アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)が17年2月1日、ブランドスタートから40周年、そして日本での展開から10周年の節目を記念して、京友禅の老舗・千總(ちそう)とのコラボレーションパッケージ(6個入り/2,900円、12個入り/5,600円)を発売する。日本へのオマージュが込められたボンボン・ショコラの限定ボックスは、“Voyage au Japon(日本への旅)”をテーマにしたもの。レモンの皮を混ぜたほうじ茶のプラリネを、ショコラ・ノワールでコーティングした「キョウト(Kyoto)」や、ユズを使用したガナッシュにミントをプラスした「ユズ・マント(Yuzu Menthe)」、ユズの酸味とバジルの苦みをあわせ、バジルの独特の風味をたたせた「ユズ・バジリック(Yuzu Basilic)」と日本の素材から刺激を受けて作られたショコラをそろえた。パッケージデザインは千總の職人が手書きで書き起こしたオリジナルとなっており、古くから日本の旅のモチーフである御車に、四季の花々をあしらった古典柄の花車が描かれている。側面には、アンリ・ルルーのブランドロゴのコロンバージュと、日本の伝統文様の中でもブルターニュを連想させる柄をあしらった。また、アンリ・ルルーのバレンタインの定番である深紅にリボンの限定ボックス(4個入り/1,600円、8個入り/3,200円、11個入り/4,200円)も、1月18日より登場。こちらも“Voyage au Japon(日本への旅)”をテーマに、千總監修のデザインとなっており、新作の「キョウト」、「ユズ・マント」と定番のボンボン・ショコラを詰め合わせた。
2016年10月28日ファッション誌『装苑』の創刊80周年記念号『デザインの衝動。 クリエイター80人からのメッセージ -人の気持ちを動かすということ-』(596円)が、10月28日に発売された。創刊から80年間もの間、時には最先端、また時には誰も見たことがないファッションやカルチャーを発信し続けてきた『装苑』。今回の創刊80周年記念号では、「デザインの衝動。」をテーマに、時代の衝動を表現してきた80人を超える鬼才や天才たちのメッセージが一冊にまとめられた。メイン企画となるのは、ファッションデザイナーからのメッセージ。ヴィヴィアン・ウエストウッドやポール・スミス、皆川 明、高橋盾、コシノジュンコ、落合宏理、森永邦彦など全44名のデザイナーが初めて手掛けた作品や自分の転機になった出来事などを、本人が撮影した写真や文も交えて紹介する。また、クリエーターからのビジュアルメッセージとして、吉田ユニと相澤樹が80歳のモデルをキャンドルに見立てた作品が登場する他、スタイリストの遠藤リカが創刊号の表紙をプリントした生地で作ったドレスをモデルのSUMIREが着用。その他、乃木坂46の伊藤万理華を縁起熊手に見立てた「OMEDETO KUMADE DOLL」や、女優の小松菜奈に巨大なドレスを着用させた「特別な日のドレス」など、クリエイターたちが自由に手掛けた作品の数々が掲載される。また、装苑男子スペシャルにはHey! Say! JUMPの伊野尾慧が登場している。そのほか、萬波ユカ、Chara、綾小路 翔、山口一郎、きゃりーぱみゅぱみゅ、小松菜奈、東出昌大、高畑充希などから手描きのお祝いメッセージや、奥山由之、永瀬沙世、川島小鳥、宮原夢画といったフォトグラファーからの一枚の写真で伝えたいこと、青木むすび×植原亮輔、eri×中島基文の「SO-EN REVIVAL!」など盛りだくさんの内容となっている。
2016年10月28日陶磁器会社のナガエ(NAGAE)による「ホテルレストランウェア せともの市」が、10月27日から11月20日までパスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)にてスタートした。ナガエは1300年の歴史を誇る日本六大古窯のひとつである“瀬戸”の地で、1908年に磁器の型職人の長江兼松が興した伝統の技術を受け継ぐ陶磁器会社。今回開催される「せともの市」では、カタログでは取り上げられていないデッドストック品や、生産の工程でどうしても出てしまうB品を一堂に展開。高級レストランで使用されているリュクスなものから、カフェなどで使用されているカジュアルなものまで、一般の流通ではあまり出回らない業務用食器をメインに様々な陶磁器が取りそろえられた。11月5日、12日、19日の14時から18時には、オリジナルの陶磁器が作れるワークショップも開催。マグカップやプレートにフルーツやフラワーなどの絵付け転写シールを選んで貼り付けることで世界にひとつだけのアイテムを作ることができる。【イベント情報】「ホテルレストランウェア せともの市」会場:パスザバトンギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ地下2階 パスザバトン表参道店内会期:10月27日~11月20日時間:11:00~21:00(日祝日は20:00まで)
2016年10月28日ドイツのコンテンポラリージュエリーブランドのニーシング(NIESSING)が10月26日から11月8日まで、東京・青山のニーシング東京にて展示会「COLORS OF NIESSING」を開催する。ニーシングは、ジュエリーにおける“モダン”を体現するドイツのコンテンポラリージュエリーブランド。ドイツの造形学校であるバウハウスの流れを汲んだデザインは、無駄を削ぎ落とした究極のシンプルを追求している。また、その豊富なカラーゴールドのバリエーションとそれを生み出す冶金術(金属を配合する技術)は世界でもトップクラスを誇っており、“金の魔術師”とも称されている。秋のデザインイベントに合わせて開催される今回の展示会は、ニーシングが誇るカラーバリエーションを表現するもの。会場では新作の「パフォーマンスカラー」にフィーチャーし、ニーシングのデザインフィロソフィーとカラフルな色の世界を紹介。身につけることでその人だけのデザインとなり、経年変化を愛くしむ「パフォーマンスカラー」は、日本の“侘び寂び”の精神にも通じるものを感じさせる。また、展示に合わせて今回は、“色”をテーマにした2つのイベントを開催。10月29日17時には、ブックショップ・UTRECHT元代表の江口宏志、デザインディレクター(S&O DESIGN 株式会社)の岡田栄造、建築家の中山英之3名による“色”がテーマのトークショー(先着40名)が、11月6日13時と17時には、世界的に活躍する和菓子作家の坂本紫穂によるトーク&生菓子実演(各先着20名※2部目は実演のみ)が行われる。【イベント情報】「COLORS OF NIESSING」会場:ニーシング東京住所:東京都港区南青山5-9-10 サンク青山1階会期:10月22日~11月8日時間:11:00~19:30
2016年10月28日シャネル(CHANEL)が16-17年クルーズコレクションの広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンの舞台となったのはキューバ。ひと気のない太陽がさんさんと降り注ぐビーチや、あたたかく塩を含んだ海風、小さな南の町の木陰のある小道。モデルにはスコットランド出身のモデルであるステラ テナントと、アルゼンチン出身のモデルのミカ アルガナラズを起用し、夏の光の中で幸福な自由を大いに楽しむふたりの姿をカラーとモノクロームのイメージで表現した。ステラ テナントはマスキュリンカットのジャケットをはおり、ブラックのピンストライプ入りのアイボリーのターンアップパンツの上からワイドベルトを着けてシャツをイン。ツートンカラーのダービーは昼夜ともに着用することができ、パンツ、フルスカート、あるいはフレアペンシルスカートと合わせることでシルエットを解放し、動きを自由にしている。また、たっぷりとフリンジがあしらわれたミディスカートのツイードは“ココ リブレ”Tシャツと合わせて着用。ミリタリーにインスパイアされたジャケットはゴールド&ブラックのビキニの上から纏われた。さらに、ミカ アルガナラズはシャイニーイエローのドレスとグリーン、ブルー、レッドの植物モチーフが刺繍されたセーターを纏い、いたずらっぽいバッグを肩にかけている。首やウエスト周りには、ブランドを象徴するパールとカメリアのロングネックレスがあしらわれた。動画引用元: (シャネルオフィシャルYouTube:
2016年10月27日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、アーティスト、リチャード・プリンスの作品集『NEW PORTRAITS』。東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)によるご紹介です。■『NEW PORTRAITS』リチャード・プリンス(Richard Prince)1949年生まれのリチャード・プリンスは、1970年代半ばからマスメディアや広告、他のアーティストの作品などから、既存のイメージを利用(流用、盗用)し、自分の作品の中に取り入れるアプロプリエーションという手法で作品を作るアーティスト。時代の象徴となる、消費されるイメージを積極的に取り込んだ作品は、盛んに著作権、肖像権、社会の倫理、道徳の問題が取り沙汰されるが、そのオーディエンスの批判や、「炎上」も織り込み済みであることは周知の作戦であり、コンテンポラリーアート界を賑わす御馴染みの常習犯だ。本書に収録される作品『New Portraits』は、ソーシャルメディアInstagram上に掲載された一般人の投稿写真を流用したプリンスの最新作シリーズ。Instagramユーザーから投稿された写真にプリンスが自らのアカウントでコメントを付し、そのキャプチャー画像を「ニュー・ポートレート」シリーズの作品としてキャンバス作品にしたものだ。ソーシャルメディアの発展によって公と私の境界が曖昧になり、インターネットを経由すれば赤の他人のプライバシーが圧倒的な情報量で目に触れることができる今日的な状況を背景にした本作は、ネット上でシェアされる画像、情報は誰のものなのかという問いを投げかけると共に、作品のオリジナリティとは何によって担保されるのかという問題を私たちに喚起させる。本書は、コンテンポラリーアートを紹介する国際的なギャラリー、ブラム・アンド・ポー(BLUM&POE)によって1,000部制作され、日本国内ではそのうち250部が限定販売中だ。本のデザインはグラフィック・デザイナーの秋山伸が率いるedition.nordが手掛け、印刷物によるオリジナル作品の再現を可能な限り追求する試みが紙面で行われると共に、その革新的で美しい装幀も魅力の1冊となっている。また、本書のデザインを担当するedition.nordの秋山伸による、デザインワークに留まらないユニークな活動を紹介するイベント・エキシビション「BookとBukuは似ている ShinとBukuとedition.nord ── デザインとアートを考える2、3ヶ月」を、現在ナディッフ アパートで開催中。【書籍情報】『NEW PORTRAITS』著者:Richard Prince発刊:Blum & Poe判型:330×266mm価格:2万円
2016年10月27日“身体”にまつわる商品の歴史を紹介する企画展示「身体をめぐる商品史」が、12月18日まで千葉県の国立歴史民俗博物館にて開催されている。工業化が進展した明治末期から現代までの間にはその時代の人々の身体観や流行に沿って様々な新商品が生み出されてきた。また、その一方で新たな変化に対する抵抗感や過去の見直しがあり、伝統回帰を繰り返してきた身体観やデザインは、極めて歴史的かつ文化的な歩みを辿ってきたと言える。今回開催される企画展示では、戦前から戦後と、石鹸やシャンプー、歯磨きなどの衛生用品からみた時代による美意識の変化などにフォーカス。主に大正時代から1980年代頃までの身体感が変化してきた様子を服飾、レジャー、スポーツ、衛生、美容などを通して知ることができる展覧会となっている。【展覧会情報】企画展示「身体をめぐる商品史」会場:国立歴史民俗博物館住所:千葉県佐倉市城内町117会期:10月18日~12月18日時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)休館日:10月24日、31日、11月7日、14日、21日、28日、12月5日、12日入場料:一般830円、高大生450円、小中生無料上記画像: クラブはき白粉(1939(昭和14)-1940(昭和15)年)個人蔵※作品画像の転載及び、コピー禁止
2016年10月27日世界最高峰の国際ヨットレース「アメリカズカップ」の予選大会、「ルイ・ヴィトン アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会」が、11月18日から20日に開催される。同レース史上、アジアでの開催は今回が初となる。1851年より現在まで続く国際ヨットレース「アメリカズカップ」。1983年に開催された第25回大会よりルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)がスポンサーにつき、同年から「ルイ・ヴィトンカップ」の名称で知られるようになる。その後もサポートを続けてきたルイ・ヴィトンだが、17年6月にイギリス領バミューダ諸島で開催される「第35回アメリカズカップ」よりさらに絆を強化し、アメリカズカップ ワールドシリーズから、アメリカズカップ クオリファイヤーズ、チャレンジャー・プレーオフ並びにアメリカズカップのパートナーとしてサポートを行うこととなった。開催に先立ち、全6艇による予選大会「ルイ・ヴィトン アメリカズカップ・ワールドシリーズ(LVACWS)」が世界各地で行われ、福岡大会(18日/練習レース、19日・20日/本レース)はその最終戦となる。同大会開催に際し、ルイ・ヴィトン福岡店のファサードがアメリカズカップ仕様となった。さらに、11月12日から16日の各日14時から17時には、パリ郊外 アニエールにあるアトリエで3名の職人が400時間以上かけ製作したルイ・ヴィトン特製ケースに収められた優勝トロフィーが店内で展示される予定だ。なお、19、20日のレースの模様はテレビで放映される予定となっている。ルイ・ヴィトンはこれまでにも、サッカーW杯やラグビーW杯といった歴史あるスポーツ戦のトロフィーケースも製作している。
2016年10月27日資生堂パーラーが運営するイタリアンレストラン・ファロ資生堂が11月12日から12月10日まで、イタリアでは食べ物の王様として有名な“白トリュフ”を堪能できる「白トリュフフェア」を開催する。フェア中は、選りすぐられた香り高いイタリア・アルバ産の“白トリュフ”を贅沢に使ったコースメニュー「Festa del Tatufo bianco 2016」(税込サ別1万9,500円)を提供。コースは、「季節の温野菜」、「卵とジャガイモのクリームソース 白トリュフ添え」や、「根セロリのバッカラ 冷たいポレンタソース 白トリュフの香り」、「ユリネ入りのタヤリン 白トリュフをたっぷり降りかけて」、「白トリュフで覆われたリゾット」などの他、小さな一皿や好みで選べるメインディッシュ、デザート、コーヒーとなっている。また、料理に合わせたワインコース(食前酒を除く5種/税込サ別1万3,000円)も用意されている。
2016年10月27日銀座・松坂屋の跡地を含む2街区に、都心エリア最大規模の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」が17年4月20日開業する。グランド ハイアット東京で26日記者会見が行われた。「ギンザ シックス」は、J.フロント リテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事の4社が協業。各社のノウハウを結成し、新しい構成の大型複合施設が誕生する。延床面積が約14万8,700平方メートル、商業施設面積が4万7000平方メートルと、圧倒的スケールを誇る同施設は、谷口吉生が建築設計と外観デザインを担当。商業施設内のインテリアデザインは、キュリオシティ/グエナエル・ニコラが担当した。同施設では、都心最大規模の241のブランドが入居するショッピングフロアと、文化・交流施設「観世能楽堂」、観光客用のバス乗降所などで構成。屋上には庭園が開かれる予定だ。さらに、大規模なオフィスフロアも入居し、約3000人のオフィスワーカーを銀座に迎え入れることとなる。「百貨店はもうやらない。今の百貨店を進化させるのではなく、誰も見たことのない新しい商業施設を創る」と話すのは、J.フロント リテイリング株式会社 代表取締役社長の山本良一。その施設の店舗構成は、どこよりも早く、豊富で上質なサービスを提供するため、約半数の店舗を“旗艦店”とし、ブランドにとって特別な位置付けでの店舗を集結させた。銀座の象徴である中央通りに面した全長約115メートルの路面には、セリーヌ(CELINE)、(仮)ザ ハウス オブ ディオール(The House of Dior)、ヴァン クリーフ & アーペル(Van Cleef & Arpels)、フェンディ(FENDI)、サンローラン(SAINT LAURENT)、(仮)ヴァレンティノ(VALENTINO)といった世界を代表するラグジュアリーブランドが並び、個性的なファサードにより銀座の新たな顔を創り出す。また、1階のファッションフロアでは、ダミアーニ(DAMIANI)やロエベ(LOEWE)など、バッグやジュエリー&ウォッチの店舗が入居、2階はジミー チュウ(JIMMY CHOO)やアニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)、セルジオロッシ(Sergio Rossi)など、バッグやシューズの店舗。3階は、日本最大規模を誇るケンゾー(KENZO)や、モスキーノ(MOSCHINO)、3.1フィリップリム(3.1 Phillip Lim)、銀座初展開のヌメロ ヴェン トゥーノ(N°21 )など海外ブランドを中心としたファッションフロアとなっている。4階は、ビームス ハウス ウィメン(BEAMS HOUSE WOMEN)やヨウジヤマモトのグラウンド ワイ(Ground Y)、ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)や中川政七商店などのファッションとライフスタイル雑貨店が入居、5階はメンズファッションを中心としたフロア構成となっており、エヌ.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)やソフ(SOPH.)、アジア最大級のハイドロゲン(HYDROGEN)などが入居予定だ。6階では、銀座初となる蔦屋書店がオープン。スターバックスコーヒーも併設される。地下1階では今までの百貨店とは違う、ブティック型のビューティーフロアを設置。ニュージーランドとフランスを代表するナチュラル化粧品が購入できるリビングネイチャーオーガニック(LIVING NATURE organics)やイソップ(Aesop)、シャネル(CHANEL)やアールエムケー(RMK)が入居。日本最大規模のクラランス スキン スパでは、オールハンドによるトリートメントサービスを実施する。地下2階のフードフロアでは、日本初上陸のスイーツブランド、フィリップ・コンティチーニや、都内初の(仮)発酵酢屋 庄分酢がオープン予定となっている。同施設のオープニングでは、中央吹き抜けで前衛芸術家の草間彌生によるインスタレーションを展開、館内2ヶ所にある12メートルの壁には、植物学者兼アーティストのパトリック・ブランやチームラボが作品を手がける予定だ。
2016年10月27日ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)が2016秋冬コレクション「TRUNK」より11月新作の発売がスタートした。様々なシーンを思い描きながら、旅に持ち歩くトランクの中にたくさんのものが入るようなコンパクトな服を意識して製作された「TRUNK」コレクション。「PATTERN KNIT」(2万円)は、手編み柄のニットをプリントしたストレッチプリントTシャツ。「PAINT PRESS PANTS」(2万4,000円)は、ウールライクなポリエステルのパンツに折を入れたフラットパンツで、転写プリントで色のパターンをデザインしている。また、「SQUARE STRIPE KNIT」には、大胆なジオメトリック柄とカラーの組み合わせが印象的なポンチョ風のニット(2万2,000円)とストール(1万8,000円)が登場。その他、アクセサリーでは、冬の景色のような静かで柔らかな色のコンビネーションが特徴のストール「SHRINK COLOR STOLE」(2万1,000円)や、サイドにプリーツを掛けた後、さらにハンドプリーツを施し、上から箔を載せた鮮やかなプリーツバッグ「GALAXY ORINAMENT PLEATS BAG」(1万2,000円)などが展開される。さらに、11月10日には花のシルエットの中にアクセントカラーが映えるストレッチプリーツTシャツや同柄のスクエアプリーツバッグなども発売される予定だ。
2016年10月27日デザイナーの津村耕祐は10月29日、神田で行われる「TRANS ARTS TOKYO 2016」でオリジナル山車と巫女衣装を発表する。津村は昨年、「ビルを着る」というコンセプトで参加した。同イベントは2012年より行われているアートイベントで今年が5回目。今年は10月15日から30日まで東京都心北東部の谷根千、湯島、本郷、上野、神保町、秋葉原、神田など半径2キロで様々な会場で、多数のアーティストが参加して行われている。今回、津村耕祐が参加するのは五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】で、神田錦町の五十通り周辺で行われる。自らがデザインしたオリジナル山車「夢夢(ゆめゆめ)神社」とオリジナル巫女衣装に、神主役として津村本人も参加する。お賽銭は同プロジェクトを通じて被災地に寄付される。同イベントには他に若林拓哉&つばめ舎建築設計が参加する。夢夢神社の四方に下がっている新旧取り混ぜた鈴を鳴らして未来に夢を送る。山車に乗って移動する現代のノマド通信装置が、土曜日の夕方、神田錦町の五十通り周辺を巡る。津村耕佑は三宅一生の下、主にパリコレクションに関わり、1994年「究極の家は服である」という考えを具体化した都市型サバイバルウエアーFINAL HOMEを考案。1982年装苑賞受賞、1992年現代日本美術展準大賞受賞、1994年毎日ファッション大賞新人賞を受賞している。【イベント情報】「TRANS ART TOKYO 2016」五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】会場:東京都千代田区神田錦町五十通り周辺会期:10月29日時間:16:00~18:00(予定)※荒天中止、雨天決行入場無料
2016年10月27日ワールド・ブレックファスト・オールデイ(WORLD BREAKFAST ALLDAY)の定番メニューとして11月1日より、「アメリカの朝ごはん(パンケーキ)」(1,500円)が仲間入りする。家庭ではもちろん、カフェやダイナーでも食べられるアメリカで人気の朝ごはんメニューである“パンケーキ”。ワンポレートには、ホイップバターをのせたパンケーキとカリカリに焼いたベーコンに甘いメープルシロップをたっぷりとかけ、目玉焼きにジャガイモと玉ねぎを炒めたホームフライが添えられる。またワールド・ブレックファスト・オールデイでは、同日より12月28日まで期間限定でイギリスの伝統的な朝ごはん“フルブレックファスト”を「イギリスの朝ごはん」(1,500円)として提供開始する。
2016年10月27日日本の伝統工芸や世界のクラフツマンシップに焦点を当てた「TOKYO CRAFT MARKET」の第3回が10月29日、30日に東京・青山にある国際連合大学の中庭広場にて開催される。素朴なものから豪華絢爛なものまで、職人の手により工夫と遊び心を交えて生み出され、また別の手へと受け継がれてきた伝統工芸品の数々。この度「TOKYO CRAFT MARKET|Season 03:Fall 2016」と題して開催される同イベントでは、そんな日本の伝統工芸や世界のクラフツマンシップにフォーカスし、各地から豊富なラインアップで職人の技によって生まれたアイテムが集められた。また、当日はフードカートなども展開される。出店店舗は、高田耕造商店、石川隆児、建築研究室セクションアール、吉永哲子、EVERY DENIM、COMMON BRIDGE、IKI-YA、杉原和紙、ろくろ舎、FIELD GOOD、asleep on a train、オザキショウタロウ、analogico、Lille og Stor、月兎窯、N.G.R、益久染織研究所、チャルパデザインストア、unnou、playground、White&Blue、The Old House、Modern Craft Council、FUKUI CRAFT BRIDGE、AROMA VITA+、Parque、UNI STAND、カネ十農園、だし処こがね、羊や、八万寿茶舗、B.U.D-BOTANICAL URBAN DEPARTMENT-、city farmers、中川政七商店、bows and scapes、Modern Bonsai 利園、TRADMAN’S、AND THE FRIET、RUBBER TRAMP、Hey! Riccio、薪窯Pizza UNCLE KENなど。なお、イベントオフィシャルFacebook()、およびPinterest()でも、随時イベントやアイテムの詳細がアップされている。【イベント情報】「TOKYO CRAFT MARKET|Season 03:Fall 2016」※前庭広場では青山ファーマーズマーケットが同時開催会場:国際連合大学 中庭広場住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70 国際連合大学会期:10月29日、30日時間:10:00~16:00
2016年10月27日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が2016秋冬ウォッチコレクションよりペアウォッチコレクション「Icon」を発売する。今回発売されるのは、ノーブルなメタルケースに収められた文字盤に、ヴィヴィアン・ウエストウッドを象徴するモチーフであるハート、サタイア、スカル、イチジクの葉、鍵などが施されたペアウォッチ。トレンドのネイビーカラーをはじめとしたヴィンテージ感のあるカラーのウォッチが、ウィメンズ3点、メンズ2点で展開される。価格は3万4,000円から3万6,000円。発売は11月を予定している。
2016年10月26日アーティストの舘鼻則孝を迎えた展覧会「舘鼻則孝 呪力の美学」が、11月3日から17年3月5日まで東京・南青山の岡本太郎記念館にて開催される。東京藝術大学の卒業制作として生み出した、花魁の下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」がレディー・ガガの目にとまり、一躍アートシーンに躍り出た舘鼻則孝。今回は、岡本太郎のアトリエなどを含む館内をすべてジャックし、舘鼻史上最大規模の展覧会を開催する。会期中は、普段の作風を逸脱し、まさに岡本太郎とぶつかり合う新作の他、自身の骸骨を鋳造彫刻とした「トレーシーズ オブ ア コンティニュイング ヒストリー シリーズ(Traces of a Continuing History Series)」の一部も公開。岡本太郎の貴重な肉声や映像とともに、来場者を過去と未来が混在する世界へと誘う。また、舘鼻則孝本人を迎えたアーティストトークも実施。11月9日の19時からは「舘鼻則孝が語る - 呪力の美学 -」が、12月14日の19時からは、「山口桂(Christie’s New York)× 舘鼻則孝」が、17年1月13日の19時からは「平野暁臣(岡本太郎記念館館長)× 舘鼻則孝」が行われる。その他、同展の開催を祈念した限定グッズとして、ポストカードやクリアファイル、ポスター、iPhoneケース、レザーキーホルダーなどが販売される予定だ。【展覧会情報】「舘鼻則孝 呪力の美学」会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19会期:11月3日~17年3月5日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般620円、小学生310円(c) Taro Okamoto Memorial Museum, 2016
2016年10月26日ビームス(BEAMS)が11月1日から30日まで、東京・新宿のビームス ジャパン1階にて大分県別府市との協業による「BEAMS EYE on BEPPU」プロジェクトを実施する。同プロジェクトは11月の毎週末、ビームス ジャパンに別府市から運ばれる源泉100%掛け流しの「ビームスの足湯」を設置するというもの。店内にて実際にこの足湯を体験した人には、コンテンツとユニークなネーミングで話題の別府市観光ウェブサイト「温泉ハイスタンダード 極楽地獄別府」のロゴを配したオリジナルの手ぬぐいがプレゼントされる。なお、別府市では01年より、8つの温泉郷・別府八湯を中心とした温泉を巡る体験型イベント「別府八湯温泉道」を開催しており、146湯あるイベント参加施設のうち88箇所で入湯すると「温泉道名人」に認定してくれる。認定には公式スタンプ帳“スパポート”に88箇所のスタンプを集めることが条件となっており、今回「ビームスの足湯」が開催期間限定で「別府八湯温泉道」の対象施設となることが決定した。また、会期中にはビームス ジャパンにて、別府の地場産業に着目してビームスがセレクトした商品も販売。伝統的工芸品である別府竹細工のかごやアクセサリーなどの雑貨の他、石鹸やシャンプーなどの温泉にまつわるものや、別府土産の代表格である“ざぼん”や“かぼす”のお菓子などが展開される。さらに、明礬温泉と同じ効能を持つ天然入浴剤「湯の花」も販売される他、店頭では町とアートのつなぎ手として別府市を拠点に活動するNPO法人BEPPU PROJECTによる入手困難なフリーペーパー『旅手帖 beppu』も配布される。
2016年10月26日プラダ財団が、全米で評価を得たアメリカ人アーティスト、ウィリアム N. コプリーの生涯を辿る回顧展「William N. Copley」を、17年1月8日までミラノのプラダ財団内Podiumにて開催中。女性の裸体からメキシコの民間伝承のイメージ、夜のパリを舞台にした人々の情景からファウヌスやサテュロス、ニンフが登場する神話の光景まで様々な作品を生み出したコプリー。今回開催される「William N. Copley」展は回顧展としては過去最大規模となり、世界中の国際的な美術館やコレクションから集めた、1948年から1995年にかけてのコプリーの作品150点以上が展示される。会場はPodiumの1階と2階となっており、2階にはコプリーの重要な作品を展示。ニューヨークのWilliam N. Copley Estateから提供されたコプリーの出版物、写真、カタログ、保管資料のコレクションを通して個人所有していたシュールレアリストの作品と対話しながら、彼がマルセル・デュシャン、エルンスト、マグリット、マン・レイらとともに歩んだ長く複雑な道のりを伝記的かつ知的に振り返る。一方、1階はコプリー作品に見られる特定のテーマや側面に特化した8つの異なる空間で構成。ある部屋には地理的及び、文化的所属をテーマに1961年から1975年にかけてコプリーが制作した布と国旗画が集められ、またある部屋には「unknown whore」(無名売春婦)(「無名戦士」と呼ばれる軍事記念碑に対する皮肉)をテーマにした作品が集められた。
2016年10月26日「ムーミン絵本の世界展トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」が、11月30日から12月7日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。トーベ・ヤンソンが書いた童話に“ムーミントロール”として登場し、コミックスや絵本、アニメーションなどを通して世界中に広がったムーミン。しかし、現在カラーで展開されているほとんどはトーベの世界観を尊重しながら公認作家のリーナ&サミ・カーラ夫妻が描きおこしたものであり、トーベ自身の豊かな色彩で描かれたムーミン絵本はわずか3冊のみとなっている。同展では、オリジナル作品がもつ世界観に独自のユーモアを加えたカーラ夫妻の絵本原画約80点を展示。さらに、トーベの絵本や映像とも比較しながら制作過程を紹介するなど、原作に触発された新しいムーミン絵本の世界を楽しめる機会となっている。また、会場では約300種類を超える展覧会限定グッズなども販売される予定だ。【展覧会情報】「ムーミン絵本の世界展トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:11月30日~12月7日時間:10:00~20:00(12月7日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで)料金:一般500円(前売券400円)、小中学生300円
2016年10月26日ビューティフルピープル(beautiful people)が10月20日、渋谷ヒカリエで17SSコレクションショーを開催した。テーマは「Do it Ourselves(自分達でやってみよう)」。ブランドのアイコン的存在でもあるトレンチコートをアレンジしたドレスからショーがスタート。白やベージュ、ネイビーを基調とした色使いに、ポリエチレンや和紙からできた形状記憶のシワ加工素材を用いてナチュラルなムードに。自然体で着こなせるムードを作り上げたのは、着る人が自分で自由に味付けできるような服を作りたかったからだという。そこに、レモンエローやレースやフェザータッチのニット、レモンイエローなどが優しくエレガントなアクセントとして加わった。パンツスタイルはストレートなシルエットで仕立てられ、オーバーサイズのジャケットとの組み合わせでボーイッシュに。一方でスカートスタイルは、膝下丈のフレアスカートやキャミソールドレスなど、どこかノスタルジックで優しくフェミニンなデザインが登場。チルデンニットやマドラスチェックなどトラッドな要素を使った新鮮なスタイリングは思わず真似したくなるような遊び心を感じさせる。小物にも注目。ライダースでおめかししたテディベアのお財布バッグや、ビニール素材のトートバッグ、“熊の爪”がついたファーサンダル、透明ヒールのバックストラップシューズなど、ユニークで可愛らしいアイテムが、ビューティフルピープルらしいエッジの効いたアクセントとなってルックを彩る。フィナーレには、デザイナーの熊切がクマの着ぐるみをかぶって登場するというサプライズが。ショー後にはデザインチームによるバンド演奏も行われた。ビューティフルピープルにとって東京でショーを行うのは今回が最後。次シーズンからはコレクション発表の場をパリに移し、世界中を舞台にその活動を広げてゆく。
2016年10月26日バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)が11月15日、ホリデーシーズンのギフトにピッタリの新シリーズ「CHORD」を限定店舗で発売する。今回発売されるのは、ブランドのアイコンである三角ピースの概念を越えた丸、四角、矢印、稲妻などの変型ピースを使ったバッグ「CHORD」。持ち手のディテールはヘッドフォンにインスピレーションを得て丸みを帯びたデザインに仕上げ、もち手の長さを調整する樫目部分には「L」「R」の文字を施した。音楽にインスパイアされたブランドのROCKスピリットを色鮮やかなアートワークで表現したマルチカラーシリーズと、変形ピースの型を強調したモノトーンのシリーズの2パターンで展開される。取り扱いはマルチカラーシリーズが銀座松屋、札幌パルコ、梅田阪急、福岡岩田屋のみ。なお、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE/ GINZA 及び、 ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE/ SEMBAでの展開はなしなのでご注意を。
2016年10月26日青山ファーマーズマーケットから生まれた野良的感性を拡げるメディア『NORAH』の最新号『NORAH Season6 : Autumn 2016』(1,550円)が、10月26日に発売された。前号から約2年の時を経て発行に至った最新号のテーマは、「考える種-THINKING SEED-」。すべての誕生の起源と言える“種”について様々な角度から取材・考察し、生命の出発点としての“シュ”や、普段口にしているあらゆる食材の元となる“タネ”まで、あらゆる切り口から“種”にフォーカス。「種と言葉」、「種の起源≒愛?」、「未来の伝統野菜」、「稲の未来を切り開く -アートとしての種採り」、「きのこの不思議胞子の秘密」、「種から搾るエネルギー」、「新たな生命の息吹をもたらす爆弾」など、幅広いテーマで“種”について紹介されている。オンラインでの購入先はNORAH STORE()にて。【書籍情報】『NORAH Season6 : Autumn 2016』発行人:黒崎輝男言語:日本語127ページ/B5/2,500部発刊:2016年10月26日価格:1,550円
2016年10月26日イヴ・サンローラン・ボーテ(Yves Saint Laurent Beaute)が10月28日、クリスマス限定コレクション「NOEL LOOK 2016」を発売する。同コレクションでは、“スパークル クラッシュ”をテーマに、街並みを華やかにドレスアップするノエルシーズンにぴったりの全18アイテムを展開する。アイコンとなるのは、アイシャドウ4色とハイライター1色、リップ2色、ハイライターブラシ3種をセットインした「パレット スパークルクラッシュ」(1万1,500円)。アイシャドウはシャンパーニュゴールド、シルバーピンク、コッパー、プラムの4色が、リップはシルバーピンク、ゴールデンレッドの2色をセット。ブラシは、アイシャドウチップ、リップブラシ、ハイライターブラシの3種となっている。その他、アイコニックなスターモチーフをまとった「ラディアント タッチ コレクター」(5,000円)や、5色展開で「ルージュ ピュールクチュール コレクター」(各4,100円)がいずれも限定パッケージでラインアップする。
2016年10月26日ワールド・ブレックファスト・オールデイ(WORLD BREAKFAST ALLDAY)が11月1日から12月28日まで、「イギリスの朝ごはん」(1,500円)を期間限定で提供する。今回提供されるのは、かつてイギリスの小説家サマセット・モームが「イギリスで美味しい食 事がしたければ、1日に3回朝ごはんを食べればいい」という言葉を残したほど充実したイギリスの伝統的な朝ごはん“フルブレックファスト”。もともとは貴族の朝ごはんだったが、産業革命の頃より1日を通して忙しく働かなければいけなかった労働者向けの朝ごはんとして一般に定着した。今では主にゆっくりできる週末の朝に食べられており、カフェやパブでは朝ごはんに限らずいつでも提供されるようになった。これまでもこのフルブレックファストを定番の朝ごはんとして紹介してきたワールド・ブレックファスト・オールデイだが、今回はスコットランドを中心に食べられているオーツ麦を煮た温かいお粥の「ポーリッジ」(1,000円)なども用意し、11月と12月に改めてイギリスの朝ごはんを紹介。インゲン豆をトマトソースで煮たベイクドビーンズやスクランブルエッグ、小麦粉入りの柔らかいソーセージ、揚げたフライドブレッドとジャガイモのハッシュブラウン、当時の衛生状態から火を通すことが伝統的に残っているトマトとマッシュルームなどの定番メニューが一つのプレートに収められた。また、寒い時期に人気のポーリッジ「ポーリッジ」は、1粒を2つか3つにカットしたピンヘッドというオーツ麦をコトコト煮た温かいお粥。果物のシチューにすりおろしたリンゴとナッツを添えて、イギリスでポピュラーなゴールデンシロップとシナモンをかけて提供される。その他、イギリスの伝統的な飲み物やお菓子なども多数用意。また、会期中はイギリスに関するワークショップなどのイベントも開催される他、11月には「アメリカの朝ごはん(パンケーキ)」も定番の朝ごはんメニューとして提供される。
2016年10月26日デザイナーの三原康裕が手掛ける新ライン、ネハン ミハラヤスヒロ(Nehanne MIHARA YASUHIRO)のデビューコレクションがAmazon Fashion Week TOKYO期間中の10月22日、ランウェイ形式で発表された。ショーの会場に選んだのは文化服装学院の地下駐車場。臨場感や自分たちが生きている東京の“生”の感覚を活かしたかったからだという。一瞬の静寂と暗闇から、ロックバンドアレキサンドロス(Alexandros)の庄村聡泰によるドラムの生演奏が力強く響き渡った。ドラムセットの横を通り抜けるモデルの肌には、蛇やトカゲ、蝶や花をモチーフにしたタトゥーペインティングが施され、妖しくも儚げな雰囲気を醸し出す。モノトーンのみで構成された今回のコレクションでは、日本の服飾の歴史と関わりが深いものをデザインソースとし、着物や浴衣、作務衣、袈裟、旧日本軍の軍服などがモディファイドされた。“和”のテイストをコレクションに反映させることは三原康裕にとって目新しいことではないが、袴のように勇ましくなびくロングジレ、帯のように巻かれたビスチェ、雪駄をアレンジしたコンフォートサンダルなど、和とストリートカルチャーを融合させた、現代のスタイルに取り入れやすいアイテムが数多く見られた。ショーの後半には、江戸中期の絵師「東洲斎写楽」の浮世絵をドットで表現したプリントや、浮世絵に描かれている着物の柄を抽出した刺繍も登場し、観客たちの目を奪っていた。ネハン ミハラヤスヒロは日本人が日本の歴史や伝統を学び、再認識することを大切にしたいという想いからスタートした。ブランド名の「ネハン」は、煩悩が消滅した心の状態を示す仏教用語の「涅槃」から名付けられている。初コレクションのお披露目に東コレを選んだことについて三原は「自分がいま住んでいる東京からスタートするのは自然なことだった。まずは日本に住む人に見て欲しい」と語った。
2016年10月25日他の人とは違うものを作りたい、新しいものを作りたい。そんな強い気持ちを持って制作活動を続ける弱冠27歳のウクライナ出身パティシエール、ディナーラ・カスコ(Dinara Kasko)。彼女の作り出す、洗練されたデザインのスイーツコレクションが続々と登場している。均等に並んだ球体や、シックな色調の正五角形、直線を多用し整頓されたデザインのものなど、まるでモダンな建築物のルックスのような作品がずらりと取り揃えられている。実は彼女は大学でデザインと建築を学んだ後、建築デザイナー、3Dビジュアライザーとして勤務をしていたそうだ。建築の世界にのめり込んでいた彼女だったが、数年前からスイーツ作りの世界にも興味を持ち始めた。その興味を押さえられず、遂にはスイーツへの情熱が建築よりも勝ってしまい、現在パティシエールとして仕事をしているのだそうだ。パティシエールの世界に夢中になり始めた時、彼女は今までのスイーツ作りにはなかった新しいものを取り入れてみたいと考えたという。またスイーツを作る上で、味と同じくらいにその見た目が重要であると気づいた。そこで現在の作風を思いついたのだろう。制作は主に3Dプリンタでシリコン製の型を作成し、材料を流し込んで型を取り行っているようだ。周りと同じようなものを作りたくない、という強固な信念が生み出した今回のシリーズ、彼女にはまだまだ試したいアイディアが沢山あるそうだ。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年10月25日マリー・アントワネットの生涯に迫る「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、17年2月26日まで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。ヴェルサイユ宮殿の企画監修によるこの展覧会は、宮殿から持ち込まれた食器や家具などの愛用品をはじめ、故郷ウィーンに残る名画の数々、そして王妃が暮らした空間を原寸大で再現。200点に及ぶ美術品と資料が集められ、日本で初めての大規模な展覧会となった。オーストリア皇女として生まれ、天真爛漫な少女時代を送り、14歳でフランス国王ルイ16世と結婚。宮廷の華として栄華を極めた生活から一変、革命の波にのまれて37歳で処刑された悲劇の王妃。本展では歴史的な文脈で知る「マリー・アントワネットの生涯」から踏み込み、一人の女性として、彼女の人柄や生活の様子を生き生きと伝える構成となっている。結婚により飛び込んだ異国の宮廷のしきたりに馴染めなかったこと、世継ぎに恵まれずプレッシャーに耐えた日々。パリの華やかなファッションに魅せられておしゃれに夢中になったかと思えば、プライベート離宮のプチトリアノンで“憧れの田舎暮らし”に没頭してみたり。籠の中の鳥のような生活の中で、母として子育てに悩み、女として伯爵と恋に落ち、人生を謳歌したマリー・アントワネット。軽薄で浪費家の王妃として受けたギロチン処刑のインパクトの強さに隠れていた素顔が見て取れ、身近な存在に感じられる工夫が凝らされている。最期まで類稀なる美的センスと気品を失わなかったからこそ、後世でも幾度となく舞台や映画、漫画のモチーフに選ばれ、人々に支持されてきたのだろう。マリー・アントワネットがフランスの文化史に残した功績は大きく、香水一つをとっても、それまで一般的だったムスクの流行から、彼女の愛したバラの香りが世に広まったとも言われている。展示品が醸し出す“うっとり感”もさることながら、お土産のかわいさも見逃せない。ラデュレによる会場限定販売のマカロンボックス(税込3,575円)を始めとする「マリー・アントワネットコレクション」、あめやえいたろうのリップグロス型キャンディー「Sweet Lip」(全3種 各税込756円)など、乙女心をくすぐる可憐なグッズがそろう。【展覧会情報】「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10 六本木ヒルズ 森タワー52階会期:10月25日から17年2月26日(会期中無休)時間:10:00から20:00(火曜日、及び10月27日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高校・大学生1,200円、小・中学生600円、小学生未満無料
2016年10月25日ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)が今年7月にパリのオートクチュールコレクションで発表した16-17AWコレクションが21日、東京の表参道ヒルズ・スペース オーでインスタレーション形式により披露された。会場内には7つのホログラムのミラーが張られたブースが設営されており、その各ブースをモデルがインターバルをおきながら回遊するという趣向。モデルはマネキン同様に足首が固定され、機械式で回転する仕組みで、モデルの腕が樹脂になっているなど、アンドロイドさながら。今回のインスタレーションのテーマ「UN KNOWN」通り、未知なる世界が展開された。今回発表されたコレクションはパリで発表された作品から1体増え、計13ルック。パリでは発表されなかったアイテムもスタイリングに加えられた。全体を構成するのはホログラムプリントを折り紙のように折ったパーツを、一切ミシンを使用せずつなぎ合わせたユイマナカザトを代表する「ユニット」と呼ばれるライン。細胞が増殖するように連結するユニットは光のプリズムが未来的な印象を与え、パーツはすべて3DCGのデータによってプロッターで出力されるが、そこからの作業はすべてハンドメイド。一着作るのに膨大な時間がかかるという。PVC素材にUVプリントされたホログラムはデザイナーの中里唯馬自身が約6年前から研究を重ね、昨年よりバッグなどアクセサリーで商品化されている。これまで舞台や映画などでコスチュームとして発表されてきたが、コレクションラインとして世に出たのは今回が初めて。来場者がスマートフォンなどで撮った一次画像がSNSで拡散されることを前提に考えられた演出は、この数シーズン海外のコレクションやフラッグシップショップのデザインにおいてもっともブランドアイデンティティを問われる要素。ラグジュアリーであるかどうかが計られるイノベイティブな発想と提案は、今回のAmazon Fashion Week TOKYO(アマゾン ファッション ウィーク東京)のコンテンツのなかでも際立っている。Text: 野田達哉
2016年10月25日ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)が11月4日、クリスマスコフレ「ジルスチュアート ツイードパーティ コレクション」(7,500円)を発売する。今回発売されるのは、ホリデーパーティーをイメージしたクリスマスコフレ。パーティーバッグをイメージしたツイード生地のリボン製クラッチバッグ風のポーチに、アイカラー、フェイスカラー、CCクリーム、リップグロスといった4つの限定品が詰められた。ポーチの正面には、招待状をイメージした“Save the Date”の文字があしらわれており、クリスタルチャームと取り外しの可能なチェーンも施されている。アイカラーは、ラグジュアリーなまなざしをつくる「ジルスチュアート シマークチュールアイズ」から、ホワイト、スモーキーベージュ、ピンク、ブラックの4色が紡ぐツイードをイメージした「winter tweed」カラー。リップグロスには、ブライトピンクとミルキーピンクの2色が紡ぐツイードをイメージした、ぷるんとツヤめく唇を叶える「ジルスチュアート ツイード クロスバーム」が登場する。これに、透明感ある肌を演出するフェイスパウダー「ジルスチュアート ツイード フェイスパウダー」と、肌をうるおわせながらピュアな肌に導くCCクリーム「ジルスチュアート エアリーティント ウォータリーCCクリーム」を合わせた4アイテムが用意された。
2016年10月25日伊インテリアブランド・カルテル(Kartell)のフラッグシップショップ「カルテル東京(Kartell TOKYO)」が10月22日、東京港区南青山5-5-4にオープンした。同ブランドは17年1月よりトーヨーキッチンスタイルが日本総代理店として独占輸入販売権を締結しており、東京に先駆けて10月15日に名古屋店(名古屋市名東区一社2-21)にも旗艦店をオープンしている。地下1階地上2階の3層からなる南青山の店舗は、世界中のカルテルのオフィシャルショップや同ブランドの製品のデザインを手掛けるデザイナー、フェルーチョ・ラヴィアーニの店舗デザインで、ソファや照明、日本では初の展開となるフレグランスなど400種類以上のアイテムが並ぶ。今年のミラノサローネで注目を集めた吉岡徳仁デザインの照明「プラネット(Planet)」を始め、昨年4月の同展で発表されたフィリップ・スタルク(Philippe Stark)がデザインした布張りのアームチェア「マダム」にエミリオ・プッチのスカーフコレクション「Cities of the world」がコラボした「マダム・プッチ(Madame World of Emilio Pucci)」、14年に発表された「プレシャスコレクション」など話題作、代表作が一堂に会している。また、エットーレ・ソットサスの復刻ライン「Kartell goes SOTTSASS A TRIBUTE TO MEMPHIS」のチェアやソファも商品として展示されている。「カルテルは日本ではこれまでプラスティック素材のアイテム単品で紹介されることが多く、イタリア本国でのトータルなインテリアブランドとしての認知とマーケットにズレがあった。今後、同様のトータルで見せられるショップを全国で展開していく予定」とトーヨーキッチンスタイルの渡辺孝雄社長は話す。Text: 野田達哉
2016年10月25日