東京・赤坂のアークヒルズ アーク・カラヤン広場では6月17日から9月4日まで、ヤッホーブルーイングの人気クラフトビールがすべて“ドラフト”で楽しめるビアガーデン「YONA YONA BEER GARDEN in ARK Hills」を開催する。会期中は、日本を代表するエールビール「よなよなエール」(税込700円)や「水曜日のネコ」(税込700円)などのヤッホーブルーイングの人気ビールから、アークヒルズ限定のクラフトビール「ARK Hills Ale」(税込700円)まで様々なビールを提供。福島県産の伊達鶏を使用したローストチキン(税込1,500円)や、5種類の味わいが楽しめるオリジナルソーセージ(税込650円)など、よなよなエール公式ビアバル「YONA YONA BEER WORKS」の看板料理をバーベキュースタイルで販売する。また、6月10日から7月22日までアークヒルズの一部店舗にて「HAPPY HOUR 2016」を開催。ドリンク半額やおつまみとのお得なセットプランなどを提供する。
2016年05月11日荒木経惟の個展「写狂老人A 76齢」が、5月25日から6月29日まで東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催される。同展では、「写狂老人A 76齢」シリーズより新作カラー作品9点を展示。この作品は2012年頃から毎年荒木が生涯のモデルとして撮影を続けてきたダンサーKaoRiの、今年の誕生日会で撮影した最新作品となっており、自身が今年76歳を迎えることにかけすべて6×7のポジフィルムで撮影された。また、フランスのギメ東洋美術館にて4月より開催中の大規模な個展で披露されている最新作「トンボー・トウキョー」より、写真集に収録されていない未発表のモノクローム作品471点も出展される。なお、同展に合わせて5月25日には写真集『写狂老人A 76齢』が500部限定で刊行される。【展覧会情報】「写狂老人A 76齢」会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル2階会期:5月25日~6月29日【書籍情報】『写狂老人 A 76 齢』著者:荒木経惟出版社:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムソフトカバー/520ページ/203×260mm発刊:2016年5月25日価格:未定(※500部限定)
2016年05月11日ヴェルサーチ(VERSACE)が5月15日まで、新作サングラス「GRECA STARS」が勝ち取れる「#VERSACESELFIE」コンテストを開催している。「GRECA STARS」は、貴重なスワロフスキー・クリスタル296個の煌めくセットをフィーチャーしたサングラス。細いメタル・パイロット・フレームとダブル・ブリッジ構造が特徴で、テンプルにはアイコニックなグリーキー柄が施されている。今回のコンテストは、ヴェルサーチ店舗に訪れ、16SS広告キャンペーンに登場したジジ・ハディッドのように同サングラスをかけたセルフィー写真を撮ってオンラインに投稿するだけで誰でも参加できる。また、公式Imstagramアカウント「@VersaceHomeWW」「@DVHomeMilan」「@VersaceBoutiques」をフォローし、投稿の中から同サングラスをかけたドナテラ・ヴェルサーチのセルフィー写真をリポストすることでも参加が可能。投稿したら応募サイト(versaceselfie.versace.com)にアクセスし氏名とメールアドレスを記載の後応募ボタンを押すと完了する。当選者にはコンテスト終了次第連絡が行われる。展開店舗は、ニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミ、ミラノ、モンテナポレオーネ、ミラノ・ガレリア、パリ、ロンドン、バルセロナ、上海、北京SKP、銀座。
2016年05月11日ポール・スミス(Paul Smith)のクリエイションの秘密に迫る「ポール・スミス展」が、6月から10月まで京都、東京、名古屋の3都市で開催される。同展は、13年11月にロンドンのデザイン・ミュージアムで開幕した展覧会「HELLO,MY NAME IS PAUL SMITH」の巡回展となるもの。ファッションだけではなく、趣味やアイディアの源など様々な角度からポール・スミスを紹介し、そのクリエーションの秘密に迫っていく。会場では、ポール・スミスの第1号店となったショップやオフィス、初めてショーを行ったホテルのベッドルーム、デザインスタジオなどを再現する他、掲載された雑誌やパネルなどを通じて広告キャンペーンのために撮影した写真を紹介。ロンドンのオフィスの壁に飾られているものや地下に保管してあるものなど、これまでに集めてきた絵画や写真のコレクション、さらにはポール自身の頭の中を表現した映像インスタレーションなど約2,800点の膨大な資料を展示する。アーカイブコレクションから最新の16SSコレクションまでのアイテムや、ローバー社のミニをはじめとしたこれまでに行ってきたコラボレーション作品も展示される。なお、同展は6月4日から7月18日まで京都の京都国立近代美術館にて、7月27日から8月23日まで東京の上野の森美術館にて、9月11日から10月16日まで名古屋の松坂屋美術館にて開催される。【イベント情報】「ポール・スミス展」会場:京都国立近代美術館住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 京都国立近代美術館会期:6月4日~7月18日会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2会期:7月27日~8月23日会場:松坂屋美術館住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1会期:9月11日~10月16日1
2016年05月11日ステラ マッカートニー(Stella McCartney)が、スタイリングシリーズ「Double Act」の新作を発表した。「Double Act」は、世界中の都市から1都市に焦点をあて、そこに住むひとりの女性をフィーチャーしてステラ マッカートニーの最新コレクションを紹介する「One City, One Girl」シリーズに続くもので、毎回様々な人を起用して新作アイテムやスタイリングを紹介していくオリジナルコンテンツ。今回は、ハートブレイクやフェミニズムなどを主な題材とする詩人のグレタと、現在児童書のイラストを手掛けるアーティストのコジマによる最先端のクリエイティブデュオ、グレタ&コジマ ベレマシーナ(Greta & Cosima Bellamacina)をフィーチャー。ふたりが16年夏のレディ トゥ ウェアコレクションと新作アイウエアコレクションを使って独自のスタイリングを披露する。なお、グレタは同企画の中で特別に「The Retirement of Bees」という詩を書き上げた。自身について、グレタは「私たちはロンドンで生まれ、ハムステッド ヒース近郊で育ちました。今でもハムステッド ヒースのワイルドさに神秘性を感じます。詩人である私にとって、人と風景や景色とのふれあい方はとても重要です。映像作家としても活動していて、『Ezra Pound: The Last Cantos』という題名でエズラ パウンド(Ezra Pound)の90歳になる娘で詩人、翻訳家のマリー デ ラチェヴェルツ(Mary de Rachewiltz)をフィーチャーしたショートフィルムを昨年製作しました」と語る。コジマは、「私はクリエイトすることが大好きです。ひとりひとりから作り出されるマジカルな機会が無限にあると思います。時間があれば絵を描きますし、いつも新しい題材や被写体を構想しています。現在は児童書の製作に携わっています。また、ロンドンで美術史の学位も取得中です」と話している。また今回の撮影でのお気に入りのルックについて、グレダは「ブラック アンド ホワイトのチェック柄のポロシャツとスカートを合わせたモッドスタイル。いつでも着られてストロングに感じられるところが好きです」とコメント。コジマは、「私は、機能性とフェミニンさを兼ね備えたネイビーのジャンプスーツがお気に入りです」と語っている。
2016年05月11日リーボッククラシック(Reebok CLASSIC)が北欧発のコスメティックブランド・フェイス ストックホルム(FACE STOCKHOLM)とのコラボレーションによる女性向けの限定シューズを発売する。今回発売されるのは、80年代に登場した定番のランニングモデルをベースにした「クラシックナイロン フェイス(CL NYLON FACE)」(7,800円)と、アイコニックな「インスタポンプフューリー(INSTAPUMP FURY)」をもとにした「インスタポンプフューリー フェイス(INSTAPUMP FURY FACE)」(1万8,800円)、さらにそのサンダルバージョンである「インスタポンプフューリー サンダル フェイス(INSTAPUMP FURY SANDAL FACE)」(1万5,800円)の3モデル。それぞれフェイス ストックホルムのカラーパレットを引用した個性的なカラーリングに仕上げられた。なお、取り扱いはリーボック オンラインショップ、リーボック クラシックストア 原宿、emmi、W&Eのみとなっている。
2016年05月11日アッシュ・ペー・フランス(H.P.FRANCE)が東急プラザ銀座3階にオープンしたコンセント銀座(CONCENTO PARIS H.P.FRANCE GINZA)が1ヶ月を経過して好調に推移している。“ジェンダーレス”を牽引するJ.W.アンダーソン(J.W.Anderson)を始め、MSGM、ウォルター、スウォッシュ(SWASH)、などヨーロッパのデザイナーを中心に、ミキオ・サカベ、ジェニー・ファックスなど東京ブランドを加え、インポートブランドが90%以上を占める。ノームコア、アスレジャーのトレンドで同質化が進むセレクトショップのなかで、モード系ハイトレンドのエッジィな品揃えは国内では異質。雑貨、ファインジュエリーを含め、ショップオリジナルのアイテムに頼らないそのバイイングスタイルは、セレクトショップ本来のスタイル回帰を彷彿とさせる。東急プラザ銀座のエントランスフロアとなる3階の正面、150平米の広さで展開される同店は表参道店から面積が拡大され移転。4月27日には大阪梅田のハービスプラザENT大阪店も増床リニューアルを果たした。コンセント両店のバイイングを担当するパリ在住バイヤー&ディレクターの湯沢由貴子さんに話を聞いた。■オープン1ヶ月で売り上げ3,000万円達成Q:東急プラザ銀座店がオープン1ヶ月を経過し、当初の予想していた動きと結果はいかがでした?湯沢:数字的にはオープン1ヶ月で約3000万円売り上げており、当初の目標を達成している状況です。コンサバな商品だけが動いていて、洋服が売れない時代だと業界では言われがちなのですが、モード系の商品を求めているお客さまが実際には多いという印象です。昨日も和服でいらっしゃったお客さまが「最近は洋服で面白いものがなかったのだけれど、久しぶりに面白いモノがあった」と、私たちにとっては本当にうれしい反応を頂きました。以前、日本橋三越本店でポップアップを出店したときも、老舗百貨店なので落ち着いたお客さまが多いのでシックなものを好まれると思っていたのですが、若手のデザイナーの少し尖った商品を求められる大人の女性の方が多く、有名ブランドのブティックとはまた違ったものを探していた、という声は大人の女性からよく耳にしましたので、強気でモード系のバイイングをした結果が現れているのだと思っています。Q:実際の顧客はどういった方が多いのですか?湯沢:特に今シーズンはジェンダーレスが大きなキーワードになっていることもあって、男性のお客さまも多く、新しい流れを感じています。インバウンドに関しても、アジアだけではなく、オーストラリア、中東、ヨーロッパと幅広い購買層は、さすがに銀座というロケーションを実感しています。ジェンダーレスという傾向に関して、これは大阪店の例ですが、今年1月に入荷した J.W.アンダーソンの商品はメンズとウィメンズが全く同じデザインの商品があって、まずメンズから入荷したのですが、サイズが48と大きいにもかかわらず、オーバーサイズというトレンドの背景もあり、すべて女性が購入され、すぐに完売してしまいました。その後に、ウィメンズが入荷してそれを男性が買っていくという現象が既に起こっています。Q:ヴェトモンのオーバーサイズのコレクションが受けるのは、そういう時代の気分をいち早くつかんでいたからなのでしょうね。コンセントの今シーズンのバイイングテーマを説明して頂けますか?湯沢:「新しき変態」をテーマとしました。さなぎが蝶に“変態”するような感覚です。ジェンダーレスのテーマは、モードではすっかり一般化しているので、その先をというイメージです。(パリの雑貨・インテリアの総合展示会)メゾン・エ・オブジェでのテーマや、アカデミー賞を取った映画『レヴェナント』にしても、自然への回帰、野生への憧れというのは全体的な傾向としてすごく感じます。ノームコアとは対極にあるファッションの流れなのではないでしょうか。実際にオープン時に並べた、ウサギの剥製、動物や恐竜などのフィギュアなどのオブジェも早々に売れました。プロモーションスペースで展開したジョージア(旧グルジア)のデザイナーSOFIO GONGLIの手編みニットのカーディガンはウールの厚物だったにもかかわらず、ほぼ完売しました。彼女の商品は東ヨーロッパのデザイナーたちが集まって行っていた展示会で一目惚れして、銀座店のオープニングに是非、と実現。アニマルモチーフなどの大振りの七宝焼きのアクセサリーも好評でした。次の秋冬シーズンも強気でモード系ブランドを買い付けています。毛皮なども結構、発注しました。ジェンダーレスな、男性のものをさらっと着てしまうという女性像をイメージしています。■買い付けスタート時のテーマはいつも白紙Q:今回の銀座店は表参道店からの移設で、面積も増えましたが、これによるショップコンセプトの見直しはあったのですか?湯沢:いいえ。「21世紀をたくましく生きる大人の女性に向けたバイヤーズショップ」というコンセプトは2001年に大阪に1号店をオープンしたときから、変わっていません。価格ではなく価値を自分で決ることのできる女性がターゲットです。あるときはスポーティブだったり、クチュールなドレスであったり、ガーリーなファッションを着たり、ロック風なときがあったり、さまざまなスタイルを楽しみたいと思っている女性たちです。Q:各シーズンのバイイングテーマはどのようにして決定されるのですか?湯沢:毎シーズン、ロンドンコレクションからバイイングをスタートするのですが、その段階でテーマは全く白紙です。最後、すべて買い付けを終えマップを作って行くときに不思議とテーマが統一されているのです。普段は自分が好きではない色や形をオーダーしていたり、イメージが自然に決まっている。モードというのはその時代の気分です。展示会でクリエイターなどと話をしていくなかで、自分自身のバイイングのイメージも固まっていきます。そのシーズンの買い付けを終わったときに、自分がなぜそれを買い付けしたのかしっかりとスタッフに伝えていかなければならないという思いは、バイヤーをスタートしたときから変わっていません。自分がなぜそれを買い付けたか、という理由を常にスタッフに伝えられなければダメ。逆に実際のシーズン売れ筋のトレンドから外れ、買い付けを失敗したと感じた時も、店頭スタッフに私自身の買い付けの意図を理解してもらわなければなりません。売る難しさは、自分自身が百貨店の店頭に立っていた経験から理解しています。今でも2ヶ月に1度は店頭に立って接客しており、そこから市場のニーズも感じ取ります。■J.W.アンダーソン、MSGMの次に注目しているデザイナーは?Q:湯沢さんのキャリアは百貨店からスタートしていると伺いましたが?湯沢:80年代初めの最もモードが華やかだった時代に百貨店に入社し、ショップマスターとして売上高、差益率、在庫予算を57ヶ月連続で達成し、表彰を受け、パリに出張で行かせてもらったのが、海外コレクション体験の最初です。その後、婦人服飾のバイヤーになり、1993年に13年在籍した百貨店を辞め、語学の勉強のために渡仏。そのときは学生ビザで渡仏しました。その後、商社で貿易業務を経験しました。H.P.フランスに入社したのは2000年で、翌年にコンセントをスタートしました。Q:ビッグメゾンのショーと新人のショーすべてをご覧になっているのですか?湯沢:自分たちは大手メゾンのブランドを買い付けているわけではないので、ビッグメゾンのショーチケットはなかなか手に入りません。ディオールやシャネルなど、大きなメゾンのショーの華やかさは大好きですが、まだ大々的に知られていないような展示会を細かく回って、ということを1年中繰り返しています。Q:湯沢さんクラスのベテランバイヤーならチケット入手は容易なのかと思っていました。湯沢:パリコレのチケットを入手するのはいつの時代でも難しいですね。クレージュのショーを見ることができているのも、現在デザインを手掛けているデザイナーのアルノーとセバスチャンのブランド「コペルニ・フェム(COPERNI FEMME)」を以前から買い付けていたからです。Q:彼らは2014年度のANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award 2014)」でファースト・コレクション・アワードを受賞し、2015年にはLVMHプライズのファイナリストにも選出されましたね。デザイナーとのネットワークは重要だということでしょうか?湯沢:そうですね。でも彼らがビッグネームのデザイナーになっていくとまた、状況は変わります。それまで、買い付けができていたブランドも商社経由になって、急に買い付けられなくなることもありますから。それで悔しい思いをしていることもこれまでに数多くありますね。Q:現在、注目しているデザイナーを教えて頂けますか?湯沢:J.W.アンダーソンはデビューの時からオーダーしています。彼の何か新しいことを提案してくるというパワーと、周りを巻き込んでいくエネルギーは魅力的です。そういう、新しい世界を作っていけるデザイナーという意味ではGiuseppe Di Morabitoにも期待しています。スリッポンスニーカーでゆるく着られる新しいパンククチュールが作れるデザイナーだと思います。ミラノは素晴らしい工場があって、最高の製品が作れる一方で、新しいデザイナーが出てきにくい背景があるのですが、彼には期待しています。ミラノでは、マッシモ・ジョルジョッティのMSGMを最初のコレクションからオーダーしています。他の新人デザイナーたちがリアリティのない価格帯の商品を発表していた時に、ホワイトシャツを上代1万円台で販売できる価格帯で発表してきて、マーケットを理解した姿勢も業界から高い評価を得ている理由なのだと思います。Q:マッシモはショーで一般の撮影を禁止したり、現在の行き過ぎたSNSを使ったマーケティングなどにも独自の対応を示していますね。湯沢:最近はショーでも、プレスやブロガーが全身そのメゾンの洋服で現れてパパラッチされたり、ショーの最中や直後にコレクションの画像がSNSなどに上がるという状況に、私自身も少し疑問を抱いています。みんながスマートフォンで撮影している光景を見ると、せっかくショーを見るのだから、もう少し集中してはと思いますね。Q:ショー終了後、すぐに商品購入が可能なように、ブランドではシーズンの見直しを発表する動きもあります。湯沢:本当にそのブランドの洋服が好きで、半年間、店頭に到着するのを待っていらっしゃる沢山のお客さまと普段リアルに接している私たちは、その動きに対して違和感を感じています。実際にショー用ピースと販売アイテムが違うブランドもあり、ユーザーからするとあのブランドではできるのに、この店ではなぜ出来ないの?と誤解を招くおそれもあります。Q:パリの生活で、テロの影響は大丈夫なのでしょうか?湯沢:テロがあったからこそ、あえてカフェのテラスでお茶を飲むというようなフランス人の強さは感じます。こんな時代だからこそ、という思いはみんな同じなのではないでしょうか?(了)Text:野田達哉
2016年05月10日ラグ&ボーン(rag & bone)から、アイルランドを代表するフットウエアブランド・パドモア&バーンズ(Padmore & Barnes)とのメンズコラボレーションシューズ「PADMORE CHUKKA」(4万1,000円)が発売された。「PADMORE CHUKKA」は、パドモア&バーンズの一番のヒット商品である「ワラビーブーツ」をベースとしたもの。細部にラグ&ボーンの象徴的なレザーのディティールを施すことでアップデートした。アッパーには、イングリッシュカウスエードを使用。カラーはブラックとタバコの2色展開となっている。
2016年05月10日東京・赤坂のアークヒルズ サウスタワーの屋上庭園・スカイパークでは9月30日まで、ワンランク上の“手ぶらバーベキュー”が楽しめる「ルーフトップラウンジ(ROOFTOP LOUNGE)」を昨年より早い5月10日からオープンしている。地上100mから臨める赤坂・六本木エリアの夜景を眺めながらラグジュアリーな空間でバーベキューが楽しめる「ルーフトップラウンジ」。コースは、USビーフのハンキングテンダーなどのメニューが楽しめる「カジュアルBBQコース」(2名から2時間制でひとり税込3,800円)、USビーフのTボーンステーキがセットになった「プレミアムBBQコース」(2名から3時間制でひとり税込5,800円)、フレンチフライなどおつまみとデザートを含む7品の他、同ビル地下1階の肉屋 格之進F、福島屋で購入した肉を持ち込める「地下でお肉を買ってBBQプラン」(2名から3時間制でひとり税込3,200円)の3コースを用意している。また、飲み放題セットも2,000円で用意しており、プラス900円でスパークリングワインと華やかな香りのウイスキー「山崎」を使用した「山崎ハイボール」も飲み放題になる。その他アラカルトメニューも用意されている。
2016年05月10日5月20日まで、相対性理論、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)、ファセッタズム(FACETASM)のコラボレーションによるポップアップショップが、東京・渋谷のFACETASM jingumae(東京都渋谷区神宮前2-31-9)にオープンしている。7月22日に行われる相対性理論の日本武道館公演「八角形」にて披露されるメンバーのやくしまるえつこの衣装製作でコラボレーションを果たしたリトゥンアフターワーズとファセッタズム。4月27日にリリースされた相対性理論のニューアルバム『天声ジングル』の発売を記念してオープンする同ポップアップショップでは、コラボレーションアイテムとしてTシャツやアクセサリーを販売する他、これまでにやくしまるえつことファセッタズムが製作したやくしまるえつこの衣装も展示される。
2016年05月10日新潟県の無形文化財で、鎚起銅器(ついきどうき)の技を継承する玉川堂(ぎょくせんどう)200周年を記念した展覧会「玉川堂200年展 ~打つ。時を打つ。」が、6月4日から19日まで東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。職人が金鎚で銅器を「打つ」作業とともに、時を重ねる(「時を打つ」)ことでより美しさを増す玉川堂の銅器。同展では、歴史や伝統を楽しむという過去に価値を置くのではなく、時とともに成長するという未来に価値を置き、時を刻むことで色合いが深まり、艶が増していく玉川堂の持つ魅力を紹介する。会場には、1816年創業時から2016年最新作に至るまで、玉川堂の代表作20余点を一堂に展示。江戸時代から伝わる日本独自の特殊な金属技法“木目金”を用いて今回のために特別に製作された、木目金(もくめがね)の鎚起和器「MOON」も出展される。また、会期中はギャラリートークなどの関連イベントも開催される予定。【イベント情報】「玉川堂200年展 ~ 打つ。時を打つ。」会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階会期:6月4日~6月19日時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)入場無料
2016年05月10日プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)がエクスクルーシブなカプセルコレクションをオープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)にて限定発売。5月9日から26日まで表参道店にて、5月30日から6月9日まで名古屋PARCO midi 店にて、6月13日から23日までNU 茶屋町店にて販売される。タンクトップ、スカート、ドレス、チュニック、パンツの計5型2種類のプリント柄で構成される同コレクション。プリント柄は、絵画のようなストライプ柄と花などがモチーフの活き活きとした柄の2種類が用意された。メキシコのお祭り“Cinco de Mayo”を祝う活気に満ちた雰囲気からインスピレーションを受けており、スカートとドレスはメキシコで咲き誇る贅沢な花々を連想させるかのように、平置きすると花のかたちになるデザインに仕上げられている。
2016年05月10日プチバトー(PETIT BATEAU)が6月10日、ストリート・アートの先駆者とも呼ばれるキース・ヘリングとのコラボレーションによるカプセルコレクションを発売する。ギャラリーや美術館ではなく、ストリートや地下鉄構内を中心に、子ども病院や孤児院、学校にて作品を描いてきたキース・ヘリング。今回プチバトーは、そんなキース・へリングの描いた人物像をブランドのアイコンであるコットンニット製品に取り入れたアイテムを製作した。ラインアップは、Tシャツ、キャミソール、ロングキャミソール、ショーツ3枚セット、タンクトップ、トランクス3枚セット、ボディ3枚セットなど。バランスをとる小さなダンサーや、ラジオマン、赤いハートの下で踊るカップル、ホットドッグの夢を見ている犬などのユニークな作品がそれぞれのアイテムに描かれている。
2016年05月10日三越伊勢丹グループ各店では、5月9日から映画『世界から猫が消えたなら』の公開を記念したチャリティキャンペーンが実施される。5月14日公開予定の『世界から猫が消えたなら』は、川村元気原作の感涙ベストセラー『世界から猫が消えたなら』(=“せか猫”)をもとに製作された新作映画。主人公と同じ姿をした悪魔の二役に挑む主演の佐藤健をはじめ、宮崎あおい、濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子らが脇を固めた。今回三越伊勢丹グループ各店では、人と自然の心地よい永続的な関係社会を目指して、衣・食・住すべてで人・自然・社会への貢献につながる要素を持ったモノ・コトを紹介する「グローバル・グリーン キャンペーン」の一環として、同映画に登場する2匹の猫“レタス”と“キャベツ”をモチーフにした限定チャリティーグッズを販売する。マスコット(税込300円)は、若い女性やカップルからも関心を持ってもらえるよう、“縁結びの神様”として尊信を集める浅草・今戸神社で特別に祈祷されたという。チャリティ販売の利益金は「一般財団法人 クリステル・ヴィ・アンサンブル」を通じて、日本の犬猫の殺処分、放棄、虐待行為ゼロを目指す活動に役立てられる。また、この度の熊本地震を受け、チャリティ金の一部を日本赤十字社を通じて被災地の支援にも役立てられるという。※無くなり次第終了
2016年05月10日クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller) によるクロエ(Chloe)が、2016年プレフォールコレクションを発表した。ダンスの流れるような動きとリズムにインスピレーションを受けたという本コレクションでは、クロエらしい“FLOU”な(流れるような)アティテュードと秋らしい暖かみを感じるフェミニンなピースと、スポーティーのエッセンスを加えたピースとのレイヤードスタイルを提案。オークル、テラコッタ、バーガンディー、チョコレートなどの素朴なカラーをベースに、グレーマーレ、インディゴ、スカイブルーを合わせ、変わりゆく季節のたおやかな空気感を表情豊かに表現。また、素材はベルベットやシルクなどが、ウォッシュドデニムやテクニカルパーカーなどのスポーティーな素材と、煌びやかなコントラストを描く。
2016年05月09日代官山 蔦屋書店の「年間ベストマガジン(インディペンデント誌部門)」にも選出されたファッション雑誌『STUDY』のエキシビションが、5月13日から25日まで表参道ヒルズ 同潤館3階のギャラリー・表参道 ロケット(ROCKET)で開催される。同展は、『STUDY』の別冊『STUDY Extra Issue With YOSHIYUKI OKUYAMA ~THE RESIDENTS~』の発売を記念して開催されるもの。会場では、写真家の奥山由之が俳優の清水尋也を撮り下ろしたファッションストーリーを掲載した同誌の作品の一部を展示・販売する他、撮影の裏側を収録したメイキング映像が上映される。また、衣装を提供したディガウェル(DIGAWEL)によるアザーカットのフォトプリント入り別注Tシャツとラバーバンドセットも限定で販売される予定だ。【イベント情報】STUDY Exhibition「THE RESIDENTS」会場:表参道 ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:5月13日~25日(会期中無休)時間:11:00~21:00(日曜日は20:00まで、5月25日は18:00まで)入場無料
2016年05月09日グッチが16年プレフォールコレクションのイメージ作品を収録した写真集『Epiphany(エピファニー)』(7,000円)を1,000部限定で出版する。同写真集は、フォトグラファーのアリ・マルコポロスが16年プレフォールコレクションのルックブックのためにミラノで撮影した写真の中から厳選した作品を収録した写真集。エアークッションの封筒に収められ、表にはグッチの新しいアイコンであるスネークのホログラムシールが、裏には黒いシルクスクリーン印刷でグッチのロゴが施されている。本のカバーにあるクリアポケットには、アリ・マルコポロスが撮影した作品から13種類の写真を15cm×10cmのポストカードとしてプリントしたものが1枚ずつランダムに差し込まれ、バックカバーにはアレッサンドロ・ミケーレの言葉も綴られている。なお、同写真集は6月より限られたショップでのみ展開され、7月以降はIDEA booksのウェブサイトでのオーダーも受け付ける。
2016年05月09日駒沢公園から程近い、世田谷区深沢にひっそりと佇む隠れ家的書店がある。有名なスイーツ店が立ち並び、高級住宅街としても知られるこのエリアに店を構えるのは、2012年にオープンした「SNOW SHOVELING」。雑居ビルの2階にある入口は、まるで海外の書店へと繋がる魔法の扉。優しい光に包まる店内は都会の喧騒とはかけ離れた、非現実的な世界へと誘ってくれる。「本を売るというより、空間を含めて“体験”をして欲しい」と語る店主の中村秀一さん。他の書店にはない「SNOW SHOVELING」で味わえる体験や空間作りへのこだわりとは。■思い思いの自由な過ごし方を店主の独断と偏見で選別された本たちは、小説、洋書、カルチャー本、アートブックなど大型書店では手に入らないような、インディペンデント系のディープなものも多い。インテリアとしても使えそうな古本や雑誌、文房具なども取り扱っている。海外で買い付けたという雑貨や店主手作りのインテリアたちは、初めて見るのにどこか懐かしい、ノスタルジックな雰囲気だ。リビングのように寛げる、と言うよりもはや自宅以上にリラックスしてしまいそうな、アットホームな空間が広がる。店の片隅に置かれたサーバーから自由に(寄付制)飲めるコーヒーを片手に、読書に浸るも良し。Wifiを拾ってPCで仕事をしても、食べ物を持ち込んで食事を楽しむも、楽器を持ち込み演奏しても、とにかくなんでもOK。本棚はジャンル分けされ、所狭しと並べられている。その中で最も存在感があるのは作家村上春樹の本を揃えた棚。「中学から高校時代、村上春樹さんの本に出会って世界が変わった」と語る中村さん。60年代の音楽を好んでいた当時、まるでタイムスリップして憧れの人物を目の当たりにしたような感覚を覚えたそうだ。店名「SNOW SHOVELING」も村上春樹著『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくる“文化的雪かき”という言葉を拝借した。「穴を埋める為の文章を提供しているだけのことです。何でもいいんです。字が書いてあればいいんです。でも誰かが書かなくてはならない。で、僕が書いているんです。雪かきと同じです。文化的雪かき」---『ダンス・ダンス・ダンス』より抜粋。ファッションに関する本もセレクトされている■村上春樹の本で開かれた世界への扉村上春樹の本に強く魅了された理由は「外来語が多く、知らない言葉や知識を得られることで刺激された」から。自然と興味は海外へと向き、高校卒業後は海外旅行に出ては旅先で本屋を訪れたという。「当時は何も目標がなくて。“自分探し”なんて無理矢理でっち上げて赴くままに旅に出ました。当初はHelloも通じないほど英語もままならなかったけれど、勇気を振り絞って外に出れば、未知との遭遇だらけだった。ゼロからのスタートでも、徐々に覚えて慣れて、経験値を上げていく過程がまるでロールプレイングゲームのようで楽しかったんです」。ビザやお金が許す限り旅を続けているうちに、やがて本屋へ行くことが旅の目的になっていった。グラフィックデザインなどを生業に、旅に明け暮れた20代を過ぎ、将来を見始めた30代。「それまでは仕事を請け負う側だったけれど、先10年楽しくやっていけるのか分からなくなった。自己発信で何かしなければと思った時、本屋を営んでいる自分が一番イメージできたんです」。ちょうどその頃、六本木TSUTAYA書店ができ、世間では一大ブームとなっていた。デジタル化が進む中で“本・雑誌が売れない”と言われて久しいが、カフェサービスやトークイベントなど、独自でテーマを持ち新しい本の楽しみ方を提案する書店が生まれている。規模や趣旨は違えど、それまでの経験を踏まえて自分なりの本屋を始めることに。30代後半で異業種転職となると相当な覚悟が必要だが、持ち前の好奇心の強さと行動力で、2012年「SNOW SHOVELING」をオープン。■“出会い系本屋”から生まれるラブストーリー世界中の書店を知る中村さんは、サンフランシスコの「City Lights」、ロンドンの古本屋街(地価が上がり現在は無い)、パリの「shakespeare and company」など惹かれる場所は数多くあったが、最もインスピレーションを受けたのはニューヨークの書店だという。それもブルックリンの奥地にある、地元民しか知り得ないような個人経営の小さな店。気さくに語らう店主やお客を見て、その距離感や気負いのなさ、心も体も解放される自由な空気にインパクトを受け、こんな店がしたい!と想像を膨らませ具現化させた。「僕は「SNOW SHOVELING」を “出会い系本屋”と称しています。その由縁はまず第一に、本というのは著者との出会い。次に、いつか昔、雑誌NEW YORKERで男女が出会いたい場所ナンバーワンに書店が選ばれていたのを読んだのです。キザではあるけれど、それってすごく素敵だなと思って。例えば電車の中で、自分が好きな本を向かいに座っている人が読んでいても声を掛けられないけれど、ここだったら出来る。下心もあっていいんです(笑)。「SNOW SHOVELING」では常連さん同士、自然と顔見知りになり会話を始めたり、僕もお客さんに意図的に話し掛けますよ。不確定要素がもたらすハプニングの面白さや思わぬ巡り合わせが生まれれば嬉しい。そして実際にここで人と人とが出会い繋がっていく、コミュニティを大切にしたい」と教えてくれた。実際、毎年開いているクリスマスパーティでは男女が出会い、3年連続カップルが誕生しているそう。書店から始めるラブストーリー、なんともロマンティックな物語。■人生にスパイスを「知らないことが増えていく喜びは、人生のスパイス。「SNOW SHOVELING」で好奇心を駆り立てられるような出会いを見つけて欲しいですね。情報として消化されるものではなく、心に留めておきたくなるような慈しむべき物を提供できるようにしたい。とはいえ、仰々しい存在でありたいとは思いませんが」と優しく微笑む。出会いは財産。時にそれは人であり、本を通して見える時代、国、文化、知恵と様々だ。心の琴線に触れる衝撃的な出会いもあれば、見ず知らずの人と他愛もない会話で盛り上がる、何気ない幸福との出会いもあるだろう。“何か起こるかも”と期待を胸に「SNOW SHOVELING」に足を運んでみてはいかがだろう。SNOW SHOVELING BOOKS & GALLERY東京都世田谷区深沢4-35-7 2F
2016年05月09日イチオシの新進作家から巨匠の名作までを気軽に探せるフォトマルシェ「アクシス フォトマルシェ 3」が、6月9日から12日まで東京・六本木のアクシスギャラリーにて開催される。同マルシェでは、こだわりのあるフォトギャラリーが厳選した、イチオシの新進作家から巨匠の名作までを展示。価格帯も求めやすい1万円前後から高額なものまで幅広く用意される他、写真集や中古カメラ、フレームなども出品される。また、特別企画として、千円札にその作品が使われていることで知られる巨匠、岡田紅陽と、明治時代の文化や暮らし、風景を彩色された写真として後世に残した日下金兵衛による富士山の不朽の名作が登場する富士山のヴィンテージ写真コレクションコーナーや、日頃なかなか話す機会がない写真家やギャラリストとの会話を楽しめるよう、三軒茶屋・OBSCURA COFFEE ROASTERSのコーヒーを提供するフォトカフェも設置される。出展は、インターアート7、桜堂、スマートシップギャラリー、tokyoarts gallery、ギャラリー・ニエブス、フォトクラシック、プリッツ・ギャラリー、みうらじろうギャラリー、murakoshi toshiya factory、ルーニィ・247フォトグラフィーといったギャラリー、KANA KAWANISHI ART OFFICE、Shelfといった書店の他、ジャパン・フォトグラフィー・アート・ディーラーズ・ソサイエティー、ゼラチンシルバーセッションなど。また、6月10日、11日には公開ポートフォリオレビューを開催。写真家やギャラリスト、ディーラーが会場内で作品の講評やワンポイントアドバイスなどをしてくれる。定員は各回5名、時間はひとり15分程度となっている。申し込みの詳細は、にて。【イベント情報】「アクシス フォトマルシェ 3」会場:アクシスギャラリー住所:東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4階会期:6月9日~12日時間:11:00~19:00入場無料(c) Michael Dweck / Blitz Int'l
2016年05月09日シャネル(CHANEL)が5月3日にキューバ共和国の首都ハバナにあるプラド通りで16-17年クルーズコレクションを発表した。1928年にフランス人造園設計士によって作られ、かつてココ・シャネルも愛したライオンのブロンズ像が立ち並ぶプラド通りで行われた16-17年クルーズコレクションショー。マスキュリンとフェミニンのテイストが交差し、微かにはすっぱな雰囲気を漂わせるルックを着用したモデルがプラド通りの遊歩道を闊歩した。アーティスティックディレクターのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が“Cuban tux(キューバの正装)”と呼ぶ、ポケットと肩章が付いたキューバの伝統的なシャツ“グアヤベラ”が基調になっているのも同コレクションの特徴となっている。ネックラインを強調したジャケットやドレス、チェ ゲバラ風のベレー帽、クラシックカーや南国風の植物柄などのアイテムが、バロック調の外観が象徴的なキューバの旧市街を彷彿とさせるイエロー、ピンク、オレンジ、ターコイズ、ライトグリーンといった鮮やかなカラーに彩られた。なお、会場にはシャネルのアンバサダーであるヴァネッサ パラディ、ジゼル ブンチェン、アリス デラル、ギャスパー ウリエルの他、ティルダ スウィントン、ジェラルディン チャップリン、キャロリーヌ ドゥ メグレ、ラングレー フォックス・ヘミングウェイなどの数々のセレブリティが出席した。
2016年05月09日写真家・川内倫子の写真展「The rain of blessing」が、5月20日から9月25日まで東京・港区のギャラリー916(Gallery 916)で開催される。同展では、川内倫子が2016年に熊本市現代美術館で発表した「川が私を受け入れてくれた」や、昨年ウィーンのKUNST HAUS WIENでの個展のために撮り下ろした国内未発表作品「Search for the sun」、さらに未発表の最新作までの近作を初期作品とあわせて展覧。川内の軌跡をたどる100点余りの写真作品を一度に見ることができる貴重な機会となっている。また、併設のスペースのGallery 916 smallでは新作の映像作品も上映される。川内倫子は、02年に「うたたね」「花火」で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家。09年にはICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞を、13年には平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学新人賞、第29回写真の町東川賞国内作家賞を受賞しており、これまでにパリやイエテボリ、スウェーデン、サンパウロ、ウィーンなど世界中で個展を開催している。【イベント情報】川内倫子写真展「The rain of blessing」会場:ギャラリー916(Gallery 916)住所:東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル6階会期:5月20日~9月25日時間:11:00~20:00(土・日・祝日は18:30まで)料金:一般800円、大学生/シニア500円、高校生300円、中学生以下無料休館日:月曜日(祝日を除く)
2016年05月09日空気を読み、大人な振る舞いを心がけると流れが良くなるとき。主張したいときこそぐっとこらえて調和を大切に過ごしてみて。■牡羊座(3.21 - 4.20)夢中になれる習い事に出会えて新しい才能が開花する予感。恋はタイプではない人に惹かれそう。話が合うなら関係をキープ。イエロー、シルバーをきかせたスポーティカジュアルなルック、ポケットがアクセントになったデザインが吉。■牡牛座(4.21 - 5.21)オンとオフのバランスを大切に。恋愛の運命を左右するのはレッドとハート柄。出会いも多く魅力もUP中なのでフリーの人はアグレッシブに動くのが正解。可憐なワンピースとフラワーのサンダルでアピール力をさらに上昇させて。■双子座(5.22 - 6.21)恋愛ではモテる一方、迷いがでそう。複数の候補がいる人はスタイルのいい彼をマークして。花びらが恋のお守り。浪費が落とし穴になる金運。ゴールドのアクセサリーで物欲を抑えられます。ラッキーカラーはベージュ。■蟹座(6.22 - 7.22)次につなげたい出会いには努力を惜しまないで。仕事は集中しないと失敗しがち。フランス語のメッセージ入りのアイテムでフォローして。ラッキーカラーはブルー。金運は交際費など形に残らない出費がかさむ暗示が。■獅子座(7.23 - 8.22)ワイドシルエットのパンツを主役に着こなして。仕事はストレスを溜めがちですが勘が冴えます。頑固にならないよう気をつけながら閃きを大切に。恋は聞き上手がモテる秘訣。出会い運強化にはブラックやアニマル柄の帽子をプラス。■乙女座(8.23 - 9.23)ゴールドとフラワー柄の組み合わせをモードに着こなして。金運をUPさせるには折りたたみの日傘がオススメです。ダイエット中の人は油断しないで。気持ちに余裕がなくなってきたと感じたらペースを緩め合理的にこなすようにして。■天秤座(9.24 - 10.23)グリーンをアクセントカラーにしたカジュアルなデニム&シャツスタイルでセンス良く。美容運には鳥のモチーフが強い味方。ラブは出会いの宝庫。コルクのソールのサンダルが恋愛運UP。お洒落なメンズと縁があります。■蠍座(10.24 - 11.22)グレーを上品に着こなして。スタミナは好調。計画通りには進まなくともめげずに頑張ると後々成果が出るでしょう。金運は臨時収入に期待。対人面では執着心が仇に。一歩引いてクールでライトな付き合いを心がけて。■射手座(11.23 - 12.21)ショッキングピンクやセクシーなデザイン、透け感の素材でアトラクティブに。スポーツやレジャーには進んで参加して。ラブが生まれたり関係が進展したりする予感。金運が低迷中。高額の買い物はNG。揺れるピアスがお守りに。■山羊座(12.22 - 1.20)職場で実力を発揮。資格を活かした仕事にも勝機あり。健康は胃に要注意。波やヤシの木のモチーフを取り入れたリゾート調のデザインがコンディションを整えてくれます。ラッキーカラーはブラック。金運は低め安定の星回り。■水瓶座(1.21 - 2.19)運気が上向いてきます。仕事運UPには動物のモチーフをプラス。ペパーミントやリーフ柄など涼やかなエッセンスを取り入れて。シャツ×スカートでノーブルな装いで好感度がUPしてオンもオフも円滑なムードに。■魚座(2.20 - 3.20)仕事は自分に厳しくが開運のキーワード。ラブは好調。未婚のカップルには同棲や結婚など嬉しい進展が。受け身のスタンスが正解。パールピンクやアイボリー、ドット柄などをフェミニンに装って。異素材コンビネーションも吉。【プロフィール/ムーン・リー】西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2016年05月09日ディオール(Dior)は、アカデミー賞受賞女優のマリオン・コティヤール(MARION COTILLARD)がミューズを務めるハンドバッグ「レディー ディオール(LADY DIOR)」の16年フォールコレクションの最新キャンペーンを公開した。写真家のピーター・リンドバーグ(PETER LINDBERGH)が撮影を手掛けた同キャンペーンは、マリオン・コティヤールがパリのルーブル美術館付近のセーヌ川のほとりを散歩する様子が映し出された。キャンペーンには、クリスタルが刺繍されたワイドストラップやカナージュ模様のエンブレムが施されたブラックレザーの「レディー ディオール」が登場。メタリックなマイクロカナージュには、ムッシュ・ディオールがショーの際にゲストを着席させたナポレオン三世の椅子のモチーフがコンテンポラリーに描かれている。
2016年05月08日コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)とディアンドデパートメントプロジェクト(D&DEPARTMENT PROJECT)が運営する「グッドデザインショップ(GOOD DESIGN SHOP)」は、5月18日から24日までの1週間限定で阪急うめだ本店1階にポップアップショップをオープンする。同ショップでは、コム デ ギャルソンより、川久保玲デザインによるチャイナジャケットやポンチョなどのタイムレスなアイテムに加え、コーチ ジャケットや、復刻CDG Tシャツの特別カラーなど同店限定アイテムが登場。また、ディアンドデパートメントプロジェクトからは、同社が長年取り扱ってきたロングライフデザインの中から厳選された雑貨や限定の靴箱などが販売される予定となっている。
2016年05月08日アニエスベー(agnes b.)は、アニエスベー 銀座 Rue du Jour店で毎月第2水曜日に開催中の「アニエスベー キオスク」の第3回目を5月11日(18:30-20:00)に開催する。「アニエスベー キオスク」は、毎月異なったキュレーターがアーティストのセレクトと演出を行うマンスリーカルチャーイベント。3月から6月までの毎月第2水曜日に“Music”をテーマに実施している。第3回目となる今回は、エレクトロニックミュージックやビーツミュージックを中心に、アーティストマネージメントからレーベルまでをこなす東京のインディーズレーベル、beatinkがキュレーターとしてアーティストのセレクトを行う。今回の出演アーティストは、ボーダーレスな音楽を製作するプロデューサーであり、プレイヤーでもある大阪出身のSeiho。当日は新しい音楽や古い音楽、ジャンルの違いなど音楽における様々なカテゴリーに当てはまらない独自の世界観で空間を演出する。また、これまでアニエスベーとのコラボレーションを複数回に及んで行ってきた、室内外の黒い壁にチョークで模様を継ぎ合わせて絵を描く斬新なスタイルが持ち味のグラフィティアーティストPhillippe Baudeloqueのライブペインティングも実施するほか、同店限定のアニエスベー定番ボーダーTシャツが当たる抽選会も開催される。【イベント情報】「アニエスベー キオスク」第三弾会場:アニエスベー 銀座 Rue du Jour店住所:東京都中央区銀座3-7-1松屋銀座マロニエ通り館会期:2016年5月11日時間:18:30-20:00
2016年05月08日ファニチャーラグブランドのザペット(ZAPPETO)は、5月21日、22日に東京・北青山のインテリアショップ・バザー・エ・ガルド-モンジェ(Bazar et Garde-Manger)(東京都港区北青山3-7-6)でカラーオーダー会を実施する。ザペットは、テキスタイルやグラフィックの視点ではなく建築的な視点に立ち、空間の使われ方から再考したファニチャーラグを製作するブランド。体へのやさしさや触り心地のよいやわらかさにこだわり、選び抜いた100%ウールを使用。カセ染めという技法により、原糸に負担をかけないよう丁寧に染色した美しい色彩のラグを提供している。今回のカラーオーダー会では、お気に入りの椅子など、いつもの場所が心地良い居場所になる「ポコ(POCO)」(40cm/1万6,800円)をはじめ、読書やお茶をする際に最適な「モノ(MONO)」(MONO MAME 80×50cm/4万円、MONO MARU 75cm/6万円)、座ると自然にふたりが向き合う様に設計された「ディ(DI)」(120×60cm/8万円)、置くだけで人々の集まる場所をつくり出してくれる「トリ(TRI)」(180×80cm/14万円)の4つのサイズ、デザインでカラーオーダーを受け付ける。納期は約3カ月で、希望者はバザー・エ・ガルド-モンジェをオープンしたマルト・デムランによるカラーセレクトのアドバイス(予約優先)も受けることができる。なお、同オーダー会はバザー・エ・ガルド-モンジェで開催されるほか、5月13日、14日には「H.P.DECO 好奇心の小部屋 福岡」(福岡市中央区天神1-7-11 イムズ1階)、19日には「H.P.DECO 好奇心の小部屋 二子玉川」(東京都世田谷区多摩川3-17-1 玉川高島屋ショッピングセンター4階)でも開催される。
2016年05月08日伝説の古着屋・デプト(DEPT)が5月9日から17日まで伊勢丹新宿店本館2階のセンターパーク/ザ・ステージ#2に、5月18日から24日まで銀座三越3階のル プレイス プロモーションスペースにポップアップショップ「~Utopian second-hand~DEPT(R)」をオープンする。デプトは、80年代初頭にアメリカ・サンフランシスコに前身となるショップをオープンし、その後東京にベースを移して国内各地で展開していった古着屋。11年に多くのファンに惜しまれつつクローズしたものの、15年4月に東京・中目黒で再オープンを果たしている。今回オープンするポップアップストアは、三越伊勢丹で行われる、人と自然との共生をテーマにした「グローバル・グリーンキャンペーン」に合わせて開催されるもの。タイトルにある「セカンドハンド」は古着や着古されたものを意味しており、「ユートピア(=理想郷)」には服を永く愛する気持ちを持つ世界になっていってほしいという願いが込められている。会場ではチコ(chico)との新作コラボレーションアイテムをはじめ、同ポップアップストアに合わせてセレクトされたスペシャルアイテムの他、マザー(mother)やユートピア(VTOPIA)の新作アイテムなどが並ぶ。三越伊勢丹先行発売の1点ものリメイクアイテムも登場する。レディースでは、色合い、風合いの異なるスウェット生地を繋ぎ合わせて製作されたトップス「DEPT PATCHES SWEAT TOPS」(1万8,000円)から、これからの季節にぴったりなボートネックタイプが登場。フランスからやってきたデッドストックのバックルパーツと発色鮮やかなクリアベルトの組み合わせが美しいバングル「VINTAGE FRENCH BUCKLE BANGLE」(1万2,000円から1万9,000円)や、ヴィンテージのスーベニアスカーフを2枚繋いだスカート「VINTAGE SCARF SKIRT」(1万3,000円から1万5,000円)も展開する。ユニセックスでは、発売以来人気を誇る後染めのサーマルトップス「GARMENT DYE THERMAL TOPS」(5,000円)の新色が4色登場する。また、1点1点パッチの具合や色落ち加減が異なる、デニムのパッチで描かれたインディゴの濃淡が美しいデニムパンツ「DENIM PATCHES PT」(2万円)はメンズからユニセックスのサイズで展開。タイトに履きたい人向けのリサイズモデルも提供する。なお、伊勢丹新宿店では創業者の永井誠治が手掛けるネオンサインなどが飾られ、デプトの実店舗と同様の空気感を再現した空間の中で買い物を楽しむことができる。
2016年05月08日ワタリウム美術館(渋谷区神宮前)で7月10日まで開催中の「園子温展 ひそひそ星」では、映画本編では描ききれなかった思いを、異なる角度から空間作品へと発展させている。『ひそひそ星』の555枚にも及ぶ絵コンテのみならず、影絵によるプロジェクション作品、渋谷の忠犬ハチ公のオブジェを福島の被災地に置いたインスタレーションなど、その手法は多彩だ。映像、詩、小説、アート、音楽、パフォーマンスなど、ジャンルの垣根なく表現活動を行う園の目に、現代という時代、そこで暮らす人間像は、どのように映っているのだろう。■生の世界と死の世界は変わらないーー「園子温展 ひそひそ星」の影絵によるプロジェクション作品は、映画の最終シーンとも重なるのですが、映画とは違ったメタファーが含まれているのでしょうか?映画の方はセットですが、美術館で作品化する時に、障子紙というもののあり方を強調したいと思いました。あの世とこの世の橋渡し。そのふたつの世界が生命の糸でつながれている。しかし、どちらがこの世で、どちらがあの世なのかというのではなく、どっちも死後の世界であるという発想です。『ひそひそ星』のシナリオを書いた当時は、25年後に福島を舞台に、廃墟の町を撮影するなんて、想像もしなかった。映画に出てくれた福島の人たちだって、25年前は、無人化する前の町で、生き生きと暮らしていたはず。でもそうした福島の町は、いつか失われゆく町なんです。それは、福島だけに限らず、どの町でもそうで、今ここに存在しているこの瞬間だって、100年後には痕跡さえ残らず、われわれも全員死んで、この町も完全に変わっている。あらかじめ、なくなることが運命づけられている。つまり人間は、ある種の幻影の中で生きている。この瞬間もまた幻想、まぼろしであると。そうやって突き詰めると、今ここに存在する町、生きている僕たちと、死後の世界というのは、そんなに変わりないのではないのか。別に悲観的な考え方ではなくて、それが生命の灯火、命のつながりであり、ただ「命」というもののありようを表現してみたかった。ーー映画でも、生の世界なのか死の世界なのか、どちらかわからなくなる時があります。映画のエンディングセットも、影しかないですし、読みようによっては、黄泉の国と思えなくもない。人間の命って、陽炎みたいにおぼろげで、はかないもの。そういう表現として影絵を選んだ。アンドロイドは何百年も生きるけど、人間は100年くらい生きて滅んでいく。そういう刹那を生きている存在なんです。■地球だって宇宙である!ーーこれまでのSF映画では、見たことのない宇宙船が登場しましたね。長いSF映画の歴史があるけど、今までにない宇宙船にしたかった。畳敷きにして、古くさい家具を揃えて、外観もフツーの平屋の日本家屋(笑)。実は地球に暮らしていても、それは宇宙に暮らしていることだって、なかなか気づかないでしょう。月に移住したら、さすがに宇宙で暮らしていることになるけれど、「地球は、地球じゃん」って、大抵の人は思っている。でも、地球だって宇宙なんです。宇宙船の中を極めて日常化することで、地球も宇宙であることを実感できるようにしたかった。宇宙船というと、だいたいハイテクの装備で敵と戦ったりするけど、『ひそひそ星』の宇宙船はいたって平凡。中で爪を切ったり、歯を磨いたり……。■異なる震災・原発の描き方ーー『ヒミズ』(2011年)、『希望の国』に続き、『ひそひそ星』でも震災後の福島を取り上げていますが、前2作とは、また違った描き方をされていましたね。切り口を変えることが大事で、『ヒミズ』は震災・原発の物語の背景に埋め込み、『希望の国』ではジャーナリスティックな視点で取り組んだ。さらに震災直後と今後では風景も変わっていくから、次の機会があれば、違う角度から映画をつくると思います。もちろん、問題は終わらせたいし、続けたいという気持ちもないし、使命も義務もないけれど、今の日本の抱えている問題の大きな比喩になっていることは確かで、やっぱりそこに辿り着いてしまう。ーーありえない風景がこの地上に現れてしまったことへの衝撃はありましたか?ふとどきな考え方かもしれないけど、あの風景が美しいと思うところもあり、同時に陰惨な気持ちにもなる。その両方が福島には存在していて、切ないですね。例えば、無人の町では、最初の1時間くらいは、意外といいな、って思うくらい快適なんです。タバコ吸って、あー、すげー静かだな、いいなーと思って、しばらくすると、だんだんおかしくなって、気が変になってくる。でもまさか、ハリウッド映画に出てくるような風景が、この世に存在してしまう時が来るなんて思ってもみなかった。映画的には既視感のある風景で、世界の終末を描いた『ウォーキング・デッド』のままだし、いろんな意味で不思議な場所だと感じます。ーージャンルの垣根なく、さまざまな表現活動を行われていますが、今後、どのような展開を考えていらっしゃいますか。このところ、たまたま個展を何度もやる機会に恵まれたけれども、アートをずっとやっていこうとは思っていない。しばらくはガッツリ映画をやりたい!という欲求を、最近ひしひしと感じています。【映画情報】園子温監督作品『ひそひそ星』2016年5月14日新宿シネマカリテほかにてロードショー(大島新監督ドキュメンタリー映画『園子温という生きもの』と同時期ロードショー)【展覧会情報】「園子温 展 ひそひそ星」会場:ワタリウム美術館住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6会期:4月3日~7月10日時間:11:00~19:00(毎週水曜日は21時まで延長)休館日:月曜日料金:大人1,000円、学生(25歳以下)800円、小中学生500円、70歳以上700円前編へ戻る
2016年05月07日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Villa Le Reve』ブラッド・エルターマン(Brad Elterman)1970年代、数々のロック界のアイコンとなるビッグネームたちの舞台裏の素顔を写真に捉え、新しいスタイルの先駆けとなったブラッド・エルターマン。80年代のパンクシーンの終焉と共に表舞台から姿を消し、その後25年間もの間活動を停止していたが、2010年に活動を再開するやいなやInstagramでのフォロワーは一気に1万8千人を超え、Tumblrのフォロワーは33万人を超え、彼の復活を世が待ち望んでいたことは明らかだった。 そして現在エルターマンは、ニュージェネレーションのミュージシャンやモデル、セレブリティーたちを、生き生きとした、洞察力にあふれ、楽しげな彼特有のスタイルで撮り続けている。本書は、エルターマンが愛情を込めて「Villa Le Reve(夢の家)」と呼ぶロサンゼルスのベル・エアにある自宅に招待したセレブリティーたちを撮った近作のみを収録した写真集。【書籍情報】『Villa Le Reve』著者:Brad Elterman出版社:Bywater Bros. and Smoke Room言語:英語ハードカバー/68ページ/250×180mm発刊:2016年価格:3,800円
2016年05月07日九谷焼「錦山窯(きんざんがま)」の新作展「Re - 受け継がれる錦山窯の心髄 -」が、5月27日から29日まで東京・代官山の代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラムで開催される。昨年に続き2回目となる同展では、錦山窯のアーカイブ商品である「OLD KINZAN」の文様を選び直し、新たなデザインに落とし込んだという新作プレートとボウルを中心に展示される。この展覧会のタイトル名にある「Re」には、返信を意味する「reply」であると同時に、受け継がれてきた技の本質を継承し、そこに新たな価値を与える創造的作業「redesign」という意味も込められているという。今回展開される新製品のうち「リム(Rim)」は、錦山窯の飾皿に縁取られる模様と料理のコラボレーションが楽しめるプレートとボウルで、内側は九谷の淡いグレー色の素地をそのまま残しており、フォークやナイフでも使うことができる。飛び跳ねる鯉の姿が生命のたくましさを感じさせる「跳鯉図の皿」から創造した「Water Eye」、山々から上る朝日の光がモチーフの「White Bless」、濡れたような赤を背景に花のアラベスク文様を描いた「Red Arabesque」の3パターンが用意されている。また、四季折々の花々が百花繚乱に咲き乱れる大皿「フォーリングフラワー(Falling Flower)」シリーズの新作も登場。薔薇、木槿、紫陽花、躑躅が天から舞い落ちてくるかのようなデザインに仕上げられている。器の地色には今ではほとんど使われることのないテレピン叩きという技法が用いられており、アプリコット、ターコイズ、ココアの3色で展開される。同展初日となる5月27日は、1部(14時から15時)、2部(16時から17時)でオープニングイベントを開催。錦山窯の新作でプレート トキオ(plate tokyo)によるプレートメニューをワインとともに楽しむことができる。【イベント情報】「Re - 受け継がれる錦山窯の心髄 -」会場:代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18 - 8 ヒルサイドテラスF棟会期:5月27日~29日時間:11:00~20:30(5月29日は18:30まで)
2016年05月07日