女性自身がお届けする新着記事一覧 (82/893)
ビジネス書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)の著者・安達裕哉氏が12月1日、X(旧Twitter)を更新。その内容が波紋を呼んでいる。今年4月に発売された『頭のいい人が~』は、11月に41万部のベストセラー(トーハン/ニッパン調べ)を記録し、“23年日本で1番売れたビジネス書”の称号に輝いた。その著者である安達氏は有名企業で経営コンサルティングに従事したのち、マーケティング会社の社長としても活躍する業界最注目のビジネスパーソンだ。Xのフォロワーは4万人を超え、連日、仕事で役に立つスキルやマネジメントについて発信している。そんな安達氏だが、1日にこう投稿した。《繰り返しますが、上司には「態度がムカつく部下には教えない、相手にしない」と言う権利があります。ガンガン見捨ててOK。部門の業績さえ良ければ、誰を相手にするかは当然、自由です》普段からマネジメントなどについて鋭く指南し、オウンドメディア支援の会社の代表を務め、コンサルティング、Webメディアの運営支援などしてきた安達氏。そんな同氏による“ムカつく部下”への強気な持論はSNS上で波紋を呼ぶ事態に。《同僚とかならまだしもこんなクソ上司居たら組織腐るから要らないワンマン社長で1人で仕事すればいい》《SNSに対する意識の低さが凄いCEOのいる会社嫌過ぎるな。逆に見捨てられそう》《CEOが顔出しでパワハラ容認!?うせやろ…》《やな上司だな~。仕事覚えさせないと業務が回らんでしょうが。無能か》いっぽうで、安達氏の主張に理解を示す人も。《しっかり燃えているpostだけど、 「使えない奴はどんどん投げ捨てていく」ニュアンスというよりは、 「ああもうダメかもな…」つって掴んでいた手を放してしまうタイミングが時々あるというニュアンスの話だと思っています》《「人材育成できない上司は上司としてクソ」という意見が散見されるけど、上司は組織を中長期的に発展させる責任はあれどむかつく部下を更生させる責任はありません》現在、投稿の表示回数は770万回を超えている。顔出しで発信してきた経営者の衝撃発言に、社員は何を思うだろうか。
2023年12月05日12月1日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系、以下Mステ)に、イタリア・ローマ出身の人気ロックバンド「マネスキン」が初登場した。昨年8月に開催された「SUMMER SONIC 2022」で鮮烈な“日本デビュー”を飾り、一躍知名度を上げたマネスキン。Mステでは、今年9月1日にリリースされた新曲「Honey(Are U Coming?)」を披露。出番直前にはMステのX公式アカウントで、《最高のパフォーマンスを見せるので、楽しみにしていてください!》と彼らのコメントが紹介されていた。そんななか、SNSでは共演者による“悪ふざけ”が物議を醸している。注目を集めたのは、マネスキンのパフォーマンス直前のこと。マネスキンのファンだというHey! Say! JUMPの中島裕翔(30)は「聞きたいことがある」として、ステージで待機するボーカルのダミアーノ・ダヴィド(24)に英語で「一番好きなアニメは何ですか?」と話しかけた。するとダミアーノは漫画家・諫山創氏を原作者とする『進撃の巨人』の英語タイトル『Attack on Titan』と、はにかみながら回答。さらに中島は「一番好きなキャラクターは?」と問いかけ、ダミアーノは主人公の「エレン」と答えていた。ところが中島は「さすがっすね、テレビのこともわかってらっしゃる。あの、(ダミアーノは)ドラえもんとクレヨンしんちゃんが好きだって……」と“誤訳”をわざと紹介。すると隣に座っていた山田涼介(30)に、「いま、進撃の巨人の話をしてるよ」と即座にツッコミを入れられていた。中島の“悪ふざけ”にスタジオは笑いに包まれていたが、SNSでは賛否が巻き起こる事態に。《Mステのマネスキンへのインタビュー、胸が痛む》《日本人アーティストが海外の音楽番組で同じことされたら、って思わないのかね。恥ずかしい》《輪ノリが楽しいんだろうけど、アーティストに対して失礼ですよね観ていて下品だなーと感じました》と、苦言を呈する声が上が。だがいっぽうで《Mステは生放送だしほぼ事前に話す内容決めてると思います》《お互い事前に合意済みの台本通りの受け答えをしたただけだと思う》と、“事前の打ち合わせがあったはず”と擁護する声も上がっていた。「ダミアーノは来日する以前から『進撃の巨人』の大ファンで、腕に主人公のエレン・イェーガーのタトゥーを入れるほど。来日公演では、アニメ第2期のオープニングテーマ『心臓を捧げよ』をアカペラで披露していました。いっぽう中島さんが挙げた『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』は、Mステと同じテレ朝で放送されているアニメ。場を盛り上げようとして引き合いに出したのかもしれませんし、事前に台本が用意されていた可能性も十分にあり得るでしょう」(テレビ局関係者)とはいえ、思わぬところで火種がくすぶっているようだ。「双方のファン同士が、ぶつかり合っている投稿も散見されているのです。例えば中島さんについて《叩くのやめてくれる? 》と擁護するユーザーに、《台本だとしてもMステにも中島さんにも非があります》と反論するマネスキンのファンもいました。中島さんの発言には様々な意見があるでしょうが、ファン同士が揉めるのはアーティストたちも望んではいないでしょう」(WEBメディア記者)
2023年12月04日12月3日、和田アキ子(73)が情報バラエティー番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演。後輩へのハラスメント行為が発覚し、楽天から自由契約となった安楽智大選手(27)についてコメントした。球場内のロッカールームで若手選手に下半身を露出させる、後輩選手に「アホ」「バカ」などと発言する、食事の誘いを断った選手に対し、深夜に執拗に電話やLINEを繰り返すなどといったパワハラ行為が報じられていた安楽。球団側は11月30日に会見で「報道はほぼ事実」とし、自由契約となったことを明かした。『おまかせ!』では、和田が一連の安楽の問題について言及。「相手の取り方やからね、屈辱を感じたりするのは」と、“された側”がどう感じるかが重要であるとし、「やっぱりロッカールームで下半身を露出させたと、こういう身体的なことは擁護とかできないもんね」と断罪。安楽が後輩選手に深夜にまで電話やLINEを送っていたことについては、「その労力はすごい」と驚嘆。「今は会わないで電話とかLINEでなんでも済むから、かえって執拗にしつこくなってくるのかもわからんね」と和田は話した。安楽のパワハラ行為に対し、終始厳しい態度でコメントした和田だったが……。ネット上では、こんな声が相次いでいる。《番組見てましたが御自分が同じように飲み会を強要したりされてた噂を聞いたことがあったから「どの口が言うのか」ってテレビの前で突っ込んだ方が多いのでは?と思いました》《この人は本当にパワハラをしたことはないのか》《安楽に対する和田アキ子の発言、年間おま言う大賞やな》というのも、和田は後輩タレントに対して厳しいムチを振るうことで知られている。「4月に『おまかせ!』で、chat GPTに“和田アキ子との飲み会を少しでも早めに切り上げるときの言い方”について聞くという場面が。chat GPTは『早起きをする予定があるので、そろそろ失礼します』という回答をしましたが、和田さんは『それは無理、関係ない』と切り捨て。さらに『体調が悪くなってきたので』という言い訳には『それもダメだ。病院についていく』と、和田さんは退席を厳しく禁じる姿勢を見せました」(芸能関係者)そのためか、和田の誕生日会には苦い思い出があるタレントも少なくないようで……。「40代で早稲田大学に入学した東国原英夫さん(66)ですが、入学翌日に新入生が絶対に出席しなければならないガイダンスと和田さんの誕生日がバッティングすることに。当時和田さんの誕生日会は“強制参加”という不文律があったため、東国原さんはやむなくガイダンスを欠席し、和田さんの誕生日会を選ぶことに。『あの頃は強制でしたから、つらかった』『1週間前から胃が痛くなる』ともかつてテレビ番組で振り返っていました」(前出・芸能関係者)和田と親しいことでも知られる勝俣州和(58)も、お笑いコンビ・鬼越トマホークのYouTubeチャンネルに20年8月に出演し、和田の誕生日会の様子を暴露。勝俣によると、和田さんの誕生日会中に20人ほどで「チューチュー!」「みんなしてチューしちゃえ!」と部屋の隅に追い詰めていったところ、和田がいきなり「シーーーー」と息を吐いたという。すると和田は勝俣の顔に鉄拳制裁を下したというのだ。勝俣はあまりの衝撃の強さに「ドクロが裏返った」と表現していた。東国原や勝俣は、和田のこうした振る舞いをどう受け取っていたのだろうかーー。08年には本誌のインタビューに対し、「公の場所で恥をかく前に、誰かが叱ってやるべきなんです」と後輩を叱る意図を明かしていた和田。後輩タレントへの厳しすぎるようにもみえる態度は、和田なりの愛のムチなのかも?
2023年12月04日登録者数72.1万人のYouTuber「オセロ」が投稿した動画に波紋が広がっている。12月3日、「24時間揚げ物生活!さすがに更生しました!」という動画をアップ。メンバーのたくみなかうが、アメリカンドックやイカフライなどの合計8個の揚げ物やスナックを頬張るという1分ほどの内容だ。「24時間〇〇生活」というのはYouTuberの間では定番の企画。他のYouTuberらが行っているように次々と食べる様子が映し出されると思いきや、たくみなかうは、全ての食べ物を一口かじったあと、飲み込むことはせず、袋に吐き捨てていた。最終的に「20:00ゴミ捨て場」というテロップが映し出され、マンションのゴミ捨て場のような場所にゴミ袋を捨てる場面で動画は終了した。同様の内容はTikTok上にもアップされており、こちらには2000件以上のコメントが寄せられた。多くは批判的なものだ。また、X上でも拡散され動画内の行為を非難する声が相次いでいる。《ほんと、面白くない。バチが当たるよ》《全く面白くないし、何がしたいのかわからない。不愉快》《不快すぎるなぁ。もう、麻痺してんだろうな》《炎上狙いなのか分からんが、基本的に食べ物粗末にする人はろくな奴じゃない》《汚ねぇ、二度と 食いもんを食うな食べたくても食べれない子居るんだぞ恥知らずだし失礼、何がしたいん怒りすらある》「オセロは元々、たくみなかうのほかインフルエンサーとして活動していた2人と”タモ好き”の4人で構成されていたYouTuberグループです。ナイジェリア人であるタモ好きのキャラクターが人気を博していましたが、今年10月にタモ好きとメンバーのたまきが脱退。残ったリーダーのなおキングとたくみなかうで活動していましたが、豚汁をなおキングの頭にかけたり、おにぎりをバットで打ち付けるなど、食べ物を粗末にする動画ばかりを投稿し、大きな批判を浴びていました。その批判に耐えかねたようで、11月30日、なおキングも脱退を発表。誹謗中傷のDMがたくさん届いたと明かし、『オセロのリーダーとして相方が食べ物を粗末にしているのを毎回止めれば自分も傷付くことなく視聴者の皆さんも楽しめる動画が出来ていたと思いました』と謝罪していました。メンバーがたくみなかうのみとなった現在、今回話題になった動画に『更生しました』と付いているのは、このメンバー脱退を受けてのことでしょう」(Webメディアライター)たくみなかうが一つ前に投稿していた動画では、食べ物を粗末にする動画をあげる理由について「楽しいからだろうが」と叫び、「買ってるの俺やねんから権利は俺にあるやろ」と主張していた。
2023年12月04日12月3日、お笑い芸人のやす子(25)が『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)で、貧しかった幼少期の壮絶な思い出を告白した。番組の企画で、「セブンイレブン」の冷凍商品の新規企画を任されたやす子は、テーマとして「食べて楽しく元気になる」ことを掲げた。このことをテーマにした理由は、やす子の幼少期の経験にあるようだ。「うちは家庭環境が貧しくて、テレビがなかったり洗濯機がなかったり」と語るほど、貧しかったというやす子。母子家庭のため、母親はやす子と妹を育てるべく働きに出ており、家では妹と2人きりで過ごすことがほとんど。おなかをすかせた妹のため、やす子は学校で率先して給食当番となり余ったパンや牛乳を持ち帰って食べていたそう。それほど家庭での食事はままならず、「給食以外食べないことが多くて、自分の記憶だと夜ご飯とか1分ぐらいで終わった記憶なんですよ」ともコメント。また、夏休みについては「本当に地獄でしたね。給食ないから」とその過酷さを振り返っていた。飢えを救ってくれたのは、スーパーで50円で売っていた大量のパンの耳。夏休みの間はずっとそれを食べていたのだという。ひもじい食生活だったが、あるときやす子は妹を喜ばせたいとの思いで、パンの耳を油で揚げ、砂糖をかけてアレンジ。すると、「お姉ちゃん美味しい」と妹が笑顔になったという。この妹との思い出が、今回のテーマ「食べて楽しく元気になる」に通じているのだ。この放送に衝撃をうけた視聴者は数多くいたようで、SNS上には、やす子の極貧エピソードに胸を打たれた人の感想が相次いで投稿された。《「つぶれない店」で、やす子の小さい頃に1日の食事が学校の給食だけの日もあったという話を聞いて、胸がギュッとなる》《やす子ちゃん本当に小さい頃苦労したんだね。妹さんいて、ご飯食べるのも苦労したんだね…なのにとっても魅力的で素敵な人だなぁ!笑顔も素敵よねー。何か頑張ろうって思った!》《やす子さんの頑張りに涙。苦労されてきたんですね。私も母子家庭で育ったので共感しました》《芸人のやす子さん、幼少期に貧乏で苦労してきたんだね。初めて知ったけど、みんな色々あるんだね。久々に少し涙ぐんだ》また、放送当日やす子はXで《VTRでは可哀想な感じに見えますが実際子供の頃は貧乏だけどとても楽しかったし、1人で育ててくれた母親には感謝しています今はとても母と妹とも仲いいです》とフォロー。この優しい心遣いにも“素敵!”と絶賛の声が寄せられていた。
2023年12月04日12月3日、ダウンタウン・松本人志(60)と中居正広(51)がMCを務める『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で、次回17日放送のゲストとして赤西仁(39)と山田孝之(40)が出演することが発表された。著名人2人をマッチングさせ、対面トークさせる『まつもtoなかい』。これまでにも布袋寅泰(61)とYouTuberのHIKAKIN(34)、叶姉妹やきゃりーぱみゅぱみゅなど、異色の組み合わせで展開されるトークが話題になってきた。元KAT-TUNで、’14年にジャニーズ事務所を退所した赤西はこれが10年ぶりのバラエティー番組出演。中居も「赤西仁さん……赤西くん!?」と驚きの表情を見せたが、芸能関係者は語る。「中居さんはもともと、“辞めジャニ”との共演には慎重な姿勢だったのですが……。旧ジャニーズ問題もあり、心境が変わったのかもしれません」‘20年10月に退所した山下智久(38)はHuluオリジナルドラマ『神の雫/Drop of God』の番宣のため、今年9月に『ヒルナンデス!』や『ZIP!』など日本テレビ系の番組に多数出演。しかし中居が笑福亭鶴瓶(71)とともに司会を務める『ザ!世界仰天ニュース』へのゲスト出演の話が持ち上がるも、中居が「待った」をかけたと「女性セブン」が報じていた。「これは、中居さんの旧ジャニーズ事務所への配慮だといいます。中居さんのマネージャーは旧ジャニーズ事務所からの出向ということもあり、独立後も良好な関係を築いてきました。それだけに、辞めジャニとの共演には慎重にならざるを得なかったということです。実際、5月には『まつもtoなかい』の初回ゲストとして香取慎吾さん(46)が出演し元SMAP同士の久しぶりの共演が話題になりましたが、共演は実に6年ぶり。中居さんが相当慎重になっていたことがうかがえます。香取さんとは元SMAPのよしみということで共演を承諾したかもしれませんが、山下さんをはじめ錦戸亮さん(39)や手越祐也さん(36)といった後輩辞めジャニとは、退所後一度も共演していません」(前出・芸能関係者)しかしここに来て赤西と共演し、ついに“タブー”解禁。そこには目まぐるしく変わる芸能界の構造が関係しているという。「旧ジャニーズ問題が噴出して以降、各局が旧ジャニーズ事務所との関係を検証した内容を公表しています。『まつもtoなかい』のフジテレビも10月21日に特別番組を放送し、元制作幹部の『事務所を辞めた人はキャスティングしないほうがいいのではないかという考えがあった』という証言が紹介されました。こうした反省から、フジテレビも今後“辞めジャニ”の起用に前向きになっていくと見られます」(前出・芸能関係者)ついに“辞めジャニ”との共演を解禁した中居。“この勢いで!”と、これまで実現してこなかったSMAPの“ツートップ”として人気を博した木村拓哉(51)との共演を期待する声がSNS上で続出している。《今日といい、次回といい凄いマッチングだなーこの調子だと来年一発目に浜ちゃんと木村くんが出そうな勢い》《この番組に不可能は無い!来年は是非木村くんをゲストに!》《まつもtoなかい次のゲスト赤西君か(笑)いつかまつもtoなかいに、木村君が出演する時がありそうな気はする》
2023年12月04日帯状疱疹ワクチンの補助金が出るということが各自治体で発表され、50代以上の女性たちの間で、接種するかどうかが話題になっている。80才までの3人に1人が発症するといわれる「帯状疱疹」。体の片側に、痛みが出ると、そのあと神経に沿って帯状に発疹・水ぶくれの症状があらわれる。激しい痛みを伴い、発熱や頭痛の症状も出ることもある。早期に治療を開始すれば通常は2~4週間でよくなっていくことが多いが、10~25%の人は「帯状疱疹後神経痛」へと移行し、治療に数か月から数年を要することもあるのだ。重症化すると、神経痛だけではなく、しびれ、顔面神経麻痺、失明、難聴になることもあり、“普通の暮らし”ができずに、QOLの低下にもつながってしまう。発症する人は、過去に水ぼうそうに罹った人。「水疱瘡(ぼうそう)・帯状疱疹ウィルス」は、治癒後も神経に潜伏し、免疫力低下や加齢により、このウイルスが再び活性化することで発症してしまう。そして、発症率が増加するのが50代!NHKの『クローズアップ現代』の特集では、患者の7割が50代だったという。発症リスクとしては、過剰なストレスや過労、糖尿病や感染症による免疫力低下、免疫抑制による治療、自己免疫不全などがあげられる。60代、70代の発症率も高いうえに、帯状疱疹後の神経痛への移行リスクも高くなる。だからこそ、帯状疱疹は早期治療が重要だが、50歳以上は、予防のためにワクチン接種の対象となっている。また2023年から、このワクチン接種費用を助成する自治体も増えている。7月からは、テレビCMでも、風吹ジュンさんの演じる母と、井上真央さん演じる娘とが、帯状疱疹について語り合う帯状疱疹啓発が行われている。■50代、帯状疱疹ワクチン、打つ?打たない?今回、「女性自身」では、500人の女性に緊急アンケートを実施。調査の結果は、以下の通り。「すでに摂取している」28人「打ちたい」103人「打ちたくない」194人「迷っている」173人最も多かった「打ちたくない」という人は、副作用や効果に対する疑念があるという人や、コロナワクチンをイメージしてしまい躊躇しているというのが主な理由であるようだ。「打ちたい」という人は、帯状疱疹の辛さを経験した人や、周囲で罹患した人の話を聞いて接種を希望している。すでに打った人は、医者からのすすめや、ワクチン接種の案内などを受けたことがきっかけの人も。東京都保険医療局サイトによると、ワクチンには乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの2種類があり、前者は生ワクチンで1回1万円程度、持続性は5年ほど。一方、後者は不活化ワクチンで2回で4万円程度、持続性は9年ほどだという。発症予防効果は、生ワクチンが69.8%、不活化ワクチンが96.6%というから、費用と効果を考慮して決めたいところだ。アラ還になった本誌記者は……主治医の西本クリニックの西本隆院長からこんな話を聞いた。「生ワクチンは、1回打てばいいけれど効果は5年ほど。新しい不活化ワクチンは、2回打ちますが、予防確率でいうと、50歳以上は97%、70歳でも91%、少なくとも10年以上は大丈夫。あなたの年齢や仕事を考えると、ワクチンを打たれたほうがいいと思いますよ」仕事や家庭でさまざまなストレスに直面することも多く、それでも頑張らなければいけない年代の人達に、西本先生がお勧めしたいというのが帯状疱疹予防のためのワクチン接種。「昔は、水疱瘡に罹る子供さんも多かったので、自然に大人たちも免疫が強まる、いわゆるブースター効果を得る機会がありました。しかし、子供さんに対する水痘ワクチンの定期接種が始まって、このようなブースター効果を獲得しにくくなったことも、今の50代以降の方々に帯状疱疹が増えている一因の一つとも言われています。実は私も60歳になった年に、『自分は罹らないだろう』と思っていた帯状疱疹に罹患した経験があります。このころは、まだ今のような不活化ワクチンはなかったのですが……」従来からの弱毒生ワクチンと、新しい不活化ワクチンのどちらを選択するかは、一人一人がよく情報を咀嚼して決めたい。「副作用も気になるところですが、一時的な注射部位の痛みや発熱は、ワクチンに含まれるアジュバント(免疫力を上げるために使われている物質)によるもので、ワクチンの有効成分自体とはまず関係がないと考えられます。」記者が、自分でも調べてみると、自治体により、新しい不活化のワクチンは助成金があることを発見!記者の住む自治体では、50歳以上の人で、1回につき1万円×2回の助成があることが判明した……そこで、助成の申し込みをした。そして……不活化のワクチン接種、1回目!筋肉注射なので、腕に痛みが出たのと、翌日、体がだるいな~と思ったら、37.5度の発熱があった。その翌日の朝も37度代になったが、昼過ぎには平熱に下がった。副作用だって人それぞれのはず。打つか?打たないか?補助金が出ても、まだ高いと感じる人もいるし、効果が分からないと迷っている人も多い。かかりつけの医師に相談するなど、後悔のないように、公的機関のお知らせなどを読んでしっかり考えよう。【教えてくれたのは……】西本隆(にしもとたかし)医師・西本クリニック院長。日本東洋医学会 漢方専門医・指導医/日本内科学会認定内科医。兵庫県西宮市にある、内科、漢方内科、アレルギー科、心療内科のクリニックで、漢方と西洋医学を生かして、一人ひとりの患者に合わせたオーダーメイド的な総合治療を提供し全国から患者たちが診察に訪れる。
2023年12月04日かつて来店客に対して「クソ素人」などと非難し、物議を醸したラーメン店「道の途中」の店主が11月29日、元NGT48の荻野由佳(24)が来店したと報告した。「道の途中」は、もともとアメリカ・ボストンにも出店するほどの人気チェーン「夢を語れ」の一店舗だった。ところが4月21日、同店に訪れたあるTwitter(現X)ユーザーが、具体的な店名を出さずイニシャルで表現した上で、同店のスープや麺などを「不味い」と酷評。そして「もう2度と行かない」とツイートしたところ、その投稿を見つけた店主はこうリプライした。《もちろんもう二度と来ないでください!お残しに募金を頂いてるのですが、不快だったので声もかけず、ありがとうございましたも意識的に省略しました》《コールの時に「にんにくなし」って言われた時点で、クソ素人が来たなと思ってたんですけど案の上だったので、そもそもこういう輩が入って来ない店を目指したいです》すると、この投稿はたちまち大炎上することに。同月24日、店主はTwitterに謝罪文を掲載し、一連のツイートも全て削除したが、それでも非難の声は止まず――。その結果、「夢を語れ」本部は本誌の取材に対して担当者が謝罪した上で、店の屋号を外させると明かした。そして実際、騒動の後に屋号は変わり、現在は「道の途中」という店名で営業している。そんな「道の途中」の店主は騒動から約7ヵ月後となる11月29日、自身のブログを更新。もともと店の隣町出身の荻野に来店してほしいという夢があり、店内に荻野のポスターを掲示したり、その様子をブログで明かしたりしていた店主だが、《本人登場です(笑)》といい、ついに荻野が来店したことを報告。ツーショットを公開した。荻野はこの日、父親と兄との3人で来店したそうで、店主は《なんせもちろんアポなし来店であったので、店の扉が開いた瞬間に直ぐに由佳ちゃんに気づけて、ボキャ貧というかとても失礼な話で「マジか!やばい!」と飲食店経営者としてあるまじき言葉を発してしまったのです》とコメント。さらに《なんでも僕がこのブログに荻野さんの来店を待望してる旨をスクショして、荻野さんに教えてくれたファンの方がいたようで、今回はその方のおかげでもありますよね》と感謝し、《ラーメンを食べ終わった後に少しだけお話する時間があって、お互いに応援してる浦和レッズのことや、これまたお互いに炎上してしまった者同士で、僕にとってはずっと輝くような貴重な時間を頂けました》と明かした。また店主は《ここで僕が口を大にして言いたいのは、夢を公言することは、それが実現への一歩だったりもするってこと。これは謙遜ではなくて、僕が荻野さんに来店してもらいたい旨をネットに上げなかったら、今回の件は実現しなかったでしょう》といい、こう結んだ。《僕も荻野さんみたいに、誰かを喜ばせられる人間になりたいですね~。あらためて荻野由佳さんを始め、一緒に来店してくださったご家族の皆さん、及び荻野さんに情報提供をしてくださった方、本当にありがとうございました!》店主は道の途中で、念願の夢を一つ叶えたようだ。
2023年12月04日「本当、皆さんご心配なく。本当にあの、ちょっとモヤっとさせてたんですよ」12月2日放送の『田中みな実 あったかタイム』(TBSラジオ)で、こう呼びかけたのは田中みな実(37)。ゲスト出演した人気占い師・ゲッターズ飯田(48)から「ネットに出てる“大谷翔平と田中みな実結婚する”、あれ何なんですか?」と問われ、「あれ、ねぇ~。上がってくる」と反応した田中。大リーグ・エンゼルスからFAとなっている大谷翔平(29)との“結婚説”が、浮上していたというのだ。田中はゲッターズ飯田の問いを否定することなく、「(大谷選手との)相性ちょっと見て」と要求。ゲッターズ飯田が「友達からの延長で、恋は入ってます」と占いの結果を伝えると、田中は「いや、そんな時間はない」と即答した。その理由は大谷と友達になることが難しいだけでなく、「私、あんまり友達から(恋に発展すること)ってないです」と明かした。田中は“一目惚れするタイプ”だといい、第一印象が良い人に惹かれるという。その上で冒頭のように“結婚説”を否定しつつも、「気分は悪くないじゃない」とご機嫌な様子だった。いっぽうで大谷との“結婚説”をめぐっては、“直撃”も受けたようだ。田中が横断歩道で信号待ちしていたところ、小学生くらいの少年から「すみません、田中みな実ですか?」と声をかけられたとのこと。田中が「はい」と答えると、少年は「大谷翔平と付き合ってるんですか?」と質問。田中が「どういうこと?」と聞き返すと、少年は「TikTokで流れてきたんです」と答えたという。この出来事を振り返って、「若い子たちも知ってるんだなと思って。そういうネットニュース」と述べた田中。「“田中みな実”で検索したら、スペース(を挟んで)大谷翔平さんの名前が出てくるから」と語り、「それはそれでいいかなって。悪い気はしないから。ありがたいよ、こちらは。あえて別にラジオとかでも言及しなかったけど、もうこれで消えちゃいます」と寛容さを見せていた。終始まんざらでもなさそうな素振りを見せていた田中だが、肝心な情報の出どころはというと……。「そもそも、大谷選手と田中さんの熱愛を報じたメディアはありませんでした。噂のきっかけは、今年4月に山田邦子さん(63)のYouTubeチャンネルで公開された『【重婚希望】大谷翔平が気になる!!』と題する動画です。山田さんは大谷選手の“結婚相手の候補”として、田中さんや上白石萌音さん(25)、橋本環奈さん(24)など複数の女優を推薦していました。メディアも山田さんの動画に反応し、『スポニチアネックス』は『山田邦子、大谷翔平の結婚相手を大予想「私は広瀬すずちゃんを…」』のタイトルで記事を配信。ところが、直後に記事が削除されたというのです。理由はわかりませんが、悪意のある記事ではなかったため不自然に感じた人もいたようです。一部では、“大谷選手を狙っていた田中さんが怒って記事の削除要請をした”という説を報じたメディアも。そうした情報に尾ひれがつき、結婚説が浮上したようです。とはいえ山田さんの動画は、再生回数が約4,500回とバズっているわけでもありません。あくまでも“独自予想”なので、真に受けるのもいかがなものかと思いますが……」(芸能関係者)「皆さんご心配なく」と“上から目線”で、もったいぶるように語った田中。しかしネット上では“結婚説”の認知度はさほど高くないようで、しらけムードが広がっている。《あり得ないあり得ない。そんな説聞いたことないしジョークでも面白くない》《知らなかった。聞いたこともなかった。知っていても「モヤッと」する事もなかったと思う》《いや…肯定も否定もせずそのまんまって、めっちゃ独りよがりやん。あなたは気分悪くなくても、実際には交際していないのならば大谷翔平にしたらいい迷惑なんやない?》《ある訳がない。大谷さんの視界にもないよ。話題作りか!》
2023年12月04日12月3日、都内で行われたオンラインRGP「メイプルストーリー」のオフラインイベント「Super Maple Party」の会場に香取慎吾(46)が登場した。「メイプルストーリー」は世界で累計1億8千万人以上がプレイしている大人気ゲーム。香取は鮮やかなオレンジ色のシャツを着てイベント会場を見学したあと、同じオレンジ色のメイプルキノコと可愛らしいフォトセッションに臨んだ。イベント後の囲み取材では「リトカっていうのは香取を入れ替えて、憧れの高橋名人のように付けた名前なんです。YouTubeでゲームやるときに実況中継やるときのキャラなだけなので、実はリトカ名人として取材を受けるのは初めてなんです。久々だよ!こんなに多くのカメラに囲まれるのは。びっくりです、急に芸能人になった気分(笑)」とおどけてみせた。ゲーム歴を聞かれると「子どものころからなので30年以上。香取慎吾の芸歴と同じくらい。ファミコン、スマホ……ほとんどの機種のものをやっていましたね。子どものころからある程度お金は稼いでいたので(笑)。今でも印象に残っているゲームは、スパルタンX、アイスクライマー、ゼビウス、クラリウス……」と昭和の人気ゲームの名前がずらずらと出てきた。また忙しかったころもゲームをやっていたのかを聞かれると、「ずーっとやっていましたね。良くドラマの共演者に『慎吾ちゃんはいつも寝ていた』って言われてたけど、仕事以外はゲームをやっていたので、合間は寝ていたんですよね(笑)」と振り返りながらも「ポートピア連続殺人事件」「風雲たけし城」「シムシティ」など、昔懐かしいゲームの名前が次々と跳び出してきた。「どれも憧れの高橋名人の時代のものなんですよね。今年はライブや個展で全国を回らせていただいたりして、いろんなことをさせていただきましたが、今年の締めとしてリトカ名人としてメイプルストーリーに出会えて楽しかったです。来年もスピードを緩めず、辰年なので龍のごとく高く昇って走り続けたいです」終始“香取節”で報道陣を沸かせてくれた香取だったが、なんとこのオレンジのシャツのポケットにPRADAのロゴ、靴にはLouis Vuittonの模様が……。ゲーム会場でもおしゃれ心を忘れない香取慎吾の心意気が垣間見えた。
2023年12月04日「にんじんもねぎも高すぎる…」店頭に並ぶ野菜の値段にため息をついている主婦は多いだろう。農林水産省が今月21日に発表した11月の食品価格動向調査によると、にんじんやキャベツ、玉ねぎの全国平均小売価格は平年に比べて3割も高く、ねぎやトマトは2割ほど高くなっている。野菜はムダなく使い切らなければと意気込むものの、ついしおれさせてしまうことも……。「しおれた野菜は捨てないで! 水やお湯に浸すだけで、シャキシャキ感を取り戻し、復活させることができるのです」そう教えてくれたのは、野菜に関する研究成果や情報を提供する野菜科学研究会の西山博さんだ。「茎を食べるアスパラガスやセロリなどの野菜は、一輪挿しのように根本を水に浸せば、3時間程度で水分を吸い上げ、みずみずしく復活してくれます。長ねぎは葉先部分まで水を吸うのに時間がかかるため、適度な長さにカットしてから切り口を水につけましょう」(西山さん、以下同)野菜を浸す水は、ミネラルウオーターなどにこだわらず水道水で問題ないという。「根菜のにんじん、ごぼう、実を食べるトマト、きゅうり、ピーマンなどは全体を浸したほうが、早く復活します。サラダにしてすぐ食べたいなら、氷水に。食物繊維が引き締まり、ひんやり歯ざわりのよい食感を味わえます。ただし、氷水で復活時間が早まるわけではありません」ほかにも野菜によって適切な方法があるという。なぜ、これらの方法で復活するのだろうか?「野菜は全体の80~90%前後が水分です。収穫後も気孔から水分を蒸散し続けるため、数%失われただけで表面が乾き、しおれてしまいます。そのため、水分を補給することで、ふっくらとよみがえるわけです。とくに気孔は葉の表面に多く、50度前後で大きく開き、水分の吸収が早まるので、葉物野菜には50度洗いが効果的。気孔が少ない根菜や果実は水に入れてゆっくり浸透させる必要があるんです」長めに水に浸す場合は、冷蔵庫に入れるか少量のお酢を加えて。「ただし、これらの方法は見た目と食感がよみがえるだけ。失われた栄養成分まで復活するわけではありません。野菜は鮮度のよいうちに食べるのがおすすめです」しなびた野菜も、鮮度を取り戻す復活術で最後までおいしく使い切ろう!■鮮度を取り戻す野菜復活術6【1】一輪挿し法(アスパラガス、セロリなど)茎を食べるアスパラガス、セロリなどの野菜は、コップなどに2cm程度の水を入れ水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、1~3時間程度置く。Mサイズのアスパラガス2時間、茎の太いセロリは3時間が目安。切り口から水を吸い上げ、シャキシャキに。【2】マグカップ法(長ネギなど)長ネギの場合は、倒れにくいマグカップなどに2cm程度の水を入れ、5cmほどにカット。水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、3時間程度置く。しなびた葉先も厚みが増してふっくら、みずみずしさやハリ、固さが戻る。【3】丸ごと水漬け(にんじん、ピーマン、ナス、ごぼうなど)にんじんやごぼうなどの根菜や、ピーマン、なすなど果実を食べる野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、丸ごと入れる。ごぼうなど長いものは適当な大きさにカットしてOK。サイズによって1~3時間を目安に置く。シワが消え、みずみずしい状態に戻る。【4】氷水漬け(トマト、きゅうりなど)トマトやミニトマト、きゅうりなど生サラダにして食べたい野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、氷を加えた氷水に丸ごと入れる。サイズによって1~3時間程度置く。食物繊維が引き締まり、ひんやりシャキシャキ食感が出る。トマトは1時間程度、きゅうりは太いものでも2時間程度で十分に復活する。【5】一晩じっくりお酢入り水漬け(大根など)大根などの大きな根菜は適度な大きさにカットし、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に入れる。お酢を小さじ半分ほど加えて半日~1日程度冷蔵庫へ。使いかけの野菜は両端を薄くカットし、切り口を新しくしてから水に浸ける。皮にハリが出て、食感も復活する。【6】50℃洗い(白菜、キャベツ、レタス、水菜など)白菜などの葉物野菜は、1枚ずつ葉をはがして50℃のお湯で1~2分程度軽く洗うようにふり洗いする。または2分程度50℃のお湯に浸けたままでもOK。取り出した後に、冷水で冷やし、水気を切る。温度が熱すぎたり、長く浸し過ぎると反対に葉を傷めてしまうため注意。
2023年12月04日12月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で、当面の間休むことが発表された神田正輝(72)。共演者の松下奈緒(38)がオープニング冒頭で、「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」とアナウンス。11月18日の放送では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」とコメントを寄せていた神田だったが……。「11月18日の放送では、“1週間くらいで復帰するんじゃないか”と見る向きが大半でした。しかし翌25日の放送も、神田さんは“体のメンテナンス”を理由に欠席。いっぽう前日には『NEWS ポストセブン』で、神田さんが1週間程度の検査入院をしたと報じられました。もし現在も入院しているのならば、何らかの病気を患っている可能性も考えられます。ですが神田さんのメンテナンス内容はおろか、現在の健康状態も明かされていません。業界関係者の間でも深刻な雰囲気が漂っています」(テレビ局関係者)休養前から痩せ細っていく姿が心配されていた神田だが、ちょうど昨年の今頃は『旅サラダ』でまだ若々しい姿を見せていた。それだけに、急速な神田の“変化”は視聴者に大きな衝撃を与えたようだ。「この時は髪色も黒く、顔もふっくら。体つきもしっかりとしていました。それが今年に入ってから痩せていく姿が指摘され、いつしか頭髪も真っ白に。最近では歯並びの悪さも目立つようになり、ハリのあった声は弱々しくなっていました。“たった1年でこんなに変わってしまうものなのか……”と、言葉を失った視聴者もいたようです。それでも神田さんは、元気に振る舞っていました。番組が8月に公式YouTubeチャンネルで公開した動画には、本番ギリギリに登場し、軽やかなスキップで元気よく共演者たちが待つオープニングの位置へ向かう神田さんの姿が。きっと皆をリラックスさせようとしたのでしょう、スタジオは和やかな雰囲気に包まれていました。もうすぐ愛娘である沙也加さん(享年35)の三回忌が訪れます。神田さんはそれまで司会を続けたいと考えていたそうですが、今はただ健康を取り戻していただくことを願うばかりです」(前出・テレビ局関係者)あっと言う間に、1年前の外見とは変わってしまった神田。そこに加えて長期休業の知らせに、ネットでは心配の声だけでなく重い病を懸念する声も上がっている。《やっぱメンテナンスじゃなく重病なんじゃないかな。あの痩せ方は異常だもん》《ほぼ毎週、欠かさず視て参りましたが、神田さんの痩せ方……、というより、やつれ方(というように私には見えてしまいました)はどこか体調が悪いのではないかと思わせるものだったと思います》《神田正輝どうしたん?大丈夫かなぁ?命に関わる病気でないことを祈るのみ》《神田正輝さん、しばらくお休みか。。これは病気系なのかな…》
2023年12月03日“憧れの古民家暮らしを見たい”そんなファンが大原へたびたび訪れてくるほど人気者だったベニシアさん。大病を患い、放送が途絶えていた番組の新作を待ちわびる声もむなしく、彼女は6月21日に亡くなった。ベニシアさんの夫で写真家の梶山正さんは、「うちに来た人のこともすごく大切にしていました。名前も絶対覚えるしね」と在りし日の彼女を語る。ベニシアさんの晩年と、梶山さんの秘めた思いを聞いた――。(全2回の第1回)京都・大原。あの人が丹精込めて作り上げたその庭は、“主人”のいない今年の秋も、キフネギクなど季節の花が咲き誇っている。「ベニシアが動けんようになってからは、草むしりとかそんなんは、僕がちょこちょことやってます。彼女が植えた花はいまも、きれいな花を咲かせてくれるんです」庭先で記者を迎えた梶山正さん(64)は、こう話すと穏やかな笑みを浮かべてみせた。彼の妻、ベニシア・スタンリー・スミスさんはイギリス出身のハーブ研究家として日本で注目を集めた。’07年に出版された彼女の初の著書『ベニシアのハーブ便り』(世界文化社)はベストセラーに。山岳写真家の梶山さんも、撮影と日本語への翻訳を担当した。その2年後に放送が始まったのが、NHKの『猫のしっぽカエルの手』。ベニシアさんら家族の、大原での暮らしを10年以上にわたり紹介し、およそ120本の番組が制作された。NHKでも異例のヒット番組だった。築100年を優に超す古民家で、自然に寄り添いながら、手作りを旨としたベニシアさんのライフスタイルは、同世代の女性を中心に、多くの人々の共感を呼んだのだ。「散らかったままやけど、ま、ええか。そのほうがリアルやろ」こう言って、梶山さんが招き入れてくれた古民家。玄関脇のテラスに藤棚、キッチンの壁に貼られたタイル、その真ん中に鎮座する薪ストーブ、アンティークの棚には手製のハーブティーの缶が並んで……。番組や書籍ですっかり有名になったベニシアさんの家は、ほぼ往時のままのようだ。以前と異なるのは、かつて家族が食卓を囲んでいた和室。その床の間の前に遺影が飾られ、位牌と、その横に小さな骨壺が置かれていること。「27年前、まだ幼なかった息子の悠仁を連れて家探しをして。ベニシアは里山に囲まれた大原の、この古い民家を見つけたとき、いきなり言ったんですよ。『私はこの家で最期を迎えたい』って。そのベニシアの思いがかなったことは、本当によかったなと思っています」今年6月21日、ベニシアさんは住み慣れたこの自宅から旅立っていった。72歳だった。■相手の目を見てはっきり意見を言う ベニシアさんに「いい雰囲気の人だな」’50年、ベニシアさんはイギリス・ロンドンに生まれた。名門の貴族出身で、曽祖父の兄・カーゾン卿はインド総督や外務大臣を歴任。母・ジュリアナはスカーズデイル伯爵二世の三女。父・デレクはシェイクスピア劇俳優だった。両親は’52年に離婚している。実父との離婚後、再婚と離婚を繰り返す母に振り回された幼いころのベニシアさん。18歳のときには社交界デビューも果たしたが、ベトナムで戦火が広がるなか、パーティざんまいでキツネ狩りや競馬の話題に興じる上流階級の人たちに、ずっとなじめずにいた。19歳、ヨーガや禅の本を読みふけっていたベニシアさんは祖国を飛び出す。瞑想に興味を持った彼女は、インドを目指した。ヒンズー教の聖地・ハリドワールのアシュラム(瞑想道場)での生活など、インドやネパールでおよそ5カ月を過ごしたのち、20歳で日本に。’78年には、京都に英会話学校を開校した。いっぽう、’59年に長崎県で生まれた梶山さんも、インドやネパールはなじみのある国だ。高校入学後に登山を始め、’84年にヒマラヤ・トレッキングのためネパールを訪問。その後、梶山さんはインドを放浪し、帰国すると京都でインド料理店を開業した。2人には、結婚する10年以上前から幾度も接点があった。「20歳のころ、僕は住み込みのバイト先をクビになって友人の部屋に転がり込んだことがあって。その友人の部屋の並び、数十メートルのところにあったのがベニシアの英会話学校だった」当時、すでに日本人男性と結婚していたベニシアさんには、3人の子どもがいた。「ものすごく元気のいい子どもたちで。なんとなく興味を持って英会話学校をのぞいたら、なんやら、宇宙がどうのこうのと書いたものが貼ってあって(苦笑)」梶山さんが開いたインド料理店に、ベニシアさんが家族で食事に来たこともあった。梶山さんのベニシアさんに対する当時の印象は「さすがやな」だ。「あのころも、ベニシアは京都のちょっとした有名人。いろいろな人が訪ねてきていた。彼女はいつもニコニコして、相手の目を見てはっきり意見を言う。『いい雰囲気の人だな』と思った」その後、ベニシアさんは離婚。梶山さんも離婚し、バツイチ同士に。ほどなくして距離を縮めていった2人は’92年に結婚した。式を挙げた場所は日本百名山で10番目に高い山、仙丈ヶ岳の山頂。「11月でした。南アルプスだし、まだ雪は大丈夫と思ったんやけど、やっぱり3千m級の山、上のほうはしっかり雪かぶって、カリカリに凍っとった。ベニシアは本格的な山登り、まして雪山は初めてで。いま思えば無謀なことをさせてしまったなと思う。相当頑張ってついてきてくれた」結婚後、2人はベニシアさん母子が暮らしていた借家で新婚生活を送った。だが’93年に生まれた悠仁さんが1歳のころ、家主から「家を明け渡してほしい」と連絡が入る。そこで2人は新居を探すのだが……。住まいに対するこだわりが人一倍強いベニシアさん。家探しを始めて約1年、100戸もの物件を見て回り、ようやく巡り合ったのが京都市北部、大原にあった築100年の古民家だった。土間には民俗博物館に置いてありそうな大きな竈があり、梁も柱も黒光りして、歴史を感じさせる家だ。「ベニシアは『私の死ぬ家が見つかった!』なんて、はしゃいでいました。僕も、ここなら何か新しいことを始められると、そんな期待が持てる感じの家だった」■“売れっ子”となったベニシアさんへ募るモヤモヤ。一時は別居生活も転居後の’96年9月。庭づくりをスタートさせたベニシアさんはハーブを育て始めた。「最初は料理用にタイムとローズマリーやったかな。でも月日がたつうちどんどんと種類が増えて。最終的には200種類ほどのハーブを、ベニシアは育てるようになりました」’01年からは地元・京都新聞で連載コラム「ベニシアの大原日記」がスタート。それから4年後、ベニシアさんに「ハーブのレシピ本を出さないか」と出版社から声がかかる。ところがベニシアさんはその提案に抗い、編集者に対してこう意見を述べたという。「ただの料理本なら、日本の人で私より上手に書く人はいくらでもいる。だから私は自分の人生のことを織り交ぜたものを書きたい」2年の歳月をかけて完成したのが、前出の『ベニシアのハーブ便り』。シリーズの累計発行部数が90万部を超える大ベストセラーになった。さらに、彼女の著書を目にしたNHKから、ベニシアさんに取材の打診が入る。そこで制作されたのが『猫のしっぽカエルの手』だ。制作プロダクション「テレコムスタッフ」のチーフプロデューサー・鈴木ゆかりさんは言う。「一般家庭に入り込んで、ずっと同じ人を取材し続けるという番組は、NHKでは前例がないものでした。とはいえベニシアさんのライフスタイルを知るうちに、その生き方を参考にしたいと思う視聴者は大勢いるはずと確信が持てました。制作者としては、せめて1年間は追いかけたい、四季を通じたベニシアさんの姿を紹介したい、と取材を始めました」フタを開けてみれば、こちらも大ヒット。’09年の放送開始から10年以上、番組はベニシアさんの暮らしぶりを紹介し続けることになった。瞬く間に“売れっ子”になっていく妻のことを、夫はどう見ていたのか。そう聞くと、梶山さんは「情けないことしかしゃべれんよ」と苦笑いを浮かべた。「あれは新聞連載をしていたころ。彼女のコラムにはいつも僕の写真が添えてあった。近所の人もみんな読んでいて『ベニシアさん、いいこと書いとるな』と。ただ、こうも言われるんですよ。『梶山さん、あんたはパシャッと撮った写真1枚、載せとるだけやろ』と。ほかにも、テレビ番組が始まる前かな。あるアウトドア企業の社長から『奥さんは有名なのに、旦那はぜんぜん名がオモテに出てこんな』なんて言われたことも」モヤモヤとした思いが募った。行数もおかまいなしに英語でつづられるベニシアさんの原稿を、一語一句、長い時間をかけ辞書を引きながら翻訳し、文字数を調整して読みやすい原稿にまとめているのは梶山さんだったからだ。「そういうことを意外と根に持っていて(苦笑)。だからテレビの取材が来たときも、当初は『俺は知らん、関わりたくない』って、そんな態度でずっといたんです」抱え込んでしまったネガティブな感情は、少しずつ夫婦の距離を広げていった。加えて梶山さんは、ベニシアさんと前夫との間の子どもたちとも折り合いが悪く、その関係にも悩んでいた。「再婚というのは、そういう苦労を背負うことだと思っていたし。ベニシアの子どもなんだから、うまくやろうと努力したんやけど」次女は発達障害を抱えていた。彼女は未婚のまま妊娠・出産。さらに病気が発症したため、体調を崩した。そんな義理の娘を支えることは、想像以上の苦労を強いられたという。「ちょうどそんなときです。僕に好きな女性ができてしまって。それで、家を出て一人暮らしをしていたこともありました」その後、なんとかベニシアさんのもとに戻った梶山さん。だが2人の間にわだかまりはくすぶり続け、心の距離も開いたままだった。【後編】ハーブ研究家・ベニシアさん夫の梶山正さんが明かす「最後の日々」〈2〉“壮絶介護”で感じた苦悩と後悔に続く
2023年12月03日「『家族ゲーム』の撮影に入ったのは、高校1年生の秋。ちょうど思春期から大人になる時期に長渕剛さんと出会い、パート2の撮影も含めて2年近く、ずっとくっついていました」こう語る松田洋治さん(56)が、同ドラマの出演の経緯を振り返る。「子どものころ、国際放映というスタジオの近くに住んでいたので、公園で遊んでいると、よくロケ隊がやってくるんです。テレビにすごく興味があったので、『ケンちゃんシリーズ』(TBS系)の宮脇(康之)さんに話しかけると、『出たいなら、児童劇団に入るといいよ』と教えてもらいました。劇団に入ってから、『東芝日曜劇場』(TBS系)にたびたび出演させていただき、ディレクターだった柳井満さんにもかわいがられました。柳井さんはTBSの金曜8時の枠ではプロデューサーを担当しており、『3年B組金八先生』など、教育をテーマにしたドラマを手掛けてこられた方です」金八先生シリーズがいったんお休みになったとき、同枠で放送されたドラマが、視聴率で苦戦。途中で打ち切りとなり、6話分だけ、新ドラマを作ることになった。「それが『家族ゲーム』でした。柳井さんは金八先生で武田鉄矢さんを抜てきするなど、シンガーの表現力を引き出す手法を取るので、長渕さんに主役をオファーしたのでしょう」思い出に残っているのは、第1話の最終シーンだ。「2人きりで歩くシーンだったのですが、しばらくカメラを回すので、沈黙時間も長かった。それで長渕さんがご自身の曲『俺らの家まで』のサビを歌いだしたので、僕も合わせて歌ったら、すごく喜んでくれたんです」長渕は「洋治」と松田さんを呼び、自身のコンサートやラジオ番組、自宅に連れていってくれた。「硬派なイメージが強いですが、僕には明るいお兄ちゃんのような存在です。ラジオには『出ちゃえ、出ちゃえ』っていきなり出演することになったりしました」ラジオ番組には、秋元康も放送作家として出演していた。「お2人はすごく仲がよくて、『家族ゲーム』のお母さん役だった白川由美さんの家で集まるときも、秋元さんはいらっしゃっていました。白川さんが『おあいそして』というシングルを1枚だけリリースしたのも、この食事会がきっかけなのだろうと思います」6週分だけ穴埋め的に作られたドラマだったが、反響が大きく、翌年はパート2も放送された。「パート2では、長渕さんにプロレス技をかけられるシーンがあったのですが、お互い素人だから、肋骨にヒビが入ってしまったことも(笑)。その後、長渕さんと共演する機会はないのですが、銀座で開催された長渕さんの個展でお会いしたとき『久しぶりだな!元気にやっているのか』と喜んでくれて。お兄ちゃんとして接してくれたのがうれしかったですね」
2023年12月03日【前編】ハーブ研究家・ベニシアさん夫の梶山正さんが明かす「最後の日々」〈1〉有名になった妻との間にくすぶっていた“わだかまり”より続く“憧れの古民家暮らしを見たい”そんなファンが大原へたびたび訪れてくるほど人気者だったイギリス出身のハーブ研究家・ベニシア・スタンリー・スミスさん。大病を患い、放送が途絶えていた番組の新作を待ちわびる声もむなしく、彼女は6月21日に亡くなった。ベニシアさんの夫で写真家の梶山正さんは、「うちに来た人のこともすごく大切にしていました。名前も絶対覚えるしね」と在りし日の彼女を語る。ベニシアさんの晩年と、梶山さんの秘めた思いを聞いた――。(全2回の第2回)「65歳になったころからベニシアは『目が見えにくい』とこぼすようになった。白内障の疑いがあって手術も受けたけど、いっこうに症状は改善しない。あちこち眼科にかかるうち『これは目ではなく、神経や脳に問題があるのでは』と言われて、大学病院で検査を受けることになったんです」’18年9月。ベニシアさんは京都大学医学部附属病院でPCA(後部皮質萎縮症)との診断を受けた。悪化すると最後は失明することもある脳の病気で、認知機能の低下を招くケースもあるという。だが皮肉にも、この病気が2人の距離をふたたび縮めてくれることに。「ちょうどそのころ、ベニシアがいつもお願いしていた家政婦さんが辞め、否応なく、僕がベニシアと日々、向き合うことになったんです。彼女が僕を必要としているだけじゃなく、そんな彼女を僕も精神的に頼っていることが、よくわかった。こうなって初めて、僕にとってベニシアは、太陽のように僕を導いてくれる、かけがえのない存在なんだと気がつくことができた」しかし、病いは容赦なく進行した。やがてベニシアさんは、家事はおろか、あれほど心血を注いできた庭の手入れもできなくなった。「ベニシアも『私がなんとかせないかん』と動こうとはするのですが……。以前から懇意にしている造園家の友人がたまに来てくれて、剪定した庭木の話をしたりすると、うれしそうに聞いてました」それまで、寝室は2階だったが、1階の和室にベッドを移した。「トイレがひと苦労でした。ベッドの縁、椅子、それに土間に用意した手すりを伝って這うようにして、彼女は自力でトイレに行く。でもそれが、片道15分も要するように。ポータブル便器をベッドサイドに用意したけど『やっぱり、できない』と昼間は使わなかった。夜はさすがに、使ってましたけど、失敗することも増えてきて。目が見えないから仕方ないんだけど。そこ、畳に大きなシミがあるでしょ。それは失敗のあとなんです」介護生活が始まって3年、梶山さんは苦渋の決断を下す。「ケアマネジャーさんやヘルパーさんから勧められたんです。『施設でプロに任せたほうがいい』と。それを聞いて僕は介護から逃げたんやね。『施設に入りたくない』と言うベニシアに、『毎日、トイレの面倒ばかり見ていられない』なんて、ひどい言葉をぶつけて追い詰めてしまった……」コロナ禍まっ只中の’21年7月、グループホームに入居したベニシアさん。だが、およそ1年後、ベニシアさん自身がコロナに感染、肺炎を発症し緊急入院することに。その病院の医師は、梶山さんにこう告げた。「奥さんの残された時間は長くない、家に帰してあげたらどうか」ベニシアさんはコロナ禍のさなかの施設暮らしのために歩けなくなり、食事をまともに取ることもできなくなっていた。「以前は60キロあった体重が、37キロほどと、すっかり痩せちゃった彼女を見て、連れて帰ることを決めました。彼女の退院まで連日、病院に通って、おむつ交換や痰の吸引の仕方を練習しました」こうしてベニシアさんは昨年9月、1年2カ月ぶりに大好きな大原の自宅に戻ることができた。「やっぱりうれしそうでしたよ。おむつ交換のときも、病院のベッドでは緊張しているのか力いっぱい、手すりや僕の腕をつかんでいたのが、帰宅後は安心したんやろね、それもしなくなった。ただ、もう寝たきりではありました。口からの食事はゼリーを少し食べるぐらい。あとは点滴でかろうじて栄養を取っている状態でした」すでに独立していた息子・悠仁さんも、たびたび家に戻ってきた。「悠仁はよく声をかけてましたね。『ベニシア、アイラブユー』って。それを見て、『ああ、僕も言わなあかんな』と思ってたんだけど。最後まで言えなかった。なんか、急にそんなこと言うの、噓っぽい気がしてしまって。うん、最後まで言えんかった」今年6月。いよいよ、その日が迫ってきていた。「酸素マスクをつけていても呼吸は苦しそうだし、吸引してもなかなか吸えないぐらいかたい痰が絡むように。前の晩には、目の水晶体が白く濁ってしまって。悠仁がすぐに目薬を点眼していたけれど、まばたきすることもできなかった。握った彼女の手は指先が少し冷たくなっていました」そして翌朝。梶山さんと悠仁さんに見守られながら、ベニシアさんは静かに息を引き取った。「6月21日、ちょうど、夏至の日の朝でした。1年のうちで太陽がいちばん強いとき。きっとベニシアはその日が来るのを待って逝ったんやな、そう思いました」最期の瞬間を、淡々と振り返った梶山さん。だが「彼女の死を受け入れるまでには、長い時間が必要だった」とも打ち明けた。「ベニシアが死んでから、2カ月ぐらいはずっと、もっとこうしてあげたらよかった、ああしてあげればよかったということばかり、そればっかりを考え続けました」妻の不在に身を焦がす日々……、ここまで話すと、梶山さんは不意に目頭を押さえた。「ごめんなさい、いろいろと思い出してしまって。だって最後のころなんか、末梢血管に点滴の針、刺すじゃないですか。熟練の看護師さんのはずやのにうまく刺せんで針が突き抜けたりして……。ああ、痛いんやろな、可哀想やなって。こんな痛い思いさせて、生きながらえさせてもいいのかとか、いろいろ考えてしまって……。だから、ベニシアの呼吸が止まったとわかったときは、これでしんどい思いから解放されたんやな、楽になれたんやなって……」一息にここまで話すと、梶山さんはしばらくの間、下を向いた。ベニシアさんのいない家に、彼の咽び泣く声が、低く響いていた。■涙を乗り越えて――。梶山さんが ベニシアさんから教わった生き方「ベニシアさんは、梶山さんのことが本当に大好きでした。彼が浮気したときも、眠れないぐらい悩んでいたけど、それでも離婚を選ばなかったのは、やっぱり彼のことを愛していたから。晩年のベニシアさんが常々、私に話していた願望は『大原の家で死にたい』『夫に優しくしてもらいたい』、その2つだけ。だから、彼女は思い残すことはなかったと思います」前出のプロデューサー・鈴木さんは、ベニシアさんの最期についてこう話した。彼女亡き後、悲嘆に暮れる梶山さんにも、同様の言葉をかけたという。梶山さん自身は「少しずつ、前を向けるようになった」と話す。「ベニシアが以前、本に書いた言葉があって。『生と死の間には途切れ目はなくて、ずっと続いていくものなんだ』といったことを書いていた。そうだといいなと思ってる。死んだことないから、本当のところはわかりませんけど。ずっとベニシアとつながっていられるようで、生きてる自分としては、そのほうがうれしいなと思う」取材の最後に「ベニシアさんが遺したものはなんだと思いますか?」と尋ねると、少し考えた後、梶山さんはこう口を開いた。「彼女から教わったことは……、人のために一生懸命に生きる、その姿勢だと思う。こういう言い方すると、ベニシアきっと怒るやろうけど。やっぱり貴族の出身やな、と思う点でもあって。正しく前を向いて生きようとする人は、お金のためとかじゃなく、人のために生きることができるんだと。彼女の本や番組が多くの人に受け入れられたのも、ライフスタイル以上に、人を思いやる彼女の心に、みんなが反応してくれたからと違うかな。僕も、この先もベニシアが伝えたかったことを、伝えようとしたことを、少しでも引き継いでいきたいと、そう思っています」まるで太陽を探すように空を仰いだ梶山さん。その目には再び、光るものが浮かんでいた。
2023年12月03日支持率が低迷する岸田政権。11月に各社が行った世論調査では、内閣支持率が、朝日新聞で25%、日本経済新聞社とテレビ東京の合同調査でも30%など、相次いで過去最低を記録した。岸田政権に対して、世間から家計の負担が増えるのではないかという不信感があることは「増税メガネ」のあだ名が体現しているだろう。目玉施策として打ち上げた「異次元の少子化対策」では、必要とされる3.5兆円の財源について、一部を医療保険料として新たに徴収する方向。また、’24年12月から高校生への児童手当の拡充がなされるにあたり、高校生の扶養控除の縮小が検討されていることが報じられると“給付して増税では意味がないじゃないか”と違和感が噴出した。「増税メガネ」のレッテルを脱すべくかかげた所得税の定額減税についても、実施が来年夏と遅すぎることや、一度きりでは不十分だとして評価はイマイチ。SNSなどでは、物価高対策として「消費税の減税」を訴える声も多く、所得税の減税は期待外れとなったようだ。また、これらは選挙対策としての”バラマキ”であり、「いずれまた増税されるのでは」との懸念も漂っている。さらに、「辞任ドミノ」もの不信感を増す要素に。10月26日に山田太郎文部科学政務官(当時)が女性問題で、10月31日に柿沢未途法務副大臣(同)が選挙違反事件への関与で、11月14日には神田憲次財務副大臣(同)が税金滞納でと、3週間足らずで3人が辞任となったのだ。岸田政権への不満が高まっていく昨今。国民ははたしてどの政党に次の政権を取ってほしいと思っているのだろうか?1000人を対象に「次に政権を取ってほしい党」について、アンケートを行った。3位に選ばれたのは野党第一党の立憲民主党。116票を獲得した。10月18日に公表した「物価高を克服するための緊急経済対策」には、全世帯の6割に「インフレ手当て」3万円を支給するほか、トリガー条項の発動で1リットルあたり約25円の減税、児童手当の先行拡充、給食費無償化の先行実施、インボイス制度の廃止などの政策が記されている。民主党時代に、’09年から’12年まで政権を担った経験があることから政権を運営できるのではないかとの期待が寄せられたほか、自民党政権から脱するには立憲ががんばるしかないとはっぱをかける声も。総じて、自民党への不満の受け皿として票を集めたが、「自民党以外ならどこでもいい」と消極的な理由もみられた。当の泉健太代表(49)は、「あと5年で政権交代を考えている」として、次の選挙はその基盤づくりにあてたいとの考えのようだ。「腐りきった自民はいらない。今度は頑張ってほしい」(20代・女性)「自民党に緊張感を持たせるため」(70歳以上・男性)「野党の中で勢力がある民主党時代に政権の経験がある」(30代・男性)「自民党よりましで、それなりの経験があるから」(60代・女性)「ここが頑張らないと日本は良くならない」(30代・男性)「自民党は嫌」(30代・女性)158票を獲得し、2位に選ばれたのは日本維新の会。10月23日に公表した「緊急経済対策」には、低所得者は5割、それ以外は3割の現役世代の社会保険料減免、ガソリン税の当分の間税率(暫定税率)の廃止、給食費および高校授業料の無償化、出産費用無償化、消費税減税(最大10%から8%)などが並んだ。今年春の統一地方選では、大阪府議会と市議会の両方で過半数を獲得するほか全国的にも議席を大きく増やした。府政で議員報酬のカット、外郭団体の削減、小中学校の給食無償化を実現するなど、“有言実行”してきた実績から、大阪府民からの信頼は厚いようだ。馬場伸幸代表(58)は、約10年で政権交代を実現するとして「できないなら、維新は解散した方がいい」と意気込んでいる。「自民党でも良いけれど、変化を見てみたいから」(60代・女性)「少しは日本も変わるのかなあとおもった」(50代・男性)「大阪での成功事例があり公約に対して唯一コミットしてる政党であるから」(30代・男性)「暫く自民党で悪い状況になっているので、全て維新に賛成出来るわけではないが、一度やってもらいたい」(50代・男性)「吉村知事をはじめ、関西では日本維新の力がすごいから。他にも吉村知事は有言実行をしていて信頼を勝ち取っているので、維新のイメージがいいから」(20代・女性)「一番国民の声に耳を傾けてくれそうだから」(70歳以上・女性)■「ほかに選択肢がない」大差をつけ1位に選ばれたのは?立憲、維新と大きく差をつける313票を獲得し、1位に選ばれたのは自民党だった。これほどまでに不満の声が噴きあがるにもかかわらず、やはり日本の政権を担当できるのは現状「自民党」しかないとの見方が多くを占めた。結党以来、長く政権運営を務めてきた実績や、人材の豊富さを信頼する声があがる一方、今回自民党と選択した人の理由の多くが”消極的”なものだった。「他に選択肢がないから仕方なく」(30代・男性)「自民党に期待しているわけではないけど、他の政党を信じることが難しいため」(20代・女性)「自民党も相当酷いけど、それでも他の党が政権を取るよりはまだマシだろうから」(40代・男性)「野党があまりにもレベルが低いから。消極的に自民党しかない」(20代・男性)また、自民党以外に政権を任せることへの抵抗感は、民主党政権時代の“失敗”の記憶から生じているようだ。’09年に国民の期待を背負って立ち上がった民主党政権は、政権運営にてこずり支持率を大きく下げ、さらに東日本大震災も重なりわずか3年で幕を閉じた。「野党が政権を取ると以前の民主党のように今より更に景気が悪くなりそう。消去法で自民党」(60代・女性)「以前、民主党が政権をとった時の悲惨さをみると、自民党のままのほうがマシ」(40代・男性)「ほかの党ではできないと思う。いい例が民主党がダメでしたね。なんだかんだ言っても経験のない政党は無理」(70歳以上・男性)今の自民党に不満があっても、他に取る選択肢がないというのが有権者の本音のようだ。野党は、”政権を運営できないのではないか”という不安を払しょくし、実行力を見せていく必要があるだろう。■次の政権を取ってほしい党ランキング全順位【1位】自由民主党 313票「政権交代しなくてよいから」「他に選択肢がないから仕方なく」「政権運営の経験値だけは高いと思うから」「今の政権与党に不満はあるものの、それにとって代わろうという気概の感じられる野党も見当たらない感じを受けるため。」「野党が駄目すぎるので」【2位】日本維新の会 158票「自民党の政治に、長年の驕りを感じているので、日本維新の党に新しい風を吹き込んで、新しい政治を作ってほしい」「政党の姿勢が好きだから」「少しは新鮮味があると希望している」「暫く自民党で悪い状況になっているので、全て維新に賛成出来るわけではないが、一度やってもらいたい」「まだまだ力不足ではあるが、不正まみれの自民党を倒してほしい」【3位】立憲民主党 116票「はっきり言ってどこの政党が良いかわからないし、期待もない。自民党のあぐらをかいている体制は不安しかない。」「自民党よりましで、それなりの経験があるから」「自民党ばかりでなんか変わってほしい」「過去の政権運営をみると、現状政権を握っている某政党よりも、より一般的な生活を送る人たちの目線で世間を見れているように思える人たちが多く所属している政党だと思うから」「現在の野党の中ではとりあえずそれなりのメンバーが揃ってはいる」【4位】国民民主党 59票「党首の玉木さんの政策が一番ましだと思うから」「政策に共感できるから」「一番現実的な政策を提案し、一番真面目にまともな質問をする政党だから」「比較的自分のイデオロギーに合うから」「最近、自民党寄りの動きを見せており、自民党政権をベースにして微調整していける野党が適当である。ただ単に、自民党政権を批判するだけの野党では、実際、何もできないと思う」【5位】れいわ新選組 53票「経済対策がもっとも理論的で、まともだから」「自民党は長期政権によるおごりがひどく、腐敗も進んでいるので論外。立憲民主党はなにかを変える力がない。政権をとることはありえないことではあるが、もしも取れるならばれいわ新選組なら国会の腐敗を正せると思った」「減税を真剣に考えている政党だから」「庶民の気持ちを一番代弁していると思うから」【6位】参政党 42票「演説等を拝聴して自分の考え方と合致すると感じる部分が多いから」「日本を強くしてほしいから」「自虐史観からの脱却と積極財政への転換を掲げているから」【7位】公明党 32票「以前から応援している。人を大切にする党だと思う」「真摯に国民の為に議員一同、頑張っておられる姿が見れるから弱い立場の人に寄り添ってくれていると思う」「自民党は国民を利用しているだけで国民の幸せを考えていないような気がする」【8位】日本共産党 30票「党の力はないが、言っていることは一番まともなことを言っている気がする」「現代社会の諸矛盾・諸問題を解消するためのショック療法を期待して」「前にアンケート答えたら丁寧に家まで挨拶来てくれた」【9位】みんなでつくる党 19票「自民党以外ならなんでもいいから」「諸派党構想、NHK問題などがユニーク。子育て政策が強力であり、少子化問題に大きな期待持てる。自民党と似た政治思想であり、極端に変わるわけではない」【10位】社会民主党 8票「福島みずほの一人ひとりが主人公なんだという言葉にひかれたから」「一番人権問題に対するスタンスがしっかりしているから」【10位】日本保守党 8票「国のこと国民のことを大切に国力をつけるという理念」「国民のための政策をしてくれそうだから」その他 172票調査対象:20代以上1000人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年12月03日お化けよりも身近で怖い存在は、やっぱり“人間”だった――。『人間まおのヒトコワ実話』では、筆者や読者の周りでおこった、“ヒトコワ”な体験談を紹介。漫画でいろんな実例を学んで、人生のトラブルを避けよう!読者からの体験談投稿も絶賛募集中。今回は、妻の意外な一面を知ってしまった夫の話。ふだんは優しくても、とっさに取った対応が本心だったりするよね……。【人間まおから一言】昔付き合っていた彼氏が、ちょうど来た電車に乗るために階段を三段飛ばしでホームまで疾走して、自分だけ乗って行ってしまったことがあったなぁ。山手線だからすぐ来るのに何で?って思いながら1人で帰りました。>前回:9コワ目「玄関のドアポストが怖くなった話」【PROFILE】人間まお‘18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気
2023年12月02日「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」12月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に、またしても神田正輝(72)の姿はなかった。欠席はこれで3週連続。共演者の松下奈緒(38)はオープニングで冒頭のように語った。11月18日の欠席では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」との本人コメントが読み上げられ、25日放送でも松下が「神田さんは今日も体のメンテナンスでお休みとなります」とアナウンスしていた。今回は当初の「すぐ」から「しばらく」と変化しており、心配の声が上がっている。「神田さんは97年に『旅サラダ』のMCに就任。’21年12月に愛娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝した直後も、休まず生出演を続けてきました。昨年3月におこなれた『旅サラダ』のイベントでは『僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので頑張ります』と語っており、強い決意をもって臨んでいました。それだけに今回の長期休業には、業界関係者からも『神田さんは大丈夫なの?』との声が相次いでいます」(芸能関係者)今年に入ってからは、健康不安も囁かれ始めていた。「放送のたびに神田さんのやせ細っていく様子や、白髪の急増を心配する声がSNSで続出していたのです。”激やせ”についての指摘は、毎週のように上がっていました。8月中旬に『女性セブン』の直撃に応じた神田さんは、“1年半前からファスティング(※一定期間食事を断つこと)をしている”と健康をアピールしていました。ただ番組内でもその声は弱々しく、共演者に聞き返される場面も見受けられました」(前出・芸能関係者)本誌も7月下旬、大阪で『旅サラダ』に生出演するため羽田空港に向かう神田を目撃。35度を超える猛暑のなか、黒いマスクとキャップで顔を覆い、白いジャケットを羽織る姿が印象的だった。近年では『旅サラダ』が唯一のレギュラー番組となっており、俳優業は引退状態となっていた。その裏では、ある“異変”も漏らしていたという。「18年の『下町ロケット』(TBS系)に出演して以降、神田さんは俳優の仕事をしていません。関係者には“セリフが覚えられない”と漏らし、オファーも断っているそうです。趣味の車もほとんど乗っていないといいます。そんななかでも『旅サラダ』だけは頑張っていたのですが……。神田さんは、沙也加さんの三回忌となる12月までは司会を続けたいと考えていたそうです。『しばらくお休み』となってしまいましたが、元気に復帰してくれることを多くの人が待ち望んでいます」(別の芸能関係者)ネット上でも神田の体調を慮るとともに、応援する声が続出している。《しっかり休んでほしい》《また元気になって復活を期待してます》《神田正輝さんお大事に。そして、復帰を願っております》
2023年12月02日昨年からイルミネーションを一変させ戸惑いの声も…語った意図「秋葉原じゃない」12月に入り冬も本番に。そんななか東京・秋葉原にあるイルミネーションが注目を集めている。11月15日から12月25日まで大規模複合ビルの秋葉原UDXで開催される「winter illumination 2023」。同施設の西側街路樹外側では“19本の木々にLEDテープライトを用いた未来的なイルミネーション装飾”が実施されている。今年のイルミネーションは、メディアアーティストで筑波大学准教授の落合陽一氏(26)がプロデュースしているのだが、SNS上ではこんな声があがっているのだ。《秋葉原のイルミ去年とカラーが違いますね》《…何があったんだ今年は笑》《今年の秋葉原のイルミ控えめ?》というのも、木々にところせましと無数のLEDライトが付けられた、多くの街中で見かける一般的なイルミネーションだった昨年に対して、落合氏が手掛けた今年は、流線形のライトが不規則に木々に巻き付いたような形に。昨年から大きく様相を変えたことから、戸惑っている人がいるようだ。プレスリリースによると、今年のイルミネーションのコンセプトは《東京・秋葉原という現代的な日本文化の特異性と古代からの伝統的な慣習との対話を試みる作品》だという。“秋葉原近隣に住み、秋葉原を愛している”という落合氏。11月21日に自身のXで従来のイルミネーションとは違う理由を綴っていた。《街路樹の「形の通り」に「丁寧につぶつぶをくっつけて星の形とかキラキラとかつけて,色違いに光ったりして,おまけにど真ん中にUDXとか光ってるとかテンプレの木のオブジェが光る」なんて絶対「秋葉原」じゃないだろ.》SNS上ではそんな落合氏の新解釈なイルミネーションを称賛する声もあがっていた。《凄く秋葉原愛を感じた》《落合陽一氏の作品らしい》《令和の絶対矛盾的自己同一的イルミじゃない?》《秋葉原UDXのイルミ綺麗だった。》
2023年12月02日4年ぶりの主演映画第II弾『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)でも話題のGACKT(50)。彼の20年ぶりの続編自伝となる『自白II』(光文社)が先月22日に刊行された。もともと初の自伝『自白』が発売されたのは03年9月のこと。「神秘のアーティストが初めて明かした謎の半生」が反響を呼び、累計10万部を突破するベストセラーとなった。03年8月5日発売号の本誌インタビューでは、1999年について振り返っている。1月に彼はMALICE MIZER(以下、マリスミゼル)を脱退。6月に同バンドのドラムス・Kamiさん(享年27)がくも膜下出血で亡くなっている。自伝『自白』にも収録された当時の“自白”を再編集して公開する――。■夏に入る直前だった。撮影中にいきなり気分が悪くなった。目眩がして、立っていられない。直感的に思った。身内に何かあったんだ……。僕は身内全員にすぐに電話を入れた。皆、無事。何事もなかった。でも、モヤモヤした気分は少しも消えない。身内が亡くなるとき、いつも起きる現象だった。だから、また誰かが死んだんじゃないかという不安があった。でも、誰なのかはわからない。ただ、ただ、苦しい。呼吸が乱れて息苦しく、普通に生活ができないレベルになってしまう。虫の知らせのようなものだと思う。そのあと、僕はマリスミゼルのメンバーとつながりのある人間に電話を入れた。メンバーは無事か?という僕の切羽詰まった問いに対して、答えは「今日、会いましたけど、元気でしたよ」というものだった。それでも不安は消えなかった。もっとマリスに近い人物にも会いに行った。夜中だったが、メンバーが無事かどうかをすぐに確認してくれると、言ってくれた。でも、結局、連絡は来なかった。それから1週間後だった。Kamiの死が公表された。後でわかったことだけど、僕の気分が悪くなったのは、Kamiが亡くなった直後のことだったらしい。Kamiの死は、結局、回り回って友達から聞くことになった。すでに、葬儀も終わっていた。ちょうどレコーディングの最中で、僕は、スタジオにこもっていた。全く何も手につかない。でも、やらなきゃいけない。自分にそう言い聞かせていた。やらなきゃおかしくなりそうで……。すごい後悔が残っている。なぜ、僕は直接、Kamiに電話をしなかったんだろう。間に人を介するのではなく、なぜ直接、Kamiと話そうとしなかったんだろう。僕はまだ、大人になりきれていなかった。大人になるということは、たとえ、感情をむき出しにしてぶつかりあっても、そのあとで、相手を受け入れることができるかどうかだと思う。子供はぶつけるだけで終わり。そこで、関係は途切れてしまう。でも大人であれば、感情の嵐が過ぎ去ったあとで、冷静に事態を見つめ、自分自身を客観視することで、相手を受け入れる態勢がとれるはずだ。あのころの僕には、それができなかった。都合のいい解釈を見つけ、本気でぶつかり合うことをしなかった。そこに、相手に対する遠慮があった。それ以前にも、イヤな予感は何回かあった。そのたびに、僕は、Kamiとの間に入っている人と連絡をとったが、とうとうKamiに直接、電話をすることはなかった。互いに子供っぽい意地と遠慮で、僕らは電話ができなかったと、今では思う。でも、もし、すぐに電話をしていたら……。もしかしたら、僕にも何かできたのではないだろうか。すごくおこがましいかもしれない。もう、取り返しのつかないことだ。でも、もし、あのとき、直接、話ができていたら……。■僕が頑張ることが、彼の生きた証しになる。その後、Kamiの実家に行ったんだ。最初は、彼の誕生日、2月1日だった。Kamiに会いたいと思った。Kamiの墓に行きたい。僕は葬儀にも出られなかったから、手を合わせたかったし、とにかく会いたかったんだ。実家のある町は知っていたけれど、家がどこかは全く知らない。だいたいこのあたりに住んでいるということだけ聞いて、僕は車を走らせた。そして、近所の……といっても、田舎だから、かなり広い町だけれど、あちこちの家のインタホンを押し、人を探しているんです。こういう人を知りませんか? このあたりに住んでいると聞いたんですけど。などと、聞いて回った。朝、東京を発ち、昼ごろ、茨城に着いて、ずっと探し回った。ようやく住所がわかって家にたどり着いたのが夜7時ごろ。玄関を開けたとき、わかりますか?と、聞いていた。お父さんもお母さんも、ライブに来たことがあったから、僕のことは、すぐわかった。よく来てくれました。とにかくあがってください。そう言って、家の中に招き入れてくれた。家族みんなで夕食に出て、鍋をつつきながら、お父さんもお母さんも、いろんな話をしてくれた。僕の知らなかった子供のころのKamiの話もいろいろ聞いた。そして、こう言ってくれたんだ。「まだ、忘れられないけれど仲間が頑張ってくれることが、あの子が生きた証しだから」それを聞いて、とても救われた気がした。僕が頑張ることが、彼の生きた証しになる。以来毎年、僕はKamiの誕生日と命日には、彼の実家へ顔を出している。「いつでも遊びにおいで」というご両親の言葉に甘えて。最初の年は、大勢、お墓参りに来てくれていた。命日にしても、誕生日にしても。あれから4年、どんどん人が来なくなった……。来たから、どうこうということじゃない。お墓参りをすれば、Kamiが喜ぶというわけじゃないんだろう。でも、僕には皆がどんどん……、あいつのことを忘れていくように思えて……それが、すごく辛い……。もっと頻繁に、彼の墓へ行けるといいんだけど、結局、命日のときと誕生日のときになってしまっている。でも、そのたびに、お父さんもお母さんも歓迎してくれて、今では、自分の親のような感覚なんだ。ご両親のほうも、僕を実の子供のように思って、僕にKamiの姿をダブらせているように思う。僕は今もずっと、Kamiの果たせなかった夢を追い続けている。それがKamiがこの世に存在し、生きた証しだ。Kamiは今も僕の中に生きている――。■GACKTは今年2月にも、Kamiさんの墓前で手をあわせる姿をインスタにあげていた。今回刊行された続編自伝『自白II』では波瀾万丈のアーティスト人生を歩んできた彼が50歳となった今、20年の沈黙を破って後半生を振り返っている。遺書を20通書いた活動休止期間の苦闘、主演映画『翔んで埼玉』の舞台裏、個人71連勝中のバラエティ番組『芸能人格付けチェック!』の葛藤、先輩アーティストたちとの華麗なる交流録、実業家として億単位の負債、最後の恋など仕事と私生活を自ら明かしている。
2023年12月02日「不安はいっぱいだったですけど、本番前にはそれもなくなって、あとはやるしなかないなと。終わった瞬間はほっとしましたが、明日も明後日もあるしと思っていました」宅間孝行氏(53)が作・演出を手掛けるタクフェス第11弾「晩餐」。その大阪公演初日の感想を明かすのは、主演を務める永井大(45)だ。「晩餐」はもともと石黒英雄(34)が主演を務め、10月7日に埼玉で開演していた。だが10月15日の仙台公演後に石黒の胸部に疲労骨折が見つかったため降板し、11月16日にスタートした大阪公演では永井が主演を引き継いでいた。今回の主演抜擢の舞台裏を永井は明かす。「10月25日か26日ごろにマネージャーから連絡をいただきました。大阪公演まで1カ月弱ほど時間があって、急遽伝えられたときはどの役かもわかりませんでした。宅間さんがやっていらっしゃるのは知っていたのですが、この話をいただいいて、『マジですか?やらせてください』とは言いましたが、『ところで役はどこですか?』と聞いたら主役と言われて、『え?』と驚きました。日程的にどうなのかということが頭をよぎったのですが、それよりもやらせていただきたいという気持ちが強くて『やります』と。それがスタートでした」出演を決意した時点で公演の約3週間前。それからは息もつかせぬ日々だったようだ。「10月末に台本をデータで送っていただいて、2時間半弱ある舞台なのでけっこうな量がありました。10月31日に正式に主演を務めることが決まって11月2日に発表するとと言われました。その数日前には『今だったらやっぱり無理ですと言えるかな』と少し思っていました。そのくらいセリフの量が多く、かけあいもあって、テンポも速いしのでどうしようかなと。毎日頭の中で舞台のことばかり考えてしまって、不安のあまり2時間くらいしか眠れませんでした。でも最後は“やるしかないな”と覚悟を決めました。それからは怒涛でしたね。11月4日から稽古が始まり、ヒロインの方と「はじめまして」の挨拶をさせていただいて。そこから全員とお会いできたのは11月9日でした。15日に大阪に入って初めて、物を使った稽古をして、それまでは舞台で使う小道具は劇場から劇場に送られていたので、エアで稽古していたんです。衣装合わせはありませんでした。幸い石黒さんと衣装のサイズが同じくらいだったので」同公演は、“幼いころ亡くなった母に会うため、おっさんとおばはんが60年後の未来からタイムマシンでやってくる”という家族愛がテーマの物語。’14年に女優の中越典子(43)と結婚し、’17年に長男、’18年に長女が生まれている永井にとって、家族の存在は支えになっているようだ。「今回の台本の最初のページに僕は“絶対にできる!!”と書いたんですけど、そのとなりに長男が“パパならできる”と書いてくれて、長女も“できる”と。さらに上のほうに妻も“できる”と書いてくれて、台本を広げるたびにこれを見て稽古に臨んでました。子供はけっこう好きな方だったんですけど、自分の子供となると格別というか。毎日おむつかえたりミルクあげたりして時間を共にしているうちに愛情が芽生えてきて、立って歩くようになると愛おしさが、それこそ“目に入れても痛くない”と言いますがその通りですね。この子たちを育てあげなくてはならないという使命感もありますし。家族は大切なチームであり仲間です。この経験があるから、今回の役作りの助けになっていると思います。親になった経験があるから自分の中で演じやすい部分もありますね。人を愛して結婚したいという気持ちになったことを経験していますし、そういう感情的な部分は違うかなと」12月に名古屋公演と東京公演を控える永井。最後に見どころを語ってもらった。「前半はふざけて楽しい笑える場面が多いのですが、中盤から後半にむけて涙するようなお話しになっているので、後半へむけての出演者の演技を観てほしいです。同じ作品の中でも別の作品を観ている感じがすると思います」
2023年12月02日『仮面ライダーセイバー』で主人公に抜擢されてから3年、俳優・内藤秀一郎(27)のファースト写真集が12月1日に発売。本誌では初出しアザーカットを特別公開!本人もお気に入りだというベッドでの寝起き姿や、色気あふれるシャワーシーンなど、ライダーとしての内藤とはひと味違った一面が見られる。タイでの撮影は連日気温38度を超え、ハードなスケジュールだったにもかかわらず常にご機嫌な姿に、スタッフ一同癒されたという。プールロケの裏側ではマネージャーに水をかけてはしゃぐ、やんちゃな一面も。写真集でさまざまな表情を見せてくれる内藤の、今後の活躍が楽しみだ。【PROFILE】内藤秀一郎’96年5月14日生まれ。俳優の登竜門とされる『仮面ライダーセイバー』で主演を務める。『マイホームヒーロー』(TBS系)など、数々のテレビドラマに出演するネクストブレーク俳優。
2023年12月02日5年前に引退した安室奈美恵(46)の楽曲が、突如サブスクリプションサービスから消え、全国の中古品販売店やレコードショップでCDが品薄になっている。そこで本誌は、30代以上の女性400人にアンケート調査を実施。「いまだからこそ聴きたい安室奈美恵の人気曲」を尋ねた。第3位に選ばれたのは、95年の『TRY ME~私を信じて~』。MAX松浦プロデュースでユーロビート路線第一弾として注目されたが《プロモーションビデオがクールで好き!》といったアムラーからの人気が高かった。第2位は16年のNHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送テーマソングにもなった『Hero』が、《つらいときに励まされる》《元気が出る》などの理由から選ばれた。そして、栄えある第1位に選ばれたのは、97年の『CAN YOU CELEBRATE?』。《『バージン・ロード』を思い出すから》《友人の結婚式で流れていて、とても印象に残っている》《安室ちゃんを好きになるきっかけになった曲だから》《当時この曲を聴きながら通勤していた》と、多くの人の思い出になっているようだ。サブスクから消えても、安室ちゃんの歌声は永遠に!アンケート結果は以下の通り。1位『CAN YOU CELEBRATE?』(1997年)36.5%2位『Hero』(2016年)11.4%3位『TRY ME~私を信じて~』(1995年)8%4位『SWEET 19 BLUES』(1996年)7.4%5位『Don’t wanna cry』(1996年)5.7%6位『Chase the Chance』(1995年)4.7%7位『Love Story』(2011年)3.7%8位『NEVER END』(2000年)3%9位『Body Feels EXIT』(1995年)2.7%10位『a walk in the park』(1996年)2.3%10位『GIRL TALK』(2004年)2.3%※30代以上の女性300人を対象に、クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用して調査
2023年12月02日10月13日に発売された声優・俳優 津田健次郎の写真集『ささやき』。発売から1カ月を待たずに重版が決定するほど、人気がとどまるところを知らない。アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』『呪術廻戦』など人気作の声優として活躍し、近年はNHKドラマ『大奥 Season2』への出演など、俳優としてもキャリアを重ねている津田。蔦屋書店で行われた写真集のトークイベントには、歴代記録を塗り替えるほど申し込みが殺到。長年の声優ファンのほかにも、近年の俳優業でハマった人も多く、SNSでは《男性写真集を初めて買った!》という男性の声もあり、世代や性別を超えて人気なことが窺える。そんな話題の写真集の担当編集が語る撮影エピソードには、津田の人間力の高さがあふれていた。「撮影中は、すべてのスタッフを優しく気遣ってくれただけでなく、道行く人にも気さくに挨拶をされていたんです」また、あらゆる役を演じてきた豊富な経験は、静止画でも存分に発揮された。「カメラを向けると、スタッフが何も指示せずとも表現力豊かに動いてくれます。より素に近いカットが撮れたのは津田さんのおかげ。同性スタッフからも『色気がすごい……』という声が思わず漏れ、撮影が終わるころには、皆がとりこでした」と明かした。12月6日発売の豪華版セットも、津田のこだわりがさく裂!目玉となっているスペシャルオーディオコメンタリーは、ほぼ津田によるディレクション。耳元でささやいているような仕様で、心が温かくなりそうだ。文庫版『つだ文庫』も、本好きな津田がデザインにも力を入れている。年を重ねるほどに、ますます魅力が増している津田、これからも多方面での活躍を見たい!
2023年12月02日12月1日、年末恒例の「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。ノミネートされた「生成AI」「チャットGPT」「蛙化現象」といった強力なワードを抑え、年間大賞に輝いたのは「アレ(A.R.E.)」。阪神タイガース・岡田彰布監督が、リーグ優勝を表す“隠語”として使っていた言葉で、38年ぶりに日本一に輝いたこともあって、選ばれた形だ。2021年の「リアル二刀流/ショータイム」、2022年の「村神様」に続いて、3年連続で野球用語が年間大賞に選ばれることに。野球ファンを中心にこの選出には、《今年は日本の野球が大活躍したので大賞は当然でしょう》《おーん。そらそうよ》と喜びの声が。そのいっぽう、こんな声も……。《今年の流行語大賞はA.R.E… 全然流行った感ないし、流石に3年連続野球用語は審査員の趣味出過ぎでしょ 無意味無意味》《なんか大賞発表になったっぽいけど、やっぱり野球関係か。流行語大賞じゃ無くて、なんかそれっぽい審査員が選ぶ何聞いた事のある好きなワード賞にした方が》(原文ママ)《そもそも、最近の流行語大賞は選考員の意向や好みが透けて見えるし、一般大衆とはかなり乖離がある》3年連続で野球用語が大賞を受賞したことに、世間との“ズレ”を指摘する声が少なくないのだ。「就任1年目でリーグ、日本シリーズともに優勝させた岡田監督の手腕は間違いないですし、阪神が大きな話題を呼んだ年であることは疑いようがないでしょう。ただ、『アレ』に関しては野球ファンの間で広まっている印象が強く、これまで年間大賞を獲得した『倍返し』『爆買い』『3密』のように、お茶の間まで広く浸透した言葉かと言われれば疑問が残るのも確かです。使われるシチュエーションもかなり限定的ですしね」(WEBメディアライター)また、審査員の顔ぶれについても疑問の声が。ノミネート語から選考委員会がトップテンと年間大賞を審議して選ぶ形となっているのだが、その審査員を務めるのが次の6名。言語学者で杏林大学教授の金田一秀穂氏(70)、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子氏(49)、俳優・エッセイストの室井滋氏(65)、お笑い芸人のパトリック・ハーラン氏(53)、漫画家のやくみつる氏(64)、『現代用語の基礎知識』編集長の大塚陽子氏。各界で確かな実績を持つ顔ぶれであることは間違いないが、大塚氏を除く著名人5名の平均年齢は60.2歳。さらに、審査員の“知識”についても疑問の声が。ナイツの塙宣之は、今年5月に『ラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)の中で、やくみつると会った際に、今年話題を呼んだNetflixの相撲ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』について質問したエピソードを披露。しかし、やくからは「Netflix?なんですか?」と返されたことを明かし、「ボケだと思ったんすけど、本当に、ITがわかってない。なんでそんな人が流行語大賞のあれ(審査員)、やってるんだ?」と疑問を唱えていた。そうした背景もあって、《このごろ流行語大賞が野球野球しすぎていて、さすがに飽きてきた。 いい加減マンネリだし、Netflixも知らないような人間が審査員を務める賞レースなんて廃止しちゃえばいいのに》と指摘する声もあった。
2023年12月02日年末に向けて1年を総括する動きが活発化するなか、「モデルプレス」が11月30日に同メディアの独自調査による「今年の顔」を発表。若者から人気を集める、あの(年齢非公表)やYOASOBI、ドラマ『VIVANT』(TBS系)で脚光を浴びた富栄ドラム(31)などが名を連ねた。クリエイター枠では、中学生YouTuber集団「ちょんまげ小僧」の他にもう1組。5人組YouTuberグループ・コムドットだ。「YouTuberの枠に捉われない、多方面での活躍が評価されたようです。CMやテレビ出演だけでなく、リーダーのやまとさん(25)とゆうたさん(24)は『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で100kmマラソンにも挑戦。10月1日には、結成5周年を記念した卓上式カレンダーが発売。コムドットはサイン入りカレンダーを1万人以上に手渡し、ギネス世界記録を達成させました。来年1月には、やまとさんのソロ写真集『LUCY』(講談社)も発売されます」(WEBメディア記者)快進撃を続けるコムドットだが、“日本を獲る”にはほど遠い出来事もあったようで……。ファミリーマートの一部店舗では、10月1日から11月30日まで「くじスクエア コムドットくじ」を発売。当初は1回770円(税込み)だったが、売れ行きが芳しくなく徐々に値下げされたというのだ。「『コムドットくじ』を購入すると、メンバーの顔写真が入った景品がもらえます。3回購入すればオフラインイベントの参加抽選に応募できるので、ファンにとっては嬉しい企画のはず。ところが、期限が迫っても売れ残っていた店が何件もあったようです。『Smart FLASH』の報道では、ファミリーマートの店員が“店長の判断で400円に値下げした”と明かしていました」(週刊誌記者)そんなコムドットといえば、7月にチャンネル登録者数が400万人を切ったことも波紋を呼んだ。「2人組YouTuber・平成フラミンゴとのイベント契約をめぐるトラブルが、6月に表面化。物議を醸したやまとさんの“強気発言”も、登録者数が減ってしまった一因だと見られています。9月には動画の撮影場所である都内マンションで、“騒音トラブル”を起こしていたと報じられ批判が殺到。同月下旬には登録者数が386万人にまで減り、12月1日時点では381万人に。緩やかに減少傾向が続いているようです」(前出・WEBメディア記者)こうした凋落は登録者数だけでなく、再生回数にも及んでいるようだ。本誌がコムドットのYouTubeチャンネルを調査したところ、’22年1月1日~12月31日までに配信された動画は合計282本。総再生回数は88,870万回で(※YouTubeに表示されている再生回数を合算)、1本あたりの平均再生回数は約315万回となった。しかし、今年は前年を大きく下回っているのだ。まず、1月1日~11月30日までに配信された動画は187本。総再生回数は37,227万回で、平均再生回数は約199万回にまで落ち込んでいた。昨年1月~11月までの同期間と比較しても、再生回数は前年比約46%と半分以下だった(12月1日時点)。あるITジャーナリストは言う。「コムドットの活動をめぐっては、8月に迷惑系YouTuberから撮影場所を特定・拡散されるなどの被害がありました。やまとさんは何者かに殺害予告を受けたとも告白しており、グループの活動体制を整えるため一時活動を休止。ですがそうした事情を抜きにしても、再生回数は落ち込んでいるようです。今年に入ってからは、再生回数が100万回を切ることもしばしば。動画配信以外の活動が忙しいことも影響しているでしょうが、以前ほどの勢いは感じられません。YouTube自体が飽和状態にあるだけでなく、彼らの炎上騒動も尾を引いているのでしょう」コムドットのX公式アカウントには、プロフィール欄に《チャンネル登録400万人突破予定》と明記されている。やまとが宣言したように来年は「日本を獲る」年となるか、それともーー。
2023年12月02日12月1日、Softbankが公式Xにて新WebCMを公開。今年一躍人気となった中学生YouTuber「ちょんまげ小僧」を起用し、話題を呼んでいる。学生服を着たちょんまげ小僧のメンバーが、ふざけながらキャンペーンの宣伝をするというもので、今年の流行語大賞にもノミネートした「ひき肉です」のフレーズも披露されている。そんな微笑ましいCMに、毒づく人物がーー。“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうこと原田将大氏だ。1日、原田氏はXで動画を引用した上で、こうコメントした。《ソフトバンクってこんな中学生YouTuberに仕事を任せるぐらい落ち目なんだな。明日解約してこよーっと》今年9月、原田氏はちょんまげ小僧のメンバーであるナマズに突撃している。人気YouTuberとはいえ、本名や住んでいる地域を明かしていない中学生に無許可で接触したことに「中学生相手に非常識」と批判が殺到することに。その後は、“謝罪をしている風”の動画を投稿した原田氏だが「馬鹿なリスナーが釣れた」と開き直る始末。その後《ちょんまげ小僧オワコンすぎんか?23時間前の動画が3000再生って。もう絡む価値ないからさようなら》と投稿していたのだが……。CM起用を受け、再度ちょんまげ小僧を批判した原田氏。この投稿にも《お前が言うな》《へずまさんより信用があるかと思います。(笑)》と批判の声が寄せられていた。
2023年12月01日6人の子どもたちを厳しく育てる様子を発信していたユーチューバー、ルビー・フランケ被告(42)が児童虐待の罪で逮捕されてから3カ月。夫のケヴィン・フランケさんがユタ州に離婚を申し立てた。PEOPLEなどが報じている。ケヴィンさんとの間に6人の子どもを持つルビー被告は’15年、YouTubeチャンネル「8 Passengers」(現在は削除済み)を開設。末日聖徒イエス・キリスト教会の教えを取り入れた育児や生活を撮影し発信し始めた。言いつけを守らなかった子に厳しい罰を与える厳格な子育てが耳目を集め、一時230万人を超えるフォロワーを獲得。しかし、行き過ぎた体罰が物議を醸し、やがて多くのファンが離れていった。当局を動かしたのは署名サイトでの嘆願だった。’20年、ルビー被告は当時15歳だった息子の一人チャドくんに対し、罰として寝室を出入り禁止にした上で7カ月間ビーズクッションの上で寝させていたと語った動画に批判が殺到。Change.orgにフランケ家を児童虐待で調査するよう呼びかけるキャンペーンが立ち上げられた。ルビー被告はそれまでにもしつけと称して、子どもたちの食事を抜いたり、ぬいぐるみの首をはねると脅したり、過酷なキャンプに送り込んだりといったことを行っていた。’22年、フランケ夫妻は別居しルビー被告は「8 Passengers」を閉鎖。コンサルタントのジョディ・ヒルデブラント被告と手を組み、メンタルトレーナーを自称して育児教室を主宰するようになる。また、Instagramでも「Moms of Truth(真実の母たち)」というアカウントをつくり、育児に関する考え方などを投稿。“良き母”のスタンスで情報発信を続けていた。しかし今年8月。ルビー被告の12歳の息子がヒルデブラント被告の自宅の窓から抜け出し、食べ物と水を求めて近所の家に駆け込んだことで事態は一変する。息子は栄養失調状態でやせ細り、両手足にはロープやガムテープが巻かれたような跡があったとBBCは報じた。当局が自宅を捜索すると10歳の娘も同様の状態で発見され、病院に搬送された。ユタ州ワシントン郡当局はルビー被告とヒルデブラント被告を逮捕、児童虐待の重罪で起訴した。二人は今も保釈金なしで拘留されている。ケヴィンさんはルビー被告に対し先月29日に離婚を申請。ABC NEWSによると裁判所は互いへの嫌がらせや、子どもの前で互いを誹謗中傷することなどを禁止する命令を出したという。
2023年12月01日国民民主党の前原誠司代表代行(61)が11月30日に記者会見を開き、離党届を提出したと発表した。同じタイミングで国民民主党に離党届けを出した、斎藤アレックス衆議院議員(38)、鈴木敦衆議院議員(34)、嘉田由紀子参院議員(73)と、無所属の徳永久志衆院議員(60)の計5議員で新党・教育無償化を実現する会を結成する。「政策本位で野党結集を進め、政権交代の選択肢を作ることが責務だ」と語り、意欲を燃やしていた前原氏だが、この新党結成のタイミングが物議を醸している。会見で記者からなぜ今新党を立ち上げるのかを聞かれ、前原氏はこう答えていた。「明確でありまして、我々衆議院議員はいつ解散になるかわからない。そしてそれを決めることができるのはただ総理だけであるということであります。したがって我々としては志を固めた時点でしっかりと政治決断をすることが大事だと思っています」“志が固まったから”と答えた前原氏だが、全国紙政治部記者は“タイミングがよすぎる”といぶかしがる。「前原さんの新党は、国会議員5人以上が所属する政治団体という条件を満たすことから、政党の政治活動の財源となる政党交付金を受け取る資格があります。この政治交付金は1月1日を基準日として交付額が決定されるので、このタイミングで新党を結成すれば、それに間に合うのです。たとえば、“剛腕”として数多くの政局を演出してきた小沢一郎氏が中心となり1994年に発足した新進党は12月10日に結成されていますし、現在は立憲民主党に所属している江田憲司氏が2013年に結成した結いの党は12月20日に結成されています。こうしたことからも永田町では、“年末は新党の季節”と言われて久しくなっています」ジャーナリストの門田隆将氏(65)は自身のXを更新し、《1か月後の1月1日に国会議員が5人以上いる政党には政党交付金が年間4回に分けて支給される。前原誠司氏の「教育無償化を実現する会」にも数億円?茶番も大概にせよ》と怒りを露にしていた。SNS上でも政党交付金狙いではとの指摘があがった。《「政党交付金」が、そんなにほしいの?政治家は、丸儲けだな。》《5人ってのが、政党交付金の要件にピッタリすぎて、交付金目当てと言われるのは当たり前でしょう》《この時期に五人。政党助成金目当てなのは明白だと思います。》《カネ目当て見え見え!》
2023年12月01日夜市に突如、俳優の松重豊(60)が現れたとして、台湾で大きな話題となっている。きっかけは、11月29日に台湾の掲示板サイト「PTT」に投稿された写真。饒河街夜市で撮影されたものとみられ、スーツを着た松重豊が米粉湯(ビーフンタン)の屋台に座っているものや、鞄を小脇にかかえて夜市を歩いている様子などが収められていた。カメラとみられる機材も映っていることから、掲示板上では松重が主人公の井之頭五郎を演じる『孤独のグルメ』(テレビ東京)の撮影ではないかと大盛り上がり。《おおおおお、今年の特集は台湾ですか?》《ああ!台湾第2章はあるのでしょうか?》《わぁ、五郎さんに美味しいものが食べられるといいですね〜楽しみです》同ドラマは、これまでにも海外出張編として台湾のグルメを紹介してきた。また、台湾でもリメイク版が作成されるなど、ドラマ自体への人気も高い。そして11月30日には、今年の大みそかに、「孤独のグルメ」のスペシャルドラマが放映されることも明らかに。7年連続で放送されている大みそかスペシャルは、「出張編」と題されることが多い。日本でもこの台湾のロケ写真をとりあげたXの投稿が話題となり、SNS上では放送を待ち望む声が相次いだ。《年末スペシャルで「孤独のグルメ〜台湾〜」してくれるのかと期待しちゃう!!!!》《おお!今年の大晦日はは饒河街觀光夜市なのかな?楽しみ!絶対胡椒餅食べると思う》《松重さん、五郎さんのファッションだから台湾グルメ編っぽい》《年末スペシャルで台湾行くんだろうな》
2023年12月01日