月29日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜 2010年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Senator Film Produktion GmbH / deutschfilm GmbH /Warner Bros. Entertainment GmbH / SevenPictures Film GmbH / Erfttal Film- und Fernsehproduktions GmbH & Co. KG / Goldkind Filmproduktion GmbH & Co. KG / herbX film Film- und Fernsehproduktion Gm■関連記事:きっとまた恋がしたくなる『ゲーテの恋』試写会に25組50名様をご招待波乱万丈の人生を歩んだ文豪の若き日『ゲーテの恋』予告編を独占公開!
2011年10月20日今年で24回目を迎えるアジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(TIFF)が10月22日(土)より9日間の日程で開催される。錚々たるゲストの面々が来場し、多くの作品が上映されるが、何と言っても注目は、ハイクオリティーの15作品によって争われるコンペティション部門。果たして「東京 サクラ グランプリ」のゆくえは?今年のコンペ部門を楽しむうえでのキーワードは、ずばり「笑い」。全編が笑いにあふれたコメディから、ヒューマンドラマの中に随所に笑いを挟み込むことで現実の世界で起きている問題を描いたものまで、ユーモアによって時代を切り取った作品が目立つ。「年に一度の映画祭を楽しみたいけど作品がいっぱいあり過ぎて…」という方に、“笑い”という側面からコンペ作品の一部をご紹介!まずは邦画から。コンペ唯一の日本映画として、『雪に願うこと』(第18回/2005年)以来となる邦画の「東京 サクラ グランプリ」受賞の期待を背負うのが役所広司と小栗旬の共演作『キツツキと雨』(上写真)。小さな山村で暮らす武骨なきこりの男と、そこにゾンビ映画の撮影にやってきた撮影隊をまとめる気弱な若手映画監督の2人の交流が描かれる。監督は『南極料理人』で観る者を温かい笑いに包んだ沖田修一。出会うはずのなかった2人が、思いもよらない奇妙なコラボレーションを生み出していく。高良健吾、臼田あさ美、山崎努に伊武雅刀、平田満など脇を固める俳優陣にも豪華な顔ぶれが並んでいる。『別世界からの民族たち』(右上写真)は不法移民の流入に揺れる現代のイタリア、ひいてはヨーロッパ全体の共通の課題と言える「移民問題」を捉えた作品。合法的な移民が多数暮らしているイタリア北東部の美しい街。そこでお気楽な資本家たちは「移民はとっとと自分の国に帰れ!」などというメッセージをこめた、極度に人種差別的な内容を含んだショーを毎日楽しんでいたが、ある日、ショーの世界が現実のものとなり、移民たちがショーと同じように振る舞おうと決めたら…?大胆な発想でシニカルな笑いを散りばめたファンタジーとなっている。メキシコ映画『羅針盤は死者の手に』は異色のロードムービー。違法に国境を越えて兄のいるシカゴを目指すメキシコの13歳の少年の姿を描く。ある老いたラバが引く荷馬車に乗せてもらったかと思えば老人がまもなく息を引き取るなど、牧歌的な描写の中で不条理なユーモアが重なっていく。『『キツツキと雨』同様、めぐりあうはずのない2人の姿を笑いと涙を交えて描いたフランス映画『最強のふたり』は、実話に基づいた作品。事故で首から下が麻痺してしまった白人の大富豪が介護役に抜擢したのは、刑務所から出たばかりの若い黒人の青年。好みから話し方、ファッションまで2人の世界はことごとく衝突するが、やがて互いを受け入れたときにバカバカしくも最強の友情が生まれる。噛み合わない2人が繰り出す笑いにご注目!『ガザを飛ぶブタ』(左上写真)は宗教的な対立を背景に、1匹のブタと彼(?)に振り回される男の姿から平和への祈りを描いたコメディ。パレスチナの貧しい漁師がなぜか、ベトナムのブタを釣り上げてしまったところからすったもんだの騒動が始まる。パレスチナではブタは不浄な生き物とされるため、見つかる前に処分しなくてはならないのだが、一方で上手くこの豚を使えば金儲けするチャンスも。イスラエル占領下におけるガザで、葛藤しつつもたくましく生きる人々の姿を笑いと共に描き出す。ブタであることを隠すために羊のフリをさせたり、不浄な生き物に地面を踏ませないためにブタに靴下を履かせるなどユーモアたっぷり。パレスチナ人の漁師を演じるサッソン・ガーベイは、かつてTIFFでグランプリを獲った『迷子の警察音楽隊』にも出演しているが、彼自身はイスラエル人。逆にユダヤ人役の女性を演じるミリアム・テカイア自身はイスラムと、互いに逆の宗教の人物を演じているのも興味深いところ。映画祭期間中、シルヴァン・エスティバル監督とミリアム・テカイアがゲストとして来日する予定。最後に“笑い”とは別枠でお勧めしたい注目作が文豪ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子でコロンビア生まれ、メキシコ育ちのロドリゴ・ガルシア監督の手によるアイルランド映画『アルバート・ノッブス』(写真:右)。19世紀のダブリンを舞台に、貧しい生活から逃れるために性別を偽り男性の執事・アルバートとして生きる女性の姿を描く。アルバートを演じているのは、5度のアカデミー賞ノミネートを誇る名女優グレン・クローズ。今回のTIFFでの上映が“アジアン・プレミア”となるが、世界各国ですでに絶賛の声が上がっており、彼女を本年度のアカデミー賞主演女優賞の本命に推す声も。さて栄冠はどの作品に?鑑賞券は1作品1,000円(当日学生割引:500円)。来日ゲストによる舞台挨拶やティーチインあり、観客の投票で決まる「観客賞」ありと楽しみ方もいろいろ。この機会に世界中から厳選されたハイクオリティーの作品が映し出す“時代”を感じてみては?東京国際映画祭は10月22日(土)より10月30日(日)まで六本木ヒルズをメイン会場に、都内各地で開催。特集「東京国際映画祭のススメ2011」「第24回東京国際映画祭」公式サイト■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待北川&芦田が声優で競演『マジック・ツリーハウス』鑑賞券を10組20名様プレゼントミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!いまなお色褪せない伊丹十三監督作『スーパーの女』上映会に10組20名様ご招待東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成
2011年10月20日“映画界の巨匠”スティーブン・スピルバーグ監督と、“映画界の申し子”J.J.エイブラムスが初タッグを組んだことで注目を集め、今夏日本でも幅広い層からの支持を得て大ヒットを記録したSF感動作『SUPER 8/スーパーエイト』。早くも12月2日(金)にDVD&ブルーレイがリリースされることを記念して、このほどスピルバーグ監督のインタビュー映像が到着した。ノスタルジー漂う70年代末のアメリカを舞台に、8ミリ映画を撮影していた少年たちが経験する“未知との出会い”を描いた本作。この少年たちが夢中になっていたものこそが、スピルバーグとJ.J.両者にとって映画作りの原点であり、本作で二人を結びつけるきっかけとなった。仲間たちと一緒に映画を撮っていたという共通した幼き頃の思い出は、世代を超えて互いにシンパシーを与え、こうして一本の映画を生み出した。「この道30年の映画監督並みだよ。最高の作り手の一人だね」とJ.J.の類稀なる才能を手放しで絶賛するスピルバーグ監督が語る彼の魅力はこうだ。「今の子供たちの考えに彼は敏感に反応するし、彼は自身の子供と同じくらい発想が若い」。本作では、自身の育った子供時代と、時代を超えた子供たちのエネルギーを集約させ「懐かしくもどこか現代的な作品を作り上げることができた」と満足した表情で語る。また、自身とJ.J.と同じように将来、映画づくりを目指す若者に対してもメッセージを贈る。巨匠の唯一のアドバイスとは、まず「手近なところから行動を起こすこと」。映像ツールの進化やネットの普及などにより手軽に映像を表現できるようになった現代の事情に対する理解と、幼少期から絶やすことのない彼の映画に対する飽くなき情熱が、彼の言葉からは感じ取ることができるはず。本作のDVD&ブルーレイリリースを記念して、『SUPER 8/スーパーエイト』の公式サイトでは、発売「8」週間前より毎週カウントダウン形式で、キャンペーンや収録予定の特別コンテンツの公開など最新情報が解禁となる。ぜひ、こちらもチェックしてみては。『SUPER8/スーパーエイト』DVD&ブルーレイは12月2日(金)より発売。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「SUPER8/スーパーエイトブルーレイ&DVDセット」(2枚組)価格:4,935円(税込)「SUPER8/スーパーエイト」DVD価格:4,179円(税込)発売・販売元:パラマウント ジャパン発売日:12月2日(金)※レンタルブルーレイ、DVD同時開始『SUPER 8/スーパーエイト』8週連続プロジェクト© 2011 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.TM, (R) & Copyright © 2011 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連作品:SUPER 8/スーパーエイト 2011年6月24日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:映画監督を夢見た少年達の想いが交錯『モールス』&『SUPER8』に見るノスタルジー『スーパーエイト』はデートムービー?甘酸っぱい恋の特別動画が到着!『カーズ2』全米初登場1位!初日興収はディズニー/ピクサー史上第2位!全ての人間を“冒険させる”『SUPER 8』ショルダーバッグを2名様プレゼントエル・ファニング インタビュー切ない恋心に演じながら胸キュン!
2011年10月20日前2回に続き、アメリカTV界最大のイベント、エミー賞授賞式をレポートしていきたいと思います!次々と賞が発表される中、ドラマ・シリーズ部門作品賞に輝いたのは「マッドメン」、コメディ・シリーズ部門作品賞に輝いたのは「Modern Family」。前者は4年連続、後者は2年連続の快挙です。特に「Modern Family」の勢いは凄まじく、司会を務めた「glee/グリー踊る♪合唱部!?」のスー先生ことジェーン・リンチが「『Modern Family』の授賞式へようこそ!」と自虐的にコメントしたほど。なぜ自虐的かと言いますと、ジェーンは助演女優賞で「Modern Family」のジュリー・ボーウェンに敗れているからです。とは言え、自らが同性愛者であることもネタにしながら、ウィットに富んだ司会ぶりを披露したジェーンは誰もが認める名コメディ女優。ちなみに、会場ではCMタイムにあたる幕間にBGMが流されていたのですが、その曲目のほとんどは「glee」で使用されたヒット曲たち。昨年に比べ、若干勢いが落ち着いたかのように見える「glee」でしたが、TV界はまだまだ「glee」のムーブメントに敬意を払っているようです。一方、ドラマ・シリーズ部門は様々な作品に賞が行き届いた状態。作品賞は「マッドメン」が制したものの、監督賞には「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」のマーティン・スコセッシ、主演男優賞と脚本賞には「Friday Night Lights」が輝きました。見方を変えれば、新ドラマとして期待された「ボードウォーク・エンパイア」には作品賞を受賞するほどの勢いはなく、「マッドメン」にはジョン・ハムに主演男優賞をもたらすほどのパワーがなかったということ。そんな中、今年2月に最終回を迎えた「Friday Night Lights」の健闘が光りました。日本未上陸のまま番組が終了した「Friday Night Lights」ですが、同作を出世作とする若手スターは多く、ミンカ・ケリーは“新チャーリーズ・エンジェル”に(番組の打ち切りが決まりましたが…)、テイラー・キッチュはいまや映画俳優に。彼らの活躍を見るためにも、日本で放送してほしいところです。また、この日一番のサプライズは、コメディ・シリーズ部門主演男優賞のプレゼンターとして噂の問題児、チャーリー・シーンが登場したこと!チャーリーの登場に関しては出席者にも伏せられており、授賞式の進行表には“プレゼンター7番”と書かれていただけ。会場からは驚きの声が上がっていました。ちょっぴり自虐ネタを混ぜつつ、真摯にプレゼンターを務めたチャーリーに対し、会場は「お帰り」ムード。翌朝のニュース番組では「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」をクビになったチャーリーと、彼に代わって新キャストとなったアシュトン・カッチャーがツイッターで呟き合った舞台裏などもリポートされ、衝撃的なニュースとして伝えられていましたが、客席の出席者たちはわりとほんわかした雰囲気で彼を受け入れているようにも見えました。次回は出席セレブたちのおめかし事情、さらには授賞式後のハプニング!?をお伝えします。(text:Hikaru Watanabe)「第63回エミー賞授賞式〜ノーカット版〜」11月11日(金)20:00〜AXNにて独占放送AXN公式サイト: : PictureGroup■関連作品:glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.マッドメン [海外TVドラマ]© MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights ReservedModern Family [海外TVドラマ]ボードウォーク・エンパイア 欲望の街 [海外TVドラマ]2011 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.Friday Night Lights [海外TVドラマ]■関連記事:人気爆走中!映画ロングラン上映に続き、3都市で「glee展」開催決定シネマカフェ的海外ドラマvol.211初めてのエミー賞興奮レポート!第2回シネマカフェ的海外ドラマvol.210初めてのエミー賞興奮レポート!第1回【ハリウッドより愛をこめて】スティーヴ・カレル卒業後の“ボス”ドラマのゆくえは?シネマカフェ的海外ドラマvol.206映画『glee』を一足早くレポート!
2011年10月20日10月6日から14日まで、9日間にわたり開催された第16回釜山国際映画祭(BIFF:Busan International Film Festival)。今年の観客総数は196,177人、報道陣を除いたゲストは8,828人、マスコミは2,440人!ものすごい数です。シネマカフェにも現地からレポートが届けられていましたが、このレポートでは映画にまつわる観光を交えた初の釜山旅行記をお届けします!釜山というとビーチリゾートというイメージがあり、映画祭も昨年までは水営湾オリンピック・ヨットハーバーの特設会場で開幕式が行われていました。けれど、今年は釜山で一番注目されている新しいショッピング街、センタムシティに釜山国際映画祭のための専用劇場“映画の殿堂”が誕生し、この新しい巨大な建物がメイン会場に。約4,000人を収容できる屋外シアターでのセレモニーで幕が開き、オープニング作品『ただあなただけ(Always)』の主演カップル、ソ・ジソプとハン・ヒョジュを始め、日本人俳優初の審査員として参加のオタギリジョー、韓国のトップスターのチャン・ドンゴンなど国内外のゲストがレッドカーペットを歩きました。ちなみに、オープニングチケットは7秒でソールドアウト!BIFF史上最速で売り切れとなったそうです。映画祭の上映は、映画の殿堂を中心に、映画の殿堂の目の前にあるロッテ百貨店内の「LOTTE CINEMA Centum City」や世界最大規模の百貨店としてギネスブックにも載った新世界百貨店内の「CGV Centum City」など、5つの劇場36館でワールドプレミア86本を含む計307本の映画が上映されました。なかでもワールドプレミア作品やゲストビジット(上映後のトーク)付きのチケットは人気が高く、オープニングチケット同様になかなかチケットが手に入らない!当日券を買うために前日夜から徹夜で並んでいる姿も目にしましたが、たとえチケットが手に入らなくても楽しめてしまうのが、映画祭の魅力でもあるんです。(※チケットは事前に映画祭のホームページからも購入できます)一方、メイン会場のセンタムシティから地下鉄で3駅(約7分)で、韓国八景に数えられている釜山屈指のリゾート地、海雲台ビーチに到着します。ここにはBIFF特設オープンステージがあり、青い海と白い砂浜をバックに、連日ゲストによるトークイベントが開催されていました。また、ビーチのすぐ近くの海雲台市場では、韓国ドラマや韓国映画によく出てくるおでんやトッポキを食べることもできます。しかも海雲台市場は、昨年の第15回釜山国際映画祭のクロージング作品として上映された映画『Camellia カメリア』の一編『LOVE FOR SALE』が撮影された場所でもあるんです(日本では10月22日より公開)。カン・ドンウォンとソン・ヘギョがおでんを食べていた屋台が!あのキスシーンの路地が!と、映画のロケ地はやはりテンションが上がります。映画『Camellia カメリア』は、釜山国際映画祭と釜山広域市がタッグを組んだ〈釜山プロジェクト〉から生まれたオムニバス映画で、映画祭にゆかりのある3人の監督が、『IRON PUSSY』、『Kamome』、『LOVE FOR SALE』の3編それぞれを釜山で撮影しています。特に海雲台で撮影しているシーンが多いので、映画好きにとっては『Camellia カメリア』のロケ地めぐりはきっと感慨深いものになるはずです。ちなみに、今年の会場となっている映画の殿堂の目の前のロッテ百貨店前では、『IRON PUSSY』が撮影されていますし、『Kamome』で名優ソル・ギョングと吉高由里子が食事をする居酒屋も海雲台駅と海雲台ビーチの間にあり、ビーチ沿いを少し歩いた先にある冬柏島の公園の駐車場は『LOVE FOR SALE』のオープニングシーンだったりします。また、初めて訪れる街のどこに泊まるのか、ホテル選びも迷うところです。映画祭の会期中は、海雲台エリアのホテルとメイン会場のセンタムシティエリアは無料のシャトルバスを利用できるので、海雲台ビーチ周辺はたしかに便利ですが、センタムシティからタクシーで約10分(地下鉄で3駅)のエリア、広安里ビーチもおすすめです。広安里は海雲台ビーチに次ぐリゾート地で、何がいいって、ビーチの目の前には広安大橋(別名:ダイヤモンドブリッジ)が!ソル・ギョングとハ・ジウォン共演のパニック映画『TSUNAMI-ツナミ-』の冒頭で登場するあの橋です。しかもこの橋、夜になると10万色の色彩を出せる照明がライトアップされ、とても幻想的な夜景を見ることができるんです。映画を観て、映画が撮影されたロケ地を歩いて、映画の世界に触れ、やっぱり映画っていいな…そんなふうに映画の魅力と映画の力を感じた釜山国際映画祭の旅。釜山は想像以上に映画を感じる街でした。(text:Rie Shintani)■関連作品:第16回釜山国際映画祭 [映画祭]Camellia カメリア 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 BALCON/SIDUS FNHマイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK TELECOM. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:吉高由里子×行定勲監督インタビュー“放し飼い”から生まれた“風”のような一篇金城武、初韓国公式訪問で剛速球の質問攻めにタジタジ?チャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?オダギリジョー、チャン・ドンゴンとの格闘ふり返り「韓国に入国できなくなるかも」釜山映画祭開幕!オダギリジョーにチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンは衣装替えも
2011年10月20日小林聡美、加瀬亮、原田知世。この3人の俳優に共通するのは、なぜかほっとする、なぜか親しみやすい、心の隙間を埋めてくれるような人間力──。そんな魅力的な3人が集まった『東京オアシス』もまた、悩める現代人の背中をそっと押してくれるような、一歩踏み出す手助けをしてくれるような、温かな映画だ。『かもめ食堂』『めがね』『プール』『マザーウォーター』に続いての主演となる小林さん、『めがね』以降の常連キャストである加瀬さん、今回が初参加となる原田さんに、『東京オアシス』がなぜ温かい映画なのかを語ってもらった。──小林さんが主演されてきた過去4作は、シリーズではないものの、人生を豊かにする、気持ちを温かにする、そんなパワーを持った作品ですよね。まず、それぞれが演じたトウコ、ナガノ、キクチというキャラクターについて、台本から感じ取った印象を聞かせてください。小林:私の演じたトウコは女優なんですが、映画の中で劇中劇をするというわけではなく、たまたま職業が女優だったという設定。ひとりの人間として描かれています。仕事に行き詰まって、周りの考え方と自分の考え方が噛み合わず、思い詰めてしまう、とても真面目な女性。で、仕事場から逃げ出してしまうんですね。一見、不真面目そうだけれど、実は正直で嘘をつけない性格だと思って演じていました。原田:キクチという女性も真面目な女性だと思うんですよね。周りからは順調にいっているように思われているけれど、自分のなかで疑問が生まれてしまったことで立ち止まって、(再び)歩き出すまですべてを止めてしまうんです。そして、トウコさんとの再会によって背中をふっと押してもらったような女性です。個人的にこれまでの作品を観ていましたので、オファーをもらったときは純粋に嬉しかったというか。過去4作の映画を観て感じていた空気感は、今回の作品にもありましたね。加瀬:僕の演じたナガノという青年は、特に買いたいものもないのにコンビニで買い物をして、アイスを食べても美味しくなくて…という、心が止まっているというか、この先どうしていいのか分からず、いつの間にか出口に出られなくなってしまったような人です。──それぞれが大なり小なり悩みを抱えていて、トウコと出会うことで、彼女も彼女と出会うナガノもキクチも変化を迎えるわけですよね。人は出会いによって様々なことに気づくものなんだと、観ている側も一歩を踏み出したくなりました。映画に絡めて、自分はこんな出会いで変わったという経験談を聞かせていただけたらと。加瀬:仕事がそういう出会いの場になっているような気がします。たとえば、昨年の『アウトレイジ』や『海炭市叙景』など、自分が予想もしなかった役を演じさせていただいたことで、思ってもいない道が拓けています。小林:そうよね、私たちの仕事って毎回が出会いのようなものだと思う。作品を通しての人との出会いはもちろん、役との出会いもあるし。いただいた役に対して自分は何ができるのか、どこまでできるのかとか。今回の映画で気づいたことは──自分の大切な人とちゃんと向き合って話をする、そういう機会って大事なんだなと思ったんですよね。友だち同士みんなで賑やかに楽しい時間を過ごすのももちろん楽しいけれど、大切な人が本当はどういう気持ちでいるのかを知ったりすることも大切。原田:私もそれはなんとなく思っていたことで…。誰かと向き合って話をしているうちに、自分の本当の気持ちが見えてきて、気持ちの整理がつくことってありますよね。相手を通して自分を探せるというか。今回演じたキクチという女性は、まさにその瞬間が描かれているんです。トウコさんと出会ったことで、自分自身で気づき始めていたことに気づく。だから共感する部分もありました。ものすごく長いセリフでしたけど(苦笑)。──たしかに、映画館でのトウコとキクチの会話は、ものすごくセリフが多かったですよね。原田:しかも台本9ページ分をほぼ1カットで撮影しているんです。加瀬:僕だったら、あんなに長いシーン、放棄します(笑)。原田:私もあんなに長いセリフのある映画だと思っていなかったんです。これまでの作品は、どちらかというと間とか空気感のある映画だと思っていたので(笑)。でも、聡美さんとは初共演だったけれど、撮影自体は1日しかご一緒していないのに、もっと長く一緒にいたような、グッと近くにいたような、それがとても嬉しかったんですよね。(人との関わり方は)長さではなく、深さなんだなと、とても濃密で貴重な経験でした。小林:あのシーンは、ほぼ原田さんのセリフなんですが、共演相手が長台詞のときは、こっちが間違えられない! って、緊張するんです(笑)。ただ、原田さん的には大変なシーンだけれど、ふっと楽になれるシーンでもあって、周りの人を感じないような雰囲気に包まれていたなと。原田:あの長台詞を乗り越えられたことで、自分自身も一歩進めた気がします。「できた!」っていう達成感がありましたね。それから、トウコさんと聡美さんが重なる部分もあったんです。きっと私自身も聡美さんにああいう話ができるんじゃないかなって。お芝居ではあるんですが、聡美さんが話している言葉が自分の中にスッと入ってきた。その感覚はこのシーンを作るうえで重要だったと思っています。加瀬:僕は自分のパートが終わった時点で、後の2つのエピソードは気楽に観ていたんですけど(笑)、ナガノが見ていたトウコと、キクチが見ているトウコの顔(表情)が全然ちがうのには驚きました。重いものを抱えていたトウコが…ああ、よかったなと。キクチさんのシーンでは、もたい(まさこ)さんが出てきて、笑っちゃったり。それにしてもあの役、ずるい(笑)。小林:そうそう、私も次はああいう役をやりたい!──ああいうポジションの小林さんも観てみたいです(笑)。最後に、なぜ、この映画のタイトルは『東京オアシス』なのか?という問いについてのそれぞれの見解を聞きたいです。加瀬:東京に住んでいる人はみんな砂漠を抱えていて、マイナス×マイナス=プラスというか、悩みを話して×悩みを話して=一歩進んでいるのかなと思います。オアシスというのはマイナスからできているっていう皮肉なんでしょうか(笑)。小林:哲学っぽいけど加瀬くんらしい(笑)。私は、(自分たちが生きていく場所がオアシスであってほしいという)決意なのかもしれなって思うんですよね。東京で生きていく人たちそれぞれのオアシスって何だ?っていう問いかけでもあるのかなと。原田:“東京”と“オアシス”、一度聞いたら忘れられない組み合わせではありますよね。聡美さんと同じで、映画を観て、自分のオアシスって何だろうな?って、そんなふうに考えるきっかけになってもらえたら嬉しいです。(photo:Shinya Namiki/text:Rie Shintani)■関連作品:東京オアシス 2011年10月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開© 2011オアシス計画マザーウォーター 2010年10月30日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010パセリ商会プール 2009年9月12日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開©プール商会めがね 2007年9月22日よりテアトルタイムズスクエア、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© めがね商会■関連記事:小林聡美、加瀬亮と4回目の共演で「夫婦漫才ができそう」小林聡美、加瀬亮らが静かに優しく語る『東京オアシス』予告編が解禁『東京オアシス』撮影クランクアップ3つのエピソードが生み出す、3つの空気感『めがね』チーム新作『東京オアシス』飼育係の物語を公式サイトで展開『かもめ食堂』チームの新作が始動!小林聡美、加瀬亮らが撮影を前に心境を告白
2011年10月20日『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが白雪姫を演じる『Snow White and the Huntsman』(原題)の撮影中に負傷し、撮影が一時中断したらしい。同作で伯爵の兵士を演じているマックス・マンガネロという俳優のTwitterでのつぶやきで明らかになったもので、18日の撮影中に何らかの事故が発生し、クリステンが負傷したという。「今日の撮影は終了。クリステンが怪我をした。(怪我の程度は)大したことはない。撮影は金曜に行う」とマンガネロはつぶやいた。事故やクリステンの怪我の詳細は不明。そして、マンガネロのつぶやきは既に削除されている。そのほかの彼のつぶやきによると、彼は数日前に本作への出演が決まり、18日は彼にとっての撮影初日だった様子。大作への出演に有頂天になり、製作側が隠しておきたかったことをついうっかり、つぶやいてしまったようだ。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:Snow White and the Huntsman (原題)トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1 2012年2月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:C・スチュワートの撮影写真到着闘う白雪姫VS神秘的白雪姫、勃発!ジャスティン・ビーバー、ハリウッドで最もリッチなティーンエイジャーにシネマカフェ的海外ドラマvol.202全米夢中の“ヴァンパイア”ドラマ!後編ついにベラとエドワードが結婚!新たな生命誕生も『トワイライト』最新作公開決定
2011年10月20日まず冒頭から観る者を襲うのは、「いま、自分はどの次元にいるのか?」という疑問。『ミッション:8ミニッツ』――8分間という、限られた時間に繰り返し戻り、禁断の真実に迫っていく傑作サスペンス・アクションが誕生した。本作でその卓越した才能を見せつけるのは、『月に囚われた男』で鮮烈な長編映画監督デビューを果たした若き鬼才、ダンカン・ジョーンズ。「彼の頭の中を覗いてみたい」。観終わった後にはそんな気持ちにきっと駆られるはず。という事で、その前に、彼の貴重なインタビュー映像をシネマカフェでいち早くお届けします。『月に囚われた男』では、月に派遣された男がたどる美しくも残酷な運命を描いたジョーンズ監督。本作では、乗客全員死亡の列車爆破事件をめぐり、「爆発前の<8分間>のタイムリミットで乗客の意識に潜入し、事件の真相を突き止めよ」という謎のミッションを与えられた男、スティーヴン大尉(ジェイク・ジレンホール)が任務を遂行していくさまが描かれる。今回、『月に囚われた男』をいたく気に入っていた主演のジェイク・ギレンホールたってのご指名でメガホンを取ることになったジョーンズ監督だが、彼との初めての共同作業を通して「皮肉めいたユーモアとSFの要素が入り混じったモダンな作品になった」と話す。一見、SF要素が強い別次元の作品と捉えられがちな本作だが、彼があくまで目指したのは、主人公と彼がめぐりあう人々の“人間的”なドラマ。「最後まで夢中に観れるはずだよ」と語るその口ぶりからは揺るぎない自信が垣間見える。SFとサスペンスを混在させた、時空を超えたスタイリッシュな世界観はヒッチコックの作品を彷彿とさせるものが確かにあるが、それについても「ヒッチコック映画のようなシーンがあることは認めるよ」と笑い飛ばすジョーンズ監督。だが、「より挑戦的なSF映画、“頭脳系”SF映画になってるよ」とここにも自信をうかがわせる。各国で絶賛されたデビュー作に続く本作で、彼がこだわった事とは…?まずはこちらの映像をチェック!『ミッション:8ミニッツ』は10月28日(金)より全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ミッション:8ミニッツ 2011年10月28日より全国にて公開© 2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.月に囚われた男 2010年4月10日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開■関連記事:8分間に隠された禁断の真実『ミッション:8ミニッツ』女性レビュアー限定試写会に50組100名様ご招待映画ファンほどダマされる、衝撃の展開!『ミッション:8ミニッツ』試写会に5組10名様孤独な男の運命やいかに…?『月に囚われた男』スニーカーを3名様プレゼント【どちらを観る?】“月”に翻弄される男たち『月に囚われた男』×『ウルフマン』月の裏側の孤独な戦い!『月に囚われた男』スニーカーを3名様にプレゼント
2011年10月19日人気子役の鈴木福が3Dアニメーション映画『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』の日本語吹き替え版で、劇場アニメの声優に初挑戦することになり、10月19日(水)に都内のスタジオで収録を行った。福くんは主人公の子ペンギン・エリック役。その父親であるマンブルを演じる劇団ひとりと共にスタジオに現れた福くんだったが、取材陣に囲まれての“初体験”に少々緊張した表情だ。それでも、いざ本番が始まると持ち前の役者魂を発揮し、ひとりさんとの“親子共演”は息ぴったり。ひとりさんも「本当に何をやっても器用にこなす。天才子役と言われる所以が分かる」と舌を巻くほどだ。一方、アフレコを終えた福くんは「難しかったです。画(映像)に声を合わせなくちゃいけないので」とやっと緊張が解けた様子。「ペンギンが踊ったり歌ったり、笑える面白いシーンもあるので、みんなに見てほしい」としっかりPRも忘れなかった。今回、子ペンギンを可愛く熱演した福くんだが、取材陣に好きな動物を問われると「リスザルです。可愛いところが好き」とニッコリ。実は、福くんとひとりさんは映画『ゴールデンスランバー』(堺雅人主演)で共演経験があり「さっきもわざわざ僕の楽屋に来てくれて、『あの時はお世話になりました』って挨拶してくれたんですよ」(ひとりさん)。この日は一緒にエレベーターにも乗ったと言い「福くんが『あっ、どうぞ』って僕を先に下ろしてくれたんですよ。普通、子供って自分がワァーって先に出ちゃうでしょ?本当にしっかりしている」と感心しきり。そんなひとりさんは本作で父親役に初挑戦。昨年9月には第一子となる女児が誕生しており、公私ともに“パパの顔”に。福くんの才能に圧倒されたのか「うちの娘は(子役の)才能はないんじゃないかな」と控えめだったが、「もしも10何年後もAKB48があったら…。自分の娘が上位に入れなかったら、親として悲しいですけど。じゃんけん?いやいや、実力で上を目指しますよ」と親バカな野心も垣間見せた。『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』は11月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊 2011年11月26日より全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:鈴木福&劇団ひとりが『ハッピーフィート2』吹き替えで親子役に!『ハッピーフィート2』特報が到着!あの2人もボイスキャストで参加!?
2011年10月19日WOWOWの連続ドラマWで放送される「造花の蜜」の制作発表記者会見が10月19日(水)に都内で行われ、主演の檀れいを始め、玉山鉄二、田辺誠一、脚本の岡田惠和、小林義則監督が出席した。幼児誘拐事件が発生するが、身代金を要求してくるかと思われた犯人からは「お金を払いたいなら金額をそちらで決めて」という謎めいたメッセージが届く。人質が保護されたことで事件は解決したかに見えたが、それは巨大な事件の一部に過ぎなかった。事件の裏には正体不明の美しい女性・蘭(檀さん)の存在が。誘拐事件のスペシャリストである刑事・橋場(田辺さん)は彼女を捜索するのだが…。次々と男性を虜にする悪女役に初めて挑んだ檀さんは「楽しかったです。いままで追いつめられて涙を流したり苦しんだりする役が多かったので」と魔性の女を堪能したよう。「特に、玉山くんが演じる川田を“働き蜂”にしていく過程が面白かった。撮影が終わるたびに『罠にかけてごめんなさい!』って言ってました」と笑顔でふり返った。一方の玉山さんは「毎日のように檀さんに罵られて、帰り際に『今日もごめんね』と言ってもらえるのが唯一の救いでした。これまでドSだと思ってたんですが、結構居心地の良い現場で楽しかったです」と述懐。檀さんに罵られることでMに目覚めたのかも…?田辺さんは“頭脳明晰で冷静な刑事”という役どころに「普段は落ち着きがなくて、違うことばっかり考えているので、たまにこういう役が来ると嬉しい」と語り、「現場で遠くから檀さんを見つめてました(笑)」と頬を緩めた。現場で檀さんから玉山さんに「こういう(蘭のような)女に引っかかっちゃダメよ」とアドバイスがあったそう。玉山さんが「僕は姉が3人いて、女性の汚い部分をよく知っているので大丈夫」と語る一方で、田辺さんは「引っかかってもいいかな」とデレデレ。40歳を過ぎた既婚の田辺さんの方が危ないようだ。男性を虜にする方法を聞かれた檀さんは「あまり計算が得意な方じゃないんですよ。罠を仕掛けるとか、どうすれば男性が虜になるとか考えたことがなかったです。普段は人見知りですが、仲良くなったらそのままの自分でいますよ」と自然体を強調。報道陣からの「幸せですか?」という問いに「もちろんです」と答え、「蜜のよう?」という言葉に爆笑していた。「造花の蜜」は11月27日(日)よりWOWOW連続ドラマWにて放送開始。WOWOW連続ドラマW「造花の蜜」公式サイト■関連作品:ガール 2012年初夏、全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project莫逆家族―バクギャクファミーリア― 2012年2月、全国にて公開© 2011「莫逆家族」製作委員会■関連記事:福田麻由子、泉谷しげるの毒舌に「ついていけるか心配」香里奈×麻生久美子×吉瀬美智子×板谷由夏で奥田英朗原作『ガール』共演に向井理らチュートリアル徳井金髪姿を披露!“変身”の様子を写真で紹介!
2011年10月19日プロボクサーを思わせるような細身だが強くしなやかな肉体と、繊細でどこか憂いを感じさせる眼差し。そういえばデビュー作『キッズ・リターン』(’96/北野武監督)で彼が演じたのはボクシングの世界でのし上がり、やがて挫折を知る若者だった。あれから15年、安藤政信は36歳になった。運命の皮肉か、必然か?ここ数年、日本を離れ、巨匠チェン・カイコー監督の『花の生涯〜梅蘭芳(メイランファン)〜』を始め、中華圏の作品に立て続けに出演してきた彼が、4年ぶりの日本映画出演作『スマグラー おまえの未来を運べ』で演じるのは、“背骨”という異名を持つ中国人の冷徹な殺し屋。憧れの石井克人監督作品、久々の日本の現場で彼は何を考えたのか――?死を与える“背骨”に光を当ててやりたかった「4年は長すぎですね」とポツリと漏らす安藤さん。久々の日本映画出演を決めた何よりの理由は石井克人監督の存在。『鮫肌男と桃尻女』や独創的なCMに安藤さん自身、ずっと魅了されてきたという。「『鮫肌…』以降、とにかく石井さんと一緒に仕事がしたいという気持ちだけでした。漫画の原作を知っていたわけでもないし、何なら『スマグラー』じゃなくてもよかった(笑)。三池さんの『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』以降、日本の人たちにとっては僕の存在は止まったままになっているから、見てもらいたいという気持ちはありました。日本映画のオファーがなかったわけじゃないんですよ。ただ、自分を見せられるような役はなくて…正直、自分じゃなくてもいいんじゃないかっていうものばかりで『だったらやんねーよ』と。そんな中で、石井さんからお話をいただいて台本が来て、背骨の役だけが決まってなかったんですよ。こんなにも石井さんのことが大好きなスタッフや俳優がいる中で、こんな大事な役がひとつだけ空いていて、それを石井さんは自分にオファーをくれた。これは断るべきじゃないなと思いました。すごくスキルが必要な役だし、背骨がブレたら映画も壊れるくらい責任のある役だけど、絶対に見せられるという自信もありました」。背中には自らの通り名となっている不気味な背骨の入れ墨を施し、鉄ヌンチャクで相手を叩きのめす“背骨”。生と死の境界に立って相手に容赦なく死を与える一方で、生とは何か?死とは何か?と深く思いを巡らせるミステリアスな一面も持つ。「原作を読んだときに、背骨に対して人間的な温度をあまり感じられなかったんです。だから自分が演じる背骨は、もっと感情的で人間的な豊かな心を持った人物にしたかった。背骨自身もよく分かってないところがあると思うんです。『死も生も愛もおれは知らねぇ』って言うところがあるけど、この映画で一番、愛や生を考えて、そこに直面しながら生きてきて、人を愛することだってあんなに知っているじゃないかって僕は思ってました」。背骨の内面に渦巻く死生観について「僕自身、ずっとそういう風に感じてきた」と安藤さん。共感というよりは同調(シンクロ)。かつての自分をぴったりそこに重ね合せるようにしてこんな言葉で思いを明かす。「何なんでしょうね…僕自身、この映画の背骨のように“闇”のようなところにいるという感覚はすごく強くありました。最近は死や闇と決別して、生の方向に引っ張られるような感覚で生きていけるようになったけど…。もっと若い頃は全部ゼロにするというか、死ぬということが次の始まりのようにも感じていて、いまの状況を全て終わらせて次に進むには死ぬしかないんじゃないかって考えたり。10代や20代の頃、自分で写真を撮ってフォトストーリーを思い浮かべたりすると、その中で必ず誰かが死んでたりしてましたからね。永瀬(正敏)さんとはその頃から一緒に写真を撮ったりしていて、永瀬さんに僕が作ったフォトストーリーに出てもらったこともあったけど、そのときの物語も永瀬さんがひとりの女の子を殺してしまうというお話でした。何でだろう…?死というものにばかり意識が行ってましたね。だから、背骨の思いやあの荷台でのシーンもすごくよく分かるなって思いました。ただ、最終的に背骨も生の方向に引っ張られたんじゃないかと思います。いつもどこかで光を浴びたいと思っていて、暗闇におびえてる男だったので、自分が演じる中で少しでも光を当ててやれたらという思いもありました」。「30を過ぎてから、感情が豊かになった気はするかな」名前が挙がった永瀬さんとは共に『さくらん』に出演しているが、ここまで本格的な共演は初めて。久々の共演となった妻夫木聡さんとのやり取り同様、90年代からゼロ年代にかけてミニシアターに足を運んだ者にとっては彼らが対峙する姿を目にするだけでもワクワクさせられる。「永瀬さんは自分も映画で観て憧れてきた人。『キッズ・リターン』以降、一緒に仕事はしてないのにずっとかわいがってもらっていたんです。この人と一緒に芝居したいとずっと思っていたので、現場でようやく対面したときはすごく嬉しかった。本当にうまい人で全てを吸収してくれる感じ。全てを受け止めてもらおうという気持ちでした。妻夫木さんとも『69 sixty nine』以来で久しぶりに一緒にできた。あれ以降、あいつは映画でもドラマでもトップの位置にいて、あいつの存在ありきで企画が動くほどの存在になっていて、年下だけどすごく尊敬してる。だから妻夫木さんを見に来る人にもいいアピールができるようにという気持ちでしたね」。全身を駆使しての激しいアクションも見どころのひとつ。現場で肋骨を折るというアクシデントもあったが、準備期間1か月、撮影1か月という短期間で仕上げたとは思えないハイレベルのパフォーマンスを見せている。「元々、体を使ってやるのは好きなんです。デビュー作からボクシングのシーンは本当に殴り合ってましたから(笑)。ただ、今回は裸だったので全てをリアルに受けるしかなかった。普通はあり得ないですからね、俳優が裸で蹴り入れられるところを引き(※全身が映るカメラアングル)で撮影するって(苦笑)。去年撮影した台湾映画などは10か月程かけて撮影していたし、改めて1か月の準備、1か月の撮影で終わらせる日本映画ってすごいなと思いました」。「現場で誰も携帯切ってなくて本番中に平気で鳴ったりしてた(笑)」という中華圏の現場での経験は確実に俳優・安藤政信に新たな視野をもたらしたようだ。改めて、鮮烈なデビューから15年を経ての自らの変化について聞いてみた。「どうでしょう、あまり変わってない気もするし…(笑)。でも30を過ぎてから感情が豊かになった気はするかな。敏感になったし、人を許せるようになったというか。10代とか20代の頃は他人を許せなかったのが、もっと受け入れられるようになりました。演技の温度ももっと高くなっていると思うんだよね。攻撃的に行って傷つくのではなく愛の方向に向かっていくような…」。少し照れくさそうに語る安藤さん。時に激しく、時に優しく。鋭さと温もりをもってこの男の中で静かに燃え続ける炎を感じてほしい。(photo:Toru Hiraiwa/text:Naoki Kurozu)■関連作品:スマグラーおまえの未来を運べ 2011年10月22日より全国にて公開© 真鍋昌平・講談社/2011「スマグラーおまえの未来を運べ」製作委員会■関連記事:高額の運送バイトの実態は…『スマグラー』手ぬぐいを5名様にプレゼント鈴木えみ、人生初ゴスロリ衣裳に「上がりました!」安藤政信、肋骨を骨折するほどの熱演!4年ぶり邦画への強い思いを語る妻夫木聡、石井克人監督と念願タッグも「観終わったら、ご飯食べづらい映画」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第18回)“理想の上司”俳優は?
2011年10月19日10月18日(火)、まもなく公開を迎える映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が主催する「第3回日本3Dメガネベストドレッサー賞」授賞式が行われ、先日お笑いタレントの東貴博との結婚を発表した安めぐみがゴージャスなドレス姿で登場し、幸せオーラをふりまいた。同賞は、映画の配給会社ギャガが3D映画市場を盛り上げるべく独自に行っているイベントで、その名前通り、その年話題になった人物の中から「3Dメガネが似合う著名人」を表彰するもの。最新の3D技術を駆使した本作にちなんで、各部門の著名人が選出された。劇中でミラ・ジョヴォヴィッチが実際に着用していたバロック・スタイルのドレスに身を包んだ安さんは、「ミラのドレスを着ることができて、嬉しくて興奮しました。でも、このドレスを着てアクションすることは私にはできないな」とコメント。幸せいっぱいの笑顔で「ミラの悪女ぶりにゾクゾクしました。アクションシーンや剣さばきがすごくて、始めから最後までドキドキして、観終わったら爽快でスッキリする映画です」と映画をアピールした。安さん以外に、あごマネで人気のお笑いタレント・HEY!たくちゃんが登場し、枝野幸男経済産業大臣(政界部門)、マツコ・デラックス(文化界部門)、スティーブ・ジョブズ(経済界部門)と時の人のあごマネの数々を披露し、会場を沸かせた。文化交流界部門ではチャン・グンソクのマネで「スキ、キライ、スキ。3D、愛してあげない。3D、愛してあげる。メガネドレッサー賞、嬉しい」との喜びのコメント。さらに、スポーツ界部門兼特別賞では、プロレスラーの武藤敬司選手、蝶野正洋選手、橋本大地選手が受賞。日本で最も有名な「三銃士」といえばかつて武藤さん、蝶野さん、故・橋本真也さんが“闘魂三銃士”と呼ばれたが、その力強さとは裏腹に3人のチームワークは事情が異なるようで…「俺たち『三銃士』はチームワークが良くなかった(笑)。『一人は一人のために』でしかなかったからな」(武藤さん)、「闘魂三銃士と言われていたのに、『三銃士』の内容はいままで知らずに、この映画で初めて知りました。我々の三銃士は最悪だったけどな(笑)」(蝶野さん)と暴露。父・真也さんの跡を継ぐ最年少の橋本さんは、先輩2人を前に「僕は三銃士ではなく、どちらかと言うと“ダルタニアン”だと思うので、彼から勇気をもらえました」と恐縮していた。一方、3人の“三銃士”の姿を見た安さんは「映画に負けないぐらい、凄い迫力でかっこいい!」と興奮した様子。終始、和やかなムードに包まれたイベントとなった。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて3D・2D公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼントチャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?ミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待
2011年10月19日『スター・トレック』(’09)のMr.スポックやTVシリーズ「HEROES/ヒーローズ」のサイラー役で知られるザッカリー・クイントが同性愛者であることを公表した。16日、「New York Magazine」誌のウェブサイト上のインタビューでザッカリーは、最近出演したオフ・ブロードウェイの舞台「エンジェルス・イン・アメリカ」の役柄について話しているときに自分はゲイだとカミングアウトした。ザッカリーが演じたのはエイズ患者となった恋人を見捨てる男性。「いままで演じた中で最も大変な役だったが、得るものも多かった。同時にゲイの男性として、まだまだやらなければならないことが沢山あること、多くのことが検証されるべきだということに気づかされた」と語った。「ゲイを取り巻く状況には絶望感があると思う。この不平等はどこから来ているんだ?なぜ僕たちの文化や社会を深く掘り下げようとしないんだろう?僕たちは、自分と向き合うことを怖れているんだ」と訴えかけた。ザッカリーがゲイではないかといううわさはこれまでにも流れていたが、本人は否定も肯定もせず、明言を避けてきた。彼の気持ちに変化が起きたのは先月、ゲイであることを理由にいじめを受けていた14歳の少年、ジェイミー・ロードマイヤーくんが自殺したニュースを知ったからだという。ザッカリーは16日に更新した自身の公式サイト「ZacharyQuinto.com」のブログに「ジェイミーの死を知って、ゲイとして生きることを公表せずに、完全な平等を得るための長い戦いに取り組むことはできないと気づいた」と書き綴っている。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:HEROES/ヒーローズ [海外TVドラマ]スター・トレック (2009) 2009年5月29日より丸の内ルーブルほか全国にて公開Star Trek (2009) Directed by: J.J. Abrams Photo Credit: Industrial Light and Magic TM & Copyright ©2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】セレブ妊娠ブーム到来?最もセクシーな彼女の相手は…マシ・オカ、TV番組で日本の地震被災者救済の寄付を呼びかける【ハリウッドより愛をこめて】ミシェル・ウィリアムズ、次作でマリリン・モンローに?シネマカフェ的海外ドラマvol.180「クリミナル・マインド」マシューに直撃!「HEROES」CMナレーションにゴン中山が参戦!コメント付き特別映像到着
2011年10月19日トム・クルーズ主演で贈る大ヒットアクション・シリーズ待望の最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の日本公開を記念して、このほど日本からギタリストの布袋寅泰が本作のメインテーマ曲を手がけることが決定した。シリーズを通して作品の顔とも言うべき、お馴染みの『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲だが、シリーズ4作目となる今回は日本全国に届く、圧倒的なインパクトのあるプロジェクトを検討する中、幅広い世代に親しまれ、今年でアーティスト活動30周年を迎える布袋さんに白羽の矢が立った。奇しくもトムと布袋さんは同い年、トムも今年ハリウッドデビュー30周年を迎えるとあって2人の間に因縁を感じるが、このアイディアに対して、元々布袋さんの手がけた『キル・ビル』の楽曲を知っていた本国ハリウッドのプロデューサー陣は「グレイト!」と絶賛。このパラマウント ジャパンの意向を布袋さんも快諾し、夢の競演が実現する運びとなった。今回の夢のオファーについて布袋さんは「『やった!』と思った。『ミッション:インポッシブル』のテーマは映画ファンだけにとどまらず多くのファンに愛されている名曲中の名曲なので、それを傷つける訳にはいかない。その反面、僕にこの“ミッション”を与えていただいたからには、やっぱり布袋色に染めたかった」と喜びを語る。さらに、「とても不思議なご縁だと思います。30年というのは決して短い期間ではないし、でも自分的にはあっという間だった。多分トムもそうだと思います。そんな中、色々な試行錯誤をしながら、トムは映画に対する愛情、僕は音楽に対する愛情を失うことなくやってきた。そんな我々がこの作品で巡り合えたというのは、僕にとってはとても光栄です」と同じ年月のキャリアを歩んできたトムとの類稀なる“縁”についてしみじみとコメント。こちらの楽曲は今後、TVスポットを始め様々なプロモーションで起用される予定。変幻自在な音楽センスと日本屈指のギターテクニックで、疾走感とスリル満載の映画の世界観をどう盛り上げるのか?期待は高まるばかりだ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:今度は不可能を“超える”!『ミッション:インポッシブル』最新ポスター解禁シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?大胆なカメラワークに釘付け『ミッション:インポッシブル』世界最速お披露目!トム・クルーズの背中でクレムリン炎上!謎の一端が徐々に明らかに…『M:I4』予告編到着トム・クルーズが世界最上階でスタント!
2011年10月18日何をしでかすか分からない――。吉高由里子から目が離せないのはその美貌のせいばかりではない。彼女が漂わせる危うさが観る者を惹きつけてやまないのだ。そんな彼女を行定勲は「まだひとつに定まっていない映画の演技をする女優」と語る。初めてのタッグとなる2人に韓国の名優ソル・ギョングを加え、釜山を舞台に作られたオムニバス映画『Camellia カメリア』の一篇「Kamome」。行定監督は言う。「ソル・ギョングと吉高由里子が夜の街をさまよっていれば、それだけで映画になる」と。幻想的な夜を綴った情緒あふれる作品で、監督は吉高さんの何を引き出したのか――?「女優・吉高由里子の透明感が見たい。そう思わせた」(行定監督)「誰と仕事をするのか?それが僕にとって常に映画を作る上での鍵」と語る行定監督。園子温監督に鍛え上げられたデビュー作の『紀子の食卓』、そして体当たりの演技で注目を浴びた『蛇にピアス』などで見ていた彼女の姿がキャスティングの際に自然に浮かんできたという。「彼女の生命力や逆にそれを抑圧した演技。一見、色がつきやすそうに見えるけど、いろんな役をやっているのでまだはっきりと色が定まっていないんだよね。変な先入観がない状況で仕事ができるというのは作り手にとってすごく幸せな状況なんです。今回の役は何者なのか分からない、ある程度自分の中に内在しているもので作り上げていかないといけない、さまよっている女性。さまように値する女優として吉高由里子の透明感が見たいって思わせてくれたんだよね」。一方で、吉高さんもまた行定監督に惹かれるような思いを抱いていた。「私、この話をいただく前に観た行定さんの『パレード』が本当に大好きで。普段、映画自体そんなに観ないし、ましてや一度観たら繰り返し観るなんて、あまりないんですが『パレード』は何度も観て、挿入歌まで自分で引っ張り出して繰り返し聴くくらい大好きだったんです。だから興味はあったんですが、監督を知ってから一緒に仕事するまでこんなすぐだとは思わなくて驚きました。何だ?この出来レースみたいのは…って(笑)」。「監督に釜山で“放し飼い”にされた」とは吉高さんの弁。職人気質の映画カメラマンの男(ソル・ギョング)がある寒い夜、釜山の街でかもめという名の不思議な日本人の少女に出会うのだが、監督の言葉通り、何者なのかが全く分からない正体不明のかもめ。吉高さんはどのように彼女をつかみ取っていったのか?「つかめないままでいいのかな、と思ってました。つかめたらつまんないな、と。『Kamome』という作品自体に“風”のようなイメージを持ってたんですよ。自分のものにしてしまったらそれがなくなるような気がして…。そうやって戸惑いながら飛び越えていった撮影だったんですが、監督がその裸のままの素材をうまく誘導してくれました。ああだこうだと言葉で演出するわけではないんですが、触れずに導いてくれましたね」。足枷を外し、自由になれたオリジナルストーリー主人公が映画カメラマンということで、自らを投影した部分もあるのでは?と監督に問うと「性格は違うけど、言ってることに嘘はないよ」とニヤリ。映画マンの前に現れた美しい少女は一見、芸術の女神“ミューズ”を思わせるが、彼女の存在は“死”を対置させつつ“生”そのものを描き出す。「そう、言うなれば魂が後悔するくらいのパワーを持っていたというところかな。映画について語る作品でもあるから、残酷な現実もカメラにはしっかりと映ってる。ハッピーエンドと見るか、哀しい物語と感じるかは観る人それぞれ分かれると思います。ただ、あまり難しいことを描こうとは思ってないんです。どうしても日本で映画を撮ってると縛られる部分が出てくるんだよね。漫画が原作だったり、ストーリーが決まってたり。でも、足枷を外してオリジナルで撮るとこんなに自由になれる。吉高由里子とソル・ギョングが夜の釜山をさまよっているだけ、それでもう映画なんだよね。韓国の名優と吉高という才能が融合するという状況だけで面白かった」。劇中、かもめが「窮屈だったから」と軽やかに靴を脱ぎ捨てるシーンが印象的だ。演じた彼女もやはり、特別な思いを感じていたという。「“窮屈”という言葉はすごく心に残ってて、そこから彼女は熱を持って動き始めるんですよね。そこまでは無力感のようなものが漂っているんだけど、靴を脱いだ瞬間にプツンと何かほどけたというか、コップの底が急に外れて流されるような…。2人の距離がそこから縮んでいくように見えて、結局、彼の中を通って中和されて、どんどん流されていってしまう…その前後で演技も変わっていきましたね」。“衝動”から生まれた、ソル・ギョングとの芝居吉高さん自身、靴や重い荷物を放り出してふわりと歩いていってしまうような気がするが…。「それは前向きに捉えていいんでしょうか(笑)?ありがとうございます。確かに…雨に濡れたら衝動的にもう傘はいいやってなっちゃうようなところはあるかもしれないですね(笑)」。そうした突発的な身軽さ、衝動こそ彼女の魅力である。ソル・ギョングからも、監督に「彼女の衝動的に出てくる芝居を活かしたい」という申し出があったとか。監督がそのときの様子を明かす。「彼が吉高に対峙してそう感じたんですよね。焼肉屋のシーンなんですけど、彼自身、(吉高さんと)綱引きしてる。吉高の衝動的なリアクションひとつで彼も変わるんですよ。それが面白かった。おそらく相手を自分の芝居の鏡にしているんだよね。だから自分のことよりも相手のことを気にして、相手がどうなのか?相手がいい表情したなら自分もいい芝居ができてたという考え方で芝居している。だからこそ、演じている2人の間だけで通じているものが芝居にも反映されてすごく面白かった」。インタビューで、会見で、舞台挨拶で――吉高由里子が役柄を、作品を、自らを語るために紡ぎだす言葉はまさに衝動的で、瑞々しさにあふれている。彼女は少し照れくさそうにこう語る。「あんまり言葉を知らないんですよ、辞書に出てくるような正しい言葉は(苦笑)。だから、感想文のようにしか言い表せない。自分の中の感動詞なんです。『あー』とか『ウー』ってところから似ている“何か”を探して…そうやってあがいてます」。スクリーンに刻まれた彼女の「あがき」を感じてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:Camellia カメリア 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 BALCON/SIDUS FNH■関連記事:韓国の名優ソル・ギョング、吉高由里子の第一印象は「中学生くらいかな?」吉高由里子、韓国で行定勲監督に「放し飼いにされました」
2011年10月18日みなさん、こんにちは。東京の街は秋らしく涼しくなって、だいぶ過ごしやすい季節になったのではないでしょうか?ここロサンゼルスでは、先週は暑い日が続き、38度近くにのぼってましたよ。すごいでしょ?10月にこんなに暑い日が続くのは珍しいのですが、それはそれで楽しんでいました。ホットと言えば、映画界でもホットなニュースが届きましたよ。つい先日、待望のシリーズ新作『ダイ・ハード5』の公開日が決まりました!言わずと知れたブルース・ウィリスの代表作シリーズの新作のタイトルは『A Good Day to Die Hard』に決まり、2013年2月14日より全米公開されます。本作では、ブルースがジョン・マクレーンとして戻ってくるのに加え、マクレーンの息子が登場するそうなのですが、ブルースがまた悪者たちを倒しまくる姿を見れるのが楽しみですね!一方、こちらも“リトル・モンスター”たち(レディ・ガガのファン)のみなさんにとっては嬉しいニュース?“マザー・モンスター”ことレディ・ガガが先日、近い将来に家族をもつ予定はなく、いまは音楽活動に専念したいと明かしました。あるインタビューで彼女は「私は母性的な人間ではあるけど、妊娠を急いではいません。いつかは母親になるかもしれないけど、それはいまではないわ。ファンがそれを許さないし、私自身その準備ができていない。そうなる前に少なくともあと10枚アルバムを作りたいわ」とコメント。いまは恋愛面で幸せ?と聞かれると、「私はプライベートのことについては話さないんだけど、とても幸せよ」と語ったガガ。ご存知の通り、多忙極まりない彼女こそ幸せになってほしいですよね。最後に、いまみんなが注目しているのが、ブルースの元妻デミ・ムーアとアシュトン・カッチャー夫婦のドラマのゆくえ。おしどり夫婦として知られるこのセレブ・カップル、最近ではビジネス面でも共同経営者として多くのビジネスを手がけているのですが、先日の浮気ゴシップのおかげでアシュトンの形勢は芳しくないようですね。デミは遂にアシュトンの不誠実に見切りをつけ、近いうちに離婚用紙を突き出すのでは、とのこと。一方、彼女と仲の良い友人の証言によれば、デミはアルコール中毒に悩まされているとのことで、いますぐ助けが必要なようです。このドラマのゆくえが気になるばかりですが、みなさんはハリウッドで最もホットなこのカップルが“おしどり夫婦”とまた呼ばれる日が来ると思いますか?(text:Lisle Wilkerson)(英語原文)HI everyone,I know Tokyo has been getting some nice and cool autumn weather. I am sure that, after the hot summer that you guys had, you must be very relieved to have such a nice change of weather! Here in Los Angeles there seems to be a bit of a heat wave going on...last week... almost 100 degrees F!!! Sugoi desho???!! It is actually a bit unusual to have such hot weather in the month of Oct, but I will enjoy it as a much as I can.NOW..hot off the press...the release date was JUST announced for the LONG AWAITED "Die Hard 5". The latest installment of the classic Bruce Willis franchise will be called "A Good Day to Die Hard" and it will be released in theaters here in the US on February 14, 2013. Star Bruce Willis will be returning as cop John McClane, and it seems that this time the plot will be involving his son. I know there are many of you out there that are DYING to see Bruce Willis kicking the butt of the bad guys on the screen again!!In other news, I have some very good news for all you little monsters (Lady Gaga fans). Mother Monster (otherwise known to the world as Lady Gaga) has recently announced that she has no plans to start a family for a long time. it is ALL about the music for now.In a recent interview, she said "I’m a very maternal person, but I’m not feeling the urge to be pregnant. Some day I will, but not now. The fans would kill me. I’m just not ready. I really want to make at least 10 more albums before I do something like that." When asked if she was currently happy in love, the busy superstar replied "You know I don’t talk about my private life, but I’m very happy." WOW, that is great news! If anyone out there deserves to have some happiness in between her very busy schedule, it is DEFINITELY Lady Gaga. Don’t you agree???Finally, everyone is wondering how all the Demi Moore/Ashton Kutcher drama will pan out. This celebrity couple have A LOT riding on the fact that they are a happy couple together....they have many business ventures that they are currently working on together, and with the latest rumors going around, things are NOT looking good for Ashton. It seems that Demi Moore has finally had enough of her hubby Ashton’s unfaithfulness, and is going to be serving him the divorce papers very soon. Meanwhile, Demi Moore’s closest friends have been telling the tabloids that Demi’s alcohol problem has been taking over her life, and she needs help a.s.a.p. Hmmm....what do you think, readers?Do you think the sexiest couple in Hollywood can pull it together and make things work?© Splash/AFLO■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:デミ・ムーアと破局危機で窮地のアシュトン・カッチャーに、浮気相手が口止め料要求デミ・ムーア、アシュトン・カッチャー夫妻、夫の浮気発覚で破局の危機アシュトンはやさぐれ、ボン・ジョヴィは思わぬ一撃に…『ニューイヤーズ・イブ』予告編サラ・ジェシカとアビゲイルの“母娘”シーン画像が到着!ジョン・ボン・ジョヴィ&ヒラリー・スワンクが日本にメッセージ!
2011年10月18日良作のインディペンデント映画の発掘の場として知られるサンダンス映画祭で2冠に輝き、各国で絶賛された傑作人間ドラマ『ウィンターズ・ボーン』。“苛酷”の一言では片付けられない、良識など通じない境遇に生きる少女・リー(ジェニファー・ローレンス)の“生”にスポットが当てられる中、ときに彼女の存在を喰うほどの迫力で強い印象を残す男がいる。リーに生きることの厳しさ、そして彼女の行く手を阻む「掟」を、身を呈して伝える伯父・ティアドロップだ。一見危なすぎるこの男を鬼気迫る演技で魅せ、本年度のオスカーでその名を知らしめた、名優ジョン・ホークスが語ってくれた。ティアドロップは「変化しながら、強い意志をもって自分の目標を達成する男」父親が失踪したせいで、生きる場所を失う危機に陥る少女・リーはやむなく、ならず者の肉親の家の扉をたたく。そこで強烈な登場をするのが、ティアドロップ。頼る者が他にいない中、必死にしがみつくリーを彼は荒っぽく突き放すのだ。だが、無謀な“真実探し”の冒険に挑むリーに突き動かされるように、ならず者の彼に変化が訪れる。「映画を観た多くのジャーナリストにティアドロップのことを聞かれて、僕は『最初の彼は好きじゃないけど、変化した後の彼は好きだ』って言ったら『彼は最初から最後まで何も変わっていないのではないか。ただ彼は家族を助けたいがために怒っていただけだ』って言われることが度々あったけど(苦笑)、それはともかく内面の変化が起こり、人生が変わっていくキャラクターはどの映画でも興味深いよね。ティアドロップは変化しながら、とても強い意志を持って自分の目標を達成する。そういう意味でも、とても演じ甲斐のある興味深いキャラクターだったね」。実は、山村社会のリアリティを出すため、現地住民を役者と混在させて撮影を行った本作。不穏な空気が流れる独特の雰囲気に息を呑むこともしばしばだが、その中で違和感なくと言ったら失礼かもしれないが、見事に溶け込んでいる。ジョンは「かなり時間をかけてリサーチしたんだ」とふり返る。「どの映画のどの役もいつも異なっているけど、特にティアドロップは僕の人生経験からかなりかけ離れたキャラクターだった。でも、僕は中西部の田舎町で育ったから、粗暴な人間ももちろん見てきた。親戚や友達の中に荒くれ者がいたからね。だからまず、彼らのことを思い出した。あと、この映画のベースになった小説を読み、ドラッグが人間に与える影響についても勉強したし、(舞台となった)オザークの歴史についても調べたんだ。この地に入植した人々は、自分たちのファミリーを形成し、そこで自分たちだけの法律(掟)を作った。彼らは自分たちのやりたいように生きるための強い意志も持っていたことを知った。でも役作りの中で一番大きかったのは、監督とティアドロップの人物像について納得いくまで話し合えたことだね。彼女は本当に素晴らしいコラボレーターだったよ」。新鋭ジェニファー・ローレンスとの共演をふり返り…主人公・リーの厳しい旅路を通して描かれていく、彼女とティアドロップの親子とも仲間とも異なる関係は、終始観る者に緊張感を与え続ける。撮影現場での実際の2人の関係が気になるところだが、ジョンから見たジェニファーの印象は?「彼女は、あの若さでは考えられないほど、とてもスマートな子だよ。演技のキャリアはまだ浅いけど、まったくそうは見えない。すごく張りつめたシーンを撮影していても、カメラが止まるとすぐ素の自分に戻ることができるんだ。僕は逆に、役から抜けるのに時間がかかるほうだから…(苦笑)。自分の役に対するプレッシャーにうまく対処できている彼女の姿を見るのは素晴らしかった。彼女は本当に才能あふれる女優だと思う。あと、彼女は美しい女性だけど、撮影中、リアルな地元の住人に見られることも怖れていなかった。彼女は、リーというキャラクターに勇気と強さを持ち込んだと思う。ティアドロップがリーの髪を激しくつかむシーンの撮影中、僕は彼女を傷つけないようかなり気をつけていて、常に『大丈夫?もし痛かったらすぐ教えてくれ』って言い続けていた。でも、彼女はきっと痛かったはずなのに、結局最後まで何も言わなかったんだ。とても勇敢で強い女性だよ」。本作で、ジェニファーと共に、本年度アカデミー賞助演男優賞候補に名を連ねたジョン。本人曰く「ノミネートされるなんて思っていなかったし、気にもかけていなかったからびっくりした」そうだが、この名誉は自身に何か影響をもたらしたのだろうか?「ノミネーションが発表されたとき、僕はサンダンス映画祭に参加していたんだけど、そのとき僕は病気にかかっててね。目を覚ましたときに、オスカーにノミネートされたって聞いて、具合が悪いからまた寝たんだけど、起きた後ガールフレンドに『ノミネートされたの本当?』って聞いたんだ。夢だったんじゃないかと思ってね(笑)。オスカーにノミネートされてからいろんなプロセスの中で、素晴らしい俳優たちに出会えたのは本当にエキサイティングだった。小さくだけどアメリカの映画史の一部になれたのも素晴らしいことだね。子供の頃、いやいまもそうだけど、僕はアンダーグラウンドの芝居や音楽にハマっていたから、アカデミー賞はジョークのネタにして馬鹿にしてたんだ(笑)。でも、アカデミーの一部になってしまったわけだから、なんだか裏切り者にでもなったような気分だよ(笑)」。今後は、本年度のサンダンス映画祭監督賞を受賞した最新作『Martha Marcy May Marlene』(原題)でカルト教団のリーダー役を、さらにスティーヴン・スピルバーグ監督がリンカーン大統領の生涯を描く伝記映画『Lincoln』(原題)に出演と、全くタイプの異なる作品を控えているジョン。己を貫きながらも、厳しさの中に優しさを垣間見せる彼の魅力を、まずはティアドロップに重ねて感じてみてほしい。特集『ウィンターズ・ボーン』■関連作品:ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.■関連記事:少女から大人の世界へ。映画人が「17歳」を愛するワケ、いま注目したい「17歳」オスカー候補最後の一作に秘められた希望『ウィンターズ・ボーン』が描く「現実」【シネマモード】映画で覗いてみる、アメリカの「いま」誰もが心を揺さぶられる感動作『ウィンターズ・ボーン』試写会に5組10名様ご招待アカデミー賞候補の最後に残された名作『ウィンターズ・ボーン』ポスター画像解禁
2011年10月18日