女性自身がお届けする新着記事一覧 (827/893)
「終わりのための活動」という言葉の響きで、マイナスイメージも持たれがちな“終活”。だが、ときに“終活”が残りの人生を輝かせることもある。そんな、“日々を充実させる終活”を実践する女優たちに話を聞いた。 「私にとっての終活は、明るくて楽しい飲み友達を増やすことなんです。つまり、孤独にならないための終活ですね」 こう話すのは、女優の藤田弓子(72)。’64年文学座に入団し、’67年に初舞台『カンガルー』に出演。’68年NHK連続テレビ小説『あしたこそ』のヒロインに。女優以外にも、声優や旅番組の案内役など、幅広く活躍している。 「この年齢になると、知人がどんどんいなくなっていくんですよね。放送作家をしている6歳年上の主人(※河野洋氏)も最近、調子を崩して入院したんです。夫ももう78歳ですから、当然なんですけれども、そのとき初めて『ああ、私たちはもうそういう年齢なんだ。いつかはどっちかが先に逝っちゃうんだな』って思ったんです」 藤田が初舞台を踏んでからすでに50年になる。 「これまでの私の人生はお芝居の仕事で、ずっと忙しかったけれど、素晴らしい人たちにもたくさん出会えました。ただ、そのお仕事が終わったらお別れになります。そして次のお仕事でまた誰かに出会って、そして別れて……、この繰り返しでした。若いころはそれも気になりませんでした。別れるときに『じゃあ、またね!』なんて言って、それで何十年も会わないなんてこともザラでした。でも、この年になってくると『“また”があるかどうかもわからないわ。もっと人との付き合いを濃くしなくちゃ!』って思うようになったんです。今では『近いうちにまた!』といわれたら、『じゃあ、いつにしようか?』と、食事をしたり、飲みに行ったりする日程をすぐに決めています」 現在、彼女は静岡県伊豆の国市で生活しており、地元の市民劇団『いず夢』を主宰している。 「『いず夢』のみんなとも長い付き合いになりますけれども、彼らの本業のお話なんて、役者の世界では知りえないような面白いエピソードがいっぱいです。主人も、あまり老けませんね。いまでも新しいコントを作ったりしています。主人ともなるべく長く、いい飲み友達でいたいと思ってます。飲むときはウイスキーやワインが中心です。私、若いころからお酒は相当強くて、昔、何かの雑誌に掲載された『女優酒豪番付』では東の大関だったくらい(笑)。だからいまでもこうして若い人たちといっしょに飲めているんでしょうね。肝臓の数値は問題ないんですよ」 だたし、家の中は散らかったままなのだそう。夫には「私が死んだら、みんな捨てておいて」と言っているという。 「終活といえば持ち物を整理したりする人もいると思いますが、私にとっては、これまで出会った人と縁を結び直して、人生をもっともっと楽しく充実させることが“終活”なんです。片づけをしている暇なんてありませんよ(笑)」
2017年10月14日10月13日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」の人気コーナー「本音でハシゴ酒」に俳優の小泉孝太郎(39)が出演。VTRには親友・ムロツヨシ(41)が登場し、小泉家の裏側を暴露した。 小泉家に何度も遊びに行き、小泉純一郎元首相(75)と食事をしたこともあるムロ。小泉元首相はかなりマナーに厳しく、ムロが音を立ててスープを飲んでしまったときにはその場で「それはダメだ!」ときつく叱られたという。 孝太郎も、父と出かけるときは常に緊張していると告白。食事に行けばナイフやフォークの使い方を、銭湯では手ぬぐいの使い方などをすべて見られているのだという。エスカレーターやエレベーターを使うことも禁止されており、「目の前に楽な道と辛い道があったら、必ず辛いと思った道に行きなさい」と言われて育ったことを明かした。 また、ムロが長年そばで見てきた孝太郎の処世術を絶賛する場面も。小泉政権時代に、父親のことでよく因縁をつけられていた孝太郎。居酒屋でムロと二人で飲んでいた際、客に絡まれたことがあった。だが孝太郎は笑顔でその客の隣に座って話を聞き、酒を飲ませて酔わせたうえで気持ちよく帰らせていたのだという。「待たせてごめんね」と言って戻ってくる孝太郎を見て、ムロは衝撃を受けたという。 コーナー終了後、ダウンタウンらに「生まれながらの人たらし」との称賛を受けた孝太郎。「政界進出は絶対にない」と言い切ったが、人望がありすぎてまわりが許してくれなくなる日も近い?
2017年10月14日女優の菅野美穂(40)が10月13日放送の『A-studio』(TBS系)に出演。自身の子育てについて語り、ネットを中心にママたちから共感を呼んでいる。 13年に俳優の堺雅人(43)と結婚し、15年8月に男児を出産。翌年から女優に復帰し、『べっぴんさん』『ひよっこ』とNHK連続テレビ小説に立て続けに出演してきた菅野。女優業と子育てを両立させている“完璧ママ”のように見えるが――。 「最初の1年は、こんな感じなんだって、想像できないことだらけでした」 この日の放送で、こう子育ての苦労を明かした菅野。出産する前は「この仕事を20年くらいやってて、タフになったし色々経験したし。お母さんになってもどんとこいだろう。いつかいいお母さんになるために、今まで仕事してきたんじゃないか」と思うほどに自信があったという。 だが実際に母親になってからは、「チャンネルが違うというか、全然歯が立たない。仕事してて『キー!』ってなることないのに、子育てしてると余裕がなさすぎて『ハァ』ってなっちゃう」と悪戦苦闘ぶりを語った。いっぽう司会の笑福亭鶴瓶(65)から「でも産んでよかったやろ?」と聞かれると、「産んでよかったですね。照れくさいけど」とほほ笑んだ。 そうした彼女の告白に、ツイッターでは「私だけじゃなかった!」とホッとする女性たちが続出。 《菅野美穂でも子育てやってみて初めて今までやってきたこととは全く別の大変さだと知って子供にキーッてなることもあると聞いて気持ちよく寝れそうな気がする》《悩んでいるのは私だけではない、って力付けてもらえた》 さらに《子育て大変です、って包み隠さず言う菅野美穂さんは凄く素敵》《女優さんが良き母を演じてる感じは一欠片もなくて良いなぁ》など、母親として等身大の姿に好感を覚えた視聴者も多かったようだ。
2017年10月14日imgur(Hahahah1111111)より 画像共有サイト「imgur」に、ある女性ユーザーが投稿した写真が話題となっている。 熱いまなざしを浴びているのは、「日本で出産しました。私が食べた病院食がこちらです」とシェアされた写真の数々。いずれもオムライスや焼き魚、スパゲティなどバラエティに富んだ主菜に、色とりどりの副菜が並んでいる。産院では、入院生活最後の夜に「お祝い膳」として豪華な食事が供されることが多く、このユーザーの場合もマッシュポテト添えのローストビーフにコーンスープ、フルーツにケーキといったレストラン顔負けのメニューが登場したようだ。 この病院食に度肝を抜かれた人々から600件以上もコメントが寄せられている。いくつか紹介しよう。 「私も日本で出産したい。60歳の男だけど…」「私も今朝出産しました。出てきたのはクソみたいなフレンチトースト。家族にスナックを買ってきてもらったわ」「何もかも素晴らしすぎる。感動した」「出生率が下がっているから、幸せな気持ちにしてまた戻ってきてもらいたいと思っているのよ」「一体何人産めばこんなにたくさんの食事がもらえるんだ」「信じられない、食器が陶器じゃないか。アメリカではショボいプラスチックかタッパーウェアなのに」「アメリカの病院食はかろうじて食べられるレベルだっていうのにな」「これをアメリカの病院で食べようと思ったら10万ドルは取られるね」「まさかヒルトンに分娩施設があるとは」 豪華なメニューに驚く声と、自国の病院食と比べて落胆する声がほとんどだが、中には「えっ、ナットウたべたの?マジで?」と独特の着眼点で質問する人もいる。
2017年10月13日来年からの「つみたてNISA」導入に向け、10月から専用口座の受付けが始まった。だが、「『つみたてNISA』って何?」という人も多いのでは?そこで、耳慣れない人のため、経済ジャーナリストの荻原博子さんがどんな制度なのか解説してくれた。 「まず、『NISA(少額投資非課税制度)』とは、’14年に始まった、投資での儲けが非課税になる制度です。株式や投資信託などの保有期間に受け取る配当金や分配金、また、売却した際の儲けなどに、通常20.315%の税金がかかるところ、NISAならゼロです」 20歳以上を対象とする現行のNISAは、年間最大120万円を、5年間投資できる。投資先は、株式や投資信託、リート(不動産投資信託)など、さまざまだ。 「これに対して、つみたてNISAの投資額は年間最大40万円。額は少なくても、非課税投資期間は20年と長期です。そもそも積立て投資とは、たとえば『毎月1日に1万円ずつ、A投資信託を買う』と決めると、あとは自動的に買い続けてくれる方法です。これをつみたてNISA口座で行うと、運用益が税金で減らされることなく次の運用に向かうので、利回りが向上しやすいといわれます。さらに、つみたてNISAは、投資先が金融庁の基準を満たした一部の投資信託などに限られていることも、特徴です。投資初心者向きだと国は推奨しています」 しかし、NISAで儲かったときのメリットはよく知られているが、損したときのデメリットはあまり語られない、と荻原さんは言う。NISAでは非課税投資期間が終わると、一般の口座に移すか、売却するか、選択しなければならない。このとき、損失が出ているケースを見てみよう。 「AさんがつみたてNISAで毎月2万円、20年で総額480万円を元手として、投資信託を買ったとします。しかし、投資信託の価値が400万円に暴落。売却すると80万円の赤字なので、値上がりを待とうと、一般口座に移しました。この際、一般口座での買付け額は時価、つまり400万円となるルールがあります。その後、450万円に持ち直した時点で、Aさんは売却しました。一般口座での買付け額が400万円のものを450万円で売れば、50万円の儲け。税金は約10万円かかりました。NISA口座を経ず、初めから一般口座だったら、30万円の損失ですから、税金はかかりませんでした」 金融庁によると、NISAは約1,077万件開設されている(’17年3月末時点)。しかし、実際に運用されているのは約60%(’17年7月末・日本証券業協会調べ)だ。 「国や金融機関は、NISAに興味はあるが躊躇している人に、一歩を踏み出してもらおうと躍起です。『よくわからないが、金融庁のお墨付きだから安心』はもってのほか。投資は自己責任が鉄則です」
2017年10月13日「寝室は家の中でいちばん重要な開運スポットです。たとえほかの部屋が散らかっていても、とにかく寝室さえ片付けておけば問題ありません。そもそも風水では『寝室をもって家の中心とする』といわれています。運気は家の中心に集まってくるので、寝室を整えて吉相にしておけば、金運が上がりますよ」 そう力強く断言するのは、日本の風水・家相の第一人者であるDr.コパ先生(70)。 「人は睡眠中、知らず知らずの間に不運を吐き出しています。不運を出したぶんだけ、幸運が舞い込みやすくなるのです。不運と幸運を効率よく交換するためには、寝室を“新陳代謝のよい状態”にしておく必要があります。睡眠中が金運UPにいちばん重要な時間帯なんですよ」 コパ先生によると、運の王様は金運で、金運さえ上げられれば、全体的な運も上がるそう。特に、10月は金運を上げるうえで絶好のチャンスだという。 「家相的に、11月は建物のお正月といわれています。10月中に寝室を整えて、来年の運気や幸せなどをお願いしておけば、来年1年間、幸運に恵まれるんです。伊勢神宮の神嘗祭、1年間の五穀豊穣のお礼をする祭祀は10月15日から行われます。神様に願いが届きやすい日なので、来年の金銭的な予定や願い事は10月15日までにきちんと整理しておきましょう」 願いを神様に届けるためにいちばん効果的なのは、「祈願書」を作ることだという。用意するのは封筒2通と便せん2枚。封筒の表に「祈願書」と書き、裏には自分の名前と、実際の日にちにかかわらず「二〇一七年十月十五日」と日付を書き込む。 「家を建てる、マンションを買う、リフォームする、車を買い換えるなど、来年お金が必要になる理由と、『だから、いくら必要です』という金額を便せんに書きましょう。文末に自分の名前と『二〇一七年十月十五日』と書くのも忘れずに。同じ内容のものを2通作り、その2通を持って、自宅近くの神社に行き、あらためて神様に頭を下げてお願いしましょう。必ず2通とも手書きで!コピーはダメですよ」 神社から帰ったら、「祈願書」の1通は枕元に。もう1通は持ち歩くか、神棚や仏壇に供えたり、引出しにしまったりするなど、大切に保管しておく。そうすれば寝室に祈願が充満し、願いがかないやすくなるのだ。 「さらに、10月は風水的にも家相的にも、インテリアを来年用のものに替えるタイミングとして、ベストな時期なんです。来年のラッキーカラーはピンクとオレンジです。ピンクは人間関係、恋愛、結婚を表す色。オレンジは人気や才能、旅行、子宝や不動産などの財産を表す色。これから寝具やパジャマなどを購入する機会があれば、ぜひピンクとオレンジを意識してくださいね」 その2色に金運、仕事運を表すゴールドを加えた3色のグッズを、寝室の北西と東南、2カ所両方に配置すると、さらに金運UPに効果テキメンだとか。たとえば、ゴールドの額縁にピンクとオレンジを配したポストカードを飾ってみたり、ゴールドのストールとピンクのバッグとオレンジの帽子を置いておいたり。とにかく北西と東南にラッキーカラーを配しておけば、グッズは何でもよいそうだ。 何かと物入りな来年に向けて、いつも「お金がない」とため息をついている人は実践してみよう!
2017年10月13日冬のボーナスシーズンに向けて、各メーカーから冷蔵庫の新製品が発表された。 「最近の人気冷蔵庫のトレンドは『大容量・省エネ・おいしさキープ』の基本3性能。各社それぞれ、しのぎを削って機能をバージョンアップし、進化させているので、目移りしてしまいますね」 こう語るのは、All about家電ガイドの戸井田園子さん。 「各メーカーは冬のボーナスシーズン前、つまり11月までに新ラインナップをそろえます。冷蔵庫の新製品は、モバイル機器などと違ってニュースになりにくいということ、また家電量販店の店頭に並んで、消費者に情報が届くまでに時間がかかるという事情があるからです」(戸井田さん・以下同) 今シーズン、国内の大手5大メーカーが発表した大容量型の価格帯は、30〜40万円と決して安くはないが、「高くても欲しい」というユーザーが増えているのだとか。最近は、海外製などの安い冷蔵庫も売られているが、国内メーカーの製品は省エネ効率が高いので、電気代は安くすむ。 また、家庭料理は和食、洋食、中華に加えエスニックと、バリエーションがますます広がっている。ストックしたい調味料や食材も増え、さらに作り置きや冷凍食品など、保存したいものが増える一方だ。主流の大容量冷蔵庫は、こうした日本の主婦の細かいニーズにも対応しているため、多少値段が高くても、国内メーカーの製品を選んだほうが満足度は高くなるという。 「前年に発売された冷蔵庫は、発売から1年を過ぎると『型落ち品』と呼ばれ、値段は2分の1程度まで下がります。ですから、省エネ性能に劣る安い価格帯の製品を選ぶより、大手メーカーの型落ち品を買ったほうが、結果的に電気代も節約できてお得です」 近年は気候変化のためか、高温多湿の日が増え、食品を常温で保存するとカビが生えるなど、傷むのが早くなったと感じる人も多いだろう。そのため、米やパンのほか、さまざまな調味料、さらにペットフードなども冷蔵庫で保存するようになり、大容量へのニーズがいっそう高まってきている。 大容量化で気になるのは消費電力だ。各メーカーのパンフレットに記載されている「年間消費電力量」を見てみよう。たとえば、各社の500リットルタイプの電気消費量は年間250〜290kWh。これを金額に置き換えると年間6,000円程度に収まる計算だ(東京電力の従量電灯Bの場合)。しかも、各社のパンフレットをよく見ると、300リットルの電力量よりも500〜600リットルと大容量になるほど、消費電力は少なくなっている! 「容量が増えているのに、消費電力が少なくなるのはどうして?と疑問を抱く方も多いでしょう。最近の大型冷蔵庫は、高性能の断熱材やモーターの回転数を制御するインバーター、冷やしすぎないためのセンサーが搭載されているため、ひんぱんに電力のオン・オフを切り替える必要がなく、消費電力が抑えられるように設計されています。逆に、安い価格帯の小型冷蔵庫などは、高価なインバーターやセンサーを搭載できないので、省エネ効果が得られにくいのです」 冷蔵庫を買い換えるサイクルは、一般的に10年ほどといわれている。家電の中でも特に長く使うものだから、毎日の台所仕事がはかどる高機能な製品ほど、満足度は高くなるはず。決して安い買い物ではないからこそ、じっくり見極めて選ぼう。
2017年10月13日今年8月、14年に自殺した夫・TENNさん(享年35)の死の真相を報じられた元SPEEDの上原多香子(34)。上原の不倫に苦しんだTENNさんは、遺書にその苦しみを書き残していた。 上原はすでに不倫相手とは別れ、“新恋人”の演出家・コウカズヤ(40)と付き合っているが、芸能界の表舞台からはすっかり姿を消した。テレビ局関係者が言う。 「その後の上原さんのスケジュールは真っ白。彼女を起用しても、ドラマも映画も“上原復帰”ばかりが取り上げられ、肝心の中身が注目されないだろうと、みんなが二の足を踏んでいる状態なんです」 交際中のコウは、上原の不倫がTENNさんの自殺の原因だとわかったうえで交際をスタートさせている。彼女を支え続けていく気持ちに変わりはないようだ。 「逆に上原さんに仕事がない分、2人で過ごす時間が多くなっているそうです。いまの上原さんは、コウさんにのめりこんでいますね。みんなが離れていったいま、頼りになるのは彼だけなんでしょう。スピード再婚も考えていると聞いています。もしや、再婚で過去を清算しての一発逆転を狙っているのかも……」(前出・芸能プロ関係者) コウは、上原との今後をどう考えているのか。彼の携帯電話にかけて取材を試みた。 「申し訳ないですが、何もお答えできないんです。本当にすいませんが……」 丁寧な対応だったが上原のことはいっさい語らなかった。 「少なくとも1年ほどは世間の目に触れず、批判が収まるのを待つつもりと聞いています」(前出・芸能プロ関係者) ベッキーも矢口真里もいまだ苦労が続く中、甘い見通しに思えるが――。
2017年10月13日(写真:アフロ) 「5歳からスケートを始めてきました。なにか、スケートとともに歩いて行くのかなと感じています」 9月25日に27歳の誕生日を迎えた浅田真央は、都内のイベントで今年の抱負を語っていた。4月に現役を引退してから半年、これまで浅田は“自分探しの旅”を続けていたという。 「今年1月には、ロサンゼルスを訪れています。幼いころ通っていたフィギュア教室時代の親友に会うためだったと聞いています。また引退会見の前には、スリランカへのひとり旅も決行。さらにゴールデンウィーク前には、同じく現役を引退した村上佳菜子さん(22)と1週間の沖縄旅行にも出かけていたそうです。そうした旅を通じて、彼女は『第2の人生をどう生きていきたいのか』と自問自答してきたといいます」(フィギュア関係者) フィギュア漬けだった“青春時代”を取り戻すかのように、世界各地を放浪してきたという浅田。だが彼女がたどり着いた“結論”は、やはりフィギュアだった。 「周囲の人からはスポーツキャスターや舞台女優としての転身も薦められていたそうです。でも先日、彼女が『私、やっぱりフィギュアスケートが好き。離れることなんてできない』と漏らしていたんです」(前出・フィギュア関係者) 現時点では今後について明言していない浅田。だが実はすでに、ある計画を明かしていた。 「浅田さんは、指導者としての道を模索し始めています。『ノービスクラスの選手を育ててみたい!』とも言っていたそうです。小学生の彼女たちを1から教えることで、世界に羽ばたかせてあげたいと考えているようですね。最終結論は平昌五輪後になるかと思いますが、現職のコーチのもとで指導法を学ぶことになるでしょう。すでに、お世話になったコーチなどに相談しているとも聞いていますよ」(別のフィギュア関係者)
2017年10月13日お久しぶりです。横峰沙弥香です。 7月末に無事に元気な女の子(愛称・ゆめこ)を出産しました。 予定日よりも随分と早く産まれたため、見ていて不安になるほどガリガリだった娘。体重が減り続けたり入院延長になったりと不安は尽きませんでしたが、退院した途端に目を見張るような成長を見せ、今となってはまめよりも長く生きているような顔をしています。 軽くて軽くてどうしよう!なんて必要以上に抱き上げては頬ずりしていたあの頃が今では遠い昔の出来事のよう。2ヶ月しか経っていないというのにです。腱鞘炎でカチコチになった手首に鞭打って我が子2人を抱き上げる幸せ。 まめといえば、出産直後は動揺を見せたものの盛大に「お兄ちゃん就任式」を開き、その後はできるだけ家族4人で密に過ごすようにしたことで早々と落ち着きを取り戻し、今ではすっかりお兄ちゃん風を吹かしつつ、ゆめこに世の不条理を説いています。 2人育児。覚悟をしていたつもりでも、その忙しさたるや乳をしまう暇もないほど。言い換えれば、細かいことで悩んでいる暇がないわけですからありがたいものです。 新たなメンバーが加わってさらにパワーアップした横峰家をこれからも宜しくお願いいたします!
2017年10月13日ものまねタレント・清水アキラ(63)の三男でタレントの清水良太郎容疑者(29)が10月11日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されていたことが明らかになった。 報道によると10日午後1時40分ごろ、30代の女性が「ホテルで男に薬物を飲まされた」と110番通報。捜査員が豊島区内のホテルに駆けつけると、ホテルから出ようとした良太郎容疑者を発見。任意で尿検査をしたところ覚醒剤の陽性反応が出たため、11日に逮捕したという。 「良太郎容疑者は今年2月、一部で違法カジノ店に出入りしていたことが報じられました。当時は所属事務所が謝罪コメントを発表。謹慎を経て芸能活動に復帰しました。しかし父のアキラさんは7月に『子供は幾つになっても自分の子であり、責任は親にあると思います』とブログにつづるなど“親バカぶり”をうかがわせていました。『息子を甘やかし過ぎたため、無反省で今回の件につながったのではないか』と批判の声も出ているそうです」(テレビ局関係者) 良太郎容疑者と同じ二世タレントでは今年6月、俳優・橋爪功(76)の長男で俳優の橋爪遼容疑者(30)が覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕・起訴されている。今月20日には初公判が行われる予定だ。 「初犯なので、おそらく執行猶予はつくでしょう。注目されるのは、情状証人として父親が出廷するかどうかです」(司法担当記者) かつて覚せい剤で二度逮捕された女優・三田佳子(75)の二男(37)など、二世タレントたちの“暴走”は後を経たない。 「親が芸能人ということもあって、大抵の二世タレントは金銭感覚が世間一般とかけ離れています。芸能界入りに際しても一般人より“ハードル”が低い。にもかかわらず自分の“本業”がふるわないと、親に対するコンプレックスで逃げ場所を探してしまうようです。逮捕歴のある有名俳優の二世タレントのひとりが『金を渡すだけでなく親に真剣に向き合ってほしかった』と本音をこぼしていたことがありました」(ベテラン芸能ジャーナリスト)
2017年10月12日(写真:Shutterstock/アフロ) ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラスキャンダルは沈静化の糸口さえ見えてこない。被害者が余りにも多すぎるのだ。彼の巨大な権力の前に口を閉ざしてきた女性たちが、語る自由をようやく得て白日の下にさらした真実は、目や耳を塞ぎたくなるほどひどいものばかりだ。 スーパーモデルで、女優としても頭角を現しているカーラ・デルヴィーニュも、ついに声を上げた。Instagramで、「自らのストーリーを恥じてはだめ。それはきっと誰かを奮い立たせる」と大書した画像に添えて、ワインスタインにされた一部始終を綴っている。 女優業をスタートさせた当時、ワインスタインから電話が来たという。 「一緒に写真を撮られた女性たちと寝たことはあるのか、と訊かれた。すごく変で気分の悪い電話だった……何も答えずに切ろうとしたら、彼はこう言ったの。『もし君がゲイだったり、特定の女性と付き合うことを決めたりしたら、私は二度と君にストレートの女性の役をやらない。ハリウッドでの女優としての道を絶たれることになるぞ』」 その1~2年後、デルヴィーニュはある映画監督とワインスタインの3人で次回作のミーティングすることになり、ホテルのロビーに集まった。途中で監督が中座、2人きりになるやワインスタインはデルヴィーニュに、自身の女性遍歴を自慢し始めたという。今までに寝た女優たちの名前を列挙し、性的に不適切な表現を交えながら彼女たちのキャリアをいかにして自分が作ってやったかを、鼻高々に語った後、ワインスタインはデルヴィーニュをホテルの部屋に誘った。 「私はすぐさま断って、彼のアシスタントに私の車は外にあるかどうか訊いた。彼女は『車はない。しばらく車寄せには回されないから彼と一緒に行くべきよ』と答えた。その瞬間、自分の無力と恐怖を感じたけれど、それを悟らせるような行動は取りたくなかった。部屋に着いたとき、別の女性がいるのがわかってほっとした。大丈夫だ、と思ったけど、彼は私と彼女にキスをするように言って、彼女は私を押し倒したの」 身の危険を察知したデルヴィーニュは、ベッドから立ち上がって歌を歌い始めた。これが功を奏したのか、部屋はオーディションのような空気に包まれたという。プロの態度を貫き、歌い終わった後に「もうこれで失礼します」と宣言した。ワインスタインは彼女をドアまで送り、別れ際に唇にキスを試みてきたが、デルヴィーニュはこれを何とか阻止し、部屋を脱出することができたのだとか。 ワインスタインの要求はのまなかったが、役を剥奪されることはなかった。しかし、この出来事は、デルヴィーニュの映画に対する感情をガラリと変えてしまったという。 「映画に出るのが怖くなってしまった。その役をやる価値が自分にはないように感じたし、映画について語ることもためらわれるようになってしまった。家族を傷つけたくなかった。何か間違ったことをしているかのように気が咎めてしまった。この手の出来事が多くの女性に起こり得る上に、恐れるあまり誰にも言えない状況に追い込まれるということが、心底恐ろしい」 デルヴィーニュのこのメッセージには、勇気ある告白を賞賛するコメントが相次いでいる。
2017年10月12日お笑いコンビ・ピースの綾部祐二(39)が12日、自身のインスタグラムを開設し、米・ニューヨークに無事到着したことを報告。お笑いタレントの渡辺直美(29)も「綾部さんの本気を一緒に応援しましょ!」とエールを送っている。 11日に相方の又吉直樹(37)に見送られ日本を出国した綾部は、“AMERICAN DREAM”とプリントされたTシャツを着て、ニューヨークの街をバックに座っている写真をアップ。「This is where I start!!」とコメントを添え、ニューヨークに到着したことを報告した。 アカウントの開設と、写真の投稿から3時間でフォロワーは11万人を超え、「がんばって!応援してる!」「やっとですね!ファイト!」「大好きです!」と応援のコメントが殺到。 また、ニューヨークへ短期留学した経験を持ち、現在ではインスタグラムのフォロワー数国内1位を誇る渡辺直美も「昨日、飛び立つ前のラストランチに参加いたしました。いつもと変わらない雰囲気に本当に行くのかなってw実感湧かなかったけど……いざ行ってしまうと寂しいどす……」と綾部と又吉のツーショットチェキを自身のインスタグラムに投稿。 つづけて「是非……綾部さんの本気を一緒に応援しましょ!」とエールを送り、「NY着いて綾部さんインスタ始めました」と呼びかけ、自身のファンに綾部のアカウントをシェアした。
2017年10月12日雲の上に浮かび上がる写真が有名な竹田城跡(兵庫県朝来市) 「今年のツアー旅行のキーワードは『インスタ映え』や『SNS映え』。思わず写真を撮りたくなるスポットを組み込んだツアーがマストです」 こう話すのは、旅行ジャーナリストの村田和子さん。これまでの日帰りツアーは、「+ショッピング」が定番セットだったが、最近は、SNSで話題のフォトジェニックなスポットを多数組み込んだものが主流。年齢を問わず“インスタ映え”のツアーから売れていくという。 また、ランチも昔のような食べ放題は減り、格安ツアーであっても思わず写真に撮りたくなる美麗な料理が出てくることが多くなったそう。 「絶景や美しいランチに加え、フルーツ狩りや本格的なウオーキングをするツアー、紅葉を見ながら写真撮影法を学ぶツアーなど、プラスアルファの選択肢の幅も広がりました。これだけ充実した内容でも、1日1万円以下のツアーが豊富にそろっています」(村田さん) 大阪発の“1万円以下日帰りツアー”なかで、村田さんが「11月中旬は紅葉と城跡をセットで楽しめるチャンスです」と推薦するのが、H.I.S.のツアー「東洋のマチュピチュ!天空の城『竹田城跡』と竹田城城下町ホテルEN(旧木村酒造場)で味わう本格フランス料理」。さっそく記者も参加してみた。 朝9時にバスに乗り、梅田を出発。竹田城跡のある兵庫県朝来市までの道中、「海鮮せんべい但馬」に立ち寄り、店内で試食とお買い物。午前11時には、竹田城跡の残る山のふもとに到着した。まずは、城下町に佇む「竹田城城下町ホテルEN」で、本格フレンチのランチ。 本日のコースは、前菜「但馬野菜とサーモンの菜園風」に本日のスープ「とうもろこしのスープ」、メインは「但馬鶏の香草パン粉焼き」、デザートに「ガトーショコラアイスクリーム添え」。本格フレンチの美しい盛り付けは、まさに、人に自慢したくなるランチ!どのテーブルからも歓声が上がり、カシャカシャとスマホのシャッター音が響く。バスツアーの場合、昼食はイマイチということもあるが、これは食にこだわる女性にも自信を持っておススメできる。 ランチの後は、いよいよ、クライマックスの竹田城跡へ。細い山道を上るため、マイクロバスに乗り換える。あいにくの雨もようだが、「このあたりは雨の多い土地なんですよ」と添乗員さん。山の中腹にある駐車場でバスを降りたら、そこから徒歩で15分ほど急坂を上っていき、城跡内に入場。 雲の上に浮かび上がる写真が有名な竹田城跡だが、雲海を見られるのは秋冬の朝方のみ。ツアーで訪れる時間帯には残念ながら見られない。だが、この日は雨。周囲の山々を包んでいた霧が、おりしも城跡の石垣までせり上がってきた。あたりは幻想的な雰囲気となり、たしかに「東洋のマチュピチュ」に!目の前に、夢に見ていた景色が現れ、記者はテンション急上昇。しつこすぎるほど写真を撮りまくった。 バスに戻って、さっそくインスタグラムに霧けぶる竹田城跡の写真をアップすると……なんと300に近い「いいね!」をゲット!なんだか妙な達成感に包まれた。今後は有名インスタグラマーを目指そうかしら!?帰りには「道の駅但馬のまほろば」でお土産タイム。高級和牛を味わいたい人には、お値ごろな但馬牛の直販コーナーがおススメ。記者は但馬野菜や名物「とち餅」などのお土産を購入して、午後5時半に大阪駅へ到着した。 日帰りで話題の絶景スポットと本格フレンチを楽しんで、写真フォルダにはインスタ映えする写真がたんまり。1万円以下の絶景ツアー、何度も「いいね!」を押したい内容だった。
2017年10月12日深紅のじゅうたんのようなサルビアの花畑(写真はイメージです) 「今年のツアー旅行のキーワードは『インスタ映え』や『SNS映え』。思わず写真を撮りたくなるスポットを組み込んだツアーがマストです」 こう話すのは、旅行ジャーナリストの村田和子さん。これまでの日帰りツアーは、「+ショッピング」が定番セットだったが、最近は、SNSで話題のフォトジェニックなスポットを多数組み込んだものが主流。年齢を問わず“インスタ映え”のツアーから売れていくという。 また、ランチも昔のような食べ放題は減り、格安ツアーであっても思わず写真に撮りたくなる美麗な料理が出てくることが多くなったそう。 「絶景や美しいランチに加え、フルーツ狩りや本格的なウオーキングをするツアー、紅葉を見ながら写真撮影法を学ぶツアーなど、プラスアルファの選択肢の幅も広がりました。これだけ充実した内容でも、1日1万円以下のツアーが豊富にそろっています」(村田さん) 東京発の“1万円以下日帰りツアー”のなかで、村田さんが「関東の2大花畑を1日で楽しめる」と推薦するのが、はとバスツアー「房総vs三浦花の半島対決!コスモス畑・サルビアの大斜面と伊勢海老しゃぶしゃぶ」。さっそく記者も参加してみた。 午前9時30分、バスに乗り京橋駅を出発。レインボーブリッジを渡り、バスは神奈川県方面へ。11時前には、神奈川県・三浦半島の「くりはま花の国」に到着。ここでバスを降り、各自で自由散策。お目当ては、10月下旬まで開催される「コスモスまつり」!記者が訪れた9月中旬に見ごろを迎えていたのは、黄色いコスモス。花畑は、さながら黄金の海!ざわざわと風に揺れるコスモスに太陽の光が反射して、きれい! 風にゆれる満開のコスモス畑のなかに立つと、なんだかドラマの主人公になった気分。あのドラマでもこんなシーンがあったよね〜、と、その気になって何枚も写真を撮ってもらう記者であった。ちなみにコスモス畑の3分の2以上を占める赤、白、桃色のコスモスは、10月上旬から下旬が見ごろだそう。 コスモスの次は、サルビアの花畑へ。三浦半島の久里浜と房総半島の金谷を結ぶ「東京湾フェリー」で東京湾を横断し、千葉県の「マザー牧場」を訪れる。「このフェリーを楽しみに、ツアーに参加された方も多いのではないでしょうか。天気がよい日には、船のデッキから富士山が見られます」と、ガイドさん。フェリーにバスごと乗り込んだあとは、約40分の航行中、船内で自由に過ごせる。 船を降りると、そこは千葉県。待望のランチは「漁師料理かなや」で、伊勢海老のしゃぶしゃぶと海鮮ちらし!とにかく伊勢海老が、大きい!そしてだしがすごい!!磯の香りも濃いうま味の誘惑に抗えず、鍋に残っただし汁まで残さず飲み干してしまった。豪華ランチに超満足し、再び乗り込んだバスは一路マザー牧場を目指し、富士山や東京湾を見渡す鹿野山へ。 午後3時、鹿野山頂付近に広がるマザー牧場に到着。入場後、牧場スタッフの案内を聞いたら、その後は自由行動。真っ先に向かったサルビアの花畑は、とにかく広い!そして赤い!深紅のじゅうたんのような花畑と、抜けるように青い空とのコントラストに思わず感動。そして写真も撮りまくる。これは“SNS映え”しまくりだ。 バスに戻り、さっそくさっきのサルビア写真をインスタグラムにアップするうち、最後のスポットの「酒菜館」に到着。和蔵酒造が運営するこちらでは、酒蔵の見学、試飲もできる。試飲用は常時十数種用意されており、この日は17種ものお酒がズラリ。納得いくまで試飲して、お気に入りの1本をお買い上げ。 お酒のせいか、18時30分に東京駅丸の内口に到着するまで、爆睡。起きたときには、インスタグラムに100件以上の「いいね!」がついていた。花畑パワー、偉大なり!!2つの半島の2大花畑を1日で楽しめる欲張りツアー、お得感抜群の旅だった。
2017年10月12日SNSによって新名所となったモネの池(岐阜県関市) 「今年のツアー旅行のキーワードは『インスタ映え』や『SNS映え』。思わず写真を撮りたくなるスポットを組み込んだツアーがマストです」 こう話すのは、旅行ジャーナリストの村田和子さん。これまでの日帰りツアーは、「+ショッピング」が定番セットだったが、最近は、SNSで話題のフォトジェニックなスポットを多数組み込んだものが主流。年齢を問わず“インスタ映え”のツアーから売れていくという。 また、ランチも昔のような食べ放題は減り、格安ツアーであっても思わず写真に撮りたくなる美麗な料理が出てくることが多くなったそう。 「絶景や美しいランチに加え、フルーツ狩りや本格的なウオーキングをするツアー、紅葉を見ながら写真撮影法を学ぶツアーなど、プラスアルファの選択肢の幅も広がりました。これだけ充実した内容でも、1日1万円以下のツアーが豊富にそろっています」(村田さん) 名古屋発の“1万円以下日帰りツアー”なかで、村田さんが推薦するのが、クラブツーリズムの「紅に山燃ゆる『香嵐渓』と通称『モネの池』圧倒的なキラメキなばなの里イルミネーション」。香嵐渓となばなの里の両方が楽しめる。 「さらに、SNSによって新名所となった“モネの池”に行けるのもうれしいですね。モネの絵画の『睡蓮』の池にそっくりと評判で、インスタグラムで一気に広まった話題のスポットです」(村田さん) 同ツアーの開始日は、紅葉とイルミネーションに合わせた11月中旬。とはいえ、村田さんイチ押しとあってはこのツアーは外せない。取材班はひと足先にレンタカーを借り、ツアーと同じコースを回ることにした。 10時30分に名古屋駅を出発し、東へと車を走らせること約1時間半。到着した香嵐渓は当然、まだ紅葉には早いが、都会より一段冷たい空気が秋の訪れを感じさせてくれる。風にざわざわと揺れるもみじの葉音、そしてさらさらと流れる清冽な川音を聞きながら歩を進めると、木々の中から香嵐渓のシンボルである待月橋の姿が立ち現れた。朱色の橋と紅葉、これはエキゾチック&フォトジェニック!思わずスマホを取り出し、橋の上から渓谷の風景を何枚も撮影してしまう。 ひとしきり撮影した後は、絶景の中、木陰でランチ。ツアーと同じく栗おこわ弁当をいただいた。自然を堪能しながら食べるお弁当は、格別においしかった。 愛知県の香嵐渓を後にし、次に向かうは岐阜県。美濃関物産館に立ち寄った後は、美濃の市街地から板取川沿いに上流へ40分ほど遡る。次の目的地の「モネの池」は、この地域の氏神を祭った「根道神社」の参道にある。もともとは、名もなき池。’15年秋にメディアで取り上げられるようになると、あまりの“モネっぽさ”にSNSで一気に拡散されたという。瞬く間に新名所となり、今やグーグルマップ上にも「通称モネの池」と表示されるほどだ。 一目見て、驚いた。エメラルドグリーンの水面に、睡蓮の葉が浮かぶ池。その中を、大きく鮮やかなニシキゴイが悠々と泳いでいる。陽光を受けて水面が七色に輝くさまは、モネの絵画『睡蓮』そのもの!まさに“写真に撮りたい景色”がそこにあった。撮った写真を、記者もさっそく自分のインスタグラムにアップ。この写真についた「いいね!」は180件。インフルエンサーでもなんでもない“ふつうの人”な記者のインスタグラム史上、最高記録であった。 次は、岐阜県から三重県桑名市、なばなの里へ。ツアーでは、イルミネーションと夕食を各自楽しむ。640億色(!)という水上イルミネーションがここの目玉ながら、今はまだやってない(10月中旬開始予定)。なばなの里はフラワーガーデンとしても有名なので、今回は「ベゴニアガーデン」へ。夕食は、7つのレストランから好きな店を選び自由にとる(ツアー料金には含まれない)。記者は迷わず、施設内の醸造所で作られた地ビール「長島ビール園」へ。できたてビールを片手に、たっぷり350グラムのステーキを堪能し、すっかり大満足。 終了地点の名古屋駅まで(シラフのカメラマンが)車を運転し、到着したのは20時40分ごろ。3つの観光名所が愛知、岐阜、三重と3県をまたぐため、全行程の走行距離はおよそ270キロに及んだ。自分で移動するにはハードな距離だが、バスツアーなら乗っているだけなので、超ラクちん。この内容で、8,000円でお釣りがくるとは!最近のバスツアーは、かくもお値打ちなのであった。
2017年10月12日9月23日、朝から千葉県内の病院でドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第5シーズンのロケが行われていた。前夜からの激しい雨が降る中、病院玄関にさっそうと立ったのは米倉涼子(42)だ。 NGもほとんど出さずに順調に撮影を進めていく米倉。ワンシーンが終わるたびにモニターのところへ飛んでいき、食い入るようにチェックしている。スタッフと談笑して笑顔を見せたり、気心が知れた現場だけにチームワークのよさがうかがえた。 これまで『ドクター』の現場に、1個1万2千円もするメロンを大量に差し入れたりして話題になった、“差し入れ女王”として知られる米倉。10月12日スタートの今シリーズでも、さぞ豪華な差し入れをしているものと思いきや――。 「なんと先日、米倉さんが差し入れてくれたのが、チョコ菓子『コアラのマーチ』やグミといった、普通にコンビニで買えるお菓子ばっかりで、逆にスタッフは驚いてました。ただ、量がすごくてコンビニの棚まるごと買ったんじゃないかってぐらい。もちろん、これから放送されて視聴率が上がっていけば差し入れの金額も上がっていくんでしょうね。そのあたりは、米倉さんの“アメとムチ”なのかもしれません(笑)」(ドラマスタッフ) ちなみにこのドラマでは、米倉による“お約束シーン”も視聴者のお楽しみとなっている。 「“入浴シーン”では、30分前からストレッチを始めて万全の態勢で臨んでいます。米倉さんは隅々まで気を配って、大門未知子になりきっています」(テレビ朝日関係者) 前出の現場では柱に背中をつけて、膝を交互に高く上げる運動をやり続ける米倉の姿が。通りすがりの母娘も、「ああやっているも体を動かしているからキレイなのね……」とため息まじりに見とれていた。 昨年放送の第4シーズンの平均視聴率は、驚異の21.5%。今シーズンはどこまで伸びる!?
2017年10月12日「鈴木さんは、今シリーズから新たに出演する若手イケメン俳優たちに、撮影前から戦々恐々としていました。これまで、米倉さんの“お気に入り”だった鈴木さんは、彼らの出演で米倉さんの“寵愛”の座を奪われてしまうんじゃないかと心配しているんです」(制作関係者) 米倉涼子(42)が主演する大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第5シーズンが10月12日、いよいよスタートする。この現場に、今シーズンから新たに加わったのが永山絢斗(28)と野村周平(23)。“新入り”イケメン2人の登場に、前シーズンから出演してきた鈴木浩介(42)がそわそわしているという。 「鈴木さんは、『イケメンたちに、米倉さんをとられちゃう!』とボヤいては、やきもち全開ですよ(笑)。ただ、その不安は少なからず的中しています」(前出・制作関係者) 米倉さんは、13年の主演ドラマ『35歳の高校生』で野村さんと共演している。新人だった彼と、当時はそれほど話をする機会もなかったという。 「それ以来の共演となる今回、最初の現場で、米倉さんが野村さんをどう呼べばいいかが話題になったんです。そのとき米倉さんが『いきなり周平くんっていうのもねえ』とスタッフたちと話していたら、野村さんが突然、『周平さんと呼べよ!』とグイグイ会話に入って来て(笑)。もちろん冗談なんですけど、米倉さんは『絶対、呼ばね~!』と言い返して。そこからグッと距離が縮まりました。それ以来、野村さんは米倉さんに『俺についてこい!』と言い放ったり(笑)、もう42歳の鈴木さんにはない若さと勢いを感じますね」(前出・制作関係者) もうひとり初参加の永山、第1シーズン以来の出演となる田中圭(33)など、若手男優陣で花盛りの現場。イケメン新興勢力に押され気味の鈴木だが、かといって米倉にそっぽを向かれたわけではない。 「米倉さんは鈴木さんを『浩介くん』と親しみをこめて呼んでいて、年齢も近いことからとくに仲がいいんです。ピリピリした医療シーンの撮影が終わると、米倉さんは鈴木さんを探して軽口をたたいて緊張をほぐしています」(ドラマスタッフ) “女王の寵愛”を勝ち取るのはどのイケメン!?
2017年10月12日俳優の竹内涼真(24)が先月放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演。「一度死んだ」と話すほどのピンチを俳優の唐沢寿明(54)に救われたというエピソードについて語った。 竹内によると唐沢主演の同局ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」の地方ロケに、なんと3時間も遅刻してしまったという。 現場に到着すると殺伐とした雰囲気。竹内は今まで出した事がない大きな声で、唐沢さんに「すみませんでした!」と謝罪。すると唐沢が「若気の至りだよ」と笑ったため、現場の雰囲気が一気に和やかになったというのだ。 「とにかく懐が深いというか太っ腹というか。人間としての器が大きいんです。だから共演者も裏方も、いっしょに仕事をすると唐沢さんのファンになってしまいます」(テレビ局関係者) また金銭的に太っ腹なエピソードについても、同作で共演した俳優の窪田正孝(29)が映画版舞台あいさつで明かしていたという。 「唐沢さんに焼き肉店に連れて行ってもらった窪田さんは、その場で『何でも食え』と言われたそうです。食欲旺盛な窪田さんは言われた通り食べまくり、店のメニューの端から端まで注文。会計はかなりの金額になったといいます。それでも唐沢さんは当たり前のように全額支払ったそうです」(映画ライター) そして太っ腹なのは、共演者や裏方に対してだけではなかった。 「15年公開の主演映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の海外ロケでのことです。取材に訪れた記者たちを召集し、自腹で接待したそうです。その際にはお気に入りの俳優・ムロツヨシさん(41)も同席させるなどのサプライズも用意してくれたと聞きました」(芸能デスク) 今後も唐沢と仕事をしたい役者やスタッフが増えそうだ。
2017年10月11日「これまで、人にクスッとされたり、後ろ指をさされたりしてきましたが、オレは“笑われた”というより“笑ってくれた”と思って生きてきました。それを出版社の人に話したら『その発想はおもしろい!ぜひ本にしましょう』と……。競艇の予想は外れてばかりですが、これだけは間違いありません、この本は絶対に売れませんよ」 ピンストライプのスーツをビシッと着こなしながら、不安げにそう語るのは本誌連載の『ゆるゆる人生相談』でおなじみの蛭子能収さん(69)。 今月21日に古希を迎える蛭子さんが、70歳を記念して上梓した『笑われる勇気』(光文社)。どこかで耳にしたことがあるようなタイトルだが、蛭子さんが人から笑われることを、ことさら大事にしているのは、それなりの深い意味があるという。 「オレの地元・長崎には“のぼせもん”という言葉があるんですよ。みんなが困っていたり、気落ちしていたりしているときに“そげん深刻に考えよっとね”と、おもしろいことを言って、みんなを元気づけるような人です。オレにも、そんなお調子者の気質があるようで、人に笑ってもらえると、オレは嬉しいんです。たとえ、変なことをして冷笑されたとしても“笑ってもらえた”と思えば、なんだかいい気分になれるんですよ」 人に笑われたり、後ろ指を指されたりする覚悟があれば、人生が楽になるという、蛭子さんの“ゆる~い哲学”を紹介したのが『笑われる勇気』だ。蛭子さんの本音には、殺伐とした現代社会を生き抜くヒントが満載。豊かな人生を過ごすため、さらにはビジネス書としても、参考にしたい蛭子語録が溢れているーー。 「なにか失敗したら炎上してしまう今は、笑われるのがすごく難しいと思うんです。そこで“人からどう思われるか”と考えていたら、生きにくいと思うんですよね。オレははっきり言って“自分がどう生きるか”ということだけしか考えていません。周りにどう思われても“ま、いいか”ですよ。失敗しても“ま、いいか”。それをいつか漫画の題材や人に笑ってもらえるネタにすばいいんです。“このハゲ〜”の豊田(真由子)議員も、全部ネタにすればいいですよ。髪の毛の薄い人に“このやろ〜、1票いれろ〜!”とか……は、やっぱりマズいですかね」 テキトーだけど、なぜか心をいやしてくれる……そんな一冊かも。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となる漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は絶賛発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月11日人気急上昇のお笑い男女コンビ「にゃんこスター」が10月10日、スポーツニッポンのインタビューで恋人同士であると告白した。 「にゃんこスター」は結成5カ月にもかかわらず、1日の「キングオブコント2017」で準優勝し大ブレーク。スーパー3助(34)とアンゴラ村長(24)が繰り広げる“癖になるコント”もさることながら、アンゴラ村長の愛らしいルックスにも注目が集まっていた。 そんななか2人はスポーツニッポンの取材に対し、驚くほどあっさりと交際を告白。結成直前に交際をスタート。スーパー3助の芸風が好きだったアンゴラ村長から、お笑いライブに出演したときに告白したという。 そんな告白に対して、ネット上では早くも衝撃が走っている。 《アンゴラ村長が相方と付き合ってたなんてなんかちょっとショック》《アンゴラ村長に彼氏がいるショックで朝のショートホームルームうわの空だった》《アンゴラ村長のファンやめます》 だがいっぽうでは《アンゴラ村長タイプだから若干ショックだがお似合いなので続いて欲しい》との声も。 何かと話題の「にゃんこスター」。今後のブレークのカギは、2人の恋仲にかかっているのかも!?
2017年10月11日今年のアカデミー賞には夫婦連れ立って出席していた。(写真:ロイター/アフロ) 多くのタランティーノ作品をはじめ、『英国王のスピーチ』などのアカデミー受賞作を数多く手がけてきたハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(65)がセクハラで自社を追われてからおよそ1週間。これまでワインスタインに性的嫌がらせを受けながらも、口を閉ざし続けてきた女優たちが次々と声を上げている。若かりしグウィネス・パルトロウやアンジェリーナ・ジョリー、ヘザー・グラハムらも、役と引き替えにホテルの部屋へと誘われた過去を明かしている。 すべての女性の敵となったワインスタインは、最も近しい女性からも見放されたようだ。妻で、高級ブランド「マルケッサ」の共同設立者兼デザイナーのジョルジーナ・チャップマン(41)が、離婚を決意したことをPEOPLE誌に向けた声明で発表した。 「許しがたい行為によって多大な苦しみを背負わされた女性たちを思うと心が張り裂けそうです。私は夫との別れを選択しました。小さな子どもたちの心をケアすることが、今の私にとっての最優先事項です。どうかプライバシーを尊重してくださるよう、お願いします」 2人は10年前に結婚し、現在は7歳と4歳の子どもがいる。今月5日にNew York Times紙にセクハラによる解雇を報じられて以降、ワインスタインは疑惑を否定し、妻チャップマンは自分の味方だ、と言い続けてきた。「私とジョルジーナは今回の件でじっくりと話し合い、よりよい人間になれるよう手助けする、と言ってくれている」と、New York Postの取材でも話していたが、騒ぎがあまりにも大きくなりすぎたが故だろうか。チャップマンは夫を切り捨てた。レッドカーペットでマルケッサのドレスを着る女優が増えたり、ワインスタイン・カンパニーのテレビ部門が制作する『プロジェクト・ランウェイオールスターズ』では審査員に抜擢されたりと、これまで夫の恩恵に浴してきただけに、ソーシャルメディアでは同情よりも「保身に走った」と眉をひそめる意見が多く見られる。 TMZによると、四面楚歌のワインスタインは米国時間10日夜、ひっそりとプライベートジェットに乗り、ヨーロッパにあるセックス依存症のリハビリ施設へ向かったという。
2017年10月11日(C)2012 OPEN 4 BUSINESS PRODUCTIONS LLC. All Rights Reserved.,(C)2014 OPEN 4 BUSINESS PRODUCTIONS LLC. All Rights Reserved. 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『海外ドラマ』ということで、『BAILA』『日経エンタテインメント!』ほか各種媒体に映画・海外ドラマのレビューやコラムを連載中の今祥枝さんが最推しドラマを紹介! 【最推し海外ドラマ】『シカゴ・ファイア』 日本で人気の刑事ドラマや医療ドラマは、アメリカでも鉄板のジャンルです。加えて、弁護士ドラマとレスキューものも、職業ドラマとして人気が高い。特に、9.11の際にも真っ先に現場に駆けつけた消防士は英雄で、尊敬されている職業のひとつです。’12年の放送開始以来、世界各国で大ヒット中の『シカゴ・ファイア』は、シカゴ消防局51分署に所属する消防士や救急救命士たちの日常を、基本1話完結で描いたレスキューアクション。何よりもまず、主演格2人の、たくましい消防士っぷりが見ものです。 二枚看板としてドラマの人気を牽引する、ケイシー役のジェシー・スペンサーとセブライド役のテイラー・キニーは、タイプが違ういい男。ぱっと見で目を引くテイラーは、レディー・ガガの元婚約者(復縁説も)として有名ですが、本作で俳優としての地位を確立しました。ドラマでは来るもの拒まず系のモテキャラで、現場ではワイルドに炎をくぐりぬけたり重いものを持ち上げたり高所から飛び降りたりと、危険なスタントをこなして大熱演。特に、二の腕の盛り上がりには、しばしば目がくぎ付けに。 実は今年5月に来日した際にインタビューしたのですが、人を安心させるおおらかさと包容力にさわやかなフェロモンもぷんぷん。うっとりしちゃって、身の程もわきまえず本気で恋に落ちそうになりました……。このモテオーラ、ドラマでも堪能できます。 でも、視聴者にはケイシー派も結構いるんですね。演じるジェシーは『Dr.HOUSE』というヒットドラマで長年ひ弱な感じの医師役で人気を得たのですが、本作では鍛え抜いた肉体で、たくましい消防士に大変身。誠実さがにじむキャラクターも好感度大で、『結婚するならこっちがいいわー』みたいな。 体のことばかり書いてますが、イケメンが出てるというだけで何年間も続くほど、アメリカのテレビ業界は甘くありません。たとえ映画スターが出演しても、視聴率が悪ければ2〜3話程度で放送が打ち切られてしまうことも。その点、本作は火災現場のほか交通事故や自然災害、犯罪現場にも駆けつけて行う人命救助はスリル満点。恋愛模様も華やかだし、それぞれが抱える問題なんかもきっちりと描かれていて感動&ホロリの嵐。アクションも派手で、実に気前よくどっかんどっかん爆発炎上してくれるあたり、お金がかかったぜいたくな作りです。 ところで、『シカゴ・ファイア』にはスピンオフが2作品あります。同じくシカゴを舞台にした刑事ドラマ『シカゴP.D.』と医療ドラマ『シカゴ・メッド』。この3本、なんと世界線が同じで、登場人物のリンクも密。アメリカでは、1本のヒット作から次々と姉妹番組を展開するフランチャイズ方式が一般的で、本作は“シカゴ”シリーズとして大成功を収めています。まずは『シカゴ・ファイア』から始めて、順次手を広げてみるのも、きっと楽しいですよ。
2017年10月11日「今まで自分自身の笑いの沸点って、高くてシビアなほうだと思っていたんですけど、撮影現場では息つく暇もないほど笑っています」 そう語るのは、10月2日より放送が始まったNHKの連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインの藤岡てんを演じる葵わかな(19)。舞台は明治後期から昭和初期。タイトルが大阪弁で“笑ってください”の意味である今回の朝ドラは、てんとその夫・藤吉が日本中を笑いに包むべく二人三脚で奮闘していく物語。 朝ドラのオーディション3回目でつかんだヒロインの座だが、ヒロイン発表時は「合格する自信がなかったので、実感がまったくない」と話していた葵。それについて言及されると「ネガティブですよね……」と苦笑い。しかし、クランクインから3カ月が過ぎ、変化も出てきたと話す。 「以前は、てんちゃんと自分は別の人という捉え方をしていました。てんはいろいろな感情をポジティブに変換できるコなので。でも、いつもてんの気持ちを考えながら過ごしているうちに、最近はてんと自分を切り離すことのほうが難しいくらいになっています」 それにはドラマ同様、現場の明るい雰囲気が大きく関係しているそう。 「一日ひと笑いは絶対しています。アドリブに笑わされたり、松坂(桃李)さんが撮影の合間に『情熱大陸』風のナレーションをしているのもおもしろいです。たとえば、照明さんの作業中、『彼は、光を追い続ける……』みたいに(笑)。共演者、スタッフの方々が、毎日笑えるような雰囲気を作ってくださっています。そのなかで私に何ができるかを考えると、てんと同じで、明るく笑っていること。悩んでいるときでも笑顔でいることで、まわりにもいい影響が与えられる。そう考えられるようになったのは、自分自身の成長かなと思います」 夫・藤吉役の松坂桃李から「てんと藤吉の話でもあるから、なんでも相談してね」と言われたことも心の支えになっているという。タイトな撮影スケジュールも、そんなチームワークと笑いで乗り切る日々だ。 「残りの撮影期間もすぐ終わっちゃうのかなと考えると寂しくなってきます。撮影期間限定の“家族”と、悔いがないように力を合わせて最後まで駆け抜けられたらと思います」 てんを演じることで、話す言葉もなんだかポジティブになっている!? 「笑いに人生を懸けた2人の情熱が、多くの人に伝わり広まっていくお話です。朝の心地いい笑顔を届けられるよう、頑張ります!」
2017年10月11日「清宮選手は、高校通算最多となる111本のホームランを打った“怪物”。各球団がドラフト会議での1位指名を明言するなど、獲得合戦を激化させています」(スポーツ紙記者) 9月22日に開かれた記者会見で、プロ志望を表明した早稲田実業高校の清宮幸太郎(18)。25日、東京都高校野球連盟にプロ野球志望届を提出した。 その翌日、早実では体育祭が行われていた。高校最後の体育祭とあって、無邪気な笑顔を見せていたという清宮。だが、ここでもやはりスターぶりを発揮していたという。 「彼のまわりには、いつも人だかりができていました。競技を終えて控えエリアに戻ると、同級生女子たちが記念撮影を懇願。次第に下級生たちも加わり、長蛇の列ができていました。また水分補給のため校舎内へ移動すると、今度は生徒のママが待ち構えていて……。ここでも記念撮影が延々と続き、黄色い声があがっていました」(保護者のひとり) 清宮はそんな熱烈アプローチにも嫌な顔をせず、黙々と応じていたという。だが彼を待ち受けていたのは、それだけではなかった。 午後2時前、選手控えエリアから棒倒しの集合場所へと移動した清宮。そこで「幸太郎くん!」と声をかける女性がいた。元西武ライオンズ投手・西口文也氏(45)の妻だった。かつて西武の“伝説のエース”として活躍し、引退後は投手コーチに就任している西口氏。子どもが早実に通っているため、夫婦で観覧に訪れていたようだ。 「奥さんが清宮くんに『お母さんは来ているの?どこにいる?』と話しかけていました。西口さんはそんな妻のそばにいて、ふたりのやり取りを笑顔で見つめていました。その後で夫妻は清宮さんのお母さんと話していたそうです」(前出・父兄のひとり) 実は当初、清宮選手の両親は息子のプロ入りに慎重な姿勢を見せていたという。そんな母の思いを知ってか、西口コーチの妻が“ママ友”としてアドバイスを送ったのだろう。 「清宮選手のお母さんは『息子が勝負の世界でやっていけるのか』と心配だったようです。それもあってか、清宮選手が『両親の目の届く球団が理想』と漏らしていたくらいですから。でも、彼の実力はプロの球団も認めるところ。西口さんの奥さんは『あなたのお子さんならきっと大丈夫!』と励まし、プロ野球選手の家族としての“心得”を指南されたのではないでしょうか」(別の保護者)
2017年10月11日9月13日に発売された『anan』で初セミヌード姿を披露したフリーアナウンサーの田中みな実(30)。清潔感のある美しさに、男性のみならず女性からも絶賛の声が殺到している。田中アナが表紙を飾ったのは美乳特集号だが、女性たちの注目を集めたのは曲線美だ。引き締まった腹筋に対し、程よく脂肪のついた腰回りや太もも。決してムキムキではなく、女性らしい柔らかさも残っている。そんな理想の美BODYを作り上げた秘密とは――。 「田中さんは半年ほど前からジムに通い始めたそうです。紹介などではなく、自らネットで調べて、自分にぴったりなジムを探し出したといいます」(田中の知人) 彼女が通うのは、都内にあるパーソナルトレーニングジム。ジムの常連客はこう語る。 「初めてジムを訪れた田中さんは、並々ならぬ意気込みで“これで私、変われるんですか?”ってインストラクターさんに聞いたそうです。“それはあなた次第です”と言われた田中さんは、ストイックにトレーニングを続けたと聞きました」 さっそく、田中アナが通うジムに本誌の女性記者も体験に行ってみた。都心の駅から徒歩10分、マンションの1室がジムになっている。完全予約制で、記者は90分で8,100円(価格は全て税込み)の体験コースを受けた。 通い続けるには入会金約4万1,000円と2カ月16回のレッスン料金約21万1,000円が必要。田中アナは半年間通っているので、63万円以上かかる。う~ん、お高い!体の気になる箇所をカウンセリングシートに記入し、無料貸し出しのウェアに着替えトレーニング開始。 「身体の中でいちばん大きい筋肉は、下半身の背面の筋肉なんです。その次が背筋。この大きな筋肉を効率的に鍛えてあげれば、基礎代謝を上げて痩せやすい身体を作りやすくなります。しかし体の前面に筋肉がつき過ぎると、男性のようにムキムキになってしまう。女性らしい身体を目指すなら、体の背面を重点的に鍛えるのがおすすめです」 インストラクターから説明され、まずは前腿のローラーストレッチから。太ももの筋肉を緩めるため、うつ伏せで前後にローラーの上を転がる。痛いし早くも汗が。「田中さんも最初はこんなに無様な感じでしたか?」と聞くと「いや、ここまででは(笑)」と苦笑された。 さらに脚、太ももの裏側、肩甲骨、二の腕の裏側を鍛えるトレーニングを終えて、へとへとになった。もう限界と思った瞬間、「もう1セット!」という掛け声が。1人ならサボってしまいそうなタイミングで叱咤激励してもらえるのが嬉しい。 残り2つは、ボールを使うもの。最初はボールを膝に挟んであおむけに寝ころび、足を空中で上下させ、腹筋下部を鍛える。次も同じく膝にボールを挟み、あおむけになって今度は上半身を上下させ、腹筋上部を鍛える。腹筋全体に効いてかなりつらいが、「これさえ頑張れば、田中アナの美腹筋も夢じゃない!」と自分を鼓舞した記者だった。 以上でトレーニングは終了。ジムを出ると心地いい疲労感が。翌日から数日間はスムーズに動けないほどあちこち筋肉痛になった。ちゃんと通ったら確かに筋肉はつくはずと実感した。田中は、『anan』のインタビューで、肉体改造の理由をこう明かしている。 《30歳になった時、このままでは自分のカラダを嫌いになっていくのかも…と想像したら怖くなりました。だって、年齢とともにカラダも年を重ねるんですから。そこで、パーソナルトレーニングによるカラダ改革を決意。隠すのはもうやめました》 彼女のように強い意志で一念発起すれば、憧れの美BODYが手に入るはず!
2017年10月11日9月28日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP』(フジテレビ系)で、石橋貴明(55)扮するキャラクター“保毛尾田保毛男”についての騒動が拡大している。 同性愛者に対する偏見を助長するものであるとして、視聴者やLGBT(性的少数者)の関連団体から批判が殺到。放送翌日の定例会見では、フジテレビの宮内正喜社長(73)も謝罪する事態となった。 謝罪後も、ネット上ではますます議論が過熱している。 《保毛尾田保毛男 は「過去にこんなホモフォビックなネタがテレビという公共の電波で発信されていたんですよ」という悪しき例と思っていたのに、まさか2017年にもなって復活するなんて》 《とんねるずの保毛尾田保毛男おもしろーいホモとかゲイとかの地位がしっかり整った今の時代だからこそちゃんと笑える気がするね》 このように賛否が分かれるなか、お笑い芸人でウーマンラッシュアワーの村本大輔(36)が自身のツイッター上で騒動について言及した。 《お前だけが被害者面すんな、おれも学歴や職業や考えで差別されてると思うことは沢山ある。でも生きる》 この投稿に対して、認定NPOフローレンス代表理事の駒崎弘樹氏はこう反論した。 《学歴や職業等、選択できるものとセクシャリティは違うし、たとえ自分が差別され痛いからと言って、現に痛がっている人達に「痛がるな」という権利はない》 さらに、村本は駒崎氏の批判にこう返答。 《ゲイを笑いもの?バカか?想像力なさ過ぎだろ、あれはみんなゲイを笑ってるんじゃなくて石橋貴明って人を笑ってる。バカが偽善者面して当事者を語るな》 ちなみに、村本の上記2つの投稿は《このツイートは、不適切な内容が含まれている可能性があるため表示できません》と、現時点(10月10日18時)では非表示になっている。 一連の“炎上”をうけ、村本は10日にこう謝罪した。 《考えは変わらないけど、バカって言葉は訂正と反省。不快な思いさせた人、申し訳ない》
2017年10月10日オザケンことシンガー・ソングライターの小沢健二(49)が大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」出場が内定したと、一部スポーツ紙が報じた。 小沢は2月に19年ぶりのシングル「流動体について」を発売。テレビ朝日系「ミュージックステーション」に20年ぶり出演を果たすなど、積極的に活動。今月5日に放送されたNHKの音楽番組「SONGS」にも初出演していた。 記事によると、同局の関係者が夏に小沢側に出演の意思を確認。今後、正式にオファーを出すという。 「出演すれば96年以来、21年ぶりで通算3度目となります。ただ、そこまで目新しさや驚きがあるかといえば微妙なところ。『過去の目玉歌手と比べると少し弱い』と厳しい声も聞こえてきています」(レコード会社関係者) また記事では、ミュージカル俳優として屈指の人気を誇る山崎育三郎(31)の紅白初出場が有力とも報じている。だが、今年の目玉歌手探しは難航しそうだという。 「長年“ラブコール”を送り続けていた宇多田ヒカルさん(34)は、NHK朝ドラの主題歌を歌っていたこともあって初出場が実現しました。しかし宇多田さんを出してしまったため、もはや目玉になり得る大物がいないのです。来年9月で引退を発表している安室奈美恵さん(40)が出場すれば目玉となるでしょうが、出演交渉は困難をきわめそうです」(スポーツ紙の音楽担当記者) 今年の紅白は昨年以上に、ギリギリまで出場歌手の人選が難航しそうだ。
2017年10月10日「梅沢本人も、突然の再ブレークを『なんでだろうね』と言ってますが(笑)。私もドキドキして見てますけどね。でも、主人はね、昔から面白かったんですよ」 多くの人が、それに気付いてくれたことが素直にうれしいと笑顔で話すのは、歯に衣着せぬコメンテーターとして再ブレーク中の梅沢富美男(66)の妻・池田明子さん(60)。「オレのは浮気じゃない!遊びだ!」と公言する豪快な役者の夫を支えながら、自身もフィトセラピスト(植物療法士)として活躍すると同時に、養成機関である「ソフィアフィトセラピーカレッジ」学長でもある。 明子さんが梅沢と出会ったのは、『夢芝居』の大ヒットで梅沢がNHK紅白出場を果たしたころ。梅沢演じる女形が、その妖艶さから評判を呼び、一躍人気者となっていた。 「たまたま私が、銀行に置いてあった雑誌のグラビアで梅沢の女形の写真を見て、母たちを連れて劇場に行くようになりました」(明子さん・以下同) やがて家族全員がファンとなり、鉱山業と建設業を営む父・春男さん(故人)は梅沢劇団の有力後援者の1人となる。 「ほかにも税理士さんなど家族ぐるみのごひいきさんがいて、テレビでも売れ始めた梅沢のマネジメント体制を整えることになって。私が、父の会社の仕事の合間に経理を担当するようになったんです」 急接近のきっかけは、梅沢のハワイ「移民百年祭」公演に明子さんが同行したこと。 「私は30歳近かったんですが、お正月には振り袖を着ていたんです。主人には、小柄な私が、実際の年より10歳も若く見えたみたい。すでに遊び人として有名でしたから、“ひっかかればいいな〜”くらいに考えてたんじゃないでしょうか(笑)」 続いて、梅沢のヨーロッパでのロケも一緒だった。 「国際便で急な乗り継ぎ変更があったんですが、私があれこれ人に尋ねたりして、なんとか乗り切って帰国できました。英語のできない主人は、それを見ていて、『こいつは頼りになる』と思ったのかも」 帰国直後、梅沢は即行動に出る。 「また2人で飛行機に乗ったんですが、プロポーズはその機内でした。主人は、もう忘れちゃっているみたいですけどね(笑)」 しかし、明子さんには、結婚の申し出は意外だったそう。 「常に遊んでいる人でしたからね。結婚、なんで?と。主人にないものを私が持っていたからじゃないかな。ただし、私の父が反対したら、この結婚はやめようと思っていました」 だが、反対どころか、実は明子さんの知らないところで春男さんは梅沢に「娘をもらってくれないか」と話していたのだ。梅沢が最初のブレーク後に前妻と離婚したとき、慰謝料を貸すなどして、手を差し伸べたのも春男さんだった。 「私は、父が主人に話をしたのを聞いていませんが、娘の様子を見て、私が彼と付き合っていたのも知っていたんでしょうね」 一方で、春男さんは明子さんに、「富美男は芸能人だよ。付き合いもあるし、ちょっと女遊びしたからといって浮気だと騒ぐようなら結婚はうまくいかないからやめておきなさい」と、忠告もしていたという。 明子さんは覚悟を決めて、33歳のときに2人は結婚。結婚の翌年、長女が誕生した。 「初めての女の子で、もう溺愛しました。でも、遊びはあまり変わりませんでしたね(笑)」 ところが、ちょうど’90年代に入りバブル崩壊の影響で経営難になった心労もあって、仕事に邁進してきた春男さんが脳梗塞で倒れてしまう。 「1歳を迎えた長女の育児と、父の介護に加え、会社の立て直しに直面することになりました。主人の浮気?あったと思いますが、もうそれどころじゃないっていう心境でした」 このとき、同居を申し出て、孫娘の世話をしてくれたのが母親の桂子さん(82)。そして、夫の梅沢も「妻の仕事は後回しでいいから、母親業と会社の立て直しに全力を注いでくれ」と言ってくれたという。そんな多忙ななかで出会ったのがフィトセラピー(植物療法。ハーブやアロマなど植物の癒しの力で、自然治癒力を高める)だった。“自分や家族の癒し、なにより父の介護に役立つかも”、とアロマテラピースクールでフィトセラピーを学び始める。 「私は運がいいんです。家族やいろいろな人のサポートで会社の危機も脱し、父の介護も、フィトセラピーが役立ったこともあり、7年間も命をつないだ末に、看取ることができました」 その間には、次女も誕生。共に修羅場を乗り越えるなかで、独自の夫婦のルールも形成された。 「ふだん、家でも主人には敬語で接します。お互いに子どもの前では悪口を言わない。子どもが小さいころから、『お父さんがいちばん偉いんだよ』というのは徹底していましたね」 さて、生活が落ち着くと、やっぱり妻としては気になるのが、浮気疑惑ではないかと改めて尋ねると……。 「う〜ん、今まで焼きもちを焼かなかったわけじゃありません。『こいつ〜!』と頭にきたのも数知れずですよ」
2017年10月10日「国をなんとかしようじゃなくて、てめえの首がつながることしか考えちゃいない。まったく情けねえ!」 9月末、安倍首相により突如、断行された衆院解散により右往左往する政治家たちに対して、テレビの中から、おなじみのべらんめえ口調でほえたのは梅沢富美男(66)。今や政治に芸能、不倫問題まで、歯に衣着せぬ毒舌トークでワイドショーなどで見ない日はないほどの人気ぶり。 コメンテーターとしてだけではなく、料理の腕もプロ級、『プレバト!!』(毎日放送)で俳句を詠めば名人となり、昨年のテレビ出演本数158本に対し、今年は上半期だけですでに154本。かつて「下町の玉三郎」と呼ばれた大衆演劇のスターが、66歳にして再ブレーク中。 「でもね、うちでは、家族みんな、あの調子で、本音で話してますよ」 都内の閑静な住宅街にある梅沢家2階のリビング。大きな楕円形の大理石のテーブルで語り始めたのは、妻の池田明子さん(60)。「オレのは浮気じゃない!遊びだ!」と公言する豪快な役者の夫を支えながら、自身もフィトセラピスト(植物療法士)として活躍すると同時に、養成機関である「ソフィアフィトセラピーカレッジ」学長でもある。 「昨夜もね、このテーブルで家族みんなで、主人お手製のキャベツと豚のお鍋をつつきながら話してたんですよ。そのときも、やっぱり政治に関してかな、いつもの調子で私がひと言ズバッと言ったんです。すると梅沢は、『お前、それは本当のことだろうけれど、あんまりだろう。オレは、とてもそこまで言えないッ!』って、あわてるんですよ」(明子さん・以下同) ’08年、梅沢が『ミヤネ屋』(読売テレビ)の出演を決めたのも家族がきっかけだったそう。当初は、「僕は中学しか出てません。東大とか慶應とか出てる人の隣に座って、きれいな言葉で話をするなんてできません」と固辞していた梅沢だったが、明子さんの「お父さん、自然体でやればいいんじゃない。国民代表でしゃべったらいいじゃない。もともと大衆演劇出身なんだから、気取ることないんだよ」という言葉が、梅沢の背中を押した。 「うちは、みんな辛口なんです(笑)。同居する母と叔母がテレビのニュースを見ながら、世の不条理に怒り、『バカヤロー』とほえている姿を主人が見て『この人たちの代弁者なら、僕もできるんじゃないかな』と思ったようです」 両親が大衆演劇の「梅沢劇団」を主宰しており、1歳3カ月で初舞台を踏み、3歳のときには大勢のお客を前に見栄を切っていた——。生まれながらの役者である梅沢富美男は、中学卒業後、本格的に役者の道に進み、20代のころ、いやいや演じた女形が、その妖艶さから評判を呼び、一躍人気者に。『夢芝居』の大ヒットでNHK紅白出場を果たしたのは32歳のとき。明子さんと梅沢との出会いはそのころだ。そして、明子さんが33歳のときに2人は結婚。結婚の翌年、長女が誕生する。 「初めての女の子で、もう溺愛しました。でも、遊びはあまり変わりませんでしたね(笑)」 それでも別れなかったのはなぜなのだろうか。 「夫婦の信頼関係って、それぞれの夫婦ごとに、きっと何かしら大切な根幹の部分があると思うんです。その根幹さえ揺るがなければ、相手のバランスを見て、トータルしたときにプラスならば、なんとか耐えられる。うちの主人だと、豪快に見えるけど、実はデリケートで心配性だったりするんです」 夫婦の根幹にあるのは、“いちばん大切なのは家族”という思いだ。 「主人の料理上手も、そもそもは娘たちに、自分が地方で出合ったおいしいものを再現して食べさせたいという思いから始まっているんです」 互いに思いやりながらも、ふだんは共に忙しくて、2人きりの時間はあまりない。その超多忙な夫から本誌に託された、妻へのラブレターを渡す。 《僕はこう見えて実は臆病やネガティブなところがあるので、君のポジティブさがとても好きで、この人ならずっとパートナーでいられると思って一緒になりました。小さな体で「なんとかなるから!」と頼もしいところも(笑)。そして、いつも僕に「あなたならできる」「すごいわね」と、やる気の出る言葉をかけてくれる。それが僕の癒しになっています。しばらくこのまま走っていきたいから、70過ぎたら、2人の時間をゆっくり持とうね》 明子さんは、サプライズの手紙にも涙ではなく満面の笑み。 「主人は、やっぱり今だから言えるっていうか……27年目ですからね。私には、家庭では、どっしりしていてほしいんだと思います。ここにきての浮気?今はないと信じてます。この取材で明らかになっちゃいましたが(笑)、本人はあれでビビりですから」
2017年10月10日