プラダ(PRADA)が、レースアップシューズのメイド・トゥ・オーダーサービスを期間限定で実施する。人気のレースアップシューズを、豊富なカラー、素材、ソールからそれぞれカスタマイズできる同サービス。今回より、ソールの高さ、ソールにインサートされたジュート素材のロープの有無も選べるようになり、より幅広いデザインの組み合わせが楽しめるようになっている。アッパーのデザインは、ワントーン、3色のコンビネーションカラー、レオパードプリントの3種類から選択が可能。ワントーンタイプは22色の豊富なカラーから、3色のコンビネーションカラーのタイプは5種類のコンビネーションから、レオパードプリントのタイプは2色から選ぶことができる。ソールのカラーは6色展開となっており、高さはこれまでの3cmソールに加え、6.5cmソールが新しく登場。ソールにインサートされるロープの有無も選べるようになっている。素材はブラッシュドレザーの他、新たにレオパードのプリントを施したヘアカーフ、クロコダイル、パイソンを加えた4種類で展開される。なお、納期は通常レザーのタイプが約4カ月、プレシャスレザーが約5カ月。同サービスの実施期間は、プラダ 大丸札幌店が5月26日から30日、プラダ 伊勢丹新宿店が6月4日から14日、プラダ 名古屋店が6月17日から23日、プラダ 福岡岩田屋が7月1日から10 日、プラダ 銀座店が7月25日から8月7日、プラダ 梅田阪急4階店が8月11日から16日、プラダ 神戸店が8月20日から25日、プラダ 大阪心斎橋店が8月28日から9月4日となっている。
2016年05月23日伊勢丹新宿店では、5月25日から30日まで、キース・へリング(Keith Hairing)のアートを使用したアイテムや先行販売品を発売する期間限定ショップ「中村キース・ヘリング POP SHOP」を同店本館6階催事場にオープンする。同ショップは、同期間に伊勢丹新宿店で開催されるニューヨークのファッションやグルメ、カルチャーなどを紹介する「ニューヨーク展」の一環で開催されるもので、ニューヨークのダウンタウンの“ロウ&アバンギャルド”の世界観がアイテムや装飾を通じ紹介される。会場では、ニューヨークを代表するアーティストでサブウェイドローイングで有名なキース・ヘリングのグラフィックがあしらわれたGRAHTのiphoneケース(2,500円から)をはじめ、先行販売のトートバッグ(2,700円から)、大胆な色使いのニットキャップや靴下、クラッチバックなど、どれもNYアートを手軽に楽しめるアイテムが展開される。また、ヴァンドーム青山からはキースのアイコンが描かれたリング(4,600円から)、色鮮やかなヘアゴム(1,900円から)、イニシャルにBaby Symbolや顔があしらわれたヘアピンなども発売。さらに、キース・へリングのアートをあしらったハナアフ(Hanaa-fu)のバッグ(2万9,000円から)や、ポーター(PORTER)のキース・へリング別注ハロートートも(1万2,000円)も登場する。同店担当マネージャーは、「(このイベントを通じて)1980年代のニューヨークを代表するアーティストであるキースの世界観やエネルギーを身近に感じていただき、日常のファッションアイテムにもアートを取り入れていただければ」とコメントしている。中村キース・ヘリング美術館は、山梨県北杜市小淵沢町にあり、中村和男が同館長を務める。「キース・ヘリングの世界~混沌から希望へ~」をテーマに、キース・ヘリングのコレクションのみを展示する、世界で初めての美術館。キース・へリングは、1980年代アメリカの「光と影」を背景に「未来への希望と夢」を表現しながらも「人間の持つ狂気」などを表した作品が多く、館内で紹介されている。
2016年05月23日興味のあることは実生活に積極的に取り入れること。コミニュティーを持てると更に開運。ワークショップや習いごと、講演会などのスポットにマメに足を運んでみましょう。■牡羊座(3.21 - 4.20)誰かのために動くと開運に。ビーズの刺しゅうが対人面を良好に。恋愛でもキューピット役を進んで引き受けると貴方の恋路にもポジティブな流れをもたらします。グリーンとレッドがラッキーカラーです。■牡牛座(4.21 - 5.21)宿命的な出会いが期待出来る時期なので婚活中の人は全力で臨んで。カップルは彼からプロポーズされる予感。フラワーモチーフが結婚運を強力サポート。デートはガーリーなワンピース、華やかなレッドをまとって。■双子座(5.22 - 6.21)計画的に使わないと散財してしまいそう。ブランドのロゴやシグネチャーが刻まれたアイテムが金運をリガバー。恋はモテキに突入。ラベンダーを着てたおやかに。おしゃれで感性の似た相手をマークすると進展あり。■蟹座(6.22 - 7.22)真面目なタイプに縁のある恋愛運。ハットが恋のパワーアイテム。背伸びせず自然体の魅力をアピールすると正解。金運はサイドビジネスにラッキーが潜んでいます。楽器のモチーフで人脈と人気を集めて。■獅子座(7.23 - 8.22)バカンス先での散財に注意。恋は遊び人に惹かれる暗示が。意中の相手とはアットホームな空気を演出すると進展。婚活中の人はフルーツモチーフを身につけて。レースや透け感を取り入れた着こなしで褒められます。■乙女座(8.23 - 9.23)恋はちょっと地味?と思うような相手をマークするのがコツ。いかにもモテそうな人を選ぶと遊ばれて終わる可能性が濃厚。出会い運強化にフリンジや切り放しのディテールの小物をプラス。カップルは妊娠の可能性も。■天秤座(9.24 - 10.23)臨時収入やくじ運に恵まれる予感。レザーのバングルが金運をさらにUP。恋愛では少しでも気になった相手にはメッセージを送るなどワンアクションすると進展。そこからは受け身でラリーすると流れがつかめます。■蠍座(10.24 - 11.22)心からリフレッシュできるとき。恋愛では年上や精神年齢の高い落ち着いた人が運命の相手になりそう。ハイテクなスニーカーやスポーティなサンダルが恋のお守りに。金運UPにはレオパード柄のアイテムをプラスして。■射手座(11.23 - 12.21)美容運が上昇中。シースルーやレーシーで透け感のあるソックスを履くと、もっとキレイに変身できるでしょう。恋は仕事を通じて素敵な人が現れる予感。リボンやノット、紐のディテールが出会いを呼び寄せます。■山羊座(12.22 - 1.20)恋は結婚への焦りを見せるとモテ度が下降する恐れあり。好きな相手ほどクールに振舞って。蝶やフラワーのモチーフが結婚運のお守り。密かに身につけて。ラッキーカラーは水色。フレアなシルエットが開運です。■水瓶座(1.21 - 2.19)徐々に運気が上向きに。金運と恋愛運が特に上昇中です。今まで頑張ってもなかなか進展しなかったことほど回り出すとき。恋のお守りはリップグロス。ナイトアウトが出会いの宝庫。ラッキーカラーはパールホワイト。■魚座(2.20 - 3.20)贅沢していないのに出費がかさみがち。財布の中を整頓すると改善されるでしょう。サンバイザーが金運の厄除けに。グレーと市松模様も吉です。外国人など異文化の人に好かれる恋愛運。ただしひと目ボレは痛い目に合うので避けて。【プロフィール/ムーン・リー】西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2016年05月23日世界で活躍するペインターのクレオン・ピーターソンによる日本初個展「Into the Sun」が、5月27日から8月12日まで東京・渋谷のディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)で開催される。クレオン・ピーターソンは、ロサンゼルスを拠点に世界中で活躍するペインター。変動する現代社会構造の中、権力と服従の間で起こる闘争の象徴である争う者達を単色で描いた作品を製作している。その反ユートピアなシーンは、哲学者トマス・ホッブズが人間の自然状態を定義するところの「万人の万人に対する闘争」を思い起こさせる。行き場をなくした者が破壊行為、セックス、宗教、ドラッグにうつろな喜びや意義を感じる様が、「法を破る者と強要する者は同一であるというグレーな世界で、個人の権利優先で倫理が欠けた世界」として描かれた。今回開催される展覧会では、巨大作品を含む10作品以上の新作ペインティングを中心に展示。日本未発表の作品集も販売される。作品を通して、新たな現実、人間が争いと無秩序によって引き裂かれる世界を探求する。【イベント情報】「Into the Sun」会場:ディーゼルアートギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti地下1階会期:5月27日~8月12日時間:11:30~21:00入場無料休館日:不定休
2016年05月22日虎ノ門エリアで6月6日から8日まで、約50店舗のレストランが集結する「第2回 虎ノ門 街バル」が開催される。昨年11月の初開催では約1,200名が集結した「虎ノ門 街バル」。2回目となる今回は、アンダーズ 東京のBEBUを含む虎ノ門ヒルズの19店舗をはじめとした約50店舗の飲食・レストランが、開催期間中しか味わえない限定オリジナルメニューを多数展開する。ラインアップは、虎ノ門ヒルズ 森タワー4階の串あげもの 旬sによる「アスパラガス・天使の海老・豚ヒレの串揚げ 3本セット」、同じく森タワー4階にあるフレンチ カフェ&ワイン 虎ノ門バールによる「フランス産フォアグラのポワレ ソースマデール」、西新橋の鯨の胃袋による「刺身3点盛」など。1ドリンク、1フードのセットが1,000円で楽しめるチケット3枚綴りを購入することで、普段なかなか敷居が高く縁遠かったお店なども気軽にリーズナブルに楽しめる機会となっている。なお、期間内にチケットがすべて使用できなかった場合でも、6月9日から12日までに限り、対象店舗で1枚1,000円分の金券として利用することも可能。価格はwebでの購入が税込3,000円、当日購入が税込3,500円となっている。
2016年05月22日ニューヨークを自転車で走るという新提案。タクシーでも、地下鉄でも、歩きでもなく、自転車から見るニューヨークとは?自転車で会いに行きたいニューヨークの光景やちょっと一息つきたいオススメのカフェ&レストランをマンハッタンの自転車屋CHARI&CONYC, LLCの後藤雄貴さんが案内します!■Blue Note Jazz Club New York地下鉄よりも、タクシーよりも早く移動できる手段。それが自転車です。特にクロスタウン(東西への移動)は自転車より早い移動手段は間違いなくありません。CHARIANDCO STORE のあるLOWER EAST SIDE からNORITA, SOHO などを通る---下町感漂うアンダーグラウンドな街からファッションの街への移動を楽しみ、バーなどが多いGREENWICH VILLAGE地区へクロスタウン。今回のオススメはジャズのメッカ、ブルーノート・ジャズクラブ。王道中の王道なのですが、王道だからNYに住んでいるとなかなか行く機会も少ない。でも、数年に1度行くのですが行くたびにその良さを感じることができます。登場アーティストによりますが、今回訪れた時はテーブルチャージ$75とややお高めなのは致し方ありません、それだけの価値があります。お店に入ってまずバーカウンター、奥に案内されるとギュギュウに詰め込まれたテーブル席。たまたま同じテーブル席に(相席はあたりまえ)既に座っていたお隣は体重150kgくらいの男性4人組でしたので、私はおしり半分椅子からはみ出た状態でしか座ることができませんでした。それも、アメリカ、致し方ありません。ウェイトレスに声をかけるも忙しく、なかなかビールすらオーダーできません。来たのが遅すぎました。通は1時間前に来て食事をしてワインを嗜みながら演奏開始時間を待ちます。たまたま観光でき来た人、地元の人、出演アーティストを数十年追いかけているファン、そういう客層が混ざって演奏は開始されます。出演者と観客の距離が近すぎるのも良し、歴史ある空間が音楽を更に盛り上げてくれます。--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:Devocion Cafe【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:House of small wonder【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で会いに行きたいニューヨークのデスティネーション:East River Ferry【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ【Blue Note Jazz Club New York】【YUKI GOTO(後藤 雄貴)】2002年に渡米、2008年にNYマンハッタンに英語読みでチャリンコと聞こえる自転車屋 CHARI&COをオープン。チームライダーをアメリカやヨーロッパのレースに参加させるためにブランドを展開させている。現在はニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、ミラノへのレースに参加させる。またNYのグラフィティアーティストや80年代から活躍するスケーターなどのコミュニティーに根ざしている。
2016年05月22日伊勢丹新宿本店本館及びメンズ館は、伊勢丹創業130周年を記念し、5月25日から31日まで、ニューヨークの最旬ライフスタイルを紹介するフェア「ニューヨークウイーク」を開催する。同フェアでは、そのときどきの街の流行の発信地がダウンタウンからブルックリンへ、ブルックリンからアップタウンへと常に循環するニューヨークの魅力を“ECLECTIC NEW YORK(ニューヨーク折衷主義)”をテーマに紹介する。メイン会場となる本館6階催物場では、5月25日から30日まで「ニューヨーク展」を開催。フードゾーンでは、ニューヨークを中心に展開するベアバーガー(BAREBURGER)の「カウンティフェアセット」(2,300円)など、今話題のオーガニックバーガーを発売。ブルックリン発の人気カフェベーカリー、ベイクド(BAKED)からは「ディープダーク・ブラウニー」(500円)や「ブラウンシュガー・ブロンディ」(500円)などのスイーツが発売されるほか、ニューヨーカーに人気のデザートバー、チカリシャス ニューヨーク アマリージュが生み出した、クロワッサン生地にドーナツの風味が加わったスイーツ「ドー’サン」(税込各451円)、“朝食の女王”と称されるサラベスの名を世界中に広めた「フルーツスプレッド」(1,500円)も登場する。ライフスタイルゾーンでは、ニューヨーク発のライフスタイルブランドであるベストメイドのボックス(4,200円)、スチールカップ(4,800円)、Tシャツ(6,000円)といった雑貨が展開される。尚、同会期中は催物場のほか、各階でニューヨークに合わせたポップアップショップがオープン。同店本館3階ウエストパーク/プロモーションではラグ&ボーン(rag & bone)によるブルックリンのフリーマーケットをイメージしたポップアップショップがオープンするほか、2階ザ・ステージでは、ブルックリンで注目を集めているショップをオリジナルトートバッグを通じて紹介。また、3階リ・スタイルでは、ニューヨークで活躍するアーティスト・ブラッドリー・セオドア率いるアーティスト集団NEW YORK’S FINEST(NYのいけてるやつら)のアートワークとLUGHAのコラボレートによるクラッチバックやバンダナなどのアイテムを販売。メンズ館2階のインターナショナルクリエイターズでは、グラフィックアーティストのミナミ ケンゾウ(KENZO MINAMI)によるインパクトあるデザインが配された限定アイテムが登場する。さらに、本館1階ザ・ステージでは、ファッション・アート・音楽の3つを軸にしたステージ企画「CREATORS STUDIO FROM 90’S TO THE PRESENT」を実施。フォトグラファーであるライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)やホンマタカシの作品ほか、古着Tシャツやカセットデッキ、アートブックなど90年代カルチャーをイメージしたアイテムまで発売する。本館5階アートギャラリーでは、世界で活躍する写真家たちがそれぞれの感性を刺激され撮影した1950年代から1970年代のニューヨークの写真展「photo:New York 1950’s~1970’s」が開催される。00
2016年05月22日クロエ(Chloe)が、アイコンバッグ「FAYE」が登場する新たなキャンペーンビジュアルを公開した。フォトグラファーのテオ・ウェナー(THEO WENNER)が、ストリートでの何気ない日常の瞬間をとらえた同キャンペーンビジュアル。70年代スピリットを感じさせる暖かでナチュラルなクラシック・タバコカラーの「FAYE」が、イージーなデニムパンツとクロエのシグネチャーであるシルクブラウスに合わせられた。ジュエリーにインスパイアされたハードな印象のメタルパーツがアクセントとなっている。
2016年05月22日マーガレット・ハウエル(Margaret Howell)が16-17AWメンズコレクションのルックを公開した。ブリティッシュウールやコットンツイルと言ったイギリスならではの素材を用いながら、深く繊細な素材の表情が際立つブラックを基調に製作した同コレクション。ヘヴィーフランネルやコットンウールドリル素材などを用い、肩パッドを外したアンコンストラクテッドな仕立てで仕上げたダブル仕立てのジャケット「SOFT DOUBLE JACKET」(6万3,000円から7万3,000円)や、ヴィンテージのチノトラウザーズをベースにマーガレット・ハウエルらしいテーラードファブリックを用いて作り上げたワイドトラウザーズ「50’s CHINO TROUSERS」(3万3,000円から4万2,000円)などのアイテムを展開する。熟練した職人が1枚のシャツすべての縫製工程を手掛けるロンドン北部のエドモントンにある自社のシャツ工場で製作されたシャツ「EDMONTON SHIRT」(4万4,000円から4万8,000円)も登場。その他、上品な光沢を纏ったシルクツイルのタッセルスカーフやトリッカーズ社のチェルシーブーツなどがマーガレット・ハウエルらしいモダンなブリティッシュスタイルを表現している。さらに、07年のスタート以来、幾度となくコレクションランウェイにも登場した吉田カバンとのコラボレーションシリーズが今シーズンも登場。10年目を迎えるこの協業にふさわしく、最初期に製作されたアイテムをモダンにアップデートした4型が復刻展開される。ラインアップは、旅行に適したボストンタイプの「HOLDALL」(5万6,000円)、トートとしても使える2WAYタイプの「SHOULDEER」(3万4,000円)、ショルダーとても使える2WAYタイプの「TOTE」(4万3,000円)、コンパートメントとしても機能するメッシュウォレットの「MESHED WALLET」(3,000円から5,000円)の4種。なお、価格はすべて予定価格となっている。
2016年05月21日吉野から車で小1時間。若草山が遠くにかすむ奈良市内にお目当ての会社はあった。1993年の創業時から、「米ぬか」や「へちま」など日本の伝統的な植物系原料を使用してオーガニック化粧品の先駆けともなった奈良の化粧品会社「クレコス」。奈良の銘茶・大和茶を原料とした「QUON(クオン)シリーズ」の発売や、数々の社会貢献活動を行っている。化粧品会社を超えた活動、また化粧品会社だからこそできること。クレコスの目指すところは?これらの活動をリードするCEOの暮部達夫氏に話を聞いた。―― 事業開始以来、一企業としてメイクアップボランティアや井戸掘り基金などさまざまなボランティア活動をされていますが、その意図とは?もともと、創業者である暮部恵子が社会活動に意欲的であり、企業として社会に貢献することを心がけてきました。2003年にスタートさせた「いのちの森倶楽部」では、吉野の十津川村や天河村など放置林の問題をなんとかしたいと思い、自分たちで守れる山を持ちたいという意見もあったのですが、いや、待てよと。それは持続可能だろうか?というところに立ち返って、企業として森を守る人たちのサポートをしようということになり、現在の形になりました。―― 持続可能なスキームで社会貢献を行う一つの転機となったのですね。そのあたりから考えが変わりましたか?社会活動と営利活動を結び付けられないかと考えました。たとえば、弊社の化粧品に使用している手漉き和紙のパッケージなのですが、これは自分たちで木を切って、その間伐材を奈良の福祉支援施設に持ち込み、手漉き和紙を作ってもらっています。また新潟の福祉支援施設では、蒸留システムを導入して、化粧品の原料となる葉や花を蒸留するアロマの原料加工を担当してもらっています。私達の行う営利活動の中間加工や最終加工を任せることで、彼らの雇用も確保でき、工賃も最低工賃の3倍程お支払いできています。―― 化粧品の素材を生産する契約農家さんが全国にいるなど、農業との結びつきも密ですね。1997年に「ピュアヘチマエッセンス」という化粧水を発売し、2000年には熊本の無農薬有機ヘチマエキスの使用を開始しました。農家さんの横のつながりも広がって、奈良では八木酒造製造の米ぬか発酵エキスを配合したり、生駒市の養蜂場と自社契約したり、奈良以外にも静岡の無農薬有機大豆栽培農家など関係が広がりました。特に最近では2010年に契約した大和茶の健一自然農園は、その後のブランド「QUON」に繋がる大きなものでした。GOOD DESIGN AWARDを受賞したQUONのオールインワンセラム―― QUONプロジェクトは現在貴社の大きな柱になっていますね。本業である化粧品のプロダクツを通して社会貢献しようというものです。農業・森林・福祉の面から考えています。たとえば、「QUON」では、無農薬・自然農栽培の大和茶をつかっていますが、本来ならお茶農家さんは11月から4月は閑散期になります。でも、茶葉だけでなく実や花の収穫もお願いしているので、これまで休んでいた時間も仕事になるというわけです。シーズナルなアイテム「QUON 初摘シリーズ」――ボランティアではなく、化粧品を売る、つくる過程でお互い協力するのですね。農業とコスメ、意外と親和性がある気がしてきました。はい、肌から吸収されるというのは食と同じですからね。ショコラティエの野口和男氏が厳選したオーガニックカカオを使ったフェイスパックなど、一見食べられそうな商品もありますよ。―― 企業の利益に繋がることが、持続可能で循環していく活動なのですね。はい。自分たちだけで抱えるのではなく、共有して発信していくことが出来ればと思います。ちなみに、QUONプロジェクトのクオンとは「久遠」。仏教用語であることがいつまでも続くことをあらわしているんですよ。―― まさしく「サスティナブルである」というメッセージが込められているんですね。【プロフィール】株式会社クレコスCEO暮部達夫氏大学在学中から創業者である母と共にクレコスの仕事を始める。いまではQUONプロジェクトの推進責任者として全国を飛び回る。
2016年05月21日いつも何か新しいコトがおきる街、ニューヨーク。インスタをチェックしながら歩きたいマンハッタン&ブルックリンのデスティネーションをピックアップ。◇DAY3AM10:00@LITTLE ITALY/SOHO3日目はマンハッタンに戻って、見られていないエリアに。リトルイタリーのTHE BUTCHER’S DAUGHTER(@thebutchersdaughter_official)でのブランチからスタート。もちろん定番のアボガドサンドをオーダー。Yummy~。最近できたHAPPY BONES(@happybonesnyc)でラテをオーダーし、足早にSATURDAYS SURF(@saturdaysnyc)に寄ってから、SOHOに足を延ばし、去年OPENしたTomorrowland NEW YORK(@tomorrowland_ny)やAppartment by the LINE(@thelinenyc)はチェック。マストレンドを抑えるには、J crewやMadewellを見る方が早いんだけど。PM14:00@MIDTOWN変化の激しいSOHOをじっくり見た後は、近年のおしゃれエリアNOMAD地区へ。NOMAD HOTELにあるOPENING CEREMONYやKITSUNEは洗練されているから好き。大人気のSWEET GREENの昼時はニューヨーカーのラッシュ。このエリアに火をつけたACE HOTELでまったりっていうのもお勧めです。STAMPTON COFFEEもあるしね。あといつものルーティーンはドーバーストリートマーケット。古い教会をリノベーションしたこの店は、ニューヨークでも群を抜くアドヴァンス。一番好きなのはNIKE LABがいつも買い物するスポットなんだけどね。夜はVICEROY NEWYORK HOTELのルーフトップで摩天楼を見ながら、アルコールを満喫で、ニューヨーカーのライフスタイル完成!「DAY1:ランの後に立ち寄りたいジューススタンドから、ハイ&ロウなセレクトショップを巡ってみる」はこちら「DAY3:ニューヨーク的ホテルの使い方!街のムードをキャッチしたら、ルーフトップで摩天楼を目に焼きつける」はこちら【Profile】Producer,Brand Development/Serious Triathlete
2016年05月21日有田焼の豆皿の魅力を体感する展覧会「きんしゃい有田豆皿紀行」が、6月18日から28日まで東京・渋谷にあるBunkamura 1階のギャラリーで開催される。「きんしゃい有田豆皿紀行」は、佐賀県が「有田焼創業400年事業」と称し、“世界の有田焼”の実現のために行っている17のプロジェクトのうちのひとつ。26の窯元が「手のひらサイズの小さな“豆皿”で、400年の歴史を有する大きな産地を識る」という新しい観点で、有田焼の文化と職人の町・有田への関心喚起および理解促進を図ることを目的に昨年発足した。これまでに、常設コーナーやオンラインショップの設置の他、全国20箇所ほどの主要百貨店やライフスタイルショップなどでポップアップショップをオープンし、豆皿特有の使い勝手の良さや個性が凝縮している美しさ、高いコレクション性などを紹介してきた。今回特別企画展として開催される「きんしゃい有田豆皿紀行」では、147点の豆皿を出展。有田焼の次世代を担う窯元が主宰または参加する新進気鋭の4つのコレクションも展示する。コレクションのラインアップは、様々な窯元が特徴を活かして絵付けを行ったマグカップを展開するARITA JIKI、江戸時代から有田焼などの実質的な技術を舞台裏で研鑽してきた肥前吉田焼の窯元での技術をベースに新しいものづくりに挑んだ224 porcelain、オリジナルで開発したキャラメル色とオリーブ色のこだわりの釉薬を採用した皓洋窯 Caramel/Olive series、“有田焼をファッションにも”をテーマにアロマディフューザー型のブローチなど食器以外のカテゴリーに有田焼の可能性を追求しているhibiによる4種類となっている。また、6月24日の16時から、25日、26日の11時、14時、16時からは絵付師による鑑賞者参加型のワークショップを開催。所要時間は各回1時間程度で、参加費は1点3,000円(送料+1,000円から)となっている。【イベント情報】「きんしゃい有田豆皿紀行」会場:Bunkamura Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1階会期:6月18日~28日時間:10:00~19:30入場無料会期中無休
2016年05月21日古き良きオリジナルヴィンテージアイテムと新しいアイテムが隣り合わせに並ぶコンセプトショップ、NOMADIC LIFE MARKET(東京都渋谷区神宮前3-21-1 プラフロール神宮前1階)が5月21日に東京・神宮前にオープンする。同ショップは、どんな環境であろうが、どんな人が周りにいようが、自分であり続けることができる”自分を見失うことのない人”のためのマーケットを開くとしたら?という発想から生まれたもの。世界中で開催されているアンティークマーケットに訪れたような空間の中で、雑貨・家具・アパレルなど時代を問わずセレクトされた様々な新しいプロダクトやヴィンテージアイテムを海外のマーケットのように陳列し、自分のスタイルに合った何かを見つけるというワクワク感を提供する。ヴィンテージでは、BAUHOUSE、ARABIA、CHEMEX、Baccarat、Tiffany、Artek(AALTO)などのブランドを展開する他1点物も多数登場。新しいアイテムでは、柳宗理、A.P.C.、snow peak、tac.tac、Shigeki Fujishiro Design、HASAMI PORCELAIN、Curipol、happysweeds、WANT Les Essentiels、FAHEY、などのブランドを取り扱う。
2016年05月21日吉野の間伐材がパウダーになって酵素とまざって発酵、酵素浴になり、そしてその役目を終えたら、今度は発酵堆肥となり植物を育てているという。この化学薬品を一切使わないというオーガニック発酵堆肥の畑、Biogarten斎庭の里(ビオガルテンゆにわのさと)を大阪・堺市で営む寺田将樹さんに話を聞いた。■口に入るものの安全前職は教師だったという寺田さんが農業を始めたのは8年程前。ひょんなことから、学校の畑や田んぼの世話をやり始めたのがきっかけだった。気になりだしたのは、農薬のこと。一部には完全なオーガニックはあるものの、出回っている農作物はほとんどが農薬や除草剤散布されたものだという事実に「人間が食べるものになんてことを」という気持ちになったという。本格的に農業に取り掛かりはじめてからは、「無農薬・無肥料」を志したという寺田さんだが、虫がついて虫食いだらけ。とても売れる代物ではなかった。もう無農薬野菜は諦めようと、そんなときに出会ったのが、「酵素浴えん」を運営するFlavor(株)山口尚哉さん。酵素浴で使い終わったヒノキパウダーを肥料として農地にかぶせるというアイデアが生まれたのだ。通常のおがくずだと不純物が入っていて土壌に悪影響を及ぼす。しかし、なんといっても吉野で作られたおがくずは完全オーガニックであり、酵素も含まれている。発酵堆肥で黄金色の畑「吉野の山では重なりあって堆積した植物の死骸を菌類が発酵させ、ふかふかで栄養たっぷりな土壌をつくりますよね。発酵堆肥をかぶせたうちの畑は、吉野の山の環境がきたものだと思ってください」と寺田さんは言う。栄養にあふれてアスパラがぐんぐん伸びる畑は、無農薬で悩んでいたときの害虫被害もなくなった。■アスパラがすくすく育つ黄金の畑郊外の離れた農家から都心に届く野菜と違い、取れたての野菜は食べ方までも変わってくる。いまはまだまだ手に入りにくい寺田さんの野菜だが、もし他の農家が発酵堆肥を導入するなら指導は惜しまないという。発酵堆肥が輝く黄金の畑がもっと広がる日が来るために、私たちの意識を変えことが必要だ。アスパラガスがぐんぐん育つ畑■奈良・吉野の循環する木の物語とは吉野の山から切り出された間伐材は最後にはヒノキの堆肥へと姿を変えていた。そしてそのサイクルの途中には、いろんな人の「誰かのため」が詰まっていた。たとえば、自分では決して見ることのない森の姿のため、今日まで自分が受け継いできた伝統をいつか引き継ぐため、みんなが安心してモノを口に入れられるようになるため。素晴らしいのは、人々がみな、横のつながりをもってお互いの知恵と技術、それに対する対価とを融通しあっている姿だ。目の前のことに対して自分はいま、何ができるのか。地球のためとまで大きなことは言わずとも、まわりの人たちの幸せのためにアイデアや人脈を絞り出して行動することはとても美しい。今が、一方的に消費するばかりの生活を手放す時なのかもしれないと感じたサスティナブルな社会科見学だった。
2016年05月20日ディオール(Dior)が5月20日、“永遠美人肌”を叶える新ロングラスティング ファンデーション「ディオールスキン フォーエヴァー」を発売する。ベース、フルイド、ルースパウダーの3ステップで、軽やかに完璧な美しい肌を16時間持続させる。軽いのにロングラスティングで、自然な仕上がりときちんと感が両立できる次世代フェイス メイクアップとなっている。ラインアップは、軽やかなヴェールでファンデーションをぴったりと密着させるメイクアップ ベース「ディオールスキン フォーエヴァー ベース」(5,400円)、毛穴レスの端正なルミナス マット肌を叶える「ディオールスキン フォーエヴァー フルイド」(30ml/6,000円)、毛穴を消し、透明感を生む、ふわりと軽いルース パウダー「ディオールスキン フォーエヴァー コントロール ルース パウダー」(6,200円)の3種。メイクアップアーティストが施したようなプロの仕上がりを簡単に叶えるスポンジ「バックステージ ブレンディング スポンジ」(1,000円)と合わせて発売される。
2016年05月20日ウエディングプロデュースやレストラン運営などを行うノバレーゼが6月2日から9月11日まで、兵庫県姫路市の都市景観重要建築物、姫路モノリス旧逓信省姫路別館(兵庫県姫路市総社本町115)を一般開放し、ビアガーデンを開催する。今年で5年目を迎える同イベントの期間中は敷地全体を一般開放し、中庭をビアガーデン会場(16卓80席)に、館内ラウンジスペースをビアホール会場(20卓80席)として営業する。期間中は外観をライトアップするとともに館内各所にローソクを灯し、クラシカルな洋館を幻想的な雰囲気に演出。雰囲気も酔える優雅な大人のビアガーデンとなっている。フードは、フォッカチャやメロンパン、くるみパンなど敷地内の工房で焼き上げる10種のあつあつの自家製パンや、ビールに良く合うスパイシーな料理を中心とした多国籍料理約15種類を食べ放題で提供。ドリンクはカシスやカンパリなどリキュールを使ったカクテル20種類やソフトドリンク5種を含む飲み物30種類が飲み放題。料金は2時間制でひとり税込4,000円とリーズナブルな設定で、中学生以上の未成年は税込2,000円、小学生は税込1,500円、未就学児は無料。また、ガーデンスペースでは、食べ放題メニューに加えバーベキューセットもオプションで用意。牛カルビやソーセージなどの肉の盛合せと季節の野菜が楽しめるグリル料理を一皿税込1,000円で提供する。
2016年05月20日いつも何か新しいコトがおきる街、ニューヨーク。インスタをチェックしながら歩きたいマンハッタン&ブルックリンのデスティネーションをピックアップ。◇DAY2AM8:00@WILLAMSBURG 2日目はブルックリンを探索。最近はなんだか都会化してしまったけど、やはりウィリアムズバーグは毎回アップデートしている。朝一移動して、まずはモーニングから。FIVE LEAVES(@fiveleavesny)でFRUITS BOWLとLatteを食し、街を移動。歩きながら見る、ストリートアートもニューヨークらしさを醸し出す。AM10:00@WILLAMSBURGザ・ブルックリンなWYTHE HOTEL(@wythehotel)やMAST BROTHERS(@mastbrothers)、BAKERI(@bakeribrooklyn)などは毎回行くお気に入りスポット。PM12:00@WILLAMSBURGセレクトショップでは、BIRD(@shopbird)が洋服のセレクト、品揃えのバランスもローカル感あって一番好きなんだけど、BIRDからのAURORAでランチ、DEVOCION(@devocionusa)でゆっくりカフェタイムってのが最高~最近できたDEVOCIONは最高にクールで、ローカル感満載だし、何より空間とそこにいる人たちがおしゃれ。これぞブルックリンって感じで。PM18:00@WILLAMSBURG/NORTH BROOKLYN長居しがちだけど、早目のディナーは、1887年創業の老舗ステーキハウス、Peter Lugerか、1977年創業のThe River Cafe(@therivercafe)がブルックリンらしさを感じられる最高のディナーポイント。PM20:00@WILLIAMSBURGディナー後は、WYTHE HOTELのルーフトップがお勧め。マンハッタンを一望できるあの羨望感は、“いつか成功してマンハッタンに渡ってやる”と、かつて若手アーティストとかは思ったんだろうなぁ、と自分と重ねてみたりして。とにかくブルックリン探索は時間をしっかりかけて、おなかを十分空かせておくのが重要です(笑)。「DAY1:ランの後に立ち寄りたいジューススタンドから、ハイ&ロウなセレクトショップを巡ってみる」はこちら「DAY3:ニューヨーク的ホテルの使い方!街のムードをキャッチしたら、ルーフトップで摩天楼を目に焼きつける」はこちら【Profile】Producer,Brand Development/ Serious Triathlete
2016年05月20日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が5月16日と6月1日に、テイクアウトの新作アイスを発売する。チョコレート バー 丸の内店限定で5月16日から販売されるアイスは2種類。そのうち、「ソルベ パリジャン」(635円)は、チョコレートバー丸の内店で提供している、水で仕立てるショコラ ショ「オー ドゥ ショコラ」をモチーフにしたもの。ビターチョコレートのソルベにフランボワーズソースを合わせた。「グラス パリジェンヌ」(635円)は、ミルクで仕立てるショコラ ショに着想を得たアイス。ミルクチョコレートのアイスに黒糖キャラメルソースとシャンティイ(生クリーム)を合わせた。ジャン=ポール・エヴァンの各ブティックでは、6月1日から、ミルフォイユに着想を得て、カカオが香るパイ生地に濃厚なビターチョコレートアイスを合わせた「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ JPH」(680円)、発酵バターを使ってサックリと焼き上げたパイ生地に、ミルクチョコレートアイスを合わせた「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ ドゥ」(680円)の2種類がそれぞれ販売される。
2016年05月20日三越伊勢丹HDは5月11日、2018年度営業利益500億円達成に向けての3カ年計画の追加施策を発表した。仕入構造改革によるSPA事業化の推進、EC事業、ポイント戦略による新規顧客獲得、経費構造改革などを国内百貨店事業における計画必達の最重点項目に挙げた。「百貨店の売上は人口構成ピラミッドなどを見ても、今後伸びない。IT関連の通信費がモノ消費のマインドを圧迫しており、中間層の消費の伸び悩みは継続していく傾向。特に衣料品の落ち込みが目立ち、婦人服における国内大手アパレルのNBが苦戦。MDミックスによるリスク負担による差益低迷への対応を図るためには仕入構造改革をさらに進め、今後SPA事業化の推進を図らなければ、(2018年度営業利益)500億円には到達できない。インバウンドの売上は前期(2015年度)1.8倍と増加したが、本来売上目標値として設定すべきではないと考えている」と三越伊勢丹HD・大西洋代表取締役社長執行役員は2016年3月期の決算発表で説明した。同社の2016年3月期(2015年度)の連結決算は売上高1兆2872億円(前期比101.2%)、営業利益331億円(同100.1%)、経常利益367億円(同106.2%)と増収増益。三越伊勢丹百貨店事業単体では売上高6790億円(同103.5%)、営業利益243億円(同101.2%)、経常利益256億円(同98.4%)。基幹店は堅調に推移したが、地方店が消費増税のマイナス影響から回復できておらず、期初の目標を下回る結果となった。また商品カテゴリー別でも衣料品が第2四半期より前年割れの状態が継続しており、婦人服は前期比97.5%と35億円の減収。売り上げ構成比も1.2ポイント低下した。好調を続けてきた宝飾品も円高株安傾向から第4四半期より陰りが見えはじめている。大手アパレルのブランドの集約や廃止などによる売場撤退が相次ぎ、「お買場の商品を埋めるに自社で開発していかなければいけない」(大西社長)という地方店の現状から、今回の3カ年計画の追加施策の核となる仕入構造改革を当初計画の200億円以上から300億円以上に上乗せ。3カ年で50億円の営業利益増益を目指すため、SPA事業化の積極的な推進を図る。SPA事業の具体的な売り上げ計画は、2015年度の売上実績が9億8000万円と好調にスタートを切った婦人靴ナンバー トゥウエンティ ワンの18年度30億円を軸に、イセンタンメンズが18年度20億円、スライス・オブ・ライフ同15億円、BPQC同20億円、イセタンタータン同15億円のSPAコンテンツで合計100億円規模の売上を計画。まず支店・地域店への拡大(社内卸)、国内外の有力百貨店、セレクトストアへの卸(別会社化)、外部出店(SPA事業)へとステップを踏んで、取り組み拡大を図る。また多くの課題を抱える支店・地域店は、従来の大規模店舗をベースとした設計では事業構造が成り立たなくなりつつあるため、新たな店舗モデルの構築が急務と判断。自主MDゾーン(面積シェア70%)ではクイーンズ伊勢丹や三越伊勢丹トランジットなどによるフーズ&カフェ20%、SPAコンテンツ25%、レディ フォア ザ ウィークエンド、イセタン ミラー、リ・スタイルなどの自主編集コンテンツ55%の面積比率をベースに再構築を図る。テナントアソートゾーン(面積シェア30%)に関しては、ファストアファッション系ブランドを導入していない同社の方向性から、シニアサロンや医療モール、カフェなど自社開発のライフスタイル型テナントコンテンツの導入を図り、本店連動型のローコストオペレーションによる中小型店舗運営モデルを運用していく。その中小型店事業に関しては既に2015年度で12店舗32億円と成長軌道に乗ったイセタンミラーは2018年度25店舗70億円を計画。空港ストアも3店舗とも黒字化を達成、イセタンサローネは六本木ミッドタウンが目標の70%とやや苦戦している状況ながら、名古屋ビルヂングのイセタンハウスは順調に推移。2018年度には合計40店舗、売上高160億円(15年度実績23店舗・66億円)を計画している。EC事業の2015年度売上高は114億円で百貨店ECビジネスで黒字化を達成。2018年度には売上高300億円、営業利益16億円を計画しており、ラグジュアリーサイト、越境ECなど外部出店も今期中にスタートする。また、今期より情報戦略本部を新設し、これまで取り組んできたデジタル化の取り組みを統合。今期よりスタートしたTポイントサービス開始などによる新規顧客の創出や店頭ICTの強化、データ分析などによりマーケティングビジネスへの参入などの可能性も探っていく。■基幹3店舗の2015年度売上高基幹3店舗の2015年度店舗別売上高と2016年度の計画は、伊勢丹新宿本店2724億円(前期比105.4%)で今期計画は108.7%。三越日本橋本店1683億1600万円(同101.7%)で今期は107.3%を計画。三越銀座店852億9200万円(同114.6%)で今期は109.2%を計画。基幹3店舗に関しては3カ年計画で200~250億円の集中投資を図り、100億円の増益を達成を見込む。連結ベースでは2016年度売上高1兆3600億円(同105.7%)、営業利益370億円(同111.8%)、経常利益380億円(同103.5%)、当期純利益260億円(98.1%)を計画している。Text:野田達哉
2016年05月20日松屋銀座地下1階の食品催場では5月25日から31日まで、「伊勢志摩フェア」が開催される。三重県伊勢・志摩にちなんだ食材や惣菜の販売及び、イートインにてジビエ料理などを展開する同フェア。伊勢の“土の匠”による有機農法を継承したファーマーが中心となり東京・青梅で無農薬農法に取り組むファーマーズ・T.Y. ファーム(T.Y. FARM)が、サラダなどに入れてもおしゃれで、健康にも良く、見た目も良い野菜を紹介。ラインアップは、ルッコラ、ビーツ、ケール、コリアンダー、イタリアンパセリ、フェンネル、ワサビナ、フレンチブレックファーストディッシュなど(301円から1,401円)。初日には3人のファーマーがそろって出迎え、自分たちが作ったこだわりの野菜を販売する。また、イタリアのミシュラン2つ星レストラン・LA TORRE DEL SARACINOなどでセクションシェフを務めた西田造隆シェフが作る、三重の鹿肉を使ったジビエ料理をイートイン及びテイクアウトで販売。「ビーツ×甘夏」、「フェンネル×小松菜」といった無農薬野菜を使用したコールドプレスジュース(501円)をはじめ、「鹿肉のラグーとほうれん草のピアディーナ」(801円)、「松阪ポークのポルケッタとセルバチコのピアディーナ」(801円)、「ハーブサラダミックス」(501円)などのメニューをイートインで展開。物販では、「みえジビエ鹿肉ウインナー」(721円)、「松阪ポークのポルケッタ」(801円)などを販売する。その他、三重県の特産品を販売するアンテナショップ・三重テラスから、南青山のイタリアン・イル デジデリオの佐藤真一シェフが監修した、三重の豊富な海・山・里の旬の幸を使ったイタリアンが登場。「ソマカツオの塩切り」(681円)、「かっちょび」(1,080円)、「ミエテラス自家製松阪牛ローストビーフ 特性赤ワインソース付き」(1,901円)、「松阪牛 特性ミートソース」(2人前/1,901円)、「松阪牛 ハンバーグのネタ」(2人前/1,901円)、「イタリアンサンド パニーノ」(702円)、「松阪牛3種内臓の煮込み トスカーナ風」(800円)、「サミット記念ビール」(594円)、「日本酒 作 恵の智 純米吟醸」(100ml/497円)などのメニューが展開される。
2016年05月20日プラダ(PRADA)が6月10日、阪急うめだ本店4階に新たなシューズストアをオープン。記念に、通常メイド・トゥ・オーダーのみでしか展開されないアーカイブプリントのリップ柄をプリントしたパンプス「メリージェーン」を同店限定で発売する。また、オープンにあたり6月10日から21日まで期間限定で、パンプスのメイド・トゥ・オーダーサービスを実施。シンプルなベーシックパンプスを中心に、オープントウ、プラットフォーム、スリングバック、チャンキーヒール、リボンパンプスなど17モデルで展開される。スタイルによってはヒールの高さを選ぶことができる他、素材には、クロコダイル、オーストリッチ、パイソン、リザード、アイヤーズ、スエード、シルクサテン、プラダの伝統的な素材である「サフィアーノ」にパテントを施したカーフレザー、パテントレザー、メタリックレザー、ゴートレザー、ブラッシュドカーフ、レオパードプリントを施したヘアカーフの13種類をそろえる。カラーも豊富にラインアップし、素材によってはモレキュール(分子)柄のプリントや、プラダのアーカイブコレクションのプリントを選ぶことも可能。また、ブラッシュドカーフとクロコダイルのシューズのライニングには、ローズプリントを施すこともできる。アウトソールはブラック、ライトピンク、ブルーのスムースレザー、またはブラック、ライトピンクのサフィアーノレザーから選択が可能。アウトソールのプラダのロゴの下には自分のイニシャルを取り付けることもできる。なお、納期は約4ヶ月、プレシャスレザーは約5ヶ月となっており、価格は既製品の価格に対して約20%のチャージがかかる。なお、同サービスは5月25日から6月5日までプラダ 神戸店でも開催される予定だ。
2016年05月20日メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)が5月24日、ブランド初となるシューズコレクションを発売する。同コレクションでは、上質なレザーを使用しハンドメイドで作られたクリーンなシューズを展開。ユニセックスのペニーローファー(メンズ 6万2,000円、ウィメンズ 6万円)、メンズのレースアップブーツ(6万8,000円)、ウィメンズのアンクルブーツ(6万5,000円)とメアリージェーンパンプス(6万円)の4スタイルで構成される。また今後もクラシックなシルエットはそのままに、年間を通じてシーズン毎に限定カラーで展開される予定。同シューズコレクションについて、クリエイティブ ディレクターのジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)と黒木理也は「シューズコレクションのローンチはブランドが成長していく中で自然な流れなんだ。ワードローブに不可欠なものとして、シックとリラックスだけでなく、マスキュリンとフェミニンな要素も提案したい」とコメントしている。なお、ルックフォトはアップカミングな中国人フォトグラファー、レン・ハン(Ren Hang)によって撮影された。
2016年05月20日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『SO X TN: #1』大竹伸朗愛媛県宇和島市を拠点に、絵画、写真、立体、コラージュや音楽パフォーマンスなど多彩な表現を展開している大竹伸朗は、現代美術の中でも最も重要な作家の1人。『SO X TN』とは、東京・東麻布のギャラリーTake Ninagawaが企画開催した大竹伸朗の個展やフェアなどの際に刊行しているカタログの総称で、08年に開催された最初の展覧会である3部シリーズを除く、全ての個展プロジェクトが収録されている。5月には、新たな2タイトル「時憶」と「網膜」が加わり、計6タイトルのカタログがラインアップされる。そして、これらのカタログを集積するコンテイナーの役割を果たすバインダー形式の作品が『SO X TN: #1』である。1点ごとに大竹によって制作される、絵画でもあり、彫刻でもある、重厚、膜厚な大竹伸朗ならではのユニークピースとなっている。5月15日からNADiff Galleryで開催される展覧会、大竹伸朗「SO X TN: #1」と、東京・東麻布にあるギャラリーTake Ninagawaで同時開催の大竹伸朗「時憶」も必見。【書籍情報】『SO X TN: #1』著者:大竹伸朗デザイン:Edit.35(小関学)発刊:Take NinagawaA4サイズ用 2穴リングファイル/310×240×40mm/作家手書きナンバー発売日:2016年5月14日価格:3万5,000円(※250部限定)【展覧会情報】大竹伸朗「SO X TN: #1」会場:NADiff Gallery住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T地下1階会期:5月15日~6月26日時間:12:00~20:00定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)協力:Take Ninagawa入場無料【同時開催展覧会情報】大竹伸朗「時憶」会場:Take Ninagawa住所:東京都港区東麻布 2-12-4 信栄ビル1階会期:5月14日~6月30日時間:11:00~19:00定休日:日・月曜日、祝日
2016年05月19日ロンドンのジュエリーブランド「バニー(BUNNEY)」が5月28、29日の両日、トゥモローランド渋谷本店でジュエリーの刻印イベント「BUNNEY Hand Engraving workshop "Monogram"」を行う。当日は同ブランドのディレクターのアンドリュー・バニー(Andrew Bunney)と英国王室御用達の彫刻職人が来日し、その場で購入者のイニシャルをモノグラムにして刻印する。バニーは2009年にブランドがスタート。スターリングシルバー、ゴールドなどを使用したモッズ、パンクなどロンドンのストリートカルチャーのシグニチャーアクセサリーの(缶)バッジやスタッズなどをミニマムなデザインで表現したアイテムを提案。ストリートカルチャーをベースにしたラグジュアリーなジュエリーとして、日本でもコアなファンに人気を得ている。今年1月から3月にかけて、モッズの象徴であるベスパ(Vespa)のテールランプ、ステップ、サイドミラーなど主要パーツを手作業のハンマー加工で制作したバニー・カスタマイズモデルのPX150がドーバー ストリート マーケット ギンザ(DSMG)、ユナイテッドアローズ アンド サンズ、トゥモローランド渋谷店、ヴァルカナイズ・ロンドン青山などを巡回して展示されたことでも話題を集めた。各アイテムには英国認定機関による銀の品質保証であるアッセイ・オフィス(Assay Office)のホールマークが打刻されており、ジュエリーへのモノグラムの刻印は、今回のみ特別に行われるという。28、29日のイベント両日は、ロンドンのワークショップの職人が、バッジやプレート付きバングルなどにその場で刻印のパフォーマンスを行い、イベント終了後の30日から6月5日まで、同店で刻印の受注を受け付ける。商品の到着は1~2ヶ月後。なお、刻印にはジュエリー本体価格とは別途、刻印料がかかる。同ブランドのディレクターのアンドリュー・バニーはこれまでに(アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)やJ.W. アンダーソン(J.W. Anderson)を輩出した英国ファッション審議会(British Fashion Council,BFC)の「NEWGEN(New Generation)」に3シーズン連続で選出されており、ロンドンの地下鉄のオフィシャルブランドである「ラウンデル ロンドン(ROUNDEL LONDON)」のクリエイティブディレクターとしても活動している。Text: 野田達哉
2016年05月19日マーチエキュート神田万世橋では7月19日から9月16日まで、夏恒例のビールイベント「ビアアーチ ~旧万世橋駅で、赤レンガアーチと電車とクラフトビールと。~」が開催される。趣ある赤レンガ高架橋と、間近に走る電車を眺めながらビールが楽しめる同イベント。万世橋駅界隈にかつて多くのビアホールがあったという背景からスタートし、4回目を迎える今回は、イベントスペース・佇マイに世界中のクラフトビールが100種類以上集結する。アメリカの「ラグニタス」やスコットランドの「ブリュードッグ」などの世界のビールや、長野の「オラホビール」や神奈川の「サンクトガーレン」などの国内の選りすぐりビールも登場する予定だ。また、ビールのお供として様々なフードを2週間ごとに分けて展開。7月19日から31日までは「おさかな」、8月1日から14日までは「おかし」、8月15日から28日までは「おつけもの」、8月29日から9月15日までは「おにく」が提供される。常陸野ブルーイング・ラボでは、欧米を中心に多くのファンを抱える常陸野ネストビールを手掛ける木内酒造とのタイアップにより、マーチエキュート限定のオリジナルクラフトビールが月替わりで登場。7月は昨年好評を得た「HANAYAGI」をよりパワーアップさせた「HANAYAGI ver.2.0」が、8月は炭酸強めの飲みごたえの「SUZUYAKA」が、9月はワイン樽で仕込んだふくよかな香りとフルーティーな味わいが特徴の「HOUJYUN」が提供される。また、サウスコリドーでも常陸野ブルーイング・ラボの「常陸野ビアトラック」が登場し、日によってラインアップが異なるビールを常時5種類展開。常設店であるChef’s Kitchen Studio 『#51』の一部フードメニューがテイクアウトできるサービスも実施し、同ショップで腕をふるうジョーズシャンハイニューヨーク銀座店の元料理長がビアアーチのために考案した限定チャイニーズタパスを提供する。その他、常設ショップでも珍しいクラフトビールや、「ビアアーチ」限定のワンプレートメニューなどを展開する予定だ。【イベント詳細】「ビアアーチ ~旧万世橋駅で、赤レンガアーチと電車とクラフトビールと。~」場所:マーチエキュート神田万世橋住所:東京都千代田区神田須田町1-25-4期間::7月19日~9月16日
2016年05月19日吉野の杉、ヒノキに携わる林業を営む人たちと出会った吉野の旅。山守の中井章太さん(中神木材)が提供する吉野ヒノキパウダーで酵素浴が体験出来るのが京都 ハイアットリージェンシー内にある「酵素浴えんHANARE」だ。間伐材を利用した、これこそ資源のリユースだ。旅の疲れを癒すべく、酵素浴を体験した。酵素浴えんHANARE 京都店■酵素浴って?最近話題の酵素浴。「身体を芯から温めることで、リラクゼーション効果はもちろん、続けることで基礎代謝をあげ体質改善に繋がる」とえんを運営するFlavor(株)の山口尚哉さん。冷えは万病の元といわれるだけに注目を集めている。この酵素浴の熱源は、すべて微生物による自然発酵熱だというから驚きだ。ヒノキパウダーに野草、野菜、果物から抽出したエキスを加え、独自の発酵技術で高温発酵させている。温度は65度から80度まで上がるというので心配したものの体感温度は40度程度。おがくずが空気を含んでいるので、熱がじんわり身体をつたってくるためだという。ふかふかのおがくずに横になると、ヒノキの香りが身体を包む。スタッフが付いていてくれるので、熱いときやもっと熱くしてほしいときは声をかければいい。肩が凝っていると言うと肩に重点的におがくずを集めて温めてくれた。酵素浴は熱めか、ぬるめか入る前のカウンセリングで決められる酵素浴のいいところは、短時間で身体が温まることだろう。岩盤浴だとじんわり1時間程度かかるが、酵素浴は15分程度で芯から温まることがきる。身体が温まるのはもちろん、保湿効果もありしっとり。丁寧にメンテナンスされたひのきパウダーは酵素の力で自浄作用があるので汗は分解されているそうだ。また高温発酵のため菌の繁殖もなく清潔だという。■まさしく循環する木の姿「酵素浴えん」は関西に4店舗、東京に1店舗を展開しているが、どの店舗でも中神木材と提携した奈良県吉野の間伐材からつくった天然のヒノキパウダーのみを使用している。「以前は様々な産地のものを使っていましたが、香りやきめ細かさなど品質が全然違う」とえんを運営するFlavor(株)の山口さんは語る。それもそのはず、本当に手作業でおがくずをふるいにかける丁寧な作業によって上質のヒノキパウダーが生み出されているのだ。ふるいはホントの手作業。カゴを2重にしてより細かくしているもともと吉野のヒノキは質がよく、油分を含んで抗菌作用も高いといわれる。上質のヒノキパウダーときちんとしたメンテナンスによって、いやなニオイのないきれいな酵素浴を体験することができるのだ。「えん」のスタッフも吉野の山に研修に行くことがあるそうだが、数人が交代で2時間かかってようやく1槽分のヒノキパウダーができただけだというから、その手間や推して知るべしである。「いまも吉野の山を見ると間伐材がごろごろ放置されています。なんとかして、それらを活用できないか、発酵を通じて循環させられないかを考えています」と山口さん。ちなみに、酵素浴で使い終わったヒノキパウダーは、なんと堆肥化され大阪にある農場に送られるというのだ。吉野の森から京都、そして大阪へ。この循環する木の行方を見届けるため、次回は大阪の農場へ。【施設概要】店舗名:酵素浴えんHANARE 京都店所在地:〒605-0941京都府京都市東山区三十三間堂廻り644番地2ハイアット リージェンシー 京都RIRAKUスパ アンド フィットネス内電話:075-541-3180営業時間:9:00~22:00(最終受付21:00)ホームページ:
2016年05月19日いつも何か新しいコトがおきる街、ニューヨーク。インスタをチェックしながら歩きたいマンハッタン&ブルックリンのデスティネーションをピックアップ。◇DAY1AM6:00@Central Park前日の夕刻にマンハッタンに着いた、時差ボケを取るのは、セントラルパークでのランニングが一番。ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池の周りを1周、走りながら夜が明けていくNYを見ながら走るのは最高にクール。見ているだけでテイラー・スウィフトの「Welcome to NEW YORK」が流れるような朝焼け。実際走るときのテンポはShake It Offって感じだけどwダコタハウスを右側に眺めながら、ニューヨークに来たことを再確認。走り終わったら、程近くのJuice Generation(@juicegeneration)でコールドプレスジュースを一飲みして、NYの朝は始まる...AM11:00@MEATPACKING DIST.マンハッタンで最近良いのは、言わずと知れたミートパッキングエリア。ホイットニー美術館(@whitneymuseum)も移設されて、またエリアが活気づいている。ハイラインを歩いて回るのも良いし、ホイットニーでアートに浸るのも良い。Jeffrey NEW YORK(@jeffreyatlantanewyork)は毎回チェックする老舗のセレクトショップ。パリの老舗ラグジュアリーをミックスコーディネートしているのを初めて見た衝撃は今でも忘れない。PM12:30@MEATPACKING DIST.&CHELSEAこのエリアの食事には、今ニューヨークでトレンドのフードコートがおすすめ。なかでもこのエリアのGANSAVOORT MARKET(@GansMarket)は雰囲気も良くてニューヨークにいる!って感じ。少し北に歩いてChelsea Market(@ChelseaMarketNY)に行ってThe Lobster Placeでロブスターやオイスターを食すも良いし、ここのクラムチャウダーは最高に美味しい。PM14:00@CHELSEAこの流れで、テーマを雑誌風に決めて編集する新しいコンセプトショップSTORY(@thisisstory)やSTEVEN ALAN HOME(@Steven_Alan)をチェックして、今の空気感を再確認。近くのHIGHLINE HOTELのINTELLIGENTSIACOFFEEもLAヴェニスビーチのお店の次に好き。フードカーのPOP UP感がいいよね。PM16:30@TRIBECATribeccaまで足を延ばせるなら、ノームコアライフスタイルの代表ショップLa Garconne(@LaGarconne)やローカルのほっと一息スポット、アーケードベーカリー(@arcadebakery)もチェックしてみたらいいかも。PM18:00@CHELSEA早目の夕食は、ChelseaMarketに隣接するMorimotoで和食がクール。ローカルの人たちがお箸を使って日本食を食べる光景は、これぞCOOL JAPANって感じ。湯葉がニューヨークで食べれるのは衝撃です。「DAY2:ストリートアートを横目にウィリアムズバーグを散策したら、ローカルにまじってコーヒーブレイク」へ「DAY3:ニューヨーク的ホテルの使い方!街のムードをキャッチしたら、ルーフトップで摩天楼を目に焼きつける」へ【Profile】Producer,Brand Development/Serious Triathlete
2016年05月19日フレデリック・カッセルが月替りのテーマをもとにスイーツを展開している「Inspiration」 から、6月は“ピスターシュ(ピスタチオ)”をテーマにした3種類のスイーツを発売する。月ごとのテーマに合わせた「ミルフイユ・フィンガー」、「タルト」、「マカロン」といった3つのスイーツを提供している「Inspiration」の春夏コレクション。6月は“ピスターシュ”をテーマに、ピスタチオの華やかさやコクなど食感や味わいの奥行きを感じるコレクションに仕上げられた。「ミルフイユ・フィンガー ピスターシュ」(720円)は、キャラメリゼしたミルフイユのパイ生地に、ピスタチオのプラリネとピスタチオガナッシュクリームを重ね、ピスタチオ香るマスカルポーネクリーム、ホワイトチョコレート、砕いたピスタチオをトッピングしたスイーツ。「タルト ピスターシュ ブロンテ」(600円)は、芳醇な風味のシシリア・ブロンテ産ピスタチオを使ったクレームのタルト。中にはホワイトチョコレートとピスタチオのなめらかなクリームを閉じ込めた。ホワイトチョコレートベースのピスタチオのガナッシュに、サクサクとした食感をプラスしたマカロン「マカロン ピスターシュ」(240円)も登場する。また、6月の新商品として、バターの風味豊かにしっとりと焼き上げたココナッツが香る小さなフィナンシェ「プティフール ココ」(10個入り 800円)も販売される予定だ。
2016年05月19日マメ(mame)は、5月18日から24日まで、伊勢丹新宿店で、2016春夏コレクションアイテムを紹介する期間限定ショップを同店本館3階段センターパーク/ザ・ステージ#3にオープンする。今シーズンのマメのテーマは、錬金術師を意味する「アルケミスト(Alchemist)」。デザイナーの黒河内真衣子によれば、小説家パウロ・コエーリョ(Paulo Coelho)の作品『アルケミスト-夢を旅した少年』の主人公を自らと重ね、黒河内が夢の中で旅をしたアメリカ・ニューメキシコ州での出来事を「錬金術」と捉え、この錬金術こそが自らにとっての「服をつくる」ことであり、2016春夏アイテムで具現化したという。今回の展開アイテムは、ニューメキシコの広大な大地を“乾いた土色のようなベージュ”や、足元を這う植物を“白みがかったグリーンの白緑(びゃくろく)”で表現。会場では三越伊勢丹限定として4つのアイテムが発売される。「Lace & Embroidery I-Line Dress」(5万8,000円)は、デコルテを透かして見せる繊細なレースが印象的なブラックのドレス。女性のフォルムにフィットするこのシルエットは、同ブランドのアイコニックな定番スタイルで、キーカラーであるミントグリーンのレースに、シーズンを象徴するボタニカルなモチーフが刺繍されている。「Open Shoulder Cotton Blouse」(3万9,000円)は、ハリ感のあるコットン地がナチュラルな風合いを醸し出し、肩口や胸元が大胆なカッティングのブラウス。オーバーサイズのゆったりとしたシルエットは、リラックスした着こなしを実現。カラーはホワイトとネイビーの2色展開となっている。「Botanical Embroidery Tight Skirt」(4万3,000円)は、程よい光沢感とハリ感のあるジャージ素材を使用したネイビーのタイトスカート。削ぎ落としたミニマルなデザインに、ややハイウェストのシルエットがクラシカルなニュアンスがプラスされ、こちらもボタニカルな刺繍が施されている。「Rayon Tuck Pants」(4万3,000円)は、八分丈のパンツで、直線的なラインを意識したデザインがすっきりとした着こなしを実現。ミニマルなデザインが美しい生地感とドレープを強調する仕上がりになっている。尚、会期中、5万円以上購入した先着12名には、会場装飾でも展示されている「叢 - Qusamura(くさむら)」(広島県西区)の植物がプレゼントされる。
2016年05月19日若手作家による展覧会シリーズ第4弾となる展覧会「アペルト04 Nerhol Promenade/プロムナード」で、写真と彫刻を横断する表現を探求してきたアーティストデュオ・ネルホル(Nerhol)が5月21日から8月28日まで石川県・金沢にある金沢21世紀美術館 長期インスタレーションルームで開催する。Nerholは、紙や印刷物の彫刻作品に取り組んできた彫刻家の飯田竜太と、グラフィックデザイナーとして平面・視覚情報と向き合ってきた田中義久のふたりによるアーティストデュオ。物質とイメージといった別の角度から“紙”という日々大量に消費される流通物と向き合ってきたふたりが、独特の立体感を持つヴィヴィッドな姿とともに見るものに鮮烈な印象を与える作品の数々を生み出している。今回の展覧会では、美術館全体を遊歩の場としてとらえ、見る角度や距離によって多様な表情を見せる新作を展示。街路樹を少しずつ輪切りにししながら撮影された一枚一枚の写真を大きく引き伸ばして束にし、刻み込んで制作された新シリーズ「multiple - roadside tree」や、鏡面紙を用いた新作などが出展される。また、関連イベントとして5月21日の16時から17時30分までは、Nerholのふたりと金沢美術工芸大学講師、星野太との特別対談が開催される他、6月には展覧会カタログ『Promenade』も発売される予定だ。【イベント情報】「アペルト04 Nerhol Promenade/プロムナード」会場:金沢21世紀美術館 長期インスタレーションルーム住所:石川県金沢市広坂1-2-1会期:5月21日~8月28日時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)休場日:毎週月曜日(ただし7月18日、8月15日は開場)、7月19日入場無料
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